JPH0248516Y2 - - Google Patents

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JPH0248516Y2
JPH0248516Y2 JP1982089852U JP8985282U JPH0248516Y2 JP H0248516 Y2 JPH0248516 Y2 JP H0248516Y2 JP 1982089852 U JP1982089852 U JP 1982089852U JP 8985282 U JP8985282 U JP 8985282U JP H0248516 Y2 JPH0248516 Y2 JP H0248516Y2
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JP
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cabin
valve
changeover switch
operating
solenoid valve
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JP1982089852U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、キヤビン付トラクタにおけるフロン
トローダ制御装置に関する。
(従来の技術) キヤビン付トラクタに、フロントローダを着脱
自在に装着して、ローデイング作業等が実施され
ている。
この場合、ローダのバケツトのチルト制御弁お
よびブームの昇降制御弁を備え、該制御弁を操作
する操作レバーを前記制御弁と一体に組込んでキ
ヤビン内に配置していた。
(考案が解決しようとする課題) しかし、前述従来の技術では、キヤビンの壁に
大きな孔をあけて油圧ホースを外部に導き出さな
ければならず、これではこの孔を通じてほこり、
騒音等のキヤビン内への侵入を招くおそれがあつ
た。
また、フロントローダの着脱の際にはホースカ
プラの断接が必要で、これは時間がかかりすぎる
し、油で汚れる等の不快感があつた。
本考案は、制御弁として電磁弁を用い、該電磁
弁を切換スイツチで制御する操作レバーを、切換
スイツチとユニツト化してキヤビン内に配置する
ことで前述した従来技術の問題点を解決したこと
を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、キヤビン付トラクタに、フロントロ
ーダを着脱自在に装着したものにおいて、前述の
目的を達成するために、次の技術的手段を講じて
いる。
すなわち、本考案はキヤビン外に、フロントロ
ーダのシリンダを制御する制御ユニツトを設け、
キヤビン内に、バルブ操作装置を設け、前記制御
ユニツトは電磁弁を有し、前記バルブ操作装置は
前記電磁弁の切換スイツチと該切換スイツチを操
作する操作レバーを有し、前記制御ユニツトとバ
ルブ操作装置とを、キヤビンに形成した通孔を介
して着脱自在なコネクタを有するケーブルで接続
したことを特徴とするものである。
以下、図示の実施例について本考案を詳述する
と、第1図において、1はトラクタ車体、2は前
輪、3は後輪、4はボンネツト、5は計器パネ
ル、6はハンドル、7は運転席である。8はキヤ
ビンであつて、計器パネル5、ハンドル6、運転
席7を覆うようにトラクタ車体1上に装着され
る。9はフロントローダで、取付フレーム10を
介してトラクタ車体1の前部に装着されており、
このフロントローダ9は取付フレーム10に昇降
自在に枢着された左右一対のブーム11、このブ
ーム11の先端部に枢着されたバケツト12を備
えると共に、ブームシリンダ13及びバケツトシ
リンダ14を備えて成る。15は取付フレーム1
0に装着された制御弁ユニツトで、この制御弁ユ
ニツト15には第2図に示すようにブームシリン
ダ13を制御するための電磁弁16とバケツトシ
リンダ14を制御するための電磁弁17とが組込
まれている。電磁弁16,17は3位置切換型で
あつて、上昇用ソレノイド18,20及び下降用
ソレノイド19,21を有する。なお第2図中、
22はエンジン、23は油圧ポンプ、24,25
は逆止弁、26はリリーフ弁である。
27は電磁弁16,17を操作するバルブ操作
装置であつて、キヤビン8内において計器パネル
5の側面に装着されており、このバルブ操作装置
27は第3図乃至第6図に示すように構成されて
いる。即ち、第3図乃至第6図において、28は
取付ブラケツトで、取付部29,30を介してボ
ルト31,32により計器パネル5に着脱自在に
取付けられている。33は電磁弁16の切換スイ
ツチ、34は電磁弁17の切換スイツチで、これ
ら切換スイツチ33,34は取付ブラケツト28
に並べて平行に固定されている。切換スイツチ3
3,34は前後方向に摺動自在な摺動部材35,
36を有し、この摺動部材35,36に可動接点
37,38が、また固定のスイツチケース39,
40に共通接点41,42と、一対の接点43,
44,45,46が夫々設けられている。47は
縦軸で、取付ブラケツト28の後側面に装着され
た軸受部48により回動自在に支持されており、
この縦軸47の上端に背面視略U字状の揺動部材
49が固着されている。揺動部材49には縦軸4
7と直交する横軸50を介してボス51が回動自
在に套嵌され、このボス51にL字状の操作レバ
ー52と係合突起53とが固着されている。係合
突起53は上端に球状の係合部54を有し、この
係合部54は摺動部材35の後端に固着された係
合具55の係合凹部56に下方側から係合する。
揺動部材49は一端部を折曲げて成る連結部57
を有し、この連結部57と摺動部材36とが連結
ピン58,59及びリンク60を介して連動連結
されている。61は切換スイツチ33,34の下
側で取付ブラケツト28に装着された制御ボツク
スで、この制御ボツクス61内に第7図に示すよ
うな制御回路62が組込まれている。制御回路6
2はNOT回路63〜66、ダーリントントラン
ジスタ67〜70、抵抗71〜74、コンデンサ
75〜78等から成り、抵抗71〜74とコンデ
ンサ75〜78は切換スイツチ33,34のチヤ
タリングによる誤動作を防止するためのものであ
る。制御回路62のケーブル79はキヤビン8の
適宜孔を経て外部に導き出され、キヤビン8の外
部で一対の着脱自在なコネクタ80,81により
電磁弁16,17側のケーブル82と接続されて
いる。
次に作用を説明する。操作レバー52は通常中
立位置に保持されており、この中立位置Nから前
後に操作すれば、横軸50廻りにブーム上げ位置
Aとブーム下げ位置Bとの間で揺動自在であり、
また左右に操作すれば、縦軸47廻りにバケツト
上げ位置Cとバケツト下げ位置Dとの間で揺動自
在である。そこで、今、操作レバー52をブーム
上げ位置Aへと前方に操作すると、ボス51を介
して係合突起53が横軸50廻りに前方へと揺動
し、上端の係合部54が係合具55を介して摺動
部材35を前方に摺動させるので、その可動接点
37が接点41,43間を短絡し、切換スイツチ
33がブーム上昇側に切換わる。このためNOT
回路63の出力側の電位が上がり、ダーリントン
トランジスタ67がオンし、電磁弁16の上昇用
ソレノイド18が励磁し、電磁弁16のスプール
を上昇側に切換える。従つて、油圧ポンプ23か
ら吐出された作動油が電磁弁16を経てブームシ
リンダ13へと供給され、ブームシリンダ13が
伸長動作するため、ブーム11が上昇し始める。
そしてブーム11が所定位置まで上昇すると、切
換レバー52を中立位置に戻せば、切換スイツチ
33がオフし、電磁弁16が中立に戻り、ブーム
11が上昇を停止する。この動作中、揺動部材4
9は全く動作せず、切換スイツチ34は何等動作
しない。
ブーム11を下降させる際には、切換レバー5
2をブームげ位置Bへと後方に操作すれば良い。
バケツト12を上げる場合には、操作レバー5
2をバケツト上げ位置Cへと左方向に操作する。
この時、切換スイツチ33が中立のオフ位置にあ
れば、係合突起53が縦軸47の軸心上にあり、
揺動部材49が縦軸47廻りに揺動するだけであ
り、切換スイツチ33側は何等動作しない。揺動
部材49が揺動すると、リンク60を介して摺動
部材36が前方に押圧されて摺動し、切換スイツ
チ34がバケツト上げ側に切換わる。従つて、前
述と同様にして電磁弁17の上昇用ソレノイド2
0が励磁し、電磁弁17が上昇側に切換わり、バ
ケツトシリンダ14が収縮動作し、バケツト12
が上方へと回動する。その後、操作レバー52を
中立位置Nに戻せば、バケツト12は上昇を停止
する。
バケツト12を下げてダンピング動作させる場
合には、操作レバー52を逆にバケツト下げ位置
Dへと操作すれば良い。
上記のように構成した場合、1本の操作レバー
52を直交する2軸廻り操作することにより、2
個の切換スイツチ33,34を選択的に操作する
ことができ、運転時の取扱いが非常に容易であ
る。
また、上記の如く電磁弁16,17と操作レバ
ー52とを分離し、操作レバー52と切換スイツ
チ33,34とをユニツト化してキヤビン8内に
配置すれば、キヤビン8から外部にケーブル79
を導き出し、これをコネクター80,81を介し
て電磁弁16,17側のケーブル82に接続すれ
ば良く、従つて、キヤビン8にはケーブル79が
通るだけの隙間があれば良いので、外観上の体裁
も良く、また孔から外部のほこり等がキヤビン8
内に入ることもない。しかも、フロントローダ9
の着脱時には、コネクター80,81の断接だけ
で良く、ホースカプラーのように時間もかからな
いし、油で汚れる不快感もなくなる。更に操作レ
バー52と電磁弁16,17との配置関係を自由
に採ることができ、従来の構造を簡素化し製作コ
ストの低減も可能である。
なお上記実施例では、第1軸を縦軸47、第2
軸を横軸50として説明したが、直交する二軸で
あればこれに限定されるものではない。
本考案によれば、キヤビン外に、フロントロー
ダのシリンダを制御する制御ユニツトを設け、キ
ヤビン内に、バルブ操作装置を設け、前記制御ユ
ニツトは電磁弁を有し、前記バルブ操作装置は前
記電磁弁の切換スイツチと該切換スイツチを操作
する操作レバーを有し、前記制御ユニツトとバル
ブ操作装置とを、キヤビンに形成した通孔を介し
て着脱自在なコネクタを有するケーブルで接続し
たものであるから、次の利点がある。
キヤビンにはケーブルが通だけの隙間があれば
よいので、外観上の体裁も良く、また孔から外部
のほこり、騒音等がキヤビン内に侵入することも
少なく、キヤビンでの居住性を向上し、延いては
操縦性も良好となる。
また、フロントローダの着脱時には、コネクタ
の断接だけでよく、これは、ホースカプラのよう
に時間もかからないし、油で汚れる不快感もなく
なる。
更に、操作レバーと電磁弁との配置関係を自由
に採ることができ、従来の構造を簡素化し製作コ
ストの低減も可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は破断
側面図、第2図は油圧回路図、第3図は操作装置
の斜視図、第4図は同断面図、第5図は同左側面
図、第6図は同背面図、第7図は電気回路図であ
る。 1……トラクタ車体、8……キヤビン、9……
フロントローダ、16,17……電磁弁、33,
34……切換スイツチ、35,36……摺動部
材、47……縦軸(第1軸)、49……揺動部材、
50……横軸、52……操作レバー、53……係
合突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 キヤビン付トラクタに、フロントローダを着脱
    自在に装着したものにおいて、 キヤビン外に、フロントローダのシリンダを制
    御する制御ユニツトを設け、キヤビン内に、バル
    ブ操作装置を設け、前記制御ユニツトは電磁弁を
    有し、前記バルブ操作装置は前記電磁弁の切換ス
    イツチと該切換スイツチを操作する操作レバーを
    有し、前記制御ユニツトとバルブ操作装置とを、
    キヤビンに形成した通孔を介して着脱自在なコネ
    クタを有するケーブルで接続したことを特徴とす
    るキヤビン付トラクタにおけるフロントローダ制
    御装置。
JP8985282U 1982-06-15 1982-06-15 キャビン付トラクタにおけるフロントローダ制御装置 Granted JPS58193432U (ja)

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JPS58193432U JPS58193432U (ja) 1983-12-22
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JP4546886B2 (ja) * 2005-06-30 2010-09-22 株式会社クボタ トラクタの原動部構造
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JPH071208U (ja) * 1993-06-07 1995-01-10 積水化学工業株式会社 浴 室

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