JP2531091B2 - インタ―ロッキング・リングの回線切替方式 - Google Patents

インタ―ロッキング・リングの回線切替方式

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JP2531091B2
JP2531091B2 JP5139720A JP13972093A JP2531091B2 JP 2531091 B2 JP2531091 B2 JP 2531091B2 JP 5139720 A JP5139720 A JP 5139720A JP 13972093 A JP13972093 A JP 13972093A JP 2531091 B2 JP2531091 B2 JP 2531091B2
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transmission line
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正壽 吉村
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、双方向ラインスイッチ
・リング伝送路方式に関し、特にインターロッキング・
リングのシステム構成と回線切替方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の双方向ラインスイッチ・リング構
成のネットワークシステムで、あるリングネットワーク
システムともう一つ別のリングネットワークシステムと
を結合するインターロッキング・リングのシステム構成
においては、リング間の伝送回線をやり取りする局を設
けており、この局は分岐局と呼ばれている。また、イン
ターロッキング・リングのシステム構成の原則として、
分岐局間の障害以外ではリング間に障害の影響を波及さ
せないということがある。よって分岐局の障害について
も考慮するために、同一のリング内には2つの分岐局つ
まり分岐のマスター局,スレーブ局を設ける。そして同
一リング内の分岐局間では、他方のリングに対しての送
受信の信号は常に同一のものが得られるように、マスタ
ー分岐局ではドロップ&コンティニュー接続をして、ル
ート・ダイバーシティ機能を持たせる。
【0003】図3に、従来のインターロッキング・リン
グのシステム構成例(2リングの結合構成)を、2ファ
イバーの双方向ラインスイッチ・リング方式を用いて示
す。この方式では、光ライン回線数の始めの半分が現用
回線であり、残りの半分が予備回線として用いられる
(光ライン回線数が偶数の時)。また、図3において、
上のリングがトップリングであり、下のリングがボトム
リングである。トップリングにおいて局1がマスター分
岐局、局2がスレーブ分岐局であり、局3〜局6がシン
グル・リングでの通常局と同じ機能をもつ局である。ま
た、ボトムリングにおいて、局7がマスター分岐局、局
8がスレーブ分岐局であり、局9〜局12がシングル・
リングでの通常局と同じ機能をもつ局である。
【0004】通常状態でのリング間にまたがる送受信の
信号の流れを、局3と局9を使って説明する(着目して
いる信号回線を明示している)。まずはトップリングの
局3からボトムリング局9への送信信号については、局
3から反時計回りの伝送路aを通って局4,5,6経由
でマスター分岐局1まで行く。マスター分岐局1ではド
ロップ&コンティニュー接続Aをしているため、伝送路
iと伝送路kには同一の信号が出される。そして、ボト
ムリングのマスター分岐局7の回線切替回路Sで、通常
時は伝送路iが選択されている。そして伝送路cを通っ
て局12,11,10経由で局9まで伝わる。
【0005】ここで伝送路kはあくまでも伝送路iのた
めの予備回線であるが、伝送路kに伝送路iと同等の信
号を流すためには、分岐局1と2間の伝送路aと分岐局
8と7間の伝送路cの回線を必要とする。
【0006】次に、局3の受信信号は、ボトムリング局
9から時計回りの伝送路dを通ってマスター分岐局7ま
で行く。上記と同様にマスター分岐局7ではドロップ&
コンティニュー接続Aをしているため、伝送路jと伝送
路lには同一の信号が出される。そして、トップリング
のマスター分岐局1の回線切替回路Sで、通常時は伝送
路jが選択されている。そして伝送路bを通って局3ま
で行く。
【0007】またここで、伝送路lはあくまでも伝送路
kのための予備回線であるが、伝送路lに伝送路jと同
等の信号を流すためには、分岐局7と8間の伝送路dと
分岐局2と1間の伝送路bの回線を必要とする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】双方向ラインスイッチ
・リング伝送方式におけるインターロッキングのシステ
ム構成方式において、一方のリングから他方のリングに
信号回線をつなぐ方法は、2つの分岐局(マスター,ス
レーブ)を決定し、そしてルート・ダイバーシティを持
つようにドロップ&コンティニューを用いることであっ
た。このコンティニュー接続で予備回線を確保している
ため、同一リング内のマスターとスレーブ間の使用回線
数が少なくなるという問題がある。
【0009】さらに、ドロップ&コンティニューのた
め、マスター/スレーブ間の回線数と同等数以上の回線
を、リング間通信に取ることはできない。
【0010】本発明の目的は、従来例に比べて2倍のリ
ング間回線数を持つことが可能となり、回線の有効利用
ができるインターロッキング・リングの回線切替方式を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のインターロッキ
ング・リングの回線切替方式は、双方向ラインスイッチ
・リング伝送方式のリングが複数結合された、インター
ロッキング・リングのネットワークシステムを構成する
にあたり、そのリング間結合通信を行う局が分岐局であ
り、分岐局は同一リング内に2つ存在し、分岐局は、他
方のリングの対をなす分岐局に対して現用/予備伝送路
と、分配回路と、受信伝送路切替回路と、多重化回路を
備え、回線切替を行うことを特徴とする。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について、図面を用いて説明
する。
【0013】図1,図2は本発明の一実施例の概略ブロ
ック図である。図1は、2リングのインターロッキング
・リングのシステム構成の通常状態(着目している信号
回線を明示している)で、2ファイバーの双方向ライン
スイッチ・リング方式を用いて示してある。
【0014】それぞれのリングにおいて分岐局は2つあ
るが、マスター分岐局,スレーブ分岐局の区別はなく、
それぞれ同等の立場にある。しかし、分岐局より他方の
リングの分岐局に信号を送る伝送路を2つ持ち、それぞ
れ同等の信号を伝送する。
【0015】通常状態でのリング間にまたがる送受信の
信号の流れを、図1の局3と局9を使って説明する(着
目している信号回線を明示している)。これは通常状態
でのリング間通信である。つまり、ドロップ&コンティ
ニュー接続をしていないため、分岐局障害時以外では、
同一リング内の別の分岐局を必要としない。
【0016】トップリングの局3からボトムリング局9
への送信信号について考える。本実施例では、分岐局は
互いに独立して機能するため、局3から近距離の分岐局
2まで伝送路bで送られ、分岐局2からボトムリングへ
の現用伝送路w1により、分岐局8まで送られる。また
この予備回線が伝送路s1である。局8内にて現用/予
備の選択がなされる(詳細な説明は、図2を用いて説明
する)。局8から局9の伝送路は、近い方向の伝送路を
選択できるために伝送路dで、局9まで送られる。
【0017】また、ボトムリング局9からトップリング
局3に対しての受信信号については、局9から伝送路c
で分岐局8まで送られ、トップリングへの現用伝送路w
2で分岐局2まで送られる。またこの予備回線が伝送路
s2である。上記と同様に局2内で現用/予備の選択が
なされる。そして伝送路aにて局3まで受信信号が届く
ことになる。
【0018】図2を用いて分岐局1,2,7,8の構造
を説明する。伝送路bで局3から送られてきた送信信号
は分岐局2内の分配回路Dによって、ボトムリングへの
信号と分岐局1への信号(トップリング内で通信する信
号)とに分割される。ボトムリングへの信号は、トップ
リングからボトムリングの現用伝送路w1と予備伝送路
s1により、分岐局8へ送られ、分岐局8内の回線切替
回路Sにより正常に伝送されている伝送路を選択する。
通常は現用伝送路w1を選択する。そしてこの選択され
た局3からの送信信号は、多重化(MUX)回路Mによ
り分岐局7からの受信信号(ボトムリング内で通信する
信号)と多重されて伝送路dによって局9へ送られる。
【0019】同様に局3への受信信号は、局9から伝送
路cで分岐局8に送られ、分岐局内の分配回路Dによっ
て、トップリングへの信号と分岐局7への信号(ボトム
リング内で通信する信号)とに分割される。トップリン
グへの信号は、ボトムリングからトップリングへの現用
伝送路w2と予備伝送路s2により、分岐局2へ送ら
れ、分岐局2内の回線切替回路Sにより正常に伝送され
ている伝送路を選択する。通常は現用伝送路w2を選択
する。そしてこの選択された局9からの送信信号は、多
重化(MUX)回路Mにより分岐局1からの受信信号
(ボトムリング内で通信する信号)と多重されて局3へ
送られる。
【0020】上記した本実施例によれば、リング間通信
をすることによる従来例の弊害である、各リングにおけ
る分岐局間(従来例のマスター/スレーブ間)の回線数
の圧迫は全く起こらない。
【0021】更にトップリングの分岐局1とボトムリン
グの分岐局7があるため、同様な方式を取ることで、従
来例の2倍の回線数を確保することが可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、リング内
に新たなルートダイバーシティ用の予備回線を確保する
こと無く、インターロッキング・リングのネットワーク
システムを構成することができ、従来例に比べて2倍の
リング間回線数を持つことが可能となり、回線の有効利
用ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインターロッキング・リングのシステ
ム構成の通常時における送受信信号を示す図である。
【図2】本発明の分岐局間の構成を示す図である。
【図3】従来例のインターロッキング・リングのシステ
ム構成の通常時における送受信信号を示す図である。
【符号の説明】
1,2,7,8 分岐局 3,4,5,6,9,10,11,12 伝送局 A ドロップ&コンティニュー接続 D 分配回路 M 多重化回路 S 回線切替回路 a,c 反時計回りの伝送路 b,d 時計回りの伝送路 i トップリング→ボトムリングの現用伝送路 j ボトムリング→トップリングの現用伝送路 k トップリング→ボトムリングの予備伝送路 l ボトムリング→トップリングの予備伝送路 s1 トップリング→ボトムリングの予備伝送路 s2 ボトムリング→トップリングの予備伝送路 w1 トップリング→ボトムリングの現用伝送路 w2 ボトムリング→トップリングの現用伝送路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】双方向ラインスイッチ・リング伝送方式の
    リングが複数結合された、インターロッキング・リング
    のネットワークシステムを構成するにあたり、そのリン
    グ間結合通信を行う局が分岐局であり、分岐局は同一リ
    ング内に2つ存在し、分岐局は、他方のリングの対をな
    す分岐局に対して現用/予備伝送路と、分配回路と、受
    信伝送路切替回路と、多重化回路を備え、回線切替を行
    うことを特徴とするインターロッキング・リングの回線
    切替方式。
  2. 【請求項2】前記の全分岐局は、同一リング内での通信
    信号と別リングとの通信信号を、前記分配回路で分配
    し、前記多重化回路で多重化することを特徴とする請求
    項1記載のインターロッキング・リングの回線切替方
    式。
JP5139720A 1993-06-11 1993-06-11 インタ―ロッキング・リングの回線切替方式 Expired - Lifetime JP2531091B2 (ja)

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JP2679679B2 (ja) * 1995-05-22 1997-11-19 日本電気株式会社 オーダーワイヤ通信制御方式
JP2020036217A (ja) * 2018-08-30 2020-03-05 沖電気工業株式会社 中継装置、通信制御プログラム、及びネットワークシステム

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