JPH0680786A - タイヤトレッド用ゴム組成物の製造方法 - Google Patents
タイヤトレッド用ゴム組成物の製造方法Info
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- JPH0680786A JPH0680786A JP4234836A JP23483692A JPH0680786A JP H0680786 A JPH0680786 A JP H0680786A JP 4234836 A JP4234836 A JP 4234836A JP 23483692 A JP23483692 A JP 23483692A JP H0680786 A JPH0680786 A JP H0680786A
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- rubber
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/80—Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
- Y02T10/86—Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐摩耗性を低下させることなく、ウエットス
キッド抵抗を増加させると共に、転動抵抗を低減するよ
うにしたタイヤトレッド用ゴム組成物の製造方法を提供
する。 【構成】 ゴム１００重量部に対してシリカ系充填剤５
〜１００重量部及びシランカップリング剤４〜１６重量
部を配合したゴム組成物(I)と、ゴム１００重量部に対
してカーボンブラック５〜１００重量部及びシランカッ
プリング剤２〜８重量部を配合したゴム組成物(II)とを
別々に混合しておき、次いでゴム組成物(I)とゴム組成
物(II)とを混合する。
キッド抵抗を増加させると共に、転動抵抗を低減するよ
うにしたタイヤトレッド用ゴム組成物の製造方法を提供
する。 【構成】 ゴム１００重量部に対してシリカ系充填剤５
〜１００重量部及びシランカップリング剤４〜１６重量
部を配合したゴム組成物(I)と、ゴム１００重量部に対
してカーボンブラック５〜１００重量部及びシランカッ
プリング剤２〜８重量部を配合したゴム組成物(II)とを
別々に混合しておき、次いでゴム組成物(I)とゴム組成
物(II)とを混合する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シリカ系充填剤（ホワ
イトカーボン）及びカーボンブラックを配合するタイヤ
トレッド用ゴム組成物の製造方法に関し、更に詳しく
は、耐摩耗性を低下させることなく、ウエットスキッド
抵抗を増加させると共に、転動抵抗を低減するようにし
たタイヤトレッド用ゴム組成物の製造方法に関する。
イトカーボン）及びカーボンブラックを配合するタイヤ
トレッド用ゴム組成物の製造方法に関し、更に詳しく
は、耐摩耗性を低下させることなく、ウエットスキッド
抵抗を増加させると共に、転動抵抗を低減するようにし
たタイヤトレッド用ゴム組成物の製造方法に関する。
【０００２】
【従来技術】空気入りタイヤにおいて、トレッドを構成
するゴム組成物に耐摩耗性を向上させる目的でカーボン
ブラックを配合しているが、更にシリカ系充填剤を配合
すると、ウエットスキッド抵抗が増加することによりウ
エットグリップ性能が向上すると共に、転動抵抗が減少
することにより低発熱性及び低燃費性が向上するという
ことが知られている（特開昭６１−６０７３８号公報、
特開平１−９２２４７号公報、特開平１−１０１３４４
号公報）。
するゴム組成物に耐摩耗性を向上させる目的でカーボン
ブラックを配合しているが、更にシリカ系充填剤を配合
すると、ウエットスキッド抵抗が増加することによりウ
エットグリップ性能が向上すると共に、転動抵抗が減少
することにより低発熱性及び低燃費性が向上するという
ことが知られている（特開昭６１−６０７３８号公報、
特開平１−９２２４７号公報、特開平１−１０１３４４
号公報）。
【０００３】このようなタイヤトレッド用ゴム組成物
は、ゴムに対してシリカ系充填剤やカーボンブラックを
一括して混合することにより製造されていた。しかしな
がら、シリカ系充填剤やカーボンブラックをゴム組成物
に一括混合すると、これらの分散性が著しく低下するた
め、耐摩耗性が大幅に低下すると共に、４０℃〜６０℃
におけるリュプケ弾性や破断強度の低下を招き、これに
よりウエットスキッド抵抗の増加、転動抵抗の低減も十
分に達成することはできなかった。
は、ゴムに対してシリカ系充填剤やカーボンブラックを
一括して混合することにより製造されていた。しかしな
がら、シリカ系充填剤やカーボンブラックをゴム組成物
に一括混合すると、これらの分散性が著しく低下するた
め、耐摩耗性が大幅に低下すると共に、４０℃〜６０℃
におけるリュプケ弾性や破断強度の低下を招き、これに
よりウエットスキッド抵抗の増加、転動抵抗の低減も十
分に達成することはできなかった。
【０００４】そこで、ポリマーを改質したり、特定のポ
リマーとシリカ系充填剤を組み合わせることにより耐摩
耗性や破断強度の向上を図るようにしたタイヤトレッド
用ゴム組成物が種々提案されているが、いずれの場合も
一括混合では依然として良好な結果を得ることはできな
かった。
リマーとシリカ系充填剤を組み合わせることにより耐摩
耗性や破断強度の向上を図るようにしたタイヤトレッド
用ゴム組成物が種々提案されているが、いずれの場合も
一括混合では依然として良好な結果を得ることはできな
かった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、耐摩
耗性を低下させることなく、ウエットスキッド抵抗を増
加させると共に、転動抵抗を低減するようにしたタイヤ
トレッド用ゴム組成物の製造方法を提供することにあ
る。
耗性を低下させることなく、ウエットスキッド抵抗を増
加させると共に、転動抵抗を低減するようにしたタイヤ
トレッド用ゴム組成物の製造方法を提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係るタイヤトレ
ッド用ゴム組成物の製造方法は、ゴム１００重量部に対
してシリカ系充填剤５〜１００重量部及びシランカップ
リング剤４〜１６重量部を配合したゴム組成物（I)と、
ゴム１００重量部に対してカーボンブラック５〜１００
重量部及びシランカップリング剤２〜８重量部を配合し
たゴム組成物(II)とを別々に混合しておき、次いで前記
ゴム組成物(I)と前記ゴム組成物(II)とを混合すること
を特徴とするものである。
ッド用ゴム組成物の製造方法は、ゴム１００重量部に対
してシリカ系充填剤５〜１００重量部及びシランカップ
リング剤４〜１６重量部を配合したゴム組成物（I)と、
ゴム１００重量部に対してカーボンブラック５〜１００
重量部及びシランカップリング剤２〜８重量部を配合し
たゴム組成物(II)とを別々に混合しておき、次いで前記
ゴム組成物(I)と前記ゴム組成物(II)とを混合すること
を特徴とするものである。
【０００７】このようにゴム１００重量部に対してシリ
カ系充填剤５〜１００重量部をシランカップリング剤４
〜１６重量部と共に配合したゴム組成物(I)と、ゴム１
００重量部に対してカーボンブラック５〜１００重量部
をシランカップリング剤２〜８重量部と共に配合したゴ
ム組成物(II)とを分割混合した後に、これらを再度混合
することにより、シリカ系充填剤及びカーボンブラック
の分散性を高めることができるので、耐摩耗性を低下さ
せることなく、ウエットスキッド抵抗を増加させると共
に、転動抵抗を低減することができる。
カ系充填剤５〜１００重量部をシランカップリング剤４
〜１６重量部と共に配合したゴム組成物(I)と、ゴム１
００重量部に対してカーボンブラック５〜１００重量部
をシランカップリング剤２〜８重量部と共に配合したゴ
ム組成物(II)とを分割混合した後に、これらを再度混合
することにより、シリカ系充填剤及びカーボンブラック
の分散性を高めることができるので、耐摩耗性を低下さ
せることなく、ウエットスキッド抵抗を増加させると共
に、転動抵抗を低減することができる。
【０００８】最終ゴム組成物におけるシリカ系充填剤及
びカーボンブラックの配合比は、ゴム組成物(I)，(II)
の各混合時及びゴム組成物(I)とゴム組成物(II)との混
合時において、その配合比を種々異ならせることにより
任意に設定することができる。この場合、ゴム組成物
(I)とゴム組成物(II)との配合比(I)／(II)は０．０５〜
０．６にすることが好ましい。また、ゴム組成物(I)，
(II)には、シリカ系充填剤、カーボンブラックの他に通
常のトレッドゴムに混合される亜鉛華（酸化亜鉛）、ス
テアリン酸、老化防止剤、ワックス、オイル、硫黄及び
加硫促進剤等の配合剤を適宜配合することができる。
びカーボンブラックの配合比は、ゴム組成物(I)，(II)
の各混合時及びゴム組成物(I)とゴム組成物(II)との混
合時において、その配合比を種々異ならせることにより
任意に設定することができる。この場合、ゴム組成物
(I)とゴム組成物(II)との配合比(I)／(II)は０．０５〜
０．６にすることが好ましい。また、ゴム組成物(I)，
(II)には、シリカ系充填剤、カーボンブラックの他に通
常のトレッドゴムに混合される亜鉛華（酸化亜鉛）、ス
テアリン酸、老化防止剤、ワックス、オイル、硫黄及び
加硫促進剤等の配合剤を適宜配合することができる。
【０００９】本発明において、ゴム組成物(I)／(II)の
ゴム成分としては、天然ゴム、合成ポリイソプレンゴ
ム、或いはその他のジエン系ゴムを使用することが好ま
しく、これらを単独或いは２種以上を複合して使用する
ことができる。また、シリカ系充填剤としては、無水珪
酸、含水珪酸あるいは合成珪酸塩など通常ホワイトカー
ボンと総称されている補強剤等を使用することが好まし
く、カーボンブラックとしては、比表面積６５〜１６０
ｍ2 ／ｇ、ＤＢＰ吸収量７０〜１４０ｍｌ／100gの物性
を有するものを使用することが好ましい。
ゴム成分としては、天然ゴム、合成ポリイソプレンゴ
ム、或いはその他のジエン系ゴムを使用することが好ま
しく、これらを単独或いは２種以上を複合して使用する
ことができる。また、シリカ系充填剤としては、無水珪
酸、含水珪酸あるいは合成珪酸塩など通常ホワイトカー
ボンと総称されている補強剤等を使用することが好まし
く、カーボンブラックとしては、比表面積６５〜１６０
ｍ2 ／ｇ、ＤＢＰ吸収量７０〜１４０ｍｌ／100gの物性
を有するものを使用することが好ましい。
【００１０】
【実施例】下記表１の配合からなるゴム組成物I−ａ，I
−ｂ，II−ａ，II−ｂをそれぞれ別々に混合した後、こ
れらゴム組成物I−ａ，I−ｂ，II−ａ，II−ｂの配合割
合が１：９：１：９（実施例１）、２：８：２：８（実
施例２）、３：７：３：７（実施例３）、５：５：５：
５（実施例４）となるように種々異ならせて配合すると
共に、それぞれゴム１００重量部に対して表２の配合剤
を添加して再度混合することによりタイヤトレッド用ゴ
ム組成物を得た。
−ｂ，II−ａ，II−ｂをそれぞれ別々に混合した後、こ
れらゴム組成物I−ａ，I−ｂ，II−ａ，II−ｂの配合割
合が１：９：１：９（実施例１）、２：８：２：８（実
施例２）、３：７：３：７（実施例３）、５：５：５：
５（実施例４）となるように種々異ならせて配合すると
共に、それぞれゴム１００重量部に対して表２の配合剤
を添加して再度混合することによりタイヤトレッド用ゴ
ム組成物を得た。
【００１１】また、比較例１〜４として、最終配合が実
施例１〜４と同じになるようにゴム、シリカ充填剤、カ
ーボンブラック等を一括混合することによりタイヤトレ
ッド用ゴム組成物を得た。 1) エポキシ化率２５ｍｏｌ％ 2) 溶液重合ＳＢＲ、日本ゼオン社製“Ｎｉｐｏｌ Ｎ
Ｓ１１０” 3) 日本シリカ社製“Ｎｉｐｓｉｌ ＶＮ−３” 4) Ｎ３３９（ＨＡＦ−ＨＳ）、東海カーボン社製“シ
ーストＫＨ” 5) Bis-triethoxy silyl propyl tetrasulfide 、Degu
ssa 社製“Ｓｉ６９”
施例１〜４と同じになるようにゴム、シリカ充填剤、カ
ーボンブラック等を一括混合することによりタイヤトレ
ッド用ゴム組成物を得た。 1) エポキシ化率２５ｍｏｌ％ 2) 溶液重合ＳＢＲ、日本ゼオン社製“Ｎｉｐｏｌ Ｎ
Ｓ１１０” 3) 日本シリカ社製“Ｎｉｐｓｉｌ ＶＮ−３” 4) Ｎ３３９（ＨＡＦ−ＨＳ）、東海カーボン社製“シ
ーストＫＨ” 5) Bis-triethoxy silyl propyl tetrasulfide 、Degu
ssa 社製“Ｓｉ６９”
【００１２】 6) 東邦亜鉛社製“亜鉛華３号” 7) 日本油脂社製“ビーズ状ステアリン酸「桐」（商品
名）” 8) N-(1,3-dimethyl-butyl)-N'-phenyl-P-phenylendia
mineMonsanto社製“Santoflex 13” 9) 精工化学社製“Suntight R” 10) 富士興産社製“プロセスオイル P-200” 11) N-tert-butyl-2-benzothiazolyl-sulfenamide大内
新興化学社製“NOCCELER NS-P ” 12) 粉末硫黄、軽井沢精錬所社製 上記タイヤトレッド用ゴム組成物について、下記の試験
方法により加硫後の物性を調べ、その結果を表３に示し
た。
名）” 8) N-(1,3-dimethyl-butyl)-N'-phenyl-P-phenylendia
mineMonsanto社製“Santoflex 13” 9) 精工化学社製“Suntight R” 10) 富士興産社製“プロセスオイル P-200” 11) N-tert-butyl-2-benzothiazolyl-sulfenamide大内
新興化学社製“NOCCELER NS-P ” 12) 粉末硫黄、軽井沢精錬所社製 上記タイヤトレッド用ゴム組成物について、下記の試験
方法により加硫後の物性を調べ、その結果を表３に示し
た。
【００１３】リュプケ弾性 リュプケ式反発弾性試験によって各ゴム組成物の４０℃
におけるリュプケ弾性を測定した。このリュプケ弾性が
大きいほど転動抵抗が小さく、低発熱性が優れている。ウェットスキッド抵抗 トレッドに各ゴム組成物を配置したタイヤにおいて、湿
潤させた舗装近似路面（３Ｍ社製のセーフティーウォー
ク）を路面として使用し、２５℃の雰囲気中でポータブ
ルスキッドテスター（スタンレー社製）によりウェット
スキッド抵抗値を測定した。このウェットスキッド抵抗
値が大きいほどウエットグリップ性能が優れている。
におけるリュプケ弾性を測定した。このリュプケ弾性が
大きいほど転動抵抗が小さく、低発熱性が優れている。ウェットスキッド抵抗 トレッドに各ゴム組成物を配置したタイヤにおいて、湿
潤させた舗装近似路面（３Ｍ社製のセーフティーウォー
ク）を路面として使用し、２５℃の雰囲気中でポータブ
ルスキッドテスター（スタンレー社製）によりウェット
スキッド抵抗値を測定した。このウェットスキッド抵抗
値が大きいほどウエットグリップ性能が優れている。
【００１４】ランボーン摩耗指数 ランボーン式摩耗試験機により各ゴム組成物の摩耗減量
を測定し、この測定値の逆数を求め、比較例１を基準値
（１００）とした指数で示した。この指数値が大きいほ
ど耐摩耗性能が優れている。
を測定し、この測定値の逆数を求め、比較例１を基準値
（１００）とした指数で示した。この指数値が大きいほ
ど耐摩耗性能が優れている。
【００１５】破断強度 各ゴム組成物の破断強度をＪＩＳ Ｋ６３０１に準拠し
て測定した。硬度 各ゴム組成物の０℃におけるＪＩＳ硬度をＪＩＳ Ｋ６
３０１に準拠して測定した。
て測定した。硬度 各ゴム組成物の０℃におけるＪＩＳ硬度をＪＩＳ Ｋ６
３０１に準拠して測定した。
【００１６】引張応力 各ゴム組成物を５０％、１００％、２００％伸長したと
きの引張応力をＪＩＳＫ６３０１に準拠してそれぞれ測
定した。
きの引張応力をＪＩＳＫ６３０１に準拠してそれぞれ測
定した。
【００１７】 この表３から明らかなように、分割混合による実施例１
〜４は、それぞれ一括混合による比較例１〜４と比べて
耐摩耗性が優れていると共に、リュプケ弾性が大きいこ
とから転動抵抗が小さく、しかもウエットスキッド抵抗
が増加していた。
〜４は、それぞれ一括混合による比較例１〜４と比べて
耐摩耗性が優れていると共に、リュプケ弾性が大きいこ
とから転動抵抗が小さく、しかもウエットスキッド抵抗
が増加していた。
【００１８】即ち、本発明では、分割混合によりシリカ
充填剤（ホワイトカーボン）の分散性が向上し、破壊強
度が高くなることによりリュプケ弾性が増加し、更にシ
リカ充填剤の凝集体が減少し、低温での硬度が著しく低
下することによりトレッド接地面が拡大するためウエッ
トスキッド抵抗が増加する。また、シリカ充填剤の分散
性が向上すると、シリカ充填剤の周囲のゴムへの応力集
中が緩和され、応力によってゴム破壊が発生する確率が
減少するので、耐摩耗性を向上させることができる。こ
のような耐摩耗性の向上効果はゴム歪みが大きくなるほ
ど顕著になり、このことは表３において高振幅の歪み
（２００％）に対する実施例１〜４のゴム組成物の引張
応力が著しく高くなっていることからも明らかである。
充填剤（ホワイトカーボン）の分散性が向上し、破壊強
度が高くなることによりリュプケ弾性が増加し、更にシ
リカ充填剤の凝集体が減少し、低温での硬度が著しく低
下することによりトレッド接地面が拡大するためウエッ
トスキッド抵抗が増加する。また、シリカ充填剤の分散
性が向上すると、シリカ充填剤の周囲のゴムへの応力集
中が緩和され、応力によってゴム破壊が発生する確率が
減少するので、耐摩耗性を向上させることができる。こ
のような耐摩耗性の向上効果はゴム歪みが大きくなるほ
ど顕著になり、このことは表３において高振幅の歪み
（２００％）に対する実施例１〜４のゴム組成物の引張
応力が著しく高くなっていることからも明らかである。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ゴ
ム１００重量部に対してシリカ系充填剤５〜１００重量
部及びシランカップリング剤４〜１６重量部を配合した
ゴム組成物(I)と、ゴム１００重量部に対してカーボン
ブラック５〜１００重量部及びシランカップリング剤２
〜８重量部を配合したゴム組成物(II)とを別々に混合し
ておき、次いで前記ゴム組成物(I)と前記ゴム組成物(I
I)とを混合するすることにより、シリカ系充填剤及びカ
ーボンブラックの分散性を高めることができるので、耐
摩耗性を低下させることなく、ウエットスキッド抵抗を
増加させると共に、転動抵抗を低減することができる。
その結果、低燃費性、ウエットグリップ性能及び耐摩耗
性に優れたタイヤトレッド用ゴム組成物を製造すること
ができる。
ム１００重量部に対してシリカ系充填剤５〜１００重量
部及びシランカップリング剤４〜１６重量部を配合した
ゴム組成物(I)と、ゴム１００重量部に対してカーボン
ブラック５〜１００重量部及びシランカップリング剤２
〜８重量部を配合したゴム組成物(II)とを別々に混合し
ておき、次いで前記ゴム組成物(I)と前記ゴム組成物(I
I)とを混合するすることにより、シリカ系充填剤及びカ
ーボンブラックの分散性を高めることができるので、耐
摩耗性を低下させることなく、ウエットスキッド抵抗を
増加させると共に、転動抵抗を低減することができる。
その結果、低燃費性、ウエットグリップ性能及び耐摩耗
性に優れたタイヤトレッド用ゴム組成物を製造すること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 // Ｂ２９Ｄ 30/52 7179−4Ｆ
Claims (1)
- 【請求項１】 ゴム１００重量部に対してシリカ系充填
剤５〜１００重量部及びシランカップリング剤４〜１６
重量部を配合したゴム組成物(I)と、ゴム１００重量部
に対してカーボンブラック５〜１００重量部及びシラン
カップリング剤２〜８重量部を配合したゴム組成物(II)
とを別々に混合しておき、次いで前記ゴム組成物(I)と
前記ゴム組成物(II)とを混合するタイヤトレッド用ゴム
組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4234836A JPH0680786A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | タイヤトレッド用ゴム組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4234836A JPH0680786A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | タイヤトレッド用ゴム組成物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0680786A true JPH0680786A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=16977137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4234836A Pending JPH0680786A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | タイヤトレッド用ゴム組成物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0680786A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0644235A1 (en) * | 1993-09-17 | 1995-03-22 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Sulfur cured rubber composition containing epoxidized natural rubber and silica filler |
| EP0654364A1 (de) * | 1993-11-08 | 1995-05-24 | Semperit Reifen Aktiengesellschaft | Kautschukmischung |
| EP0763558A1 (en) * | 1995-09-13 | 1997-03-19 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Heterogeneous silica carbon black-filled rubber compound |
| EP0763564A3 (en) * | 1995-09-14 | 1998-04-08 | ENICHEM S.p.A. | elastomeric composition useful for tyre treads |
| US5788786A (en) * | 1994-03-25 | 1998-08-04 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire having foamed rubber |
| JP2006036965A (ja) * | 2004-07-28 | 2006-02-09 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤ用ゴム組成物 |
| JP2010525123A (ja) * | 2007-04-27 | 2010-07-22 | ランクセス・ドイチュランド・ゲーエムベーハー | ゴム混合物の製造方法 |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP4234836A patent/JPH0680786A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0644235A1 (en) * | 1993-09-17 | 1995-03-22 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Sulfur cured rubber composition containing epoxidized natural rubber and silica filler |
| EP0654364A1 (de) * | 1993-11-08 | 1995-05-24 | Semperit Reifen Aktiengesellschaft | Kautschukmischung |
| US5788786A (en) * | 1994-03-25 | 1998-08-04 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire having foamed rubber |
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| EP0763558A1 (en) * | 1995-09-13 | 1997-03-19 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Heterogeneous silica carbon black-filled rubber compound |
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| JP2006036965A (ja) * | 2004-07-28 | 2006-02-09 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤ用ゴム組成物 |
| JP4540420B2 (ja) * | 2004-07-28 | 2010-09-08 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ用ゴム組成物 |
| JP2010525123A (ja) * | 2007-04-27 | 2010-07-22 | ランクセス・ドイチュランド・ゲーエムベーハー | ゴム混合物の製造方法 |
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