JP2020036217A - 中継装置、通信制御プログラム、及びネットワークシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 フレームの循環を抑制しつつ、効率的なネットワークの利用や拡張を可能とすることができる中継装置を提供する。
【解決手段】 本発明の中継装置は、第1の系統のスイッチと、第2の系統のスイッチとを備え、前記第1の系統のスイッチ及び前記第2の系統のスイッチは、接続先中継装置を構成する同系統のスイッチと、第1の系統の伝送ライン及び第2の系統の伝送ラインを介して接続し、前記第1の系統のスイッチと前記第2の系統のスイッチとの間は接続されており、前記各スイッチは、前記接続先中継装置との間で4種類のVLANタグを用いた仮想的な通信経路である仮想パスを転送経路として、フレームの転送処理を行う制御手段を有することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明の中継装置は、第1の系統のスイッチと、第2の系統のスイッチとを備え、前記第1の系統のスイッチ及び前記第2の系統のスイッチは、接続先中継装置を構成する同系統のスイッチと、第1の系統の伝送ライン及び第2の系統の伝送ラインを介して接続し、前記第1の系統のスイッチと前記第2の系統のスイッチとの間は接続されており、前記各スイッチは、前記接続先中継装置との間で4種類のVLANタグを用いた仮想的な通信経路である仮想パスを転送経路として、フレームの転送処理を行う制御手段を有することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、中継装置、通信制御プログラム、及びネットワークシステムに関し、例えば、複数のスイッチングハブ(以下、単に「スイッチ」とも呼ぶ)を、梯子型構成で配置して環状ネットワークを構成した網に適用し得る。
従来、環状に形成されたレイヤ2(以下、単に「L2」とも呼ぶ)のネットワークに関する技術として、スパニングツリープロトコル(STP)が挙げられる。スパニングツリープロトコルは、任意の網構成にて、複数スイッチにて構成された環状ネットワークが存在する場合に、各スイッチ間の制御情報の送受信によって、環状ネットワークの1箇所を閉塞することによって、フレームのループを防止している。
また、上記同様にフレームのループを防止(回避)するための技術として、例えば、特許文献1、2の記載技術が挙げられる。
特許文献1の記載技術は、複数スイッチにて環状が存在する場合でも、自ユニットの他系スイッチから転送されたブロードキャストトラフィックは、他のユニットに転送しないルールを追加することによって、ループ中の特定箇所を閉塞させることなく、ブロードキャストフレームがループすることを回避させている。
また、特許文献2の記載技術は、スター型やチェーン型の網構成で任意の数のスイッチを接続できる拡張性を持たせつつ、ループ中の特定箇所を閉塞させることなく、ブロードキャストフレームがループすることを回避させる仕組みを示している。
しかしながら、スパニングツリープロトコル(STP)では、網の規模が大きくなるにつれて、環状ネットワーク中の閉塞箇所が決定するまでに非常に長い時間がかかり、それまでの間、フレームの送信が行えなくなる問題点があった。また、当該プロトコルでは、環状ネットワークの1箇所を閉塞するため、すべての回線を有効に使用できない問題点があった。
一方、特許文献1の記載技術では、3ユニット以上に跨ってループが構成される場合に、ループ中の1か所を閉塞する必要があるため、全回線を効率的に使用できない問題点があった。
また、特許文献2の記載技術(装置)では、ユニット間でブロードキャストトラフィックを転送するのに両方の系の伝送ラインが使われるため、帯域が効率的に使用できない問題点があった。さらに、2つのスイッチで構成されたユニット内部のスイッチ間での障害発生時や障害回復時に、経路の変更や、経路情報を一旦削除する処理が行われるため、一時的に経路が不安定になる問題点があった。また、隣接するユニットとの接続状態として、多くのパターンの状態があり、各状態に応じて別々の処理を行う必要があり、制御処理が複雑である問題点があった。
以上のような問題点に鑑み、フレームの循環を抑制しつつ、効率的なネットワークの利用や拡張を可能とする中継装置、通信制御プログラム、及びネットワークシステムが望まれている。
第1の本発明は、中継装置において、(1)第1の系統のスイッチと、第2の系統のスイッチとを備え、(2)前記第1の系統のスイッチ及び前記第2の系統のスイッチは、接続先中継装置を構成する同系統のスイッチと、第1の系統の伝送ライン及び第2の系統の伝送ラインを介して接続し、(3)前記第1の系統のスイッチと前記第2の系統のスイッチとの間は接続されており、(4)前記各スイッチは、前記接続先中継装置との間で4種類のVLANタグを用いた仮想的な通信経路である仮想パスを転送経路として、フレームの転送処理を行う制御手段を有することを特徴とする。
第2の本発明の通信制御プログラムは、第1の系統のスイッチと、第2の系統のスイッチとを備え、前記第1の系統のスイッチ及び前記第2の系統のスイッチは、接続先中継装置を構成する同系統のスイッチと、第1の系統の伝送ライン及び第2の系統の伝送ラインを介して接続し、前記第1の系統のスイッチと前記第2の系統のスイッチとの間は接続されている中継装置を構成するいずれかの前記スイッチに搭載されたコンピュータを、前記接続先中継装置との間で4種類のVLANタグを用いた仮想的な通信経路である仮想パスを転送経路として、フレームの転送処理を行う制御手段として機能させることを特徴とする。
第3の本発明は、複数の中継装置を備えるネットワークシステムにおいて、前記中継装置として第1の本発明の中継装置を適用したことを特徴とする。
本発明によれば、フレームの循環を抑制しつつ、効率的なネットワークの利用や拡張を可能とすることができる。
(A)主たる実施形態
以下、本発明による中継装置、通信制御プログラム、及びネットワークシステムの第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。この実施形態では、本発明の中継通信装置及び通信制御プログラムをユニットに適用した例について説明する。
以下、本発明による中継装置、通信制御プログラム、及びネットワークシステムの第1の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。この実施形態では、本発明の中継通信装置及び通信制御プログラムをユニットに適用した例について説明する。
(A−1)実施形態の構成
(A−1−1)ユニットの詳細な構成
図1は、実施形態に係るスイッチングハブのユニット10の単体構成について示したブロック図である。
(A−1−1)ユニットの詳細な構成
図1は、実施形態に係るスイッチングハブのユニット10の単体構成について示したブロック図である。
ユニット10は、2重(2つの系統)に冗長化されたスイッチとなっている。
具体的には、ユニット10は、0系(第1の系統)と1系(第2の系統)の2つの系統のそれぞれに対応するスイッチ(スイッチ(0系)11、及びスイッチ(1系)12)を有している。
各スイッチ(スイッチ(0系)11、及びスイッチ(1系)12)は、通常のレイヤ2スイッチの構成(フレーム転送処理)に加えて、転送フレームに対し、仮想ネットワークの識別情報(以下、「VLANタグ」とも呼ぶ)の付与、及び削除が可能であり、且つVLANタグの内容によりフレームの転送先を決定ができる機能を具備している。
ホスト21(21−1〜21−n)は、ユニット10内において、各系統のスイッチの両方と接続し、両系統のスイッチ(スイッチ(0系)11、及びスイッチ(1系)12)を経由して同ユニット10内の他のホスト21、及び、他のユニット10のホスト21と通信する機能を具備している。
そして、ユニット10には、両系統のスイッチ間を接続する2本の伝送ライン31及び32と、スイッチ(0系)11及び各ホスト21間を接続するn本の伝送ライン41(41−1〜41−n)と、スイッチ(1系)12及び各ホスト21間を接続するn本の伝送ライン42(42−1〜42−n)と、スイッチ(0系)11と他のユニット10とを接続するためのm本の伝送ライン51(51−1〜51−m)と、スイッチ(1系)12と他のユニット10とを接続するためのm本の伝送ライン52(52−1〜52−m)とが配置されている。
両系統スイッチ間を接続する2本の伝送ライン31及び32の内、伝送ライン31は、他ユニット10との通信に使用する伝送ライン(以下、「他ユニット通信用スイッチ間伝送ライン」とも呼ぶ)であり、伝送ライン32は、ユニット内の通信時に使用する伝送ライン(以下、「ユニット内通信用スイッチ間伝送ライン」とも呼ぶ)である。他ユニット通信用スイッチ間伝送ライン及びユニット内通信用スイッチ間伝送ラインは、それぞれ別の用途で使用されるが、詳細は後述する。
他ユニット通信用スイッチ間伝送ライン及びユニット内通信用スイッチ間伝送ラインとしては、例えば、種々のイーサネット(登録商標)インタフェース(レイヤ2インタフェース)等を適用することができる(他の伝送ラインも同様である)。
図2では、2個のユニット10(10−1〜10−2)が接続された構成(ネットワークシステム5)を示している。
各ユニット10は、同じ系統のスイッチ(スイッチ(0系)11、及びスイッチ(1系)12)同士を伝送ライン(0系で使用する伝送ライン51、1系で使用する伝送ライン52)で接続することが可能であり、0系側と1系側の2箇所で他のユニット10と接続することが可能である。以下では、ユニット間10を接続した構成にて、0系側装置から見た1系のこと、及び1系側装置から見た0系のことを「他系」と呼ぶものとする。
図3は、1個のユニット10にて、他の複数のユニット10と接続した場合の構成を示している。図3では、ユニット10−2が2個のユニット10(ユニット10−1、ユニット10−3)と接続した構成が示されている。各ユニット10は、複数のユニット10と接続できることによって、任意の数のユニット10を接続した網を構成することが可能である。例えば、図4に示すような構成も可能である。ただし、図5のように、複数のユニット10間でループが発生するような接続は本実施形態の対象外であり、複数のユニット10間でループが発生しないように接続する必要がある。
以下では、ユニット10−1を、単に「ユニット1」とも呼ぶものとする。また、ユニット10−2を、単に「ユニット2」とも呼ぶものとする。以下同様に、ユニット10−n(nは正の整数)を、単に「ユニットn」とも呼ぶものとする。
(A−1−2)VLANタグを用いた仮想パスの詳細な内容
各ユニット10は、一般的なL2スイッチの機能に加えて、隣接したユニット10との間で4種類のVLANタグ(a、b、c、d)を使用した、仮想的な通信経路(以下、「仮想パス」とも呼ぶ)を構成する機能を有する。
各ユニット10は、一般的なL2スイッチの機能に加えて、隣接したユニット10との間で4種類のVLANタグ(a、b、c、d)を使用した、仮想的な通信経路(以下、「仮想パス」とも呼ぶ)を構成する機能を有する。
図6は、実施形態に係る2ユニット間で確立する仮想パスの構成を示している。仮想パスは、直接接続された2ユニットそれぞれに属するスイッチ(スイッチ(0系)11、及びスイッチ(1系)12)間で確立され、各スイッチ間にて、0系伝送ラインを経由する仮想パスと、1系伝送ラインを経由する仮想パスの計2本の仮想パスを確立する機能を有する。
また、各スイッチは、転送フレームの宛先経路として、仮想パスを登録することが可能である。例えば、各スイッチは、図7に示す、転送テーブルT1(物理ポートとその先に存在するネットワーク機器のMACアドレスと仮想パス(VLANタグ)とを対応付けたテーブル)を用いて、仮想パスを登録(学習)する。
また、各スイッチが仮想パスにフレームを転送する際、仮想パスに対応したVLANタグをフレームに付与して送信し、その後、各スイッチが、図8に示す動作テーブルT2の動作を行うことによって仮想パスの終点のスイッチにフレームを転送することを可能にしている。
各スイッチは、他ユニット10のスイッチとの間に確立した仮想パスが利用可能か否か監視する機能を具備し、仮想パスの経路の途中で障害が発生するなどして、仮想パスが使えなくなった場合に使用不可であることを検出することが可能である。各スイッチが1つの接続ユニットにて監視する通信経路は、(1)同系伝送ライン経由の同系スイッチ向け仮想パス、(2)他系伝送ライン経由の同系スイッチ向け仮想パス、(3)同系伝送ライン経由の他系スイッチ向け仮想パス、(4)他系伝送ライン経由の同系スイッチ向け仮想パスの4経路である。
例えば、各スイッチは、周期的に疎通フレームを送信(送信してACKを受信)することによって、仮想パスが利用可能か否か監視する。以下、図6のネットワークシステム5を例に挙げて説明を行う。ユニット1のスイッチ(0系)11から、VLANタグaの仮想パスの内、両方の仮想パス(0系伝送ラインを経由する仮想パスと、1系伝送ラインを経由する仮想パス)で疎通フレームのACKの返信が無い場合には、ユニット2のスイッチ(0系)11に障害が発生していると推定する。また、ユニット1のスイッチ(0系)11は、0系伝送ラインを経由する仮想パスのみACKの返答が無い場合には、ユニット1及びユニット2のスイッチ(0系)11の間を接続する伝送ライン51に障害が発生していると推定する。
図9は、1個のユニット10にて、他の複数のユニット10と接続した場合に確立する仮想パスの構成を示している。図9では、ユニット10−2が2個のユニット10(ユニット10−1、ユニット10−3)と接続した構成が示されている。
各ユニット10が、複数のユニット10を接続する場合には、他のユニット10の接続時に使用したVLANタグとは別の4種類のVLANタグ(e,f,g,h)を使用して、仮想パスを構成することが可能である。ユニット10が任意の数のユニット10と接続する場合でも、各接続ユニットに対し、別々のVLANタグを使用して仮想パスを構成する機能を有する。また、各VLANタグは、特定の2ユニット間でのみ使用されるため、あるユニット間で使用されているVLANタグは、別の離れたユニット間で同じVLANタグを使用することが可能である。
(A−2)実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する実施形態におけるユニット10の動作を説明する。
次に、以上のような構成を有する実施形態におけるユニット10の動作を説明する。
(A−2−1)フレーム受信時のスイッチの動作
図10は、実施形態に係るスイッチの特徴動作(フレーム受信時の処理)について示したフローチャートである。
図10は、実施形態に係るスイッチの特徴動作(フレーム受信時の処理)について示したフローチャートである。
スイッチ(スイッチ(0系)11、又はスイッチ(1系)12)は、受信したフレームが通過した伝送ラインが、他ユニット向けの伝送ラインか否か確認を行う(S101)。具体的には、スイッチは、受信したフレームが通過した伝送ラインが、他ユニット向けの伝送ライン51(51−1〜51−m)、若しくは伝送ライン52(52−1〜52−m)、又は他ユニット通信用スイッチ間伝送ライン(伝送ライン31)か否か確認を行う。スイッチは、該当する場合(図10の真)には、次のステップ102の処理を行い、該当しない場合(図10の偽)には後述するステップ106の処理に移行する。
スイッチは、受信したフレームが通過した伝送ラインが、他ユニット向け伝送ラインの場合、受信フレームにVLANタグ値が付加されているので、そのVLANタグ値を確認する(S102)。
スイッチは、そのVLANタグ値が、自スイッチが終点となる仮想パスと同じか否か判定を行う(S103)。スイッチは、同じ場合(図10の真)には、次のステップ105の処理を行い、異なる場合(図10の偽)には後述するステップ104の処理に移行する。
スイッチは、VLANタグ値が、自スイッチが終点となる仮想パスと同じ場合には、受信フレームからVLANタグを削除し(S105)、その後、受信フレームの送信元MACアドレスの宛先経路として、受信フレームの仮想パスを登録(又は更新)する(S106)。
一方、先述のステップS103の処理により、VLANタグ値が、自スイッチが終点となる仮想パスと同じでない場合には、VLANタグ値に対応した仮想パスの進行方向となる伝送ラインにフレームを転送し(S104)、本フローの処理を終了する。例えば、図6で示したネットワークシステム5を例に挙げて説明を行う。ユニット1のスイッチ(0系)11にて、0系のユニット間伝送ライン(伝送ライン51)から、VLANタグ値がdであるフレームを受信した場合には、他ユニット通信用スイッチ間伝送ライン(伝送ライン31)にフレームを転送し、他ユニット通信用スイッチ間伝送ライン(伝送ライン31)から、VLANタグ値がdであるフレームを受信した場合は、ユニット2向け伝送ライン51にフレームを転送する。
スイッチは、先述のステップS106の処理に続いて、受信フレームがユニキャストフレームかブロードキャストフレームかを判別し(S107)、ユニキャストフレームの場合には、ユニキャストフレームの転送処理を行い(S108)、本フローの処理を終了する。ユニキャストフレームの転送処理については後述する。
一方、スイッチは、受信フレームがブロードキャストフレームの場合には、ブロードキャストフレームの転送処理を行い(S109)、本フローの処理を終了する。ブロードキャストフレームの転送処理については、後述する。
(A−2−2)ユニキャストフレームの転送処理
次に、スイッチのユニキャストフレームの転送処理について説明する。図11は、実施形態に係るスイッチの特徴動作(ユニキャストフレームの転送処理)について示したフローチャートである。
次に、スイッチのユニキャストフレームの転送処理について説明する。図11は、実施形態に係るスイッチの特徴動作(ユニキャストフレームの転送処理)について示したフローチャートである。
まず、スイッチ(スイッチ(0系)11、又はスイッチ(1系)12)は、転送フレームの宛先MACアドレスの経路を検索する(S111)。
スイッチは、経路を検索してもヒットしない場合には(S112)、接続している全てのホスト21(21−1〜21−n)、及び、他のユニットへの転送処理を行うため、ブロードキャスト転送処理を実行し(S113)、本フローの処理を終了する。ブロードキャスト転送処理については後述する。
一方、スイッチは、転送テーブルT1に転送フレームに対する経路が登録されている場合には以下の処理を行う。
スイッチは、経路を検索してヒットした場合には、転送フレームに対する経路が他ユニット宛か否か判定を行う(S114)。スイッチは、転送フレームに対する経路が他ユニット宛仮想パスとは異なる場合(図11の偽)、転送フレームに対する経路となる伝送ラインにフレームを転送(S115)し、本フローの処理を終了する。
一方、スイッチは、転送フレームに対する経路が、他ユニット宛仮想パスの場合には、経路となる仮想パスの中で、同系間伝送ライン経由の仮想パスが利用可能か否か判定する(S116)。
スイッチは、同系間伝送ライン経由の仮想パスが利用可能の場合には、転送フレームに対し、経路となる仮想パスに対応したVLANタグを追加し、仮想パスがつながっているユニット向け伝送ライン51(又は52)にフレームを転送し(S117)、本フローの処理を終了する。
一方、スイッチは、同系間伝送ライン経由の仮想パスが利用不可となる場合には、経路となる仮想パスの中で、他系間伝送ライン経由の仮想パスが利用可能か否か判定する(S118)。
スイッチは、他系間伝送ライン経由の仮想パスが、利用可能であれば、転送フレームに対し、経路となる仮想パスに対応したVLANタグを追加し、他ユニット通信用スイッチ間伝送ライン(伝送ライン31)にフレームを転送し(S119)、本フローの処理を終了する。
一方、スイッチは、先述のステップS118の処理により経路となる仮想パスの中で、他系間伝送ライン経由の仮想パスが利用不可である場合、宛先経路となるユニットの他系スイッチ向けの仮想パスであり、他系間伝送ライン経由の仮想パス利用が利用可能か否か判定する(S120)。
スイッチは、宛先ユニットの他系スイッチ向け仮想パスが利用可能である場合には、当該宛先ユニットの他系スイッチ向け仮想パスに対応したVLANタグを追加し、他ユニット通信用スイッチ間伝送ライン(伝送ライン31)にフレームを転送し(S121)、本フローの処理を終了する。
一方、スイッチは、他系間伝送ライン経由の仮想パス利用が利用不可である場合には、フレームの転送が行えないため、転送フレームを廃棄し、本フローの処理を終了する。
(A−2−3)ブロードキャストフレームの転送処理
次にブロードキャストフレームの転送処理について説明する。図12は、実施形態に係るスイッチの特徴動作(ブロードキャストフレームの転送処理)について示したフローチャートである。
次にブロードキャストフレームの転送処理について説明する。図12は、実施形態に係るスイッチの特徴動作(ブロードキャストフレームの転送処理)について示したフローチャートである。
まず、スイッチ(スイッチ(0系)11、又はスイッチ(1系)12)は、フレームを受信した伝送ラインを除き、同ユニットの各ホスト21向け伝送ライン(41−1〜41−m、42−1〜42−m)全てにフレームを転送する(S131)。
次に、スイッチは、ユニット内通信用スイッチ間伝送ライン(伝送ライン32)よりフレーム(ブロードキャストフレーム)を受信したか否か判定する(S132)。スイッチは、フレームを受信した場合(図12の真)には、フレームが既に各ホスト21に転送されているために、本フローを終了し、受信していない場合(図12の偽)には次のステップ133の処理に移行する。
スイッチは、転送フレームをユニット内通信用スイッチ間伝送ライン(伝送ライン32)とは異なる伝送ラインより受信していた場合、ユニット内通信用スイッチ間伝送ライン(伝送ライン32)にフレームを転送する(S133)。
続けて、スイッチは、転送フレームの受信元となるユニットを除く全ての接続ユニットに対し、他ユニットへのブロードキャストフレーム転送処理を実行し(S134)、本フローの処理を終了する。他ユニットへのブロードキャストフレーム転送処理については後述する。
(A−2−4)他ユニットへのブロードキャストフレームの転送処理
次に他ユニットへのブロードキャストフレームの転送処理について説明する。図13は、実施形態に係るスイッチの特徴動作(他ユニットへのブロードキャストフレームの転送処理)について示したフローチャートである。
次に他ユニットへのブロードキャストフレームの転送処理について説明する。図13は、実施形態に係るスイッチの特徴動作(他ユニットへのブロードキャストフレームの転送処理)について示したフローチャートである。
まず、スイッチは、転送先ユニットの同系スイッチ向けである、同系間伝送ライン経由の仮想パスが利用可能かどうか判定する(S141)。
スイッチは、同系間伝送ライン経由の仮想パスが利用可能である場合、転送フレームに同系スイッチ向け仮想パスに対応したVLANタグを付与し、仮想パスがつながっている伝送ライン(伝送ライン51又は52)にフレームを転送し(S142)、本フローの処理を終了する。
一方、スイッチは、転送先ユニットの同系スイッチ向け仮想パスであり、同系間伝送ライン経由の仮想パスが利用不可である場合、転送先ユニットの同系スイッチ向けである、他系間伝送ライン経由の仮想パスが利用可能かどうか判定する(S143)。
スイッチは、転送先ユニットの同系スイッチ向けである、他系間伝送ライン経由の仮想パスが利用可能である場合、転送フレームに同系スイッチ向け仮想パスに対応したVLANタグを付与し、他ユニット通信用スイッチ間伝送ライン(伝送ライン31)にフレームを転送し(S144)、本フローの処理を終了する。
一方、スイッチは、転送先ユニットの同系スイッチ向けである、他系間伝送ライン経由の仮想パスが利用不可の場合、転送先ユニットの他系スイッチ向けであり、他系間伝送ライン経由の仮想パスが利用可能かどうか判定する(S145)。
スイッチは、転送先ユニットの他系スイッチ向け他系間伝送ライン経由の仮想パスが利用可能である場合、転送フレームに対し、転送先ユニットの他系スイッチ向けVLANタグを付与し、他ユニット通信用スイッチ間伝送ライン(伝送ライン31)にフレームを転送し(S146)、本フローの処理を終了する。
一方、スイッチは、転送先ユニットの他系スイッチ向け他系間伝送ライン経由の仮想パスが利用不可の場合、対象ユニットにはフレームを転送できないため、フレームの転送は行わずに本フローの処理を終了する。
(A−3)実施形態の効果
本実施によれば、以下の効果を奏する。
本実施によれば、以下の効果を奏する。
障害が発生していない場合、ブロードキャストフレームの転送フローは、図14に示すようになり、スイッチは、他のユニット10から受信したブロードキャストフレームを、受信元のユニット10には転送しないことで、ブロードキャストフレームがループするのを防ぐことができる。また、スイッチは、ユニット内通信用スイッチ間伝送ライン(伝送ライン32)から受信したブロードキャストフレームを他ユニット10には転送しないことで、ブロードキャストフレームが、他のユニット10に重複して転送されるのを防止できる。
また、ユニット間伝送ラインの障害発生時におけるブロードキャストフレームの転送フローは、図15に示す通りとなり、ユニット間伝送ライン(図15では、伝送ライン51)で障害が発生した場合に、同じスイッチ宛で他系の伝送ラインを経由した仮想パスを経由することで、障害発生箇所を迂回して転送することが可能となり、その後、障害が回復した場合には、元の図14に示す転送フローに戻ることが可能である。
さらに、スイッチの障害発生時におけるブロードキャストフレームの転送フローは、図16に示す通りとなり、転送先ユニットのもう片方のスイッチ向けの仮想パスに転送することによって、障害発生箇所を迂回して転送することが可能となり、その後、障害が回復した場合は、元の図14に示す転送フローに戻ることが可能である。
一方、ユニット間伝送ラインの障害発生時におけるユニキャストフレーム転送の経路切替動作は、図17に示す通りとなり、ユニット間伝送ラインで障害が発生した場合に、同じスイッチ宛で他系の伝送ラインを経由した仮想パスを経由することで、障害発生箇所を迂回して転送することが可能となり、障害回復時には、元の経路に戻ることが可能である。
そして、スイッチの障害発生時におけるユニキャストフレーム転送の経路切替動作は、障害発生したユニットのもう片方のスイッチが宛先ホストへの経路を保持している場合、図18に示す通りとなり、転送先ユニットのもう片方のスイッチ向けの仮想パスに転送することによって、障害発生箇所を迂回して転送することが可能となる。また、障害発生したユニットのもう片方のスイッチが宛先ホストへの経路を保持していない場合の経路切替動作は、図19に示す通りとなり、転送先ユニットのもう片方のスイッチ向けの仮想パスに転送することによって、障害発生箇所を迂回して転送した後、障害発生したユニットのもう片方のスイッチは、受信フレームをブロードキャスト転送することによって、宛先ホストがあるユニットにフレームを転送する。その後、宛先ホストがあるユニットのスイッチが、宛先ホストにフレームを転送する動作となる。本動作でも、宛先ホストにフレームを転送することが可能である。本動作によって、一時的に余分なトラフィックが発生するが、宛先ホストから障害発生したユニットにフレームが送信されると、障害発生したユニットのもう片方のスイッチが経路を学習できるため、その後は、宛先ホストへのユニキャスト転送により宛先ホストにフレームを届けることが可能となる。
以上の動作により、ブロードキャストトラフィック、及び、ユニキャストトラフィックの双方に対し、障害発生時の経路切り替えが可能となる。また、経路切り替えを行うのに、各スイッチは、各仮想パスの利用可能状態のみを監視していればよく、従来の装置で実施していたような複数の状態の管理、及び、各状態に応じた制御を行う必要がないため、従来技術と比較して、制御が容易にできる効果が得られる。
5…ネットワークシステム、10…ユニット、11…スイッチ(0系)、12…スイッチ(1系)、21(21−1〜21−n)…ホスト、31…伝送ライン、32…伝送ライン、41(41−1〜41−n)…伝送ライン、42(42−1〜42−n)…伝送ライン、51(51−1〜51−m)…伝送ライン、52(52−1〜52−m)…伝送ライン、T1…転送テーブル、T2…動作テーブル。
Claims (13)
- 中継装置において、
第1の系統のスイッチと、第2の系統のスイッチとを備え、
前記第1の系統のスイッチ及び前記第2の系統のスイッチは、接続先中継装置を構成する同系統のスイッチと、第1の系統の伝送ライン及び第2の系統の伝送ラインを介して接続し、
前記第1の系統のスイッチと前記第2の系統のスイッチとの間は接続されており、
前記各スイッチは、前記接続先中継装置との間で4種類のVLANタグを用いた仮想的な通信経路である仮想パスを転送経路として、フレームの転送処理を行う制御手段を有する
ことを特徴とする中継装置。 - 前記第1の系統のスイッチと前記第2の系統のスイッチとの間は、前記接続先中継装置との通信に用いる中継装置間伝送ラインと、当該中継装置内の通信に用いる中継装置内伝送ラインとを介して接続される
ことを特徴とする請求項1に記載の中継装置。 - 前記各仮想パスは、当該中継装置及び前記接続先中継装置が備える前記各スイッチ間にて、前記第1の系統の伝送ラインを経由する第1の系統の仮想パスと、前記第2の系統の伝送ラインを経由する第2の系統の仮想パスとにより構成されることを特徴とする請求項2に記載の中継装置。
- 前記各スイッチの前記制御手段は、
前記各仮想パスを宛先経路としてフレームを転送する場合、前記各仮想パスに対応したVLANタグをフレームに付与して送信し、
他のスイッチを介してフレームを受信した場合、VLANタグの内容を確認し、仮想パスの終点が自スイッチだったときには、VLANタグの削除を行い、仮想パスの終点が自スイッチでないときには、VLANタグの値に対応した仮想パスの進行方向となる伝送ラインにフレームの転送を行う
ことを特徴とする請求項3に記載の中継装置。 - 前記各スイッチは、他のスイッチとの間に確立した前記各仮想パスが利用可能か否か監視する経路監視手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の中継装置。
- 前記各スイッチの前記制御手段は、
受信したフレームがブロードキャストフレームだった場合、ブロードキャストフレーム転送処理を行い、
受信したフレームがユニキャストフレームだった場合、宛先アドレスの転送経路の検索を行い、
転送経路がヒットしないときには、前記ブロードキャストフレーム転送処理を行い、
転送経路がヒットしたときには、転送経路が前記接続先中継装置向けか否か判定を行い、転送経路が前記接続先中継装置向けだった場合には、前記各仮想パスが利用可能か否かを確認した上で、転送経路を決定することを特徴とする請求項5に記載の中継装置。 - 前記第1の系統のスイッチ及び前記第2の系統のスイッチは、それぞれ伝送ラインを介して、1又は2以上のホストと接続し、
前記ブロードキャストフレーム転送処理は、フレームを受信した伝送ラインを除く前記各ホスト向けの伝送ラインにフレームを転送する第1のブロードキャスト処理と、前記接続先中継装置へのブロードキャストフレームの転送処理を行う第2のブロードキャスト処理とを有する
ことを特徴とする請求項6に記載の中継装置。 - 前記第2のブロードキャスト処理は、前記各仮想パスが利用可能か否かを確認した上で、転送経路を決定することを特徴とする請求項7に記載の中継装置。
- 前記各スイッチの前記制御手段は、前記各仮想パスが利用可能か否かを確認した上で、転送経路を決定する際に、同系スイッチ向け同系間伝送ライン経由の仮想パスが利用できる場合には、当該同系スイッチ向け同系間伝送ライン経由の仮想パスを転送経路として決定することを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の中継装置。
- 前記各スイッチの前記制御手段は、前記同系スイッチ向け同系間伝送ライン経由の仮想パスが利用できず、同系スイッチ向け他系間伝送ライン経由の仮想パスが利用できる場合には、当該同系スイッチ向け他系間伝送ライン経由の仮想パスを転送経路として決定することを特徴とする請求項9に記載の中継装置。
- 前記各スイッチの前記制御手段は、前記同系スイッチ向け同系間伝送ライン経由の仮想パス、及び前記同系スイッチ向け他系間伝送ライン経由の仮想パスが利用できず、他系間伝送ライン経由の他系スイッチ向け仮想パスが利用できる場合には、当該他系間伝送ライン経由の他系スイッチ向け仮想パスを転送経路として決定することを特徴とする請求項10に記載の中継装置。
- 第1の系統のスイッチと、第2の系統のスイッチとを備え、前記第1の系統のスイッチ及び前記第2の系統のスイッチは、接続先中継装置を構成する同系統のスイッチと、第1の系統の伝送ライン及び第2の系統の伝送ラインを介して接続し、前記第1の系統のスイッチと前記第2の系統のスイッチとの間は接続されている中継装置を構成するいずれかの前記スイッチに搭載されたコンピュータを、
前記接続先中継装置との間で4種類のVLANタグを用いた仮想的な通信経路である仮想パスを転送経路として、フレームの転送処理を行う制御手段として機能させる
ことを特徴とする通信制御プログラム。 - 複数の中継装置を備えるネットワークシステムにおいて、前記中継装置として請求項1〜11のいずれかに記載の中継装置を適用したことを特徴とするネットワークシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018161841A JP2020036217A (ja) | 2018-08-30 | 2018-08-30 | 中継装置、通信制御プログラム、及びネットワークシステム |
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JP (1) | JP2020036217A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06350624A (ja) * | 1993-06-11 | 1994-12-22 | Nec Corp | インターロッキング・リングの回線切替方式 |
-
2018
- 2018-08-30 JP JP2018161841A patent/JP2020036217A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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JPH06350624A (ja) * | 1993-06-11 | 1994-12-22 | Nec Corp | インターロッキング・リングの回線切替方式 |
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