JPH0682965A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH0682965A
JPH0682965A JP4258835A JP25883592A JPH0682965A JP H0682965 A JPH0682965 A JP H0682965A JP 4258835 A JP4258835 A JP 4258835A JP 25883592 A JP25883592 A JP 25883592A JP H0682965 A JPH0682965 A JP H0682965A
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JP
Japan
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hydrogen atom
alkyl
aryl
represent
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JP4258835A
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English (en)
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Koji Hattori
康志 服部
Yoshiharu Yabuki
嘉治 矢吹
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/825Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by antireflection means or visible-light filtering means, e.g. antihalation
    • G03C1/83Organic dyestuffs therefor
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    • G03C1/00Photosensitive materials
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    • G03C2200/00Details
    • G03C2200/47Polymer

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】高感度、高画質で迅速処理可能なハロゲン化銀
感材を提供する。 【構成】支持体とハロゲン化銀乳剤層との間に一般式
(I)で表わされる染料を固体微粒子状で含有する染料
層を有し、該染料層と支持体の間に疎水性ポリマー層を
有し、該染料層の親水性コロイド塗布量が、0.5g/
m2以下であるハロゲン化銀感材。一般式(I)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は迅速処理可能な高画質、
高感度であるハロゲン化銀写真感光材料に関する。
【0002】
【従来の技術】写真感光材料の露光方法の一つに原図を
走査し、その画像信号に基づいてハロゲン化銀写真感光
材料上に露光を行い、原図の画像に対応するネガ画像も
しくはポジ画像を形成する所謂スキャナー方式による画
像形成方法が知られている。スキャナー方式による画像
形成方法を実用した記録装置は種々あり、これらのスキ
ャナー方式記録装置の記録用光源には従来グローラン
プ、キセノンランプ、水銀ランプ、タングステンラン
プ、発光ダイオードなどが用いられてきた。しかしこれ
らの光源はいずれも出力が弱く寿命が短いという実用上
の欠点を有していた。これらの欠点を補うものとして、
He−Neレーザー、アルゴンレーザー、He−Cdレ
ーザーなどのコヒーレントなレーザー光源をスキャナー
方式の光源として用いて高照度で露光するスキャナーや
レーザープリンターがある。これらは高出力が得られる
が装置が大型であること、高価であること、変調器が必
要であること、更に可視光を用いるため感光材料のセー
フライトが制限されてしまい、取扱い性に劣ることなど
の欠点がある。
【0003】これに対して半導体レーザーは小型で安
価、しかも変調が容易であり、上記レーザーよりも長寿
命である。また赤外域に発光するため、明るいセーフラ
イトが使用できるので、取扱い作業性がよくなるという
利点を有している。また、赤外光露光によって一般的に
生じやすい画像のボケを少なくするために、赤外域に吸
収を有する染料をハレーション防止の目的で用いられる
ことが一般的である。可視域に吸収を有さない染料であ
れば現像処理後に感光材料に残っていても実用上差しつ
かえないが、通常可視域に吸収を有しており処理後、残
っていると残色となり、実用上好ましくない。したがっ
てハレーション防止染料は水溶性の染料が用いられる。
水溶性染料をハロゲン化銀乳剤層と同一側に用いた場
合、染料がハロゲン化銀乳剤層まで拡散し、感度が著し
く低下し好ましくない。そこで近年現像処理工程で脱色
可能な染料を固体微粒子状に分散し、特定の層に固定す
る方法が開示されている(国際公開WO88/0479
4号、ヨーロッパ特許公開EP0274723A1号、
同276,566号、同299,435号、特開昭52
−92716号、同55−155350号、同55−1
55351号、同61−205934号、同48−68
623号、米国特許2527583号、同348689
7号、同3746539号、同3933798号、同4
130429号、同4040841号、特願平1−50
874号、特開平2−282244号、特願平1−30
7363号、特願平2−310011号)。しかし、こ
れらの特許は主に可視域の染料について開示されてお
り、赤外染料について開示されている場合においても具
体的に示されている染料では特定の層に十分に固定でき
ないことがわかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高感
度、高画質で迅速処理可能なハロゲン化銀写真感光材料
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、透
明支持体上に少なくとも一層の感光性ハロゲン化銀乳剤
層を有するハロゲン化銀写真感光材料において該ハロゲ
ン化銀乳剤層と支持体との間に固体微粒子の形で分散さ
れた、下記一般式(I)〜(VIII)で表わされる染料を
少なくとも1つ含有する染料層を有し、該染料層の親水
性コロイドの塗布量が0.5g/m2以下であり、かつ該
染料層と下塗層との間に疎水性ポリマー層を有する事を
特徴とするハロゲン化銀写真感光材料により達成され
た。
【0006】
【化9】
【0007】〔式中、T10、T11、T12は互いに独立に
水素原子、ハロゲン原子、シアノ、ニトロ、カルボキ
シ、アルキル、アリール、アルコキシ、アリールオキ
シ、アルキルチオ、アリールチオ、アルキルスルホニ
ル、アリールスルホニル、スルファモイル、カルバモイ
ル、アミノ、スルホンアミド、カルボンアミド、ウレイ
ド、スルファミド、ヒドロキシ、ビニル又はアシルを表
わし、R13及びR14は互いに独立に、水素原子、ハロゲ
ン原子、アルコキシ、アルキル、アルケニル、アリール
オキシ又はアリールを表わし、R15、R16は独立に水素
原子もしくはこれを置換可能な基を表わし、R17、R18
は互いに独立に、アルキル、アリール、ビニル、アシ
ル、又はアルキルもしくはアリールスルホニルを表わ
す。ただしT11とT12、R13とR15、R14とR16、R17
とR18、R15とR17、R16とR18は互いに連結して環を
形成していてもよい。〕
【0008】
【化10】
【0009】〔式中、R21は水素原子、アルキル基、ア
リール基又は複素環基を表わし、R22は水素原子、アル
キル基、アリール基、複素環基、COR24又はSO2
24を表わし、R23は水素原子、シアノ基、水酸基、カル
ボン酸基、アルキル基、アリール基、COOR24、OR
24、NR2526、CONR2526、NR25COR24、N
25SO2 24又はNR25CONR2526(ここに、R
24はアルキル基又はアリール基を表わし、R25、R26
水素原子、アルキル基又はアリール基を表わす。)を表
わし、L21、L22、L23は各々メチン基を表わし、n21
は1又は2を表わす。〕
【0010】
【化11】
【0011】〔式中、X41、X42は各々水素原子、水酸
基、カルボキシ基、−COOR41、−COR41、−CO
NH2 、−CONR4142、アルキル基、アリール基ま
たは複素環基を表わし、Y41、Y42は各々水素原子、ア
ルキル基、アリール基または複素環基を表わし、Z41
42は各々水素原子、−CN、カルボキシ基、−COO
43、−COR43、−CONH2 、−CONR4344
−NHCOR43、−NHSO2 43、−SO2 43、ア
ルキル基、アリール基または複素環基を表わす。R41
43は各々アルキル基またはアリール基を表わし、
42、R44は各々水素原子、アルキル基またはアリール
基を表わす。L41、L42、L43、L44、L45は各々メチ
ン基を表わし、m41、n41はその和が2となるような整
数を表わす。
【0012】
【化12】
【0013】式中、R51及びR52はアルキル基、アルケ
ニル基又はアリール基を表わし、L51は5もしくは7個
のメチン基が共役二重結合により連結されて生じる連結
基を表わし、Z51は芳香族環を完成するための原子群を
表わし、X- は陰イオンを表わす。
【0014】
【化13】
【0015】(式中R61は水素原子、アルキル基、アリ
ール基を表わし、R62、R63、R64、R65は各々水素原
子、アルキル基、ハロゲン原子、アルコキシ基、アルコ
キシカルボニル基、カルボキシル基、水酸基、アミノ基
を表わし、L61、L62、L63、L64、L65は各々メチン
基を表わしm61、n61はその和が2となるような整数を
表わす。
【0016】
【化14】
【0017】式中、L71は窒素原子、又は5もしくは7
個の置換されていてもよいメチン基が共役二重結合で連
結されて形成される基を表わし、EはO、S、N−R79
を表わし;R70、R79は独立に水素原子、アルキル基、
アルケニル基、アルキニル基、アリール基、複素環基、
アミノ基、ヒドラジノ基、又はジアゼニル基を表わし;
71は水素原子、アルキル基、アリール基、アルケニル
基、アルキニル基、または複素環基を表わし;R72は水
素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、水酸基、
カルボキシル基、アルキル基、アリール基、アルケニル
基、複素環基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アル
コキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、ア
ミノ基、アシルオキシ基、カルバモイル基、スルファモ
イル基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルキルス
ルホニル基、アリールスルホニル基、またはアルキニル
基を表わし;R70とR79とは互いに連結して環を形成し
てもよく;R73及びR74は互いに独立に、水素原子、ハ
ロゲン原子、アルコキシ基、アルキル基、アルケニル
基、アリールオキシ基又はアリール基を表わし、R75
76は独立に水素原子もしくはこれを置換可能な基を表
わし、R77、R78は互いに独立に、アルキル基、アリー
ル基、ビニル基、アシル基、又はアルキルもしくはアリ
ールスルホニル基を表わす。ただし、R73とR75、R74
とR76、R77とR78、R75とR77、R76とR78は互いに
連結して環を形成していてもよい。
【0018】
【化15】
【0019】〔式中、X81は水素原子、水酸基、COO
87、CONR8788、アルキル基、アリール基を表わ
し、Yは水素原子、アルキル基、アリール基、複素環
基、NR8788を表わし、Z81は水素原子、アルキル
基、アリール基、シアノ基、COOR89、CONR87
88、COR89、SO2 89、NR88COR89、ニトロ
基、ピリジン基を表わし、R81、R82、R83、R84は各
々水素原子、アルキル基、OR89、NR89COR87、C
OOR89、CONR8788、ハロゲン原子を表わし、R
85、R86は各々水素原子、アルキル基、アリール基、複
素環基を表わし、R87、R88、R89は各々水素原子、ア
ルキル基、アリール基、複素環基を表わす。但し、R81
とR82、R85とR86、R82とR85、R83とR86、R87
88は各々独立に、連結して5又は6員環を形成しても
よい。〕
【0020】
【化16】
【0021】(式中、R91、R92、R93は水素原子、ア
ルキル基、またはアリール基を表し、Q1 は塩基性ヘテ
ロ環を形成するのに必要な原子群を表す。L91、L92
93、L94、L95、L96は各々メチン基を表す。p91
91、n91は0、または1を表し、p91+m91+n91
2以上の整数。ただし一般式(VIII)で表される化合物
は分子内にカルボキシル基、スルホン酸アリールアミド
基、またはフェノール性水酸基を少なくとも一つ有す
る。)
【0022】以下に本発明で好ましく用いられる固体微
粒子分散物を形成しうる具体的化合物の例を上げるが、
本発明はこれに限られるものではない。
【0023】
【化17】
【0024】
【化18】
【0025】
【化19】
【0026】
【化20】
【0027】
【化21】
【0028】
【化22】
【0029】
【化23】
【0030】
【化24】
【0031】
【化25】
【0032】
【化26】
【0033】本発明に用いられる染料は国際公開WO8
8/04794号、ヨーロッパ特許公開EP02747
23A1号、同276,566号、同299,435
号、特開昭52−92716号、同55−155350
号、同55−155351号、同61−205934
号、同48−68623号、米国特許2527583
号、同3486897号、同3746539号、同39
33798号、同4130429号、同4040841
号、特願平1−50874号、同1−103751号、
同1−307363号等に記載された方法およびその方
法に準じて容易に合成することができる。
【0034】本発明における固体微粒子状に分散された
染料とは染料自体の溶解度が不足であるため、目的とす
る着色層中で分子状態で存在することができず、実質的
に層中の拡散が不可能なサイズの固体としての存在状態
を意味する。調製方法については国際公開(WO)88
/04794、ヨーロッパ特許公開(EP)02765
66A1、特開昭63−197943等に記載されてい
るが、ボールミル粉砕し、界面活性剤とゼラチンにより
安定化するのが一般的である。本発明での調製方法は特
開昭63−197943号の方法に準じた。すなわち、
水(434ml)及び Triton X−200界面活性剤(T
X−200)(53g)( Rohm & Haas 社から販売)
の6.7%溶液とを、1.5リットルネジ蓋ビンに入れ
た。これに、染料の20gと酸化ジルコニウム(ZrO
2 )のビーズ(800ml)(2mm径)を添加し、このビ
ンの蓋をしっかりしめて、ミル内に置き、内容物を4日
間粉砕した。内容物を12.5%のゼラチン水溶液(1
60g)に添加し、ロールミルに10分間置いて泡を減
少させた。得られた混合物をろ過して、ZrO2 ビーズ
を除去した。このままだと平均粒径が約0.3μmの微
細粒子なので、この後遠心分離法によって分級し、粒子
サイズが1μm以下になるようにした。
【0035】本発明で用いる染料の微結晶体の粒子サイ
ズは1.0μm以下が好ましく、さらに0.5μm以下
が好ましい。染料の使用量としては、5mg/m2〜300
mg/m2、特に10mg/m2〜150mg/m2であることが好
ましい。また、上記調製時に用いるゼラチン量は、本発
明で用いるゼラチン量、すなわち0.5g/m2以下とす
るために必要な量、適宜用いることができる。本発明の
上記調製の染料層のゼラチン被覆量は0.5g/m2以下
であり、好ましくは0.05g/m2〜0.3g/m2であ
る。全親水性コロイドの塗布量が増えると現像処理工程
中に含まれる水分が増え、乾燥工程に負荷をかけ迅速処
理の観点からは好ましくない。したがって本発明におい
て全親水性コロイドの塗布量としては片面あたり3g/
m2以下が好ましく、より好ましくは1g/m2〜2.5g
/m2である。全親水性コロイドの塗布量を増やさないと
いう観点からは染料層を下塗層にもうけることが望まし
い。下塗層には、ベースとハロゲン化銀乳剤層等の親水
性コロイド層との接着を出す目的で親水性コロイド層を
有しており、これを染料層とすると全親水性コロイドの
量を増やすことなく染料層をもうけることができる。
【0036】塗布銀量が多いと処理依存性が大きくなり
近年求められている迅速処理、補充量減の観点から好ま
しくない。したがって、塗布銀量としては、3g/m2
下、より好ましくは2以下である。特に0.5〜3g/
m2であることが好ましい。
【0037】支持体としてはポリエチレンテレフタレー
トフィルムまたは三酢酸セルロースフィルムが好まし
い。支持体は親水性コロイド層との密着力を向上せしめ
るために、その表面をコロナ放電処理、あるいはクロー
放電処理あるいは紫外線照射処理する方法が好ましくあ
るいは、スチレンブタジエン系ラテックス、塩化ビニリ
デン系ラテックス等からなる下塗第一層を設けてもよい
(疎水性ポリマー層)。本発明の下塗第一層(疎水性ポ
リマー層)中に用いられる疎水性ポリマーとしては、ス
チレン−ブタジエン共重合体、塩化ビニリデン共重合
体、水溶性ポリエステル、ポリアクリル酸エステル等が
用いられるが、好ましくはスチレン−ブタジエン共重合
体、塩化ビニリデン共重合体がよく、より好ましくはス
チレン−ブタジエン共重合体である。スチレン−ブタジ
エン共重合体として、スチレンとブタジエンの9/1〜
1/9の共重合体でもよく、さらに第3のコモノマーと
してアクリル酸等を有していてもよい。
【0038】下塗第一層の疎水性ポリマーの塗布量とし
ては、100〜1,000mg/m2であることが好まし
く、下塗層の乾燥温度は80〜200℃であることが好
ましい。下塗第一層に用いる疎水性ポリマーは水性分散
液(ラテックス)とし、さらに必要により該水性分散液
中に架橋剤、界面活性剤、膨潤剤、マット剤、帯電防止
剤等を添加することが好ましい。架橋剤としては例え
ば、米国特許3,325,287号、同3,288,7
75号、同3,549,377号、ベルギー特許6,6
02,226号等に記載のトリアジン系化合物;米国特
許3,291,624号、同3,232,764号、フ
ランス特許1,543,694号、英国特許1,27
0,578号に記載のジアルデヒド系化合物;米国特許
3,091,537号、特公昭49−26580号等に
記載のエポキシ系化合物;米国特許3,642,486
号等に記載のビニル系化合物;米国特許3,392,0
24号に記載のアジリジン系化合物;米国特許3,54
9,378号等に記載のエチレンイミン系化合物;及び
メチロール系化合物がある。これらの化合物のうち、ジ
クロロトリアジン誘導体が好ましい。
【0039】本発明においては下塗第一層の上に下塗第
二層として親水性コロイド層を設けることが好ましい。
下塗第二層の親水性コロイドの塗布量としては20mg/
m2〜0.4g/m2が好ましい。乾燥温度は、下塗第一層
との密着を出すために、80℃以上であることが望まし
く、180℃以下でよく、乾燥温度が高すぎると下塗第
一層にとり込まれて染料が多くなり残色が生じることか
ら、より好ましくは160℃以下である。乾燥性とカー
ルバランスを両立させる意味から本発明と特願平3−1
45168記載のバック層を組み合せて用いるのは好ま
しい態様である。
【0040】本発明の写真感光材料に用いられる各種添
加剤等については特に制限は無く例えば、以下の該当箇
所に記載のものを用いる事が出来る。 項 目 該 当 箇 所 1)ハロゲン化銀乳剤と 特開平2−68539号公報第8頁右下欄下から6 その製法 行目から同第10頁右上欄12行目、同3−245 37号公報第2頁右下欄10行目ないし第6頁右上 欄1行目、同第10頁左上欄16行目ないし第11 頁左下欄19行目、特願平2−225637号。 特開平2−97937号公報第20頁右下欄12行 目から同第21頁左下欄14行目及び特開平2−1 2236号公報第7頁右上欄19行目から同第8頁 左下欄12行目、特願平3−116573号。 2)化学増感方法 特開平2−68539号公報第10頁右上欄13行 目から同左上欄16行目、特願平3−105035 号。 特願平3−189532号に記載のセレン増感法。 3)カブリ防止剤、安定剤 特開平2−68539号公報第10頁左下欄17行 目から同第11頁左上欄7行目及び同第3頁左下欄 2行目から同第4頁左下欄。 特開平2−103526号公報第17頁右下欄19 行目から同第18頁右上欄4行目及び同右下欄1行 目から5行目、さらに特開平1−237538号公 報に記載のチオスルフィン酸化合物。 4)色調改良剤 特開昭62−276539号公報第2頁左下欄7行 目から同第10頁左下欄20行目、特開平3−94 249号公報第6頁左下欄15行目から第11頁右 上欄19行目。 5)分光増感色素 特公昭46−10473号公報第1頁右欄18行目 から2頁左欄24行目、同2頁右欄23行目から6 頁左欄22行目。 米国特許第3,482,978号第2カラム22行 目から第4カラム59行目。米国特許第3,623 ,881号、第2カラム34行目から第7カラム5 3行目。 特開昭59−191032号公報第3頁右上欄8行 目から第3頁左下欄9行目。同第3頁右下欄12行 目から第7頁上欄末行。 特開昭60−80841号公報第4頁右下欄18行 目から第12頁右下欄6行目。 特開平1−97947号公報第4頁左上欄1行目か ら第4頁右上欄11行目。同第4頁右下欄11行目 から第8頁右上欄6行目。同第10頁左下欄9行目 から第11頁左下欄2行目。 6)強色増感剤 特開昭59−192242号公報第10頁左下欄1 9行目から第12頁左下欄15行目。 特開昭60−80841号公報第13頁右上欄10 行目から第16頁左上欄1行目。
【0041】 7)界面活性剤 特開平2−68539号公報第11頁左上欄14行 帯電防止剤 目から同第12頁左上欄9行目。 特開平2−12236号公報第9頁右上欄7行目か ら同右下欄7行目及び特開平2−18542号公報 第2頁左下欄13行目から同第4頁右下欄18行目 。 8)マット剤、滑り剤 特開平2−68539号公報第12頁左上欄10行 可塑剤 目から同右上欄10行目、同第14頁左下欄10行 目から同右下欄1行目。 特開平2−103526号公報第19頁左上欄15 行目から同第19頁右上欄15行目。 9)親水性コロイド 特開平2−68539号公報第12頁左下欄11行 目から同左下欄16行目。 10)硬膜剤 特開平2−68539号公報第12頁左下欄17行 目から同第13頁右上欄6行目。 特開平2−103526号公報第18頁右上欄5行 目から同17行目。 11)染料 特開昭63−49752号公報第18頁左下欄4行 目から第19頁左上欄2行目。 12)バインダー 特開平2−18542号公報第3頁右下欄1行目か ら20行目。 13)ポリヒドロキシベン 特開平3−39948号公報第11頁左上欄から同 ゼン類 第12頁左下欄、EP特許第452772A号公報 。 特開平2−55349号公報第11頁左上欄9行目 から同右下欄17行目。 14)ポリマーラテックス 特開平2−103526号公報第18頁左下欄12 行目から同20行目。 15)酸基を有する化合物 特開平2−103526号公報第18頁右下欄6行 目から同第19頁左上欄1行目、及び同2−553 49号公報第8頁右下欄13行目から同第11頁左 上欄8行目。
【0042】 16)ヒドラジン造核剤 特開平2−12236号公報第2頁右上欄19行目 から同第7頁右上欄3行目の記載、同3−1741 43号公報第20頁右下欄1行目から同第27頁右 上欄20行目の一般式(II)及び化合物例II−1な いしII−54。 17)造核促進剤 特開平2−103536号公報第9頁右上欄13行 目から同第16頁左上欄10行目の一般式(II−m )ないし(II−p)及び化合物例II−1ないしII− 22、特開平1−179939号公報に記載の化合 物。 18)黒ポツ防止剤 米国特許第4956257号及び特開平1−118 832号公報に記載の化合物。 19)レドックス化合物 特開平2−301743号公報の一般式(I)で表 される化合物(特に化合物例1ないし50)、同3 −174143号公報第3頁ないし第20頁に記載 の一般式(R−1)、(R−2)、(R−3)、化 合物例1ないし75、さらに特願平3−69466 号、同3−15648号に記載の化合物。 20)モノメチン化合物 特開平2−287532号公報の一般式(II)の化 合物(特に化合物例II−1ないしII−26)。 21)層構成 特開平3−198041号公報。 22)現像処理方法 特開平2−103037号公報第16頁右上欄7行 目から同第19頁左下欄15行目、及び特開平2− 115837号公報第3頁右下欄5行目から同第6 頁右上欄10行目。 特開平2−55349号公報第13頁右下欄1行目 から同第16頁左上欄10行目。
【0043】次に本発明について具体的に説明するが、
本発明はこれによって限定されるものではない。
【0044】
【実施例】
実施例1 支持体1〜8の作成 二軸延伸された厚さ175μmの青色染色ポリエチレン
テレフタレートフィルム(*) 上にコロナ放電処理をおこ
ない、疎水性ポリマー層が下記の塗布量になるようにワ
イヤーバーコーターにより塗布し、175℃にて1分間
乾燥した。 (疎水性ポリマー層) ・ポリマー(表−5、−6に記載の化合物) 0.322g/m2 ・2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジン ナトリウム塩 8.4mg/m2 *ラテックス溶液中には、乳化分散剤(a) をラテックス
固型分に対し0.4wt%含有。
【0045】
【化27】
【0046】(*) ポリエチレンテレフタレートフィルム
は1,4−ビス(2,6−ジエチルアニリノ)アントラ
キノンを含有する。 次に親水性コロイド層が下記の塗布量になるようにワイ
ヤーバーコーターにより塗布し、150℃にて1分間乾
燥した。 (下塗第二層(親水性コロイド層)) ・ゼラチン 表5、6記載の量 ・ポリエチルアクリレート 20mg/m2
【0047】
【化28】
【0048】 ・染料 表−5、6記載の化合物及び塗布量
【0049】乳剤の調製 38℃、pH4.5に保たれた表−1の1液に2−a
液、2−b液を攪拌しながら、同時に16分間にわたっ
て加え、コアを形成した。さらに3−a液、3−b液を
16分間にわたって加え中間相を形成した。さらに、4
−a液、4−b液を5分間にわたって加え、最外相を形
成し、ヨウ化カリウム0.15gを加えて粒子形成を終
了した。その後常法に従ってフロキュレーション法によ
って水洗し、ゼラチン30gを加えた。pHを5.2、
pAgを7.5に調整し、チオ硫酸ナトリウム1mgと化
合物(a) を1.5mgを加え60℃で最高感度が得られる
ように化学増感を施した。
【0050】
【表1】
【0051】
【化29】
【0052】さらに安定剤として4−ヒドロキシ−6−
メチル−1,3,3a,7−テトラアザインデン50m
g、防腐剤としてフェノキシエタノールを100ppm に
なるように添加し、最終的に塩化銀を80モル%含む平
均粒子径0.20μmのヨウ塩臭化銀立方体乳剤を得
た。(変動係数9%)
【0053】(塗布試料の作成)上記乳剤に分光増感色
素として化合物(b) 、強色増感剤として化合物(c) をそ
れぞれ100mg/モルAg加えた。さらにカブリ防止剤
としてハイドロキノン、1−フェニル−5−メルカプト
テトラゾールをAg1モルあたりそれぞれ2.5g、5
0mg、(粒径10μmのコロイダルシリカを0.4g/
m2)、可塑剤としてポリエチルアクリレートラテックス
をゼラチンバインダー比25%、硬膜剤として2−ビス
(ビニルスルホニルアセトアミド)エタンを加えて、支
持体1〜8上にAg3.4g/m2、ゼラチン1.4g/
m2になるように塗布した。この乳剤層の上に、表2の組
成をもつ保護層下層と保護層上層を同時塗布した。
【0054】
【化30】
【0055】
【表2】
【0056】(写真性能の評価)得られた試料を、63
3nmにピークをもつ干渉フィルターと連続ウエッジを介
し、発光時間10-6sec のキセノンフラッシュ光で露光
し、富士写真フイルム(株)製自動現像機FG−710
NHを用いて下記に示した温度及び時間でセンシトメト
リーを行った。但し、現像液及び定着液はそれぞれ表−
3、表−4の組成のものを用いた。
【0057】
【表3】
【0058】
【表4】
【0059】 現 像 38℃ 14秒 定 着 37℃ 9.7秒 水 洗 26℃ 9秒 スクイズ 2.4秒 乾 燥 55℃ 8.3秒 合 計 43.4秒 濃度3.0を与える露光量の逆数を感度とし、感光材料
4の感度を100とする相対感度で第5、6表に示し
た。また、特性曲線で濃度0.1と3.0の点を結ぶ直
線の傾きを階調とした。
【0060】
【表5】
【0061】
【表6】
【0062】表5に示したように本発明により高感で迅
速処理適性にすぐれた感光材料が得られることがわか
る。表6に示したように本発明により残色の少ない感光
材料が得られることがわかる。
【0063】乾燥性の評価 フィルムを24.5×30.5cmサイズで自動現像機処
理をおこない、乾燥ゾーンから出てきたフィルムを直ち
に手で触ってみて、乾燥状態を確認した。評価基準は以
下の通りである。 ○ : 乾いている。 × : でてきたフィルムが湿り気を帯びており、乾燥
不十分である。 残色の評価:Dmin を目視観察し残色の評価をし、結果
を表5、6に示した。 ○ : 実用上問題なし × : 実用上問題あり
【0064】実施例2 支持体9、10の作成 二軸延伸された厚さ175μmの青色染色ポリエチレン
テレフタレートフィルム(*) 上にコロナ放電処理をおこ
ない、疎水性ポリマー層が下記の塗布量になるようにワ
イヤーバーコーターにより塗布し、175℃にて1分間
乾燥した。 (疎水性ポリマー層) ・ポリマー(表−7記載の化合物) 0.322g/m2 ・2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジン ナトリウム塩 8.4mg/m2 *ラテックス溶液中には、乳化分散剤(a) をラテックス
固型分に対し0.4wt%含有。
【0065】
【化31】
【0066】(*) ポリエチレンテレフタレートフィルム
は1,4−ビス(2,6−ジエチルアニリノ)アントラ
キノンを含有する。 次に親水性コロイド層が下記の塗布量になるようにワイ
ヤーバーコーターにより塗布し、150℃にて1分間乾
燥した。 (下塗第二層(親水性コロイド層)) ・ゼラチン 表7記載の量 ・ポリエチレンアクリレート 20mg/m2
【0067】
【化32】
【0068】 ・染料 表−7記載の化合物及び塗布量
【0069】(ハロゲン化銀乳剤の調製)H2O 850ml
にゼラチン34gを溶解し、65℃に加温された容器に
塩化ナトリウム1.7g、臭化カリウム0.1g、およ
び下記化合物(A)
【0070】
【化33】
【0071】を70mg入れた後、170gの硝酸銀を含
む水溶液500mlと、イリジウムと完成ハロゲン化銀モ
ル比が5×10-7となるようなヘキサクロロイリジウム
(III)酸カリウムさらに塩化ナトリウム12g及び臭化
カリウム98gを含む水溶液500mlとをダブルジェッ
ト法により添加して、平均粒子サイズ0.4μmの立方
体単分散塩臭化銀粒子を調製した。この乳剤を脱塩処理
後、ゼラチン50gを加え、pH6.5、pAg8.1
に合わせてチオ硫酸ナトリウム2.5mgと塩化金酸5mg
を加えて、65℃で化学増感を施した後、4−ヒドロキ
シ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラザインデン
0.2gを加え、急冷固化した(乳剤A)。次に上記ゼ
ラチン溶液の加温を40℃とした以外は乳剤Aと同様に
して0.3μmの立方体単分散塩臭化銀粒子を調製し、
脱塩処理後、ゼラチン50gを加え、pH6.5、pA
g8.1に合わせた。この乳剤にチオ硫酸ナトリウム
2.5mgと塩化金酸5mgを加えて、65℃で化学増感
後、4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−
テトラザインデン0.2gを加え、急冷固化し乳剤Bを
調整した。乳剤(A)と(B)を重量比1:1で混合
し、ハロゲン化銀1モル当り下記添加剤を加え乳剤塗布
液とした。
【0072】(乳剤塗布液処方)
【0073】 イ.分光増感色素〔2〕 1.0×10-4モル ロ.強色増感剤〔3〕 0.7×10-3モル ハ.保存性改良剤〔4〕 1×10-3モル ニ.ポリアクリルアミド(分子量4万) 10g ホ.デキストラン 10g ヘ.トリメチロールプロパン 1.6g ト.ポリスチレンスルホン酸Na 1.2g チ.ポリ(エチルアクリレート/メタクリル酸)のラ テックス 12g リ.N,N′−エチレンビス−(ビニルスルフォンア セトアミド) 3.0g ル.1−フェニル−5−メルカプト−テトラゾール 50mg ヲ.安定剤
〔9〕 100mg
【0074】分光増感色素〔2〕
【0075】
【化34】
【0076】強色増感剤〔3〕
【0077】
【化35】
【0078】保存性改良剤〔4〕
【0079】
【化36】
【0080】安定剤
〔9〕
【0081】
【化37】
【0082】乳剤層の表面保護層塗布液の調製
【0083】容器を40℃に加温し、下記に示す処方で
添加剤を加えて塗布液とした。
【0084】(乳剤層の表面保護層塗布液処方)
【0085】 イ.ゼラチン 100g ロ.ポリアクリルアミド(分子量4万) 12g ハ.ポリスチレンスルホン酸ソーダ(分子量60万) 0.6g ニ.N,N′−エチレンビス−(ビニルスルフォンア セトアミド) 2.2g ホ.ポリメチルメタクリレート微粒子(平均粒子サイ ズ2.0μm) 2.7g ヘ.t−オクチルフェノキシエトキシエタンスルフォ ン酸ナトリウム 1.8g ト. C16H33O−(CH2CH2O)10 −H 4.0g チ.ポリアクリル酸ソーダ 6.0g リ. C8F17SO3K 70mg ヌ. C8F17SO2N(C3H7)(CH2CH2O)4(CH2)4−SO3Na 70mg ル.NaOH(1N) 6ml ヲ.メタノール 90ml ワ.1−フェニル−5−メルカプト−テトラゾール 80mg カ.化合物〔5〕 0.06g
【0086】
【化38】
【0087】感光材料10、11の作製 支持体9、10上に前述の乳剤塗布液と表面保護層塗布
液とを、銀総塗布量が2.3g/m2で、乳剤層のゼラチ
ン塗布量が1.4g/m2、かつ表面保護層のゼラチン塗
布量が1.0g/m2となるように支持体9、10に塗布
し感光材料10、11を作成した。各単独の乳剤の感度
は、以下に示すセンシトメトリー法に基いて測定した。
【0088】センシトメトリーの方法 こうして作成した感光材料10、11を用いて下記の方
法でセンシトメトリーを行ない、感度とガンマを測定し
た。感光材料10、11を25℃で60%の温湿度に保
って塗布後7日間放置し、室温で780nmの半導体レー
ザー(富士写真フイルム(株)製FCR7000 Laser
Image Printer タイプ CR−LP414)を用いて
スキャニング露光を行ない、同社製FCR7000自現
機を用いて現像温度35℃、 Dry to Dry 67秒にて現
像処理を行なった。この時、搬送スピードは1400mm
/分であった。光学濃度が(未露光部の現像温度+1.
0)における露光量の逆数を感光材料11を100とす
る相対値にて示した。
【0089】 <現像液組成> KOH 57.5g Na2 SO3 87.5g K2 SO3 110g ジエチレントリアミン五酢酸 5g 硼酸 25g K2 CO3 32.5g ハイドロキノン 87.5g ジエチレングリコール 125g 4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フェニル 10g −3−ピラゾリドン 5−メチルベンゾトリアゾール 0.15g 2,3,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−2−チオキソ 0.25g −4(1H)キナゾリノン 2−メルカプトベンズイミダゾール−5−スルフォン酸 0.35g ナトリウム KBr 7.5g 1−フェニル−5−メルカプト−テトラゾール 0.15g 水を加えて 1リットル <定着液組成> チオ硫酸アンモニウム 145g エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム二水塩 30mg Na2S2O3・5H2O 15g メタ重亜硫酸ナトリウム 13.3g NaOH 12.6g 酢酸(90重量%) 30g KI 0.5g 水を加えて 1リットル 評価結果を表7に示した。
【0090】
【表7】
【0091】表7より本発明により高感なハロゲン化銀
乳剤が得られることがわかる。
【0092】実施例3 支持体11の作成 実施例1の支持体3の作成において下塗を施された面の
反対側に下記のごとくして下塗層をもうけた。先に下塗
層をもうけた側をフロント面、あとでもうけた面をバッ
ク面とする。下塗第一層が下記の塗布量になるようにワ
イヤーバーコーターにより塗布し、185℃にて1分間
乾燥した。 (下塗第一層) ・ブタジエン−スチレン共重合体ラテックス ブタジエン/スチレン重量比=31/69 0.322g/m2 ・2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジン ナトリウム塩 8.4mg/m2 *ラテックス溶液中には、乳化分散剤(a) をラテックス
固型分に対し、0.4wt%含有。
【0093】
【化39】
【0094】次に下塗第二層が下記の塗布量になるよう
にワイヤーバーコーターにより両面塗布し、150℃に
て1分間乾燥した。 (下塗第二層) ・ゼラチン 80mg/m2 ・ポリエチルアクリレート 20mg/m2
【0095】
【化40】
【0096】感光材料12の作成 支持体11のバック側に下記の塗布量になるよう非感光
性親水性コロイド層、ポリマー層を塗布し50℃で5分
間乾燥した。 (1)非感光性親水性コロイド層 ゼラチン 1.5g/m2 ポリメチルメタクリレート微粒子(平均粒径3μ) 50mg/m2 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 10mg/m2 ポリスチレンスルホン酸ナトリウム 20mg/m2 N,N′−エチレンビス−(ビニルスルホンアセトアミド) 30mg/m2 エチルアクリレートラテックス(平均粒径0.1μ) 1.0g/m2 (2)ポリマー層処方 スチレン:ブタジエン:ジビニルベンゼン:メタクリル酸 1g/m2 =20:72:6:2のラテックス C8F17SO3K 5mg/m2 2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジン 5mg/m2 ナトリウム塩 支持体11のフロント面側に実施例1の感光材料4と同
様にして乳剤層と表面保護層を設けた。
【0097】乾燥性の評価 実施例1と同様にして行なった。 カール評価 長さ5cm、巾1cmに裁断した試料を25℃60%RHの
条件下で3日間保存し、ついで25℃10%RHの雰囲
気下に移しその後2時間後のカールを測定した。カール
値は以下の定義式で求めた。 カール値=1/(試料の曲率半径(cm)) ただし乳剤面が内側のときカール値を正、外側のときカ
ール値を負とする。実用上許容されるカール値は−0.
02〜+0.02の範囲である。結果を表−8に示す。
【0098】
【表8】
【0099】表8より本発明のバック層により乾燥性を
悪化させずにカールバランスがとれることがわかる。
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【化1】 〔式中、T10、T11、T12は互いに独立に水素原子、ハ
ロゲン原子、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アルキル、
アリール、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチ
オ、アリールチオ、アルキルスルホニル、アリールスル
ホニル、スルファモイル、カルバモイル、アミノ、スル
ホンアミド、カルボンアミド、ウレイド、スルファミ
ド、ヒドロキシ、ビニル又はアシルを表わし、R13及び
14は互いに独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルコ
キシ、アルキル、アルケニル、アリールオキシ又はアリ
ールを表わし、R15、R16は独立に水素原子もしくはこ
れを置換可能な基を表わし、R17、R18は互いに独立
に、アルキル、アリール、ビニル、アシル、又はアルキ
ルもしくはアリールスルホニルを表わす。ただしT11
12、R13とR15、R14とR16、R17とR18、R15とR
17、R16とR18は互いに連結して環を形成していてもよ
い。〕
【化2】 〔式中、R21は水素原子、アルキル基、アリール基又は
複素環基を表わし、R 22は水素原子、アルキル基、アリ
ール基、複素環基、COR24又はSO2 24を表わし、
23は水素原子、シアノ基、水酸基、カルボン酸基、ア
ルキル基、アリール基、COOR24、OR24、NR25
26、CONR2526、NR25COR24、NR25SO2
24又はNR25CONR2526(ここに、R24はアルキル
基又はアリール基を表わし、R25、R26は水素原子、ア
ルキル基又はアリール基を表わす。)を表わし、L21
22、L23は各々メチン基を表わし、n21は1又は2を
表わす。〕
【化3】 〔式中、X41、X42は各々水素原子、水酸基、カルボキ
シ基、−COOR41、−COR41、−CONH2 、−C
ONR4142、アルキル基、アリール基または複素環基
を表わし、Y41、Y42は各々水素原子、アルキル基、ア
リール基または複素環基を表わし、Z41、Z42は各々水
素原子、−CN、カルボキシ基、−COOR43、−CO
43、−CONH2 、−CONR4344、−NHCOR
43、−NHSO2 43、−SO2 43、アルキル基、ア
リール基または複素環基を表わす。R41、R43は各々ア
ルキル基またはアリール基を表わし、R42、R44は各々
水素原子、アルキル基またはアリール基を表わす。
41、L42、L43、L44、L45は各々メチン基を表わ
し、m41、n41はその和が2となるような整数を表わ
す。
【化4】 式中、R51及びR52はアルキル基、アルケニル基又はア
リール基を表わし、L 51は5もしくは7個のメチン基が
共役二重結合により連結されて生じる連結基を表わし、
51は芳香族環を完成するための原子群を表わし、X-
は陰イオンを表わす。
【化5】 (式中R61は水素原子、アルキル基、アリール基を表わ
し、R62、R63、R64、R65は各々水素原子、アルキル
基、ハロゲン原子、アルコキシ基、アルコキシカルボニ
ル基、カルボキシル基、水酸基、アミノ基を表わし、L
61、L62、L63、L64、L65は各々メチン基を表わしm
61、n61はその和が2となるような整数を表わす。
【化6】 式中、L71は窒素原子、又は5もしくは7個の置換され
ていてもよいメチン基が共役二重結合で連結されて形成
される基を表わし、EはO、S、N−R79を表わし;R
70、R79は独立に水素原子、アルキル基、アルケニル
基、アルキニル基、アリール基、複素環基、アミノ基、
ヒドラジノ基、又はジアゼニル基を表わし;R71は水素
原子、アルキル基、アリール基、アルケニル基、アルキ
ニル基、または複素環基を表わし;R72は水素原子、ハ
ロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、水酸基、カルボキシ
ル基、アルキル基、アリール基、アルケニル基、複素環
基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルコキシカル
ボニル基、アリールオキシカルボニル基、アミノ基、ア
シルオキシ基、カルバモイル基、スルファモイル基、ア
ルキルチオ基、アリールチオ基、アルキルスルホニル
基、アリールスルホニル基、またはアルキニル基を表わ
し;R70とR79とは互いに連結して環を形成してもよ
く;R73及びR74は互いに独立に、水素原子、ハロゲン
原子、アルコキシ基、アルキル基、アルケニル基、アリ
ールオキシ基又はアリール基を表わし、R75、R76は独
立に水素原子もしくはこれを置換可能な基を表わし、R
77、R78は互いに独立に、アルキル基、アリール基、ビ
ニル基、アシル基、又はアルキルもしくはアリールスル
ホニル基を表わす。ただし、R73とR75、R74とR76
77とR78、R75とR77、R76とR78は互いに連結して
環を形成していてもよい。
【化7】 〔式中、X81は水素原子、水酸基、COOR87、CON
8788、アルキル基、アリール基を表わし、Yは水素
原子、アルキル基、アリール基、複素環基、NR8788
を表わし、Z81は水素原子、アルキル基、アリール基、
シアノ基、COOR89、CONR8788、COR89、S
2 89、NR88COR89、ニトロ基、ピリジン基を表
わし、R81、R82、R83、R84は各々水素原子、アルキ
ル基、OR89、NR89COR87、COOR89、CONR
8788、ハロゲン原子を表わし、R85、R86は各々水素
原子、アルキル基、アリール基、複素環基を表わし、R
87、R88、R89は各々水素原子、アルキル基、アリール
基、複素環基を表わす。但し、R81とR82、R85
86、R82とR85、R83とR86、R87とR88は各々独立
に、連結して5又は6員環を形成してもよい。〕
【化8】 (式中、R91、R92、R93は水素原子、アルキル基、ま
たはアリール基を表し、Q1 は塩基性ヘテロ環を形成す
るのに必要な原子群を表す。L91、L92、L93、L94
95、L96は各々メチン基を表す。p91、m91、n91
0、または1を表し、p91+m91+n91は2以上の整
数。ただし一般式(VIII)で表される化合物は分子内に
カルボキシル基、スルホン酸アリールアミド基、または
フェノール性水酸基を少なくとも一つ有する。)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、透
明支持体上に少なくとも一層の感光性ハロゲン化銀乳剤
層を有するハロゲン化銀写真感光材料において該ハロゲ
ン化銀乳剤層と支持体との間に固体微粒子の形で分散さ
れた、下記一般式(I)〜(VIII)で表わされる染料を
少なくとも1つ含有する染料層を有し、該染料層の親水
性コロイドの塗布量が0.5g/m2以下であり、かつ該
染料層と支持体との間に疎水性ポリマー層を有する事を
特徴とするハロゲン化銀写真感光材料により達成され
た。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】
【化26】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0088
【補正方法】変更
【補正内容】
【0088】センシトメトリーの方法 こうして作成した感光材料10、11を用いて下記の方
法でセンシトメトリーを行ない、感度とガンマを測定し
た。感光材料10、11を25℃で60%の温湿度に保
って塗布後7日間放置し、室温で780nmの半導体レー
ザー(富士写真フイルム(株)製FCR7000 Laser
Image Printer タイプ CR−LP414)を用いて
スキャニング露光を行ない、同社製FCR7000自現
機を用いて現像温度35℃、 Dry to Dry 67秒にて現
像処理を行なった。この時、搬送スピードは1400mm
/分であった。現像液、定着液の補充量はそれぞれ23
cc/感材4つ、23cc/感材4つとした。光学濃度が
(未露光部の現像温度+1.0)における露光量の逆数
を感光材料11を100とする相対値にて示した。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明支持体上に少なくとも一層の感光性
    ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料
    において該ハロゲン化銀乳剤層と支持体との間に固体微
    粒子の形で分散された、下記一般式(I)〜(VIII)で
    表わされる染料を少なくとも1つ含有する染料層を有
    し、該染料層の親水性コロイドの塗布量が0.5g/m2
    以下であり、かつ該染料層と下塗層との間に疎水性ポリ
    マー層を有する事を特徴とするハロゲン化銀写真感光材
    料。 【化1】 〔式中、T10、T11、T12は互いに独立に水素原子、ハ
    ロゲン原子、シアノ、ニトロ、カルボキシ、アルキル、
    アリール、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチ
    オ、アリールチオ、アルキルスルホニル、アリールスル
    ホニル、スルファモイル、カルバモイル、アミノ、スル
    ホンアミド、カルボンアミド、ウレイド、スルファミ
    ド、ヒドロキシ、ビニル又はアシルを表わし、R13及び
    14は互いに独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルコ
    キシ、アルキル、アルケニル、アリールオキシ又はアリ
    ールを表わし、R15、R16は独立に水素原子もしくはこ
    れを置換可能な基を表わし、R17、R18は互いに独立
    に、アルキル、アリール、ビニル、アシル、又はアルキ
    ルもしくはアリールスルホニルを表わす。ただしT11
    12、R13とR15、R14とR16、R17とR18、R15とR
    17、R16とR18は互いに連結して環を形成していてもよ
    い。〕 【化2】 〔式中、R21は水素原子、アルキル基、アリール基又は
    複素環基を表わし、R22は水素原子、アルキル基、アリ
    ール基、複素環基、COR24又はSO2 24を表わし、
    23は水素原子、シアノ基、水酸基、カルボン酸基、ア
    ルキル基、アリール基、COOR24、OR24、NR25
    26、CONR2526、NR25COR24、NR25SO2
    24又はNR25CONR2526(ここに、R24はアルキル
    基又はアリール基を表わし、R25、R26は水素原子、ア
    ルキル基又はアリール基を表わす。)を表わし、L21
    22、L23は各々メチン基を表わし、n21は1又は2を
    表わす。〕 【化3】 〔式中、X41、X42は各々水素原子、水酸基、カルボキ
    シ基、−COOR41、−COR41、−CONH2 、−C
    ONR4142、アルキル基、アリール基または複素環基
    を表わし、Y41、Y42は各々水素原子、アルキル基、ア
    リール基または複素環基を表わし、Z41、Z42は各々水
    素原子、−CN、カルボキシ基、−COOR43、−CO
    43、−CONH2 、−CONR4344、−NHCOR
    43、−NHSO2 43、−SO2 43、アルキル基、ア
    リール基または複素環基を表わす。R41、R43は各々ア
    ルキル基またはアリール基を表わし、R42、R44は各々
    水素原子、アルキル基またはアリール基を表わす。
    41、L42、L43、L44、L45は各々メチン基を表わ
    し、m41、n41はその和が2となるような整数を表わ
    す。 【化4】 式中、R51及びR52はアルキル基、アルケニル基又はア
    リール基を表わし、L51は5もしくは7個のメチン基が
    共役二重結合により連結されて生じる連結基を表わし、
    51は芳香族環を完成するための原子群を表わし、X-
    は陰イオンを表わす。 【化5】 (式中R61は水素原子、アルキル基、アリール基を表わ
    し、R62、R63、R64、R65は各々水素原子、アルキル
    基、ハロゲン原子、アルコキシ基、アルコキシカルボニ
    ル基、カルボキシル基、水酸基、アミノ基を表わし、L
    61、L62、L63、L64、L65は各々メチン基を表わしm
    61、n61はその和が2となるような整数を表わす。 【化6】 式中、L71は窒素原子、又は5もしくは7個の置換され
    ていてもよいメチン基が共役二重結合で連結されて形成
    される基を表わし、EはO、S、N−R79を表わし;R
    70、R79は独立に水素原子、アルキル基、アルケニル
    基、アルキニル基、アリール基、複素環基、アミノ基、
    ヒドラジノ基、又はジアゼニル基を表わし;R71は水素
    原子、アルキル基、アリール基、アルケニル基、アルキ
    ニル基、または複素環基を表わし;R72は水素原子、ハ
    ロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、水酸基、カルボキシ
    ル基、アルキル基、アリール基、アルケニル基、複素環
    基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルコキシカル
    ボニル基、アリールオキシカルボニル基、アミノ基、ア
    シルオキシ基、カルバモイル基、スルファモイル基、ア
    ルキルチオ基、アリールチオ基、アルキルスルホニル
    基、アリールスルホニル基、またはアルキニル基を表わ
    し;R70とR79とは互いに連結して環を形成してもよ
    く;R73及びR74は互いに独立に、水素原子、ハロゲン
    原子、アルコキシ基、アルキル基、アルケニル基、アリ
    ールオキシ基又はアリール基を表わし、R75、R76は独
    立に水素原子もしくはこれを置換可能な基を表わし、R
    77、R78は互いに独立に、アルキル基、アリール基、ビ
    ニル基、アシル基、又はアルキルもしくはアリールスル
    ホニル基を表わす。ただし、R73とR75、R74とR76
    77とR78、R75とR77、R76とR78は互いに連結して
    環を形成していてもよい。 【化7】 〔式中、X81は水素原子、水酸基、COOR87、CON
    8788、アルキル基、アリール基を表わし、Yは水素
    原子、アルキル基、アリール基、複素環基、NR8788
    を表わし、Z81は水素原子、アルキル基、アリール基、
    シアノ基、COOR89、CONR8788、COR89、S
    2 89、NR88COR89、ニトロ基、ピリジン基を表
    わし、R81、R82、R83、R84は各々水素原子、アルキ
    ル基、OR89、NR89COR87、COOR89、CONR
    8788、ハロゲン原子を表わし、R85、R86は各々水素
    原子、アルキル基、アリール基、複素環基を表わし、R
    87、R88、R89は各々水素原子、アルキル基、アリール
    基、複素環基を表わす。但し、R81とR82、R85
    86、R82とR85、R83とR86、R87とR88は各々独立
    に、連結して5又は6員環を形成してもよい。〕 【化8】 (式中、R91、R92、R93は水素原子、アルキル基、ま
    たはアリール基を表し、Q1 は塩基性ヘテロ環を形成す
    るのに必要な原子群を表す。L91、L92、L93、L94
    95、L96は各々メチン基を表す。p91、m91、n91
    0、または1を表し、p91+m91+n91は2以上の整
    数。ただし一般式(VIII)で表される化合物は分子内に
    カルボキシル基、スルホン酸アリールアミド基、または
    フェノール性水酸基を少なくとも一つ有する。)
  2. 【請求項2】 ハロゲン化銀写真感光材料の全親水性コ
    ロイドの片面あたりの塗布量が3g/m2以下であること
    を特徴とする請求項1記載のハロゲン化銀写真感光材
    料。
  3. 【請求項3】 疎水性ポリマー層がスチレン−ブタジエ
    ン共重合体、あるいは塩化ビニリデンからなることを特
    徴とする請求項1及び2に記載のハロゲン化銀写真感光
    材料。
  4. 【請求項4】 支持体の該ハロゲン化銀乳剤層が塗設さ
    れている面と反対側の面に親水性コロイドをバインダー
    とする非感光性親水性コロイド層を有し、該非感光性親
    水性コロイド層より支持体から遠い位置に疎水性ポリマ
    ー層を有し、該非感光性親水性コロイド層と該疎水性ポ
    リマー層が実質的に処理液に非膨潤であることを特徴と
    する請求項1〜3のハロゲン化銀写真感光材料。
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