JPH0683567B2 - リニアパルスモ−タの移動子案内機構 - Google Patents

リニアパルスモ−タの移動子案内機構

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JPH0683567B2
JPH0683567B2 JP13334985A JP13334985A JPH0683567B2 JP H0683567 B2 JPH0683567 B2 JP H0683567B2 JP 13334985 A JP13334985 A JP 13334985A JP 13334985 A JP13334985 A JP 13334985A JP H0683567 B2 JPH0683567 B2 JP H0683567B2
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JP
Japan
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stator
pulse motor
moving element
retainer
linear pulse
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洋 中川
利喜 丸山
雅章 成久
豊 前田
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えばフロツピイデイスク装置のヘツド送
り用に用いられるリニアパルスモータの移動子案内機構
に関する。
〔従来技術〕
例えば、フロツピイデイスク装置等において用いられる
リニアパルスモータには、小型化、低廉化および薄型化
が要望されている。そこで、この発明の出願人は、先に
これらの要望を共に達成し得るものとして、「リニアパ
ルスモータにおける移動子の支持機構」(特願昭59−47
863号)を出願した。以下、まずこの発明の内容を説明
する。
第4図は、上記先願発明に係るリニアパルスモータの構
成例を示す斜視図である。この図において、符号1は移
動子、2は固定子であり、移動子1の下面には櫛歯状の
歯部1aが形成されている。次に、固定子2において、符
号3,4はコイル、5、6はコアであり、コア5の端部に
櫛歯状の磁極5a,5bが、また、コア6の端部に櫛歯状の
磁極6a,6bが各々形成されている。7は永久磁石、8、
9は案内部材であり、これらの案内部材8,9によつて移
動子1の走行路が形成される。案内部材8はコア5の上
面に垂設されたピン11および12によつて前記走行路の幅
方向へ摺動自在に支持されていると共に、両端部がピン
11および12に当接し、中央部が案内部材8に当接する板
バネ13によつて前記走行路の幅を挾める方向へ付勢され
ている。また、案内部材9はピン14および15によつてコ
ア6の上面に固定されている。案内部材9と、磁極6a,6
bとの間には、ローラ17,18およびボール19,20を有する
リテーナ(保持部材)21が載置されている。また、案内
部材8と磁極5a,5bとの間にも同様のリテーナが載置さ
れている。なお、第5図にローラ18およびボール20の取
付け構造を示す。図に示すように、ボール20は、内面が
球面状に形成された凹部23内に遊嵌されている。また、
第4図における24はリテーナ21の移動を規制するストツ
パである。
以上の構成において、移動子1を磁極5a,5b,6a,6b上に
載置すると、移動子1の下面両側部がリテーナ21のロー
ラ17,18に当接し、また、その両側縁がボール19,20に当
接する。そして、歯部1aと磁極5a〜6bがわずかな間隙を
おいて対向する。ここで、コイル3,4へ所定のパルス状
の電流を供給すると、移動子1が固定子2上をステツプ
状に移動する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したリニアパルスモータは小型、低価格かつ薄型に
構成し得る点で極めて優れているが、未だ次の様な問題
がある。すなわち、上記のリニアパルスモータにおい
て、移動子1が移動すると、これに伴いリテーナ21も移
動する。そして、このリテーナ21の移動量は、理論上移
動子1の移動量の1/2である。しかしながら、実際の運
転時においては、ローラ17,18が当接する面の平面度、
面粗さ等の機械加工度の良し悪し、あるいは同面に付着
するゴミ、ホコリ、さらにはキズ等による外乱により、
ローラ17,18と、その当接する面との間にすべりが発生
し、これにより、往きと帰りの移動量に差が生じる、こ
のため、長時間運転を行うと、上述した往復の差が累積
され、次第にリテーナの位置が本来の位置(すなわち、
移動子1の移動量の1/2の位置)からはずれ、移動子1
の移動ストロークを確保できなくなり、最悪の場合は移
動子1の移動が不能になる場合が生じる。
そこでこの発明は、リテーナ等の移動体の位置が本来の
位置から全くはずれることがないリニアパルスモータの
移動子の案内機構を提供することを目的としている。
〔問題を解決するための手段〕
本発明のリニアパルスモータの移動子案内機構は、固定
子と、該固定子上に配置された移動子と、この固定子と
移動子との間に介挿されて前記移動子を支持する転動体
と、この転動体を回動自在に保持し前記移動子の移動に
伴い該移動子に対して半分の速度で移動する保持部材と
を備えてなるリニアパルスモータにおいて、 前記移動子の固定子に対向する面に第1のラツクギヤを
形成し、該第1のラツクギヤに対向する固定子の面に第
2のラツクギヤを形成し、これら第1,第2のラツクギヤ
に各々噛み合うピニオンギヤを設け、該ピニオンギヤを
前記保持部材に回動自在に取り付けたことを特徴とす
る。
〔作用〕
この発明においては、保持部材(例えばリテーナ)の移
動が常に第1,第2のラツクギヤおよびピニオンギヤによ
つて規制されるので、保持部材の移動量が常に移動子の
移動量に対応した移動量となる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例によるリニアパルスモータ
の外観を示す斜視図、第2図はリテーナ32の外観を示す
斜視図である。第1図において、符号30は第4図に示す
移動子1と同様に、下面に歯部30aが形成された移動
子、31は第4図に示す固定子2と略同様に構成された固
定子であり、これらの移動子30および固定子31の間に第
2図に示すリテーナ32,32が介挿されている。上記移動
子30の上面には、ギヤ板33が固定されており、このギヤ
板33の両側部に同一ピツチのラツクギヤ34,35が各々形
成されている。固定子31において、37,38は各々コイル3
9,39の上部に配置され、ビス40,40,40,40によつてコア4
1,42に固定された移動子案内部材であり、移動子案内部
材37のラツクギヤ34に対向する側面には、ラツクギヤ34
と同一ピツチのラツクギヤ44が形成され、また、移動子
案内部材38のラツクギヤ35に対向する側面には、ラツク
ギヤ35と同一ピツクのラツクギヤ45が形成されている。
次に、第2図に示すリテーナ32において、47,48はロー
ラ、49,50はボール、51,52はボール49,50を各々保持す
るボール保持部材であり、これらの構成は第4図に示す
リテーナ21と略同様である。53はリテーナ21の上面の、
ボール保持部材51,52の中間位置に取付けられた直方体
状のプラスチツク製基台である。この基台53の上面中央
部には、第3図に示すように軸53aが基台53と一体成形
によつて形成されており、この軸53aにピニオンギヤ54
が回動自在に取付けられ、また、その上方にピニオンギ
ヤ54の離脱を防ぐ止め輪55が取付けられている。そし
て、上述したリテーナ32,32を移動子30および固定子31
の間に介挿すると、ピニオンギヤ54,54が第1図に示す
ようにラツクギヤ34および44、ラツクギヤ35および45に
各々噛合する。
しかして、上記構成によれば、リテーナ32の移動がピニ
オンギヤ54によつて規制され、したがつて、固定子31と
リテーナ32との間のすべりが生じることなく、リテーナ
32の移動量が常に移動子30の移動量の1/2に保たれる。
なお、リテーナ32の上面の基台53にプラスチツク一体成
形によつて形成された軸53aに代えて、金属製の軸を前
記基台53に埋め込むようにしてもよい。
また、ラツクギヤ34,35,44,45の形成位置は実施例に限
定されるものではなく、例えばリテーナの水平面を挾む
対向面に形成し、リテーナにピニオンギヤを保持するよ
うにすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば極めて簡単な構
成によつてリテーナの位置ずれを防止することができ
る。この結果、リテーナに設けられた転動体が当接する
面の加工精度を必要以上に上げる必要がなく、これによ
り、リニアパルスモータの生産性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例の構成を示す斜視図、第
2図はリテーナ32の構成を示す斜視図、第3図はピニオ
ンギヤ54の取付構造を示す断面図、第4図は先願発明に
係るリニアパルスモータの構成例を示す斜視図、第5図
は第4図のリニアパルスモータにおけるリテーナ21の一
部の構造を示す図である。 30……移動子、30a……歯部、31……固定子、32……リ
テーナ(保持部材)、33……ギヤ板、34,35,44,45……
ラツクギヤ、37、38……移動子案内部材、47、48……ロ
ーラ(転動体)、49,50……ボール(転動体)、51,52…
…ボール保持部材、53……基台、53a……軸、54……ピ
ニオンギヤ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成久 雅章 三重県伊勢市竹ヶ鼻町100番地 神鋼電機 株式会社伊勢工場内 (72)発明者 前田 豊 三重県伊勢市竹ヶ鼻町100番地 神鋼電機 株式会社伊勢工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定子と、該固定子上に配置された移動子
    と、この固定子と移動子との間に介挿されて前記移動子
    を支持する転動体と、この転動体を転動自在に保持し前
    記移動子の移動に伴い該移動子に対して半分の速度で移
    動する保持部材とを備えてなるリニアパルスモータにお
    いて、 前記移動子の固定子に対向する面に第1のラックギヤを
    形成し、該第1のラックギヤに対向する固定子の面に第
    2のラックギヤを形成し、これら第1,第2のラックギヤ
    に各々噛み合うピニオンギヤを設け、該ピニオンギヤを
    前記保持部材に軸により回動自在に取り付けてなるリニ
    アパルスモータの移動子案内機構。
JP13334985A 1985-03-29 1985-06-19 リニアパルスモ−タの移動子案内機構 Expired - Fee Related JPH0683567B2 (ja)

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US06/845,543 US4742255A (en) 1985-03-29 1986-03-28 Linear pulse motor

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