JPH0683575U - デフレクターの取付構造 - Google Patents

デフレクターの取付構造

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JPH0683575U
JPH0683575U JP2670493U JP2670493U JPH0683575U JP H0683575 U JPH0683575 U JP H0683575U JP 2670493 U JP2670493 U JP 2670493U JP 2670493 U JP2670493 U JP 2670493U JP H0683575 U JPH0683575 U JP H0683575U
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JP
Japan
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deflector
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bonnet
screw
main body
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慎一 田村
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田村プラスチック製品株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構造でデフレクターをボンネット先端に
着脱可能とする。 【構成】デフレクター1の裏側にはゴムモール4を切り
欠いた金具取付部6が設けられ、金具取付部6には前部
取付金具7が取着される。前部取付金具7は本体下部の
前記金具隠し2bに設けられたビス孔8に、ビス9、ワ
ッシャー10、ナット11によって取着される固定部1
2と、固定部12を本体2裏側へ折返した二又の引掛部
13、13からなり、前部取付金具7はデフレクター1
の前方に二箇所設けられている。更にデフレクター本体
2の両側部に設けられる側部取付金具15は、金具取付
部14上方の金具隠しに設けたビス孔8aに、ビス9
a、ワッシャー10a、ナット11aによって取着され
る固定部16がゴムモール4の薄肉部先端から本体裏側
へ折返して折曲部17を形成し、該折曲部17には螺子
孔18が形成されている。又螺子孔18には、断面コ字
状の押圧部材19の下側片19aに設けた透孔20を貫
通させたビス21がねじ込み可能になっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は虫よけや雪よけ、整風を目的として自動車のボンネット上に装着され るデフレクターの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のデフレクターには、例えば実開昭61−128126号公報に開示の如 く、ボンネットの一部を一体的に上方に突出させて段部を形成し、整風機能を付 与させるものとしたり、又実開昭61−128127号公報に開示の如く、ボン ネットに設けた駆動装置により車幅方向に広げた風切板を起倒自在に構成したも のが夫々知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のデフレクターにあって前者のデフレクターとボンネットの一体のも のはデフレクターを必要としない場合があることを考えると実用に合わずデザイ ン的にも問題があり、1タイプで量産される自動車に設けるのは好ましくない。 又後者のものは不要時に風切板を倒して収容できるが、駆動装置を別途設けたり ボンネットの形状に手を加えたりする必要があってコストが余計に掛かるものと なる。更に両者ともデフレクターはボンネットの中間に装着されるものであるか ら、車体が流線型でノーズが長いものはその位置でも虫よけや整風等の機能が発 揮されるが、オフロード車等ノーズが比較的短くフロントガラスの角度も大きな タイプにあってはボンネットの中間にあるデフレクターでは整風等の効果を殆ど 期待できない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、簡単な構造で確実にボンネットに取り付けることができると 共に不要時には取り外しも可能で、而も自動車のタイプによって虫よけや整風等 の機能が左右されないデフレクターの取付構造を提供するもので、その構成は、 デフレクター本体の先端部に、自動車のボンネット先端に掛止する引掛部を備え 、前記本体の両側部に、ボンネットの側部裏側へ回り込む折曲部を設け、更に該 折曲部へ、上端を折曲部とボンネット側部裏側との間に介在させ、下端は折曲部 の下方にあって透孔を有した押圧部材を、その下端の透孔を貫通する螺子部材に よって連結したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】
ボンネットにデフレクターを取りつける際には、先ず先端の引掛部をボンネッ ト先端に掛止させる。そして押圧部材下端を螺子部材により折曲部側へ締め付け ると、螺子部材の移動に伴って押圧部材の上端がボンネットの側部裏側を押圧し 、本体両側部は当該位置で固定される。よってデフレクターをボンネット先端に 簡単に装着可能となる。
【0006】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。 1は自動車Mのボンネット前方に取り付けられる合成樹脂製のデフレクターで 、全体がボンネット先端部と合致する形状を呈しており、そのボンネット先端か らフロントガラスへ向って流線形で且つ傾斜上昇するよう形成される本体2と、 本体2の両端が折曲してボンネット側端に当接する側部2a、2aからなってい る。デフレクター1の端部3においてボンネットとの当接部分には断面コ字状の ゴムモール4が全周に亘って嵌込まれ、ゴムモール4の表側は斜め下方へ延長さ れて帯状の薄肉部5を形成している。又本体2と両側2aの上方は透光性を有し 、下方には帯状に黒色の金具隠し2bが施されているため、車内からの視界が遮 られることはなく、更に金具等の取付部分が外側から現われて視覚的な効果を損 なうこともない。 デフレクター本体2の端部3裏側には図2、3の如く当該部分のみゴムモール 4を切り欠いた金具取付部6が設けられ、金具取付部6には前部取付金具7が取 着される。前部取付金具7は本体下部の前記金具隠し2bに設けられたビス孔8 に、ビス9、ワッシャー10、ナット11によって取着され透孔12aを有した 固定部12と、固定部12をゴムモール4の薄肉部5先端から本体裏側へ折返し た二又の引掛部13、13からなり、前記金具取付部6と前部取付金具7は図1 の如くデフレクター1の前方位置に左右対称に二箇所設けられている。 更にデフレクター本体2の両側部にも金具取付部14が設けられ、図4の如く 側部取付金具15が夫々装着される。側部取付金具15は前部取付金具7と同様 に金具取付部14上方の金具隠し2bに設けたビス孔8aに、ビス9a、ワッシ ャー10a、ナット11aによって取着され透孔16aを有した固定部16がそ の基端から水平に延設され、ゴムモール4の薄肉部先端から本体裏側へ折返して 折曲部17を形成し、該折曲部17には螺子孔18、18が形成されている。又 螺子孔18には、断面コ字状の押圧部材19の下側片19aに設けた透孔20、 20を貫通させたビス21、21が夫々ねじ込み可能になっている。
【0007】 以上の如く構成されたデフレクターの取付構造は、まず前部取付金具7を本体 2の裏側の金具取付部6にあてがい、固定部12をビス9、ワッシャー10、ナ ット11によってビス孔8に固定し、デフレクター両端をボンネットの両端に位 置合わせして引掛部13をボンネットの先端Aへ引っ掛ける。次にデフレクター 両側部に側部取付金具15をデフレクター後方から金具取付部14にスライドさ せ、側部取付金具15の固定部16を上記と同様に裏側からあてがって位置決め し、固定部16をビス9a、ワッシャー10a、ナット11aによりビス孔8a へ固定する。そして押圧部材19の上側片19b、下側片19aで側部取付金具 15の折曲部17を挟む格好で上側片19bをボンネット側端B裏側に当接させ 、下側片19aの透孔20に貫通させたビス21を螺子孔18にねじ込むと、ビ ス21は押圧部材19の上側片19bを介してボンネット側端Bを押圧し、側部 取付金具15はデフレクター側端部とボンネット側端Bとを確りと固定する。こ の時押圧部材の上側片19bはボンネット側端Bへ面接触で押圧されるから挟持 する力は充分得られる。このように本考案のデフレクター取付構造は、先端側を 引掛、両側部を螺子固定としたことで、取付作業が簡略化し、短時間で確実に行 うことができる。
【0008】 上記実施例において前部取付金具は別体で螺子による取付としたが、デフレク ター本体に予め一体に取付たものとすれば、取付作業は更に省略できる。又デフ レクターの金具取付部は、前方部2箇所、両側部一箇所ずつとしたが、その数は 任意に増減可能である。更に押圧部材は断面コ字状でなく長円の2つ割り形状と しても良く、加えて金具取付部14を長手方向に幅を広げて固定部16や折曲部 17も同様に伸長させた長手部材とし、ビスや押圧部材を長手部材の数箇所でス ポット状に設けるものとしても差し支えない。
【0009】
【考案の効果】
以上本考案によれば、デフレクター先端を引掛掛止、両端を押圧部材による螺 子止めとしたことで、デフレクターをボンネットの先端に装着可能となると共に 取付作業も簡略化できる。又取り外しも簡単であるからデフレクターを別体とし て必要に応じて利用の選択ができ、勿論着脱作業に伴う手間も殆ど掛からず、装 着時の信頼性も高い。特にボンネット先端部に取り付ける構成としたことで、自 動車のタイプに影響されず虫よけ、雪よけ、整風の機能を充分発揮できるものと なり、特にオフロード車にあってはデザイン的な効果と合わせて大変好適な使用 が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デフレクター全体の説明図である。
【図2】前部取付金具の取付状態を示す説明図である。
【図3】前部取付金具の取付状態を示す説明図である。
【図4】側部取付金具の取付状態を示す説明図である。
【図5】側部取付金具の取付状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・デフレクター、2・・本体、3・・端部、4・・
ゴムモール、5・・薄肉部、6・・金具取付部、7・・
前部取付金具、8・・ビス孔、9・・ビス、10・・ワ
ッシャー、11・・ナット、12・・固定部、13・・
引掛部、14・・金具取付部、15・・側部取付金具、
16・・固定部、17・・折曲部、18・・螺子孔、1
9・・押圧部材、20・・透孔、21・・ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のボンネット上に装着され、虫よ
    けや雪よけ、整風等の機能を備えた傾斜部を有するデフ
    レクターの取付構造において、デフレクター本体の先端
    部に、自動車のボンネット先端に掛止する引掛部を備
    え、前記本体の両側部に、ボンネットの側部裏側へ回り
    込む折曲部を設け、更に該折曲部へ、上端を折曲部とボ
    ンネット側部裏側との間に介在させ、下端は折曲部の下
    方にあって透孔を有した押圧部材を、その下端の透孔を
    貫通する螺子部材によって連結したことを特徴とするデ
    フレクターの取付構造。
JP1993026704U 1993-05-21 1993-05-21 デフレクターの取付構造 Expired - Lifetime JP2523103Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS502408A (ja) * 1973-05-07 1975-01-11
JPS61104284U (ja) * 1984-12-17 1986-07-02

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS502408A (ja) * 1973-05-07 1975-01-11
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