JPH0683673B2 - 2’,3’−ジデオキシヌクレオシドの製造方法 - Google Patents
2’,3’−ジデオキシヌクレオシドの製造方法Info
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- JPH0683673B2 JPH0683673B2 JP11408388A JP11408388A JPH0683673B2 JP H0683673 B2 JPH0683673 B2 JP H0683673B2 JP 11408388 A JP11408388 A JP 11408388A JP 11408388 A JP11408388 A JP 11408388A JP H0683673 B2 JPH0683673 B2 JP H0683673B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 2′,3′−ジデオキシアデノシン(9−β−D−
(2′,3′−ジデオキシリボフラノシル)アデニン)、
2′,3′−ジデオキシイノシン(9−β−D−(2′,
3′−ジデオキシリボフラノシル)ヒポキサンチン)、
2′,3′−ジデオキシグアノシン(9−β−D−
(2′,3′−ジデオキシリボフラノシル)グアニン)又
は2′,3′−ジデオキシチミジン(9−β−D−
(2′,3′−ジデオキシリボフラノシル)チミン)等の
2′,3′−ジデオキシヌクレオシドは強い抗ウイルス作
用を有しており、医薬特に最近世界的に問題となってい
るエイズ(AIDS)の治療薬としての利用が期待されてい
る。
(2′,3′−ジデオキシリボフラノシル)アデニン)、
2′,3′−ジデオキシイノシン(9−β−D−(2′,
3′−ジデオキシリボフラノシル)ヒポキサンチン)、
2′,3′−ジデオキシグアノシン(9−β−D−
(2′,3′−ジデオキシリボフラノシル)グアニン)又
は2′,3′−ジデオキシチミジン(9−β−D−
(2′,3′−ジデオキシリボフラノシル)チミン)等の
2′,3′−ジデオキシヌクレオシドは強い抗ウイルス作
用を有しており、医薬特に最近世界的に問題となってい
るエイズ(AIDS)の治療薬としての利用が期待されてい
る。
本発明は微生物を利用した2′,3′−ジデオキシヌクレ
オシド、特に、2′,3′−ジデオキシアデノシン、
2′,3′−ジデオキシイノシン、2′,3′−ジデオキシ
グアノシン及び2′,3′−ジデオキシチミジンの製造方
法に関するものである。
オシド、特に、2′,3′−ジデオキシアデノシン、
2′,3′−ジデオキシイノシン、2′,3′−ジデオキシ
グアノシン及び2′,3′−ジデオキシチミジンの製造方
法に関するものである。
(従来の技術) 従来の2′,3′−ジデオキシヌクレオシドの製造方法と
してはChem.Pharm.Bull.22,128(1974)に知られている
ようにヌクレオシド類の2′位あるいは3′位の脱酸素
反応が行われているが、反応に先立ち保護基を導入しな
ければならないこと、2′位、3′位は立体障害が大き
く反応が起きにくいこと、ヌクレオシドが過激な条件下
では不安定な為過激な反応条件や反応剤を用いることが
できない等の理由により報告例は極めて少なく、また工
業的に満足する方法はいまだ確立されていない。また微
生物を利用する製造方法に関しては全く知られていな
い。
してはChem.Pharm.Bull.22,128(1974)に知られている
ようにヌクレオシド類の2′位あるいは3′位の脱酸素
反応が行われているが、反応に先立ち保護基を導入しな
ければならないこと、2′位、3′位は立体障害が大き
く反応が起きにくいこと、ヌクレオシドが過激な条件下
では不安定な為過激な反応条件や反応剤を用いることが
できない等の理由により報告例は極めて少なく、また工
業的に満足する方法はいまだ確立されていない。また微
生物を利用する製造方法に関しては全く知られていな
い。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の化学的方法はいずれも反応工程が長く、また収率
が低いため、高収率で効率よく2′,3′−ジデオキシヌ
クレオシドを製造する方法の開発が望まれている。
が低いため、高収率で効率よく2′,3′−ジデオキシヌ
クレオシドを製造する方法の開発が望まれている。
(問題を解決するための手段) 本発明者はこのような目的を達成するべく鋭意検討の結
果、化学合成法で安定、安価に供給される2′,3′−ジ
デオキシウリジン又は2′,3′−ジデオキシリボース−
1−リン酸を基質に用いることにより、2′,3′−ジデ
オキシヌクレオシドを酵素的に効率よく生産できること
を見い出し、この知見に基ずいて本発明を完成するに至
った。
果、化学合成法で安定、安価に供給される2′,3′−ジ
デオキシウリジン又は2′,3′−ジデオキシリボース−
1−リン酸を基質に用いることにより、2′,3′−ジデ
オキシヌクレオシドを酵素的に効率よく生産できること
を見い出し、この知見に基ずいて本発明を完成するに至
った。
本発明を簡単に記すと以下の通りである。
即ち本発明は2,3−ジデオキシリボース−1−リン酸
と塩基に微生物を作用させて2′,3′−ジデオキシヌク
レオシドを製造する方法及び2′,3′−ジデオキシウ
リジンと無機リン酸若しくはその塩と塩基に微生物を作
用させて直接2′,3′−ジデオキシヌクレオシドを製造
する方法である。
と塩基に微生物を作用させて2′,3′−ジデオキシヌク
レオシドを製造する方法及び2′,3′−ジデオキシウ
リジンと無機リン酸若しくはその塩と塩基に微生物を作
用させて直接2′,3′−ジデオキシヌクレオシドを製造
する方法である。
本発明を更により正確に記すと、2,3−ジデオキシリ
ボース−1−リン酸とアデニン、ヒポキサンチン、グア
ニン又はチミンに微生物を作用させて2′,3′−ジデオ
キシアデノシン、2′,3′−ジデオキシイノシン、
2′,3′−ジデオキシグアノシン又は2′,3′−ジデオ
キシチミジンを生成せしめる方法、2′,3′−ジデオ
キシウリジンと無機リン酸若しくはその塩とアデニン、
ヒポキサンチン、グアニン又はチミンに微生物を作用さ
せて直接2′,3′−ジデオキシアデノシン、2′,3′−
ジデオキシイノシン、2′,3′−ジデオキシグアノシン
又は2′,3′−ジデオキシチミジンを生成せしめる方法
である。
ボース−1−リン酸とアデニン、ヒポキサンチン、グア
ニン又はチミンに微生物を作用させて2′,3′−ジデオ
キシアデノシン、2′,3′−ジデオキシイノシン、
2′,3′−ジデオキシグアノシン又は2′,3′−ジデオ
キシチミジンを生成せしめる方法、2′,3′−ジデオ
キシウリジンと無機リン酸若しくはその塩とアデニン、
ヒポキサンチン、グアニン又はチミンに微生物を作用さ
せて直接2′,3′−ジデオキシアデノシン、2′,3′−
ジデオキシイノシン、2′,3′−ジデオキシグアノシン
又は2′,3′−ジデオキシチミジンを生成せしめる方法
である。
もちろん、本発明には、2′,3′−ジデオキシウリジン
と無機リン酸又はその塩に微生物を作用させて目的とす
る2′,3′−ジデオキシヌクレオシドの前駆物質である
2,3−ジデオキシリボース−1−リン酸を生成せしめる
方法も含む。
と無機リン酸又はその塩に微生物を作用させて目的とす
る2′,3′−ジデオキシヌクレオシドの前駆物質である
2,3−ジデオキシリボース−1−リン酸を生成せしめる
方法も含む。
本発明に使用される微生物は2′,3′−ジデオキシウリ
ジンとリン酸を2,3−ジデオキシリボース−1−リン酸
に変換する酵素と2,3−ジデオキシリボース−1−リン
酸とアデニン、ヒポキサンチン、グアニン又はチミンを
2′,3′−ジデオキシアデノシン、2′,3′−ジデオキ
シイノシン、2′,3′−ジデオキシグアノシン又は
2′,3′−ジデオキシチミジンに変換する酵素の両方の
活性を有しているので、これらの方法には同一の微生物
を用いることができる。
ジンとリン酸を2,3−ジデオキシリボース−1−リン酸
に変換する酵素と2,3−ジデオキシリボース−1−リン
酸とアデニン、ヒポキサンチン、グアニン又はチミンを
2′,3′−ジデオキシアデノシン、2′,3′−ジデオキ
シイノシン、2′,3′−ジデオキシグアノシン又は
2′,3′−ジデオキシチミジンに変換する酵素の両方の
活性を有しているので、これらの方法には同一の微生物
を用いることができる。
これらの方法に使用される微生物はエシェリヒア属、フ
ラボバクテリウム属、セラチア属、エンテロバクター
属、エルビニア属、シトロバクター属、コリネバクテリ
ウム属、ハフニア属、クルイヘラ属、サルモネラ属、又
はキサントモナス属に属し、このような微生物の例とし
て エシェリヒア コリ ATCC10798 (Escherichia coli) フラボバクテリウム レナヌム FERM BP−1862 (Flavobacterium rhenanum) セラチア ルベファシエンス FERM BP−1863 (Serratia rubefaciens) エンテロバクター エアロゲネス ATCC 13048 (Enterobacter aerogenes) エルビニア カロトボラ FERM BP−1538 (Erwinia carotovora) シトロバクター フロインディ ATCC 8090 (Citrobacter freundii) コリネバクテリウム ビタルメン ATCC 10234 (Corynebacterium vitarumen) ハフニア アルベイ ATCC 9760 (Hafnia alvei) クルイヘラ シトロフィラ FERM P−3149 (Kluyvera citrophila) サルモネラ ショットムエレリ ATCC 8759 (Salmonella schottmuelleri) キサントモナス シトリ FERM BP−1861 (Xanthomonas citri) を挙げることができる。
ラボバクテリウム属、セラチア属、エンテロバクター
属、エルビニア属、シトロバクター属、コリネバクテリ
ウム属、ハフニア属、クルイヘラ属、サルモネラ属、又
はキサントモナス属に属し、このような微生物の例とし
て エシェリヒア コリ ATCC10798 (Escherichia coli) フラボバクテリウム レナヌム FERM BP−1862 (Flavobacterium rhenanum) セラチア ルベファシエンス FERM BP−1863 (Serratia rubefaciens) エンテロバクター エアロゲネス ATCC 13048 (Enterobacter aerogenes) エルビニア カロトボラ FERM BP−1538 (Erwinia carotovora) シトロバクター フロインディ ATCC 8090 (Citrobacter freundii) コリネバクテリウム ビタルメン ATCC 10234 (Corynebacterium vitarumen) ハフニア アルベイ ATCC 9760 (Hafnia alvei) クルイヘラ シトロフィラ FERM P−3149 (Kluyvera citrophila) サルモネラ ショットムエレリ ATCC 8759 (Salmonella schottmuelleri) キサントモナス シトリ FERM BP−1861 (Xanthomonas citri) を挙げることができる。
これらの微生物を用いて目的とする2′,3′−ジデオキ
シヌクレオシド又はその中間体である2,3−ジデオキシ
リボース−1−リン酸を生成せしめる方法は、微生物の
培養中に基質を添加する培養法を用いても良いし、また
培養した菌体あるいはこの処理物を基質に作用させる酵
素法を用いても良い。
シヌクレオシド又はその中間体である2,3−ジデオキシ
リボース−1−リン酸を生成せしめる方法は、微生物の
培養中に基質を添加する培養法を用いても良いし、また
培養した菌体あるいはこの処理物を基質に作用させる酵
素法を用いても良い。
培養法を用いる場合には、炭素源、窒素源、P,S,Fe,Mn
等の無機イオン、更に必要ならばビタミン等の微量栄養
素または蛋白分解物、酵母エキスのような有機窒素源を
含有する通常の培地を基本にして、例えば2,3−ジデオ
キシリボース−1−リン酸を生成する場合にはこの基本
培地に2′,3′−ジデオキシウリジンとリン酸またはそ
の塩を添加すればよい。
等の無機イオン、更に必要ならばビタミン等の微量栄養
素または蛋白分解物、酵母エキスのような有機窒素源を
含有する通常の培地を基本にして、例えば2,3−ジデオ
キシリボース−1−リン酸を生成する場合にはこの基本
培地に2′,3′−ジデオキシウリジンとリン酸またはそ
の塩を添加すればよい。
また、2,3−ジデオキシリボース−1−リン酸から、例
えば2′,3′−ジデオキシアデノシン、2′,3′−ジデ
オキシイノシン、2′,3′−ジデオキシグアノシン又は
2′,3′−ジデオキシチミジンを生産する場合には、上
記基本培地に2,3−ジデオキシリボース−1−リン酸と
アデニン、ヒポキサンチン、グアニン又はチミンを適宜
添加すればよい。
えば2′,3′−ジデオキシアデノシン、2′,3′−ジデ
オキシイノシン、2′,3′−ジデオキシグアノシン又は
2′,3′−ジデオキシチミジンを生産する場合には、上
記基本培地に2,3−ジデオキシリボース−1−リン酸と
アデニン、ヒポキサンチン、グアニン又はチミンを適宜
添加すればよい。
更に、2′,3′−ジデオキシウリジンから2′,3′−ジ
デオキシアデノシン、2′,3′−ジデオキシイノシン、
2′,3′−ジデオキシグアノシン又は2′,3′−ジデオ
キシチミジンを直接生産する場合には、上記基本培地に
2′,3′−ジデオキシウリジンとリン酸若しくはその塩
とアデニン、ヒポキサンチン、グアニン又はチミンを添
加した培地を用いて培養すればよい。
デオキシアデノシン、2′,3′−ジデオキシイノシン、
2′,3′−ジデオキシグアノシン又は2′,3′−ジデオ
キシチミジンを直接生産する場合には、上記基本培地に
2′,3′−ジデオキシウリジンとリン酸若しくはその塩
とアデニン、ヒポキサンチン、グアニン又はチミンを添
加した培地を用いて培養すればよい。
上記基質の添加は培養初期でも培養途中でも構わない。
酵素法を用いる場合の酵素源としては、炭素源、窒素
源、P、S、Fe、Mn等の無機イオン、更に必要ならばビ
タミン等の微量栄養素または蛋白分解物、酵母エキスの
ような有機窒素源を含有する通常の培地で培養した培養
液、洗浄菌体が使用できる他に、菌体処理物も使用でき
る。菌体処理物としては、アセトン乾燥菌体、菌体の磨
砕物、菌体の超音波処理物、界面活性剤あるいはトルエ
ン等の処理菌体、リゾチーム等の酵素処理菌体、菌体よ
り抽出した後、塩析等により分離した菌体の蛋白区分、
本反応の酵素活性を有する蛋白区分の精製物、更に本菌
体および菌体処理物の固定化物等いずれもが使用でき
る。
源、P、S、Fe、Mn等の無機イオン、更に必要ならばビ
タミン等の微量栄養素または蛋白分解物、酵母エキスの
ような有機窒素源を含有する通常の培地で培養した培養
液、洗浄菌体が使用できる他に、菌体処理物も使用でき
る。菌体処理物としては、アセトン乾燥菌体、菌体の磨
砕物、菌体の超音波処理物、界面活性剤あるいはトルエ
ン等の処理菌体、リゾチーム等の酵素処理菌体、菌体よ
り抽出した後、塩析等により分離した菌体の蛋白区分、
本反応の酵素活性を有する蛋白区分の精製物、更に本菌
体および菌体処理物の固定化物等いずれもが使用でき
る。
基質として使用する2′,3′−ジデオキシウリジンある
いは2,3−ジデオキシリボース−1−リン酸の濃度は1
−1000mM程度が適当であり、リン酸またはその塩の濃度
は中間体の2,3−ジデオキシリボース−1−リン酸生成
の場合には2′,3′−ジデオキシウリジンと等モルある
いは等モル以上加えるのがよく、1−10倍モル程度、更
に2′,3′−ジデオキシヌクレオシド生成の場合には反
応系でリン酸がリサイクルできるので2,3−ジデオキシ
リボース−1−リン酸生成の場合より少なくでき、0.01
−10倍モル程度が適当である。無機リン酸の塩は反応の
進行を大きく阻害しないものであればいずれを用いても
良く、例えばナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム
塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等の無機塩、さらに
はトリメチルアンモニウム塩等の有機塩が用いられる。
いは2,3−ジデオキシリボース−1−リン酸の濃度は1
−1000mM程度が適当であり、リン酸またはその塩の濃度
は中間体の2,3−ジデオキシリボース−1−リン酸生成
の場合には2′,3′−ジデオキシウリジンと等モルある
いは等モル以上加えるのがよく、1−10倍モル程度、更
に2′,3′−ジデオキシヌクレオシド生成の場合には反
応系でリン酸がリサイクルできるので2,3−ジデオキシ
リボース−1−リン酸生成の場合より少なくでき、0.01
−10倍モル程度が適当である。無機リン酸の塩は反応の
進行を大きく阻害しないものであればいずれを用いても
良く、例えばナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム
塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等の無機塩、さらに
はトリメチルアンモニウム塩等の有機塩が用いられる。
2′,3′−ジデオキシウリジンから2′,3′−ジデオキ
シアデノシン、2′,3′−ジデオキシイノシン、2′,
3′−ジデオキシグアノシン又は2′,3′−ジデオキシ
チミジンを直接生産する場合でも、2,3−ジデオキシリ
ボース−1−リン酸から目的とする2′,3′−ジデオキ
シアデノシン、2′,3′−ジデオキシイノシン、2′,
3′−ジデオキシダアノシン又は2′,3′−ジデオキシ
チミジンを生産する場合も、塩基であるアデニン、ヒポ
キサンチン、グアニン又はチミンの添加量は2′,3′−
ジデオキシウリジン又は2,3−ジデオキシリボース−1
−リン酸と等モルあるいはそれ以上が適当で、通常1−
10倍モル程度が適当である。
シアデノシン、2′,3′−ジデオキシイノシン、2′,
3′−ジデオキシグアノシン又は2′,3′−ジデオキシ
チミジンを直接生産する場合でも、2,3−ジデオキシリ
ボース−1−リン酸から目的とする2′,3′−ジデオキ
シアデノシン、2′,3′−ジデオキシイノシン、2′,
3′−ジデオキシダアノシン又は2′,3′−ジデオキシ
チミジンを生産する場合も、塩基であるアデニン、ヒポ
キサンチン、グアニン又はチミンの添加量は2′,3′−
ジデオキシウリジン又は2,3−ジデオキシリボース−1
−リン酸と等モルあるいはそれ以上が適当で、通常1−
10倍モル程度が適当である。
直接生産させる場合において、基質の2′,3′−ジデオ
キシウリジンが反応液に残っても良い場合には、これら
アデニン、ヒポキサンチン、グアニン又はチミンの添加
量は2′,3′−ジデオキシウリジンの等モル以下でも良
い。
キシウリジンが反応液に残っても良い場合には、これら
アデニン、ヒポキサンチン、グアニン又はチミンの添加
量は2′,3′−ジデオキシウリジンの等モル以下でも良
い。
尚、2,3−ジデオキシリボース−1−リン酸は市販の製
品を用いてもよいし、また化学合成法により製造したも
のを用いてもよく、更に、本発明で開示されたように、
2′,3′−ジデオキシウリジンより微生物の作用で生産
後、採取されたものを用いてもよい。
品を用いてもよいし、また化学合成法により製造したも
のを用いてもよく、更に、本発明で開示されたように、
2′,3′−ジデオキシウリジンより微生物の作用で生産
後、採取されたものを用いてもよい。
さて、これらを含む水溶液に前記菌体、またはその処理
物を加え、pHを4−10の範囲に調整した後、20−70℃、
望ましくは40−70℃で静置あるいは撹はんしながら10分
−10日間保持すると反応が進行し、反応液中に目的とす
る2′,3′−ジデオキシアデノシン等の2′,3′−ジデ
オキシヌクレオシド又は中間体の2,3−ジデオキシリボ
ース−1−リン酸が著量蓄積される。
物を加え、pHを4−10の範囲に調整した後、20−70℃、
望ましくは40−70℃で静置あるいは撹はんしながら10分
−10日間保持すると反応が進行し、反応液中に目的とす
る2′,3′−ジデオキシアデノシン等の2′,3′−ジデ
オキシヌクレオシド又は中間体の2,3−ジデオキシリボ
ース−1−リン酸が著量蓄積される。
反応液より2′,3′−ジデオキシアデノシン等の2′,
3′−ジデオキシヌクレオシド又は中間体の2,3−ジデオ
キシリボース−1−リン酸を採取する方法は、水等の溶
媒に対する溶解度差を利用したり、イオン変換樹脂や吸
着樹脂を用いる方法で行うことができる。またこれら生
成物の定量は高速液体クロマトグラフィーを用いる方法
で行なえばよい。
3′−ジデオキシヌクレオシド又は中間体の2,3−ジデオ
キシリボース−1−リン酸を採取する方法は、水等の溶
媒に対する溶解度差を利用したり、イオン変換樹脂や吸
着樹脂を用いる方法で行うことができる。またこれら生
成物の定量は高速液体クロマトグラフィーを用いる方法
で行なえばよい。
以下、実施例に従って、本発明を更に詳細に説明する。
実施例 1 酵母エキス0.5g/dl、ペプトン1.0g/dl、肉エキス1.0g/d
lおよびNaCl0.5g/dlを含む培地(pH7.0)50mlを500ml容
肩付フラスコに分注し殺菌した。この培地に、ブイヨン
寒天培地にて30℃、16時間前培養した第1表に示す微生
物を1白金耳ずつ接種し、30℃にて16時間振とう培養し
た。得られた培養液より菌体を遠心分離により分離した
後、0.05Mリン酸バッファー(pH7.0)で洗浄し、更に遠
心分離することにより洗浄菌体を調整した。
lおよびNaCl0.5g/dlを含む培地(pH7.0)50mlを500ml容
肩付フラスコに分注し殺菌した。この培地に、ブイヨン
寒天培地にて30℃、16時間前培養した第1表に示す微生
物を1白金耳ずつ接種し、30℃にて16時間振とう培養し
た。得られた培養液より菌体を遠心分離により分離した
後、0.05Mリン酸バッファー(pH7.0)で洗浄し、更に遠
心分離することにより洗浄菌体を調整した。
上記洗浄菌体を20mMの2,3−ジデオキシリボース−1−
リン酸と20mMアデニン、あるいは20mMの2,3−ジデオキ
シリボース−1−リン酸と20mMのヒポキサンチンあるい
は20mMの2,3−ジデオキシリボース−1−リン酸と20mM
のグアニンを含む0.05Mトリスバッファー(pH7.2)10ml
に5%になるように添加し、60℃、24時間反応させた。
リン酸と20mMアデニン、あるいは20mMの2,3−ジデオキ
シリボース−1−リン酸と20mMのヒポキサンチンあるい
は20mMの2,3−ジデオキシリボース−1−リン酸と20mM
のグアニンを含む0.05Mトリスバッファー(pH7.2)10ml
に5%になるように添加し、60℃、24時間反応させた。
各反応液中に生成した2′,3′−ジデオキシアデノシ
ン、2′,3′−ジデオキシイノシンおよび2′,3′−ジ
デオキシグアノシンの濃度を高速液体クロマトグラフィ
ーを用いて測定した。
ン、2′,3′−ジデオキシイノシンおよび2′,3′−ジ
デオキシグアノシンの濃度を高速液体クロマトグラフィ
ーを用いて測定した。
実施例 2 実施例1と同様に培養、調整した、第2表に示す微生物
の洗浄菌体を20mMの2′,3′−ジデオキシウリジンを含
む100mMのリン酸バッファー(pH7.0)10mlに5%になる
ように添加し、60℃、24時間反応させた。各反応液中に
生成した2,3−ジデオキシリボース−1−リン酸の濃度
を高速液体クロマトグラフィーを用いて測定した。結果
を第2表に示す。
の洗浄菌体を20mMの2′,3′−ジデオキシウリジンを含
む100mMのリン酸バッファー(pH7.0)10mlに5%になる
ように添加し、60℃、24時間反応させた。各反応液中に
生成した2,3−ジデオキシリボース−1−リン酸の濃度
を高速液体クロマトグラフィーを用いて測定した。結果
を第2表に示す。
実施例 3 実施例1と同様に培養し、実施例1と同様に調整した第
3表に示す微生物の洗浄菌体を20mMの2′,3′−ジデオ
キシウリジンと20mMのアデニン、あるいは20mMの2′,
3′−ジデオキシウリジンと20mMのヒポキサンチンある
いは20mMの2′,3′−ジデオキシウリジンと20mMのグア
ニンを含む100mMのリン酸バッファー(pH7.0)10mlに5
%になるように添加し、60℃、24時間反応させた。各反
応液中に生成した2′,3′−ジデオキシヌクレオシドを
実施例1と同様の方法で測定し、その結果を第3表に示
した。
3表に示す微生物の洗浄菌体を20mMの2′,3′−ジデオ
キシウリジンと20mMのアデニン、あるいは20mMの2′,
3′−ジデオキシウリジンと20mMのヒポキサンチンある
いは20mMの2′,3′−ジデオキシウリジンと20mMのグア
ニンを含む100mMのリン酸バッファー(pH7.0)10mlに5
%になるように添加し、60℃、24時間反応させた。各反
応液中に生成した2′,3′−ジデオキシヌクレオシドを
実施例1と同様の方法で測定し、その結果を第3表に示
した。
実施例 4 実施例1と同様の培地を用いて実施例1と同様の方法で
37℃、16時間培養したエシェリヒアコリATCC 10798の培
養液に、予め殺菌した200mMの2′,3′−ジデオキシウ
リジンと200mMのヒポキサンチンを含む500mMのリン酸バ
ッファー5mlを添加し更に10時間培養を続けた。この培
養液中に生成した2′,3′−ジデオキシイノシンを実施
例1の方法と同様に定量した結果、36mg/dlのジデオキ
シイノシンが生成していた。
37℃、16時間培養したエシェリヒアコリATCC 10798の培
養液に、予め殺菌した200mMの2′,3′−ジデオキシウ
リジンと200mMのヒポキサンチンを含む500mMのリン酸バ
ッファー5mlを添加し更に10時間培養を続けた。この培
養液中に生成した2′,3′−ジデオキシイノシンを実施
例1の方法と同様に定量した結果、36mg/dlのジデオキ
シイノシンが生成していた。
実施例 5 実施例1と同様に培養し、実施例1と同様に調整したエ
シェリヒアコリATCC−10798の洗浄菌体を100mMの2′,
3′−ジデオキシウリジンと100mMのアデニンを含む10mM
のリン酸バッファー(pH7.0)10mlに2%になる様に添
加し、第4表に示す温度で24時間反応させた。各反応液
中に生成した2′,3′−ジデオキシヌクレオシドを実施
例1と同様の方法で測定し、その結果を第4表に示し
た。
シェリヒアコリATCC−10798の洗浄菌体を100mMの2′,
3′−ジデオキシウリジンと100mMのアデニンを含む10mM
のリン酸バッファー(pH7.0)10mlに2%になる様に添
加し、第4表に示す温度で24時間反応させた。各反応液
中に生成した2′,3′−ジデオキシヌクレオシドを実施
例1と同様の方法で測定し、その結果を第4表に示し
た。
実施例 6 実施例1と同様に培養し、実施例1と同様に調製したエ
シェリヒア コリATCC 10798の洗浄菌体を50mMの2′,
3′−ジデオキシウリジンと50mMのチミンを含む25mMの
リン酸バッファー(pH7.0)5mlに2%になる様に添加
し、50℃の温度で24時間反応させた。反応中に生成した
2′,3′−ジデオキシチミジンを実施例1と同様の方法
で測定した結果、122mg/dl生成していたことが確認でき
た。
シェリヒア コリATCC 10798の洗浄菌体を50mMの2′,
3′−ジデオキシウリジンと50mMのチミンを含む25mMの
リン酸バッファー(pH7.0)5mlに2%になる様に添加
し、50℃の温度で24時間反応させた。反応中に生成した
2′,3′−ジデオキシチミジンを実施例1と同様の方法
で測定した結果、122mg/dl生成していたことが確認でき
た。
(効 果) 本発明の方法は従来の化学合成法に比較して、反応が簡
単でしかも目的とする2′,3′−ジデオキシアデノシ
ン、2′,3′−ジデオキシイノシンおよび2′,3′−ジ
デオキシグアノシンを高収率で製造できる優れた方法で
ある。
単でしかも目的とする2′,3′−ジデオキシアデノシ
ン、2′,3′−ジデオキシイノシンおよび2′,3′−ジ
デオキシグアノシンを高収率で製造できる優れた方法で
ある。
また、このようにして製造された2′,3′−ジデオキシ
アデノシン、2′,3′−ジデオキシイノシンおよび
2′,3′−ジデオキシグアノシンは強力な抗ウイルス作
用を有する為に、抗ウイルス剤、特に最近世界的に問題
になっているエイズウイルスにより惹起されるエイズ
(AIDS)の治療薬として期待できる。
アデノシン、2′,3′−ジデオキシイノシンおよび
2′,3′−ジデオキシグアノシンは強力な抗ウイルス作
用を有する為に、抗ウイルス剤、特に最近世界的に問題
になっているエイズウイルスにより惹起されるエイズ
(AIDS)の治療薬として期待できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:20) (C12P 17/12 C12R 1:425) (C12P 17/12 C12R 1:01) (C12P 17/18 C12R 1:18) (C12P 17/18 C12R 1:15) (C12P 17/18 C12R 1:42) (C12P 17/18 C12R 1:64) (72)発明者 入江 康夫 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1―1 味の 素株式会社中央研究所内 (72)発明者 安田 直彦 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1―1 味の 素株式会社中央研究所内 審査官 谷口 博
Claims (11)
- 【請求項1】エシェリヒア属、フラボバクテリウム属、
セラチア属、エンテロバクター属、エルビニア属、シト
ロバクター属、コリネバクテリウム属、ハフニア属、ク
ルイヘラ属、サルモネラ属又はキサントモナス属に属
し、2,3−ジデオキシリボース−1−リン酸及び塩基か
ら2′,3′−ジデオキシヌクレオシドを生成する能力を
有する微生物を水性溶媒中で2,3−ジデオキシリボース
−1−リン酸及び塩基に作用せしめることを特徴とする
2′,3′−ジデオキシヌクレオシドの製造方法。 - 【請求項2】塩基がアデニンで2′,3′−ジデオキシヌ
クレオシドが2′,3′−ジデオキシアデノシンであるこ
とを特徴とする請求項(1)記載の製造方法。 - 【請求項3】塩基がヒポキサンチンで2′,3′−ジデオ
キシヌクレオシドが2′,3′−ジデオキシイノシンであ
ることを特徴とする請求項(1)記載の製造方法。 - 【請求項4】塩基がグアニンで2′,3′−ジデオキシヌ
クレオシドが2′,3′−ジデオキシグアノシンであるこ
とを特徴とする請求項(1)記載の製造方法。 - 【請求項5】塩基がチミンで、2′,3′−ジデオキシヌ
クレオシドが2′,3′−ジデオキシチミジンであること
を特徴とする請求項(1)記載の製造方法。 - 【請求項6】2,3−ジデオキシリボース−1−リン酸が
エシェリヒア属、フラボバクテリウム属、セラチア属、
エンテロバクター属、エルビニア属、シトロバクター
属、コリネバクテリウム属、ハフニア属、クルイヘラ
属、サルモネラ属、又はキサントモナス属に属し、 (イ) 2′,3′−ジデオキシウリジン 及び (ロ) 無機リン酸又はその塩とから2,3−ジデオキシ
リボース−1−リン酸を生成する能力を有する微生物を
水性溶媒中で (イ) 2′,3′−ジデオキシウリジン 及び (ロ) 無機リン酸又はその塩に作用せしめることによ
り生産されたものである請求項(1)記載の製造方法。 - 【請求項7】エシェリヒア属、フラボバクテリウム属、
セラチア属、エンテロバクター属、エルビニア属、シト
ロバクター属、コリネバクテリウム属、ハフニア属、ク
ルイヘラ属、サルモネラ属、又はキサントモナス属に属
し、 (イ) 2′,3′−ジデオキシウリジン、(ロ) 無機
リン酸又はその塩、及び(ハ) 塩基、とから 2′,3′−ジデオキシヌクレオシドを生成する能力を有
する微生物を水性溶媒中で (イ) 2′,3′−ジデオキシウリジン、(ロ) 無機
リン酸又はその塩、及び(ハ) 塩基に作用せしめるこ
とを特徴とする2′,3′−ジデオキシヌクレオシドの製
造方法。 - 【請求項8】塩基がアデニンで2′,3′−ジデオキシヌ
クレオシドが2′,3′−ジデオキシアデノシンであるこ
とを特徴とする請求項(7)記載の製造方法。 - 【請求項9】塩基がヒポキサンチンで2′,3′−ジデオ
キシヌクレオシドが2′,3′−ジデオキシイノシンであ
ることを特徴とする請求項(7)記載の製造方法。 - 【請求項10】塩基がグアニンで2′,3′−ジデオキシ
ヌクレオシドが2′,3′−ジデオキシグアノシンである
ことを特徴とする請求項(7)記載の製造方法。 - 【請求項11】塩基がチミンで2′,3′−ジデオキシヌ
クレオシドが2′,3′−ジデオキシチミジンであること
を特徴とする請求項(7)記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11408388A JPH0683673B2 (ja) | 1987-06-16 | 1988-05-11 | 2’,3’−ジデオキシヌクレオシドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14989387 | 1987-06-16 | ||
JP62-149893 | 1987-06-16 | ||
JP32488287 | 1987-12-22 | ||
JP62-324882 | 1987-12-22 | ||
JP11408388A JPH0683673B2 (ja) | 1987-06-16 | 1988-05-11 | 2’,3’−ジデオキシヌクレオシドの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01257488A JPH01257488A (ja) | 1989-10-13 |
JPH0683673B2 true JPH0683673B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=27312649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11408388A Expired - Lifetime JPH0683673B2 (ja) | 1987-06-16 | 1988-05-11 | 2’,3’−ジデオキシヌクレオシドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683673B2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-11 JP JP11408388A patent/JPH0683673B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01257488A (ja) | 1989-10-13 |
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---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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Year of fee payment: 14 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081026 |