JPH0683121A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0683121A JPH0683121A JP4253625A JP25362592A JPH0683121A JP H0683121 A JPH0683121 A JP H0683121A JP 4253625 A JP4253625 A JP 4253625A JP 25362592 A JP25362592 A JP 25362592A JP H0683121 A JPH0683121 A JP H0683121A
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- Japan
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- paper
- image forming
- paper feed
- feed tray
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置をオフィスの中央に設置した場合に、
用紙の補給や交換を一方向のみならず他方向から効率良
く行うことのできる画像形成装置を提供する。 【構成】 複写機本体の前後方向に、用紙5が収容さ
れる給紙トレイ1を下方側から支持する第1の支持部2
と側面側から支持する第2の支持部3とを設け、給紙ト
レイ1をこの支持部2、3に沿って摺動自在に引き出せ
るようにする。また、前記第2の支持部3付近に、給紙
トレイ1が複写機本体に給紙できる状態で移動しないよ
うに保持するラッチ部材4を設ける。これにより、給紙
トレイ1を複写機本体の前後方向に引き出して、両方向
から用紙の補給等を行うことが可能となり、装置をオフ
ィスの中央に設置した場合にも補給作業を効率良く行う
ことができる。
用紙の補給や交換を一方向のみならず他方向から効率良
く行うことのできる画像形成装置を提供する。 【構成】 複写機本体の前後方向に、用紙5が収容さ
れる給紙トレイ1を下方側から支持する第1の支持部2
と側面側から支持する第2の支持部3とを設け、給紙ト
レイ1をこの支持部2、3に沿って摺動自在に引き出せ
るようにする。また、前記第2の支持部3付近に、給紙
トレイ1が複写機本体に給紙できる状態で移動しないよ
うに保持するラッチ部材4を設ける。これにより、給紙
トレイ1を複写機本体の前後方向に引き出して、両方向
から用紙の補給等を行うことが可能となり、装置をオフ
ィスの中央に設置した場合にも補給作業を効率良く行う
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機・プリ
ンター・ファクシミリ等の画像形成装置であって、表面
に画像が形成される用紙を収容し、順次給紙することが
できる給紙トレイを内蔵する画像形成装置に関する。
ンター・ファクシミリ等の画像形成装置であって、表面
に画像が形成される用紙を収容し、順次給紙することが
できる給紙トレイを内蔵する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真複写機等の画像形成
装置に内蔵される給紙トレイは、一般に画像形成装置の
前面あるいは側面の一方向から挿入され、着脱可能に支
持される構成をとっている。これは、画像形成装置が壁
際やコーナーに設置されることが非常に多いという前提
に立っているためであり、また、装置内のドライブ系や
電気パーツの配置を考えた場合、上記のような構成とす
ることが設計上有利であるためである。
装置に内蔵される給紙トレイは、一般に画像形成装置の
前面あるいは側面の一方向から挿入され、着脱可能に支
持される構成をとっている。これは、画像形成装置が壁
際やコーナーに設置されることが非常に多いという前提
に立っているためであり、また、装置内のドライブ系や
電気パーツの配置を考えた場合、上記のような構成とす
ることが設計上有利であるためである。
【0003】上記のような前提のもとに給紙トレイの構
造の改良がいくつか提案されており、例えば特開昭60
−6538号公報、特開昭60−6536号公報、特開
昭61−180250号公報、特開昭59−37558
号公報、実開昭61−176130号公報に開示される
もの等がある。特開昭60−6538号公報、特開昭6
0−6536号公報に開示される画像形成装置は、給紙
トレイを左右の両側から挿入可能とすることにより、一
種類のオプション用給紙装置によって多数の給紙トレイ
を装着できるようにしたものである。
造の改良がいくつか提案されており、例えば特開昭60
−6538号公報、特開昭60−6536号公報、特開
昭61−180250号公報、特開昭59−37558
号公報、実開昭61−176130号公報に開示される
もの等がある。特開昭60−6538号公報、特開昭6
0−6536号公報に開示される画像形成装置は、給紙
トレイを左右の両側から挿入可能とすることにより、一
種類のオプション用給紙装置によって多数の給紙トレイ
を装着できるようにしたものである。
【0004】特開昭61−180250号公報に開示さ
れる画像形成装置は、装置の側面の一方向から着脱が可
能な給紙トレイを設け、この他に、予備の給紙トレイを
保管するポケット部を前記給紙トレイを支持する下フレ
ームと一体として形成したものである。特開昭59−3
7558号公報に開示される画像形成装置は、用紙搬送
路部分を一体にユニット化し、該ユニットを垂直軸を支
点として回動自在に支持して画像形成装置本体外に引き
出し可能に取り付けたものである。また、特開昭61−
176130号公報に開示される画像形成装置は、給紙
ユニットを装置本体に対して前面側に開閉できるように
回動自在に取り付けたものである。
れる画像形成装置は、装置の側面の一方向から着脱が可
能な給紙トレイを設け、この他に、予備の給紙トレイを
保管するポケット部を前記給紙トレイを支持する下フレ
ームと一体として形成したものである。特開昭59−3
7558号公報に開示される画像形成装置は、用紙搬送
路部分を一体にユニット化し、該ユニットを垂直軸を支
点として回動自在に支持して画像形成装置本体外に引き
出し可能に取り付けたものである。また、特開昭61−
176130号公報に開示される画像形成装置は、給紙
ユニットを装置本体に対して前面側に開閉できるように
回動自在に取り付けたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年のオフィ
ススペースの効率的な利用により画像形成装置の配置ス
ペースも多様化しており、例えば画像形成装置をオフィ
スの中央、あるいは、パーティションの延長上等に設置
するケースが増加している。このような場合に、従来の
ように装置の一方向のみから給紙トレイを挿入する方式
の画像形成装置では、給紙トレイを引き出して用紙の補
給や交換等を行なう際に、装置の一方向からしか作業を
行なうことができず、作業性が悪いという欠点がある。
ススペースの効率的な利用により画像形成装置の配置ス
ペースも多様化しており、例えば画像形成装置をオフィ
スの中央、あるいは、パーティションの延長上等に設置
するケースが増加している。このような場合に、従来の
ように装置の一方向のみから給紙トレイを挿入する方式
の画像形成装置では、給紙トレイを引き出して用紙の補
給や交換等を行なう際に、装置の一方向からしか作業を
行なうことができず、作業性が悪いという欠点がある。
【0006】また、具体的に上記従来例の画像形成装置
についてみても、以下に示すような問題点がある。特開
昭60−6538号公報、特開昭60−6536号公報
に開示される画像形成装置では、左右からそれぞれ挿入
する給紙トレイの各々について同一の給紙トレイではな
く専用の別の給紙トレイを用いる必要があり、装置が大
型化するとともに用紙の補給等の作業もあまり簡便化す
ることができないという問題点がある。
についてみても、以下に示すような問題点がある。特開
昭60−6538号公報、特開昭60−6536号公報
に開示される画像形成装置では、左右からそれぞれ挿入
する給紙トレイの各々について同一の給紙トレイではな
く専用の別の給紙トレイを用いる必要があり、装置が大
型化するとともに用紙の補給等の作業もあまり簡便化す
ることができないという問題点がある。
【0007】特開昭61−176130号公報に開示さ
れる画像形成装置では、用紙の交換等のために給紙トレ
イを引き抜いて別の給紙トレイを装着する必要があり、
交換時の作業が煩雑であるばかりか、装置をオフィスの
中央に設置した場合にアクセスできる方向が限定されて
しまうという問題点がある。特開昭59−37558号
公報、特開昭61−176130号公報に開示される画
像形成装置では、用紙の補給等のためにユニットを回転
させて装置本体外に引き出す必要があり、アクセスでき
る方向が装置の一方向に限定されてしまうという問題点
がある。特に装置の前方側に開閉する構造とした場合に
は、画像形成装置をオフィスの中央に設置すると、背面
側から来たオペレーターは装置の前面側にまわらなけれ
ば作業を行なうことができず、作業性が悪いという問題
点がある。
れる画像形成装置では、用紙の交換等のために給紙トレ
イを引き抜いて別の給紙トレイを装着する必要があり、
交換時の作業が煩雑であるばかりか、装置をオフィスの
中央に設置した場合にアクセスできる方向が限定されて
しまうという問題点がある。特開昭59−37558号
公報、特開昭61−176130号公報に開示される画
像形成装置では、用紙の補給等のためにユニットを回転
させて装置本体外に引き出す必要があり、アクセスでき
る方向が装置の一方向に限定されてしまうという問題点
がある。特に装置の前方側に開閉する構造とした場合に
は、画像形成装置をオフィスの中央に設置すると、背面
側から来たオペレーターは装置の前面側にまわらなけれ
ば作業を行なうことができず、作業性が悪いという問題
点がある。
【0008】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、画像形成装置をオフィスの中央等に
設置した場合に、用紙の補給や交換等を一方向のみなら
ず多方向から効率よく行なうことができる画像形成装置
を提供することを目的とする。
されたものであり、画像形成装置をオフィスの中央等に
設置した場合に、用紙の補給や交換等を一方向のみなら
ず多方向から効率よく行なうことができる画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、 表面に画像が形成される用紙を収
容し、順次給紙することができる給紙トレイを内蔵する
画像形成装置において、 前記給紙トレイが画像形成
装置の右側方および左側方もしくは前方および後方の2
方向に引き出しが可能に設けられるものとする。また、
前記請求項1に記載の画像形成装置において、 該画像
形成装置を操作するためのコントロールパネルを、前方
側と後方側との双方に設けるのが望ましい。
ために、本発明は、 表面に画像が形成される用紙を収
容し、順次給紙することができる給紙トレイを内蔵する
画像形成装置において、 前記給紙トレイが画像形成
装置の右側方および左側方もしくは前方および後方の2
方向に引き出しが可能に設けられるものとする。また、
前記請求項1に記載の画像形成装置において、 該画像
形成装置を操作するためのコントロールパネルを、前方
側と後方側との双方に設けるのが望ましい。
【0010】前記給紙トレイは、画像形成装置の右側方
および左側方、もしくは前方および後方の2方向に引き
出しが可能であれば、その構造は適宜に設計することが
でき、例えば、画像形成装置内に配設されたレール上を
摺動して、レールの配設方向に沿って両方向に引き出し
が可能な構造とすることができる。また、前記給紙トレ
イは、画像形成装置に装着される所定の作動位置で固定
されるストッパー機能を有することが望ましい。また、
2方向に引き出しが可能な給紙トレイは画像形成装置本
体に複数個設けることもできる。
および左側方、もしくは前方および後方の2方向に引き
出しが可能であれば、その構造は適宜に設計することが
でき、例えば、画像形成装置内に配設されたレール上を
摺動して、レールの配設方向に沿って両方向に引き出し
が可能な構造とすることができる。また、前記給紙トレ
イは、画像形成装置に装着される所定の作動位置で固定
されるストッパー機能を有することが望ましい。また、
2方向に引き出しが可能な給紙トレイは画像形成装置本
体に複数個設けることもできる。
【0011】
【作用】上記のような構成の画像形成装置では、給紙ト
レイが画像形成装置の右側方および左側方もしくは前方
および後方の2方向に引き出しが可能に設けられている
ので、給紙トレイに用紙を補給または交換等する際に、
給紙トレイの引き出しおよび挿入を左右方向もしくは前
後方向の2方向から行うことが可能となり、給紙作業を
効率的に実施することができる。そのため、画像形成装
置をオフィスの中央に設置する場合でも、作業性を向上
することができる。
レイが画像形成装置の右側方および左側方もしくは前方
および後方の2方向に引き出しが可能に設けられている
ので、給紙トレイに用紙を補給または交換等する際に、
給紙トレイの引き出しおよび挿入を左右方向もしくは前
後方向の2方向から行うことが可能となり、給紙作業を
効率的に実施することができる。そのため、画像形成装
置をオフィスの中央に設置する場合でも、作業性を向上
することができる。
【0012】また、画像形成装置の使用中に紙詰まり等
が発生し、用紙が給紙トレイの奥に入ってしまったよう
な場合でも、前記2方向から用紙の取り出しができるた
め、用紙を簡単に除去することが可能となる。さらに、
コントロールパネルを前方側と、後方側との双方に設け
ることによってすべての操作が前後の双方から行うこと
ができ、パーティションの延長上に設けたり、間仕切り
の一部として用いられた場合にも双方のスペースから容
易にこの画像形成装置を操作することが可能となる。
が発生し、用紙が給紙トレイの奥に入ってしまったよう
な場合でも、前記2方向から用紙の取り出しができるた
め、用紙を簡単に除去することが可能となる。さらに、
コントロールパネルを前方側と、後方側との双方に設け
ることによってすべての操作が前後の双方から行うこと
ができ、パーティションの延長上に設けたり、間仕切り
の一部として用いられた場合にも双方のスペースから容
易にこの画像形成装置を操作することが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は、本発明の一実施例である複写機を示す概略
構成図である。この複写機はプラテンガラス51上の原
稿を走査する光源52と反射ミラー53とを備える走査
部と、感光体ドラム54、帯電装置55、現像装置5
6、転写装置57、クリーニング装置58等を備える画
像形成部と、定着ロール59を備える定着部と、画像が
転写される用紙を供給する給紙部とで主要部が構成され
ている。そして、上記給紙部は用紙5を収容する給紙ト
レイ1と、該給紙トレイ1を下方側より支持する第1の
支持部2と、該給紙トレイ1を側面で支持する第2の支
持部3と、前記第2の支持部3付近に配置され給紙トレ
イ1が容易に移動しないように保持するラッチ部材4
と、給紙トレイ1上に裁置された用紙5を1枚ずつ搬出
するフィードロール8とを有している。
る。図1は、本発明の一実施例である複写機を示す概略
構成図である。この複写機はプラテンガラス51上の原
稿を走査する光源52と反射ミラー53とを備える走査
部と、感光体ドラム54、帯電装置55、現像装置5
6、転写装置57、クリーニング装置58等を備える画
像形成部と、定着ロール59を備える定着部と、画像が
転写される用紙を供給する給紙部とで主要部が構成され
ている。そして、上記給紙部は用紙5を収容する給紙ト
レイ1と、該給紙トレイ1を下方側より支持する第1の
支持部2と、該給紙トレイ1を側面で支持する第2の支
持部3と、前記第2の支持部3付近に配置され給紙トレ
イ1が容易に移動しないように保持するラッチ部材4
と、給紙トレイ1上に裁置された用紙5を1枚ずつ搬出
するフィードロール8とを有している。
【0014】上記給紙トレイ1は、図2に示すように複
写機本体の前方側に引き出しおよび挿入ができるととも
に、図3に示すように複写機本体の後方側にも引き出し
および挿入ができるように設置されている。なお、この
ような給紙トレイ1は複写機本体の下方に上下3段が設
けられている。この給紙トレイ1は、図4(a)に示す
ようにほぼ中央部を支点に回動し用紙を搬出する側の底
面を上昇させるボトムプレート6を有しており、該給紙
トレイ1を複写機本体に設置した際にタング7がモータ
ー(図示せず)の駆動によってボトムプレート6を押し
上げ、ボトムプレート6上の用紙5の上面5aを規定の
給紙高さに制御するようになっている。また、上記フィ
ードロール8は、規定の給紙高さに制御された用紙の上
面5aに当接してロールの回転により用紙を上方から1
枚ずつ引き出すことができるものであり、ソレノイドな
どの駆動手段(図示せず)によって用紙5と接触し、一
定間隔で搬送するようになっている。
写機本体の前方側に引き出しおよび挿入ができるととも
に、図3に示すように複写機本体の後方側にも引き出し
および挿入ができるように設置されている。なお、この
ような給紙トレイ1は複写機本体の下方に上下3段が設
けられている。この給紙トレイ1は、図4(a)に示す
ようにほぼ中央部を支点に回動し用紙を搬出する側の底
面を上昇させるボトムプレート6を有しており、該給紙
トレイ1を複写機本体に設置した際にタング7がモータ
ー(図示せず)の駆動によってボトムプレート6を押し
上げ、ボトムプレート6上の用紙5の上面5aを規定の
給紙高さに制御するようになっている。また、上記フィ
ードロール8は、規定の給紙高さに制御された用紙の上
面5aに当接してロールの回転により用紙を上方から1
枚ずつ引き出すことができるものであり、ソレノイドな
どの駆動手段(図示せず)によって用紙5と接触し、一
定間隔で搬送するようになっている。
【0015】上記第1の支持部2は、図4(a)および
(b)に示すように、複写機本体側の前後方向に取り付
けられたレール21とこのレール21上に摺動自在に支
持される摺動枠22とからなるものであり、該摺動枠2
2は給紙トレイ1の下面に固着されている。また、上記
レール21には、図4に示すように給紙トレイ1を複写
機本体から引き出した際に摺動枠22に固定されたボル
ト23と当接して摺動枠22の摺動を停止させる突片2
4が両端部にそれぞれ配置されており、給紙トレイ1を
複写機本体から引き出した際に脱落するのを防止してい
る。
(b)に示すように、複写機本体側の前後方向に取り付
けられたレール21とこのレール21上に摺動自在に支
持される摺動枠22とからなるものであり、該摺動枠2
2は給紙トレイ1の下面に固着されている。また、上記
レール21には、図4に示すように給紙トレイ1を複写
機本体から引き出した際に摺動枠22に固定されたボル
ト23と当接して摺動枠22の摺動を停止させる突片2
4が両端部にそれぞれ配置されており、給紙トレイ1を
複写機本体から引き出した際に脱落するのを防止してい
る。
【0016】上記第2の支持部3は、複写機本体側の給
紙トレイ1の側面と対向する位置において前後方向に支
持されたレール31と、このレール31に摺動自在に係
合される摺動枠32とからなり、該摺動枠32は給紙ト
レイ1の側面に固定されている。このレール31と摺動
枠32とは図5に示すように、中央部付近に大きさの異
なる開口31a,32aを有しており、レールに設けら
れた開口31aが摺動枠に設けられた開口32aよりも
一回り大きくなっており、前記給紙トレイ1を複写機本
体内に挿入し、給紙できる状態で両開口31a、32a
が重なり合うように配置されている。
紙トレイ1の側面と対向する位置において前後方向に支
持されたレール31と、このレール31に摺動自在に係
合される摺動枠32とからなり、該摺動枠32は給紙ト
レイ1の側面に固定されている。このレール31と摺動
枠32とは図5に示すように、中央部付近に大きさの異
なる開口31a,32aを有しており、レールに設けら
れた開口31aが摺動枠に設けられた開口32aよりも
一回り大きくなっており、前記給紙トレイ1を複写機本
体内に挿入し、給紙できる状態で両開口31a、32a
が重なり合うように配置されている。
【0017】上記ラッチ部材4は、複写機本体側に支持
された支持ピン41に回動自在に取り付けられたアーム
45を有し、このアーム45の一方の端部付近にバネ部
材42が係止され、他方にはレール31に当接する突部
43と摺動枠32の開口32aに一部が貫通するロール
44とが設けられている。また、上記バネ部材42の他
端は引張力を付与した状態で複写機本体側に支持され、
上記ロール44を摺動枠32側に付勢して、ロール44
の外周面が開口32aの縁に当接して嵌合するようにな
っている。このラッチ部材4は、給紙トレイ1を複写機
本体に挿入し、給紙できる状態では図6(a)に示すよ
うにロール44が摺動枠32の開口32aと嵌合して給
紙トレイ1が固定されるが、給紙トレイ1を引き出す際
には給紙トレイを強く引くことにより、図6(b)に示
すようにロール44が摺動枠32の側面32d上に押し
上げられ、その後はロール44の回転によって容易に給
紙トレイ1が引き出される。さらに給紙トレイ1を引き
出すと、図6(c)に示すようにロール44が摺動枠3
2の側面からはずれ、バネ部材42の張力によりラッチ
部材4の突部43がレール31に当接する。
された支持ピン41に回動自在に取り付けられたアーム
45を有し、このアーム45の一方の端部付近にバネ部
材42が係止され、他方にはレール31に当接する突部
43と摺動枠32の開口32aに一部が貫通するロール
44とが設けられている。また、上記バネ部材42の他
端は引張力を付与した状態で複写機本体側に支持され、
上記ロール44を摺動枠32側に付勢して、ロール44
の外周面が開口32aの縁に当接して嵌合するようにな
っている。このラッチ部材4は、給紙トレイ1を複写機
本体に挿入し、給紙できる状態では図6(a)に示すよ
うにロール44が摺動枠32の開口32aと嵌合して給
紙トレイ1が固定されるが、給紙トレイ1を引き出す際
には給紙トレイを強く引くことにより、図6(b)に示
すようにロール44が摺動枠32の側面32d上に押し
上げられ、その後はロール44の回転によって容易に給
紙トレイ1が引き出される。さらに給紙トレイ1を引き
出すと、図6(c)に示すようにロール44が摺動枠3
2の側面からはずれ、バネ部材42の張力によりラッチ
部材4の突部43がレール31に当接する。
【0018】また、摺動枠32は長手方向の両端部に、
ラッチ部材4の設置方向と反対側に折り曲げられた曲折
部32cを有しており、給紙トレイ1を複写機本体に挿
入する際にロール44が摺動枠32の側面32dに円滑
に当接するようになっている。
ラッチ部材4の設置方向と反対側に折り曲げられた曲折
部32cを有しており、給紙トレイ1を複写機本体に挿
入する際にロール44が摺動枠32の側面32dに円滑
に当接するようになっている。
【0019】また、ラッチ部材4の上方には用紙サイズ
センサー9が設置されており、図7に示すように複写機
本体側にリードスイッチ9a、給紙トレイ1側にマグネ
ット9bが複数個配置され、マグネットの配列パターン
により用紙サイズの検知および給紙トレイ1の位置の確
認ができるようになっている。
センサー9が設置されており、図7に示すように複写機
本体側にリードスイッチ9a、給紙トレイ1側にマグネ
ット9bが複数個配置され、マグネットの配列パターン
により用紙サイズの検知および給紙トレイ1の位置の確
認ができるようになっている。
【0020】このような複写機では、複写機本体の前後
2方向から給紙トレイ1の引き出しおよび挿入が可能で
あり、複写機をオフィスの中央に設置した場合にも用紙
の補給等の作業を効率的に実施することができる。特に
複写機の前方および後方のいずれにもコントロールパネ
ルを設けることにより、双方のいずれからでも操作を行
なうことができ有効である。また、一方の側からオペレ
ーターが複写機を操作中の場合でも他方の側から使用し
てない給紙トレイに用紙をセットすることができるとい
う利点もある。
2方向から給紙トレイ1の引き出しおよび挿入が可能で
あり、複写機をオフィスの中央に設置した場合にも用紙
の補給等の作業を効率的に実施することができる。特に
複写機の前方および後方のいずれにもコントロールパネ
ルを設けることにより、双方のいずれからでも操作を行
なうことができ有効である。また、一方の側からオペレ
ーターが複写機を操作中の場合でも他方の側から使用し
てない給紙トレイに用紙をセットすることができるとい
う利点もある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置では、給紙トレイが画像形成装置の前後方向もしく
は左右方向の2方向へ引き出しが可能に設けられている
ので、2方向のいずれからでも用紙の補給および交換等
の作業を行なうことができ、画像形成装置をオフィスの
中央に設置した場合でも操作を効率よく行なうことがで
きる。
装置では、給紙トレイが画像形成装置の前後方向もしく
は左右方向の2方向へ引き出しが可能に設けられている
ので、2方向のいずれからでも用紙の補給および交換等
の作業を行なうことができ、画像形成装置をオフィスの
中央に設置した場合でも操作を効率よく行なうことがで
きる。
【図1】本発明の一実施例である複写機の構成を示す概
略断面図である。
略断面図である。
【図2】上記実施例の複写機の外観を示す斜視図であ
り、主に複写機の前面側を示す図である。
り、主に複写機の前面側を示す図である。
【図3】上記実施例の複写機の外観を示す斜視図であ
り、主に複写機の背面側を示す図である。
り、主に複写機の背面側を示す図である。
【図4】上記実施例の複写機で用いられる給紙トレイの
支持部を示す概略断面図および概略斜視図である。
支持部を示す概略断面図および概略斜視図である。
【図5】上記実施例の複写機で用いられる給紙トレイの
ラッチ部材を示す概略斜視図である。
ラッチ部材を示す概略斜視図である。
【図6】上記図5に示すラッチ部材の機能を示す説明図
である。
である。
【図7】上記実施例の複写機で用いられる用紙サイズセ
ンサーを示す概略斜視図である。
ンサーを示す概略斜視図である。
1 給紙トレイ 2 第
1の支持部 3 第2の支持部 4 ラ
ッチ部材 5 用紙 6 ボ
トムプレート 7 タング 8 フ
ィードロール 9 用紙サイズセンサー 21,31 レ
ール 22,32 摺動枠 23 ボ
ルト 24 突片 41 支
持ピン 42 バネ部材 43 突
部 44 ロール
1の支持部 3 第2の支持部 4 ラ
ッチ部材 5 用紙 6 ボ
トムプレート 7 タング 8 フ
ィードロール 9 用紙サイズセンサー 21,31 レ
ール 22,32 摺動枠 23 ボ
ルト 24 突片 41 支
持ピン 42 バネ部材 43 突
部 44 ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 三男 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 高階 真治 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 今田 大輔 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内
Claims (2)
- 【請求項1】 表面に画像が形成される用紙を収容
し、順次給紙することができる給紙トレイを内蔵する画
像形成装置において、 前記給紙トレイが画像形成装置の右側方および左側方も
しくは前方および後方の2方向に引き出しが可能に設け
られていることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の画像形成装置に
おいて、 該画像形成装置を操作するためのコントロールパネル
が、前方側と後方側との双方に設けられていることを特
徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4253625A JPH0683121A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4253625A JPH0683121A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0683121A true JPH0683121A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=17253953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4253625A Withdrawn JPH0683121A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683121A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017203797A (ja) * | 2016-05-09 | 2017-11-16 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2017218246A (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-14 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP4253625A patent/JPH0683121A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017203797A (ja) * | 2016-05-09 | 2017-11-16 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2017218246A (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-14 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991102 |