JPH032294Y2 - - Google Patents

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JPH032294Y2
JPH032294Y2 JP1985170173U JP17017385U JPH032294Y2 JP H032294 Y2 JPH032294 Y2 JP H032294Y2 JP 1985170173 U JP1985170173 U JP 1985170173U JP 17017385 U JP17017385 U JP 17017385U JP H032294 Y2 JPH032294 Y2 JP H032294Y2
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JP
Japan
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water
permeable
salts
surface materials
polymer material
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JP1985170173U
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JPS6278968U (ja
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  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、運動場、あるいはテニスコート等
において用いられる吸水用マツトに関する。
(従来技術) 運動場、あるいはテニスコート等の競技場は、
多少の降雨にかかわらず競技が実施可能なよう
に、排水の良い土壌、材質等から形成されている
が、それでも降雨後すぐに試合を行う場合には、
競技場表面の水を除去しなければならないことが
しばしばである。
従来、そのような場合には、布からなるモツ
プ、あるいは軟質ポリウレタンフオーム等からな
るスポンジ等により、競技場表の水分をそのモツ
プ、スポンジ等に吸収させて水分の除去を行つて
いる。
(考案が解決しようとす課題) しかしながら、布または軟質ポリウレタンフオ
ームは吸水量が多くないため、多量の水に対して
は何度もモツプあるいはスポンジを絞つて競技場
表面の拭き取りを繰り返さねばならない不便さが
あつた。また前記スポンジにあつては、吸水量を
増大させるためにそのスポンジを構成する軟質ポ
リウレタンフオーム等を大にすると、今度はかさ
張つて取り扱いが不便になる問題があつた。
この考案は、前記の点に鑑みなされたもので、
吸水量が多くしかも折り畳みの容易性により作業
性の良好な吸水用マツトを提供するものである。
(課題を解決するための手段) そこでこの考案は、前記の目的を達成するた
め、重ねられた二つの透水性表面材が縦、横所定
間隔で縫合され、その縫合により仕切られた表面
材間の各区画内に、澱粉−ポリアクリロニトリル
グラフト共重合体の塩類、カルボキシアルキルセ
ルローズの金属塩、アルギン酸のアルカリ金属塩
よりなる群から選ばれた粉状又は粒状物質からな
る、あるいはその粉状又は粒状物質が透水性シー
ト若しくは紙により挟まれてなる高吸水性ポリマ
ー材を配して吸水用マツトを構成したのである。
(作 用) 澱粉−ポリアクリロニトリルグラフト共重合体
の塩類、カルボキシアルキルセルローズの金属
塩、アルギン酸のアルカリ金属塩よりるなる群か
ら選ばれた粉状又は粒状物質は、布あるいは軟質
ポリウレタンフオームよりも吸水性が非常に高
く、かつ吸水量および保水性も大なるものであ
る。そのため、その粉状又は粒状物質からなる、
あるいはその粉状又は粒状物質が透水性シート若
しくは紙により挟まれてなる高吸水性ポリマー材
を透水性表面材間に有するこの考案の吸水用マツ
トは、一度に多量の水分を吸収、保持することが
でき、競技場表面の水分除去に際してその作業が
良好なものになる。
また、この考案の吸水用マツトは、二つの透水
性表面材が縦、横所定間隔で縫合され、その縫合
部において高吸水性ポリマー材が表面材間に存在
せず、該縫合部の厚みが薄いものである。しか
も、その縫合は接着と異なつて縫合部を硬くしな
いものである。そのため、この考案の吸水用マツ
トは、その縫合部で折り畳みが容易になり、該吸
水用マツトが大なるものであつてもその折り畳み
により適宜の大きさにできるので、競技場表面の
水分除去作業を容易に行うことができる。
さらに、この考案の吸水用マツトは使用後に天
日等により乾燥させれば反復使用も可能である。
(実施例) 第1図は、この考案の一実施例に係る吸水用マ
ツトを、切断端面とともに示す断図である。
この吸水用マツトは、高吸水性ポリマー材10
と透水性表面材12,12とからなるものであ
る。
高吸水性ポリマー材10は、澱粉−ポリアクリ
ロニトリルグラフト共重合体の塩類、カルボキシ
アルキルセルローズの金属塩、アルギン酸のアル
カリ金属塩よりなる群から選ばれた粉状又は粒状
物質、あるいはその粉状または粒状物質が透水性
シート若しくは紙により挟まれてなるものであ
る。その透水性シートとしては、透水性のある不
織布、織布等、例えば寒冷紗、ポリエステル不織
布等が用いられる。また高吸水性ポリマー材10
は、多層であつてもよい。
透水性表面材12,12は、二枚重ねられて
縦、横所定間隔で縫合され、その縫合によつて表
面材12,12間が複数の区画13,13,1
3,……に仕切られている。14は縫い糸であ
る。透水性表面材12,12としては、透水性の
ある不織布、織布等、例えば寒冷紗、ポリエステ
ル不織布等が用いられる。なおこの透水性表面材
12,12は、前記の高吸水性のポリマー材10
を保護するものであるが、その表面には好みによ
り模様、宣伝文句等が印刷等によつて設けられ、
デジイン性又は宣伝効果の向上が図られる。
縫合により形成された前記表面材12,12間
の区画13,13,13,……内には、前記の高
吸水性ポリマー材12が収容されている。なお、
透水性表面材12,12の透水性を損なわないた
めに、高吸水性ポリマー材10と透水性表面材1
2,12間には、接着剤を使用しないのが好まし
い。
このような構成からなる吸水用マツトは、従来
のモツプ等と同様にして使用され、水分吸収後の
天日乾燥等により繰り返し使用が可能になる。ま
た、縦、横所定間隔からなる縫合部においては高
吸水性ポリマー材が存在せず、該マツトの厚みが
薄くなつているため、該マツトが大なるものであ
つてもその縫合部でもつて容易に折り畳むことが
でき、適度な大きさにして使用される。
(効 果) この考案による吸水用マツトは、澱粉−ポリア
クリロニトリルグラフト共重合体の塩類等からな
る高吸水性ポリマー材を透水性表面材間に有する
ものであるため、その吸水性、保水性が従来のモ
ツプあるいはポリウレタンフオームからなるスポ
ンジとは比較にならない程優れたものとなり、非
常に効率良く競技場表面の水を除去することがで
きる。
しかもこの吸水用マツトは、縦、横所定間隔か
らなる縫合によつて表面材間が複数の区画に仕切
られ、その区画内に高吸水性ポリマー材が収容さ
れている。そのため、この吸水用マツトは、縫合
部において高吸水性ポリマー材が存在せずに厚み
が薄くなつており、さらに接着によらず縫合によ
るものであるためその縫合部が硬くなつていな
い。その結果、この吸水用マツトは、前記縫合部
で容易に折り畳むことができ、使用し易い大きさ
にすることができ、作業性が良好になる効果があ
る。特に、よりたくさんの水分を一度に吸収でき
るように該吸水用マツトを大なる形状にした場合
であつても、その吸水用マツトを取り扱いのし易
い大きさに折り畳むことができ、極めて都合の良
いものである。
また、この吸水用マツトは、天日乾燥等により
繰り返して使用することができ、経済的である利
点も有る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例の吸水用マツト
を切断端面とともに示す斜視図である。 10……高吸水性ポリマー材、12……透水性
表面材、13……区画、14……縫い糸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 重ねられた二つの透水性表面材が縦、横所定間
    隔で縫合され、その縫合により仕切られた表面材
    間の各区画内に、澱粉−ポリアクリロニトリルグ
    ラフト共重合体の塩類、カルボキシアルキルセル
    ローズの金属塩、アルギン酸のアルカリ金属塩よ
    りなる群から選ばれた粉状又は粒状物質からな
    る、あるいはその粉状又は粒状物質が透水性シー
    ト若しくは紙により挟まれてなる高吸水性ポリマ
    ー材を有することを特徴とする、運動場あるいは
    テニスコート等の競技場用吸水用マツト。
JP1985170173U 1985-11-05 1985-11-05 Expired JPH032294Y2 (ja)

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