JP2559830Y2 - 車載用アンテナ支持具 - Google Patents

車載用アンテナ支持具

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JP2559830Y2
JP2559830Y2 JP10931191U JP10931191U JP2559830Y2 JP 2559830 Y2 JP2559830 Y2 JP 2559830Y2 JP 10931191 U JP10931191 U JP 10931191U JP 10931191 U JP10931191 U JP 10931191U JP 2559830 Y2 JP2559830 Y2 JP 2559830Y2
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JP
Japan
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antenna
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antenna mounting
hooking
door
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JP10931191U
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浩一 関
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Nippon Antenna Co Ltd
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Nippon Antenna Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車載用アンナテ支持具
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車載用アンテナ支持具として、車
体ルーフや雨樋などを利用して装着する構造の支持具が
多用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】自動車には、構造や用
途によって数多くの種類がある。また、単に構造の一部
やデザインを変えた新しい車種も多い。その1つとし
て、近時、プレスドアを採用した車種の普及がある。こ
のプレスドアはガーターがないので、従来からあるアン
テナ支持具ではアンテナ取付が不可能である。その場
合、マグネット式アンテナ支持具の使用によれば、簡易
に取付可能となるが、これは車体にキズをつけたり、盗
難に遭う等の欠点がある。
【0004】本考案は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、特に雨樋などの突出していない、いわゆ
るプレスドアの車に簡易に取付可能で、しかも盗難防止
機構を備えたアンテナ支持具を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の第1の考案は、第
1および第2引掛け板により一部分を重合させ、相互の
端部にはドア部材係合用フック部を向き合うようにして
摺動可能に組み合わせ、しかも重合部分の一方に切り欠
きを有するL字状に折曲させてなるアンテナ取付部を設
け、他方には該アンテナ取付部と対向してL字折曲部を
設けると共に前記アンテナ取付部の切り欠き部分が嵌挿
される開口部を中間に設け、第1、第2引掛け板間には
摺動方向に上記したフック部の相互が縮小するように付
勢させるバネ部材が上記した相互のL字状折曲部間へ軸
材により介在されていることを要旨とする。
【0006】本願の第2の考案は、第1および第2引掛
け板により一部分を重合させ、相互の端部にはドア部材
係合用フック部を向き合うようにして摺動可能に組み合
わせ、しかも重合部分の一方に切り欠きを有するL字状
に折曲させてなるアンテナ取付部を設け、他方には該ア
ンテナ取付部と対向してL字折曲部を設けると共に前記
アンテナ取付部の切り欠き部分が嵌挿される開口部を中
間に設け、第1、第2引掛け板の間には摺動方向への移
動操作可能に対向する相互のL字状折曲部の一方に螺合
孔を設けて調整するネジを設けたことを要旨としてい
る。
【0007】
【作用】上記構成のアンテナ支持具は、両引掛け板のフ
ック部をプレスドアのドア部材の端縁に引っ掛けること
で、簡単に取付可能である。また、取付けたあとの支持
具を、バネ部材又はネジ操作手段によりドア部材に安定
した状態で保持させることができる。
【0008】
【実施例】図1〜図10に、本考案の一実施例を示す。
図3〜図5において説明すると、第1引掛け板1と第2
引掛け板2は車両のプレスドアの曲率に略匹敵する一定
幅の湾曲状(または円弧状)を形成したもので、第1引
掛け板1はその端部を湾曲状内側方向にドア部材係合用
フック部1bを形成し、他端側にはL字状に折曲させて
設けたアンテナ取付部1cを形成し、L字状部分には両
側縁から切り欠き16を対称的に狭部17を有して設
け、一定幅の引掛け板1の両側縁の外側へ切り欠き16
に近接して部分に後記する第2引掛け板2を重合組み合
わせした後に摺動可能なガイド用片となる爪片1aが延
出して設けられ、もう一方の第2引掛け板2には第1引
掛け板1と同様に組み合わせたとき、対向する位置にド
ア部材係合用フック部2bが形成され、他端部はL字状
折曲部2cが設けられ、さらに中央部には第1引掛け板
1と重合したときアンテナ取付部を挿入可能な開口部2
dが狭部17をスライド可能に設けられ、また、重合し
たときの相互の引掛け板1,2の湾曲状面が同一面とな
るように第2引掛け板2のほぼ中間部はL字状折曲部2
cから係合部19として板厚分に相当する段部18が形
成してあり、図3に示すように第1引掛け板1と第2引
掛け板2とを組み合わせて爪片1a,1aを折曲させて
相互の引掛け板1,2が摺動可能にする。さらに相互L
字状のアンテナ取付部1cとL字状折曲部2c間には双
方中央に穴15,20を設け、バネ部材4が押しバネと
して作用するように軸部3に介在され、軸部3はL字状
のそれぞれの穴15,20に嵌装され、バネ部材4の作
用で相互のフック部1b,2bは最短間隔となり、摺動
方向最大にしておいてドア部材の所定位置に装着する。
ドア部材へはフック部1b,2bがバネ部材4により安
定した状態で狭着される。
【0009】車種により異なるプレスドアに対しては第
1および第2引掛け板1,2の材質に弾性を考慮した部
材とするか、あるいは爪片1a,1aの曲げ具合を多少
曲率の大小に適合するように設定すれば、相当な車種ま
で適用できる。
【0010】前記アンテナ取付部1cは、図示の例で
は、ダイバーシティアンテナAの整合部筺体5が取り付
けられている。図7および図8に、その取付手段を示
す。図7は、金属材のアンテナ取付部、1cに合成樹脂
製筺体5を取り付ける例で、6は超音波溶着による固定
部である。図8は、金属製筺体5を取り付ける例で、7
はハトメ、リベット等の止め金具である。なお、8はダ
イバーシティアンテナ1の同軸ケーブル、9は同軸コネ
クタである。
【0011】図6は、上記構成のアンテナ支持具を車の
プレスドアに取り付けた状態を示している。同図中、1
0は車体、11は車体側パッキン、12はドア部分、1
3はドア側パッキン、14は窓ガラスである。取付手順
としては、まず、第1引掛け板1のそのフック部1bを
ドア部分12の上端縁に引掛け、次に第2引掛け板2を
バネ部材4に抗して下方へ摺動させ、そのフック部2b
をドア部分12の下端縁に引掛ける。これによりアンテ
ナ支持具はドア部分に強固に取り付けられる。
【0012】図9および図10に、本考案の他の実施例
を示す。同図中、前記と同一または類似する部材には同
じ符号が付されている。
【0013】この実施例では、第1引掛け板のアンテナ
取付部1cにボルト等のネジ軸15が螺装され、ネジ軸
15の先端が引掛け板2のL字状折曲部2cの板面に当
接可能に構成されている。したがって、このアンテナ支
持具の場合には、引掛け板1,2のフック部1b,2b
をドア部12の端縁に引掛けたあと、ネジ軸15をその
頭部に係合させたドライバー等の工具で回して螺進さ
せ、その先端でL字状折曲部2cを押圧して第1、第2
引掛け板1,2を摺動させることで、アンテナ支持具は
ドア部に強固に取り付けられる。
【0014】
【考案の効果】以上に述べたように、本考案によれば、
下記効果を有するアンテナ支持具が得られる。 (1)雨樋部の突出していないプレスドアに対し、特別
な工事を施さないでも、アンテナ支持具の取付けができ
る。 (2)アンテナ支持具はクリップ方式なので、取付けは
極めて簡易である。 (3)アンテナ支持具における引掛け板のフック部がド
ア部の内側に差し込まれるので、盗難防止に効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す車載用アンテナ支持具
の側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】アンテナ支持具の拡大斜視図である。
【図4】アンテナ支持具を構成する第1引掛け板の斜視
図である。
【図5】アンテナ支持具を構成する第2引掛け板の斜視
図である。
【図6】アンテナ支持具を車のドア部に取り付けた状態
の側面図である。
【図7】アンテナ固定部の一例を示す斜視図である。
【図8】アンテナ固定部の他の例を示す斜視図である。
【図9】本考案の他の実施例を示すアンテナ支持具の斜
視図である。
【図10】アンテナ支持具を車のドア部に取り付けた状
態の側面図である。
【符号の説明】
1,2 第1,第2引掛け板 1a 係合用爪 1b,2b フック部 1c アンテナ取付部 2c L字状折曲部 2d 開口部 3 軸部 4 バネ部材 A アンテナ 5 整合部筺体 6 超音波溶着部 7 止め金具 8 同軸ケーブル 9 同軸コネクタ 10 車体 11,13 パッキン 12 ドア部分 14 ガラス窓 15 ネジ軸

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2引掛け板により一部分を
    重合させ、相互の端部にはドア部材係合用フック部を向
    き合うようにして摺動可能に組み合わせ、しかも重合部
    分の一方に切り欠きを有するL字状に折曲させてなるア
    ンテナ取付部を設け、他方には該アンテナ取付部と対向
    してL字折曲部を設けると共に前記アンテナ取付部の切
    り欠き部分が嵌挿される開口部を中間に設け、第1、第
    2引掛け板間には摺動方向に上記したフック部の相互が
    縮小するように付勢させるバネ部材が上記した相互のL
    字状折曲部間へ軸材により介在されていることを特徴と
    する車載用アンテナ支持具。
  2. 【請求項2】 第1および第2引掛け板により一部分を
    重合させ、相互の端部にはドア部材係合用フック部を向
    き合うようにして摺動可能に組み合わせ、しかも重合部
    分の一方に切り欠きを有するL字状に折曲させてなるア
    ンテナ取付部を設け、他方には該アンテナ取付部と対向
    してL字折曲部を設けると共に前記アンテナ取付部の切
    り欠き部分が嵌挿される開口部を中間に設け、第1、第
    2引掛け板の間には摺動方向への移動操作可能に対向す
    る相互のL字状折曲部の一方に螺合孔を設けて調整する
    ネジを設けたことを特徴とする車載用アンテナ支持具。
JP10931191U 1991-12-11 1991-12-11 車載用アンテナ支持具 Expired - Lifetime JP2559830Y2 (ja)

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JPH0553311U JPH0553311U (ja) 1993-07-13
JP2559830Y2 true JP2559830Y2 (ja) 1998-01-19

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