JPH0680648U - コンテナバック - Google Patents

コンテナバック

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JPH0680648U
JPH0680648U JP870093U JP870093U JPH0680648U JP H0680648 U JPH0680648 U JP H0680648U JP 870093 U JP870093 U JP 870093U JP 870093 U JP870093 U JP 870093U JP H0680648 U JPH0680648 U JP H0680648U
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JP
Japan
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ground
water
container bag
bag
container
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JP870093U
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English (en)
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JP2504434Y2 (ja
Inventor
一彦 川上
Original Assignee
明世興業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンテナバックの接地底面の縫目からの水分
の浸透を防止する。 【構成】 本案コンテナバックは、胴部と底面とを縫着
させて袋体を形成するコンテナバック1において、少な
くとも底面4の材質を撥水性繊維にすると共に、底面4
を一部折り返しのタック状4aに立上げて、その胴部3
と底面4との縫目5を、接地面から少なくとも20mm
以上の地面からの水分が浸透しない高さに形成する。こ
の結果、接地面からの水分の浸透を防いで、内容物の品
質を維持することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、土質安定剤、石灰、セメント、肥料等を封入して搬送する為のコン テナバックに関し、更に詳細には、ワンウエイフレキシブルコンテナバックと呼 ばれる約300〜1500kg程度の比較的大容量の内容物を搬送する為のコン テナバックに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記コンテナバックは、1750デニ−ル程度のテトロン繊維を織編し、頭部 に誘導部aを設け、中間に筒型の胴部bを配し、下端に底面cを配して、互いを ミシン等で縫着させているが、その縫目dは地面に接触する状態にある。 従って、内容物を充填したバックをそのまま地面に置くと、雨が降った後や、 夜露で地面が濡れている場合等には、その水分が底面と胴部との縫目の細孔を通 して内部に浸透してくる。 その結果、充填された内容物が、土質安定剤、石灰、セメント、肥料等である 場合には、その水分を吸収してしまい、土質安定剤は変質し、石灰は発熱して水 酸化物に変化し、セメントは硬化してしまう等の品質上の重大な問題を惹起する その場合、屋内等の地面の乾燥した所を選んで置けば問題ないが、上述の通り 、ワンウエイフレキシブルコンテナバックは、約300〜1500kg程度の比 較的大容量の袋で場所をとる為、数が多い場合には、屋内に限らず屋外にも置か ねばならないのが現場の実情である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案は、屋内外を問わず、地面にそのまま置いても、地面の水分か らの悪影響を受けないコンテナバックを得ようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本案コンテナバックは、胴部と底面とを縫着させて筒型袋体を形成するコンテ ナバックにおいて、少なくとも底面の材質を撥水性繊維にすると共に、胴部と底 面との縫目を、接地面から少なくとも20mm以上の地面からの水分が浸透しな い高さに形成したことを特徴として構成される。
【0005】
【作用】
本案コンテナは、少なくともその底面の材質を撥水性繊維にしてあるので、水 分を撥き、地面から上昇して浸透しようとする浸透圧の作用を抑制して、水分の 侵入を防止し、更に、その縫目が接地面から少なくとも20mm以上の地面から の水分が浸透しない高さに形成してあるので、例え浸透圧が作用しても、重力が 反作用して地面に含まれた水分の浸透を防止する。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を説明すると、図1において、1が所謂ワンウエイフレキスブ ルコンテナバックと呼ばれる約300〜1500kg程度の比較的大容量の内容 物を効率的に搬送するに適したコンテナバックであって、頭部に上部に向って若 干内窄まりの逆円錐形の誘導部2を設けると共に、その下部に折径1700mm で高さ1000mm程度での無端状に形成した胴部3を配し、その下端に後述の 底面4を連設する。
【0007】 その材質は、少なくとも底面4を、例えば1500デニ−ルの単繊維を15× 15本の密度で織編したポリプロピレン繊維で、これにラミネ−ト加工を施した 撥水性繊維とする。勿論、胴部3及び誘導部2をも撥水性繊維とすることが望ま しいが、内容物の種類や経済性を考慮して必ずしも同繊維を用いずとも良い。
【0008】 そして、上記胴部3と底面4とを縫着する縫目5を、地面から少なくとも20 mm以上、望ましくは50mm以上の高さに設定し、地面からの水分がその縫目 の細孔を通して浸透しない高さに維持する。その縫着は、具体的には、円形の底 面用布繊維を、上記胴部の直径より大径に裁断し、胴部直径よりはみだした部分 に互いを折返して二重にするタック部4aを形成し、その径が胴部と同一直径と なる立上げ壁を形成する。そして、その立上げ壁と胴部とを接合させて、ミシン で撥水性糸を用いて二回縫いし、互いを密に縫着させる(図2参照)。
【0009】 次に、本実施例の作用を説明すると、先ず、本案コンテナバックに土壌安定剤 や、石灰、セメント等の水分によって悪影響を受ける虞のある内容物を充填した 後、内窄まりの誘導部を縛着して投入口を閉塞し、それを屋外に置いた場合を説 明する。 それを屋外に置いた場合に、雨が降って地面が多量の水分を含んだ場合は勿論 、夏期に夜露が降り、又、冬期に霜が降りた場合にも、地面が水分を含むと、そ の水分が縫目の細孔を通して、袋内部に侵入し、さらに内容物が乾燥した粉粒物 であると、浸透圧作用でどんどん水分を吸収してしまう。
【0010】 しかし、本案コンテナは、少なくともその底面4の材質を撥水性繊維にしてあ るので、水分を撥くことができ、地面から上昇して浸透しようとする浸透圧の作 用を抑制して、水分の侵入を防止することができる。 更に、その縫目5が接地面から少なくとも20mm以上で、望ましくは50m m以上の地面からの水分が浸透しない高さに形成してあるので、例え浸透圧が作 用しても、重力が作用して地面に含まれた水分の浸透に反作用し、侵入を防ぐ。
【0011】 その際、二重折りのタック部4aは、袋内に充填した内容物の重量による破裂 圧に対して二重構造で緩衝し、袋底面部の強度を上げることができる。
【0012】
【考案の効果】
以上の構成に基づく本案コンテナバックは、屋外においても地面からの水分の 浸透を防ぐことができるので、土壌安定剤等内容物が水分により変質等の悪影響 を受けるものであっても、その品質を守ることができるという優れた効果を有し 、その際、特別な器具や装置を要しないので、経済的でもある。又、搬送後に底 面を裂いて、内容物を取り出す場合にも、底面の形状が従来より深い丸みを有し ているので、取り出しが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案コンテナバックの正面図である。
【図2】図1のA−A線縦断平面図である。
【図3】従来のコンテナバックの正面図である。
【符号の説明】
1 コンテナバック 2 誘導部 3 胴部 4 底面 4a タック部 5 縫目

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部と底面とを縫着させて筒型袋体を形
    成するコンテナバックにおいて、少なくとも底面の材質
    を撥水性繊維にすると共に、胴部と底面との縫目を、接
    地面から少なくとも20mm以上の地面からの水分が浸
    透しない高さに形成したことを特徴とするコンテナバッ
    ク。
  2. 【請求項2】 胴部と底面とを縫着させて筒型袋体を形
    成するコンテナバックにおいて、少なくとも底面の材質
    を撥水性繊維にすると共に、その胴部と底面との縫目
    を、接地面から少なくとも20mm以上の地面からの水
    分が浸透しない高さに形成し、その底面の立上がり部を
    一部折返してタック状にすることを特徴とするコンテナ
    バック。
JP1993008700U 1993-02-08 1993-02-08 コンテナバック Expired - Lifetime JP2504434Y2 (ja)

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JPH0680648U true JPH0680648U (ja) 1994-11-15
JP2504434Y2 JP2504434Y2 (ja) 1996-07-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02108858U (ja) * 1989-02-17 1990-08-29

Patent Citations (1)

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JPH02108858U (ja) * 1989-02-17 1990-08-29

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