JPH0348157Y2 - - Google Patents

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JPH0348157Y2
JPH0348157Y2 JP6840886U JP6840886U JPH0348157Y2 JP H0348157 Y2 JPH0348157 Y2 JP H0348157Y2 JP 6840886 U JP6840886 U JP 6840886U JP 6840886 U JP6840886 U JP 6840886U JP H0348157 Y2 JPH0348157 Y2 JP H0348157Y2
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JP
Japan
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oil tank
pump
vehicle body
battery
oil
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案はバツテリ式リーチフオークリフトに関
するものであり、特に、ポンプ作動時に発生する
騒音の低減に関するものである。
従来の技術 バツテリ式リーチフオークリフトはバツテリを
エネルギ源とするものであり、作業機器に供給さ
れる作動油が収容されたオイルタンクと、そのオ
イルタンクから作動油を汲み上げるポンプとを備
えている。
このようなバツテリ式リーチフオークリフトに
おいては、上記バツテリ、オイルタンクおよびポ
ンプは車体内の空間に配設されている。第5図お
よび第6図に示されるように、リーチフオークリ
フトの車体60には、その後部に運転席62が設
けられるとともに、車体60の運転席62の側方
空間内には、駆動輪64を駆動するドライブモー
タ、回転伝達機構、操舵機構等が配設されて駆動
室66とされる一方、車体60の運転席前方側の
空間は、その下部がバツテリ室68とされてバツ
テリが配設されるとともに、上部にはコントロー
ルバルブ72が配設されており、オイルタンクお
よびポンプは車体60内の残りのスペースに取り
付けられているのである。しかし、リーチフオー
クリフトにおいては車体自体が小さくされている
ため、車体60内の余剰スペースが少ない上、配
管あるいは配線等の都合も考慮しなければならな
ず、オイルタンクおよびポンプの設置には相当な
苦労が伴つていた。
第5図および第6図、第7図および第8図、第
9図および第10図はそれぞれ、オイルタンクお
よびポンプの従来の設置態様を示す図である。こ
れら三つの態様のいずれにおいてもポンプ74は
ポンプモータ76と共に駆動室66内の上部に設
置されているのに対し、オイルタンクはそれぞれ
異なる位置に設置されている。第5図および第6
図に示される態様においてオイルタンク78は、
車体60の運転席62に対して駆動室66とは反
対側の空間内に配設されており、また、第7図お
よび第8図に示される態様においてオイルタンク
80は運転席前方側空間内の運転席62から遠い
側の部分に配設されており、さらに、第9図およ
び第10図に示される状態においてオイルタンク
82は駆動室66内の運転席62から遠い側の部
分に配設されている。これらオイルタンク78,
80,82は必要な容量を有するようにいずれも
縦長とされており、その結果、オイルタンクの底
面がポンプより下方に位置し、その底面近くに設
けられる作動油吸込管の吸込口がポンプより下方
に位置することとなつていた。
考案が解決しようとする問題点 しかし、このように吸込管の吸込口がポンプよ
り下方に位置する場合には、ポンプが作動油を汲
み出す際の負圧が大きく、ポンプの作動に伴つて
発生する騒音が大きくなる問題があつた。
問題点を解決するための手段 本考案に係るバツテリ式リーチフオークリフト
は、上記の問題を解決するために、オイルタンク
をバツテリの上方に配設するとともに、ポンプを
そのポンプに接続された吸込管のオイルタンク内
における吸込口より下方に設置したものである。
作用および効果 リーチフオークリフトのバツテリは大きなもの
であり、車体に取り付けられたとき、その上方に
は比較的大きな空間が形成されるのであつて、必
要な容量を有するオイルタンクを配設することが
できる。すなわち、オイルタンクを従来のように
縦長にしなくてもよく、車体内空間の上側に配設
することができるのであり、このように配設され
たオイルタンクに対して、ポンプをそのポンプに
接続された吸込管のオイルタンク内における吸込
口より下方に設置することにより、ポンプがオイ
ルタンク内から作動油を汲み出す際の吸込負圧が
小さくなり、ポンプの作動に伴つて発生する騒音
が低減される。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図は本考案の一実施例であるバツテリ式リ
ーチフオークリフトを示す図であり、図において
10は車体である。車体10の前側には、第2図
に示されるように、フオークが取り付けられたマ
スト(図示省略)の前後動を案内する一対のリー
チレツグ12が取り付けられる一方、車体10の
後部には運転席14が設けられている。本リーチ
フオークリフトは運転者が立つたまま運転を行う
立席式であり、車体10の運転席14の左側に隣
接する部分には、操舵ハンドル16が垂直軸線ま
わりに回転可能に設けられている。また、車体1
0の操舵ハンドル16の下側の空間内には、操向
輪を兼ねる駆動輪18を駆動するドライブモー
タ、操舵ハンドル16に接続された操舵機構等が
配設されている。20はキヤスタ輪である。
また、車体10の運転席14の前方下側の部分
には、第3図から明らかなように、車両前方また
は側方のいずれか一方に開口するバツテリ設置用
のスペース22が設けられており、そのスペース
22内にバツテリの収容されたバツテリケース2
4が配設されている。また、車体10のスペース
22の上方に位置する部分の空間内には、オイル
タンク26が配設されている。オイルタンク26
の天壁には給油口28が上方に延び出す姿勢で設
けられており、その給油口28は車体10にヒン
ジ30および図示しない板ばねによつて水平軸線
のまわりに回動可能に取り付けられた蓋体32に
よつて覆われている。運転者は操作時に蓋体32
を肘当てとして使用することができる。
オイルタンク26には、第4図に示されるよう
に、吸込管34が取り付けられている。吸込管3
4は、オイルタンク26の天壁からタンク内に挿
入されるとともに、その吸込口36がタンクの底
面に近接して位置するように固定されている。オ
イルタンク26は吸込管34の他端部に取り付け
られたゴムホースから成る配管40(第2図参
照)によつてポンプ42に接続されるとともに、
配管44によつてコントロールバルブ46に接続
されている。
ポンプ42は、車体10の運転席14の側方の
空間内であつて、前記吸込管34の吸込口36よ
り下方に位置するように設置されており、その上
部にはポンプモータ48が取り付けられるととも
に、配管50によつてコントロールバルブ46に
接続されている。このコントロールバルブ46
は、車体10の運転席前方の空間内であつて、前
記オイルタンク26に隣接する位置に配設されて
いる。すなわち、オイルタンク26は運転席14
側から見てコントロールバルブ46の右横に配設
されているのであり、このバルブ46に取り付け
られた複数本のレバー52は車体10上に延び出
させられ、これらレバー52を操作することによ
りコントロールバルブ46が切り換えられて作業
機器の所望の油圧シリンダへ作動油が供給され
る。
以上のように構成されたバツテリ式リーチフオ
ークリフトにおいては、ポンプ42がオイルタン
ク26に設けられた吸込管34の吸込口36より
下方に設けられているため、作動油を汲み出す際
の吸込負圧が小さく、ポンプ42の作動に伴つて
発生する騒音が小さくて済む。
また、オイルタンク26が車体10の運転席前
方の空間内に配設されるとともに、ポンプ42が
車体10の運転席側方の空間内に配設されてお
り、さらにコントロールバルブ46がオイルタン
ク26に隣接して設けられ、これらオイルタンク
26、ポンプ42およびコントロールバルブ46
が互に近接させられているため、これらを接続す
る配管が短くて済み、設置コストを低減させる得
るとともに、油圧系の効率が向上する効果が得ら
れる。
さらに、オイルタンク26の給油口28を覆う
蓋体32は車体10に回動可能に取り付けられて
いるため、給油口28が外から見えず、見栄えが
よい上、この蓋体32は車体10に回動可能に取
り付けられていて開閉が容易であり、残油量の点
検や給油を容易に行うことができる。また、オイ
ルタンク26は運転席14の前方に設けられてい
るため、運転者は運転席14に居ながらにして残
油量の点検等を行うことができる上、運転中には
蓋体32を肘当てとして使用することにより、運
転操作を良好に行うことができる。
その他、いちいち例示することはしないが、当
業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した
態様で本考案を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるバツテリ式リ
ーチフオークリフトを概略的に示す側面図であ
り、第2図および第3図はそれぞれ上記フオーク
リフトの平面図および正面図である。第4図は上
記フオークリフトに設置されたオイルタンクを取
り出して示す断面図である。第5図および第6図
は従来のバツテリ式リーチフオークリフトを概略
的に示すそれぞれ側面図および平面図であり、第
7図および第8図は従来の別のリーチフオークリ
フトを概略的に示すそれぞれ側面図および平面図
である。第9図および第10図は従来の更に別の
リーチフオークリフトを概略的に示すそれぞれ側
面図および平面図である。 10:車体、14:運転席、24:バツテリケ
ース、26:オイルタンク、28:給油口、3
2:蓋体、34:吸込管、36:吸込口、42:
ポンプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) エネルギ源たるバツテリと、作業機器に供給
    される作動油が収容されたオイルタンクと、そ
    のオイルタンクから作動油を汲み上げるポンプ
    とを備えたバツテリ式リーチフオークリフトに
    おいて、 前記オイルタンクを前記バツテリの上方に配
    設するとともに、前記ポンプをそのポンプに接
    続された吸込管の前記オイルタンク内における
    吸込口より下方に設置したことを特徴とするバ
    ツテリ式リーチフオークリフト。 (2) 前記オイルタンクが、運転席前方側のオイル
    コントロールバルブ右横の車体内空間に配設さ
    れた実用新案登録請求の範囲第1項記載のバツ
    テリ式リーチフオークリフト。 (3) 前記オイルタンクの給油口がオイルタンクの
    天壁に設けられるとともに、その給油口が、車
    体に水平な軸線のまわりに回動可能に取り付け
    られ、肘当てを兼ねた蓋体によつて覆われてい
    る実用新案登録請求の範囲第2項記載のバツテ
    リ式リーチフオークリフト。
JP6840886U 1986-05-07 1986-05-07 Expired JPH0348157Y2 (ja)

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JP6840886U JPH0348157Y2 (ja) 1986-05-07 1986-05-07

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JP6840886U JPH0348157Y2 (ja) 1986-05-07 1986-05-07

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JPS62179295U JPS62179295U (ja) 1987-11-13
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