JPH0682339U - 錠装置 - Google Patents

錠装置

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JPH0682339U
JPH0682339U JP2295493U JP2295493U JPH0682339U JP H0682339 U JPH0682339 U JP H0682339U JP 2295493 U JP2295493 U JP 2295493U JP 2295493 U JP2295493 U JP 2295493U JP H0682339 U JPH0682339 U JP H0682339U
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stopper
hole
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伸欣 ▲吉▼田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のチェンロックは、中央部分が細い形状
であるため携帯に不便である欠点と、中央部分の細いロ
ックシャフトを捩じ切られたり、鋸などで切断される危
険性があった。本考案はかかる課題を解決することを目
的とする。 【構成】 ロック側ボディ10に内設されるシリンダ錠
12のロータ12aにボールホルダ16を固着し、ボー
ルホルダ16に設けた収容孔17に施錠用鋼球18を収
容し、ストッパ側ボディ20に回動可能かつ軸方向に摺
動可能なロックシャフト25の先端部25bに、施錠用
鋼球18が係脱する環状溝31を設け、ロックシャフト
25を空転可能にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、盗難予防に使用されるチェンロックなどに使用される錠装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
チェンロックは、携帯に便利で操作が容易であるため各方面に幅広く利用され ている。 最も一般的な利用方法はチェンのロックであり、例えば、オートバイのディス クブレーキの孔に挿通して固定物に巻つけたチェンの両端部のロックに使用され たり、或いは、自転車のスポークの間を挿通して固定物に巻つけたチェンや、観 音開きの扉の両ハンドル等に挿通したチェンなどの両端部のロックなどに利用さ れている。 チェンのロック以外にも、例えば、相互の孔を重ね合わせた2部品をロックす る場合などにも利用される。
【0003】 チェンロックの従来技術には、フランス公開公報2540171号公報記載の 技術などがある。 図8は、チェンロックの一例を説明する斜視図であり、チェンロックLは、シ リンダ錠2が内設されるロック側ボディ1と、端面にロックシャフト4が延設さ れるストッパ側ボディ3とにより構成される。 そして、チェンCの両端をロックシャフト4に挿通した後に、ロックシャフト 4をロック側ボディ1に挿入し、シリンダ錠2を施錠すると、シリンダ錠2のロ ータの先端に設けられた係合部材(図示しない)がロックシャフト4に係合する ので、チェンCを取り外すことができなくなる。
【0004】 シリンダ錠2を解錠すると、ロックシャフト4の係合が解除され、ストッパ側 ボディ3がロック側ボディ1から分離可能になるので、チェンCを取り外すこと ができる。 チェンロックLを携帯する場合には、ストッパ側ボディ3とロック側ボディ1 とがばらばらにならないように施錠して一体に連結しておく。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
チェンロックLによりチェンCの両端部を施錠しているときに、ロック側ボデ ィ1とストッパ側ボディ3との間に捩じり力を加えてロックシャフトを捩じ切っ たり、ロックシャフト4を鋸で切断してチェンCを取り外す悪質な犯罪を防止す ることができなかった。 本考案はかかる課題を解決することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の錠装置は、 ロック側ボディに設けたシリンダ錠のロータ回動操作により、ストッパ側ボデ ィに設けたロックシャフトの先端部が着脱自在に係合し、係合状態において上記 ロックシャフトが回動可能である錠装置において、 上記ストッパ側ボディに円筒状の収容孔を内設し、該収容孔に上記ロックシャ フトの後端部が回動自在に装着されることを特徴とするものである。
【0007】 上記ストッパ側ボディには上記収容孔に連設する孔が形成され、該孔にはばね と、該ばねにより上記収容孔側に付勢される鋼球とが挿入され、上記鋼球が上記 ロックシャフトの後端部に形成した環状凹溝に係入するとよい。 或いは、上記ロックシャフトの後端部にはリング溝が形成され、該リング溝に はリングが装着され、該リングが上記ストッパ側ボディの収容孔に摺接すること ができる。
【0008】
【作用】
上記のように構成された錠装置は、ロックシャフトの先端部をロック側ボディ に挿入し、シリンダ錠を施錠すると、ロックシャフトがロック側ボディに回動可 能に係合し、ストッパ側ボディとロック側ボディが連結される。 連結された状態においても、ロックシャフトは空転可能であると共にストッパ 側ボディ内を摺動可能であり、ストッパ側ボディとロック側ボディの間隔をゼロ から使用可能な所定間隔に可変である。
【0009】 この錠装置によりチェンの両端などを施錠している時に、ロック側ボディとス トッパ側ボディとの間にトルクを加えてロックシャフトを捩じ切ろうとしても、 ロックシャフトがロック側ボディやストッパ側ボディに対して容易に空転するの で、ロックシャフトを捩じ切ることはできない。 又、ロックシャフトを鋸で切断しようとしても、鋸の刃の移動方向にロックシ ャフトが空転するため、切断ができない。 かくして、錠装置の防盗性が向上する。
【0010】
【実施例】
本考案の実施例について図面を参照して説明すると、図1は本考案の第1実施 例を示す錠装置L1 の縦断面図であり、ロック側ボディ10には、図1において 左端側に開口する大径孔11にシリンダ錠12が挿入され、固定手段13により シリンダ錠12が固定される。 大径孔12にはボールホルダ挿入孔14が連通し、ボールホルダ挿入孔14に は、ロック側ボディ10の右端側に開口する小径孔15が連通する。
【0011】 シリンダ錠12のロータ12aの先端には、筒状に形成されるボールホルダ1 6が固着される。 ボールホルダ16は、ボールホルダ挿入孔14内を回動可能であり、ボールホ ルダ16の周壁を貫通するボール収容孔17が2箇所に設けられ、ボールホルダ 16の周壁の肉厚寸法よりも大きい直径の施錠用鋼球18がボール収容孔17に 収容される(図3参照)。
【0012】 そして、ボールホルダ挿入孔14の内周面には、シリンダ錠12のロータ12 aが施錠角度となったときにボール収容孔17に相対する位置に、ボール逃げ溝 19が設けられる(図1参照)。 ストッパ側ボディ20は、図1において右端側に開口する底壁挿入孔21が設 けられ、底壁挿入孔21に底壁22が挿入,固着される。 底壁挿入孔21には収容孔23が連通し、収容孔23の端部からストッパ側ボ ディ20の左端に開口する小径孔24が設けられる。
【0013】 収容孔23にはロックシャフト25の後端部25aが挿入され、ロックシャフ ト25の先端部25bが、小径孔24を経由して外方に突出する。 後端部25aの外周面の2箇所に環状凹溝26が周設され、ストッパ側ボディ 20の下面から、収容孔23に交叉する有底の孔27が設けられ、有底の孔27 にばね28とクリック用鋼球29が挿入され、有底の孔27の開口部は盲栓30 によって密閉される。
【0014】 そして、ロックシャフト25の最突出位置において、クリック用鋼球29が一 方の環状凹溝26に係入し(図1参照)、最没入位置において、クリック用鋼球 29が他方の環状凹溝26に係入する(図2参照)。 先端部25bの先端には、施錠用鋼球18が係脱する環状溝31が周設される 。
【0015】 以上のように構成された本考案の第1実施例の作用を解錠状態,施錠操作,施 錠状態,の順に説明する。 解錠状態では、ボール収容孔17の位置がボール逃げ溝19に重なるので、先 端部25bに抜き取り方向の力を加えると、環状溝31に押された施錠用鋼球1 8が環状溝31から離脱して、先端部25bをロック側ボディ10から外すこと ができる。
【0016】 チェンCの両端部を挿通した後に先端部25bをロック側ボディ10に挿入し 、シリンダ錠12の鍵孔に差し込んだキーを施錠方向に回動すると、ボール収容 孔17の位置がボール逃げ溝19から離れるので、ボール逃げ溝19から押し出 された施錠用鋼球18が環状溝31に係入し、先端部25bが抜き取り不能に施 錠される(図1,図6参照)。
【0017】 施錠中に、ロック側ボディ10とストッパ側ボディ20をペンチ等で挟み、ロ ック側ボディ10とストッパ側ボディ20との間に捩じり力を加えてロックシャ フト25を捩じ切り、チェンCに拘束されていた物品を盗む悪質な犯罪をしよう としても、ロックシャフト25がロック側ボディ10やストッパ側ボディ20に 対して空転可能であるので、ロックシャフト25を捩じ切ることはできない。 或いは、ロックシャフト25を鋸で切断しようとしても、鋸刃の移動方向にロ ックシャフト25が空転するので、ロックシャフト25は切断されない。 従って、錠装置L1 の防盗性は極めて高い。
【0018】 チェンCの両端部を挿通しないで施錠した場合には、ロックシャフト25を最 没入位置にしてロック側ボディ10とストッパ側ボディ20との隙間をゼロにす ることができる(図2,図7参照)。 このとき、クリック用鋼球29は他方の環状凹溝26に係入して、隙間ゼロの 状態を保持するので、携帯に便利な形状に保たれる。
【0019】 図4,図5は本考案の第2実施例を示す錠装置L2 のストッパ側ボディ32の 縦断面図である。 錠装置L2 には、第1実施例のロック側ボディ10がそのまま使用されるので 、ストッパ側ボディ32とロックシャフト33のみを説明する。 ストッパ側ボディ32には、底壁挿入孔21,収容孔23,小径孔24が設け られ、底壁挿入孔21には底壁22が挿入,固着されることは第1実施例と同様 であるが、有底の孔27は設けられず、収容孔23の上部及び小径孔24の上部 に空気通路34,35が設けられる。
【0020】 ロックシャフト33には、環状凹溝26が設けらない代わりに、Oリング溝3 6が周設され、Oリング溝36にOリング37が装着される。 このOリング37は、収容孔23との摺動抵抗をある程度増加して、ストッパ 側ボディ32とロック側ボディ10との間隔がみだりに変動しないようにするも のである。 以上の他の構造は第1実施例と同様である。
【0021】 以上のように構成された第2実施例では、ロックシャフト33が最突出位置, 最没入位置で係止されないが、ロックシャフト33の摺動抵抗が大きいので、図 4に示す使用状態および図5に示す収納状態において、ストッパ側ボディ32と ロック側ボディ10との間隔がみだりに変動する虞はない。 又、ロックシャフト33は、ロック側ボディ10やストッパ側ボディ20に対 して空転可能であるので、捩じ切ることも、鋸による切断も防止される。
【0022】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏 する。 錠装置のロックシャフトが容易に空転するので、チェンなどを施錠中にロック シャフトを捩じ切られる危険性も、鋸で切断される危険性も無くなり、錠装置 の防盗性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の錠装置の使用状態を示す
縦断面図である。
【図2】本考案の第1実施例の錠装置の収納状態を示す
縦断面図である。
【図3】図1のX−X断面図である。
【図4】本考案の第2実施例の錠装置の使用状態を示す
ストッパ側ボディの縦断面図である。
【図5】本考案の第2実施例の錠装置の収納状態を示す
ストッパ側ボディの縦断面図である。
【図6】本考案の錠装置の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図7】本考案の錠装置の収納状態を示す斜視図であ
る。
【図8】従来のチェンロックの斜視図である。
【符号の説明】
1 ,L2 錠装置 C チェン 10 ロック側ボディ 12 シリンダ錠 12a ロータ 16 ボールホルダ 17 ボール収容孔 18 施錠用鋼球 19 ボール逃げ溝 20,32 ストッパ側ボディ 22 底壁 23 収容孔 25,33 ロックシャフト 26 環状凹溝 28 ばね 29 クリック用鋼球 31 環状溝

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロック側ボディに設けたシリンダ錠のロ
    ータ回動操作により、ストッパ側ボディに設けたロック
    シャフトの先端部が着脱自在に係合し、係合状態におい
    て上記ロックシャフトが回動可能である錠装置におい
    て、 上記ストッパ側ボディに円筒状の収容孔を内設し、該収
    容孔に上記ロックシャフトの後端部が回動自在に装着さ
    れることを特徴とする錠装置。
  2. 【請求項2】 上記ストッパ側ボディには上記収容孔に
    連設する孔が形成され、該孔にはばねと、該ばねにより
    上記収容孔側に付勢される鋼球とが挿入され、上記鋼球
    が上記ロックシャフトの後端部に形成した環状凹溝に係
    入することを特徴とする請求項1に記載の錠装置。
  3. 【請求項3】 上記ロックシャフトの後端部にはリング
    溝が形成され、該リング溝にはリングが装着され、該リ
    ングが上記ストッパ側ボディの収容孔に摺接することを
    特徴とする請求項1に記載の錠装置。
JP1993022954U 1993-04-30 1993-04-30 錠装置 Expired - Lifetime JP2591136Y2 (ja)

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JPH0682339U true JPH0682339U (ja) 1994-11-25
JP2591136Y2 JP2591136Y2 (ja) 1999-02-24

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001295527A (ja) * 2000-04-11 2001-10-26 Chin Oumatsu ロック装置
KR100489443B1 (ko) * 2002-12-11 2005-05-16 삼화정밀 주식회사 절단방지구를 구비한 잠금장치의 잠금걸림쇠

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001295527A (ja) * 2000-04-11 2001-10-26 Chin Oumatsu ロック装置
KR100489443B1 (ko) * 2002-12-11 2005-05-16 삼화정밀 주식회사 절단방지구를 구비한 잠금장치의 잠금걸림쇠

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JP2591136Y2 (ja) 1999-02-24

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