JPH0646111Y2 - 表示機能付きページング受信機 - Google Patents

表示機能付きページング受信機

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JPH0646111Y2
JPH0646111Y2 JP1988168969U JP16896988U JPH0646111Y2 JP H0646111 Y2 JPH0646111 Y2 JP H0646111Y2 JP 1988168969 U JP1988168969 U JP 1988168969U JP 16896988 U JP16896988 U JP 16896988U JP H0646111 Y2 JPH0646111 Y2 JP H0646111Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、無線による呼び出しと共にメッセージをも受
信して表示する表示機能付きページング受信機に関す
る。
〔従来技術及びその問題点〕
従来より、選択呼び出し番号に続くメッセージ情報を受
信し、このメッセージ情報を表示できるようにしたペー
ジング受信機は、一般に知られている。この種のページ
ング受信機は、受信したメッセージ情報を呼種別情報
(発呼者種別情報)と共に複数記憶保持し、これらを所
定の読み出しスイッチの操作で順次表示できるようにな
っている。
ところが、受信メッセージをメモリに記憶する際は、複
数の発呼者からのメッセージを着信順に記憶するように
なっており、それに伴い、これら受信メッセージの表示
は、最新のメッセージから順に表示されるようになって
いる。そのため、現在表示中のメッセージが、これより
も先に受信されたメッセージと関連するもので、この関
連する先のメッセージを表示させたい場合は、その所望
のメッセージが現れるまで読み出しスイッチを数多く操
作しなければならないという面倒が生じる。例えば、或
る発呼者種が「次の時刻までに帰ります。14−00」とい
うメッセージを送信し、その後しばらくたってから予定
が変更になり、「遅れます。遅れ程度は約(分)120」
というメッセージを送信するような場合がある。このよ
うな場合、受信機側では、先に受信したメッセージと、
後から受信した関連メッセージとの間に、他の発呼者か
らの複数のメッセージも受信されてしまい、これらのメ
ッセージがその着信順に記憶されることになるので、後
から読み出しスイッチで関連のメッセージを確認しよう
としても、なかなか探し出すことができないという問題
が起こる。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、同一発呼者からの関連メッセージを迅
速に表示することのできる表示機能付きページング受信
機を提供することにある。
〔考案の要点〕
本考案は、上記目的を達成するため、受信メッセージの
表示中に、所定スイッチの操作で、表示中のメッセージ
と同一発呼者のメッセージを順次表示させるようにした
ことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について、図面を参照しながら説
明する。
第1図は、本考案の一実施例に係るページング受信機の
外観図である。
同図において、受信機本体1の正面上方には、各種情報
を表示するドットマトリクス型液晶表示装置等からなる
表示部2が配置されている。この表示部2は、液晶表示
装置等で構成されるもので、受信されたメッセージを表
示するためのメッセージ表示部2aと、現在表示中のメッ
セージがどの発呼者から送信されたものかを明示する呼
種別を表示するための呼種別表示部2bとからなってい
る。表示部2の下方左には、新たなメッセージが受信さ
れた時に、その発呼者に応じたパターンの報知音を所定
時間出力するためのスピーカ3が設けられている。
また、スピーカ3の右方には、3つのスイッチS1、S2
びS3が設けられている。ここで、スイッチS1は、複数記
憶された受信メッセージを表示部2に順次表示させるた
めの読み出しスイッチ、スイッチS2は、現在表示中のメ
ッセージと同一発呼者のメッセージを順次表示させるた
めのチェックスイッチ、スイッチS3は、受信動作にのみ
関連する回路部への電源供給のオン、オフを行うメイン
スイッチである。
第2図は、本実施例の受信機内部の回路構成を示すブロ
ック図である。
同図において、アンテナ4は基地局から送信された無線
信号を受信するアンテナであり、その受信信号は受信部
5に送られる。受信部5は、上記受信信号を検波、増
幅、復調して、「0」及び「1」からなるシリアルのデ
ジタルデータとする回路であり、このデジタルデータは
デコーダ部7に与えられる。本実施例では、ポクサグ
(POCSAG)方式を採用しており、上記受信部5から出力
されたデジタルデータは第3図のように構成されてい
る。
すなわち、ポクサグ方式における全体の送信信号フォー
マットは、第3図(a)に示すように、第1番目に576
ビットの101010…と続くプリアンブル信号Aと、これに
続く複数のバッチ信号B、C…とからなっている。プリ
アンブル信号Aは、受信機に対し、これからデータが送
られることを認識させ同期をとるための信号である。
上記バッチ信号B、C…の各バッチフォーマットは、第
3図(b)に示すように、同期コードSCと、8個のブロ
ックCD1〜CD8とから構成され、各ブロックは2コードワ
ードからなっている。上記同期コードSC及び各コードワ
ードは32ビットで構成され、更に、各コードワードはア
ドレスを示すアドレスコードワードACとメッセージを示
すメッセージコードワードMCに分けられる。
上記アドレスコードワードACは、第3図(C)に示すよ
うに、メッセージフラグ、アドレスビット、ファンクシ
ョンビット、BCHパリティ及びイーブンパリティから構
成される。メッセージフラグは次のコードがアドレスビ
ットであるかメッセージビットであるかを認識するフラ
グであり、「0」の時にアドレスビット、「1」の時に
メッセージビットを表している。メッセージフラグの後
のビット2からビット19までがアドレスビットであっ
て、これが選択呼び出し番号に対応している。次のファ
ンクションビットは2ビットからなり、これは各発呼者
に対応した表示形態や報音形態を示すためのビットであ
り、例えば、「00」、「01」、「10」、「11」の4種類
のファンクションがある。本実施例では、これらアドレ
スビット及びファンクションビットに基づいて、メッセ
ージの発呼者を識別する。ビット22からビット31までの
BCHパリティは、この10ビットのデータによって、コー
ド内部に発生するエラービットの検出及び訂正を行うた
めのものである。ビット32にはイーブンパリティが設け
られており、このイーブンパリティは先頭から最終まで
のビットが「1」の数を表すものの総数が奇数個あった
か偶数個あったかを表しており、例えば1ビットだけ
「0」と「1」を間違えた場合には、このイーブンパリ
ティのチェックによって、ビットが欠落したか或いは付
加されてしまったかを判断することができる。
上記メッセージコードワードMCは、第3図(d)に示す
ように、上記アドレスコードワードACのアドレスビット
及びファンクションビットの代わりに、20ビットからな
るメッセージビットを入れた構成となっている。
次に第2図に戻り、ID−ROM6は、例えば2種類のアドレ
ス番号を自己の呼び出し番号として記憶している固定メ
モリである。デコーダ部7は、受信部7から出力された
受信データの入力同期をとると共に誤り訂正を行った
後、そのデータのアドレスビット(第3図(c)参照)
で示される呼び出し番号と一致するかどうかを判別する
回路であり、呼び出し番号が一致した時は、CPU8に受信
割り込み指令を出力すると共に、上記呼び出し番号に引
き続いて受信されるメッセージ情報(第3図(d)参
照)をパラレルデータに変換してCPU8に出力し、一方、
呼び出し番号が一致しない時は受信部5による受信の打
ち切りを指示する。
CPU8は、上記の受信割り込み指令や、第1図に示した読
み出しスイッチS1及びチェックスイッチS2等を含むキー
入力部9からのキー入力信号等に基づいて各種の処理を
実行する中央処理部であり、例えば受信メッセージをメ
モリ10に順次書き込んだり、或いはメモリ10からメッセ
ージを読み出して表示部2に表示させたり等の処理を行
う。その具体的な処理については、後述する。
メモリ10は、主に上記デコーダ部7から出力されたメッ
セージ情報等の各種データをCPU8の指示に従って記憶す
る、読み出し及び書き込み可能なメモリであり、その詳
細な構成については、第4図に基づき後述する。定型句
メモリ11は、メッセージとして使用される各種の定型
句、例えば前述したような「次の時刻までに帰りま
す。」や「遅れます。遅れ程度は約(分)」等の文を記
憶している読み出し専用のメモリであり、受信メッセー
ジに含まれる短縮番号に対応した定型句が読み出され
る。キャラクタジェネレータ12は、定型句をメッセージ
表示部2aにドットマトリクス表示させる際に、その定型
句を構成している漢字やひらがな等を表示用のドットパ
ターンに変換する回路である。
表示バッファ13は、キャラクタジェネレータ12で作成さ
れたドットパターンデータや各種の表示用のデータをCP
U8の指示によって一時的に格納しておくメモリであり、
表示ドライバ14は、表示バッファ13に格納されたデータ
を表示部2(第1図に示したものと同じ)に表示させる
ための回路である。また、スピーカドライバ15は、メッ
セージの受信があった時に、CPU8の指示により、その受
信メッセージの発呼者を示す呼種別情報(第3図(c)
のアドレスビット及びファンクションビットの組み合わ
せからなるデータ)に対応したパターンでスピーカ3
(第1図に示したものと同じ)を駆動させる回路であ
る。LEDドライバ16は、上記スピーカドライバ15による
スピーカ3の駆動と同時に、呼出種別情報に対応したパ
ターンでLED17(第1図では省略)を発光させる回路で
ある。
次に第4図は、上記のメモリ10の主要内容を示す模式構
成図である。
同図において、バッファレジスタXは、新たに受信され
た各種情報を一時的に格納するレジスタである。計時レ
ジスタYは、CPU8で計時クロック信号を順次計数して得
られる、時、分、秒等からなる現在の時刻情報を記憶す
るレジスタである。メッセージレジスタZは、複数の記
憶領域Z1、Z2、Z3…等からなり、その記憶領域に、受信さ
れた情報をそれぞれ新しいものから順に記憶するレジス
タである。そして、各記憶領域Z1、Z2、Z3…等は、いずれ
も、呼種別情報を記憶するための呼種別記憶部D1と、メ
ッセージ情報を記憶するための着信時刻記憶部D3とから
なっている。ここで、上記呼種別情報は、第3図(c)
に示したアドレスビットで示される2通りの呼び出し番
号と、ファンクションビットで示される4通りのファン
クションデータとの組み合わせからなる3ビットのデー
タであり、これにより8種類の発呼者を認識できるよう
になっている。
また、表示ポインタPは、計時レジスタY及び上記メッ
セージレジスタZの各記憶領域に記憶されている複数の
情報の中から、表示部2に表示させるための1つを指定
するポインタであり、P=0の時は計時レジスタYの内
容を指定し、P=1以上の時はメッセージレジスタZの
各記憶領域の内容を指定している。タイマフラグT1、T2
は、新たなメッセージが受信された時にスピーカ3及び
LED17を所定時間だけ駆動させたり、或いは受信メッセ
ージを所定時間だけ表示させるための時間計測に使用さ
れるフラグであり、このフラグのセットにより時間計測
が開始される。タイマレジスタTは、上記の時間計測時
にタイマとして使用されるレジスタである。レジスタ
M1、M2は、メッセージの表示中にチェックスイッチS2
操作された場合に、そのメッセージと同一呼種別のメッ
セージを検索している間、それぞれ表示ポインタPの内
容と呼種別情報とを一時的に記憶しておくレジスタであ
る。メッセージ数レジスタNは、メッセージレジスタZ
に記憶されているメッセージ情報の数を記憶するレジス
タである。
次に、本実施例の主要な処理動作について、第5図及び
第6図に基づき説明する。なお、第5図は本実施例の全
体的な処理動作を示すフローチャートであり、第6図は
第5図中のキー処理(ステップa19)を具体的に示すフ
ローチャートである。
まず、第5図において、通常はホールト(HALT)状態に
あり(ステップa1)、ここで第2図に示したデコーダ7
から受信割り込み指令が送られた時は、その受信データ
に含まれる呼種別情報及びメッセージ情報(第3図参
照)と、その受信があった時の計時レジスタYの内容で
ある着信時刻情報とを、バッファレジスタXへ一旦取り
込む(ステップa2)。その後、メッセージレジスタZに
既に記憶されている全データを一段下にシフトさせ、こ
れによって空になった先頭の記憶領域Z1の各記憶部D1、D
2、D3に、上記バッファレジスタXに取り込んだ各情報を
それぞれ記憶させる(ステップa3)。
続いて、報知処理を開始し(ステップa4)、タイマフラ
グT1をセットする(ステップa5)。上記報知処理では、
第2図に示したスピーカドライバ15とLEDドライバ16に
指令を与え、上記呼種別情報に対応したパターンでスピ
ーカ3とLED17を駆動する。これにより、受信機の所持
者は、どの発呼者からのメッセージが届いたのかを容易
に知ることができる。なお、この報知処理は、後述する
ステップa10〜a13の処理により、所定時間(ここでは例
えば8秒間)だけ行われる。
次に、タイマフラグT2がセットされているかどうか、す
なわち所定時間のメッセージ表示(ステップa14〜a17
照)がまだ続いているかどうかを判別し(ステップ
a6)、まだメッセージの表示中であれば、以後のステッ
プa7及びa8の処理を行わない。一方、T2がセットされて
いなければ、表示処理を開始し(ステップa7)、タイマ
フラグT2をセットする(ステップa8)。上記表示処理で
は、受信された新たなメッセージと着信時刻とをメッセ
ージ表示部2aに表示すると共に、このメッセージに対応
する呼種別を呼種別表示部2bに表示する。この際、メッ
セージの中に、定型句を指定するための短縮番号が含ま
れている時は、その短縮番号に対応する定型句を定型句
メモリ11から読み出し、これをキャラクタジェネレータ
12によりドットパターンに変換して、メッセージ表示部
2aでドットマトリクス表示を行う。
一方、上記ホールド状態(ステップa1)において、例え
ば1秒毎の計時クロック信号が出力された場合には、ま
ず通常の計時処理を行う(ステップa9)。この計時処理
では、計時レジスタYを用いて計時クロック信号を計数
し、年、月、日、時、分、秒等からなる現在時刻データ
を得る。次に、タイマフラグT1がセットされているかど
うかを判別し(ステップa10)、セットされていれば、
タイマレジスタTを用いて計測処理を行う(ステップa
11)。その後、タイムアップしたかどうか、すなわち所
定の時間(例えば8秒間)が経過したかどうかを判別し
(ステップa12)、タイムアップしている時は、上記ス
テップa4で開始した報知処理を停止すると共に、タイマ
フラグT1をリセットする(ステップa13)。これによ
り、着信時のスピーカ3及びLED17による報知時間が決
まる。
次に、今度はもう1つのタイマフラグT2がセットされて
いるかどうかを判別し(ステップa14)、セットされて
いれば、タイマレジスタTを用いて計測処理を行う(ス
テップa15)。その後、タイマアップしたかどうか、す
なわち所定の時間(例えば30秒間)が経過したかどうか
を判別する(ステップa16)。ここで、タイムアップし
ていれば、表示ポインタPに「0」をセットすることに
より計時レジスタYの内容を指定し(ステップa17)、
一方、まだタイムアップしていなければ、現在の表示ポ
インタPの内容をそのまま維持して、そのPで指定され
るデータを表示部2に表示する(ステップa18)。これ
により、着信時の受信メッセージの表示時間や、後述す
る読み出しスイッチS1の操作で表示されたメッセージの
表示時間が決まり、所定時間だけ表示された後は通常の
現在時刻表示に戻る。
また、ステップa1のホールト状態において、何らかのキ
ースイッチが操作されてキー入力信号が送られた場合
は、その操作されたキースイッチに対応した処理を行う
(ステップa19)。このキー処理を、第6図に基づき、
以下に具体的に説明する。
第6図においては、まず、操作されたスイッチが読み出
しスイッチS1かどうかを判別する(ステップb1)。読み
出しスイッチS1であれば、現在の操作モードが、関連メ
ッセージを検索するモードであるチェックモード(ステ
ップb15参照)かどうかを判別し(ステップb2)、チェ
ックモードでなければ、表示ポインタPを1つカウント
アップすることにより次のメッセージを指定する(ステ
ップb3)。そして、表示ポインタPの内容がメッセージ
数レジスタNの内容を越えたかどうか、すなわち表示ポ
インタPがメッセージレジスタZ中の最終メッセージの
指定を既に終了しているかどうかを判別する(ステップ
b4)。ここで、P>Nであれば、Pに「1」をセットす
ることにより先頭のメッセージ(最新のメッセージ)を
指定し(ステップb5)、一方、P≦Nであれば、現在の
Pの内容をそのまま維持する。
続いて、上記のPで指定されたメッセージ、着信時刻及
び呼種別を表示し(ステップb6)、タイマフラグT2をセ
ットする(ステップb7)。この表示は、上記ステップa
14〜a17の処理により、所定時間(ここでは、例えば30
秒間)だけ行われる。よって、チェックモードでない時
に読み出しスイッチS1が操作されると、その操作毎に、
メッセージレジスタZに記憶されたメッセージが順に表
示されていく。
また、上記ステップb1において、読み出しスイッチS1
はないと判別された時は、続いてチェックスイッチS2
どうかを判別する(ステップb11)。ここで、チェック
スイッチS2であれば、現在の操作モードが、関連メッセ
ージを検索するモードであるチェックモードかどうかを
判別する(ステップb12)。もし、チェックモードでな
ければ、現在の表示ポインタPの内容をレジスタM1に格
納すると共に、そのPで指定されるメッセージの呼種別
をレジスタM2に格納し(ステップb13、b14)、更に、操
作モードをチェックモードに切り換える(ステップ
b15)。続いて、表示ポインタPを1つカウントアップ
し(ステップb16)。そのPの内容がメッセージ数レジ
スタNの内容を越えたかどうかを判別する(ステップb
17)。もし、まだP≦Nであれば、そのPで指定された
メッセージの呼種別が、上記レジスタM2に格納されてい
る呼種別と同一かどうかを判別する(ステップb18)。
同一でなければ、上記のステップb16に戻り、同一のも
のが現れるまでステップb16〜b18を繰り返す。すなわ
ち、同一の発呼者によって送信された、1つ前のメッセ
ージを検索する。このようにして同一の呼種別が見つか
った場合には、ステップb6に進んで、この時のPで指定
されるメッセージ及び呼種別を表示する。即ち。チェッ
クモード以外のメッセージ表示中に、チェックスイッチ
S2を操作すると、チェックモードに切り換えることがで
きると共に、この時に表示中のメッセージと同一の発呼
者から送られた、1つ前のメッセージを表示させること
ができる。
一方、上記ステップb17において、P>Nであると判別
された場合は、レジスタM2に格納されている呼種別と同
一の呼種別が見つからなかった場合なので、この場合
は、例えば「ありません」等の特殊表示を行う(ステッ
プb19)。
また、上記ステップb12において、チェックモードであ
ると判別された時は、ステップb13〜b15の処理を行わず
に、そのままステップb16へ進み、上述したようにして
同一発呼者の検索を行う(ステップb16〜b19参照)。す
なわち、チェックモードにおいてチェックスイッチS2
操作すると、その操作前に表示されていたメッセージと
同一の発呼者から送られた、これよりも前のメッセージ
を順次表示させることができる。
また、上述したステップb2において、チェックモードで
あると判別された時は、レジスタM1に記憶されていたP
の内容(ステップb13参照)を再度Pにセットし(ステ
ップb8)、その後、レジスタM1及びM2をクリアし(ステ
ップb9)、更にチェックモードをリセットする(ステッ
プb10)。すなわち、チェックモードの時に読み出しス
イッチS1を操作することにより、チェックモードを解除
して、もとのメッセージを表示させることができる。
なお、上記ステップb11において、チェックスイッチS2
でもないと判別された時は、その他のスイッチに応じた
キー処理を行う(ステップb20)。
従って、本実施例によれば、受信時におけるメッセージ
表示中や、読み出しスイッチS1の操作によるメッセージ
表示中に、チェックスイッチS2を操作することにより、
表示中のメッセージと同一発呼者のメッセージを順次表
示させることができる。よって、同一発呼者から送られ
た複数の関連メッセージの間に、他の発呼者からのメッ
セージが多く存在するような場合であっても、チェック
スイッチS2を操作するだけで、同一発呼者からのメッセ
ージだけを迅速に表示させて確認することができる。例
えば、従来技術の説明の際にあげた例のように、「遅れ
ます。遅れ程度は約(分)120」というメッセージが受
信された場合において、これと関連する同一発呼者のメ
ッセージを表示させたい時は、チェックスイッチS2を操
作するだけで、所望のメッセージ「次の時刻までに帰り
ます。14−00」を即座に表示させることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、同一発呼者から
の関連メッセージを、所定スイッチの操作で迅速に表示
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るページング受信機の外
観図、 第2図は本実施例の受信機内部の回路構成を示すブロッ
ク図、 第3図(a)〜(d)はポクサグ(POCSAG)方式のデー
タ構成図、 第4図は第2図に示したメモリ10の主要内容を示す模式
構成図、 第5図は本実施例の全体的な処理動作を示すフローチャ
ート、 第6図は第5図中のキー処理(ステップa19)を具体的
に示すフローチャートである。 2…表示部、 2a…メッセージ表示部、 2b…呼種別表示部、 3…スピーカ、 5…受信部、 6…ID−ROM、 7…デコーダ部、 8…CPU、 10…メモリ、 11…定型句メモリ、 Z…メッセージレジスタ、 S1…読み出しスイッチ、 S2…チェックスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信されたメッセージ情報を発呼者種別情
    報と共に記憶する記憶手段と、 読み出しスイッチが操作される毎に、該記憶手段に記憶
    されている情報を着信順に順次表示する表示手段とを有
    する表示機能付きページング受信機において、 メッセージ情報の表示中に所定のスイッチが操作される
    と、その操作毎に、該表示中のメッセージ情報よりも先
    に受信されたメッセージ情報の中から、該表示中のメッ
    セージ情報と同一の発呼者種別情報を持つメッセージ情
    報を検索して、順次表示させる表示制御手段を備えたこ
    とを特徴とする表示機能付きページング受信機。
JP1988168969U 1988-12-27 1988-12-27 表示機能付きページング受信機 Expired - Lifetime JPH0646111Y2 (ja)

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