JPH0681190U - パンチングメタルの固定構造 - Google Patents
パンチングメタルの固定構造Info
- Publication number
- JPH0681190U JPH0681190U JP2723393U JP2723393U JPH0681190U JP H0681190 U JPH0681190 U JP H0681190U JP 2723393 U JP2723393 U JP 2723393U JP 2723393 U JP2723393 U JP 2723393U JP H0681190 U JPH0681190 U JP H0681190U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- punching metal
- fixing
- locking hole
- fixing structure
- claw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業が容易で作業者が怪我をすることがな
く、作業時間が短縮されて作業性が良く、材料の歩留ま
りが向上するパンチングメタルの固定構造を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 パンチングメタル1の周縁部4に突設された
固定用爪5を固定部材10の係止孔13に挿入して固定
するようにしたパンチングメタルの固定構造において、
係止孔13の内面に、パンチングメタル1のパンチ穴に
係合する突起14を設け、係止孔13の両端に、係止孔
13に接するスリット15を設けた。
く、作業時間が短縮されて作業性が良く、材料の歩留ま
りが向上するパンチングメタルの固定構造を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 パンチングメタル1の周縁部4に突設された
固定用爪5を固定部材10の係止孔13に挿入して固定
するようにしたパンチングメタルの固定構造において、
係止孔13の内面に、パンチングメタル1のパンチ穴に
係合する突起14を設け、係止孔13の両端に、係止孔
13に接するスリット15を設けた。
Description
【0001】
本考案はスピーカーグリルなどに使用されるパンチングメタルの固定構造に関 するものである。
【0002】
以下に従来のパンチングメタルの固定構造について説明する。
【0003】 図9及び図10は従来のパンチングメタルの固定構造を示すものであって、ド アトリム19はポリストックなどの芯材17と発泡塩化ビニールなどの表皮18 とが同時成形されていて、車室側の下部には樹脂製のドアポケット10が取付け られており、ドアポケット10の一端にはスピーカーグリル20が取付けられて いる。
【0004】 スピーカーグリル20は金属製のパンチングメタル1を備え、パンチングメタ ル1には多数のパンチ穴3が穿設されており、平板部2の周縁部4は折り曲げら れて、その端縁には適宜の間隔をおいて固定用爪5が突設されている。
【0005】 ドアポケット10には開口部11が形成されていて、この開口部11の周辺に は溝12がパンチングメタル1の周縁部4に対向して形成されている。そしてこ の溝12の底部には、パンチングメタル1の固定用爪5に対向する位置に係止孔 13が形成されており、固定用爪5が係止孔13に挿入されて爪5の先端が折り 曲げられてドアポケット10に固定されている。
【0006】
しかしながら上記の従来の構成では、パンチングメタル1の固定用爪5を折り 曲げる作業は手作業となるために、作業時間が長くかかって作業性が悪く、また 作業者が怪我をする可能性が大きいなどの問題点を有していた。
【0007】 また固定用爪5が長いためにパンチングメタル1の材料の歩留まりが悪く、コ ストがかかるなどの問題点を有していた。
【0008】 本考案は上記従来の問題点を解決するもので、作業が容易で作業者が怪我をす ることがなく、作業時間が短縮されて作業性が良く、また材料の歩留まりが向上 するパンチングメタルの固定構造を提供することを目的とする。
【0009】
この目的を達成するために本考案のパンチングメタルの固定構造は、パンチン グメタルの周縁部に突設された固定用爪を、固定部材の係止孔に挿入して固定す るようにしたパンチングメタルの固定構造において、係止孔の内面に、パンチン グメタルのパンチ穴に係合する突起を設け、係止孔の両端に、係止孔に接するス リットを設けた構成を有している。
【0010】
この構成によって、係止孔に接するスリットによって固定部材に弾力が生じる ので、固定用爪を係止孔に挿入し易く、また突起がパンチングメタルのパンチ穴 に係合するので作業性が良い。また固定用爪の先端を折り曲げる必要がないので 、作業が容易で作業時間が短縮され、作業者が怪我をすることもない。
【0011】 さらに固定用爪を短くすることができるので、材料の歩留まりが向上する。
【0012】
(実施例1) 以下本考案の実施例について、図面を参照しながら説明する。尚、従来例で示 した部品と同じ部品には同符号を付してある。
【0013】 図1は本考案に係わるパンチングメタルの固定構造を備えたドアポケット10 の斜視図であり、ドアポケット10の一端にはスピーカーグリル20が取付けら れている。
【0014】 スピーカーグリル20は金属製のパンチングメタル1を備え、パンチングメタ ル1には多数のパンチ穴3が穿設されており、平板部2周縁には略直角に折り曲 げられた周縁部4が形成されていて、この周縁部4の端縁には適宜の間隔をおい て固定用爪5が突設されている。
【0015】 固定部材であるドアポケット10には開口部11が形成されていて、この開口 部11の周辺には溝12が形成されており、溝12の底部には係止孔13が形成 されている。そして溝12はパンチングメタル1の周縁部4に、係止孔13は固 定用爪5にそれぞれ対応している。また係止孔13の内面にはパンチングメタル 1のパンチ穴3に係合する円錐状または角錐状の突起14が千鳥状に突設されて いる。
【0016】 また係止孔13の両側端に接してスリット15が形成されている。このスリッ ト15は固定用爪5を係止孔13に挿入したときに、突起14が削り取られない ように、また固定用爪5を係止孔13に挿入し易いように溝12に弾力をもたせ るものである。
【0017】 以上のように構成されたパンチングメタルの固定構造は、パンチングメタル1 をドアポケット10に取付けるときに、溝12に弾力があるので固定用爪5を係 止孔13に挿入したときに、パンチングメタル1で突起14が削り取られること がなく、また容易に挿入することができる。またパンチングメタル1のパンチ穴 3に突起14が係合するので、固定用爪の先端を折り曲げる必要がなく、ワンタ ッチで作業が完了し作業時間が短縮されて作業性が良い。また作業者が怪我をす ることもない。
【0018】 さらに固定用爪を短くすることができるので、材料の歩留まりが向上する。
【0019】 また本考案の変形例として図5及び図6(a)、(b)に示すように、表面に クロス6が貼着されたパンチングメタル1において、周縁部4はクロス6が裏面 側に巻き込まれ、固定用爪5の部分では爪面にクロス6が仮接着されているもの についても、このパンチングメタル1を係止孔13に挿入したときに、ドアポケ ット10の係止孔13の内面に突設された千鳥状の突起14によって、クロス6 の剥がれを防止することができる。
【0020】 (実施例2) 以下本考案の第二の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0021】 本実施例では図7及び図8に示すように、パンチングメタル1の固定用爪5が コ字状に形成され、スリット15の内面に固定用爪5に係合する突起16が千鳥 状に突設してあることが図2の構成と異る。
【0022】 この構成において固定用爪5を係止孔13とスリット15に挿入したときに、 突起14、16によってパンチングメタル1の位置決めが確実にでき、また固定 がより強固になる。
【0023】
以上のように本考案は、パンチングメタルの周縁部に突設された固定用爪を、 固定部材の係止孔に挿入して固定するようにしたパンチングメタルの固定構造に おいて、係止孔の内面に、パンチングメタルのパンチ穴に係合する突起を設け、 係止孔の両端に、係止孔に接するスリットを設けることにより、係止孔に接する スリットによって固定部材に弾力が生じるので、固定用爪を係止孔に挿入し易く 、また突起がパンチングメタルのパンチ穴に係合するので作業性が良い。また固 定用爪の先端を折り曲げる必要がないので、作業が容易で作業時間が短縮され、 作業者が怪我をすることもない。
【0024】 さらに固定用爪を短くすることができるので、材料の歩留まりが向上する優れ たパンチングメタルの固定構造が実現できるものである。
【図1】本考案の一実施例におけるパンチングメタルの
固定構造を備えた自動車のドアポケットの斜視図であ
る。
固定構造を備えた自動車のドアポケットの斜視図であ
る。
【図2】同パンチングメタルの固定構造の斜視図であ
る。
る。
【図3】同パンチングメタルの固定構造の平面図であ
る。
る。
【図4】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図5】本考案の変形例のパンチングメタルの固定構造
の斜視図である。
の斜視図である。
【図6】(a) 図5のB−B線に沿う断面図である。 (b) 図5のC−C線に沿う断面図である。
【図7】本考案の第二実施例におけるパンチングメタル
の固定構造の斜視図である。
の固定構造の斜視図である。
【図8】同パンチングメタルの固定構造の平面図であ
る。
る。
【図9】従来のパンチングメタルの固定構造を備えたド
アトリムの斜視図である。
アトリムの斜視図である。
【図10】図9のD−D線に沿う断面図である。
1 パンチングメタル 4 周縁部 5 固定用爪 10 ドアポケット(固定部材) 12 溝 13 係止孔 14 突起 15 スリット
Claims (1)
- 【請求項1】 パンチングメタルの周縁部に突設された
固定用爪を、固定部材の係止孔に挿入して固定するよう
にしたパンチングメタルの固定構造において、係止孔の
内面に、パンチングメタルのパンチ穴に係合する突起を
設け、係止孔の両端に、係止孔に接するスリットを設け
たことを特徴とするパンチングメタルの固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2723393U JPH0681190U (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | パンチングメタルの固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2723393U JPH0681190U (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | パンチングメタルの固定構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0681190U true JPH0681190U (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=12215362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2723393U Pending JPH0681190U (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | パンチングメタルの固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0681190U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007104195A (ja) * | 2005-10-03 | 2007-04-19 | Sharp Corp | スピーカ装置、表示装置及び孔空き部材 |
-
1993
- 1993-04-27 JP JP2723393U patent/JPH0681190U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007104195A (ja) * | 2005-10-03 | 2007-04-19 | Sharp Corp | スピーカ装置、表示装置及び孔空き部材 |
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