JP2508584B2 - 情報受信装置 - Google Patents

情報受信装置

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JP2508584B2
JP2508584B2 JP5135042A JP13504293A JP2508584B2 JP 2508584 B2 JP2508584 B2 JP 2508584B2 JP 5135042 A JP5135042 A JP 5135042A JP 13504293 A JP13504293 A JP 13504293A JP 2508584 B2 JP2508584 B2 JP 2508584B2
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好昭 向井
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、情報受信装置に係り、特
に有料で提供される情報を受信する情報受信装置に好適
なものに関する。
【0002】
【発明の背景】現在のページングシステムは、ページン
グ受信機の呼出しだけではなく、呼出したページング受
信機にメッセージ情報を送信することができるようにな
っており、またこのシステムを利用して株式や貴金属相
場等の情報を提供する情報サービスも実施され始めてい
る。ところで、上記サービスを受けるためには、そのペ
ージング受信機固有の個別呼出しアドレスとは別に、情
報提供サービスを受ける際のアドレスの設定が必要であ
る。この場合、上記サービスを受ける際のアドレスは個
別呼出しアドレスとは独立したフレームに割振られるの
が伝送効率から考えて、一般的であり、各種情報につい
て多数の受信契約を行った場合は、情報受信用として単
一のフレームだけでは足りなくなり、複数のフレームを
割当る必要がでてくる。しかし、その場合、例え、同期
信号と割振られたフレーム(個別呼出しアドレス用フレ
ームおよび情報受信用の複数のフレーム)のみを間欠的
に受信するバッテリーセービング技術を用いたとして
も、ページング受信機の電源としている電池の寿命が極
めて短くなる。
【0003】
【発明の目的】この発明は、上記の如き背景に鑑みてな
されたものであり、大幅な消費電力の増加を伴なうこと
なく、多数の情報を容易に受信できる情報受信装置の提
供を目的とする。
【0004】
【発明の要点】この発明は、上記目的を達成するため
に、多数の情報にそれぞれ対応する受信制御データを予
め記憶しておくと共に、その中から特定のものをキー操
作により選択する選択手段を設け、この選択手段により
選択された受信制御データに係る情報を受信するように
したことを要旨とする。
【0005】
【実施例】以下、図面に示す一実施例に基づき本考案を
具体的に説明する。
【0006】送信信号フォーマット 先ず、実施例に係るページング受信機が用いられるペー
ジングシステムの送信信号フォーマットを図1を参照し
て説明する。図1(A)は全体フォーマットを示し、送
信信号はプリアンブル信号Aとそれに続く複数のバッチ
B、C……よりなっている。プリアンブル信号Aは送信
信号と受信機とのビット同期をとるためのもので「10
10101……」の“1”と“0”の繰返しパターンで
576ビット連続している。また同図(B)は上記各バ
ッチのフォーマットを示すもので同期コードSCと第1
から第8までの8つのフレームより構成され、1フレー
ムは2コードワードから成っている。同期コードSCと
1コードワードは共に32ビット構成で、コードワード
は呼出番号を示すアドレスコードワードとメッセージを
示すメッセージコードワードに分けられる。同図(C)
にアドレスコードワードを、同図(D)にメッセージコ
ードワードを示す。アドレスコードワードは、第1ビッ
トがアドレスコードワードかメッセージコードワードか
を区別するメッセージフラグであり、アドレスコードワ
ードの場合はこのビットが“0”である。第2〜19ビ
ットがアドレスデータを表わすアドレスビット、第2
0、21ビットが表示形態、報音形態を示すファンクシ
ョンビット、第22〜31ビットがBCHパリティビッ
ト、第32ビットがイーブンパリティビットである。メ
ッセージコードワードは、第1ビットがメッセージフラ
グでメッセージコードワードを示す“1”が設定されて
おり、第2〜21ビットがメッセージデータを表わすメ
ッセージビット、第22〜31ビットがBCHパリティ
ビット、第32ビットがイーブンパリティビットであ
る。また、同期コードワードSCでは32ビットが特定
のパターンとなっている。
【0007】上述した信号は、アドレスコードワードの
アドレスデータと、当該アドレスコードワードを送信す
るフレームの順位とによって、ページング受信機を選択
的に呼出す方式の信号である。従って、各ページング受
信機には、個別呼出しを受ける為に、1つのアドレスと
1つのフレーム(例えば第2のフレーム)が割当てられ
ている。なお、アドレスは必要に応じて2つ割当てられ
る場合もある。この場合、一方のアドレスは通常の個別
呼出しに用いられ、他方のアドレスは緊急呼出しや当該
受信機と同一のフレームが割当てられている当該受信機
を含む数個のページング受信機からなるグループの同時
呼出しに用いられる。また、情報提供サービスを受ける
契約をしているページング受信機には、上記個別呼出し
を受ける為のアドレス及びフレームとは別個に、情報提
供サービスを受ける為のアドレス及びフレーム(例えば
第5のフレーム)が更に割当てられている。メッセージ
を送信する場合は、先頭にアドレスコードワードが付加
され、その後、必要な長さだけのメッセージコードワー
ドが送られる。なお送信は、1ワードあたり62.5m
s(以下、1ワード時間という)の送信スピードで行な
われ、また受信機側での受信ミスを少なくするため、同
一の内容(アドレスおよびメッセージ)のものが所定時
間後、例えば60秒後に再送信される。
【0008】構 成 図2は、本実施例に係るページング受信機の回路構成を
示す。すなわち、CPU1を中心に、他の回路部がこれ
に接続する構成となっている。CPU1は内蔵するRO
Mのプログラムに従って各回路部を制御する。受信部3
はアンテナ2で受信された電波を復調する受信部であ
る。ID−ROM5は当該ページング受信機に個別的に
割当られているフレームやアドレス等のデータを記憶
し、デコーダ部4の制御の下に記憶しているフレームや
アドレス等のデータをデコーダ部4に送出する。デコー
ダ部4は受信部3で復調された受信信号を上記ID−R
OM5からのデータに基づいて解読し、それが自己に対
して送られてきたものであるときは、呼出検出信号及び
続いて受信されるメッセージデータをCPU1に送ると
共にスイッチSW2をオン・オフ制御する回路部であ
る。スイッチSW2はデコーダ部4によりオン・オフ制
御され、電源6からスイッチSW1を介して受信部3へ
与えられる電源供給を断続する。スイッチSW1 は使用
者の操作によりオン・オフされるマニュアルスイッチで
あり、電源6からデコーダ部4等への電源供給を断続す
る。ROMカード7は着脱可能に取付けられ、情報提供
サービスを受けるための受信制御データ(例えばフレー
ムデータやアドレスデータ等)を固定的に記憶してい
る。メッセージメモリ8はメモリエリアが複数に分割さ
れ、受信したメッセージをメッセージの種類に応じてそ
れぞれ異なるメモリエリアに記憶するメモリである。ス
イッチ回路9は、多数のスイッチを備え操作されたスイ
ッチに対応するスイッチ入力信号をCPU1に送出する
回路部である。LEDドライバー10はCPU1の制御
の下に、LED11を点滅し、当該ページング受信機に
対する呼出しがあった旨の報知を行なう。ブザードライ
バ12はCPU1の制御の下にブザー13を駆動し、呼
出し報知等の各種報知を行なう。表示部14は、CPU
1の制御を受け、メッセージメモリ8に記憶されている
受信メッセージ等を表示する回路部である。
【0009】図3は前記デコーダ部4の構成を詳細に示
すものである。ビット同期回路20は前記受信部3で復
調された“1”、“0”のビット列からなる受信信号を
入力し、このビット列と後述のタイミング制御回路21
で発生される内部クロックとの同期をとるための回路
で、同期のとれたビット列としての受信信号をプリアン
ブル検出回路22、同期信号検出回路23およびBCH
補正回路24に送出する。タイミング制御回路21は発
振回路、32進のビットカウンタおよび17進のワード
カウンタ等を有し、受信信号の周波数と同じ周波数のク
ロックを発生すると共に、プリアンブル検出回路22、
同期信号検出回路23の検出信号及び後述するフレーム
レジスタ29、30にセットされているフレームデータ
を得て該デコーダ部4全体のタイミング制御を行ない、
信号の読込みタイミングおよび各回路部の動作順序を定
める。プリアンブル検出回路22は、受信信号すなわち
ビット同期回路20からのビット列の中のプリアンブル
信号Aを検出する回路であり、継続して8ビットにわた
って“0”、“1”の繰返しを検出したときにプリアン
ブル信号Aを検出したとして検出信号を上記タイミング
制御回路21に送出する。同期信号検出回路23は受信
信号中の同期コードSCを検出し、検出信号を上記タイ
ミング制御回路21および後述のSC不一致カウンタ2
5に送出する回路である。BCH補正回路24は図1
(C)(D)に示すようにBCHパリティコードが付加
されてくる受信信号に対しBCH誤り訂正処理を行な
い、訂正済のデータをデータ処理回路40およびアドレ
ス比較回路34〜36に送出すると共に訂正が不能のエ
ラーがあった場合は、エラーフラグ用の信号を送出す
る。SC不一致カウンタ25は、タイミング制御回路2
1中のワードカウンタのキャリー出力で1だけカウント
アップし、同期信号検出回路23からの検出信号によっ
てリセットされるカウンタを有し、該カウンタの計数値
が、SCリトライレジスタ28にセットされている同期
ずれの許容限度回数に到ったときに信号をバッテリーセ
ーブ信号デコーダ26に送出する回路である。バッテリ
ーセーブ信号デコーダ26は、タイミング制御回路2
1、SC不一致カウンタ25或いはCPU1からの信号
を受けてスイッチSW2をオン・オフ制御する回路であ
る。
【0010】ID−ROM制御デコーダ27はスイッチ
SW1がオン状態になったときCPU1から送られてく
る信号を受けて前記ID−ROM5に信号を送ってこれ
を制御する回路である。SCリトライレジスタ28、フ
レームレジスタ29およびアドレスレジスタ31、32
は、上記ID−ROM制御デコーダ27の制御を受けて
ID−ROM5から、順次、送られてくるデータをそれ
ぞれセットするレジスタである。すなわち、SCリトラ
イレジスタ28は同期ずれの許容限度回数、フレームレ
ジスタ29は当該ページング受信機の個別呼出し等に係
るフレームナンバー(第1フレームは1、第2フレーム
は2……第8フレームは8とする)、例えば2がセット
され、また、アドレスレジスタ31、32は、フレーム
レジスタ29にセットされているフレームナンバーのフ
レームにおけるアドレスが、それぞれセットされるレジ
スタで、例えば、アドレスレジスタ31は当該受信機だ
けを個別に呼び出す場合に用いられるアドレスがセット
され、アドレスレジスタ32は当該受信機を含む数個の
受信機からなるグループを一斉に呼び出す場合に用いら
れるアドレスがセットされる。なお、アドレスレジスタ
31、32は、タイミング制御回路21の制御を受けた
フレームレジスタ29により制御され、セットしている
アドレスをそれぞれアドレス比較回路34、35に送出
する。フレームレジスタ30、アドレスレジスタ33
は、ROMカード7に記憶されている受信制御データの
うちの特定のものがキー入力により選択されたとき、そ
の受信制御データがCPU1から送られてきてセットさ
れるレジスタである。すなわちフレームレジスタ30に
はある特定の情報を受信するために選択されたフレーム
ナンバーがセットされ、アドレスレジスタ33はそのフ
レームナンバーで上記特定の情報を受けるためのアドレ
スがセットされる。
【0011】なお、アドレスレジスタ33はタイミング
制御回路21の制御を受けたフレームレジスタ30によ
り制御され、セットしているアドレスをアドレス比較回
路36に送出する。アドレス比較回路34〜36は、タ
イミング制御回路21に制御され、BCH補正回路24
から送られてくる受信したアドレスと、それぞれアドレ
スレジスタ31〜33から送られてくるアドレスを比較
し、一致した場合に一致検出信号をオアゲート37を介
してアドレスメッセージデコーダ38に送出するととも
に一致検出信号と一致検出されたアドレスデータに付加
されていた2ビットのファンクションデータとをアドレ
ス処理回路39に送出する回路である。なお、オアゲー
ト37の出力は受信継続指令信号としてバッテリーセー
ブ信号デコーダ26へも送出される。アドレスメッセー
ジデコーダ38はオアゲート37を介して送られてくる
信号を受けて先ず、アドレス処理回路39に動作指令信
号を送り、その後、一定時間経過後にデータ処理回路4
0に動作指令信号を送出する回路である。アドレス処理
回路39はアドレスメッセージデコーダ38からの動作
指令信号を受けて動作をし、その時点に一致検出信号を
送ってきているアドレス比較回路(アドレス比較回路3
4〜36のいずれか)に係るアドレス種別データとファ
ンクションビットデータとをCPU1で用いられる並列
ビット信号にしてCPU1に送出する回路である。また
データ処理回路40はアドレスメッセージデコーダ44
からの動作指令信号を受け動作を開始し、タイミング制
御回路21の制御の下にBCH補正回路24から直列信
号で与えられるメッセージをCPU1で用いられる並列
ビット信号にしてCPU1に送出する回路である。
【0012】図4はROMカード7の内部構成を示す図
である。すなわち、行アドレスを共通とする情報種エリ
アIA、RAMアドレスエリアRA、アドレスデータエ
リアDAおよびフレームデータエリアFDAからなる。
また、各行にはそれぞれ1の情報種についての受信制御
データが割当てられて記憶されている(例えば、行アド
レス1の行には金相場についての情報を受信するときの
受信制御データ、行アドレス2の行には株式情報を受信
するときの受信制御データといった具合に記憶されてい
る)。すなわち情報種エリアIAの各行には、その行に
割当てられている情報の種類、RAMアドレスエリアR
Aの各行には、その行に割当てられている情報を受信し
たときに、それをメッセージメモリ8のどのエリアに記
憶するかを示すべくそのエリアの先頭アドレス、またフ
レームレジスタエリアFDAおよびアドレスデータエリ
アDAの各行には、その行に割当られている情報を受信
するときのフレームデータおよびアドレスデータがそれ
ぞれ記憶されている。
【0013】図5は、メッセージメモリ8の構成を示す
図である。バッファレジスタBRは、デコーダ部4から
CPU1に送られてきた受信データが、一旦、セットさ
れるレジスタである。行アドレスPXの行のレジスタX
は、前述のROMカード7の特定の行のフレームおよび
アドレスが選択され、それらに係る特定の種類の情報の
受信が可能となっているとき、上記特定の行の情報種エ
リアIAおよびRAMアドレスエリアRAに記憶されて
いる情報種および先頭アドレス(受信した情報メッセー
ジが記憶される後述のメモリの先頭アドレス)が送られ
てきてセットされるレジスタである。表示ポインタPは
このメッセージメモリ8の特定の行または特定の行に設
けられているレジスタ等の内容を表示部14に表示すべ
くその行の行アドレスが設定されるポインタであり、R
OMポインタQはROMカード7の特定の行を指定すべ
くその行アドレスが設定されるポインタである。モード
カウンタMは3進のカウンタで、その値が0のときは、
表示部14に現在時刻および通常の受信メッセージ(契
約により受信できる情報メモリ以外のメモリ。例えば、
個別呼出しに際して送られてくるメッセージ)を表示す
る通常モードを指定し、1のときは契約により受信した
情報メッセージ等を表示部14に表示する際の契約情報
表示モードを指定し、2のときは、後述の計時レジスタ
1の時刻を修正する時刻修正モードを指定する。タイ
マT2は、ブザー13による放音又はLED11の点滅
を一定時間だけ継続するためにその一定時間を計時する
のに用いられる。計時レジスタT1は、刻々の現在時刻
がセットされていくレジスタである。フラグF1〜F
3は、上述の時刻修正モードにおいて修正桁を指定する
フラグである。また、行アドレスP1〜P20の行からな
る通常メッセージメモリUMは前記通常の受信メッセー
ジ(呼種別および着信時刻を含む)が記憶されるメモリ
である。更に、行アドレスP21以降は、10行ずつで構
成され、それぞれ受信した特定の種類の契約情報が記憶
される第1契約情報メモリPM1、第2契約情報メモリ
PM2、第3契約情報メモリPM3、……が設けられてい
る。
【0014】図6は、本実施例のページング受信機の外
観を示す。すなわち同図(a)は、ROMカード7を除
いた本体部15を示し、同図(b)はROMカード7を
示す。情報提供サービスを受けるときは、本体部15の
右側面に構成されている取付部16にROMカード7を
端子部7a側から挿入して取付ける。本体部15上面の
表示部14は第一副表示部14a、第二副表示部14
b、第一主表示部14cおよび第二主表示部14dから
なり、第一副表示部14aには受信があったときブザー
13が鳴るようになっているか鳴らないようになってい
るか(会議中等に利用する)の表示、すなわち鳴音、無
音状態のいずれにセットされているかの表示および電源
6のバッテリー寿命を示す表示等がなされ、第二副表示
部14bには受信があったとき、その呼出種或いは情報
種の表示およびそれがメッセージメモリ8のいずれのメ
モリに記憶されたかを示す表示がなされる。そして第一
主表示部14cおよび第二主表示部14dには受信した
メッセージが表示されるが、第一主表示部14cの右端
部には、メッセージを表示中は、そのメッセージの受信
時刻が表示され、それ以外のときは現在時刻が表示され
る。また本体部15上面にはスイッチSW3、SW5、S
6が配されている。
【0015】動 作 次に、上記の如くに構成された本実施例の動作を説明す
る。
【0016】先ず、スイッチSW1によるキー入力及び
CPU1からの制御信号により制御されるデコーダ部4
を中心とする動作を説明する。使用者により、スイッチ
SW1がオン状態とされたとき、CPU1は、これを検
出し、デコーダ部4のID−ROM制御デコーダ27に
起動信号を出力し、起動信号を受けたID−ROM制御
デコーダ27はID−ROM5に制御信号を送り、その
記憶データを出力せしめ、それらをSCリトライレジス
タ28、フレームレジスタ29、アドレスレジスタ3
1、32にセットせしめる。また、スイッチSW5およ
びSW6の操作を受けて行なわれるCPU1側のキー処
理(後に、詳述する)により、ROMカード7の特定の
行のフレームデータおよびアドレスデータが、選択され
てデコーダ部4に送られてきて、それぞれフレームレジ
スタ30、アドレスレジスタ33にセットされる。これ
により、SCリトライレジスタ28には、SCリトライ
データ、フレームレジスタ29には当該ページング受信
機だけ或いは当該ページング受信機を含む数個のページ
ング受信機からなるグループ全体の呼出しに用いられる
フレームのフレームナンバーすなわち2、アドレスレジ
スタ31には上記フレームレジスタ29に係るフレーム
で当該ページング受信機だけの呼出しを受けるときのア
ドレス、アドレスレジスタ32には上記フレームレジス
タ29に係るフレームで上記グループ全体の呼出しを受
けるときのアドレス、アドレスレジスタ33にはキー操
作により選択された特定種類の情報を受信するときのア
ドレス、フレームレジスタ30には、アドレスレジスタ
33のアドレスに係るフレームナンバーがそれぞれセッ
トされる。
【0017】以上の後、CPU1からは、バッテリーセ
ーブ信号デコーダ26に制御信号が送られ、これにより
該バッテリーセーブ信号デコーダ26はプリアンブルサ
ーチ動作に入る。すなわちスイッチSW2を、図7に示
す如く、17ワード時間(前記の如く1ワード時間は1
ワードを送受信するに要する時間)を周期として1ワー
ド時間だけオン状態とする。一方、プリアンブル信号A
は1回につき18ワード時間だけ継続して送られてくる
ので、このプリアンブル信号Aが2回送られてくる間に
は、必然的にスイッチSW2がオン状態のときにプリア
ンブル信号Aが送られてくるタイミングが存在する。そ
して、このタイミングすなわちこのスイッチSW2がオ
ン状態となっているときにプリアンブル信号Aが送られ
てきたときは、電源6からスイッチSW1、SW2を介し
て受信部3に電源供給がなされており(図2参照)、プ
リアンブル信号Aはアンテナ2、受信部3を経てビット
列としてデコーダ部4のビット同期回路20に入力す
る。そしてこのプリアンブル信号Aはこのビット同期回
路20で回路動作タイミングと同期がとられ、その上で
プリアンブル検出回路22に送出される。このときプリ
アンブル検出回路22は送られてきた信号がプリアンブ
ル信号Aであることすなわち“0”、“1”の繰返しが
8ビット以上続くことを検出して検出信号をタイミング
制御回路21に送出する。検出信号を受けたタイミング
制御回路21はバッテリーセーブ信号デコーダ26に制
御信号を送り、前記プリアンブルサーチ動作を停止し、
スイッチSW2を継続的にオン状態とする同期コードサ
ーチ動作を行なわしめる(図7参照)。すなわちビット
同期回路20からのビット列を、順次、入力している同
期信号検出回路23には、1ビット入力するたびにこれ
と、それ以前に送られてきた31ビットと合わせて32
ビット(1ワードすなわち同期コードパターンのビット
数)単位で所定の同期コードパターンとなっているかを
調べさせる。そして、同期信号検出回路23が同期コー
ドSCを検出したときは、この同期信号検出回路23か
らの検出信号がタイミング制御回路21内のビットカウ
ンタ、ワードカウンタをリセットする。これにより、ワ
ード同期が確立する。而して、タイミング制御回路21
は、バッテリーセーブ信号デコーダ26に制御信号を送
り、同期コードが送られてくるタイミングと、フレーム
レジスタ29、30に設定されているフレームナンバー
のタイミングにのみスイッチSW2をオン状態とし、そ
れらのタイミングにのみ受信部3に電源を供給し(実際
には、8ビット時間程度前から電源を供給する)、受信
を行なう。すなわち当該ページング受信機が受信しよう
とする呼出が送信されてくる可能性のあるときにのみ受
信を行なう。例えばフレームレジスタ29にはフレーム
ナンバー2、フレームレジスタ30にはフレームナンバ
ー5がセットされているときはスイッチSW2のオン・
オフは図8に示す如くになる。なお上記同期コードサー
チ動作に入って64ワード時間内に同期コードSCが検
出されなかったときは、前記プレアンブルサーチ動作に
戻る。
【0018】次に上記の例の如くフレームレジスタ2
9、30にそれぞれフレームナンバー2、5が設定され
ているとし、この場合の動作を各タイミングに分けて説
明する。
【0019】先ず、フレームナンバー2のタイミングに
おいては、アドレスコードワードを受信しそのアドレス
はビット同期回路20からBCH補正回路24に送ら
れ、ここでBCH誤り訂正処理が行なわれ、その上でア
ドレス比較回路34〜46に与えられる。また該タイミ
ングには上記アドレスの受信の有無に拘らずタイミング
制御回路21からフレームレジスタ29に制御信号が送
られ、これによりフレームレジスタ29から、これが管
理するアドレスレジスタ31、32に制御信号が与えら
れこれらにセットされているアドレスデータがビット列
としてそれぞれアドレス比較回路34、35に送出され
る。
【0020】而して、アドレス比較回路34、35は、
BCH補正回路24から受信したアドレスが送られてき
ているときはそれと、当該ページング受信機に割当てら
れているアドレス(すなわちアドレスレジスタ31、3
2にセットされておりそれから送られてきたアドレス)
とを比較して両者が一致しているか、すなわち当該ペー
ジング受信機が呼出されているかを判断する。このとき
アドレス比較回路34、35のいずれかがアドレスの一
致を検出したときは、そのアドレス比較回路から検出信
号がオアゲート37を介してバッテリーセーブ信号デコ
ーダ26とアドレスメッセージデコーダ38に送られ
る。バッテリーセーブ信号デコーダ26は、この検出信
号を受けてスイッチSW2を継続してオン状態に維持
し、受信の継続を行う。またアドレスメッセージデコー
ダ38は、上記検出信号を受けて、先ずアドレス処理回
路39に動作指令信号を送る。これによりアドレス処理
回路39は検出信号を送ってきたアドレス比較回路(ア
ドレス比較回路34、35のいずれか)に係るアドレス
種別データ、即ち、全アドレス比較回路34〜36の出
力信号と送信されてきたアドレスに付加されていたファ
ンクションビットデータとをCPU1で用いられる並列
ビット信号にしてCPU1に送出する。
【0021】以上の動作の後、アドレスメッセージデコ
ーダ38は、データ処理回路40に動作指令信号を送
る。これによりデータ処理回路40は、上記アドレスに
係るアドレスコードワードに続いて送られてきたメッセ
ージコードワードのメッセージに係るビット列を、順
次、BCH補正回路24から取込み、CPU1で用いら
れる並列ビット信号に変換してCPU1に送出する。
【0022】他方、上記フレームナンバー2のタイミン
グにアドレスの受信がなく、フレームナンバー5のタイ
ミングに到って、アドレスの受信があった場合は、その
アドレスがビット同期回路20からBCH補正回路24
に送られ、ここでBCH誤り訂正処理が行なわれ、その
上でアドレス比較回路34〜36に与えられる。一方、
該タイミングには、上記アドレスの受信の有無に拘ら
ず、タイミング制御回路21からフレームレジスタ30
に制御信号が送られ、これによりフレームレジスタ30
から、これが管理するアドレスレジスタ33に制御信号
が与えられ、これにセットされているアドレスがアドレ
ス比較回路33に送出される。
【0023】而して、アドレス比較回路36は、BCH
補正回路24を介して、受信したアドレスが送られてき
ているときは、それと、当該受信機に割当てられている
アドレス(すなわちアドレスレジスタ33にセットされ
ており、それらから送られてきたアドレス)を比較す
る。このときアドレス比較回路36がアドレスの一致を
検出したときは(すなわち受信しようとする情報提供に
係る呼出しがあったときは)、アドレス比較回路36か
ら検出信号がオアゲート37を介してバッテリーセーブ
信号デコーダ26とアドレスメッセージデコーダ38に
送られる。上記検出信号を受けて、バッテリーセーブ信
号デコーダ26は受信の継続を行わせ、アドレスメッセ
ージデコーダ38は、アドレス処理回路39に動作指令
信号を送る。これにより、アドレス処理回路39は上記
アドレス種別データ及びファンクションビットデータを
CPU1で用いられる並列ビット信号にしてCPU1に
送出する。
【0024】以上の動作の後、アドレスメッセージデコ
ーダ38はデータ処理回路40に動作指令信号を送る。
これによりデータ処理回路40は上記アドレスに係るア
ドレスコードワードに続いて送られてきたメッセージコ
ードワードのメッセージに係るビット列を、順次、BC
H補正回路24から取込み、CPU1で用いられる並列
ビット信号に変換してCPU1に送出する。
【0025】次に、CPU1側の動作について説明す
る。図9はCPU1の動作の概要を示すジェネラルフロ
ーチャートである。すなわち、受信した メッセージ、
計時タイミング信号或いはキー入力信号の入力を待機し
(ステップG1)、受信したメッセージがあったときは
受信メッセージの記憶、表示等を行う着信処理(ステッ
プG2)、計時タイミング信号があったときは現在時刻
情報を得る為の計時並びにタイマT2の時間計測を行う
計時・タイマ処理(ステップG3)、また、キー入力が
あったときは記憶済受信メッセージの読出し表示等を行
うキー処理(ステップG4)をそれぞれ実行し、ステッ
プG1の待機状態に戻る。
【0026】図10は上記キー処理を詳細に示す。すな
わち、操作されたキーがスイッチSW3のときは、それ
をステップS1で検出し、モードカウンタMのカウント
値を1だけ大きいものにしてモードを切換える(ステッ
プS2)。その結果、契約情報表示モード(M=1)と
なったときは、ステップS3からステップS4に進み、
表示ポインタPに行アドレスP= を設定してレジスタX
を指定し、更に、前記タイマT2によるタイマ動作をス
タートさせ(ステップS5)、然る後、表示ポインタP
で指定されているレジスタXの内容すなわち情報の種類
等が表示部14に表示される(ステップS6)。
【0027】一方、上記ステップS2のモード切換によ
り、時刻修正モードになったときはステップS3、S1
0を経てステップS11に到り、修正対象とした秒の桁
のフラグF3をセットし、表示ポインタPに行アドレス
0をセットし計時レジスタT1を指定して(ステップS
13)、タイマT2のタイマ動作を停止し(ステップS
14)、表示ポインタPで指定した計時レジスタT1
現在時刻を表示部14に表示する。
【0028】また、操作されたキーがスイッチSW4
ときは、それをステップS20で検出し、その時点のモ
ードが通常モード(M=0)のときはステップS21を
経てステップS22に到り、表示ポインタPの値を1だ
け大きいものにして指定する行を次の行アドレスのもの
するが、この場合、表示ポインタPの値が、通常メッセ
ージメモリUMの最終行アドレスすなわちP20よりも大
きいものであるときは表示ポインタPに行アドレスP1
をセットしておく(ステップS23、S24)。以上の
処理の後、タイマー動作をスタートさせ(ステップS
5)、表示ポインタPで指定されている通常メッセージ
メモリUMの行に記憶されているメッセージを表示部1
4に表示する(ステップS6)。以上の如く、通常モー
ドでスイッチSW4を操作していったときは、通常メッ
セージメモリUMの各行のメッセージが、順次、表示部
14に表示されていく。
【0029】また、スイッチSW4の操作が契約情報表
示モード(M=1)で行なわれた場合はステップS2
0、S21、S25、S26と進み、表示ポインタPに
より行アドレスP= すなわちレジスタXが指定されてい
るかが判断され、レジスタXが指定されているときは、
その時点にレジスタXにセットされている行アドレス
(第1契約情報メモリPM1、第2契約情報メモリP
2、第3契約情報メモリPM3、……における先頭の行
アドレス)を表示ポインタPにセットし、タイマ動作を
スタートし(ステップS5)、表示ポインタPにより指
定されている行アドレスの情報すなわち受信した特定の
契約情報を表示部14に表示する(ステップS6)。な
お、ステップS26で表示ポインタPによりレジスタX
が指定されていないと判断されたときは表示ポインタP
の値を1だけ大きいものにして、次の行アドレスに係る
行を指定するが(ステップS27)、既に当該契約情報
メモリの最終行アドレスを指定しているときは、それを
ステップS28で検出し、レジスタXにセットされてい
る行アドレスの指定に戻す(ステップS29)。
【0030】また、スイッチSW4の操作が、時刻修正
モードで行なわれたときは、ステップS20、S21、
S25を経てステップS30に到りフラグF1〜F3のセ
ット・リセットにより修正桁をシフトし、表示処理(ス
テップS6)へと進む。
【0031】他方、スイッチSW5が操作されたとき
は、それをステップS35で検出し、その時点のモード
が契約情報表示モード(M=1)のときはステップS3
6を経てステップS37に到る。このステップではRO
MポインタQの値を1だけ大きいものにするが、これに
よりROMポインタQの値がROMカード7における最
終行アドレスより大きくなっているときはROMポイン
タQの値を1に戻す(ステップS39)。以上の処理の
後、ROMポインタQにより指定されているROMカー
ド7の特定の行の情報種コードおよび行アドレス(メッ
セージメモリ8における行アドレス)がメッセージメモ
リ8のレジスタXに書込まれ(ステップS40)、表示
ポインタPには行アドレスP= がセットされる(ステッ
プS41)。然る後、ステップS5を経てステップS6
に到り、新にROMポインタQにより指定された情報種
等が表示部14に表示される。すなわち通常モードにお
いてスイッチSW5が、操作されていった場合にはRO
Mカード7の各行の情報種エリアIAおよびRAMアド
レスエリアRAに記憶されている情報種およびメッセー
ジメモリ8においてその情報種のメッセージを記憶する
行の行アドレスが、順次、表示部14に表示されてい
く。
【0032】なお、時刻修正モードにおいて上記スイッ
チSW5が操作されたときは時刻修正が行なわれ、修正
後の現在時刻が表示部14に表示される(ステップS3
5、S36、S45、S46、S6)。
【0033】更に、契約情報表示モード(M=1)にお
いてスイッチSW6が操作されたときは、ROMポイン
タQによって指定されているROMカード7の行のフレ
ームデータエリアFDAおよびアドレスデータエリアD
Aに記憶されているフレームデータおよびアドレスデー
タをデコーダ部4に送り、それぞれフレームレジスタ3
0およびアドレスレジスタ33にセットする。つまり、
スイッチSW5を操作することにより、ROMポインタ
Qにより受信せんとする契約情報のうちの特定の情報種
を指定した上でスイッチSW6を操作することにより、
その特定情報種の情報を受信する受信制御データをフレ
ームレジスタ30、アドレスレジスタ33にセットで
き、所望の契約情報を受信できることになる。
【0034】なお、時間帯等により、フレームレジスタ
30、アドレスレジスタ33にROMカード7の各受信
制御データを、順次、変更してセットするようにしても
良い。
【0035】次に、受信があり、デコーダ部4からCP
U1にメッセージデータ等が送られてきたとき行なわれ
る着信処理について説明する。図11はこの着信処理を
示すものである。すなわちステップA1では送られてき
たアドレス種別データおよびメッセージデータをメッセ
ージメモリ8のバッファレジスタBRに、一旦、セット
し、次いでステップA2では送られてきた上記アドレス
種別データに基づきアドレス判別が行なわれる。即ち、
呼出されたアドレスがアドレスレジスタ31、32にセ
ットされているアドレスに等しいか、或いはアドレスレ
ジスタ33セットされているアドレスに等しいか判断
し、前者の場合はステップA3に進む。そして、ステッ
プA3では今回の受信がリピートコール(前述の如く受
信ミスを少なくするため、60秒間に2回、同一内容の
送信が行なわれるが、この60秒間内での同一内容の再
受信をリピートコールという)であるかを調べ、リピー
トコールのときは、上記バッファレジスタBRをクリア
して(ステップA9)、当該処理を終えるが、リピート
コールでないときは上記バッファレジスタBRに記憶し
ておいたアドレス種別データおよびメッセージデータを
メッセージメモリ8に送って通常メッセージメモリUM
に記憶する。次いで無音状態にセットされているかを判
断し(ステップA5)、該状態にセットされているとき
は、直接、ステップA7に進むが、セットされていない
ときはブザードライバー12にブザー13を駆動させて
ブザー音を発生せしめ、その上でステップA7に進む。
そして、ステップA7ではLEDドライバー10にLE
D11を駆動させてLED11を点滅する。然る後、メ
ッセージメモリ8に移して記憶しておいた今回の受信に
係るアドレス種別データ、メッセージデータ等を表示部
14に表示する(ステップA8)。
【0036】一方、ステップA2において、今回の受信
は、アドレスレジスタ33にセットされているアドレス
に係るもの、すなわち情報提供サービスに係るものであ
ると判断したときは、前記ステップA3と同様に今回の
受信がリピートコールに係るものかを判断し(ステップ
AS10)、リピートコールに係るものであるときは前
述のステップA9の処理の後、当該着信処理を終える。
またリピートコールでないときは、今回受信したアドレ
ス種別データおよびメッセージデータをメッセージメモ
リ8の契約情報メモリ(第1契約情報メモリPM1、第
2契約情報メモリPM2、……のうちの特定の行であっ
てROMポインタQにより指定されているROMカード
7のRAMアドレスエリアRAに行アドレスが記憶され
ている行)に記憶し(ステップS12)、当該着信処理
を終了する。
【0037】なお、この発明は上記実施例に限定され
ず、この考案を逸脱しない範囲内において種々変形応用
可能である。
【0038】
【発明の効果】この発明は、以上詳述したように、多数
の情報について、それを受信する際の受信制御データを
予め記憶しておくと共に、その中から特定のものをキー
操作により選択する選択手段を設け、この選択手段によ
り選択された受信制御データに係る情報を受信するよう
にした情報受信装置に係るものであるから、大幅な消費
電力の増加を伴うことなく、多数の情報を容易に受信で
きる情報受信装置の提供を可能とする。さらに、着脱可
能な記憶媒体に受信制御データを記憶するようにしたの
で、記憶媒体を差し替えることにより、さらに多数の情
報を、大幅な消費電力の増加を伴うことなく受信できる
情報受信装置の提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るページング受信機が用
いられるページングシステムで用いられる送信信号フォ
ーマットを示す図である。
【図2】本発明の一実施例に係るページング受信機の回
路構成を示す図である。
【図3】図2中のデコーダ部の構成を詳細に示す図であ
る。
【図4】図2中のROMカードの構成を示す図である。
【図5】図2中のメッセージメモリの構成を示す図であ
る。
【図6】上記実施例に係るページング受信機の外観を示
す図である。
【図7】プリアンブルサーチ動作および同期コードサー
チ動作を説明する図である。
【図8】受信時の動作を説明する図である。
【図9】図2中のCPUの動作の概要を示すジェネラル
フローチャートである。
【図10】上記ジェネラルフローチャート中のキー処理
を詳細に示すフローチャートである。
【図11】上記ジェネラルフローチャート中の着信処理
を詳細に示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 アンテナ 3 受信部 4 デコーダ部 5 ID−ROM 6 電源 7 ROMカード 7a 端子部 8 メッセージメモリ 9 スイッチ回路 10 LEDドライバー 11 LED 12 ブザードライバ 13 ブザー 14 表示部 14a 第一副表示部 14b 第二副表示部 14c 第一主表示部 14d 第二主表示部 15 本体部 16 取付部 20 ビット周期回路 21 タイミング制御回路 22 プリアンブル検出回路 23 同期信号検出回路 24 BCH補正回路 25 SC不一致カウンタ 26 バッテリーセーブ信号デコーダ 27 ID−ROM制御デコーダ 28 SCリトライレジスタ 29 フレームレジスタ 30 フレームレジスタ 31〜33 アドレスレジスタ 34〜36 アドレス比較回路 38 アドレスメッセージデコーダ 39 アドレス処理回路 40 データ処理回路 SW1、SW2、SW3、SW4、SW5 スイッチ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種の情報の受信が可能な情報受信装置
    において、上記情報を受信するための受信制御データを 情報の種類
    に対応して複数記憶する受信制御データ記憶手段と、 上記受信制御データ記憶手段に記憶されている複数の受
    信制御データから特定の情報に係る受信制御データを
    ー操作により選択する選択手段と、 上記選択手段により選択された受信制御データがセット
    される受信制御データ設定部を有し、当該受信制御デー
    タ設定部にセットされている受信制御データに係る情報
    の受信を許容する受信制御手段とを備えることを特徴と
    する情報受信装置。
  2. 【請求項2】 上記受信制御データ記憶手段は、装置本体
    に対して着説可能に備えてなることを特徴とする請求項
    1記載の情報受信装置。
  3. 【請求項3】 上記受信制御手段は、上記受信制御データ
    設定部にセットされている受信制御データと受信した情
    報とが一致した場合に、一致した受信制御データに係る
    情報の受信を許容することを特徴とする請求項1又は2
    記載の情報受信装置。
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JPS60263958A (ja) * 1984-06-13 1985-12-27 Fuji Xerox Co Ltd 複写機
JPS6132174A (ja) * 1984-07-25 1986-02-14 Canon Inc 電子機器
JPS6252609A (ja) * 1985-09-02 1987-03-07 Fanuc Ltd 数値制御方法
JPS62286396A (ja) * 1986-06-05 1987-12-12 Iwatsu Electric Co Ltd ボタン電話装置

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