JPH0683321A - 画像データ処理装置 - Google Patents

画像データ処理装置

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JPH0683321A
JPH0683321A JP4262990A JP26299092A JPH0683321A JP H0683321 A JPH0683321 A JP H0683321A JP 4262990 A JP4262990 A JP 4262990A JP 26299092 A JP26299092 A JP 26299092A JP H0683321 A JPH0683321 A JP H0683321A
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JP
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signal
dma transfer
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dma
data storage
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Application number
JP4262990A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Mikami
上 一 彦 三
Jun Yamashita
下 純 山
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0683321A publication Critical patent/JPH0683321A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/41Bandwidth or redundancy reduction

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
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  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1ページ分のイメージを分割して高速処理す
る画像データ処理装置において、圧縮データの転送開始
に要する時間を短縮すること。 【構成】 1ページ分のイメージを複数個に分割し、分
割イメージのデータをそれぞれ1つの圧縮伸長器で処理
させる。処理したデータは、各圧縮伸長器に対応させて
設けたFIFOに蓄える。蓄えたデータを、圧縮データ
格納手段にDMA転送する。その転送を制御するDMA
転送コントローラ9は、予めCPUにより起動してお
き、DMA転送リクエスト信号DRQを受けて転送を開
始させる。DMA転送リクエスト信号は、各FIFOに
対応して設けたDRQ制御回路にて発生させる。既にD
MA転送コントローラは起動してあるから、DMA転送
リクエスト信号が入力されると、転送の実行は短時間に
開始される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1ページ分のイメージ
を分割して高速処理する画像データ処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】画像データを高速に圧縮伸長処理する装
置として、1ページ分のイメージを複数領域に分割し、
各領域に対して個別に圧縮伸長器を設けるものがある
(例えば、特開昭62−176374号公報)。出願人も、その
ような画像データ処理装置をすでに提案しており(特願
平3−274667号)、図3にそのブロック図を示す。
【0003】図3において、1はCPU(中央演算処理
装置)、2はDMAC(DMA転送コントローラ,DM
A:ダイレクト・メモリ・アクセス)、3はIIT(画
像入力部)、4はIOT(画像出力部)、5はイメージ
メモリ、6−1,6−2は圧縮伸長器、7はイメージデ
ータバス、8−1,8−2は小容量一時的データ格納手
段としてのFIFO(First In First Out)、9はDM
AC、10はローカルDMAバス、11は圧縮データ格
納手段である。圧縮データ格納手段11としては、例え
ばRAM(ランダムアクセスメモリ)が用いられる。
【0004】IIT3から入力された画像データは、イ
メージデータバス7を通ってイメージメモリ5に転送さ
れる。この転送は、DMAC2のコントロール下におい
て、DMA転送で行われる。以下の説明においても、デ
ータ転送は、DMA転送により行われる。
【0005】この例では、1ページのイメージを、2つ
に分割している。図4は、イメージメモリ5の1ページ
分イメージを2分割した図であり、5−1,5−2は分
割イメージである。分割イメージ5−1の画像データは
圧縮伸長器6−1に転送され、分割イメージ5−2の画
像データは圧縮伸長器6−2に転送される。1ページの
イメージが、2つの圧縮伸長器で同時並行的に圧縮処理
されるので、単一の圧縮伸長器で処理する場合に比し、
短時間で処理することが出来る。
【0006】圧縮データは、それぞれFIFO8−1,
8−2に送られ、ここより、ローカルDMAバス10を
経て、圧縮データ格納手段11へDMA転送される。こ
のDMA転送は、DMAC9によりコントロールされ
る。DMAC9にDMA転送を開始させる時には、CP
U1がDMA転送開始のためのプログラムを実行するこ
とにより、DMAC9を起動する。即ち、ソフトウエア
的にDMAC9を起動する。
【0007】図5はDMA転送のタイムチャートを示す
図である。図5(A)は、図3におけるFIFO8−
1,8−2と圧縮データ格納手段11との間のDMA転
送のタイムチャートを示している。図5(A)の(a)
は、FIFO8−1と圧縮データ格納手段11との間の
DMA転送を示し、図5(A)の(b)は、FIFO8
−2と圧縮データ格納手段11との間のDMA転送を示
している。斜線部が、DMA転送を実行している時間を
示している。
【0008】FIFO8−1に或る所定量の圧縮データ
が溜まると、DMAC9を起動するようにしておき、F
IFO8−1から圧縮データ格納手段11への転送を行
う。所定量としては、例えばFIFOの容量の半分の量
と定めることが出来る。FIFO8−2にも或る所定量
の圧縮データが溜まっていれば、あらためてDMAC9
が起動され、その圧縮データが転送される。図5(A)
中のT1 は、CPU1によりDMAC9を起動するに要
する時間(つまり、CPU1のオーバーヘッド)であ
る。
【0009】伸長処理時には、図4の分割イメージ5−
1,5−2の圧縮データが、それぞれに対応したFIF
O,圧縮伸長器に送られ、並行して伸長処理され、1ペ
ージ分の画像データが得られる。圧縮データ格納手段1
1から各FIFOへ圧縮データを転送する場合、FIF
Oに或る所定量(例えば、FIFOの容量の半分の量)
の空きができると、CPU1がDMAC9を起動して、
転送を開始する。別のFIFOへの転送を行う場合に
は、あらためてDMAC9を起動して、転送を行わせ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
(問題点)出願人が既に提案した前記の技術では、DM
A転送するFIFOを切り換える毎に、CPUによりD
MACを起動しなければならないので、起動のために費
やさねばならない時間が多くなり、高速で転送すること
が出来ないという問題点があった。
【0011】(問題点の説明)1ページ分のイメージを
処理する間に、CPU1でDMAC9を起動する回数を
少なくするには、FIFOを切り換える回数を少なくす
る必要がある。そのためには、FIFOの容量を大にし
なければならない。しかし、そうすると、コストが高く
なるという別の問題が生じて来る。
【0012】また、前記した例では、イメージの分割数
が2なのでFIFOは2個であるが、分割数が多くなる
と、FIFOの個数も多くなる。そうすると、DMAC
の起動回数が多く、DMA転送の順番が回って来るのも
遅くなり、FIFOが圧縮データで満杯になってしまう
恐れがある。満杯になると、そのFIFOに対応する圧
縮伸長器は、圧縮データを出力することが出来ないの
で、動作を停止させられる。そうなると、並行処理によ
り処理を高速で行う能力を、充分に発揮させることがで
きない。本発明は、以上のような問題点を解決すること
を課題とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、イメージメモリと、該イメージメモリ
を複数領域に分割して各分割領域の画像データを処理す
るよう分割領域に対応して設けられた複数個の圧縮伸長
器と、各圧縮伸長器に対して設けられた専用の小容量一
時的データ格納手段と、該小容量一時的データ格納手段
からDMA転送される圧縮データを格納する共用の圧縮
データ格納手段と、該DMA転送を制御するDMA転送
コントローラとを具えた画像データ処理装置において、
前記小容量一時的データ格納手段から、圧縮処理時には
所定量以上の圧縮データが格納されたことを知らせる信
号または圧縮処理の終了を知らせる信号を受けた時、伸
長処理時には空き容量が所定量以上になったことを知ら
せる信号を受けた時に、DMA転送リクエスト信号を出
すDMA転送リクエスト信号制御回路と、該DMA転送
リクエスト制御回路に圧縮処理時または伸長処理時なる
ことを知らせる信号および圧縮処理の終了を知らせる信
号を伝達するI/Oとを設けることとした。
【0014】前記DMA転送リクエスト信号制御回路
は、次のものから構成する。即ち、 DMAコントローラからのDMA転送アクノリッジ
信号の数をカウントし、所定数に達した時に出力するカ
ウンタ。 小容量一時的データ格納手段に所定量以上の圧縮デ
ータが格納されたことを知らせる第1の信号と、小容量
一時的データ格納手段の空き容量が所定量以上になった
ことを知らせる第2の信号とが入力され、圧縮処理時に
は前記第1の信号を選択し、伸長処理時には前記第2の
信号を選択するデータセレクタ。 前記データセレクタの出力がセット端子に入力さ
れ、前記カウンタの出力がリセット端子に入力されるフ
リップフロップ。 該フリップフロップの出力と圧縮処理の終了を知ら
せる信号とが入力され、その出力がDMA転送リクエス
ト信号とされるOR回路。
【0015】なお、小容量一時的データ格納手段として
FIFOを用い、圧縮データ格納手段としてRAMを用
いることが出来る。
【0016】
【作 用】1ページ分のイメージを複数個に分割し、
分割イメージのデータをそれぞれ1つの圧縮伸長器で処
理させる。処理したデータは、各圧縮伸長器に対応させ
て設けた小容量一時的データ格納手段に蓄える。蓄えた
データを、圧縮データ格納手段にDMA転送する。その
転送を制御するDMA転送コントローラは、予めCPU
により起動しておき、DMA転送リクエスト信号を受け
て転送を開始する。
【0017】DMA転送リクエスト信号は、各小容量一
時的データ格納手段に対応して設けたDMA転送リクエ
スト信号制御回路にて発生させる。既にDMA転送コン
トローラは起動してあるから、DMA転送リクエスト信
号が入力されると、転送の実行は短時間に開始すること
が出来る。
【0018】そして、圧縮データを圧縮データ格納手段
へ転送する際に、或る小容量一時的データ格納手段から
の転送より、別の小容量一時的データ格納手段からの転
送に切り換えるというような転送の切り換えは、DMA
転送コントローラ内の回路で、チャンネルを切り換える
ことにより行う。即ち、ハードウェア的に行う。それに
要する時間は極めて短い。
【0019】転送の切り換えを行う度に、CPUにより
DMA転送コントローラを起動する必要がなくなり、C
PUのオーバーヘッドの回数が少なくなる。そのため、
処理を高速に行うことが可能となる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の画像データ処理装置のブ
ロック図である。符号は図3のものに対応し、12はI
/O、13−1,13−2はDRQ制御回路(DMA転
送リクエスト制御回路。DRQ…DMA Request )、14
〜16は信号線である。図3と同じ符号のものは、DM
AC9を除いて、ほぼ同じように動作する。
【0021】構成上、従来の画像データ処理装置と異な
る第1の点は、圧縮データを一時的に格納する各FIF
Oに対して、それぞれDRQ制御回路を設けた点であ
る。第2の点は、DRQ制御回路を設けたのに伴い、そ
の回路へ圧縮時か伸長時かを知らせる信号とか、強制的
にDMA転送をリクエストする信号とかを、一時的にラ
ッチするI/O12を設けた点である。
【0022】本発明では、圧縮処理なり伸長処理なりを
行う際、最初にCPU1でDMAC9を起動してしま
う。そしてその時、FIFO8−1,8−2からの1回
のブロック転送量(例、1Kバイト)より、はるかに大
きいデータ量(例、8Kバイト)を、転送量として設定
しておく。
【0023】FIFO8−1(または8−2)と圧縮デ
ータ格納手段11との間の転送は、DRQ制御回路13
−1(または13−2)より、DMA転送リクエスト信
号DRQ−1(またはDRQ−2)を受けとってから実
行する。
【0024】図5(B)は、本発明におけるFIFO8
−1,8−2と圧縮データ格納手段11との間のDMA
転送のタイムチャートを示している。図5(B)の
(a)は、FIFO8−1と圧縮データ格納手段11と
の間のDMA転送を示し、図5(B)の(b)は、FI
FO8−2と圧縮データ格納手段11との間のDMA転
送を示している。斜線部がDMA転送を実行している時
間を示している。
【0025】詳細な動作は後で説明するが、一方のFI
FOが関与する転送を終えた後、他方のFIFOが関与
する転送を開始するよう切り換える動作は、DRQ制御
回路13−1(またはDRQ制御回路13−2)からの
DMA転送リクエスト信号DRQ−1(またはDRQ−
2)を受けて、DMAC9内の回路(ハードウェア)に
より行われる(チャンネルの切り換え)。
【0026】その際、いちいち、CPU1によってDM
AC9をソフトウエア的に起動する必要はない。この切
り換えに要する時間(アービトレーションサイクル)
は、図5(B)中にT2 で示されている。この時間T2
は、CPU1でDMAC9を起動するに要する時間(T
1 )に比べて、はるかに短い。
【0027】各FIFOから転送したデータの合計量
が、DMAC9に最初に設定したデータ転送量に達した
時に、DMAC9は動作を停止する。更に転送したけれ
ば、再度CPU1によりDMAC9を起動する。従来は
1Kバイト毎にCPU1がDMAC9を起動していたの
を、本実施例では、例えば8Kバイト毎に起動するよう
にしたとすれば、CPU1のオーバーヘッドは、従来の
1/8になる。
【0028】〔DRQ制御回路の構成〕図2は、DRQ
制御回路の構成を示す図である。図2ではDRQ制御回
路13−1を例にとっているが、DRQ制御回路13−
2の構成も同様である。20はデータセレクタ、21は
カウンタ、22はフリップフロップ、23はOR回路、
14,15,24,25は信号線である。
【0029】信号線25からは、FIFO8−1の半分
が満たされたとの信号HF(HalfFull )が入力され
る。この信号は、圧縮処理時に使われる。圧縮処理時に
は、圧縮伸長器6−1からFIFO8−1に送られて来
る圧縮データは、圧縮処理の進行に伴い増加して来る。
或る所定量以上溜まったところで、FIFO8−1は、
圧縮データ格納手段11への転送を行うよう要求する。
この実施例では、その所定量をFIFO8−1の容量の
半分と定めており、前記信号HFを、転送要求信号を発
生するのに使う。
【0030】信号線24からは、FIFO8−1の半分
が空になったとの信号HE(HalfEmpty)が入力され
る。この信号は、伸長処理時に使われる。伸長処理時に
は、圧縮データ格納手段11からFIFO8−1に送っ
た圧縮データは、圧縮伸長器6−1の伸長処理の進行に
伴い減って来る。FIFO8−1は、その空き容量が或
る所定量以上となったところで、次の圧縮データを圧縮
データ格納手段11より転送するよう要求する。この実
施例では、その所定量をFIFO8−1の容量の半分と
定めており、前記信号HEを、転送要求信号を発生する
のに使う。
【0031】信号線14からは、これから行おうとして
いる処理が、圧縮処理なのか伸長処理なのかを表す信号
が入力される。この信号は、CPU1からI/O12を
経て送られて来る。データセレクタ20にて、圧縮処理
時には信号線25からのHF信号が選択され、伸長処理
時には信号線24からのHE信号が選択される。
【0032】データセレクタ20で選択された信号は、
フリップフロップ22のセット信号として用いられる。
セットされて出るフリップフロップ22の出力は、OR
回路23を経由し、DMA転送リクエスト信号DRQ−
1として出力される。
【0033】〔DRQ制御回路の動作…圧縮処理時〕次
に、圧縮処理時に例をとって、DRQ制御回路の動作を
詳細に説明する。図5(C)は、その時のタイムチャー
トである。符号は、図1,図2のものに対応している。
各タイムチャートにおいて、立ち上がり部分は信号が発
生したことを表し、立ち下がり部分は信号が消失したこ
とを表している。
【0034】図5(C)の(a)の波形の立ち上がり
は、FIFO8−1からハーフフル信号HF−1が出さ
れたことを示している。CPU1からの指令で、I/O
12は信号線14を通して、圧縮処理を行おうとしてい
る旨の信号をデータセレクタ20に送り込んでいるか
ら、信号線25を通って入力されているハーフフル信号
HF−1が選択される。これは、フリップフロップ22
のセット端子Sに入力され、その出力はOR回路23に
入力される。OR回路23の出力が、DMA転送リクエ
スト信号DRQ−1として、DMAC9に送られる。図
5(C)の(b)は、それを示している。
【0035】DMAC9は、CPU1により既に起動さ
れているから、DRQ−1を受けた時、他のFIFO8
−2のデータの転送をしている最中でなければ、直ちに
FIFO8−1のデータの転送を行う。DMAC9は、
データの単位量(例、1バイト)を転送する毎に、図5
(C)の(c)のようなDMA転送アクノリッジ信号D
AK−1を、DRQ制御回路13−1のカウンタ21に
送る。
【0036】転送を開始した結果、FIFO8−1のデ
ータ量が、ハーフフルより少なくなると、ハーフフル信
号HF−1は消失する。図5(C)の(a)の波形の立
ち下がりは、それを表している。しかし、DMA転送リ
クエスト信号DRQ−1は、フリップフロップ22の出
力が出ている限り出るので、ハーフフル信号HF−1が
消失したからといって、DMA転送リクエスト信号DR
Q−1は消失はしない。
【0037】カウンタ21は、1回のブロック転送(バ
ースト転送)で、FIFO8−1から送出されるデータ
量を、一定量にする役目を果たしている。その一定量を
1Kバイトとした場合には、カウンタ21を、図5
(C)の(c)のDAK−1が1024個入力して来た
時に、出力信号(キャリィアウト信号)が出るように設
定しておく。なお、図5(C)の(c)のDAK−1が
1個から1024個まで入力して来るまでの時間は、図
5(B)の(a)の斜線部が施してある時間に対応して
いる。
【0038】前記のキャリィアウト信号は、フリップフ
ロップ22のリセット端子Rに入力され、フリップフロ
ップ22の出力をロー(low)にする。これにより、DM
A転送リクエスト信号DRQ−1は消失する。図5
(C)の(b)の立ち下がり部分は、それを表してい
る。
【0039】図5(C)の(d)〜(f)のタイムチャ
ートは、FIFO8−2,DRQ制御回路13−2に関
連したものである。図5(C)の(d)は、FIFO8
−2からのハーフフル信号HF−2であるが、この例で
は、FIFO8−1の転送が終わる前から、出されてい
る。同様に、DMA転送リクエスト信号DRQ−2も、
FIFO8−1の転送が終わる前から出されている。し
かし、出された時はFIFO8−1からの転送が行われ
ている最中であったので、FIFO8−2からの転送は
行われなかった。
【0040】FIFO8−1からの最後のデータの転送
が終了すると、DMAC9は、FIFO8−2からの転
送が出来るよう、転送チャンネルの切り換えの動作をす
る。これは、DMAC9内のハードウェアで行われる
が、それに要する時間(アービトレーションサイクル)
が図中のT2 である。これは、図5(B)のT2 に対応
している。ハードウェアでの切り換えであるので、時間
2 は極めて短い。その後、FIFO8−2からの転送
が開始され、DMA転送アクノリッジ信号DAK−2が
現れる。
【0041】ところで、分割イメージ5−1,5−2の
最後の部分の処理を終えた時、FIFOに溜まっている
圧縮データの量は、FIFOの容量の半分に満たない場
合がある。半分に満たないと、ハーフフル信号は出され
ない。従って、このままでは、最後の部分の圧縮データ
は、圧縮データ格納手段11へ転送されないことにな
る。
【0042】そこで、圧縮処理が終了した場合には、C
PU1よりI/O12,信号線15(または16)を経
て、強制DMA転送リクエスト信号(強制DRQ)をO
R回路23の一方の端子に入力する。これが、OR回路
23より出力され、最後の部分の圧縮データの転送を可
能とする。
【0043】〔DRQ制御回路の動作…伸長処理時〕伸
長処理時には、FIFOの容量の半分以上の容量が空き
(Half Empty) となった場合に、圧縮データ格納手段1
1からの圧縮データの転送を要求するようにしてあると
仮定する。FIFO8−1から、信号線25を通ってハ
ーフエンプティ信号HE−1が入って来ると、データセ
レクタ20にてそれが選択され、フリップフロップ22
がセットされる。フリップフロップ22の出力は、OR
回路23を経た後、DMA転送リクエスト信号DRQ−
1としてDMAC9へ送られる。
【0044】圧縮データ格納手段11からの転送が開始
されると、DMAC9からDMA転送アクノリッジ信号
DAK−1が出される。カウンタ21で設定してある量
のデータを、FIFO8−1へ転送し終わると、フリッ
プフロップ22がリセットされ、DMA転送リクエスト
信号DRQ−1は消失する。
【0045】FIFO8−2からDMA転送リクエスト
信号DRQ−2が出されていると、DMAC9は、転送
先の切り換え動作をハードウェア的に行い、圧縮データ
格納手段11からFIFO8−2への転送を開始する。
【0046】なお、伸長処理時には、DMA転送リクエ
スト信号は不用である。なぜなら、分割イメージ5−
1,5−2に対応する全ての圧縮データは、FIFOか
らハーフエンプティ信号HEが出される度に、圧縮デー
タ格納手段11からの転送を行っていれば、自ずとFI
FOへ転送されて出て来るからである。
【0047】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の画像データ処
理装置では、各FIFOと圧縮データ格納手段との間の
DMA転送を制御するDMA転送コントローラを、予め
CPUにより起動しておき、DMA転送リクエスト信号
制御回路からのDMA転送リクエスト信号を受けて、転
送を実行する。従って、転送を実行する度に、いちいち
CPUによりDMA転送コントローラを起動する必要が
なく、起動するために時間を費やさなくてもよいので、
処理が高速化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像データ処理装置のブロック図
【図2】 DRQ制御回路の構成を示す図
【図3】 従来の画像データ処理装置のブロック図
【図4】 1ページ分イメージを2分割した図
【図5】 DMA転送のタイムチャートを示す図
【符号の説明】
1…CPU、2…DMAC、3…IIT、4…IOT、
5…イメージメモリ、5−1,5−2…分割イメージ、
6−1,6−2…圧縮伸長器、7…イメージデータバ
ス、8−1,8−2…FIFO、9…DMAC、10…
ローカルDMAバス、11…圧縮データ格納手段、12
…I/O、13−1,13−2…DRQ制御回路、14
〜16…信号線、20…データセレクタ、21…カウン
タ、22…フリップフロップ、23…OR回路、24,
25…信号線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/415 9070−5C // G09G 5/00 M 8121−5G

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージメモリと、該イメージメモリを
    複数領域に分割して各分割領域の画像データを処理する
    よう分割領域に対応して設けられた複数個の圧縮伸長器
    と、各圧縮伸長器に対して設けられた専用の小容量一時
    的データ格納手段と、該小容量一時的データ格納手段か
    らDMA転送される圧縮データを格納する共用の圧縮デ
    ータ格納手段と、該DMA転送を制御するDMA転送コ
    ントローラとを具えた画像データ処理装置において、前
    記小容量一時的データ格納手段から、圧縮処理時には所
    定量以上の圧縮データが格納されたことを知らせる信号
    または圧縮処理の終了を知らせる信号を受けた時、伸長
    処理時には空き容量が所定量以上になったことを知らせ
    る信号を受けた時に、DMA転送リクエスト信号を出す
    DMA転送リクエスト信号制御回路と、該DMA転送リ
    クエスト制御回路に圧縮処理時または伸長処理時なるこ
    とを知らせる信号および圧縮処理の終了を知らせる信号
    を伝達するI/Oとを設けたことを特徴とする画像デー
    タ処理装置。
  2. 【請求項2】 小容量一時的データ格納手段としてFI
    FOを用いたことを特徴とする請求項1記載の画像デー
    タ処理装置。
  3. 【請求項3】 圧縮データ格納手段としてRAMを用い
    たことを特徴とする請求項1記載の画像データ処理装
    置。
  4. 【請求項4】 DMAコントローラからのDMA転送ア
    クノリッジ信号の数をカウントし、所定数に達した時に
    出力するカウンタと、小容量一時的データ格納手段に所
    定量以上の圧縮データが格納されたことを知らせる第1
    の信号と、小容量一時的データ格納手段の空き容量が所
    定量以上になったことを知らせる第2の信号とが入力さ
    れ、圧縮処理時には前記第1の信号を選択し、伸長処理
    時には前記第2の信号を選択するデータセレクタと、前
    記データセレクタの出力がセット端子に入力され、前記
    カウンタの出力がリセット端子に入力されるフリップフ
    ロップと、該フリップフロップの出力と圧縮処理の終了
    を知らせる信号とが入力され、その出力がDMA転送リ
    クエスト信号とされるOR回路とから、DMA転送リク
    エスト信号制御回路が構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の画像データ処理装置。
JP4262990A 1992-09-04 1992-09-04 画像データ処理装置 Pending JPH0683321A (ja)

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