JPH0683131B2 - 表示付無線選択呼出受信機 - Google Patents

表示付無線選択呼出受信機

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JPH0683131B2
JPH0683131B2 JP61029872A JP2987286A JPH0683131B2 JP H0683131 B2 JPH0683131 B2 JP H0683131B2 JP 61029872 A JP61029872 A JP 61029872A JP 2987286 A JP2987286 A JP 2987286A JP H0683131 B2 JPH0683131 B2 JP H0683131B2
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昌浩 又井
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はメッセージ情報を受信して表示出来る無線選択
呼出受信機に関するものである。
〔従来技術〕
近年,デバイス技術やマイクロエレクトロニクス技術の
発達は目覚しく,これらの技術を応用した無線選択呼出
受信機においても従来の呼出だけの機能のものから,数
字・文字・記号などで構成されるメッセージを受信し表
示できるものが市場に出ている。
以下,上記のような従来の表示付選択呼出方式の信号構
成について説明する。
第2図は受信信号の1構成例を示す図であり,英国郵政
省が提案した通称POCSAGコードである。これは第2図
(a)に示すように,前置信号Pと1ワードのフレーム
同期信号SCおよび8フレームからなるバッチF1〜F8の縦
続から構成され,各フレームは2ワードで構成されてお
り,IDi(i=1,2,……)は選択呼出信号,Dj(j=1,2…
…)はメッセージ信号を示す。メッセージ信号Dのワー
ド数は第2図(a)に示すように必要に応じて複数ワー
ド縦続させることができる。前置信号Pは論理“1",
“0"の繰り返しパターンで,フレーム同期信号SCは固定
パターンである。
第2図(b),(c)はそれぞれ選択呼出信号ID,メッ
セージ信号Dの構成例を示し,BCH(31,21)コードに1
パリティビットを付加したものである。この信号は21ビ
ットの情報ビットINF,10ビットのチェックビットCKおよ
び1ピットのイーブンパリティEPからなり,1ワード32ビ
ットである。情報ビットINFのうち最上位桁(MSB)1ビ
ットを選択呼出信号ID(MSB=論理“0")か,メッセー
ジ信号D(MSB=論理“1")かの区別に使用し,残り20
ビットを選択呼出番号情報又はメッセージ情報として用
いる。
第3図は文字,数字,特殊記号のメッセージ情報信号へ
のISO646を基本とした変換表である。例えばアルファベ
ットAならばColumn4で定まるBit NO7〜5とROW1で定
まるBit NO4〜1によりA→1000001に変換される。こ
のように1文字は本例では7ビットで構成され,第2図
(c)のメッセージ信号1ワードで2文字を送ることが
できる。例えばABを送る場合は第3図の変換表によりメ
ッセージ信号の符号は となる。ここで余りのビットにはメッセージ終了のEQT
がMSBから詰められる。1ワードのメッセージ信号とし
ては前述したようにMSBに1を付加した情報ビット11000
0011000010000000とこの後に続くチックビットCKとパリ
ティビットEPからなる1ワードが,メッセージ信号ABと
なる。1ワードで不足の場合は必要なだけメッセージ信
号を縦続させる。例えばABCDE−fghiの場合を第4図に
示す。第4図に示すように,不足のビットは次のワード
に入れられる。このように任意の長さのメッセージを送
ることができる。
第5図は以上説明した信号を受信するための無線選択呼
出受信機の一構成例が示されている。第5図において,1
0はアンテナ,20は無線部,30は波形整形部,40はアドレス
デコーダ(第1のデコーダ),50は自己選択呼出番号等
が書き込まれているプログラマブル・リード・オンリ・
メモリ(P・ROM),60はメッセージデータ処理部,70は
バッファ,80は呼出をするスピーカー,90はメッセージデ
ータを表示する表示器である。また,101はアドレスデコ
ーダ40のタイミングクロックを作るためのクリスタルで
ある。操作スイッチS0は,後に詳述するように,スピー
カが鳴音中に操作されると鳴音を停止するスイッチであ
る。操作スイッチS1は表示するメッセージを変えるため
のスイッチである。
アドレスデコーダ40は,例えばランダムロジックLSIで
構成され,選択呼出番号を検出するためのものである。
このアドレスデコーダ40にはクリスタル101を含む発振
回路が接続され,該発振回路はアドレスデコーダ40にタ
イミング信号を供給する。
第6図に示すメッセージデータ処理部60は,メッセージ
情報をデコードする第2のデコーダを含んでいる。この
第2のデコーダは,1チップCPU100で構成されている。但
しこの1チップCPU100に入力する操作スイッチS2からの
信号線(点線で示す)はないものとする(註:このS2は
あとに説明する本発明において使用するものである。)
そして,この第2のデコーダは,第1のデコーダである
アドレスデコーダ40でN(Nは2以上の整数)分周され
た前記発振回路の出力信号をタイミング信号として受け
ている。
さて,第5図の無線選択呼出受信機の動作を第2図をも
参照して説明する。アンテナ10を介して,無線部20で所
望の無線信号が受信・復調され,波形整形部30で第1図
のaに示されるようなディジタル信号aが得られる。こ
のディジタル信号aがアドレスデコーダ40に入力される
と,アドレスデコーダ40は論理“1",“0"の繰り返しパ
ターンPでビット周期を取り,引き続いて送出されて来
るフレーム同期信号SCの検出に移行する。
この時,フレーム同期信号SCの検出が確認されると,ア
ドレスデコーダ40は,そこを起点として,予め自己の選
択呼出番号が書き込まれているP・ROM50から選択呼出
番号データを読み込み,ディジタル信号a中のアドレス
信号IDと1ビット毎に比較し,一致を確認すると,信号
b(第2図)によってメッセージデータ処理部60に起動
を掛け,引き続くメッセージ信号の受信・復号を行な
う。
また,第2図におけるSC,ID,Dの各信号はBCH(31,21)
符号で構成され,フレーム同期信号SCは固定パターン
で,アドレス信号IDとメッセージ信号DはBCH(31,21)
の情報エリアのMSBを識別ビットとし,識別ビットが論
理“0"のときアドレス信号,論理“1"のときメッセージ
信号として処理する。
こうして,メッセージ信号Dが検出されると,バッファ
70を介してスピーカ80が鳴音させ,機器所持者に呼出が
なされたことを知らせる。このとき,操作スイッチS0に
よって鳴音を停止することができる。
以上の動作をメッセージデータ処理部60,第2の表示手
段である表示器90を含めて以下に詳細に説明する。先ず
メッセージデータ処理部60は第6図のような構成で,100
は先に述べたように1チップCPU(第2のデコーダ),20
0は液晶表示装置(LCD)ドライバー,300はRAMである。
なお先にも述べたようにS2を含め点線回路はないものと
する。更に,これらの中で1チップCPU100を第7図に,L
CDドライバー200を第8図に,そしてRAM300を第9図
に,詳細な構成を示す。
第7図の1チップCPU100において,103〜106は入力ポー
トである。但し第6図と同じような意味で,S2からの信
号入力のための入力ポート102(点線)はないものとす
る。107は割り込みポート,108はシリアルインターフェ
ース,111〜117は出力ポート,120はデータバスである。1
30は番地の内容を指定するプログラムカウンタ,140は実
行すべき命令のシーケンスがストアされ,プログラムカ
ウンタ130で指定された番地の内容を読出すプログラム
メモリーである。150は算術演算・論理演算などの各種
の演算を行なうALU(arithmetic and logic unit),
160はプログラムメモリー140から情報をデコードし各部
へその命令に対応する制御信号を供給するインストラク
ションデコーダである。170はRAM180,各ポート102〜117
間のデータの送受に用いられるACC(アキュムレータ)
である。180は各種データの記憶,サブルーチン,割り
込みにおけるプログラムカウント・プログラムステータ
スの退避に用いられるRAMである。190は実行命令サイク
ル時間を決定するシステムクロック発生回路である。
また,第8図のLCDドライバー200において,210はLCDの
列制御を行なうカラムドライバ,220はLCDの行制御を行
なうロウドライバである。230はLCDへの供給電圧を制御
するLCD電圧制御コントローラ,240はLCDの駆動タイミン
グを制御するLCDタイミングコントローラである。250は
キャラクタ発生回路290の出力或はシリアルインターフ
ェース295からの表示データを記憶するデータメモリ,26
0はシステムクロックコントローラである。270はシリア
ルインターフェース295を介して入力された命令を取り
込んでデコードし,命令の内容に対応して各部を制御す
るコマンドデコーダである。280はデータメモリ250への
シリアル・インターフェース295からのデータの書き込
み,またはシリアルインターフェース295へのデータメ
モリ250からのデータの読み出しアドレスを指定するデ
ータポインタである。290は入力されたデータに対応し
て7×5のドットマトリクスによるパターンを発生する
キャラクタ発生回路,295は1チップCPU100との間のデー
タをシリアルに受け渡しするシリアルインターフェース
である。
そして,第9図のRAM300において,310は1チップCPU100
との間のデータをシリアルに受け渡しするシリアルイン
ターフェース,320はアドレスカウンタである。330はア
ドレスカウンタ320のデータを解析してメモリー・アレ
イ340の番地を指定し,メモリー内にデータを書き込ん
だり或は読みだすためのX−Yデコーダである。340は
メモリーアレイであり,350は制御回路である。
次に,第3図のデコーダ40内のフレーム同期信号及びス
トップ信号の検出回路を示した第10図において,500はシ
フトレジスタ,510,520及び530はインバータ,540はアン
ド回路である。
また,第3図のデコーダ40内の選択呼出信号の検出回路
を示した第11図において,600はカウンタで,610は排他的
NOR回路である。
そして,第3図のバッファ70及び呼出表示手段80を示し
た第12図において,710及び720は抵抗,730はNPNトランジ
スタ,740はPNPトランジスタで,800はアラームホーンで
ある。900は電池である。
第2図のaで示される信号がアンテナ10,無線部20,波形
整形部30を介してアドレスデコーダ40に供給されると,
アドレスデコーダ40では,第2図(a)のP部でビット
同期がとられ,引き続くフレーム同期信号SCの検出に移
る。第10図で示されるようなアドレスデコーダ40内の信
号検出回路に,所望のパターンが信号線aを介して,入
力されると,ANDゲート540の出力541に論理“1"レベルが
得られる。その結果,信号線aからの次の入力データと
ROM50からのデータとを1ビット毎に第11図で表わされ
る回路で比較を行なうと同時に,第10図の回路でストッ
プ信号の検出に移る。
このようにして,第11図のカウンタ600でR端子が31ビ
ット毎にクリアされるが,クリアされる前に29個以上の
一致により信号DETが出力されると,第7図において,
割り込みポート107を介して1チップCPU100が起動され
ると共に伝送速度に対応するクロックCLが入力ポート10
5から供給される。その結果,1チップCPU100では前記ク
ロックCLでメッセージ信号Dを入力ポート106から読み
込み,予め定められたプログラムメモリ140の内容をイ
ンストラクションデコーダ160で翻訳し,各命令に対応
して処理する。即ち,前記読み込まれた信号はデータバ
ス120,ACC170を介してRAM180に書き込まれる。そして31
ビットが入力される毎にALU150にて演算を行ない,受信
信号の復号を行なう。
1チップCPU100は,復号された各BCH(31,21)符号のう
ち情報ビット20ビットを,メッセージ情報として外部RA
M300を記憶保管するため,チップイネーブル信号線▲
▼を論理“0"レベルとすることにより外部RAM300を動
作モードにし,RAM300の何番地に書き込むかをシリアル
インターフェース108を介して,対応するアドレス情報
を信号線SOUTで転送する。このとき,1チップCPU100は,
システムクロックをRAM300に信号線▲▼で送ると
同時に,アドレスであることを表わすため信号線A/を
論理“1"レベルとする。そして,このとき,第9図にお
いてRAM300は入力された各制御信号(▲▼,A/,R/
)に応じて,信号線SOUTから入力された信号をアドレ
ス信号と判断し,アドレスカウンタ320,X・Yデコーダ3
30を介してメモリーアレイ340の書き込むべき番地が指
定される。
次に1チップCPU100では書き込むべきメッセージデータ
をシリアルインタフェース108の信号線SOUTで送出する
と共に,送出データがメッセージデータであることを表
わすため信号A/を論理“0"レベルとし,書き込むこと
を表わすため信号R/を論理“0"レベルとする。
この結果,第9図のRAM300は,入力された各制御信号に
対応して,信号線SOUTを介して入力されたデータをメッ
セージデータとして,X・Yデコーダ330を介して,メモ
リアレイ340に先程指定された番地に書き込む。
以上のような過程で順次メッセージ信号が復号されてい
るとき,メッセージ信号の終了を示す予め定められたパ
ターンが復号されたメッセージデータの中に検出される
か,メッセージ信号を2ワード続けて受信できないと
き,1チップCPU100は,出力ポート111から信号線MEを経
由して,メッセージが終了したことをアドレスデコーダ
40に知らせる。このとき,アドレスデコーダ40は1チッ
プCPU100へのクロックCLの供給を停止する。
すると,1チップCPU100はメッセージ信号が終了したと判
断し,メッセージ信号の復号処理を停止すると同時に,
出力ポート112を介して信号線ACを通る信号でアドレス
デコーダ40の鳴音発生回路を制御する。この制御によっ
て,第12図において,鳴音信号dが抵抗710を介してNPN
トランジスタ730に与えられる。こうして,トランジス
タ730の導通・非導通に対応して,抵抗720を介してトラ
ンジスタ730のコレクタに接続されているPNPトランジス
タ740のベース電位が“0"レベル・“1"レベルとなり,
その結果トランジスタ740が導通・非導通となるので,
トランジスタ740のエミッタに接続されている電池900電
位がコレクタを介してアラームホーン800に供給され,
アラームホーン800が発音し機器所持者に呼出しがなさ
れたことを知らせる。
一般にこの種の受信機には,鳴音に関して予め定められ
た一定期間(例えば約8秒)で自動停止する機能(オー
ト・リセット機能)がある。本実施例でもアドレスデコ
ーダ40に接続されたクリスタル101で構成される発振回
路の分周出力fr(本例では2kHz)が1チップCPU100に供
給され,タイミング用信号として使用され,約8秒間鳴
音を制御する。
ところで,この鳴音中の機器所持者が操作スイッチS0を
アクセスすると,アドレスデコーダ40から信号Rが1チ
ップCPU100の割り込みポート107へ供給されるので,出
力ポート112からアドレスデコーダ40への鳴音制御信号A
Cの供給が,8秒の経過を待たずに停止されるので,受信
機は鳴音を停止する。
ところで,メッセージ信号の受信終了と同時に復号され
たメッセージデータが次の過程で表示される。
即ち,第7図の1チップCPU100は該当するメッセージデ
ータの最初の番地情報を信号線SOUTから外部RAM300へ供
給すると共に,チップイネーブル信号線▲▼を論理
“0"レベル,チップセレクト信号線▲▼(これはLC
Dドライバ200を選択するための信号線である。)及び信
号線A/を論理“1"レベルとする。次に,1チップCPU100
は,信号線A/を論理“0"レベルとすると共に,信号線
R/を論理“1"レベルとする。これにより,前述の最初
の番地から順次対応するデータが1バイト単位に,X−Y
デコーダ330を介して,メモリアレイ340から読み出さ
れ,そのデータがシリアル・インタフェース310を介し
て信号線SINで1チップCPU100へ供給される。こうして
外部RAM300からデータが読み出されて1チップCPU100へ
供給されると,第7図の1チップCPU100は,まず,信号
線▲▼及び信号線C/(Cはコマンドを示す)を論
理“1"レベルとすると共に,LCDドライバ200を選択する
ためにチップセレクト信号線▲▼を論理“0"レベル
にすることによって,信号線SOUTからキャラクター変換
指示と格納アドレス情報を第7図のLCDドライバ200へ供
給する。続いて,1チップCPU100は,信号線C/を論理
“0"レベルにすることによって,外部RAM300から読み出
されたデータを信号線SOUTによってLCDドライバ200へ供
給する。
その結果,第8図のLCDドライバ200においては,シリア
ルインタフェース回路295でシリアル・パラレル変換さ
れた情報が,信号線C/が論理“1"レベルのときは,コ
マンドデコーダ270でデコードされ,コマンドデコーダ2
70は内部制御信号を発生する。ここで,コマンドが書き
込みコマンドおよびキャラクタ変換コマンドであれば,
書き込みアドレスを設定するためデータポインタ280が
アクセスされ,信号線C/が論理“0"レベルになった
ら,シリアルインタフェース295を介して入力されるデ
ータがキャラクタ発生回路290で7×5のドットマトリ
ックスによるパターンに変換されて,データメモリ250
に書き込まれると共に,LCDタイミングコントローラ240
の制御でカラムドライバ210およびロウドライバ220を介
して信号Cとされ,LCD90上に表示される。
〔発明が解決すべき問題点〕
以上説明したように,表示付無線選択呼出受信機(以下
単に受信機と呼ぶことあり。)では携帯用のものが多
く,弱電界中やフェーディングがかかっている場合に,
第5図において信号線aによりアドレスデコーダ40に供
給される信号が送信された信号に対して誤る場合があ
り,自己の選択呼出番号が検出されたとしても,メッセ
ージ信号が誤り,かつ誤り訂正ができない場合がある。
そしてこのような場合従来は,選択呼出が無いと同様に
処理し呼出報知をしなかったり,数文字の誤表示は推測
できることが多いためチェックビットは無視して情報ビ
ットの内容を表示したりしている。後者の場合,受信機
の使用者にメッセージ内容が誤まっていることを知らせ
るために誤字に特殊記号(例えばアンダーラインやドッ
ト記号)を付加することもある。しかし,誤字に特殊記
号を付加したまま,メッセージがメモリに収納された場
合,使用者は表示を見るたびに誤字を推定する必要があ
る。特に第2図および第3図のような信号構成の場合,
第4図から明かなように1ワード誤ると最大4文字に影
響するため推定が煩わしいという欠点がある。
本発明はこのような欠点を解決し,使用者が誤字を訂正
できる表示付選択呼出受信機を提供するものである。
〔発明の構成〕
本発明によれば、スピーカーと、可視表示可能な表示器
と、受信した選択呼出番号信号及びメッセージ情報信号
の内選択呼出番号信号を復号し、自己のアドレスに一致
することを検出すると前記スピーカーを鳴らす鳴音発生
手段と、前記スピーカが鳴っている間に操作すると前記
鳴音発生手段の動作が停止し前記スピーカーの鳴音を停
止させる操作スイッチS0と、前記送出されたメッセージ
情報信号を復号して記憶手段に記憶し、前記操作スイッ
チS0の接を読出信号として前記記憶されたメッセージ情
報を、正しく復号されたものはそのまま、誤って復号さ
れたものはこの文字を含む所定の数の文字列に特殊記号
を付して前記表示器に送り、且つ、別のメッセージを先
頭から表示するための操作スイッチS1を有するメッセー
ジデータ処理部とを備えた表示付無線選択呼出受信機に
おいて、 前記メッセージデータ処理部が、さらに修正用の操作ス
イッチS2を備え、前記表示器に前記特殊記号を付した誤
りの文字が表示されているときに、前記操作スイッチS0
を操作して前記特殊記号の表示の位置を指定し、また前
記操作スイッチS1及びS2を操作して前記指定された位置
の表示文字を、予め定められた順序で並べられた文字列
を前に若しくは後に変化させて書き替え、これにより前
記記憶手段の記憶内容を書替えする修正機能を付加した
メッセージデータ処理部であることを特徴とする表示付
無線選択呼出受信機が得られる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。この第1図において,従来装置の構成を示す第5図
の構成要素と同じものについては同じ参照数字を付して
ある。第5図と異る点は誤り変更のために用いられる操
作スイッチS2を設けたことであり,これに応じてメッセ
ージデータ処理部60Aが第5図の60とは若干異っている
ことである。又操作スイッチS2を設けたことに対応し
て,第6図及び第7図の点線で示したS2についての表示
を実線に変えたものが本発明の装置のメッセージ処理部
と1チップ処理部をそれぞれ表わすことになるが,参照
数字の60と100はそのまま残してある。
第13図は第14図(a)に示す表示のRAM300の内容を示し
たものである。第14図(a)ではpjonの下にアンダーラ
インがあり,この4文字に少くとも1文字の誤りがある
ことを示しており,第13図ではMSBが正誤判定に使用さ
れ,論理“0"の場合は正,論理“1"の場合は誤としてい
る。受信されたメッセージはこのような形式で正誤の区
別をしてRAM300に記憶されている。
使用者がRAM300内のメッセージを読出す時は第15図のよ
うなフローチャートで行なわれる。第15図(1)でスイ
ッチS0が操作されると,第7図において信号Rが割り込
みト107を介して入力され,鳴音中であれば前述したよ
うに鳴音が停止し(第15図(2)),鳴音中でなければ
読出表示動作に入る(第15図(3))。
スイッチS0の操作により読出動作に入ると,前述した受
信終了後のメッセージデータの表示と同じ過程で表示さ
れる。1メッセージの文字数が長く全文を表示できない
ことがあるが,このときはスイッチS0をさらに操作する
ことで後続するメッセージに切替える。また,別のメッ
セージを表示させたいときは操作スイッチS1を操作する
ことで次のメッセージの先頭から表示させることができ
る(本文では“スクロール動作”と呼ぶ)。これらは従
来の受信機で行なわれており,ここでは詳細については
述べない。
さて,以下本発明に係る誤字の修正動作について説明す
る。第15図(4),(5)で読出表示開始後あらかじめ
定められた時間t1秒だけ操作スイッチS0〜S2の操作を監
視する。スイッチS0〜S2の操作がなければ再び第15図
(1)に戻るが,操作される操作スイッチの種類に対応
し第15図(6)〜(8)のように分岐する。第15図
(6),(7)は前述した後続するメッセージの読出し
とスクロール動作である。第15図(8)は本発明に係る
修正動作のフローチャートの一例である。
操作スイッチS2の操作により修正動作(第15図(8))
に入ると,第15図(9)で表示の中に誤字が含まれてい
るかを第13図に示すようにRAM300のMSBの論理で調べ,
誤字がなければ修正の必要がないので第15図(1)に戻
る。もし表示の中に誤字があれば第15図(10)に示すよ
うに誤字列のうち最も左の文字のアンダーラインが点滅
する(第14図(b)参照)。点滅はその桁が修正桁であ
ることを示している。次に第15図(11)であらかじめ定
められた時間t2秒だけ操作スイッチS0〜S2を監視する。
操作スイッチS0〜S2の操作がなければ第15図(1)に戻
る。もしスイッチの操作があればスイッチの種類により
第15図(12)〜(14)のように分岐する。
S0の操作の場合は第15図(12)で示すように点滅してい
るアンダーラインが右に一桁ずつ移動する。(第14図
(b)→(c)参照)右端のアンダーラインが点滅して
いるときにさらにS0を操作すると再び左端に戻すような
循環動作を行なうことで,任意の誤字のアンダーライン
を点滅させ修正桁を選ぶことができる。
本実施例ではS0の操作毎に点滅箇所を一桁移動するよう
に説明したが,S0を連続的に一状態を保つように操作し
続けると点滅箇所が移動し続け,希望の修正箇所で操作
を止めて修正桁を選ぶようにもできることは明かであ
る。
以上のようにして修正桁を選ぶと次は文字の修正動作と
なる。これは第15図(11)でスイッチS1あるいはスイッ
チS2を操作することで行なわれる。アンダーラインが点
滅している修正桁の文字がスイッチS1の操作で第15図
(13)のように前に変化し,スイッチS2の操作で第15図
(14)のように後に変化する。ここで前および後は第3
図の変換表においてColumn2のROW順→Column3のROW順→
…→Column7のROW順→Column2のROW順と循環して文字を
並べたときに矢印と逆方向を前,同方向を後としてい
る。
第14図(c)の場合は使用者が修正桁の文字jはhの誤
りと推定したときにa,b,c,…,g,h,i,j,k…の文字列を考
慮の上スイッチS1を操作することで,第14図(d),
(e)のように修正をしている例を示している。本実施
例ではスイッチS1又はスイッチS2の操作毎に文字を前又
は後に1文字ずつ変化させるように説明したが,スイッ
チS1又はスイッチS2を連続的に一状態を保つように操作
し続けると文字が変化するようにできることは明らかで
ある。
以上のように修正が終ればスイッチの操作をやめ,第15
図(11)に示すようにあらかじめ定められた時間t2秒以
内に操作をしなければ第15図(15)に示すようにRAM300
の内容を表示文字に書きかえる。このため使用者が再び
RAM300に記憶されているメッセージを見るときは修正さ
れたメッセージが表示される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば,受信したメッセー
ジ中の任意の誤字を使用者が推定した文字に任意に変え
ることができ,メッセージを見るたびに文字を推定する
煩しさを省くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である無線選択呼出受信器の
構成を示すブロック図,第2図はメッセージ情報を送る
ことができる選択呼出信号の一構成例を示した図,第3
図は文字,数字,特殊記号のメッセージ情報信号への変
換を示す図,第4図は第2図の変換表の使用例を示す
図,第5図は本発明の一実施例である無線選択呼出受信
機の構成及び従来の無線選択呼出受信機の一構成例を併
せ示す図、第6図は第5図のメッセージデータ処理部60
の構成を示したブロック図,第7図は第6図の1チップ
CPU100の構成を示したブロック図,第8図は第6図のLC
Dドライバ200の構成を示したブロック図,第9図は第6
図のRAM300の構成を示したブロック図,第10図は第2図
のデコーダ40内のフレーム同期信号・ストップ信号検出
回路を示した回路図,第11図は第5図のアドレスデコー
ダ40内の選択呼出信号検出回路を示した回路図,第12図
は第5図のバッファ70及び呼出表示手段80の構成を表し
た回路図,第13図はRAM300の内容を示す図,第14図は本
発明による修正例の様子を示す図,第15図は本発明によ
るフローチャートの例を示す図である。 記号の説明:10……アンデナ,20……無線部,30……波形
整形回路,40……アドレスデコーダ,50……P・ROM,60…
…メッセージデータ処理部,70……バッファ,80……スピ
ーカー,90……表示器,100……1チップCPU,101……クリ
スタル,107……割り込みポート,108……シリアルインタ
フェース,130……プログラムカウンタ,140……プログラ
ムメモリ,150……ALU(算術論理演算回路),160……イ
ンストラクションデコーダ,170……ACC,180……RAM,190
……システムクロック発生回路,200……LCDドライバ,S
0,S1,S2……操作スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大八木 孝司 東京都港区芝5丁目33番1号 日本電気株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−8438(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピーカーと、可視表示可能な表示器と、
    受信した選択呼出番号信号及びメッセージ情報信号の内
    選択呼出番号信号を復号し、自己のアドレスに一致する
    ことを検出すると前記スピーカーを鳴らす鳴音発生手段
    と、前記スピーカが鳴っている間に操作すると前記鳴音
    発生手段の動作が停止し前記スピーカーの鳴音を停止さ
    せる操作スイッチS0と、前記送出されたメッセージ情報
    信号を復号して記憶手段に記憶し、前記操作スイッチS0
    の接を読出信号として前記記憶されたメッセージ情報
    を、正しく復号されたものはそのまま、誤って復号され
    たものはこの文字を含む所定の数の文字列に特殊記号を
    付して前記表示器に送り、且つ、別のメッセージを先頭
    から表示するための操作スイッチS1を有するメッセージ
    データ処理部とを備えた表示付無線選択呼出受信機にお
    いて、 前記メッセージデータ処理部が、さらに修正用の操作ス
    イッチS2を備え、前記表示器に前記特殊記号を付した誤
    りの文字が表示されているときに、前記操作スイッチS0
    を操作して前記特殊記号の表示の位置を指定し、また前
    記操作スイッチS1及びS2を操作して前記指定された位置
    の表示文字を、予め定められた順序で並べられた文字列
    を前に若しくは後に変化させて書き替え、これにより前
    記記憶手段の記憶内容を書替えする修正機能を付加した
    メッセージデータ処理部であることを特徴とする表示付
    無線選択呼出受信機。
JP61029872A 1986-02-15 1986-02-15 表示付無線選択呼出受信機 Expired - Lifetime JPH0683131B2 (ja)

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