JPH0682401U - 油圧装置 - Google Patents

油圧装置

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JPH0682401U
JPH0682401U JP2919793U JP2919793U JPH0682401U JP H0682401 U JPH0682401 U JP H0682401U JP 2919793 U JP2919793 U JP 2919793U JP 2919793 U JP2919793 U JP 2919793U JP H0682401 U JPH0682401 U JP H0682401U
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JP
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tank
motor
oil
cover
pump
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポンプ3の駆動用モータ4を覆うカバー10
を備える。そのモータ4の下方に位置する下部タンク2
1に連通する給油口が設けられた上部タンク22は、そ
のカバー10と共にそのモータ4の周囲を覆う。 【効果】 油圧装置の上下方向寸法を大きくすることな
くタンクからのオイル漏洩を防止でき、タンク容積の利
用率が向上し、油圧装置の取り付けスペースの上下方向
寸法が小さくてもカバーを着脱できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、圧油供給用の油圧装置に関し、例えば、荷役車両に装備された荷役 具を駆動する油圧アクチュエータに圧油を供給するのに用いられる。
【0002】
【従来の技術】
図6に示す油圧装置101は、荷役車両の後輪上部に搭載されて荷台昇降用単 動油圧シリンダに圧油を供給するものであって、オイルタンク102と、このタ ンク内のオイルを吸引するギヤポンプ103と、このポンプ103を駆動するD Cモータ104と、そのポンプ103から送り出されるオイルのコントロールバ ルブ105とを備える。そのオイルタンク102は筒状であって、その上部がコ ントロールバルブ105のハウジングブロックにより覆われ、その側面上部に給 油パイプ107が設けられ、この給油パイプ107の給油口はブリーザ孔を有す るキャップ108により開閉される。そのハウジングブロックの下面にポンプ1 03が取り付けられ、上面にモータ104が取り付けられ、そのモータ104の 上下方向軸心の回転軸がポンプ103の駆動軸にカップリング(図示省略)を介 し接続され、そのモータ104は側面にリレー式駆動制御装置106を有する。 そのモータ104を雨水や洗車の際の洗浄水等から防ぐカバー110が取り付け られている。そのカバー110は下方側が開口した箱形で、ボルト(図示省略) によりハウジングブロックに着脱可能に取り付けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の油圧装置101では、油圧装置101を車両に取り付けた場合、タ ンク102内のオイルの油面は振動により揺れるので、その油面と給油口との上 下方向距離を大きくし、その給油口やブリーザ孔からオイルが漏洩するのを防止 する必要がある。そのため、タンク102内のオイル量を確保するためタンク1 02の上下方向寸法を大きくしなければならず、これによって油圧装置101全 体の上下方向寸法が大きくなってしまい、また、タンク容積の利用率が低下する という問題がある。また、カバー110はモータ104の全周と上方とを覆う箱 形であるため、メンテナンスのため取り外す場合は、モータ104よりも上方に 引き上げる必要がある。そのため、油圧装置101の取り付け場所には上下方向 に大きなスペースが必要になるが、車両のようにスペースの制限された場所に取 り付ける場合はスペースの確保が困難で、カバー110だけを取り外すことがで きないことがあった。
【0004】 本考案は、上記従来技術の問題を解決することのできる油圧装置を提供するこ とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、オイルタンクと、このタンク内のオイルを吸引するポンプと、この ポンプを駆動するモータと、そのポンプから送り出されるオイルのコントロール バルブと、そのモータを覆うカバーとを備える油圧装置において、そのタンクは 、そのモータの下方に位置する下部タンクと、この下部タンクに連通すると共に そのモータの側方に位置する上部タンクとを有し、その上部タンクに給油口が設 けられ、前記カバーは、そのモータの周囲をその上部タンクと共に覆うことを特 徴とする。
【0006】
【作用】
本考案の構成によれば、オイルタンクはモータの下方に位置する下部タンクと 、この下部タンクに連通すると共にそのモータの側方に位置する上部タンクとを 有し、その上部タンクに給油口が設けられているので、油圧装置全体の上下方向 寸法を大きくすることなくタンクの上下方向寸法を大きくし、そのタンク内の油 面と給油口との上下方向距離を確保することができる。また、カバーはモータの 周囲を上部タンクと共に覆うものであり、モータの全周を覆うものではないので 、モータの側方から着脱することが可能になる。
【0007】
【実施例】 以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0008】 図1〜図5に示す油圧装置1は、荷役車両の後輪上部に搭載され、その荷役車 両の荷台を昇降する単動油圧シリンダ(図示省略)に圧油を供給するものであっ て、オイルタンク2と、このタンク内のオイルを吸引するギヤポンプ3と、この ポンプ3を駆動するDCモータ4と、そのポンプ3から送り出されるオイルのコ ントロールバルブ5と、そのモータ4を覆うカバー10とを備える。
【0009】 そのオイルタンク2は、そのモータ4の下方に位置する下部タンク21と、こ の下部タンク21に連通すると共にそのモータ4の側方に位置する上部タンク2 2とを有する。その下部タンク21は略角筒状であって、その上部はプレート1 5により覆われている。その上部タンク22は、モータ4の後方側(図1におい て右方側)に配置され、そのプレート15と一体成形され、図3に示すように、 そのプレート15に形成された開口15aを介し下部タンク21に連通し、モー タ4と対向する前面22aはモータ4の外周に沿う円弧面とされている。そのプ レート15と上部タンク22とは、ボルト23により下部タンク21に連結され ている。また、その上部タンク22の上面右端の傾斜面22′に給油口が設けら れ、この給油口はブリーザ孔(図示省略)を有するキャップ8により開閉される 。なお、上部タンク22の側面にレベルゲージ30が設けられている。
【0010】 そのギヤポンプ3はタンク2内に位置し、前記コントロールバルブ5に固定さ れている。
【0011】 そのコントロールバルブ5は、前記プレート15の上面に固定されている。こ のコントロールバルブ5は、ハウジングと、このハウジングに内蔵されたリリー フ弁および電磁切替え弁と、その電磁切替え弁の駆動用ソレノイド5bとを有し 、そのハウジングに設けられたオイル流出用ポート5cに、前記油圧シリンダと の連結用配管(図示省略)が接続される。
【0012】 そのモータ4は、そのコントロールバルブ5のハウジングの上面に取り付けら れている。このモータ4の上下方向軸心の回転シャフトがポンプ3の駆動軸にカ ップリング(図示省略)を介し接続されている。なお、モータ4は側面にリレー 式駆動制御装置6を有する。
【0013】 そのモータ4を覆うカバー10は、そのモータ4の周囲をその上部タンク22 と共に覆う。すなわち、そのカバー10は、モータ4と上部タンク22の上方を 覆う上壁10aと、モータ4の前方を覆う前壁10bと、モータ4と上部タンク 22の左右方を覆う左右壁10c、10dと、モータ4と上部タンク22の後方 を覆う後壁10eとを有し、その左右壁10c、10dの後方部と後壁10eと は、上部タンク22の上端近傍のみを覆うものとされ、その左右壁10c、10 dの下部が左右2本のボルト27、28により前記プレート15に取り付けられ ている。これにより、その2本のボルト27、28を取外し、図4において二点 鎖線で示すように、そのカバー10を後壁10eの高さだけ取り付け状態から持 ち上げた状態にすることで、カバー10をモータ4の前方から着脱することがで きる。
【0014】 上記構成によれば、モータ4の下方に位置する下部タンク21に連通すると共 にそのモータ4の側方に位置する上部タンク22に給油口が設けられているので 、油圧装置1全体の上下方向寸法を大きくすることなくタンク2の上下方向寸法 を大きくできる。これにより、そのタンク2内の油面(本実施例では、図2にお いてL‐L線で示す位置が油面の最高位置とされている)と給油口との上下方向 距離を確保し、油面が揺れた場合等のオイルの漏洩を防止できると共にタンク容 積の利用率を向上できる。また、カバー10はモータ4の側方から着脱できるの で、油圧装置1の取り付けスペースの上下方向寸法が小さくてもカバー4を着脱 することができる。さらに、上記実施例では、ブリーザ孔を有するキャップ8が カバー10に覆われるので、そのブリーザ孔から雨水、塵埃、洗車の際の洗浄水 等がタンク内に侵入するのを防止できる。
【0015】 なお、本考案は上記実施例に限定されない。例えば、上記実施例ではカバー1 0は固定の際の上部タンク22への引っ掛け部として後壁10eを有するが、後 壁を設けず例えばボルトによりカバーの上部の固定を行なってもよい。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、油圧装置の上下方向寸法を大きくすることなくタンクからの オイルの漏洩を防止でき、タンク容積の利用率が向上し、油圧装置の取り付けス ペースの上下方向寸法が小さくてもモータのカバーを着脱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の油圧装置の右側面図
【図2】本考案の実施例の油圧装置のカバー取外し状態
での正面図
【図3】本考案の実施例の油圧装置の平面図
【図4】本考案の実施例の油圧装置の左側面図
【図5】本考案の実施例の油圧装置のカバー取付け状態
での正面図
【図6】従来の油圧装置の正面図
【符号の説明】
2 オイルタンク 3 ポンプ 4 モータ 5 コントロールバルブ 10 カバー 21 下部タンク 22 上部タンク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイルタンクと、このタンク内のオイル
    を吸引するポンプと、このポンプを駆動するモータと、
    そのポンプから送り出されるオイルのコントロールバル
    ブと、そのモータを覆うカバーとを備える油圧装置にお
    いて、そのタンクは、そのモータの下方に位置する下部
    タンクと、この下部タンクに連通すると共にそのモータ
    の側方に位置する上部タンクとを有し、その上部タンク
    に給油口が設けられ、前記カバーは、そのモータの周囲
    をその上部タンクと共に覆うことを特徴とする油圧装
    置。
JP1993029197U 1993-05-07 1993-05-07 油圧装置 Expired - Lifetime JP2561167Y2 (ja)

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JP1993029197U JP2561167Y2 (ja) 1993-05-07 1993-05-07 油圧装置

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JPH0682401U true JPH0682401U (ja) 1994-11-25
JP2561167Y2 JP2561167Y2 (ja) 1998-01-28

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012520976A (ja) * 2009-03-19 2012-09-10 ロエシェ ゲーエムベーハー ローラミル向けの油圧アレイ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4510495Y1 (ja) * 1966-05-07 1970-05-14
JPS5131821A (ja) * 1974-09-11 1976-03-18 Nippon Denso Co
JPH044501U (ja) * 1990-04-27 1992-01-16

Patent Citations (3)

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JP2012520976A (ja) * 2009-03-19 2012-09-10 ロエシェ ゲーエムベーハー ローラミル向けの油圧アレイ

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JP2561167Y2 (ja) 1998-01-28

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