JPH0680726U - 倒立式キャリアスタンド - Google Patents

倒立式キャリアスタンド

Info

Publication number
JPH0680726U
JPH0680726U JP2696193U JP2696193U JPH0680726U JP H0680726 U JPH0680726 U JP H0680726U JP 2696193 U JP2696193 U JP 2696193U JP 2696193 U JP2696193 U JP 2696193U JP H0680726 U JPH0680726 U JP H0680726U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
support
pair
stand
rotatably
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2696193U
Other languages
English (en)
Inventor
雅芳 辻
外幸 松田
秀春 長濱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2696193U priority Critical patent/JPH0680726U/ja
Publication of JPH0680726U publication Critical patent/JPH0680726U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ベルトコンベア乗継部において堆積した被搬
送物の除去作業を容易にするとともにローラの破損時の
ローラ交換を容易にする機構を提供する。 【構成】 コンベアベルトの裏面を走行方向に一定間隔
をおいて支持する支持ローラを回転可能に支持するキャ
リアスタンド2であって、支持ローラ1の水平に配設さ
れる中央ローラ11の両端を回転可能に軸支するととも
に中央ローラ11の両側に位置し、斜め上方に傾斜して
配設される傾斜ローラ12の内側を回転可能に軸支する
一対の第1スタンド21と傾斜ローラ12の外側を回転
可能に軸支する一対の第2スタンド22とを、コンベア
ベルトの走行方向に延びる一対の支持フレーム上に横架
される支持軸3上に適宜間隔をおいて起立固定するとと
もに、支持軸3を支持フレーム上で起立位置から傾倒位
置に回転可能とするとともに支持軸3を起立位置に保持
する解除可能なストッパー装置4を設けてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はベルト支持ローラを必要に応じ傾倒できる倒立式キャリアローラに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉱石、コークス等の鉄鋼材料を搬送するベルトコンベアには、図4に示すよ うにシュートCからの製鉄材料をベルトコンベア装置の下流側で受ける乗継部T では、落下衝撃を緩和するためにキャリア側ベルト裏面は、走行方向に一定間隔 をおいて複数の支持ローラ11、12で支持されている。したがって、この支持 ローラは破損し易い。 また、かかる乗継部Tには上記落下物の粉塵がベルト側方に吹き出すのを防止 するために、一般に、ベルト巾方向両側部においてシュートCとキャリア側ベル ト面CBとの間に形成される間隙を遮蔽するためにキャリア側ベルト面に近接ま たは接触するスカート板Sがベルト巾方向両端に付設されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、破損した支持ローラの交換は大変であるとともに、突発時に搬送 物がシュート詰まりを発した時などベルトを停止し、スカート板Sを持ち上げて 堆積物を除去する必要があるが、シュートとの間隔が狭いと取り出しが大変であ るという問題点がある。 そこで、本考案は乗継部において堆積した被搬送物の除去作業を容易にすると ともにローラの破損時のローラ交換を容易にする機構を提供することを目的とす る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、通常上記支持ローラは起立固定されたキャリアスタンドによって回 転可能に軸支されているが、該スタンドを傾倒できれば、ベルトとの間に作業ス ペースが形成でき、破損ローラのみを交換可能である一方、乗継部の堆積物をス カート板Sの外部OUTから除去可能であることに着目してなされたもので、 コンベアベルトの裏面を走行方向に一定間隔をおいて支持する支持ローラを回 転可能に支持するキャリアスタンドであって、 上記支持ローラの水平に配設される中央ローラの両端を回転可能に軸支すると ともに中央ローラの両側に位置し、斜め上方に傾斜して配設される傾斜ローラの 内側を回転可能に軸支する一対の第1スタンドと上記傾斜ローラの外側を回転可 能に軸支する一対の第2スタンドとを、コンベアベルトの走行方向に延びる一対 の支持フレーム上に横架される支持軸上に適宜間隔をおいて起立固定するととも に、該支持軸を上記支持フレーム上で起立位置から傾倒位置に回転可能とすると ともに該支持軸を起立位置に保持する解除可能なストッパー装置を設けてなる倒 立式キャリアスタンドにある。
【0005】
【作用効果】
本考案によれば、図2に示すようにベルトBの裏面を支持する複数の支持ロー ラのうち必要な支持ローラを支持しているキァリアスタンド2を常態の起立位置 Hから下方の傾倒位置Lに傾倒可能であるため、空荷であると、ベルト下方にス ペースを形成でき、破損した支持ローラの交換が容易となる。 また、乗継部においても、図3に示すように、シュートCの下方のベルト面に 鉱石等が堆積しても必要な箇所のベルト裏面支持を解除すると、ベルトBは堆積 荷重により下降することになり、スカート板Sの下方より乗継部内部に接近可能 となり、ベルトB上の堆積物の除去が可能となる。
【0006】 以下、本考案を添付図面に示す具体例に基づき、詳細に説明する。
【実施例】
図1はコンベアベルトBの裏面を走行方向に一定間隔をおいて支持する支持ロ ーラ1を回転可能に支持するキャリアスタンド2を示す搬送方向から見た正面図 で、支持ローラ1は水平に配置される中央ローラ11とその両側に位置し、斜め 上方に傾斜して配設される傾斜ローラ12、12とからなる。他方、キャリアス タンド2は内方に内側は垂直軸受面21aで、外側は傾斜軸受面21bを有する 一対の高さの低い第1スタンド21、21と、両側に上端が内方に屈曲し、その 内面は上記第1スタンド21の傾斜軸受面21aと平行な傾斜軸受面22aを有 する一対の高さの高い第2スタンド22、22からなる。 上記中央ローラ11の両端は上記第1スタンド21の垂直軸受面21a、21 aで回転可能に軸支される。中央ローラ11の両側に位置し、斜め上方に傾斜し て配設される傾斜ローラ12、12は上記第1スタンド21の傾斜軸受面21b と上記第2スタンド22の傾斜軸受面22aとで回転可能に軸支される。これら 一対の第1スタンド21、21と一対の第2スタンド22、22とは、コンベア ベルトBの走行方向に延びる一対の支持フレームF、F上に支持軸3を横架し、 該支持軸3上に適宜間隔をおいて起立固定される。 上記支持軸3は上記支持フレームF上で起立位置Hから傾倒位置Lに回転可能 に軸受されるとともに該支持軸3の一方にその起立位置Hに保持する解除可能な ストッパー装置4を設けてなる。即ち、上記ストッパー装置4は上記第2スタン ド22の外側に一端41aが支持され、自由端41bが垂直位置から水平位置に 旋回可能な位置決め部材41と第2スタンド22の外側に対向して上記支持フレ ームF上に起立固定され、上記支持軸3の端部30を軸受する半円形の軸受板4 2とからなり、該軸受板42の上端に上記位置決め部材41の水平位置への旋回 時にその自由端41bを受ける切り欠き係合部42aを備えるとともに、該係合 部42bを挟んで上記第2スタンド22に対し一対のセットピン43を打ち込む ようになっている。また、上記傾動角度を規定するために軸受板42の左右対称 な所定の角度位置に上記第2スタンド22が当接するストッパー44が形成され ている。 したがって、上記セットピン43を軸受板42から抜取り、位置決め部材41 を係合部42aから外すと、支持軸3は左右いずれの方向にも回転可能で、支持 軸上の第1スタンド21、21と第2スタンド22、22は中央ローラ11およ び傾斜ローラ12とともにいずれかの方向に傾動され、ストッパー44と当接す る位置で停止するので、所定の傾倒位置Lにセットすることができる。他方、所 定の作業が終了すると、長い方の第2スタンド22を立て起こし、位置決め部材 41をまず軸受板42の係合部42aに落とし込み、所定の起立位置Hに位置決 めした後セットピン43を上記第2スタンド22に対し打ち込んで固定すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る倒立式キャリアスタンドをベル
ト進行方向から見た正面図である。
【図2】 図1の装置が空荷の時のキャリアスタンドの
傾倒機能説明を説明するための側面図である。
【図3】 図1の装置が積荷の時のキャリアスタンドの
傾倒機能を説明するための側面図である。
【図4】 従来のベルトコンベアの乗継部の長手方向側
面を示す概要図である。
【符号の説明】
1 支持ローラ 11 中空ローラ 12
傾斜ローラ 2 キャリアスタンド 21 第1スタンド 22
第2スタンド 3 支持軸 4 ストッパー装置 41 位置決め部材 42
軸受板
フロントページの続き (72)考案者 長濱 秀春 兵庫県姫路市木場1378 株式会社洋行内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベアベルトBの裏面を走行方向に一
    定間隔をおいて支持する支持ローラ1を回転可能に支持
    するキャリアスタンド2であって、 上記支持ローラの水平に配設される中央ローラ11の両
    端を回転可能に軸支するとともに中央ローラ11の両側
    に位置し、斜め上方に傾斜して配設される傾斜ローラ1
    2、12の内側を回転可能に軸支する一対の第1スタン
    ド21、21と上記傾斜ローラ12、12の外側を回転
    可能に軸支する一対の第2スタンド22、22とを、コ
    ンベアベルトBの走行方向に延びる一対の支持フレーム
    F、F上に横架される支持軸3上に適宜間隔をおいて起
    立固定するとともに、該支持軸3を上記支持フレームF
    上で起立位置Hから傾倒位置Lに回転可能とするととも
    に該支持軸3を起立位置Hに保持する解除可能なストッ
    パー装置4を設けてなることを特徴とする倒立式キャリ
    アスタンド。
  2. 【請求項2】 上記ストッパー装置4が上記第2スタン
    ド22の外側に一端が支持され、自由端が垂直位置から
    水平位置に旋回可能な位置決め部材41と第2スタンド
    22の外側に対向して起立し、上記支持軸3の端部30
    を軸支するとともに上記位置決め部材41の水平位置へ
    の旋回時にその自由端41bを受ける係合部42bを有
    する軸受板42とからなる請求項1記載の倒立式キャリ
    アスタンド。
JP2696193U 1993-04-22 1993-04-22 倒立式キャリアスタンド Withdrawn JPH0680726U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2696193U JPH0680726U (ja) 1993-04-22 1993-04-22 倒立式キャリアスタンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2696193U JPH0680726U (ja) 1993-04-22 1993-04-22 倒立式キャリアスタンド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0680726U true JPH0680726U (ja) 1994-11-15

Family

ID=12207760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2696193U Withdrawn JPH0680726U (ja) 1993-04-22 1993-04-22 倒立式キャリアスタンド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0680726U (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005225677A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Soc Financiere De Gestion ローラ用の保持装置と、該保持装置を備えたコンベア
JP2009096484A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Omori Mach Co Ltd 製品抑えベルト装置
JP2011001158A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Jrc:Kk ベルトコンベヤ用キャリヤスタンド
JP2014043310A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Nippon Conveyor Co Ltd ベルトコンベヤのキャリヤベッド
JP2015147639A (ja) * 2014-02-06 2015-08-20 株式会社Jrc ベルトコンベヤのリターンローラ
KR20190125649A (ko) * 2018-04-30 2019-11-07 서석호 컨베이어 벨트의 캐리어 롤러용 지지 장치

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005225677A (ja) * 2004-02-10 2005-08-25 Soc Financiere De Gestion ローラ用の保持装置と、該保持装置を備えたコンベア
JP2009096484A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Omori Mach Co Ltd 製品抑えベルト装置
JP2011001158A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Jrc:Kk ベルトコンベヤ用キャリヤスタンド
JP2014043310A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Nippon Conveyor Co Ltd ベルトコンベヤのキャリヤベッド
JP2015147639A (ja) * 2014-02-06 2015-08-20 株式会社Jrc ベルトコンベヤのリターンローラ
KR20190125649A (ko) * 2018-04-30 2019-11-07 서석호 컨베이어 벨트의 캐리어 롤러용 지지 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS59500610A (ja) 運搬系統用連接箇所転向装置
JPH0680726U (ja) 倒立式キャリアスタンド
JPS58197118A (ja) タイヤホイ−ルの姿勢変更装置
JP3666706B2 (ja) タイヤ搬送種分け装置
JPH11189319A (ja) 可倒式キャリアローラースタンド
CN213801917U (zh) 玻璃翻转台和玻璃下片装置
JPH05139527A (ja) パレツト上の原反を横倒しさせるための装置
JP2691890B2 (ja) コンクリート製品反転機
JP3265909B2 (ja) 搬入装置
JP2573831B2 (ja) 水平・垂直搬送コンベア装置
JPH0594126U (ja) パレット
ATE158780T1 (de) Lade- und kippmaschine zum abnehmen von glasscheiben nacheinander von einem stapel
JP4295400B2 (ja) 方向変換ローラコンベア装置
JP3865006B2 (ja) 板材の移送装置
JP2876283B2 (ja) 高炉原料の装入コンベヤのリタ−ン側ロ−ラの交換装置
CN219785644U (zh) 分拣小车及分拣装置
JPS6124324Y2 (ja)
JP6362829B2 (ja) 傾倒式キャリアローラスタンド
CN214877991U (zh) 一种可调节的货物输送设备
JP2003012131A (ja) 中間払い出し部を備えたベルトコンベヤ
NL194726C (nl) Samenstel van een grijperinrichting en een bandtransporteur voor steenvormlingen, en bandtransporteur voor toepassing bij een dergelijk samenstel.
JPH07425Y2 (ja) 長尺材の横移動装置
JPH09255145A (ja) 円筒状物品の移載装置
JP4406343B2 (ja) ローラコンベヤ並びにそれによって搬送されるワークキャリヤおよびワーク
JPH0451072Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970703