JPH0682837U - 高周波トランス - Google Patents

高周波トランス

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Publication number
JPH0682837U
JPH0682837U JP2795093U JP2795093U JPH0682837U JP H0682837 U JPH0682837 U JP H0682837U JP 2795093 U JP2795093 U JP 2795093U JP 2795093 U JP2795093 U JP 2795093U JP H0682837 U JPH0682837 U JP H0682837U
Authority
JP
Japan
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windings
resin
electrostatic shield
high frequency
frequency transformer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2795093U
Other languages
English (en)
Inventor
修 渡辺
肇 久保
貴幸 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高周波トランスのノイズを除去し、かつ好適
な絶縁効果が得られ、また、線間容量の増加を軽減する
ことを目的とする。 【構成】 コイルボビン(1)の巻胴部(4)の外周に
巻回された巻線(5)の間に静電シールド(6)を設
け、かつ鉄心(8)が組込まれた組立体に対し真空充填
により樹脂(10)を充填した構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はスイッチング電源等に使用される高周波トランスに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のトランスは、コイルボビンの巻胴部に所定数の巻線が巻回された構造 となっており、このトランスはノイズが発生しないことが望まれる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、巻線を巻胴部に巻回した構造の従来の高周波トランスでは、ノ イズ除去の十分な対策が施されていないため、ノイズが生ずるおそれがある、と いう課題があった。
【0004】 この考案は上記の点に鑑み提案されたもので、その目的とするところは、ノイ ズを除去し、かつ好適な絶縁効果が得られ、また、線間容量の増加を軽減し得る 高周波トランスを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、コイルボビン1の巻胴部4の外周に巻回された巻線5の間に静電シ ールド6を設け、かつ鉄心8が組込まれた組立体に対し真空充填により樹脂10 を充填することにより、上記目的を達成している。
【0006】
【作用】
上記のように本考案では、巻線5の間に静電シールド6を設けたため、これに よってノイズの発生を軽減ないし除去することができる。 また、このように静電シールド6を設けると、静電シールド6と巻線5との間 の絶縁対策を十分施す必要があるが、真空充填によって樹脂10を充填しており 、真空充填によれば樹脂10が線間にまで入り込むため、樹脂10による絶縁効 果が得られるようにしている。 さらに、巻線5の間に静電シールド6を入れると、線間容量が増えてしまうが 、真空充填によって充填された絶縁性の樹脂10により、線間容量を軽減し、所 望の特性を得ることができるようにしている。
【0007】
【実施例】
図1は本考案の一実施例を示す。図中1は樹脂製のコイルボビンで、そのフラ ンジ2の肉厚部2aには所定数のピン端子3が植設され、かつ巻胴部4の外周で あってフランジ2,2間には所定数,所定の太さの巻線5が巻回されている。
【0008】 また、6は巻線5とほぼ同じ幅であって巻線5の間の所定の位置に巻回された ノイズ発生防止用の静電シールド、7は層間絶縁紙である。さらに、8は巻線巻 回後に組込まれた鉄心である。
【0009】 本考案のトランスでは巻線5の間にノイズ除去用の静電シールド6を設けたこ とに加え、上記組立体を所定形状のケース9内に入れ、かつエポキシ樹脂の如き 樹脂10を真空充填によって充填したことに特徴を有している。
【0010】 すなわち、通常の充填では樹脂10は巻線5の間にまで充填されず、組立体の 回りだけにしか充填されないが、真空充填によると樹脂10が巻線5の間にまで 入り込むので、巻線間の絶縁性が向上するため、静電シールド6と巻線5との間 を絶縁することができ、特別の絶縁対策は不要となる。 また、静電シールド6を入れたことによる線間容量の増加を巻線5の間にまで 入り込んだ絶縁性の樹脂10により軽減することができる。
【0011】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、コイルボビン1の巻胴部4の外周に巻回された 巻線5の間に静電シールド6を設け、かつ鉄心8が組込まれた組立体に対し真空 充填により樹脂10を充填して構成したから、ノイズを除去でき、また、巻線間 の絶縁性向上、線間容量の増加を軽減し得る、といった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の側断面図である。
【符号の説明】
1 コイルボビン 2 フランジ 2a 肉厚部 3 ピン端子 4 巻胴部 5 巻線 6 静電シールド 7 層間絶縁紙 8 鉄心 9 ケース 10 樹脂

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルボビン(1)の巻胴部(4)の外
    周に巻回された巻線(5)の間に静電シールド(6)を
    設け、かつ鉄心(8)が組込まれた組立体に対し真空充
    填により樹脂(10)を充填してなることを特徴とした
    高周波トランス。
JP2795093U 1993-04-28 1993-04-28 高周波トランス Pending JPH0682837U (ja)

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JPH0682837U true JPH0682837U (ja) 1994-11-25

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