JP2535593B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2535593B2 JP63151887A JP15188788A JP2535593B2 JP 2535593 B2 JP2535593 B2 JP 2535593B2 JP 63151887 A JP63151887 A JP 63151887A JP 15188788 A JP15188788 A JP 15188788A JP 2535593 B2 JP2535593 B2 JP 2535593B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術と発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 発明の効果 〔概要〕 主記憶装置の一部にデータの写しを保持するキャッシ
ュメモリを具備する情報処理装置に係り、特に、イミデ
ィエート命令の実行を1つのパイプライン・フローで実
行する際のキャッシュメモリ制御手段に関し、 キャッシュメモリにデータが存在しなかった場合のイ
ミディエート命令の処理を実行する際に、マージの為の
バッファリング機構を備えることなく、且つ、ムーブイ
ン後に、該キャッシュメモリをアクセスする必要がなく
して実行して、高速化することを目的とし、 主記憶装置に該データAを包含するある定められた大
きさのブロックのデータAの転送を要求し、主記憶装置
から該データAが送られてきたことを検出したとき、該
キャッシュメモリに該データAが書き込まれる前であっ
ても、該データAを演算ユニットに送出して演算する手
段と、その演算結果の該キャッシュメモリへの書き込み
を、上記主記憶装置からの該データAがキャッシュメモ
リに書き込まれてから行うように制御する手段を備え
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、主記憶装置の一部のデータの写しを保持す
るキャッシュメモリを具備する情報処理装置に係り、特
に、イミディエート命令の実行を1つのパイプライン・
フローで実行する際のキャッシュメモリ制御手段に関す
る。
従来から計算機システムの処理速度を向上させる為
に、プログラム,データのアドレス分布に局所性がある
ことに着目して、小容量ではあるが高速のキャッシュメ
モリを中央処理装置(CPU)側に設け、メモリアクセス
の高速化を図ることが行われている。
このような情報処理装置において、イミディエート命
令を実行する際、オペランドデータが該キャッシュメモ
リに存在しないと、該オペランドデータを主記憶装置か
らムーブインする必要があるが、該イミディエート命令
の演算方式には、演算結果を同じオペランドアドレスに
格納するという特徴があって、該ムーブイン動作と、演
算結果の格納動作との競合関係から、十分な高速化が図
られていない問題があり、効果的なキャッシュメモリ制
御手段が待たれていた。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
第3図はイミディエート命令実行時の従来のキャッシ
ュメモリ制御方式を説明する図であり、(a)はキャッ
シュメモリを備えた情報処理装置の構成例を示し、
(b)は従来のキャッシュメモリに対するプライオリテ
ィ制御回路例を示し、(c)は従来のイミディエート命
令実行時の動作タイムチヤートを示している。
キャッシュメモリを備えた情報処理装置は、本図
(a)に示すように、中央処理装置(CPU)1と,主記
憶制御装置(MCU)2と,主記憶装置(MSU)3とからな
り、中央処理装置(CPU)1は命令の実行制御を行うI
ユニット(IU)1aと,演算を行うEユニット(EU)1b
と,データの読み出し,書き込みを処理するSユニット
(SU)1cの3ユニットで構成され、該Sユニット(SU)
1c内には、主記憶装置(MSU)3の一部の写しを保持す
るキャッシュメモリ(CACHE)160,161を具備している。
Iユニット(IU)1aからのメモリアクセス要求は、IU
-REQ信号によりなされる。該IU-REQ信号が‘オン’のと
きに、そのアドレスを指示するIU-REQ-ADRSが有効にな
る。
そして、該IU-REQ信号がフェッチを指示しているとき
は、CHE-DATAの信号で読み出しデータをIユニット(I
U)1aと,Eユニット(EU)1bとに送出する。
該IU-REQ信号がストアを指示しているときは、EU-ST-
DATAの信号でストアすべきデータがEユニット(EU)1b
から送られてくる。
上記IU-REQのフェッチ要求のデータが、上記キャッシ
ュメモリ(CACHE)160,161に存在しない場合は、MCU-RE
Q信号により主記憶装置(MSU)3に対する要求(ムーブ
イン要求)を出す。
該MCU-REQ信号が‘オン’のときに、MCU-REQ-ADRS信
号により、読み出すべきアドレスを指示する。
主記憶制御装置(MCU)2は、上記Sユニット(SU)1
cからの上記MCU-REQ信号を受付け、主記憶装置(MSU)
3からデータを読み出し、該Sユニット(SU)1cへデー
タを送出する1サイクル前に、該データ送出の予告を示
すMCU-DOW信号を‘オン’にし、その1サイクル後に、M
CU-FC-DATAで該読み出しデータをSユニット(SU)1cに
送出する。
このように動作する情報処理装置において、あるオペ
ランドアドレスのデータを取り出し、そのデータに、決
められた演算を施し、その演算結果を同じアドレス位置
に格納するイミディエート命令の実行を1つのパイプラ
イン・フローで実行する際の、該キャッシュメモリ制御
手段に関して、本願出願人は特開昭60-123944号公報,
特開昭61-118855号公報,特開昭61-224051号公報に、そ
の詳細を開示している。
これらの先願発明によれば、該イミディエート命令の
オペランドアドレスのデータがキャッシュメモリ(CACH
E)160,161に存在しなかった場合、主記憶装置(MSU)
3に対して、該データを包含する、ある定められた大き
さのブロックのデータの転送を要求し、該データブロッ
クが主記憶装置(MSU)3から送られてきたとき、以下
に示す(1)か(2)の制御手段をとってきた。
(1)キャッシュメモリ(CACHE)160,161に該データ
が書き込まれる前であっても、該データをEユニット
(EU)1bに送って演算を施し、その演算結果は、主記憶
装置(MSU)3からのムーブインデータとマージしてキ
ャッシュメモリ(CACHE)160,161に書き込む。{特開昭
61-118855号公報参照} (2)キャッシュメモリ(CACHE)160,161に該データ
が書き込まれてから、再度キャッシュメモリ(CACHE)1
60,161をアクセスし、その読み出しデータをEユニット
(EU)1bに送出し、その後該演算結果をキャッシュメモ
リ(CACHE)160,161に書き込む。{特開昭60-123944号
公報,特開昭61-224051号公報参照} 本図(c)に示した動作タイムチヤートは、上記
(2)によるキャッシュメモリ制御方式を示したもの
で、一番最初のムーブイン動作を示しているMI-REQのP
ステージの次のサイクルで起動されているFC&ST-REQの
書き込みフロー(P−W−S)(HIGH REQ)が、上記演
算結果のストア動作を示している。
具体的には、(b)図に示したように、Sユニット
(SU)の制御部18内に設けられている上記MCU-DOW信号
を計数するカウンタ(DOW-CNTR)180を、そのカウント
値(CNT)≦1のときのみ‘1'を出力するように構成
し、該出力信号をラッチ181で1τ遅延させた信号と、
該ブロックフェッチ中信号との論理積信号(INH-LO-RE
Q)が‘オフ’になったタイミング(即ち、該計数値が
‘2'となったタイミングを1τ遅延させたタイミング)
で、上記FC&ST-REQを起動するように制御する。
上記(1)の制御方式では、該データをEユニット
(EU)1bに送り込んだ直後にムーブイン動作が可能であ
っても、演算結果とマージできるタイミング迄遅延させ
なければならず、該ムーブインを遅延させる為には、主
記憶装置(MSU)3からのムーブインデータをバッファ
リングする機構が必要になるという問題があった。
(2)の制御方式では、キャッシュメモリ(CACHE)1
60,161に該データを含む部分が書き込まれてから、再度
キャッシュメモリ(CACHE)160,161をアクセスしている
為、(c)図に示した動作タイムチヤートから明らかな
如く、イミディエート命令の実行処理が遅くなるという
問題があった。
本発明は上記従来の欠点に鑑み、主記憶装置の一部の
データの写しを保持するキャッシュメモリを具備する情
報処理装置での、イミディエート命令の実行を1つのパ
イプライン・フローで実行する際のキャッシュメモリ制
御手段において、キャッシュメモリにデータが存在しな
かった場合のイミディエート命令の処理速度を、経済的
に、即ち、マージの為のバッファリング機構を備えるこ
となく、且つ、ムーブイン後に、該キャッシュメモリを
アクセスする必要をなくして実行して、高速化する方法
が提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の問題点は下記の如くに構成されたキャッシュメ
モリ制御方法によって解決される。
主記憶装置(MSU)の一部のデータの写しを保持する
キャッシュメモリを具備する情報処理装置であって、 あるオペランドアドレスのデータAを取り出し、その
データAに決められた演算を施し、その結果を同じアド
レス位置に格納するイミディエート命令の実行を1つの
パイプライン・フローで実行する際のキャッシュメモリ
制御手段として、 該イミディエート命令の上記オペランドアドレスのデ
ータAがキャッシュメモリ(CACHE)に存在しなかった
ことが検出され、該主記憶装置(MSU)に該データAを
包含するある定められた大きさのブロックのデータの転
送を要求し、主記憶装置(MSU)から該データAが送ら
れてきたことを検出したとき、該キャッシュメモリ(CA
CHE)に該データAが書き込まれる前であっても、該デ
ータAを演算ユニット(EU)に送出して演算する手段
と、 その演算結果の該キャッシュメモリ(CACHE)への書
き込みを、上記主記憶装置からの該データAがキャッシ
ュメモリ(CACHE)に書き込まれてから行うように制御
する手段を備えるように構成する。
〔作用〕
即ち、本発明によれば、主記憶装置の一部のデータの
写しを保持するキャッシュメモリを具備する情報処理装
置において、イミディエート命令の実行を1つのパイプ
ライン・フローで実行する際のキャッシュメモリ制御手
段において、主記憶装置(MSU)から最初のムーブイン
データAが送られることを示す信号(MCU-DOW)を検知
した時点で、該ムーブインデータAのバイパスデータで
演算を先行させる為のパイプライン(FC&ST-REQ)を起
動し、そのRステージで、オペランドアドレスをスト
アHIGHレジスタ(STHR)に保持しておき、該演算対象の
データを含むムーブインデータAをキャッシュメモリ
(CACHE)へ格納する為のパイプライン(MI-REQ)の起
動サイクルの次のサイクルで該演算結果をキャッシュメ
モリ(CACHE)にストアする為の書き込みフロー(P−
W−S)を起動することで、キャッシュメモリ(CACH
E)に該データAが書き込まれる前であっても、該デー
タAを演算ユニット(EU)に送出して演算して、該イミ
ディエート命令の実行を先行させ、その演算結果の該キ
ャッシュメモリ(CACHE)への書き込みは、上記主記
憶装置からのデータAがキャッシュメモリ(CACHE)に
書き込まれた直後に行うようにしたものであるので、
従来必要であったマージレジスタを設けることなく、該
イミディエートの命令の処理を高速に実行することがで
きる効果がある。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面によって詳述する。第1図
は本発明の一実施例を模式的に示した図であって、
(a)はアドレス系を示し、(b)はデータ系を示し、
(c)はキャッシュメモリに対するプライオリティ制御
回路の一実施例を示しており、第2図は本発明のキャッ
シュメモリ制御手段の動作タイムチヤートであって、主
記憶装置(MSU)から最初のムーブインデータが送られ
ることを示す信号(MCU-DOW)を検知した時点で、該ム
ーブインデータのバイパスデータで演算を先行させる為
のパイプライン(FC&ST-REQ)を起動し、そのRステ
ージで、オペランドアドレスをストアHIGHレジスタ(ST
HR)に保持しておき、該演算対象のデータを含むムーブ
インデータをキャッシュメモリ(CACHE)へ格納する為
のパイプライン(MI-REQ)の起動サイクルの次のサイク
ルで該演算結果をキャッシュメモリ(CACHE)にストア
する為のパイプライン(書き込みフロー)を起動する手
段が本発明を実施するのに必要な手段である。尚、全
図を通して同じ符号は同じ対象物を示している。
以下、第1図,第2図によって本発明のキャッシュメ
モリ制御方式を説明する。
第1図の模式図において、イミディエート命令を実行
するパイプラインFC&ST-REQのフローは、第2図の動作
タイムチヤートからも明らかな如く、P,T,B,R,W,Sの各
ステージからなり、Pステージではプライオリティをと
ってアドレスを選択するステージ,Tステージはアドレス
を変換し、キャッシュメモリ(CACHE)(以下、単にキ
ャッシュという)にデータが登録されているかどうかを
検索するステージ,Bステージはキャッユからデータを読
み出すステージ,Rサイクルはキャッシュから読み出した
データを演算ユニット(EU)に取り込み、演算を行うス
テージ,Wステージは演算ユニット(EU)からのデータを
取り込むステージ,Sステージはキャッシュに書き込むス
テージである。
先ず、Iユニット(IU)1aからのIU-REQ信号により,
前述のFC&ST-REQパイプラインが起動される。
そのPステージにおいて、IU-REQ-ADRSが選択され
る。次のTステージにおいて、該IU-REQ-ADRSがTステ
ージ有効アドレスレジスタ(以下、TEARという)10にセ
ットされて、そのアドレスでアドレス変換バッファ(以
下、TLBという)164をアクセスし、論理アドレスから絶
対アドレスへの変換を行い、キャッシュタグ部(CHC-DI
R)160は、キャッシュデータアレイ(以下、CHE-DARと
いう)161に登録されているデータの有効性と,その絶
対アドレスを出力する。
この両者の出力を比較器(||)162に入力し、その一
致信号が、ディレクトリマッチレジスタ(以下、DMRと
うい)163への入力信号となる。
次のBステージにおいては、上記TLB164の出力である
絶対アドレスがBステージ絶対アドレスレジスタ(以
下、BAAR)11にセットされ、又、CHE-DAR161にデータが
存在するかどうかを示す信号が上記DMR163にセットされ
る。
本例の上記パイプラインフローでは、CHE-DAR161にデ
ータがなかった場合(即ち、DMR163の信号は、‘オフ’
である)を示している。
このBステージにおいては、CHE-DAR161がアクセスさ
れ、キャッシュのデータが読み出されるが、DMR163が
‘オフ’である為、そのデータは無効化される。
次のRステージにおいて、メモリ要求アドレスレジス
タ(以下、MRARという)120には、上記BAAR11の値がセ
ットされ、又、同じ値がブロックフェッチアドレスレジ
スタ(以下、BFARという)121にもセットされる。更
に、上記DMR163が‘オフ’であったことで、MCU-REQ信
号を上げ、前述の主記憶制御部(以下、MCUという)2
に対してデータ読み出し要求(即ち、ムーブイン要求)
を出す。
暫くすると、MCU2からMCU-DOW(MCU−データ出力予
告)信号が送出され、該MCU-DOW信号の1サイクル後に
読み出し信号(MCU-FC-DATA)で、読み出しデータが送
られてくる。
尚、上記主記憶装置(MSU)3からの読み出しデータ
は、第2図に示したようにように8回に分けて送られて
くることとし、毎回MCU-DOW信号のが読み出しデータの
1サイクル前に‘オン’になる。
一般に、MCU2から送られてくるデータは、上記8回の
データが連続して送られてくるとは限らず、上記第2図
に示すように、間隔は特に決まっていない。
本発明においては、上記8回送られてくるMCU-DOW信
号の最初のMCU-DOWが‘オン’になったとき、その次の
サイクルで再度、前述のFC&ST-REQパイプラインを起動
する。
該パイプラインフローのTステージでMCU2から送られ
てきた上記主記憶データ(MCU-FC-DATA)が、ムーブイ
ンデータレジスタ偶数(以下、MIDR-EVNという)131
に、その次の主記憶データはムーブインデータレジスタ
奇数(以下、MIDR-ODD)131に、それぞれ、セットされ
る。尚、最初にMCU2から送られてくるデータには、最初
のFC&ST-REQパイプライン動作で読み出す必要のあるデ
ータが含まれているように、上記MCU2は制御している。
該パイプラインフローの次のBステージにおいて、上
記MIDR-EVN,ODD131,132の値がSステージキャッシュラ
イトレジスタ偶数,奇数(以下、SCWR-EVN,ODDという)
140,141にセットされ、そのSCWR-EVN140の値が選択回路
(SEL)170,171を通してバイパスされ、演算ユニット
(EU)1bに送出される。従って、BステージでCHE-DAR1
61から読み出されたデータは使用されない。
次のRステージにおいては、該バイパスされたデータ
が演算ユニット(EU)1bに取り込まれ演算が施されると
共に、BAAR11の値がストアHIGHレジスタ(以下、STHRと
いう)にイミディエート命令のストアアドレスとして保
持される。
若し、このRステージと同時に、イミディエート命令
の書き込みの為のパイプラインフロー(P−W−S)を
起動すると、該演算結果であるストアデータを書き込ん
だ後に、上記ムーブインデータが書き込まれる為、スト
アする前の状態に戻ってしまい不都合が生じる。
よって、本発明においては、最初のムーブインフロー
(MI-REQ)のPステージの次のステージで、上記ストア
の書き込みの為のフロー(P−W−S)(HI-REQ)を起
動させる。
上記、2度目のFC&ST-REQ(LO-REQ),及びストアの
書き込みの為のフロー(P−W−S)(HI-REQ)を起動
する為の具体的な制御回路の実施例を、第1図(c)に
示している。
即ち、第3図(b)に示したと同じMCU-DOW信号の数
を計数するカウンタ(DOW-CNTR)180の出力信号とし
て、上記FC&ST-REQ(LO-REQ)を抑止する為の信号(IN
H-LO-REQ){即ち、カウント値(CNT)=0}と,スト
アの書き込みの為のフロー(P−W−S)(HI-REQ)を
抑止する信号(INH-HI-REQ){即ち、カウント値(CN
T)≦1}の2つを設け、それぞれの信号が‘オフ’に
なったことによって、上記2度目のFC&ST-REQ(LO-RE
Q),及びストアの書き込みの為のフロー(P−W−
S)(HI-REQ)を起動するように構成する。
このようにして、上記2度目のFC&ST-REQ(LO-RE
Q),及びストアの書き込みの為のフロー(P−W−
S)(HI-REQ)を起動を従来{第3図(c)参照}に比
較して、例えば、3τ先行させることができるようにな
る。
即ち、最初のムーブインのフロー(MI-REQ)は、2度
目の上記MCU-DOWが、‘オン’になる1τ後に起動され
る。そのムーブインフロー(MI-REQ)のPステージにお
いて、前述のBFAR121の値をTEAR10の入力として選択さ
れ、そのWステージではBFAR121の値がTEAR10にセット
され、2回目の読み出し信号{MCU-FC-DATA(1)}がM
IDR-ODD132にセットされる。そして、Sステージでは、
BAAR11に上記TEAR10の値がアドレス変換バッファ(TL
B)164をバイパスしてセットされ、SCWR-EVN140には、
以前から保持してあったMIDR-EVN131の値がセレクタ(S
EL)140aを通してセットされ、SCWR-ODD141にはMIDR-OD
D132の値がセレクタ(SEL)141aを通してセットされ、
前述のBAAR11の値でアクセスされたCHE-DAR161に、上記
SCWR-EVN140とSCWR-ODD141の値とが纏められて書き込ま
れる。
従って、最初のムーブインのフロー(MI-REQ)の次の
サイクルに起動されたストアのフローのPステージで、
演算ユニット(EU)1bからの演算結果(EU-ST-DATA)が
ライトストアデータレジスタ(WSDR)130に送られる。
又、TEAR10の入力として上記STHR122の値が選択され、
次のWステージでTEAR10にセットされると共に、上記ラ
イトストアデータレジスタ(WSDR)130に演算結果(EU-
ST-DATA)がセットされる。次のSステージでは、BAAR1
1にはTEAR10の値がアドレス変換バッファ(TLB)164を
バイパスしてセットされ、前述のSCWR-EVN131,SCWR-ODD
132には、上記WSDR130の値がセットされ、BAAR11の値で
アクセスされたCHE-DAR161に、上記のSCWR-EVN131,SCWR
-ODD132の値のストアすべき部分が、上記ムーブインデ
ータのCHE-DAR161への書き込みの直後に書き込まれる
例えば、上記SCWR-EVN131,SCWR-ODD132のデータ幅が
それぞれ8バイトで、イミディエート命令の演算結果の
データ長が8バイトとすると、上記BAAR11が指示してい
るアドレスによって、上記SCWR-EVN131,又はSCWR-ODD13
2,又はSCWR-EVN131の後半からSCWR-ODD132の前半がCHE-
DAR161に書き込まれることになる。
第2図の動作タイムチヤートから明らかな如く、以降
3回のムーブインのフロー(MI-REQ)が起動され、前述
の8回分のデータに対するムーブインが完了する。
このように、本発明は、主記憶装置の一部のデータの
写しを保持するキャッシュメモリを具備する情報処理装
置で、イミディエート命令の実行を1つのパイプライン
・フローで実行する際のキャッシュメモリ制御手段にお
いて、該キャッシュメモリにオペランドアドレスのデー
タAが存在しながった場合、ムーブインによって主記憶
から該オペランドデータAをムーブインし、演算対象の
データAを含む最初のムーブインデータが該キャッシュ
メモリに書き込まれる前に、該イミディエート命令の演
算を実行し、その演算結果のキャッシュメモリへの書き
込みは、上記最初のムーブインデータがキャッシュメモ
リに書き込まれ後に行うようにした所に特徴がある。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明したように、本発明のキャッシュメ
モリ制御手段は、主記憶装置の一部のデータの写しを保
持するキャッシュメモリを具備する情報処理装置で、イ
ミディエート命令の実行を1つのパイプライン・フロー
で実行する際のキャッシュメモリ制御手段において、主
記憶装置に該イミディエート命令のオペランドデータA
を包含するある定められた大きさのブロックのデータの
転送を要求し、主記憶装置から該データが送られてきた
ことを検出したとき、該キャッシュメモリに該データA
が書き込まれる前であっても、該データAを演算ユニッ
トに送出して演算する手段と、その演算結果の該キャッ
シュメモリへの書き込みは、上記データがキャッシュメ
モリに書き込まれてから行うように制御する手段とを備
えるようにしたものであるので、従来必要であったマー
ジレジスタを設けることなく、該イミディエート命令の
処理を高速に実行することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を模式的に示した図, 第2図は本発明のキャッシュメモリ制御手段の動作タイ
ムチヤート, 第3図はイミディエート命令実行時の従来のキャッシュ
メモリ制御方式を説明する図, である。 図面において、 1は中央処理装置(CPU),1aはIユニット(IU),1bは
Eユニット(EU)、演算ユニット(EU),1cはSユニッ
ト(SU),2は主記憶制御装置(MCU),10はTサイクル有
効アドレスレジスタ(TEAR),11はBサイクル絶対アド
レスレジスタ(BAAR),120はMCU要求アドレスレジスタ
(MRAR),121はブロックフェッチアドレスレジスタ(BF
AR),122はストアHIGHレジスタ(STHR),130はライトス
トアデータレジスタ(WSDR),131はムーブインデータレ
ジスタ偶数(MIDR-EVN),132はムーブインデータレジス
タ奇数(MIDR-ODD),140はSサイクルキャッシュライト
レジスタ偶数(SCWR-EVN),141はSサイクルキャッシュ
ライトレジスタ奇数(SCWR-ODD),160はキャッシュメモ
リタグ部(CHE-DIR),161はキャッシュメモリデータ部
(CHE-DAR),162は比較器 163はディレクトリマッチレジスタ(DMR),164はアドレ
ス変換バッファ(TLB),3は主記憶装置(MSU),,
,は手段,,は書き込み処理,P,T,B,R,W,Sはパ
イプラインフローの各ステージ, をそれぞれ示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主記憶装置の一部のデータの写しを保持す
    るキャッシュメモリを具備する情報処理装置であって、 あるオペランドアドレスのデータAを取り出し、そのデ
    ータAに決められた演算を施し、その結果を同じアドレ
    ス位置に格納するイミディエート命令の実行を1つのパ
    イプライン・フローで実行する際のキャッシュメモリ制
    御手段として、 該イミディエート命令の上記オペランドアドレスのデー
    タAがキャッシュメモリに存在しなかったことが検出さ
    れ、該主記憶装置に該データAを包含するある定められ
    た大きさのブロックのデータの転送を要求し、主記憶装
    置から該データAが送られてきたことを検出したとき、
    該キャッシュメモリに該データAが書き込まれる前であ
    っても、該データAを演算ユニットに送出して演算する
    手段と、 その演算結果の該キャッシュメモリへの書き込みを、上
    記主記憶装置からの該データAがキャッシュメモリに書
    き込まれてから行うように制御する手段を備えたことを
    特徴とする情報処理装置。
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