JP2523103Y2 - デフレクターの取付構造 - Google Patents

デフレクターの取付構造

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JP2523103Y2
JP2523103Y2 JP1993026704U JP2670493U JP2523103Y2 JP 2523103 Y2 JP2523103 Y2 JP 2523103Y2 JP 1993026704 U JP1993026704 U JP 1993026704U JP 2670493 U JP2670493 U JP 2670493U JP 2523103 Y2 JP2523103 Y2 JP 2523103Y2
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JP
Japan
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deflector
bonnet
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back side
screw
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JP1993026704U
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JPH0683575U (ja
Inventor
慎一 田村
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田村プラスチック製品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は虫よけや雪よけ、整風を
目的として自動車のボンネット上に装着されるデフレク
ターの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデフレクターには、例えば実公昭
50−2408号公報に開示の如く、デフレクターの端
部に取着した金具をボンネットの裏側に回り込ませて、
その金具にネジ部材を螺合させ、そのネジ部材の先端に
よってボンネットの裏面を押圧することで、デフレクタ
ーをボンネットに一体化させる取付構造が知られてい
る。又実開昭61−104284号公報には、デフレク
ターを車両前端部にビスで取り付ける構成が開示されて
いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前者の取付構造におい
ては、ネジ部材の先端が直接ボンネットの裏側を押圧す
るため、点接触で得られる押圧面積が少ない。よって取
付のための固定力が小さくなり、外力で取付位置がずれ
たりする。又ネジ部材の先端でボンネットの裏側を傷つ
けたり、凹ませたりする虞れも生じる。一方後者の構成
は、単にデフレクターの取付位置を開示するのみで、取
付構造はビスを用いる単純な構成に止まる。よってネジ
孔を開けて車両前部を傷つけることになる上、取付構造
自体を改善して取付作業を簡略化しようとする技術思想
も見られない。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本考案は、簡単な
構造で、ボンネットへの着脱が良好な操作性で行え、取
付時の信頼性も好適なデフレクターの取付構造を提供す
るもので、その構成は、デフレクター本体の先端部に、
自動車のボンネット先端に掛止する引掛部を備える一
方、前記デフレクター本体の両側部に、前記ボンネット
の側部裏側へ回り込む折曲部を設けて、前記折曲部に
は、折曲部と前記ボンネットの側部裏側との間に位置す
る上板と、その上板に連設されて折曲部の下方に回り込
み、透孔を有する下板とからなる押圧部材を、前記下板
の透孔を貫通して折曲部に螺合するネジ部材によって連
結し、前記ネジ部材のネジ送り操作により、前記押圧部
材をボンネット側部裏側方向へ移動させて、前記上板を
ボンネット側部裏側へ当接可能としたことを特徴とする
ものである。
【0005】
【作用】ボンネットにデフレクターを取りつける際に
は、先ず先端の引掛部をボンネット先端に掛止させる。
そしてデフレクター本体両側部においては、ネジ部材を
ボンネット側へネジ送り操作すると、ネジ部材の移動に
伴って押圧部材の上板がボンネットの側部裏側へ当接し
てこれを押圧し、デフレクター本体両側部は当該位置で
固定される。よってデフレクターをボンネット先端に簡
単に装着可能となる。
【0006】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。1は自動車Mのボンネット前方に取り付けられる合
成樹脂製のデフレクターで、全体がボンネット先端部と
合致する形状を呈しており、そのボンネット先端からフ
ロントガラスへ向って流線形で且つ傾斜上昇するよう形
成される本体2と、本体2の両端が折曲してボンネット
側端に当接する側部2a、2aからなっている。デフレ
クター1の端部3においてボンネットとの当接部分には
断面コ字状のゴムモール4が全周に亘って嵌込まれ、ゴ
ムモール4の表側は斜め下方へ延長されて帯状の薄肉部
5を形成している。又本体2と両側2aの上方は透光性
を有し、下方には帯状に黒色の金具隠し2bが施されて
いるため、車内からの視界が遮られることはなく、更に
金具等の取付部分が外側から現われて視覚的な効果を損
なうこともない。デフレクター本体2の端部3裏側には
図2、3の如く当該部分のみゴムモール4を切り欠いた
金具取付部6が設けられ、金具取付部6には前部取付金
具7が取着される。前部取付金具7は本体下部の前記金
具隠し2bに設けられたビス孔8に、ビス9、ワッシャ
ー10、ナット11によって取着され透孔12aを有し
た固定部12と、固定部12をゴムモール4の薄肉部5
先端から本体裏側へ折返した二又の引掛部13、13か
らなり、前記金具取付部6と前部取付金具7は図1の如
くデフレクター1の前方位置に左右対称に二箇所設けら
れている。更にデフレクター本体2の両側部にも金具取
付部14が設けられ、図4の如く側部取付金具15が夫
々装着される。側部取付金具15は前部取付金具7と同
様に金具取付部14上方の金具隠し2bに設けたビス孔
8aに、ビス9a、ワッシャー10a、ナット11aに
よって取着され透孔16aを有した固定部16がその基
端から水平に延設され、ゴムモール4の薄肉部先端から
本体裏側へ折返して折曲部17を形成し、該折曲部17
にはネジ孔18、18が形成されている。又ネジ孔18
には、断面コ字状の押圧部材19の下板19aに設けた
透孔20、20を貫通させたビス21、21が夫々ねじ
込み可能になっており、押圧部材19の上板19bは、
ボンネット側端Bの裏側と折曲部17との間に位置して
いる。
【0007】以上の如く構成されたデフレクターの取付
構造は、まず前部取付金具7を本体2の裏側の金具取付
部6にあてがい、固定部12をビス9、ワッシャー1
0、ナット11によってビス孔8に固定し、デフレクタ
ー両端をボンネットの両端に位置合わせして引掛部13
をボンネットの先端Aへ引っ掛ける。次にデフレクター
両側部に側部取付金具15をデフレクター後方から金具
取付部14にスライドさせ、側部取付金具15の固定部
16を上記と同様に裏側からあてがって位置決めし、固
定部16をビス9a、ワッシャー10a、ナット11a
によりビス孔8aへ固定する。そして押圧部材19の上
板19b、下板19aで側部取付金具15の折曲部17
を挟む格好で上板19bをボンネット側端B裏側に当接
させ、下板19aの透孔20に貫通させたビス21をネ
ジ孔18にねじ込むと、ビス21は押圧部材19の上板
19bを介してボンネット側端Bを押圧し、側部取付金
具15はデフレクター側端部とボンネット側端Bとを確
りと固定する。この時押圧部材の上板19bはボンネッ
ト側端Bへ面接触で押圧されるから挟持する力は充分得
られる。このように本考案のデフレクター取付構造は、
先端側を引掛、両側部をネジ固定としたことで、取付作
業が簡略化し、短時間で確実に行うことができる。
【0008】上記実施例において前部取付金具は別体で
ビスによる取付としたが、デフレクター本体に予め一体
に取付たものとすれば、取付作業は更に省略できる。又
デフレクターの金具取付部は、前方部2箇所、両側部一
箇所ずつとしたが、その数は任意に増減可能である。更
に押圧部材は断面コ字状でなく長円の2つ割り形状とし
ても良く、加えて金具取付部14を長手方向に幅を広げ
て固定部16や折曲部17も同様に伸長させた長手部材
とし、ビスや押圧部材を長手部材の数箇所でスポット状
に設けるものとしても差し支えない。
【0009】
【考案の効果】以上本考案によれば、デフレクター先端
を引掛掛止、両端を押圧部材を用いてネジ止めとしたこ
とで、デフレクターをボンネットの先端へ簡単に取付可
能となる。特に両端は押圧部材の上板による面接触とし
ているから、ボンネットの裏側をしっかり挟持できる。
よって取付時の信頼性が高く、外力による位置ずれ等が
起こらないのに加え、ボンネットを傷つけたりする虞れ
も生じないのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】デフレクター全体の説明図である。
【図2】前部取付金具の取付状態を示す説明図である。
【図3】前部取付金具の取付状態を示す説明図である。
【図4】側部取付金具の取付状態を示す説明図である。
【図5】側部取付金具の取付状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・デフレクター、2・・本体、3・・端部、4・・
ゴムモール、5・・薄肉部、6・・金具取付部、7・・
前部取付金具、8・・ビス孔、9・・ビス、10・・ワ
ッシャー、11・・ナット、12・・固定部、13・・
引掛部、14・・金具取付部、15・・側部取付金具、
16・・固定部、17・・折曲部、18・・ネジ孔、1
9・・押圧部材、20・・透孔、21・・ビス。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のボンネット上に装着され、虫よ
    け、雪よけ、整風の機能を備えた傾斜部を有するデフレ
    クターの取付構造において、デフレクター本体の先端部
    に、自動車のボンネット先端に掛止する引掛部を備える
    一方、前記デフレクター本体の両側部に、前記ボンネッ
    トの側部裏側へ回り込む折曲部を設けて、前記折曲部に
    は、折曲部と前記ボンネットの側部裏側との間に位置す
    る上板と、その上板に連設されて折曲部の下方に回り込
    み、透孔を有する下板とからなる押圧部材を、前記下板
    の透孔を貫通して折曲部に螺合するネジ部材によって連
    結し、前記ネジ部材のネジ送り操作により、前記押圧部
    材をボンネット側部裏側方向へ移動させて、前記上板を
    ボンネット側部裏側へ当接可能としたことを特徴とする
    デフレクターの取付構造。
JP1993026704U 1993-05-21 1993-05-21 デフレクターの取付構造 Expired - Lifetime JP2523103Y2 (ja)

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JPH0683575U JPH0683575U (ja) 1994-11-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS539893B2 (ja) * 1973-05-07 1978-04-10
JPS61104284U (ja) * 1984-12-17 1986-07-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0683575U (ja) 1994-11-29

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