JPH041579B2 - - Google Patents
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- JPH041579B2 JPH041579B2 JP12389885A JP12389885A JPH041579B2 JP H041579 B2 JPH041579 B2 JP H041579B2 JP 12389885 A JP12389885 A JP 12389885A JP 12389885 A JP12389885 A JP 12389885A JP H041579 B2 JPH041579 B2 JP H041579B2
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- Japan
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- lever
- mover
- pulse motor
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- linear pulse
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- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 8
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 6
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 3
- 229910001209 Low-carbon steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Linear Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、フロツピイデイスク装置のヘツド
送り等に用いて好適なリニアパルスモータに係
り、特に、電流が印加されていない状態で外部か
ら衝撃が加わつた場合にも、移動子の位置を保持
できるようにしたリニアパルスモータの耐衝撃機
構に関する。
送り等に用いて好適なリニアパルスモータに係
り、特に、電流が印加されていない状態で外部か
ら衝撃が加わつた場合にも、移動子の位置を保持
できるようにしたリニアパルスモータの耐衝撃機
構に関する。
[従来の技術]
近年、OA(オフイス オートメーシヨン)化
が盛んとなり、その記憶装置としてフロツピイデ
イスク装置が広く用いられている。これらのフロ
ツピイデイスク装置のヘツド駆動にはリニアパル
スモータが多用され、その小型化、低廉化および
薄型化が強く要請されている。そこで、本出願人
は先に、特願昭59−47863号において、上記要請
を達成するリニアパルスモータを提案した。
が盛んとなり、その記憶装置としてフロツピイデ
イスク装置が広く用いられている。これらのフロ
ツピイデイスク装置のヘツド駆動にはリニアパル
スモータが多用され、その小型化、低廉化および
薄型化が強く要請されている。そこで、本出願人
は先に、特願昭59−47863号において、上記要請
を達成するリニアパルスモータを提案した。
第5図〜第6図は、上記提案に係るリニアパル
スモータと同種類のリニアパルスモータの構成例
を示す斜視図である。これらの図において、1は
軟鋼などからなる移動子、2は固定子であり、こ
の移動子1の下面には櫛菌状の移動子歯1aが形
成されている。
スモータと同種類のリニアパルスモータの構成例
を示す斜視図である。これらの図において、1は
軟鋼などからなる移動子、2は固定子であり、こ
の移動子1の下面には櫛菌状の移動子歯1aが形
成されている。
一方、固定子2は、永久磁石3と電磁石との相
互作用によつて、磁束の強くなる磁極を順次切り
替えて移動子歯1aを順次引き付け、移動子1を
ステツプ状に往復動させるものであり、以下の構
成からなつている。
互作用によつて、磁束の強くなる磁極を順次切り
替えて移動子歯1aを順次引き付け、移動子1を
ステツプ状に往復動させるものであり、以下の構
成からなつている。
まず、移動子1の下側には、これと対向して、
スリツト板4が配置され、スリツト板4の下側に
は電磁石用のコイル5,5が固定されたヨーク
6、平面視H字状の永久磁石3が順次固定されて
いる。上記ヨーク6の中央部には十字状の溝が形
成され、これによつて4個の磁極6a,6b,6
c,6dが作られている。また、磁極6a,6
b,6c,6dの真上の位置に当たるスリツト板
4上の位置には、櫛歯状の極歯4a,4b,4
c,4dが形成され、移動子1の移動子歯1aと
極めて僅かな間〓を隔てて対向している。
スリツト板4が配置され、スリツト板4の下側に
は電磁石用のコイル5,5が固定されたヨーク
6、平面視H字状の永久磁石3が順次固定されて
いる。上記ヨーク6の中央部には十字状の溝が形
成され、これによつて4個の磁極6a,6b,6
c,6dが作られている。また、磁極6a,6
b,6c,6dの真上の位置に当たるスリツト板
4上の位置には、櫛歯状の極歯4a,4b,4
c,4dが形成され、移動子1の移動子歯1aと
極めて僅かな間〓を隔てて対向している。
この間〓は、スリツト板4の両側に配置された
1対のリニアベアリング7,7によつて形成され
るもので、該リニアベアリング7の上に移動子1
が載置され、リニアベアリング7と移動子1と
が、スリツト板4とガイド8,9が形成する走行
路に、長手方向移動自在に嵌め込まれている。
1対のリニアベアリング7,7によつて形成され
るもので、該リニアベアリング7の上に移動子1
が載置され、リニアベアリング7と移動子1と
が、スリツト板4とガイド8,9が形成する走行
路に、長手方向移動自在に嵌め込まれている。
第7図は、リニアベアリング7の構成を示す斜
視図である。図に示すように、リニアベアリング
7は、1対のローラ11,11と、ボール12,
12と、これらを保持するリテーナ13とからな
るもので、ローラ11,11は開口部14,14
に、ボール12,12は凹部15,15に、それ
ぞれ回転自在に嵌め込まれている。なお、第5図
中、16は上方に折り曲げられてリニアベアリン
グ7の移動を規制するストツパ、18は永久磁石
3の磁路を形成するバツクプレートである。
視図である。図に示すように、リニアベアリング
7は、1対のローラ11,11と、ボール12,
12と、これらを保持するリテーナ13とからな
るもので、ローラ11,11は開口部14,14
に、ボール12,12は凹部15,15に、それ
ぞれ回転自在に嵌め込まれている。なお、第5図
中、16は上方に折り曲げられてリニアベアリン
グ7の移動を規制するストツパ、18は永久磁石
3の磁路を形成するバツクプレートである。
以上の構成によれば、移動子1の下面両側がリ
ニアベアリング7のローラ11,11に当接し、
また、移動子1の両側縁がボール12,12に当
接する。そして、移動子歯1aと極歯4a,4
b,4c,4dとが僅かな間〓をおいて対向す
る。この状態で、コイル5,5に所定のパルス状
の電流を供給すると、移動子1が固定子2上をス
テツプ状に移動する。
ニアベアリング7のローラ11,11に当接し、
また、移動子1の両側縁がボール12,12に当
接する。そして、移動子歯1aと極歯4a,4
b,4c,4dとが僅かな間〓をおいて対向す
る。この状態で、コイル5,5に所定のパルス状
の電流を供給すると、移動子1が固定子2上をス
テツプ状に移動する。
[発明が解決しようとする問題点]
上述したリニアパルスモータは小型、低価格か
つ薄型に構成し得る点で極めて優れているが、こ
れをフロツピイデイスク装置のヘツド駆動に使用
した場合、次のような問題がある。
つ薄型に構成し得る点で極めて優れているが、こ
れをフロツピイデイスク装置のヘツド駆動に使用
した場合、次のような問題がある。
すなわち、フロツピイデイスク装置、特に電源
に電池を使用したフロツピイデイスク装置にあつ
ては、ヘツド駆動時(シーク時)にのみリニアパ
ルスモータに電流を供給して、無駄な電流を流さ
ないように構成することが望まれている。然る
に、上記リニアパルスモータに電流を供給しない
状態においては、移動子1を一定の位置に保持す
る力が弱いために、僅かの衝撃によつてヘツドの
位置がずれてしまい、以後のヘツド駆動動作が正
常に行えなくなつてしまうという問題があつた。
に電池を使用したフロツピイデイスク装置にあつ
ては、ヘツド駆動時(シーク時)にのみリニアパ
ルスモータに電流を供給して、無駄な電流を流さ
ないように構成することが望まれている。然る
に、上記リニアパルスモータに電流を供給しない
状態においては、移動子1を一定の位置に保持す
る力が弱いために、僅かの衝撃によつてヘツドの
位置がずれてしまい、以後のヘツド駆動動作が正
常に行えなくなつてしまうという問題があつた。
この発明は、このような背景の下になされたも
ので、電流が供給されていない状態にあつても、
衝撃に対する強い保持力を有するリニアパルスモ
ータの耐衝撃機構を提供することを目的とする。
ので、電流が供給されていない状態にあつても、
衝撃に対する強い保持力を有するリニアパルスモ
ータの耐衝撃機構を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本発明のリニアパルスモータの耐衝撃機構は、
案内部材と、この案内部材が形成する走行路を走
行する移動子とを有するリニアパルスモータにお
いて、 一端部が前記移動子に形成された係合部に連結
され、かつ中央部が前記案内部材に形成された支
点に回動自在または摺動自在に取付けられたレバ
ーと、前記レバーの他端部に、該レバーの軸方向
に摺動自在に連結されたカウンタウエイトと、前
記レバーの回動にともなつて移動する前記カウン
タウエイトの移動方向を前記移動子の走行方向と
平行にする方向に規制する規制部材とを具備し、
かつ外部からの衝撃が加わつた時に前記カウンタ
ウエイトとレバーによつて生じるモーメントが、
前記移動子とレバーによつて生じるモーメントに
略等しくなるようにしたことを特徴としている。
案内部材と、この案内部材が形成する走行路を走
行する移動子とを有するリニアパルスモータにお
いて、 一端部が前記移動子に形成された係合部に連結
され、かつ中央部が前記案内部材に形成された支
点に回動自在または摺動自在に取付けられたレバ
ーと、前記レバーの他端部に、該レバーの軸方向
に摺動自在に連結されたカウンタウエイトと、前
記レバーの回動にともなつて移動する前記カウン
タウエイトの移動方向を前記移動子の走行方向と
平行にする方向に規制する規制部材とを具備し、
かつ外部からの衝撃が加わつた時に前記カウンタ
ウエイトとレバーによつて生じるモーメントが、
前記移動子とレバーによつて生じるモーメントに
略等しくなるようにしたことを特徴としている。
[作用]
上記構成によれば、リニアパルスモータへの電
流オフの状態で、外部からの衝撃が加わつた場
合、レバーの両端部には同一のモーメントが発生
する。従つて、電流オフの状態にあつても、レバ
ーは回動せず、衝撃による移動子の移動も生じな
い。この結果、フロツピイデイスク装置のヘツド
駆動に使用した場合、シーク時以外はリニアパル
スモータへの電流を切ることができ、省エネルギ
化を計ることが可能になる。また、リニアパルス
モータを垂直に立てても、カウンタウエイトの重
量によつて移動子の重量が打ち消されるため、リ
ニアパルスモータを垂直に立てて用いることが可
能である。
流オフの状態で、外部からの衝撃が加わつた場
合、レバーの両端部には同一のモーメントが発生
する。従つて、電流オフの状態にあつても、レバ
ーは回動せず、衝撃による移動子の移動も生じな
い。この結果、フロツピイデイスク装置のヘツド
駆動に使用した場合、シーク時以外はリニアパル
スモータへの電流を切ることができ、省エネルギ
化を計ることが可能になる。また、リニアパルス
モータを垂直に立てても、カウンタウエイトの重
量によつて移動子の重量が打ち消されるため、リ
ニアパルスモータを垂直に立てて用いることが可
能である。
[実施例]
以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明
する。
する。
第1図および第2図において、一方のガイド9
には、移動子1の走行方向と平行に走る溝部21
が形成され、溝部21には直方体状のカウンタウ
エイト22が摺動自在に配置されている。
には、移動子1の走行方向と平行に走る溝部21
が形成され、溝部21には直方体状のカウンタウ
エイト22が摺動自在に配置されている。
一方、ガイド9上面の、溝部21より内側の位
置には、固定ピン23が形成され、この固定ピン
23には、両端部に長孔24,25が形成された
レバー26が回動自在に取り付けられている。そ
して、移動子1側の長孔24には移動子1の上面
に形成されたピン27が摺動自在に挿入されると
ともに、他方の長孔25にはカウンタウエイト2
2の上面に形成されたピン28が摺動自在に挿入
されている。
置には、固定ピン23が形成され、この固定ピン
23には、両端部に長孔24,25が形成された
レバー26が回動自在に取り付けられている。そ
して、移動子1側の長孔24には移動子1の上面
に形成されたピン27が摺動自在に挿入されると
ともに、他方の長孔25にはカウンタウエイト2
2の上面に形成されたピン28が摺動自在に挿入
されている。
ここで、移動子1の重量をW1、カウンタウエ
イト22の重量をW2、固定ピン23と移動子1
側のピン27との距離をl1、固定ピン23とカウ
ンタウエイト22側のピン28との距離をl2とす
ると、 W1×l1=W2×l2 ……(1) なる式が成立するように各値が定められている。
すなわち、移動子1とレバー26によつて形成さ
れるモーメントと、カウンタウエイト22とレバ
ー26によつて形成されるモーメントとが一致す
るようになつている。
イト22の重量をW2、固定ピン23と移動子1
側のピン27との距離をl1、固定ピン23とカウ
ンタウエイト22側のピン28との距離をl2とす
ると、 W1×l1=W2×l2 ……(1) なる式が成立するように各値が定められている。
すなわち、移動子1とレバー26によつて形成さ
れるモーメントと、カウンタウエイト22とレバ
ー26によつて形成されるモーメントとが一致す
るようになつている。
このような構成において、リニアパルスモータ
に所定の電流が供給されると、移動子1はレバー
26を回動させながら走行し、これにともなつて
カウンタウエイト22は溝部21に規制されなが
ら、移動子1と反対方向にかつ移動子1と平行に
移動する。
に所定の電流が供給されると、移動子1はレバー
26を回動させながら走行し、これにともなつて
カウンタウエイト22は溝部21に規制されなが
ら、移動子1と反対方向にかつ移動子1と平行に
移動する。
また、リニアパルスモータに電流が供給されて
おらず、移動子1が停止しているときに、外部か
らの衝撃が加わつたとすると、レバー26の両端
部には同一のモーメントが発生するから、レバー
26は回動しない。従つて、移動子1、カウンタ
ウエイト22ともに移動せず、衝撃による移動子
1の移動を防止することができる。
おらず、移動子1が停止しているときに、外部か
らの衝撃が加わつたとすると、レバー26の両端
部には同一のモーメントが発生するから、レバー
26は回動しない。従つて、移動子1、カウンタ
ウエイト22ともに移動せず、衝撃による移動子
1の移動を防止することができる。
つぎに第3図は、この発明の第2実施例の要部
の構成を示す平面図である。図において、ガイド
9に形成された固定ピン23には、レバー31の
中央部が回動自在に取り付けられている。このレ
バー31の一端部には、上と同様に長孔24が形
成され、この長孔24に移動子1上面のピン27
が摺動自在に嵌入されている。一方、レバー31
の他端側には、円柱状のカウンタウエイト32が
摺動自在に取り付けられ、このカウンタウエイト
32がレバー31に被嵌されたばね33によつて
内側に付勢され、カウンタウエイト32の外周が
ガイド9の側面に当接するようになつている。
の構成を示す平面図である。図において、ガイド
9に形成された固定ピン23には、レバー31の
中央部が回動自在に取り付けられている。このレ
バー31の一端部には、上と同様に長孔24が形
成され、この長孔24に移動子1上面のピン27
が摺動自在に嵌入されている。一方、レバー31
の他端側には、円柱状のカウンタウエイト32が
摺動自在に取り付けられ、このカウンタウエイト
32がレバー31に被嵌されたばね33によつて
内側に付勢され、カウンタウエイト32の外周が
ガイド9の側面に当接するようになつている。
ここで、移動子1の重量をW1、カウンタウエ
イト32の重量をW2、固定ピン23と移動子1
側のピン27との距離をl1、固定ピン23とカウ
ンタウエイト32の中心との距離をl2とすると、
上記(1)式が成立するように各値が定められてい
る。すなわち、移動子1とレバー31によつて形
成されるモーメントと、カウンタウエイト32と
レバー31によつて形成されるモーメントとが一
致するようになつている。
イト32の重量をW2、固定ピン23と移動子1
側のピン27との距離をl1、固定ピン23とカウ
ンタウエイト32の中心との距離をl2とすると、
上記(1)式が成立するように各値が定められてい
る。すなわち、移動子1とレバー31によつて形
成されるモーメントと、カウンタウエイト32と
レバー31によつて形成されるモーメントとが一
致するようになつている。
このような構成において、リニアパルスモータ
に所定の電流が供給されると、移動子1はレバー
31を回動させながら走行し、これにともなつて
カウンタウエイト32はガイド9の側面に規制さ
れながら、移動子1と反対方向にかつ移動子1と
平行に移動する。
に所定の電流が供給されると、移動子1はレバー
31を回動させながら走行し、これにともなつて
カウンタウエイト32はガイド9の側面に規制さ
れながら、移動子1と反対方向にかつ移動子1と
平行に移動する。
また、リニアパルスモータに電流が供給されて
おらず、移動子1が停止しているときに、外部か
らの衝撃が加わつたとすると、レバー31の両端
部には同一のモーメントが発生するから、レバー
31は回動しない。従つて、移動子1、カウンタ
ウエイト32ともに移動せず、衝撃による移動子
1の移動を防止することができる。
おらず、移動子1が停止しているときに、外部か
らの衝撃が加わつたとすると、レバー31の両端
部には同一のモーメントが発生するから、レバー
31は回動しない。従つて、移動子1、カウンタ
ウエイト32ともに移動せず、衝撃による移動子
1の移動を防止することができる。
この第2実施例によれば、ガイド9に溝部を形
成しなくても良いので製造工程の簡単化を計るこ
とができる。
成しなくても良いので製造工程の簡単化を計るこ
とができる。
なお、上記第1、第2の実施例においては、レ
バー26,31の中央部を固定ピン23に回動自
在に支持するようにしたが、これに限定されるも
のではない。例えば、第4図aに示すように、移
動子1上のピン27にレバー26(31)の一端
部を回動自在に取り付けるとともに、レバー26
(31)の中央部に長孔41を形成し、これを固
定ピン23に摺動自在に嵌合させてもよい。ま
た、第4図bに示すように、移動子1上のピン2
7、固定ピン23を、長孔24,41に各々摺動
自在に嵌合するようにしてもよく、更には、同図
cに示すように、ピン27,23,28に摺動自
在に嵌合された共通の長孔42を、レバー26
(31)のほぼ全長に渡つて形成してもよい。
バー26,31の中央部を固定ピン23に回動自
在に支持するようにしたが、これに限定されるも
のではない。例えば、第4図aに示すように、移
動子1上のピン27にレバー26(31)の一端
部を回動自在に取り付けるとともに、レバー26
(31)の中央部に長孔41を形成し、これを固
定ピン23に摺動自在に嵌合させてもよい。ま
た、第4図bに示すように、移動子1上のピン2
7、固定ピン23を、長孔24,41に各々摺動
自在に嵌合するようにしてもよく、更には、同図
cに示すように、ピン27,23,28に摺動自
在に嵌合された共通の長孔42を、レバー26
(31)のほぼ全長に渡つて形成してもよい。
また、固定ピン23やカウンタウエイト22,
32の取り付け位置は、ガイド9に限定されず、
リニアパルスモータの固定部、ないしは固定部か
ら延長した部分、またはリニアパルスモータを取
り付けた装置の一部など適宜選択することができ
る。
32の取り付け位置は、ガイド9に限定されず、
リニアパルスモータの固定部、ないしは固定部か
ら延長した部分、またはリニアパルスモータを取
り付けた装置の一部など適宜選択することができ
る。
[発明の効果]
以上説明したように、この発明によれば、リニ
アパルスモータへの電流が供給されていない状態
にあつても、外部からの衝撃によつて移動子が移
動してしまうのを防止することができる。従つ
て、このリニアパルスモータをフロツピイデイス
ク装置に使用した場合、シーク時以外、リニアパ
ルスモータに電流を供給しなくても済み、省エネ
ルギ化を計ることが可能になる。また、リニアパ
ルスモータを垂直に立てて使用することも可能に
なる。
アパルスモータへの電流が供給されていない状態
にあつても、外部からの衝撃によつて移動子が移
動してしまうのを防止することができる。従つ
て、このリニアパルスモータをフロツピイデイス
ク装置に使用した場合、シーク時以外、リニアパ
ルスモータに電流を供給しなくても済み、省エネ
ルギ化を計ることが可能になる。また、リニアパ
ルスモータを垂直に立てて使用することも可能に
なる。
第1図はこの発明の第1実施例によるリニアパ
ルスモータの耐衝撃機構の構成を示す平面図、第
2図は同耐衝撃機構の構成をしめす正面図、第3
図はこの発明の第2実施例の要部の構成を示す平
面図、第4図は第1、第2実施例の変形例に係る
レバーの取り付け状態を示す平面図、第5図は従
来のリニアパルスモータの構成を示す分解斜視
図、第6図は同リニアパルスモータの外観構成を
示す斜視図、第7図は同リニアパルスモータのリ
ニアベアリングの構成を示す斜視図である。 1……移動子、9……ガイド(案内部材)、2
1……溝部(規制部材)、22,32……カウン
タウエイト、23……固定ピン(支点)、26,
31……レバー、27……ピン(係合部)。
ルスモータの耐衝撃機構の構成を示す平面図、第
2図は同耐衝撃機構の構成をしめす正面図、第3
図はこの発明の第2実施例の要部の構成を示す平
面図、第4図は第1、第2実施例の変形例に係る
レバーの取り付け状態を示す平面図、第5図は従
来のリニアパルスモータの構成を示す分解斜視
図、第6図は同リニアパルスモータの外観構成を
示す斜視図、第7図は同リニアパルスモータのリ
ニアベアリングの構成を示す斜視図である。 1……移動子、9……ガイド(案内部材)、2
1……溝部(規制部材)、22,32……カウン
タウエイト、23……固定ピン(支点)、26,
31……レバー、27……ピン(係合部)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 案内部材と、この案内部材が形成する走行路
を走行する移動子とを有するリニアパルスモータ
において、 一端部が前記移動子に形成された係合部に連結
され、かつ中央部が前記案内部材に形成された支
点に回動自在または摺動自在に取付けられたレバ
ーと、前記レバーの他端部に、該レバーの軸方向
に摺動自在に連結されたカウンタウエイトと、前
記レバーの回動にともなつて移動する前記カウン
タウエイトの移動方向を前記移動子の走行方向と
平行にする方向に規制する規制部材とを具備し、 かつ外部からの衝撃が加わつた時に前記カウン
タウエイトとレバーによつて生じるモーメント
が、前記移動子とレバーによつて生じるモーメン
トに略等しくなるようにしたことを特徴とするリ
ニアパルスモータの耐衝撃機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12389885A JPS61285059A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | リニアパルスモ−タの耐衝撃機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12389885A JPS61285059A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | リニアパルスモ−タの耐衝撃機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61285059A JPS61285059A (ja) | 1986-12-15 |
JPH041579B2 true JPH041579B2 (ja) | 1992-01-13 |
Family
ID=14872067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12389885A Granted JPS61285059A (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 | リニアパルスモ−タの耐衝撃機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61285059A (ja) |
-
1985
- 1985-06-07 JP JP12389885A patent/JPS61285059A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61285059A (ja) | 1986-12-15 |
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