JPH0681453U - 食器洗浄機の凍結防止装置 - Google Patents

食器洗浄機の凍結防止装置

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JPH0681453U
JPH0681453U JP3249293U JP3249293U JPH0681453U JP H0681453 U JPH0681453 U JP H0681453U JP 3249293 U JP3249293 U JP 3249293U JP 3249293 U JP3249293 U JP 3249293U JP H0681453 U JPH0681453 U JP H0681453U
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freezing
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玲智 幸泉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度検知手段により、わざわざ凍結防止の設
定をする必要がなく、確実に凍結防止ができ、また、食
器洗浄機内に備わっている湯沸かし用または乾燥用の加
熱手段が動作することにより、新たに加熱手段を追加す
ることなく、部品点数の増加およびコストアップを抑
え、しかも、加熱手段とともに送風手段が動作すること
により、残水を暖めて凍結を防止する。 【構成】 機内に湯沸かし用または乾燥用の加熱手段を
備える食器洗浄機において、低温時になると温度検知手
段が検知し、前記加熱手段または前記加熱手段および送
風手段が動作する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は食器洗浄機の凍結防止装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
食器洗浄機の行程は、一般的に給水、前洗い、洗浄、すすぎ、排水、乾燥の行 程を繰り返す。乾燥行程になる前に、排水行程ですすぎ水を排水するようになっ ているが、全てのすすぎ水を排水してしまうことはできず、また、乾燥行程でも 食器に付いている水しか乾燥できないため、この残水が寒冷地や寒冷時に凍結す ることがあった。
【0003】 残水の凍結を防止する方法として、流し台の上に設置する卓上形は洗浄タンク 内の残水を抜く方法もあったが、使用者にとっては面倒であり、実施されないの がほとんどであった。 また、流し台等の一部として組み込むビルトイン形は、組み込まれているので 残水を抜くことが難しく、無理をして行った場合、残水が床に溢れてしまうこと もあった。 また、凍結したばあい、洗浄槽内に、温水(70°C位)を入れ、氷を溶かす 方法も考えられるが、一度凍った氷はすぐには溶けず、食器洗浄機が使用できる までには時間がかかった。
【0004】 そこで、特開平2−142525のように凍結防止用の制御プログラムを設定 して、温度検知手段からの温度が所定範囲内となるようにヒータを動作させて、 残水の凍結を防止したり、また、特開平3−16549のように残水が設定温度 以下になると補助加熱手段を連続または断続運転させ、残水の凍結を防止させて いた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかし、従来の食器洗浄機の凍結防止装置では凍結防止用の制御プログラムの 設定を忘れたりすると、残水を凍結させたりすることもあった。 また、湯沸かし用または乾燥用の加熱手段以外に、新たに補助加熱手段を凍結 する箇所に備える必要があり、部品点数の増加およびコストアップとなった。
【0006】 そこで本考案は、上記課題に鑑み、温度検知手段により、わざわざ凍結防止の 設定をする必要がなく、確実に凍結防止ができ、また、食器洗浄機内に備わって いる湯沸かし用または乾燥用の加熱手段が動作することにより、新たに加熱手段 を追加することなく、部品点数の増加およびコストアップを抑え、さらに、加熱 手段とともに、送風手段を動作させることにより、加熱手段より発生した温風を 送風手段が洗浄タンク内で循環させ、加熱手段より低い位置(タンク底部)にあ る残水に当てることができるので、短時間で早く、電気を節約しつつ、凍結を防 止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、機内に湯沸かし用または乾燥用の加熱手 段を備える食器洗浄機において、低温時になると温度検知手段が検知し、前記加 熱手段が動作する構成としたものである。 また、低温時になると温度検知手段が検知し、加熱手段とともに送風手段が動 作する構成としたものである。
【0008】
【作用・効果】
本考案の食器洗浄機の凍結防止装置は、上記の構成により、低温時に温度検知 手段が検知することにより、わざわざ凍結防止の設定をする必要がないので確実 に凍結防止ができる。 また、食器洗浄機内に備わっている湯沸かし用または乾燥用の加熱手段が動作 することにより、新たに加熱手段を追加することなく、部品点数の増加およびコ ストアップを抑える。
【0009】 さらに、加熱手段とともに送風手段を動作させることにより、加熱手段より発 生した温風を送風手段が洗浄タンク内で循環させ、加熱手段より低い位置(タン ク底部)にある残水に当てことができるので、短時間で早く、電気を節約しつつ 、食器洗浄機の凍結を防止することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の第1実施例を図面を用いて説明する。図1に示されているよう に、前方開閉自在なドア12を洗浄機本体の前面に備え、洗浄タンク8の底部に は、加熱手段5たとえば湯沸かし用のヒータが配置されている。 洗浄タンク8底部の前部付近には洗浄する湯または水が所定の温度であるかど うか検知する温度検知手段17たとえばサーミスタが配置されている。
【0011】 この温度検知手段17は給水または給湯行程時、洗浄に適した温度かどうか検 知し、設定した温度たとえば50°C以上だと適温と判断し、洗浄行程へ移行す るが、不適と判断されると、湯沸かしヒータを備えている場合は加熱を行い、給 湯機からの給湯がある場合は初期給湯時に配管内の冷たい水が洗浄タンク8内に 入るので、その水を洗浄タンク8より排出してから給湯する。以上の方法により 、適温が検知された時点で洗浄手段11たとえば洗浄ポンプが動作する洗浄行程 へ移行するようになっている。 すすぎ行程が終了し、排水行程に入ると、排水手段18たとえば排水ポンプが 動作していても、水位が排水手段18より低くなるとエアーを吸い込み、それ以 上の水を排出できなくなる。この排出できない水が乾燥行程を経ても残るように なる。
【0012】 食器洗浄機の乾燥行程が終了した後を図6、図7を用いて説明する。 制御手段19は給水、前洗い、洗浄、すすぎ、排水、乾燥の各行程の運転を終 了すると、残水凍結防止行程である加熱ルーチンを開始する。 ステップ31で洗浄タンク8内に備えた温度検知手段17からの信号を、マイ コン等の制御手段19が受け、洗浄タンク8内温度を検知し、設定温度T1たと えば5°C以下であるかどうか判断する。 T1以下であればステップ32で加熱手段5が動作し、洗浄タンク8内の雰囲 気を暖め、加熱手段5より低い位置にある残水15を暖める。
【0013】 次にステップ33で温度検知手段17からの信号を、マイコン等の制御手段1 9が受け、加熱手段5によって上昇した洗浄タンク8内の雰囲気温度を検知し、 設定温度T2たとえば20゜C以上であるかどうか判断し、T2以上であればス テップ34で加熱手段5の動作が停止する。
【0014】 使用者により運転開始スイッチ(図示せず)が押されると、残水凍結防止行程 を終了し、給水、前洗い、洗浄、すすぎ、排水、乾燥の各行程の運転を開始する 。 なお、加熱手段5が動作する温度検知手段17の設定温度は、食器洗浄機が設 置されている状態により変更可能であることは言うまでもない。
【0015】 次に、図3により第2実施例を説明する。なお、図1、図2と同一部分につい ては同一符号を付し、詳細な説明を省略する。 第2実施例は送風手段4たとえばファンモータを洗浄タンク8と側板21との 間に配置し送風吹出口22を設ける。この実施例の動作を図8、図9を用いて説 明する。 制御手段19は給水、前洗い、洗浄、すすぎ、排水、乾燥の各行程の運転を終 了すると、残水凍結防止行程である加熱送風ルーチンを開始する。 ステップ35で洗浄タンク8内に備えた温度検知手段17からの信号を、マイ コン等の制御手段19が受け、洗浄タンク8内温度を検知し、設定温度T1以下 であるかどうか判断する。 T1以下であればステップ36で加熱手段5とともに送風手段4が動作し、加 熱手段5によって暖められ、洗浄タンク8内の上部に移動した温風16を送風手 段4によって循環させて、洗浄タンク8内の雰囲気を暖めるとともに、加熱手段 5より低い位置にある残水15に温風を直接当てて暖める。 送風手段4を加熱手段5と同時に動作させることにより、加熱手段5である湯 沸かしヒータのみが動作した場合より、洗浄タンク8内の雰囲気温度を短時間で 早く暖めるので、電気を節約しつつ、残水15の凍結防止ができる。
【0016】 次にステップ37で温度検知手段17からの信号を、マイコン等の制御手段1 9が受け、加熱手段5と送風手段4によって上昇した洗浄タンク8内の雰囲気温 度を検知し、設定温度T2以上であるかどうか判断し、T2以上であればステッ プ38で加熱手段5とともに送風手段4の動作が停止する。
【0017】 使用者により運転開始スイッチ(図示せず)が押されると、残水凍結防止行程 を終了し、給水、前洗い、洗浄、すすぎ、排水、乾燥の各行程の運転を開始する 。 なお、加熱手段5と送風手段4が動作する温度検知手段17の設定温度は、食 器洗浄機が設置されている温度状態により変更可能である。
【0018】 続いて、図4、図5により第3実施例を説明する。図1、図2、図3と同一部 分については同一符号を付し、詳細な説明を省略する。 前方開閉自在なドア12の上方に外気の吸入口A2と排気口3を設けたダクト 1を配置し、吸入口A2と連通する通風路A6、通風路B13を設け、その途中 に外気吸入用のファンモータ等の送風手段4、外気14を温風16に変換する乾 燥用のヒータ等の加熱手段5が配置されている。
【0019】 加熱手段5により暖められた温風16は送風手段4によって、吹出口7より洗 浄タンク8内へ吹き出され、洗浄された食器(図示せず)を乾燥しつつ、食器に 付いている水が加熱手段5によって気化し、その蒸気を含んだ空気を排気口3よ り排出するようになっている。
【0020】 食器洗浄機の乾燥行程が終了した後、図8、図9で説明されている実施例2の 動作と同様に、残水凍結防止行程である加熱送風ルーチンを開始する。 このため実施例1のように加熱手段5のみの場合より、洗浄タンク8内の雰囲 気温度を短時間で早く暖めるので、電気を節約しつつ、洗浄タンク8内底部にあ る残水15の凍結を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例における食器洗浄機の側面
断面図
【図2】本考案の第1実施例における食器洗浄機の前面
概要図
【図3】本考案の第2実施例における食器洗浄機の側面
断面図
【図4】本考案の第3実施例における食器洗浄機の側面
断面図
【図5】本考案の第3実施例における食器洗浄機の前面
概要図
【図6】本考案の第1実施例における食器洗浄機の制御
内容を示す要部フローチャート
【図7】本考案の第1実施例における食器洗浄機の要部
ブロック図
【図8】本考案の第2、第3実施例における食器洗浄機
の制御内容を示す要部フローチャート
【図9】本考案の第2、第3実施例における食器洗浄機
の要部ブロック図
【符号の説明】
1 ダクト、2 吸入口A、3 排気口、4 送風手
段、 5 加熱手段 6 通風路A、7 吹出口、8 洗浄タンク、9 吸入
口B、10 ノズル 11 洗浄手段 12 ドア、13 通風路B、14
外気、15 残水 16 温風、17 温度検知手段、18 排水手段 1
9 制御手段 20 給水手段、21 側板、22 送風吹出口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機内に湯沸かし用または乾燥用の加熱手
    段を備える食器洗浄機において、低温時になると温度検
    知手段が検知し、前記加熱手段が動作する構成とした食
    器洗浄機の凍結防止装置。
  2. 【請求項2】 機内に湯沸かし用または乾燥用の加熱手
    段を備える食器洗浄機において、低温時になると温度検
    知手段が検知し、前記加熱手段とともに送風手段が動作
    する構成とした食器洗浄機の凍結防止装置。
JP1993032492U 1993-05-11 1993-05-11 食器洗浄機の凍結防止装置 Expired - Lifetime JP2602321Y2 (ja)

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