JP2533073Y2 - ドアバイザーの取付構造 - Google Patents

ドアバイザーの取付構造

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JP2533073Y2
JP2533073Y2 JP1990041013U JP4101390U JP2533073Y2 JP 2533073 Y2 JP2533073 Y2 JP 2533073Y2 JP 1990041013 U JP1990041013 U JP 1990041013U JP 4101390 U JP4101390 U JP 4101390U JP 2533073 Y2 JP2533073 Y2 JP 2533073Y2
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extension
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大輔 小林
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Honda Access Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、自動車用ドアの上端部へ取付けられるド
アバイザーの取付構造に関する。
[従来の技術] 従来ドアバイザーは、サッシュ構造等をなすドアの上
端部へ引っ掛け構造で取付けられていた。この取付に際
して、まずマーカーなどにより予め取付部に印をつけ、
ここをカッターで削り取って取付部を形成し、続いてこ
の取付部にドアバイザーのブラケットを引っ掛けてい
た。
[考案が解決しようとする課題] ところで上記従来例の場合、作業工数や使用工具等の
点数が比較的多いので、組立時の作業性を向上させるた
めにこれらを削減して、ドアバイザーをより簡単・迅速
に取付けできることが望まれる。また、取付状態ではブ
ラケットがガタつかないようにして横ずれが生じにくく
できることも望まれている。
そこで本考案の目的は、かかる点を満足するドアバイ
ザーの取付構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案に係るドアバイザー
の取付構造は、 ドアバイザーをその上端部が車体のドアフレーム側へ
押し当てられた状態で車体へ取付けるための構造におい
て、 一端部をバイザー取付端としてドアバイザーへ取付けら
れ、他端部を自由端とした弾性部材からなるバイザー側
ブラケットと、 両端部をドアフレームに間隔をもって設けられた二つの
フランジ部間に取付けられ、ドアフレームとの間に係合
空間を形成するドア側ブラケットとを備え、 バイザー側ブラケットの自由端側をドアバイザーから取
付方向へ延出する延出部とし、この延出部に爪状の係合
部を設け、 ドア側ブラケットには、ドアバイザー側へ凸状に湾曲す
る中間部を設け、この中間部に延出部を刺し込み可能な
スリット穴を設け、 このスリット穴へ延出部を刺し込んだとき、自由端がド
アフレーム側の押し当て面に沿って下方へ移動すること
によりバイザー側ブラケットを弾性変形で撓ませるとと
もに、係合部がスリット穴の周囲と係合して延出部の中
間部で支点をなし、バイザー取付端側をドアフレームへ
近づく方向へ回動付勢することを特徴とする。
[考案の作用] 予め、ドア側ブラケットをドアの上端部へ取付けてお
き、そのスリット穴へバイザー側ブラケットの延出部を
先端から刺し込むと、係合部がドア側ブラケットと係合
してバイザー側ブラケットがドア側へ取付けられる。
また、バイザー側ブラケットは、中間部でドア側ブラ
ケットに支点支持され、自由端がドアフレームへ押しつ
けられ、バイザー取付端がバイザー側へ取付けられてい
るので、自由端がドアフレームにより下向きに移動し、
延出部が弾性変形して撓む。したがって、バイザー取付
端は逆方向へ回動しようとする。このため、バイザーの
上端は延出部の撓みによる弾性によりドアフレームへ押
しつけられ、ガタつきが少なくなる。
そのうえ、取付時に延出部が弾性変形して撓むので、
延出部の長さや係合部の長さ・角度等に多少の誤差があ
っても確実にドアバイザーを取付けられ、製造並びに組
立が容易になる。
さらに、中間部をドアバイザー側に凸状に湾曲する形
状としたので、中間部の剛性が高くなり、変形しにくく
なる。このため、バイザー側ブラケットを取付ける際の
延出部押し込み作業の効率が向上する。
また、ドアバイザーの取付状態では、バイザー側ブラ
ケットの延出部はドア側ブラケットの係合穴内へ刺し込
まれているので、この係合穴によって位置決めされ、横
ずれが生じにくくなる。
[実施例] 第1図乃至第5図に一実施例を示す。第1図は自動車
のドア上部1へドアバイザー2を取付けた状態の断面構
造を、第2図はドアバイザー2の外観形状をそれぞれ示
す。ドア上部1にはドア側ブラケット3が取付けられ、
ドアバイザー2にはネジ4によりバイザー側ブラケット
5が取付けられている。
ドア側ブラケット3は第3図に示すように、上下両端
に屈曲部6、7が形成され、中間部8にはバイザー側ブ
ラケット5の板厚より若干広めのスリット間隔S並びに
ほぼ横幅に近い寸法Lなる長さを有するスリット穴9が
形成されている。中間部8はバイザー側ブラケット5の
取付方向へ凸に湾曲している。また、屈曲部6、7はそ
れぞれドアフレーム10に形成されているフランジ部11、
12(第1図)に係止されるようになっている。取付状態
にあるドア側ブラケット3の屈曲部6上には、モール13
が取付けられ、その先端係合部14が屈曲部6と係合する
ようになっている。
バイザー側ブラケット5は第4図にも外観形状を示す
ように、ドアバイザー2の当接面15から湾曲しながら延
出する部材であり、延出部16の横幅Wはスリット穴9の
長さL(第3図)と略等しく、スリット穴9内へ嵌合さ
れたとき横ずれしないような長さになっている。延出部
16の自由端17はカールされ、中間部8には刺し込み方向
に対して後方側が切り起された爪状の係合突起18が形成
されている。
延出部16の延出量は取付状態を示す第5図に明らかな
ように、自由端17がドアフレーム10へ当接したとき、ま
だ当接面15がモール13から離れ、かつ、係合突起18も中
間部8の裏側(ドア側ブラケット3のドアフレーム10に
対面する側、以下同じ)へ非係合の状態になるよう設定
される。
次に、本実施例の作用を説明する。ドアバイザー2を
取付けるには、まずドア側ブラケット3とバイザー側ブ
ラケット5をそれぞれドアフレーム10及びドアバイザー
2側へ取付けておく。ドア側ブラケットの取付に際して
は、バイザー側ブラケット5に合せて予めドア上部1上
へマーカーにより印をつけてから行う。次に、バイザー
側ブラケット5の延出部16を第5図に示すように、ドア
側ブラケット3のスリット穴9内へ刺し込むと、やがて
自由端17が斜めに形成されているドアフレーム10の押し
当て当接する。このとき、係合突起18の自由端はまだス
リット穴9の外方にあり、かつ当接面15はモール13と離
れている。そこで、さらにドアバイザー2をドア上部1
側へ押し込むと、自由端17がドアフレーム10の押し当て
面を下方に移動しつつ延出部16が弾性変形して撓み、ま
た、係合突起18がドアフレーム10内へ入ってその自由端
側が自己の復元弾性で開き、中間部8の裏側と係合す
る。このとき同時に当接面15がモール13へ当接して第1
図の取付状態になる。
これにより、バイザー側ブラケット5は本実施例の場
合略S字状に弾性変形し、この弾性変形によりドアバイ
ザー2との取付端(バイザー取付端)側が係合突起18を
支点として時計回り方向(第1図矢示方向)へ回動付勢
されるので、当接面15がモール13へ圧接され、かつ係合
突起18がスリット穴9側へ圧接される。ゆえに、ドアバ
イザー2はドア上部1に対して密着取付けされ、車体の
振動によってもガタが生じにくい状態で取付けられる。
しかも、延出部16はスリット穴9内へ刺し込まれた状態
で位置決めされるから、横ずれも生じにくくなってい
る。なお、中間部8は刺し込み方向へ凸に湾曲している
ので、バイザー側ブラケット5を刺し込む際にも剛性が
高く変形しにくくなっている。このため、取付工数並び
に使用工具類の数を削減でき、かつ、横ずれやガタつき
が生じにくくなるので、ドアバイザー2の取付を迅速・
簡単にかつ強固に取付できる。
[考案の効果] 本考案は、延出部に係合突起が形成されたバイザー側
ブラケットと、この延出部を刺し込み可能かつ係合突起
が係合可能なスリット穴が形成されたドア側ブラケット
とを設け、バイザー側ブラケットの延出部をドア側ブラ
ケットのスリット穴へ刺し込むだけで、係合突起をドア
側ブラケットへ係合させることにより、ドアバイザーを
取付けることができる。ゆえに、ドアバイザーの取付作
業における、工数や使用工具類の数を削減できる。
また、バイザー側ブラケットは、中間部でドア側ブラ
ケットに支点支持され、自由端がドアフレームへ押しつ
けられ、バイザー取付端がバイザー側へ取付けられてい
るので、自由端がドアフレームにより下向きに移動し、
延出部が弾性変形して撓む。したがって、バイザー取付
端は逆方向へ回動しようとする。このため、バイザーの
上端は延出部の撓みによる弾性によりドアフレームへ押
しつけられ、ガタつきを少なくすることができる。
そのうえ、取付時に延出部が弾性変形して撓むので、
延出部の長さや係合部の長さ・角度等に多少の誤差があ
っても確実にドアバイザーを取付けることができ、製造
並びに組立を容易にすることができる。
さらに、中間部をドアバイザー側に凸状に湾曲する形
状としたので、中間部の剛性を高くし変形しにくくする
ことでできる。このため、バイザー側ブラケットを取付
ける際の延出部押し込み作業の効率を向上させることが
できる。そのうえ、バイザー側ブラケットの延出部をド
ア側ブラケットのスリット穴内へ刺し込んで位置決めす
るので、横ずれの生じにくい取付を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は一実施例を示し、第1図は要部の断
面図、第2図乃至第4図は要部の斜視図、第5図は取付
状態を説明するための図である。 (符号の説明) 1……ドア上部、2……ドアバイザー、3……ドア側ブ
ラケット、5……バイザー側ブラケット、9……スリッ
ト穴、16……延出部、18……係合突起。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアバイザーをその上端部が車体のドアフ
    レーム側へ押し当てられた状態で車体へ取付けるための
    構造において、 一端部をバイザー取付端としてドアバイザーへ取付けら
    れ、他端部を自由端とした弾性部材からなるバイザー側
    ブラケットと、 両端部をドアフレームに間隔をもって設けられた二つの
    フランジ部間に取付けられ、ドアフレームとの間に係合
    空間を形成するドア側ブラケットとを備え、 バイザー側ブラケットの自由端側をドアバイザーから取
    付方向へ延出する延出部とし、この延出部に爪状の係合
    部を設け、 ドア側ブラケットには、ドアバイザー側へ凸状に湾曲す
    る中間部を設け、この中間部に延出部を刺し込み可能な
    スリット穴を設け、 このスリット穴へ延出部を刺し込んだとき、自由端がド
    アフレーム側の押し当て面に沿って下方へ移動すること
    によりバイザー側ブラケットを弾性変形で撓ませるとと
    もに、係合部がスリット穴の周囲と係合して延出部の中
    間部で支点をなし、バイザー取付端側をドアフレームへ
    近づく方向へ回動付勢することを特徴とするドアバイザ
    ーの取付構造。
JP1990041013U 1990-04-16 1990-04-16 ドアバイザーの取付構造 Expired - Lifetime JP2533073Y2 (ja)

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JPH03130714U JPH03130714U (ja) 1991-12-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6085214U (ja) * 1983-11-16 1985-06-12 有限会社杉本製作所 自動車用サイドバイザ−

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JPH03130714U (ja) 1991-12-27

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