JPH0683240B2 - 信号伝送方式 - Google Patents
信号伝送方式Info
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- JPH0683240B2 JPH0683240B2 JP62118469A JP11846987A JPH0683240B2 JP H0683240 B2 JPH0683240 B2 JP H0683240B2 JP 62118469 A JP62118469 A JP 62118469A JP 11846987 A JP11846987 A JP 11846987A JP H0683240 B2 JPH0683240 B2 JP H0683240B2
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- Japan
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- signal
- station
- demultiplexing
- stations
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は信号伝送方式に関し、特に右回りおよび左回り
の2つのループ状の伝送路で順次接続された複数の局が
隣接局間で双方向に信号を伝送する信号伝送方式に関す
る。
の2つのループ状の伝送路で順次接続された複数の局が
隣接局間で双方向に信号を伝送する信号伝送方式に関す
る。
右回りおよび左回りの2つのループ状の伝送路で順次接
続された複数の局が相互間で通信する信号伝送方式の従
来例として、特開昭57−104341号公報に記載されている
もの(以下第1の従来例という)および特開昭60−1745
45号公報に記載されているもの(以下第2の従来例とい
う)がある。
続された複数の局が相互間で通信する信号伝送方式の従
来例として、特開昭57−104341号公報に記載されている
もの(以下第1の従来例という)および特開昭60−1745
45号公報に記載されているもの(以下第2の従来例とい
う)がある。
第1の従来例では、1つの親局が複数(n局)の子局と
双方向に通信する。親局は、各子局宛のn個の信号を多
重化して1つの伝送路に送出し、各子局からのn個の信
号が多重化された信号を受信する。各子局は、伝送路か
らのn個の信号が多重化された信号を分離し、自局宛の
信号のみを受信し、自局宛でない(n−1)個の信号と
自局から親局宛の信号とを多重化して伝送路に送出す
る。親局および各子局はn個の信号を多重化する多重化
部とn個の信号を分離化する分離化部とをそれぞれ2系
統持っている。これら2系統の多重化部および分離化部
のうち1系統が2つの伝送路のうち一方の伝送路でルー
プ状に接続され、もう1つの系統の多重化部および分離
化部が他方の伝送路でループ状に接続されている。1つ
の伝送路で相互接続された1系統の多重化部および分離
化部により親局は各子局と双方向に通信し、もう1つの
伝送路とこれにより相互接続されたもう1つの系統の多
重化部および分離化部とは待機している。通信に現用さ
れている伝送路が断になると、待機している伝送路がこ
れにより相互接続された多重化部および分離化部と共に
現用に切替えられる。
双方向に通信する。親局は、各子局宛のn個の信号を多
重化して1つの伝送路に送出し、各子局からのn個の信
号が多重化された信号を受信する。各子局は、伝送路か
らのn個の信号が多重化された信号を分離し、自局宛の
信号のみを受信し、自局宛でない(n−1)個の信号と
自局から親局宛の信号とを多重化して伝送路に送出す
る。親局および各子局はn個の信号を多重化する多重化
部とn個の信号を分離化する分離化部とをそれぞれ2系
統持っている。これら2系統の多重化部および分離化部
のうち1系統が2つの伝送路のうち一方の伝送路でルー
プ状に接続され、もう1つの系統の多重化部および分離
化部が他方の伝送路でループ状に接続されている。1つ
の伝送路で相互接続された1系統の多重化部および分離
化部により親局は各子局と双方向に通信し、もう1つの
伝送路とこれにより相互接続されたもう1つの系統の多
重化部および分離化部とは待機している。通信に現用さ
れている伝送路が断になると、待機している伝送路がこ
れにより相互接続された多重化部および分離化部と共に
現用に切替えられる。
第2の従来例では、各局はすべて対等に扱われている
が、各局間で伝送される信号を多重化して1つの伝送路
で伝送し、2つの伝送路のうち一方を現用系、他方を待
機系とすることについては第1の従来例におけると同じ
である。しかし、第2の従来例では、現用系の伝送路が
断になったとき、伝送路の断になった点を含む局間部分
のみをこの局間部分の両方の局のスイッチ等で現用系の
伝送路から待機系の伝送路に切替えるようにしている。
が、各局間で伝送される信号を多重化して1つの伝送路
で伝送し、2つの伝送路のうち一方を現用系、他方を待
機系とすることについては第1の従来例におけると同じ
である。しかし、第2の従来例では、現用系の伝送路が
断になったとき、伝送路の断になった点を含む局間部分
のみをこの局間部分の両方の局のスイッチ等で現用系の
伝送路から待機系の伝送路に切替えるようにしている。
ところで、右回りおよび左回りの2つのループ状の伝送
路で順次接続された複数の局が隣接局間で双方向に信号
を伝送しようとする場合、上述した第1の従来例や第2
の従来例におけるように伝送すべき各信号を多重化して
一方の伝送路で伝送し他方の伝送路は待機系とするなら
ば、局数をmとして、各局にはm個の信号を多重化し分
離する分離多重回路を備える必要があり、局数の増加に
比例して分離多重回路が複雑になると共に、伝送路はm
個の信号を伝送することになるので伝送路の必要伝送容
量も局数の増加に比例して増大するという問題がある。
路で順次接続された複数の局が隣接局間で双方向に信号
を伝送しようとする場合、上述した第1の従来例や第2
の従来例におけるように伝送すべき各信号を多重化して
一方の伝送路で伝送し他方の伝送路は待機系とするなら
ば、局数をmとして、各局にはm個の信号を多重化し分
離する分離多重回路を備える必要があり、局数の増加に
比例して分離多重回路が複雑になると共に、伝送路はm
個の信号を伝送することになるので伝送路の必要伝送容
量も局数の増加に比例して増大するという問題がある。
本発明の目的は、右回りおよび左回りの2つのループ状
の伝送路で伝送路の断に対する予備をもって隣接局間で
双方向に信号を伝送することができ、各局の構成が簡単
になり、かつ、局数が増加しても伝送路の必要伝送容量
が増大することのない信号伝送方式を提供することにあ
る。
の伝送路で伝送路の断に対する予備をもって隣接局間で
双方向に信号を伝送することができ、各局の構成が簡単
になり、かつ、局数が増加しても伝送路の必要伝送容量
が増大することのない信号伝送方式を提供することにあ
る。
本発明の信号伝送方式は、複数の局と、これら複数の局
を順次接続してループを形成する第1および第2の伝送
路とを具備し、互に隣接する2つの前記局の間で前記第
1の伝送路によって前記ループの第1の回り方向に信号
を伝送し前記第2の伝送路によって前記第1の回り方向
とは逆回りの第2の回り方向に信号を伝送する信号伝送
方式であって、それぞれの前記局は、前記第1の回り方
向に隣接する前記局へ伝送すべき第1の信号ともう1つ
の信号とを多重化して前記第1の伝送路へ出力し前記第
1の伝送路から入力する信号をそのまま出力すると共に
この信号に多重化されている2つの信号のうち前記第2
の回り方向に隣接する前記局において前記第1の信号に
対応する信号とは異なる信号を分離して出力する第1の
分離多重回路と、前記第2の回り方向に隣接する前記局
へ伝送すべき第2の信号ともう1つの信号とを多重化し
て前記第2の伝送路へ出力し前記第2の伝送路から入力
する信号をそのまま出力すると共にこの信号に多重化さ
れている2つの信号のうち前記第1の回り方向に隣接す
る前記局において前記第2の信号に対応する信号とは異
なる信号を分離して出力する第2の分離多重回路と、通
常は前記第2の信号を選択し前記第2の伝送路のうち隣
接する2つの前記局と自局との間の部分を除く部分に障
害が発生したとき前記第1の分離多重回路が前記分離し
て出力した信号を選択して前記第1の分離多重回路が多
重化する前記もう1つの信号として出力する第1のスイ
ッチと、通常は前記第1の信号を選択し前記第1の伝送
路のうち隣接する2つの前記局と自局との間の部分を除
く部分に障害が発生したとき前記第2の分離多重回路が
前記分離して出力した信号を選択して前記第2の分離多
重回路が多重化する前記もう1つの信号として出力する
第2のスイッチと、通常は前記第2の分離多重回路が前
記そのまま出力した信号を選択し前記第2の伝送路のう
ち前記第1の回り方向に隣接する前記局と自局との間の
部分に障害が発生したとき前記第1の分離多重回路が前
記そのまま出力した信号を選択して出力する第3のスイ
ッチと、通常は前記第1の分離多重回路が前記そのまま
出力した信号を選択し前記第1の伝送路のうち前記第2
の回り方向に隣接する前記局と自局との間の部分に障害
が発生したとき前記第2の分離多重回路が前記そのまま
出力した信号を選択して出力する第4のスイッチとを備
えて構成される。
を順次接続してループを形成する第1および第2の伝送
路とを具備し、互に隣接する2つの前記局の間で前記第
1の伝送路によって前記ループの第1の回り方向に信号
を伝送し前記第2の伝送路によって前記第1の回り方向
とは逆回りの第2の回り方向に信号を伝送する信号伝送
方式であって、それぞれの前記局は、前記第1の回り方
向に隣接する前記局へ伝送すべき第1の信号ともう1つ
の信号とを多重化して前記第1の伝送路へ出力し前記第
1の伝送路から入力する信号をそのまま出力すると共に
この信号に多重化されている2つの信号のうち前記第2
の回り方向に隣接する前記局において前記第1の信号に
対応する信号とは異なる信号を分離して出力する第1の
分離多重回路と、前記第2の回り方向に隣接する前記局
へ伝送すべき第2の信号ともう1つの信号とを多重化し
て前記第2の伝送路へ出力し前記第2の伝送路から入力
する信号をそのまま出力すると共にこの信号に多重化さ
れている2つの信号のうち前記第1の回り方向に隣接す
る前記局において前記第2の信号に対応する信号とは異
なる信号を分離して出力する第2の分離多重回路と、通
常は前記第2の信号を選択し前記第2の伝送路のうち隣
接する2つの前記局と自局との間の部分を除く部分に障
害が発生したとき前記第1の分離多重回路が前記分離し
て出力した信号を選択して前記第1の分離多重回路が多
重化する前記もう1つの信号として出力する第1のスイ
ッチと、通常は前記第1の信号を選択し前記第1の伝送
路のうち隣接する2つの前記局と自局との間の部分を除
く部分に障害が発生したとき前記第2の分離多重回路が
前記分離して出力した信号を選択して前記第2の分離多
重回路が多重化する前記もう1つの信号として出力する
第2のスイッチと、通常は前記第2の分離多重回路が前
記そのまま出力した信号を選択し前記第2の伝送路のう
ち前記第1の回り方向に隣接する前記局と自局との間の
部分に障害が発生したとき前記第1の分離多重回路が前
記そのまま出力した信号を選択して出力する第3のスイ
ッチと、通常は前記第1の分離多重回路が前記そのまま
出力した信号を選択し前記第1の伝送路のうち前記第2
の回り方向に隣接する前記局と自局との間の部分に障害
が発生したとき前記第2の分離多重回路が前記そのまま
出力した信号を選択して出力する第4のスイッチとを備
えて構成される。
以下実施例を示す図面を参照して本発明について詳細に
説明する。
説明する。
第1図は、本発明の信号伝送方式の一実施例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
1〜4は局であり、ループ状の右回りの伝送路L1によっ
て局1〜局4の順に順次接続されており、また、ループ
状の左回りの伝送路L2によっても順次接続されている。
伝送路L1,L2はそれぞれデータ信号D1,D2を時分割多重し
た信号を伝送できる。
て局1〜局4の順に順次接続されており、また、ループ
状の左回りの伝送路L2によっても順次接続されている。
伝送路L1,L2はそれぞれデータ信号D1,D2を時分割多重し
た信号を伝送できる。
局1〜局4は全て同じ構成であり、分離多重回路11,12
と、スイッチ13〜16と、入力端子101,102と、出力端子1
03,104とを備えて構成されている。分離多重回路11は、
伝送路L1から入力する信号をそのまま出力すると共にこ
の信号からデータ信号D2を分離して出力し、入力端子10
1から入力するデータ信号D1とスイッチ13から入力する
データ信号D2とを時分割多重して伝送路L1へ出力する。
分離多重回路12は、伝送路L2から入力する信号をそのま
ま出力すると共にこの信号からデータ信号D1を分離して
出力し、入力端子102から入力するデータ信号D2とスイ
ッチ14から入力するデータ信号D1とを時分割多重して伝
送路L2へ出力する。スイッチ13は、分離多重回路11が分
離出力したデータ信号D2または入力端子102から入力す
るデータ信号D2のいずれか一方を選択出力するように接
続されている。スイッチ14は、分離多重回路12が分離出
力したデータ信号D1または入力端子101から入力するデ
ータ信号D1のいずれか一方を選択出力するように接続さ
れている。スイッチ15,16は、分離多重回路11が伝送路L
1から入力しそのまま出力した信号または分離多重回路1
2が伝送路L2から入力しそのまま出力した信号のいずれ
か一方をそれぞれ選択し、スイッチ15が選択した信号は
出力端子103から出力され、スイッチ16が選択した信号
は出力端子104から出力される。
と、スイッチ13〜16と、入力端子101,102と、出力端子1
03,104とを備えて構成されている。分離多重回路11は、
伝送路L1から入力する信号をそのまま出力すると共にこ
の信号からデータ信号D2を分離して出力し、入力端子10
1から入力するデータ信号D1とスイッチ13から入力する
データ信号D2とを時分割多重して伝送路L1へ出力する。
分離多重回路12は、伝送路L2から入力する信号をそのま
ま出力すると共にこの信号からデータ信号D1を分離して
出力し、入力端子102から入力するデータ信号D2とスイ
ッチ14から入力するデータ信号D1とを時分割多重して伝
送路L2へ出力する。スイッチ13は、分離多重回路11が分
離出力したデータ信号D2または入力端子102から入力す
るデータ信号D2のいずれか一方を選択出力するように接
続されている。スイッチ14は、分離多重回路12が分離出
力したデータ信号D1または入力端子101から入力するデ
ータ信号D1のいずれか一方を選択出力するように接続さ
れている。スイッチ15,16は、分離多重回路11が伝送路L
1から入力しそのまま出力した信号または分離多重回路1
2が伝送路L2から入力しそのまま出力した信号のいずれ
か一方をそれぞれ選択し、スイッチ15が選択した信号は
出力端子103から出力され、スイッチ16が選択した信号
は出力端子104から出力される。
局1〜4は、右隣りの局(2,3,4,1)へ伝送するデータ
信号をデータ信号D1として入力端子101へ入力し、左隣
りの局へ伝送するデータ信号をデータ信号D2として入力
端子102へ入力する。また、局1〜4は、右隣りの局が
送出したデータ信号D2を出力端子103から受信し、左隣
りの局が送出したデータ信号D1を出力端子104から受信
する。
信号をデータ信号D1として入力端子101へ入力し、左隣
りの局へ伝送するデータ信号をデータ信号D2として入力
端子102へ入力する。また、局1〜4は、右隣りの局が
送出したデータ信号D2を出力端子103から受信し、左隣
りの局が送出したデータ信号D1を出力端子104から受信
する。
通常、局1〜4は、それぞれのスイッチ13〜16を第1図
に実線で示す状態にしておく。
に実線で示す状態にしておく。
この場合、局1〜4が右隣りの局へ伝送すべく送出した
データ信号D1は、伝送路L1を介して右隣りの局へ伝送さ
れて出力端子104で受信される。データ信号D1は伝送路L
2を介して左隣りの局へも伝送され出力端子103から出力
されるが、この(出力端子103から出力する)データ信
号D1は捨てられる。同様に、局1〜4が左隣りの局へ伝
送すべく送出したデータ信号D2は、伝送路L2を介して左
隣りの局へ伝送されて出力端子103で受信され、伝送路L
1を介して右隣りの局へ伝送され出力端子104から出力さ
れて捨てられる。この場合、伝送路L1は局間で伝送すべ
きデータ信号D1の他に捨てられるデータ信号D2をも伝送
しており、伝送路L2は局間で伝送すべきデータ信号D2の
他に捨てられるデータ信号D1をも伝送している。
データ信号D1は、伝送路L1を介して右隣りの局へ伝送さ
れて出力端子104で受信される。データ信号D1は伝送路L
2を介して左隣りの局へも伝送され出力端子103から出力
されるが、この(出力端子103から出力する)データ信
号D1は捨てられる。同様に、局1〜4が左隣りの局へ伝
送すべく送出したデータ信号D2は、伝送路L2を介して左
隣りの局へ伝送されて出力端子103で受信され、伝送路L
1を介して右隣りの局へ伝送され出力端子104から出力さ
れて捨てられる。この場合、伝送路L1は局間で伝送すべ
きデータ信号D1の他に捨てられるデータ信号D2をも伝送
しており、伝送路L2は局間で伝送すべきデータ信号D2の
他に捨てられるデータ信号D1をも伝送している。
局1,2間で伝送路L1が断になったとする。この場合、局
2のスイッチ16ならびに局3および局4のスイッチ14を
点線で図示する状態に切替える。局1が右隣りの局2へ
伝送すべきデータ信号D1は、伝送路L2を介して局4へも
伝送されており、このデータ信号D1は上記のスイッチ切
替により局4,3のスイッチ14で中継されて伝送路L2から
局2へ入力し、局2の切替えられたスイッチ16を介して
出力端子104に到達して受信される。局4,3ではスイッチ
14が切替えられているので伝送路L2へ自局のデータ信号
D1を送出することはなく、したがって、局4,3間ならび
に局3,2間の伝送路L2を局1が送出したデータ信号D1の
伝送に用いることができる結局、この場合、局1が右隣
りの局2へ伝送すべく送出したデータ信号D1は、伝送路
L2で左回りに局2へ伝送されることになる。
2のスイッチ16ならびに局3および局4のスイッチ14を
点線で図示する状態に切替える。局1が右隣りの局2へ
伝送すべきデータ信号D1は、伝送路L2を介して局4へも
伝送されており、このデータ信号D1は上記のスイッチ切
替により局4,3のスイッチ14で中継されて伝送路L2から
局2へ入力し、局2の切替えられたスイッチ16を介して
出力端子104に到達して受信される。局4,3ではスイッチ
14が切替えられているので伝送路L2へ自局のデータ信号
D1を送出することはなく、したがって、局4,3間ならび
に局3,2間の伝送路L2を局1が送出したデータ信号D1の
伝送に用いることができる結局、この場合、局1が右隣
りの局2へ伝送すべく送出したデータ信号D1は、伝送路
L2で左回りに局2へ伝送されることになる。
同様に、局1,2間で伝送路L2が断になった場合、局1の
スイッチ15ならびに局3および局4のスイッチ13を点線
で図示する状態に切替えることにより、局2が左隣りの
局1へ伝送すべく送出したデータ信号D2を、伝送路L1を
介して右回りに局1へ伝送し、局1の出力端子103で受
信できる。
スイッチ15ならびに局3および局4のスイッチ13を点線
で図示する状態に切替えることにより、局2が左隣りの
局1へ伝送すべく送出したデータ信号D2を、伝送路L1を
介して右回りに局1へ伝送し、局1の出力端子103で受
信できる。
その他の局間における伝送路L1またはL2の断において
も、上記と同様にして伝送路断の救済ができる。
も、上記と同様にして伝送路断の救済ができる。
以上、分離多重回路がデータ信号を時間軸で分離,多重
化する場合について本発明の実施例を説明したが、分離
多重回路は、例えば、2つのデータ列を4相位相変調波
に変換する変調器と4相位相変調波を復調して2つのデ
ータ列を出力する復調器との組合せでもよく、また、周
波数軸上での分離多重回路であってもよい。
化する場合について本発明の実施例を説明したが、分離
多重回路は、例えば、2つのデータ列を4相位相変調波
に変換する変調器と4相位相変調波を復調して2つのデ
ータ列を出力する復調器との組合せでもよく、また、周
波数軸上での分離多重回路であってもよい。
以上説明したように本発明は、伝送路に異状がないと
き、第1,第2の分離多重回路と第1,第2のスイッチとを
用いて一方の回りの方向の隣接局に伝送すべき信号と逆
の回り方向の隣接局に伝送すべき信号とを多重化して伝
送路に送出し、伝送路から入力した信号から第1,第2の
分離多重回路を用いて自局宛ではない信号を分離し、分
離した信号は第1,第2のスイッチで捨て、第1,第2の分
離多重回路が出力した自局宛の信号を含んだ信号を第3,
第4のスイッチを介して受取り、伝送路に断が発生する
と、この伝送路断によって隣接局から自局宛の信号の受
けられなくなった局は第3または第4のスイッチを切替
え、また、断になった伝送路部分のすぐ両側の局を除く
各局は第1または第2のスイッチを切替えることによ
り、伝送路が断になって宛先の局で受けられなくなった
信号が逆回り方向の伝送路で宛先の局へ転送されるの
で、2つの分離多重回路と4つのスイッチとからなるき
わめて簡単な局構成で、かつ、2つのループ状の伝送路
だけで予備をもって隣接局間で双方向に信号が伝送でき
るという効果があり、さらに、局数が増加しても局構成
は同一でよく、局構成が複雑になるということがないと
いう効果があり、さらにまた、局数に関係なく伝送路で
伝送される信号数は常に2であり、伝送路の必要伝送容
量が小さくてよいという効果がある。
き、第1,第2の分離多重回路と第1,第2のスイッチとを
用いて一方の回りの方向の隣接局に伝送すべき信号と逆
の回り方向の隣接局に伝送すべき信号とを多重化して伝
送路に送出し、伝送路から入力した信号から第1,第2の
分離多重回路を用いて自局宛ではない信号を分離し、分
離した信号は第1,第2のスイッチで捨て、第1,第2の分
離多重回路が出力した自局宛の信号を含んだ信号を第3,
第4のスイッチを介して受取り、伝送路に断が発生する
と、この伝送路断によって隣接局から自局宛の信号の受
けられなくなった局は第3または第4のスイッチを切替
え、また、断になった伝送路部分のすぐ両側の局を除く
各局は第1または第2のスイッチを切替えることによ
り、伝送路が断になって宛先の局で受けられなくなった
信号が逆回り方向の伝送路で宛先の局へ転送されるの
で、2つの分離多重回路と4つのスイッチとからなるき
わめて簡単な局構成で、かつ、2つのループ状の伝送路
だけで予備をもって隣接局間で双方向に信号が伝送でき
るという効果があり、さらに、局数が増加しても局構成
は同一でよく、局構成が複雑になるということがないと
いう効果があり、さらにまた、局数に関係なく伝送路で
伝送される信号数は常に2であり、伝送路の必要伝送容
量が小さくてよいという効果がある。
第1図は、本発明の信号伝送方式の一実施例を示すブロ
ック図である。 1〜4……局、11,12……分離多重回路、 13〜16……スイッチ、L1,L2……伝送路。
ック図である。 1〜4……局、11,12……分離多重回路、 13〜16……スイッチ、L1,L2……伝送路。
Claims (1)
- 【請求項1】複数の局と、これら複数の局を順次接続し
てループを形成する第1および第2の伝送路とを具備
し、互に隣接する2つの前記局の間で前記第1の伝送路
によって前記ループの第1の回り方向に信号を伝送し前
記第2の伝送路によって前記第1の回り方向とは逆回り
の第2の回り方向に信号を伝送する信号伝送方式であっ
て、それぞれの前記局は、前記第1の回り方向に隣接す
る前記局へ伝送すべき第1の信号ともう1つの信号とを
多重化して前記第1の伝送路へ出力し前記第1の伝送路
から入力する信号をそのまま出力すると共にこの信号に
多重化されている2つの信号のうち前記第2の回り方向
に隣接する前記局において前記第1の信号に対応する信
号とは異なる信号を分離して出力する第1の分離多重回
路と、前記第2の回り方向に隣接する前記局へ伝送すべ
き第2の信号ともう1つの信号とを多重化して前記第2
の伝送路へ出力し前記第2の伝送路から入力する信号を
そのまま出力すると共にこの信号に多重化されている2
つの信号のうち前記第1の回り方向に隣接する前記局に
おいて前記第2の信号に対応する信号とは異なる信号を
分離して出力する第2の分離多重回路と、通常は前記第
2の信号を選択し前記第2の伝送路のうち隣接する2つ
の前記局と自局との間の部分を除く部分に障害が発生し
たとき前記第1の分離多重回路が前記分離して出力した
信号を選択して前記第1の分離多重回路が多重化する前
記もう1つの信号として出力する第1のスイッチと、通
常は前記第1の信号を選択し前記第1の伝送路のうち隣
接する2つの前記局と自局との間の部分を除く部分に障
害が発生したとき前記第2の分離多重回路が前記分離し
て出力した信号を選択して前記第2の分離多重回路が多
重化する前記もう1つの信号として出力する第2のスイ
ッチと、通常は前記第2の分離多重回路が前記そのまま
出力した信号を選択し前記第2の伝送路のうち前記第1
の回り方向に隣接する前記局と自局との間の部分に障害
が発生したとき前記第1の分離多重回路が前記そのまま
出力した信号を選択して出力する第3のスイッチと、通
常は前記第1の分離多重回路が前記そのまま出力した信
号を選択し前記第1の伝送路のうち前記第2の回り方向
に隣接する前記局と自局との間の部分に障害が発生した
とき前記第2の分離多重回路が前記そのまま出力した信
号を選択して出力する第4のスイッチとを備えたことを
特徴とする信号伝送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62118469A JPH0683240B2 (ja) | 1987-05-14 | 1987-05-14 | 信号伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62118469A JPH0683240B2 (ja) | 1987-05-14 | 1987-05-14 | 信号伝送方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63283254A JPS63283254A (ja) | 1988-11-21 |
JPH0683240B2 true JPH0683240B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=14737442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62118469A Expired - Lifetime JPH0683240B2 (ja) | 1987-05-14 | 1987-05-14 | 信号伝送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683240B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57104341A (en) * | 1980-12-19 | 1982-06-29 | Toshiba Corp | Multiplex communication line |
JPS60174545A (ja) * | 1984-02-21 | 1985-09-07 | Nec Corp | ル−プ型デ−タ伝送システム |
-
1987
- 1987-05-14 JP JP62118469A patent/JPH0683240B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63283254A (ja) | 1988-11-21 |
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