JPH0542225B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0542225B2 JPH0542225B2 JP13668185A JP13668185A JPH0542225B2 JP H0542225 B2 JPH0542225 B2 JP H0542225B2 JP 13668185 A JP13668185 A JP 13668185A JP 13668185 A JP13668185 A JP 13668185A JP H0542225 B2 JPH0542225 B2 JP H0542225B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mover
- stator
- rolling
- pulse motor
- linear pulse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 22
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 5
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 3
- 229910001209 Low-carbon steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Linear Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、フロツピイデイスク装置のヘツド
送り等に用いて好適なリニアパルスモータに関す
る。
送り等に用いて好適なリニアパルスモータに関す
る。
[従来の技術]
近年、OA(オフイスオートメーシヨン)化が
盛んとなり、その記憶装置としてフロツピイデイ
スク装置が広く用いられている。これらのフロツ
ピイデイスク装置のヘツド駆動にはリニアパルス
モータが多用され、その小型化、低廉化および薄
型化が強く要請されている。そこで、本出願人は
先に、特願昭59−47863号(特開昭60−194748号)
において、上記要請を達成するリニアパルスモー
タを提案した。
盛んとなり、その記憶装置としてフロツピイデイ
スク装置が広く用いられている。これらのフロツ
ピイデイスク装置のヘツド駆動にはリニアパルス
モータが多用され、その小型化、低廉化および薄
型化が強く要請されている。そこで、本出願人は
先に、特願昭59−47863号(特開昭60−194748号)
において、上記要請を達成するリニアパルスモー
タを提案した。
第4図及び第5図は、上記提案に係るリニアパ
ルスモータと同様のリニアパルスモータの構成例
を示す斜視図である。これらの図において、1は
軟鋼などからなる移動子、2は固定子であり、こ
の移動子1の下面には櫛歯状の移動子歯1aが形
成されている。
ルスモータと同様のリニアパルスモータの構成例
を示す斜視図である。これらの図において、1は
軟鋼などからなる移動子、2は固定子であり、こ
の移動子1の下面には櫛歯状の移動子歯1aが形
成されている。
一方、固定子2は、永久磁石3と電磁石との相
互作用によつて、磁束の強くなる磁極を順次切り
替えて移動子歯1aを順次引き付け、移動子1を
ステツプ状に往復動させるものであり、以下の構
成からなつている。
互作用によつて、磁束の強くなる磁極を順次切り
替えて移動子歯1aを順次引き付け、移動子1を
ステツプ状に往復動させるものであり、以下の構
成からなつている。
まず、移動子1の下側には、これと対向して、
スリツト板4が配置され、スリツト板4の下側に
は電磁石用のコイル5,5が固定されたヨーク
6、平面視H字状の永久磁石3が順次固定されて
いる。上記ヨーク6の中央部には十字状の溝が形
成され、これによつて4個の磁極6a,6b,6
c,6dが形成されている。また、磁極6a,6
b,6c,6dの真上の位置に当たるスリツト板
4上の位置には、櫛歯状の極歯4a,4b,4
c,4dが形成され、移動子1の移動子歯1aと
極めて僅かな間〓を隔てて対向している。
スリツト板4が配置され、スリツト板4の下側に
は電磁石用のコイル5,5が固定されたヨーク
6、平面視H字状の永久磁石3が順次固定されて
いる。上記ヨーク6の中央部には十字状の溝が形
成され、これによつて4個の磁極6a,6b,6
c,6dが形成されている。また、磁極6a,6
b,6c,6dの真上の位置に当たるスリツト板
4上の位置には、櫛歯状の極歯4a,4b,4
c,4dが形成され、移動子1の移動子歯1aと
極めて僅かな間〓を隔てて対向している。
この間隙は、スリツト板4の両側に配置された
1対のリニアベアリング7,7によつて形成され
るもので、該リニアベアリング7の上に移動子1
が載置され、リニアベアリング7と移動子1と
が、スリツト板4とガイド8,9が形成する案内
路に沿つて、長手方向に移動自在に嵌め込まれて
いる。
1対のリニアベアリング7,7によつて形成され
るもので、該リニアベアリング7の上に移動子1
が載置され、リニアベアリング7と移動子1と
が、スリツト板4とガイド8,9が形成する案内
路に沿つて、長手方向に移動自在に嵌め込まれて
いる。
第6図は、リニアベアリング7の構成を示す斜
視図である。図に示すように、リニアベアリング
7は、1対のローラ11,11と、ボール12,
12と、これらを保持するリテーナ13とからな
るもので、ローラ11,11は開口部14,14
に、ボール12,12は凹部15,15に、それ
ぞれ回転自在に嵌め込まれている。なお、第5図
中、16は上方に折り曲げられてリニアベアリン
グ7の移動を規制するストッパ、18は永久磁石
3の磁路を形成するためのバツクプレートであ
る。
視図である。図に示すように、リニアベアリング
7は、1対のローラ11,11と、ボール12,
12と、これらを保持するリテーナ13とからな
るもので、ローラ11,11は開口部14,14
に、ボール12,12は凹部15,15に、それ
ぞれ回転自在に嵌め込まれている。なお、第5図
中、16は上方に折り曲げられてリニアベアリン
グ7の移動を規制するストッパ、18は永久磁石
3の磁路を形成するためのバツクプレートであ
る。
以上の構成によれば、移動子1の下面両側がリ
ニアベアリング7のローラ11,11に当接する
ことによつて、移動子歯1aと極歯4a,4b,
4c,4dとの間の間〓が一定に保持され、ま
た、移動子1の両側縁がボール12,12に当接
することによつて、その移動方向が規制される。
この状態で、コイル5,5に所定のパルス状の電
流を供給すると、移動子1が固定子2上をステツ
プ状に、かつ直線的に移動する。
ニアベアリング7のローラ11,11に当接する
ことによつて、移動子歯1aと極歯4a,4b,
4c,4dとの間の間〓が一定に保持され、ま
た、移動子1の両側縁がボール12,12に当接
することによつて、その移動方向が規制される。
この状態で、コイル5,5に所定のパルス状の電
流を供給すると、移動子1が固定子2上をステツ
プ状に、かつ直線的に移動する。
[発明が解決しようとする問題点]
ところで、上述したリニアパルスモータを例え
ばフロツピーデイスク装置のヘツド送り用モータ
として使用する場合においては、高精度な位置決
めが要求される。しかしながら、上述した構成に
おいては、塵埃等が移動子1と固定子2との間に
侵入し、そしてローラ11及びボール12の転動
面を構成する移動子1の下面両側や両側縁及びス
リツト板4に付着する恐れがあり、これにより位
置決め停止精度が低下する恐れがあるため、解決
が望まれていた。
ばフロツピーデイスク装置のヘツド送り用モータ
として使用する場合においては、高精度な位置決
めが要求される。しかしながら、上述した構成に
おいては、塵埃等が移動子1と固定子2との間に
侵入し、そしてローラ11及びボール12の転動
面を構成する移動子1の下面両側や両側縁及びス
リツト板4に付着する恐れがあり、これにより位
置決め停止精度が低下する恐れがあるため、解決
が望まれていた。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもの
で、固定子上において移動子を移動自在に支持す
る転動体の転動面に対する塵埃等の付着を防止
し、位置決め停止精度の低下を未然に防止するこ
とができるリニアパルスモータを提供することを
目的としている。
で、固定子上において移動子を移動自在に支持す
る転動体の転動面に対する塵埃等の付着を防止
し、位置決め停止精度の低下を未然に防止するこ
とができるリニアパルスモータを提供することを
目的としている。
「問題点を解決するための手段」
この発明は、固定子と、この固定子上において
移動子を移動自在に支持する転動体と、前記転動
体を前記固定子と前記移動子との間に保持する保
持部材とを有するリニアパルスモータにおいて、
前記保持部材に、前記固定子及び前記移動子の前
記転動体が転動する転動面に当接する当接部材を
設けたことを特徴としている。
移動子を移動自在に支持する転動体と、前記転動
体を前記固定子と前記移動子との間に保持する保
持部材とを有するリニアパルスモータにおいて、
前記保持部材に、前記固定子及び前記移動子の前
記転動体が転動する転動面に当接する当接部材を
設けたことを特徴としている。
「作用」
移動子が移動する際に、転動体が転動して保持
部材が移動するのに伴つて、保持部材に設けられ
た当接部材が転動面上を摺動するため、前記転動
面上に付着した塵埃等が除去される。
部材が移動するのに伴つて、保持部材に設けられ
た当接部材が転動面上を摺動するため、前記転動
面上に付着した塵埃等が除去される。
「実施例」
以下、図面を参照し、この発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
第1図はこの発明の一実施例の要部の構成を示
す図である。この図において、20,20…は直
方体状のフエルトであり、リテーナ13の長手方
向両端部に形成された角孔13a,13a…に
各々嵌め込まれている。この場合、フエルト20
の外形寸法は、第2図に示すように、ローラ11
及びボール12の径より若干大となるようにして
あり、これにより、フエルト20が移動子1の下
面両側とスリツト板4、及び移動子1の両側縁と
ガイド8,9に各々当接し、これらによつて若干
圧縮されるようになつている。また、各フエルト
20には予め潤滑油が含浸されており、移動子1
が移動する際において、リテーナ13が円滑に移
動し得るようになつている。
す図である。この図において、20,20…は直
方体状のフエルトであり、リテーナ13の長手方
向両端部に形成された角孔13a,13a…に
各々嵌め込まれている。この場合、フエルト20
の外形寸法は、第2図に示すように、ローラ11
及びボール12の径より若干大となるようにして
あり、これにより、フエルト20が移動子1の下
面両側とスリツト板4、及び移動子1の両側縁と
ガイド8,9に各々当接し、これらによつて若干
圧縮されるようになつている。また、各フエルト
20には予め潤滑油が含浸されており、移動子1
が移動する際において、リテーナ13が円滑に移
動し得るようになつている。
上述した構成によれば、ローラ11やボール1
2の転動面である移動子1の下面両側や両側縁、
及びこれらに対向するガイド8,9やスリツト板
4に付着した塵埃が除去され、また転動面に適度
の潤滑油が供給されるので、リテーナ13の移動
が常に円滑に行なわれる。さらに、リニアパルス
モータにおいては、移動子1を所望の位置で停止
させる場合、移動子1が若干のオーバーシユート
とアンダーシユートを繰り返した後静止するが、
上述した実施例によれば、フエルト20が転動面
に当接し、適度な摩擦力が作用するため、移動子
1が静止するまでの時間、いわゆるセトリングタ
イムの短縮を図ることができる、これに加えて、
移動子1と固定子2との間において、リテーナ1
3が傾いたりすることがなく、その姿勢が適性に
保持される。
2の転動面である移動子1の下面両側や両側縁、
及びこれらに対向するガイド8,9やスリツト板
4に付着した塵埃が除去され、また転動面に適度
の潤滑油が供給されるので、リテーナ13の移動
が常に円滑に行なわれる。さらに、リニアパルス
モータにおいては、移動子1を所望の位置で停止
させる場合、移動子1が若干のオーバーシユート
とアンダーシユートを繰り返した後静止するが、
上述した実施例によれば、フエルト20が転動面
に当接し、適度な摩擦力が作用するため、移動子
1が静止するまでの時間、いわゆるセトリングタ
イムの短縮を図ることができる、これに加えて、
移動子1と固定子2との間において、リテーナ1
3が傾いたりすることがなく、その姿勢が適性に
保持される。
なお、上記実施例におけるフエルト20に代え
て、第3図に示すようにリテーナ13の長手方向
両端部に複数の当接片13b,13b…をブラシ
状に設け、この部分に潤滑油を含ませるようにし
てもよい。
て、第3図に示すようにリテーナ13の長手方向
両端部に複数の当接片13b,13b…をブラシ
状に設け、この部分に潤滑油を含ませるようにし
てもよい。
「発明の効果」
以上説明したように、この発明によれば、固定
子と移動子との間において、移動子を移動自在に
支持する転動体を保持する保持部材に、前記固定
子及び前記移動子の前記転動体が転動する転動面
に当接する当接部材を設けたので、転動面に対す
る塵埃等の付着を防止し、位置決め停止精度の低
下を未然に防止することができる効果が得られ
る。
子と移動子との間において、移動子を移動自在に
支持する転動体を保持する保持部材に、前記固定
子及び前記移動子の前記転動体が転動する転動面
に当接する当接部材を設けたので、転動面に対す
る塵埃等の付着を防止し、位置決め停止精度の低
下を未然に防止することができる効果が得られ
る。
第1図はこの発明の一実施例の要部の構成を示
す斜視図、第2図は第1図に示すリニアベアリン
グをリニアパルスモータに組み込んだ場合の状態
を示す正面図、第3図はこの発明の他の実施例の
構成を示す部分斜視図、第4図は従来のリニアパ
ルスモータの構成を示す斜視図、第5図は同リニ
アパルスモータの構成を示す分解斜視図、第6図
は同リニアパルスモータのリニアベアリングの構
成を示す斜視図である。 1……移動子、2……固定子、8,9……ガイ
ド、11……ローラ(転動体)、12……ボール
(転動体)、13……リテーナ(保持部材)、13
a……角孔、20……フエルト(当接部材)。
す斜視図、第2図は第1図に示すリニアベアリン
グをリニアパルスモータに組み込んだ場合の状態
を示す正面図、第3図はこの発明の他の実施例の
構成を示す部分斜視図、第4図は従来のリニアパ
ルスモータの構成を示す斜視図、第5図は同リニ
アパルスモータの構成を示す分解斜視図、第6図
は同リニアパルスモータのリニアベアリングの構
成を示す斜視図である。 1……移動子、2……固定子、8,9……ガイ
ド、11……ローラ(転動体)、12……ボール
(転動体)、13……リテーナ(保持部材)、13
a……角孔、20……フエルト(当接部材)。
Claims (1)
- 1 固定子と、この固定子上において移動子を移
動自在に支持する転動体と、前記転動体を前記固
定子と前記移動子との間に保持する保持部材とを
有するリニアパルスモータにおいて、前記保持部
材に、前記固定子及び前記移動子の前記転動体が
転動する転動面に当接する当接部材を設けたこと
を特徴とするリニアパルスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13668185A JPS61295856A (ja) | 1985-06-22 | 1985-06-22 | リニアパルスモ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13668185A JPS61295856A (ja) | 1985-06-22 | 1985-06-22 | リニアパルスモ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61295856A JPS61295856A (ja) | 1986-12-26 |
JPH0542225B2 true JPH0542225B2 (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=15180984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13668185A Granted JPS61295856A (ja) | 1985-06-22 | 1985-06-22 | リニアパルスモ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61295856A (ja) |
-
1985
- 1985-06-22 JP JP13668185A patent/JPS61295856A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61295856A (ja) | 1986-12-26 |
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