JPH068114U - トラックのフロントアンダプロテクタ装置 - Google Patents
トラックのフロントアンダプロテクタ装置Info
- Publication number
- JPH068114U JPH068114U JP4692892U JP4692892U JPH068114U JP H068114 U JPH068114 U JP H068114U JP 4692892 U JP4692892 U JP 4692892U JP 4692892 U JP4692892 U JP 4692892U JP H068114 U JPH068114 U JP H068114U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- truck
- bumper
- passenger car
- auxiliary bumper
- auxiliary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、トラックのフロントアンダプロテ
クタ装置に関し、衝突時に、補助バンパが乗用車がトラ
ック下側にもぐり込むのを防止し、障害物に対しては、
補助バンパが退避して、障害物の乗り越えを可能にす
る。 【構成】 バンパ下方の位置のフレーム前にブラケット
を固定し、そのブラケットに回動軸を介して回動自在に
支持板を設け、その支持板の前面に補助バンパを設け
た。
クタ装置に関し、衝突時に、補助バンパが乗用車がトラ
ック下側にもぐり込むのを防止し、障害物に対しては、
補助バンパが退避して、障害物の乗り越えを可能にす
る。 【構成】 バンパ下方の位置のフレーム前にブラケット
を固定し、そのブラケットに回動軸を介して回動自在に
支持板を設け、その支持板の前面に補助バンパを設け
た。
Description
【0001】
本考案は、トラックが乗用車に衝突した際に、乗用車がトラックの下側にもぐ り込むのを防止するトラックのフロントアンダプロテクタ装置に関する。
【0002】
従来からトラックのバンパは、図2に示すように、乗用車Aに対して、乗用車 AのフロントガラスA1がバンパ1に当たる程度の高い位置に設けられており、 乗用車Aにトラックが衝突した際には乗用車AのフロントガラスA1を含む窓ガ ラス以上の車室が破壊されて、トラックの下部に乗用車Aがもぐり込んでしまう 。
【0003】 そのために、乗用車Aの乗員は胸部以上がトラックのバンパ1に衝突して、死 亡事故となったり、死亡に至らないまでも重傷を受けてしまう危険性があるが、 従来トラックにはこれを防止する手段は取られていなかった。
【0004】 尚、トラックのバンパ装置としては、実開昭62−153161号公報記載の 車両のフレーム構造、および実開平2−121463号公報記載のチルトキャブ 車両のバンパー構造が知られている。
【0005】
このような乗用車のトラックの下部へのもぐり込みを防止するために、トラッ クのバンパの下方に図2の点線で示すような、もぐり込みを防止すべく乗用車A のエンジンルームA2付近が当たるような補助バンパ2を設けると、従来はトラ ックの車輪が大きいために乗り越えられていた障害物に、この補助バンパ2が当 たり、トラックの前進が阻止され、これを乗り越えることができなくなる問題が ある。
【0006】 本考案は、従来のトラックの乗用車に衝突した際の乗用車のもぐり込みの問題 点、並びに従来は乗り越えられた障害物に対する問題点を解決するためのもので 、補助バンパで乗用車のもぐり込みが防止できると共に、乗用車の窓ガラス以下 の低い障害物が当たった際には、補助バンパは障害物に当たって押し上げられ、 トラックの前進の障害とならないようにすることを目的とする。
【0007】
本考案は、バンパ下方の位置のフレーム前にブラケットを固定し、そのブラケ ットに回動軸を介して回動自在に支持板を設け、その支持板の前面に補助バンパ を設けたことを特徴とする。
【0008】
本考案のトラックのフロントアンダプロテクタ装置は、乗用車と衝突した時は 、補助バンパに水平方向の力が作用して、補助バンパ、水平の支持板、およびブ ラケットにより衝撃力が吸収され、従って乗用車のもぐり込みが防止される。
【0009】 障害物に衝突するときは、補助バンパに下方から上方に上げる力が作用して、 補助バンパが上方に回動して、障害物を乗り越えられる。
【0010】
図1に本考案の実施の一例を示すが、この実施例は図2に示すように、トラッ クの従来のバンパ1の下部にプロテクタとして補助バンパ2が取り付けられるも のである。
【0011】 前記従来のバンパ1は、トラックのフレーム3の先端部分に、バンパ1を取り 付けたバンパブラケット4が固定されるものであるが、補助バンパ2はフレーム 3にリベット等の締結手段で固定されたブラケット5に、補助バンパ2を取り付 けた支持板6が回動軸7で回動自在に取り付けられている。
【0012】 この補助バンパ2は、その下部が下奥側に向かって傾斜する傾斜面とされると 共に、ブラケット5の下部に設けた折曲面5aにより、支持板6の下面が支持さ れ、補助バンパ2の下側の位置が決定される。
【0013】 従って、このトラックが乗用車Aに衝突した場合には、乗用車Aのラジエータ グリル付近が当たって、乗用車Aがトラックの下方にもぐり込むのが防止でき、 乗用車Aがトラックの下方にもぐり込むことによる乗用車Aの上部が破壊されて の乗員の胸部以上がトラックに直接ぶつかることに起因する乗員のダメージを低 減できる。
【0014】 しかし、従来はトラックの車高、タイヤの直径の大きさで乗り越えていたよう な大きさの障害物に補助バンパ2が当たった際には、補助バンパ2の下側は前記 のような下奥側に向かって傾斜する傾斜面が形成されているので、障害物に当た った際の障害物から受ける力は斜め上向きの力となり、補助バンパ2は、支持板 6が回動軸7に対して回動することによって、図1の2点鎖線で示すように押し 上げられる。
【0015】 そのため、補助バンパ2は障害物に対して退避した位置となり、補助バンパ2 によってトラックの前進が阻止されることがなく、トラックは障害物を乗り越え ることが可能となる。
【0016】
以上説明したように本考案は、トラックの従来からの高い位置のバンパの下方 に補助バンパを設けたので、乗用車がトラックの下側にもぐり込むのを防止でき 、乗用車の乗員に対するダメージを低減することができる。
【0017】 そして、従来はバンパに当たらず、トラックが乗り越えていたような大きさの 障害物に対しては、この障害物に当たった補助バンパは押し上げられるので、ト ラックはこれを乗り越えることが可能となり、補助バンパを設けたことによる問 題点は解決される。
【図1】補助バンパの退避状態を2点鎖線で表した本考
案の実施例の側面図である。
案の実施例の側面図である。
【図2】乗用車との衝突状態を表した側面図である。
1 バンパ 2 補助バンパ 3 フレーム 5 ブラケット 6 支持板 7 回動軸
Claims (1)
- 【請求項1】 バンパ下方の位置のフレーム前にブラケ
ットを固定し、そのブラケットに回動軸を介して回動自
在に支持板を設け、その支持板の前面に補助バンパを設
けたことを特徴とするトラックのフロントアンダプロテ
クタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4692892U JPH068114U (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | トラックのフロントアンダプロテクタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4692892U JPH068114U (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | トラックのフロントアンダプロテクタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH068114U true JPH068114U (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=12760998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4692892U Pending JPH068114U (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | トラックのフロントアンダプロテクタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068114U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020000270A (ko) * | 2000-06-22 | 2002-01-05 | 이계안 | 트럭의 전방범퍼 구조 |
JP2006192982A (ja) * | 2005-01-11 | 2006-07-27 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車体構造 |
KR100624533B1 (ko) * | 2004-08-16 | 2006-09-20 | 현대자동차주식회사 | 트럭의 전방침입 방지장치 |
-
1992
- 1992-07-06 JP JP4692892U patent/JPH068114U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020000270A (ko) * | 2000-06-22 | 2002-01-05 | 이계안 | 트럭의 전방범퍼 구조 |
KR100624533B1 (ko) * | 2004-08-16 | 2006-09-20 | 현대자동차주식회사 | 트럭의 전방침입 방지장치 |
JP2006192982A (ja) * | 2005-01-11 | 2006-07-27 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車体構造 |
JP4628797B2 (ja) * | 2005-01-11 | 2011-02-09 | 富士重工業株式会社 | 車体構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6834899B2 (en) | Bumper assembly that provides early crash detection | |
US6637536B1 (en) | Front hood assembly | |
US4060268A (en) | Guard rail device | |
JP2001287670A (ja) | サイドシル負荷経路イニシエータ | |
JP2002544058A (ja) | 前方ボンネット構造 | |
JP2002544060A (ja) | 前方ボンネット構造 | |
JPH04503197A (ja) | 安全枠をもつキャブリオレー型の自動車 | |
JP3765164B2 (ja) | 自動車のはね上げフード | |
JPH068114U (ja) | トラックのフロントアンダプロテクタ装置 | |
JPH0674533U (ja) | 自動車の歩行者保護用エアバッグ装置 | |
JPH04212677A (ja) | フード支持装置 | |
JP2536177Y2 (ja) | 自動車のバンパフレーム | |
JP2020040527A (ja) | アンダランプロテクタの支持構造 | |
JP3400566B2 (ja) | 自動車のパワーユニット車室内侵入防止構造 | |
JPH08268347A (ja) | 車両のキャブ支持装置 | |
JP2779874B2 (ja) | フロント・グリルガード | |
JP2595547Y2 (ja) | ステアリングコラム支持用ブラケット | |
KR20020075811A (ko) | 자동차의 승객 보호장치 | |
RU211136U1 (ru) | Устройство для безопасности пешеходов при столкновении с бескапотным автомобилем | |
EP2358569A1 (en) | A safety arrangement | |
JP3038087B2 (ja) | キャブオーバ車のキャブ変形低減装置 | |
KR0180443B1 (ko) | 자동차용 전면에 취부되는 승객 보호용장치 | |
KR200158271Y1 (ko) | 차량충돌시 엔진 수평밀림방지장치 | |
JPH0526747U (ja) | キヤブオーバ型車両 | |
JPH07251690A (ja) | トラック用バンパ |