JPH068354U - 搬送整列装置 - Google Patents

搬送整列装置

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JPH068354U
JPH068354U JP5349192U JP5349192U JPH068354U JP H068354 U JPH068354 U JP H068354U JP 5349192 U JP5349192 U JP 5349192U JP 5349192 U JP5349192 U JP 5349192U JP H068354 U JPH068354 U JP H068354U
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JP
Japan
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transport
substrate
aligning
alignment
conveyor belt
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Application number
JP5349192U
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English (en)
Inventor
井 章 永
Original Assignee
株式会社アドテックエンジニアリング
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】搬送と整列を行える搬送整列装置を提供する。 【構成】搬送用コンベア1の間に上下方向移動可能に整
列用ローラ2が備えられ、搬送用コンベア1により搬送
されたきた被搬送物を整列用ローラ2を上昇させてこの
上に載置し、整列用ローラ2上を移動させてストッパ4
に当接して整列を行わせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は基板等の被搬送物を搬送し且つ整列させる搬送整列装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりIC等の製造にはフォトリソグラフィー法が用いられているが、近年 この方法がプリント配線基板等の導体のパターンを形成するために用いられるよ うになってきている。 このフォトリソグラフィー法は、形成すべきパターンを描いた原版を用いて、 光を投影露光することによりプリント配線基板に原版と同一のパターンを描く方 法である。IC等の製造の際には高い精度を要求されるために、原版としてはガ ラス板が用いられるが、プリント配線基板の場合には比較的精度が低くて良いた め、原版としてフィルムマスクを用いるのが普通である。 このフォトリソグラフィー法において重要なのは露光する際に配線される基板 と原版であるフィルムマスクとを正確に位置合わせすることであり、この位置合 わせの精度が製品の歩留まりに直接影響する。 そのため、従来の露光装置では露光装置と該露光装置に基板を搬送する搬送装 置との間に整列装置を設けて、ここで基板を整列して露光装置に送るように構成 している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の構成では整列装置を設ける必要があるためにラインが 長くなる欠点があった。また、整列装置において基板を整列する際に、基板と整 列装置の上面がこすれて基板に傷が付いたり埃が付いたりする欠点があった。 本考案はこれらの従来技術の問題点を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の搬送整列装置は、被搬送物を搬送する搬送 用コンベアベルトと、該搬送用コンベアベルトの搬送方向と異なる方向に被搬送 物を移動させる整列用ローラと、該整列用ローラを前記搬送用コンベアベルトに 対して相対的に上下方向に移動させる上下方向移動装置とを備えたことを基本的 な特徴とする。
【0005】
【作用】
搬送用コンベアベルトにより被搬送物が搬送され、且つ整列ローラにより該搬 送用コンベアベルトの搬送方向と異なる方向に被搬送物が移動される。整列用ロ ーラは上下方向移動装置により搬送用コンベアベルトに対して相対的に上下方向 に移動可能であり、搬送装置より上に上昇して被搬送物を移動させ、整列させる 。
【0006】
【実施例】
以下本考案を露光装置の基板搬送及び整列に適用した一実施例を図面に基づい て説明する。 最初にこの搬送整列装置が露光工程において、どのように配置されるのかを図 3により説明しておく。図3の例では反転機53を挟んで左右に同一の露光装置 が配設され、反転機53により反転された基板Wの表裏に配線パターンを焼き付 けるように構成されている。 露光装置の入り口側には搬送整列装置Aが設けられており、この搬送整列装置 Aから露光ステージSに基板Wが送られ、光源51からの露光によりフィルムマ スク装置50の配線パターンが基板Wに焼き付けられるように構成されている。 基板Wの片面の焼き付けが終わったら、反転機53により基板Wを反転し、再び 同じ動作により他の面の焼き付けを行うように構成されている。
【0007】 この搬送整列装置Aの一実施例の詳細を図1及び図2に示す。 搬送用コンベア1は幅方向に3列配設されており、図3に示すように下流から 基板Wを露光ステージSへと搬送する。搬送用コンベア1はこの実施例では丸ベ ルトを使用しており、基板Wとの接触面積を減少させて傷や埃の付着を抑制する ようになっている。
【0008】 整列用ローラ2は搬送用コンベア1の間に2列配設されており、各列に複数の ローラ(図では3個)が備えられている。整列用ローラ2の回転方向は搬送用コ ンベア1の搬送方向とは異なっており、この実施例では搬送用コンベア1の搬送 方向に直交する方向に回転するように構成されている。
【0009】 整列用ローラ2は基台20上に装着されており、この基台20はエアシリンダ 21により上下方向に移動可能になっている。即ち、整列用ローラ2は搬送用コ ンベア1のレベルより下側の位置と搬送用コンベア1のレベルより上側の位置の 間を上下移動可能になっている。そして、搬送用コンベア1のレベルより上側に 位置した時に、基板Wを移動させることが出来るように構成されている。
【0010】 整列用ローラ2の回転方向の一端側にはサイドビーム3の上方にストッパ4が 突出して設けられており、基板Wの端部がこのストッパ4に当接して整列が行わ れるようになっている。サイドビーム3の他端側は開放されており、ここにシュ ート6が設けられ、整列用ローラ2を逆方向に回転させることにより基板Wをラ インから排出できるように構成されている。
【0011】 更に基台20にはラック30とピニオン31が設けられており、該ラック30 の端部に立設されたピン5により基板Wを整列させることが出来るように構成さ れている。ラック30はピニオン31の両側に一対設けられており、該2つのラ ック30はピニオン31の回転により互いに近ずくか遠ざかるように構成されて おり、これによりピン5は基板Wの幅方向中心を所定位置に合致するように整列 させることが出来るように構成されている。これにより、基板Wを例えばライン の中心位置にセンタリングさせることなどが可能になる。
【0012】 更にこの実施例では基板Wの良否を判定する検査装置を設けており、検査不合 格の基板Wを前記したように整列用ローラ2を逆回転させることによりシュート 6側に排出できるようになっている。 この検査装置は板厚及びソリを検出するものであり、板厚測定器8とソリ検出 投光器9及び受光器10とを備えている。 板厚測定器8はこの装置の一辺のほぼ中央に設定され、基板Wの板厚を測定し 、基準値に達しない場合にはシュート6側に排出するように構成されている。 ソリ検出投光器9と受光器10は、この装置の4隅に設置されており、対角線 上にレーザ光を投光し、これを受光することにより基板Wのソリを検出するよう になっている。ソリ不合格品も同様に排出されるように構成されている。
【0013】 次に動作を説明する。 下流から送られてきた基板Wを搬送用コンベア1により所定位置まで搬送して 停止する。そして、エアシリンダ21により基台20を上昇させ、整列用ローラ 2とピン5を上昇させる。これにより基板Wは整列用ローラ2上に載置される。 そして該整列用ローラ2を回転させて基板Wをストッパ4に当接して整列させる か、或いは整列用ローラ2を回転フリーの状態にしておき、ピニオン31を回転 させてピン5により基板Wをセンタリングする。 いずれの場合も基板Wは整列用ローラ2により移動させられるから、擦れによ り傷が付いたり埃が付着したりすることはない。 整列が終了したら、エアシリンダ21により再び整列用ローラ2とピン5を下 降させ、基板Wを搬送用コンベア1上に載せて、基板Wを露光ステージSへと送 り出す。 なお、前記した検査装置により基板Wが不合格の場合には整列用ローラ2を逆 回転させて、基板Wをシュート6側に移動し、ライン外に排出する。
【0014】 以上説明した実施例においては、搬送整列装置Aにより基板Wの搬送と整列を 行えるから、露光装置のラインの短縮化を図ることが可能になる。また、整列用 ローラ2により基板Wをストッパ4位置で揃えることが可能であり、またピン5 によりセンタリングを行うことも可能である。またこの整列の際には基板Wは整 列用ローラ2上を移動するため、擦れによるキズが付くことがなく、また埃が付 着することもない。更にシュート6側に基板Wを排出することも可能であり、検 査装置により不合格な基板Wをライン外に出すことが可能になる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の搬送整列装置は、被搬送物を搬送する搬送用コン ベアベルトと、該搬送用コンベアベルトの搬送方向と異なる方向に被搬送物を移 動させる整列用ローラと、該整列用ローラを前記搬送用コンベアベルトに対して 相対的に上下方向に移動させる上下方向移動装置とを備えているため、搬送と整 列とを一つの装置で行うことができ、ライン長を短縮できる効果がある。また整 列の際にはローラを用いるため、被搬送物にキズをつけたり埃をつけたりするこ とがない等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】本考案の一実施例を示す正面図。
【図3】本考案の一実施例の配置状態を示す平面図。
【符号の説明】
1:搬送用コンベア、2:整列用ローラ、3:サイドビ
ーム、4:ストッパ、5:ピン、6:シュート、8:板
厚測定器、9:ソリ検出投光器、10:受光器、20:
基台、21:エアシリンダ、30:ラック、31:ピニ
オン。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被搬送物を搬送する搬送用コンベアベル
    トと、 該搬送用コンベアベルトの搬送方向と異なる方向に被搬
    送物を移動させる整列用ローラと、 該整列用ローラを前記搬送用コンベアベルトに対して相
    対的に上下方向に移動させる上下方向移動装置と、 を備えたことを特徴とする搬送整列装置。
  2. 【請求項2】 前記整列用ローラが前記搬送用コンベア
    ベルトの搬送方向と直交する方向に被搬送物を移動させ
    る、 請求項1に記載の搬送整列装置。
  3. 【請求項3】 被搬送物の検査装置を備え、検査不合格
    の場合には前記整列用ローラにより該被搬送物を排出す
    る、 請求項1に記載の搬送整列装置。
  4. 【請求項4】 被搬送物の所定方向中心位置を所定位置
    に位置決めする手段を備えた、 請求項1に記載の搬送整列装置。
JP5349192U 1992-07-06 1992-07-06 搬送整列装置 Pending JPH068354U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5349192U JPH068354U (ja) 1992-07-06 1992-07-06 搬送整列装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5349192U JPH068354U (ja) 1992-07-06 1992-07-06 搬送整列装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH068354U true JPH068354U (ja) 1994-02-01

Family

ID=12944316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5349192U Pending JPH068354U (ja) 1992-07-06 1992-07-06 搬送整列装置

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JP (1) JPH068354U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200071185A (ko) * 2018-12-10 2020-06-19 주식회사 엔알티 디스플레이 패널 적재용 박스를 정렬하기 위한 이송장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200071185A (ko) * 2018-12-10 2020-06-19 주식회사 엔알티 디스플레이 패널 적재용 박스를 정렬하기 위한 이송장치

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