JPH0680480B2 - 通話者検証用装置 - Google Patents

通話者検証用装置

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JPH0680480B2
JPH0680480B2 JP59261935A JP26193584A JPH0680480B2 JP H0680480 B2 JPH0680480 B2 JP H0680480B2 JP 59261935 A JP59261935 A JP 59261935A JP 26193584 A JP26193584 A JP 26193584A JP H0680480 B2 JPH0680480 B2 JP H0680480B2
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signal
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ミケレ・カヴアツツア
アルベルト・チアラメツラ
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KUSERUTO CHENTORO SUTEYUDEI E LAB TEREKOMYUNIKATSUIOONI SpA
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L17/00Speaker identification or verification techniques

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は通話者の通話特性の解析システムに関係し、特
に通話者の検証用装置に関係する。
通話者検証用装置は、通話者により通話された身元(id
entity)が真の通話者の身元に対応することを確認しな
ければならず、また通話者は標準のセンテンスを通話し
なければならず、検証用装置は前記のセンテンスから通
常の通話パラメータを獲得し、ここに該パラメータは同
じ通話者が同一の標準センテンスを多数回反復しなけれ
ばならなかった前回のトレイニング相において得られた
その通話者の平均通話パラメータと比較されるものであ
る。この比較は話されたばかりのセンテンスがその通話
者に属する確率を計算してなされるもので、もし確率値
が或るしきい値を越えた時は装置は通話者が確認された
と判断する。
通話者検証用として公知の装置は、例えば、1980年5月
14〜16日、米国レキシントン(Lexington),ケンタッ
キー大学で開催された犯罪対策に関するCarnahan会議に
おいてM.H.Kuhn,R.Geppertにより報告された「低コスト
通話者検証装置」に記載されており、一般に次の回路ブ
ロック、即ち: −各々の丁度話されたセンテンスを適切な一定継続期間
の時間区間に分割し、且つ各々の時間区間に対する、ま
た通話帯域の周波数ペクトルを構成する各々の周波数帯
域に対する信号に関係するエネルギーを計算し、各々の
時間区間に対するエネルギーベクトルを獲得し、次に全
ての時間区間のパワーベクトルを平均し、かくして各々
の成分が任意の周波数帯域に属する平均パラメータのベ
クトルを獲得するパラメータ抽出ブロックと、 −同一センテンスの数回の反復に対する平均通話パラメ
ータの分布を決定するブロックにして、トレイニング相
の間に動作し、且つ各々のセンテンスに対して得られた
平均エネルギーレベルの、各々の周波数帯域に対して1
つ与えられる幾つかの分布ヒストグラムを作製するブロ
ックで、ヒストグラムメモリが各々の通話者用に生成さ
れてなるブロックと、 −検証相の間に動作し、また各々の周波数帯域に対し
て、通話者のメモリに読取られた関連ヒストグラムのど
の点に、パラメータ抽出ブロックにより丁度計算された
平均パラメータの新しい値が見出されるかを検証し、更
に新しい値がその通話者に属する対応する確率値を割り
当て、次に全ての確率値を乗算し、得られた積を一定の
しきい値と比較する確率計算ブロックとからなるもので
ある。
また、この公知の装置は若干の欠点: −パラメータ抽出ブロックがノイズのみが存在する時間
区間も検討することを避けるために、センテンスの開始
と終了の実際の時刻を確立することが困難であり、 −実際のセンテンス継続期間が通話者の反復毎に変化
し、次に一定個数の音響事象(所与のセンテンスの特
性)が可変個数の時間区間に分割され、同一センテンス
の種々の反復の間で同一事象が異なる重みを持ち、かく
して時間平均機能の妥当性が低減され、 −検証プロセス時に、無検証の確率が増加するにつれ、
平均パラメータ分布のヒストグラムが、同一センテンス
の反復中に、より高い分散値、即ち平均パラメータ値の
よより高い を持つ通話者にとって固定確率しきい値が不都合に作用
するなどの欠点を与える。
センテンスの開始と終了を決定する幾つかの公知の方法
は、実質的には、通話信号エネルギーを測度として与え
られる。
第1の方法は、通話信号のエネルギーと、開始時に周囲
に存在する背景ノイズに恐らく適合されたしきい値との
間の比較を予知するものである。
1975年2月ベルシステムテクニカルジャーナル誌(The
Bell System Technical Jonrnal)V.54,No.2に記載され
たL.R.RabinerとM.R.Samburによる「分離された発話の
終了点を決定するためのアルゴリズム」と題する報告に
おける他の方法は、通話信号エネルギーと2つの異なる
値のしきい値との間の比較を与え、またセンテンスの開
始或いは終了は、もしより大きな値のしきい値がより小
さなしきい値の新たな克服以前に克服されるなら、より
小さな値のしきい値の克服により確立される。
もしセンテンスが子音から始まるか/または終る場合、
実際のセンテンスの時間区間に隣接する対応する時間区
間が加算され、該区間は、それ等の区間における音響信
号のゼロ交さの個数の決定に従って計算される。
これ等の方法の全ては、高エネルギーノイズの予期しな
いピークが、センテンスの開始或いは終了点として解釈
されるという欠点を有する。
これ等の問題は、パワーしきい値が克服される時間区間
と通話信号パワーの測定に基づいて、センテンスの開始
及び終了点の検出回路を予期する通話者の検証用装置を
与える本発明により克服され、ここでしきい値は背ノイ
ズレベルに常に適合されるものである。更に、本装置
は、動的プログラミングアルゴリズムに新しい実施を与
えるとパワーベクトルが射影される各センテンスの時間
軸が選択的に変化する時間同期回路を与え、ここに前記
パワーベクトルは、全てのセンテンスの全継続期間が等
しく、且つ同一センテンスの異なる反復に関する各々の
音響事象が標準の重みを持ちさえすれば、パラメータ抽
出ブロックにより計算されるものである。最後に、本装
置は、検出されるべき同一確率を全ての通話者に割り当
てるように、しきい値を平均パラメータ分布のヒストグ
ラムの分散値に逆比例させる確率しきい値計算回路を備
える。
本発明は特許請求の範囲第1項に記載の回路を与えるこ
とを特定の目的とする。
これ等の特性及びその他の特性は、添付図面と共に例示
の形で与えられ、しかしこれに限定はされない実施例に
ついての以下の記載から直ちに明らかになろう。
第1図は通話者の検証装置のブロック図である。本装置
は非同期式に動作し、即ち、各々の回路ブロックは、動
作終了時に、次の回路ブロックの動作開始を制御する。
MICは、通話者の音声を通話帯域内の周波数を有する電
気信号に変換するマイクロホンである。この帯域は、開
示した例においては300Hzと3400Hzの間にある。
電気信号はワイヤ1を介してブロックADに達し、該ブロ
ックは帯域が300Hz〜3400Hzの帯域フィルタと、サンプ
リング周波数が8kHzのA−D変換器とからなる。得られ
たディジタル標本値はバス2を介してブロックRIFに送
られ、該ブロックの内部メモリに記憶される。サンプリ
ング周波数を有する信号はADにより参照信号として
RIFに転送される。
ブロックRIFは、センテンスの記述に有用な全時間区間T
Uのディジタル標本値を解析して通話者が話すセンテン
ス開始の実際の時刻tと終了の実際の時刻tを確立
するものである。
参照信号として信号を用いるRIFは、有用な時間区
間TUを、各々が有限個数のディジタル標本値からなる、
以下で時間区間jと呼ばれる、32msの小区間に分割す
る、次に、時刻tとtは第1の有用な時間区間jの
開始時刻(以下では時間区間tと呼ばれる)と、最後
の有用時間区間の終了時刻(以下では時間区間tと呼
ばれる)として与えられよう。
とtが決定されると、RIFはバス4を介してブロ
ックEPに、動作開始の制御信号と、tとtとの間
で、次に実際の時間区間と呼ばれる、時間区間jに関係
するディジタル標本値とを転送する。
ブロックRIFは第3図に関連して詳述される。
ブロックEPは特徴的なセンテンスと通話者のパラメータ
とを抽出する。このブロックは実質的には1組のディジ
タル式通過帯域フィルタからなり、該フィルタは全通話
帯域をカバーし、また該フィルタの各々には、実際の時
間間隔jにおけるその帯域内の信号に関係するエネルギ
ーを計算する積分器と、該積分器により計算される値を
記憶する累算器レジスタとが伴う。
各々の実際の時間区間jに対してエネルギーベクトル が得られ、ここにKは使用フィルタの個数(本例におい
てはK=17)であり、jは実際の時間区間の個数を識別
する現在の変数である(1jJ)。センテンスの終
了時には、マトリクス: を形成するベクトルの組が得られる。マトリクスX
KJは、通話された所与のセンテンスに対する通話者の音
声の特性パラメータの組を表わす。これ等のパラメータ
はバス5を介してブロックATに転送され、該ブロックは
該パラメータをその内部メモリに記憶する。ブロックEP
とATはADが供給する信号により同期づけられる。
ブロックEPは、動作終了時に、ブロックATに対する動作
開始信号をバス5の補足ワイヤを介して供給する。ブロ
ックATは、読出し専用メモリからなるブロックMM2に存
在する参照センテンスのパラメータにセンテンスパラメ
ータを時間的に同期づける。
時間規格化は、同じ通話者による同一ワードの異なる反
復に対して対応する音響事象の継続期間の可変性を避け
るために、同期化の後、全てのセンテンスの反復の全継
続期間が等しく、且つ各々の音響事象が全ての反復の間
に類似の継続期間を有する限り、異なるセンテンスの時
間軸の長さを選択的に変調するものであり、この効果は
全センテンスの場合はなお高いものである。
参照センテンスは常に与えられ、また該センテンスのみ
が検証及びトレイニング相において用いられ、このセン
テンスは所与の人数の通話者(これ等の通話者は本装置
により検証されない通話者であろう点を強調しよう)の
各々により数回反復され、またこのセンテンスの組にお
いて、我々は他のセンテンスからの最大距離から最小距
離を有するセンテンスを選択し、ここに距離はセンテン
スから抽出されたパラメータ値間の差を意味するもので
ある。参照センテンスを選択するこの方法は「クラスタ
リング法」として公知であり、例えば、1979年9月のア
メリカ音響学会誌V.66,No.3にL.R.RabinerとJ.G.Wilpon
による「通話者へのクラスタリング法適用の検討−独立
ワードの認識」と題する報告に記載されている。
メモリMM2は、以下において、 と示される参照センテンスマトリクスの特性パラメータ
のマトリクスを与え、これはブロックEPに関連して記載
された方法により得られるもので、但しMは実際の時間
区間の全個数である。
ブロックATはブロックEPに達する各パラメータに関して
次の動作、即ち: a)「同期径路」と呼ばれ、第2図に破線atにより示さ
れるマトリクスXKJの指標jとマトリクスXの指標m
との間の対応テーブルの作製、及び b)破線atを通して開始マトリクスXKJの射影として得
られる参照センテンスXの形のマトリクスXKMの作製
と を実施する。
a)項及び第2図に属するATにより実施される動作をこ
こで説明する。
破線atを得るために、ブロックATは、EPから取られた通
話されたばかりのセンテンスの、及びバス6を介してMM
2に読取られた参照センテンスのパラメータマトリクス
から始めて、動的プログラミングの公知のアルゴリズム
を実施する。
本アルゴリズムの例が、1978年2月のIEEE Transaction
s on Acoustics,Speech and Digital ProcessingにH.Sa
koe,S.Chibaにより「会話ワード認識のための動的プロ
グラミングアルゴリズムの最適化」と題して報告されて
いる。
第2図において、XKJは丁度話されたセンテンスのパラ
メータマトリクスであり、手段のデイメンション(1,…
j,…J)は垂直であり、周波数デイメンション(1,…k,
…K)は水平である。記号Xは参照センテンスマトリ
クスであり、時間デイメンション(1,…m,…M)は水平
であり、周波数デイメンション(1…K)は垂直であ
る。XKJの時間デイメンションはJ区間(1jJ)
に分割された時間軸t′上に射影され、Xの時間デ
イメンションはM個の時間区間(1mM)に分割さ
れた時間軸t′上に射影される。ATにより形成された
破線atは面t′1,t′の点(1,1)と(J,M)を接続す
る。
破線atの形成に用いられるアルゴリズムは次のステップ
からなる: −ベクトル▲▼と▲▼の間の距離値D(j,m)
のマトリクスDJM(J・M大きさ)の計算。但し、距離
は、値j,mの各対に対して計算されたベクトル等しい指
標成分間の差の絶対値の和を意味する。
−値j,mの各対に対して計算されたベクトル▲▼
▲▼の間の累積された距離G(j,m)の値のマトリ
クスGJM(J・M大きさ)の計算。但し、累積された距
離G(j,m)はj=1及びm=1から始めて計算された
を示す。
−前記の式G(j,m)に示された3つの値の最小値が到
来する方向に関する情報を各点(j,m)に有するマトリ
クスPJM(J・M大きさ)の作製。この方向は、3つの
値の最小値が到来する点(j,m)と点(j,m−1)または
(j−1,m)または(j−1,m−1)を結ぶセグメントの
傾斜P(j,m)である。
−点(J,M)から始め、前回のステップにより決定され
た傾斜P(j,m)に従って点(1,1)まで戻る破線atの形
成。
実際には、マトリクスD,G、及びPは、指標が関係: |j−m|R を満足する点で、即ち第2図のダッシュ部分の内部点で
計算されるだけであり、これは、参照センテンス継続期
間からはるかに離れた実際の継続期間を持つセンテン
ス、即ち(M−R)J(M+R)を満たすようなセ
ンテンスは除外するものである。
ここで、マトリクスXの代りにマトリクスXKMを考慮
して、項目b)及び第2図に与えられたATにより実施さ
れる動作について説明する。
ATは、指標mが破線atの軸t′上の座標であるマトリ
クスXKMの位置に、指標mがセグメントの軸t′上の
座標であるXKMの位置にATが書込む垂直傾斜を持つ前記
のatセグメントを除いて、指標jが軸t′上の対応す
る座標であるベクトル▲▼と、指標jがatセグメン
トの軸t′上の対応する位置であるベクトル▲▼
の対応する成分の算術平均で成分が与えられるベクトル
▲▼とを書込む。一般に、マトリクスXKJからXKM
までの破線atを通しての径路において、各々のベクトル
▲▼に与えられるべき重みは次のようにして、即
ち、 −斜め傾斜を持つatセグメントがXKJのベクトル▲▼
に与えられるべき重みを変化されず、 −垂直傾斜を持つatセグメントが当該ベクトル▲▼
の数に等しい因子で該ベクトルに与えられるべき重みを
除し、 −水平傾斜を持つatセグメントが当該ベクトル▲▼
の数に等しい因子をベクトル▲▼に与えられるべき
重みに乗ずる ように変化する。
次に、ブロックATは各通話者の時間可変性を減らし、時
間区間j毎に含まれる各音声に標準長を与える。かくし
て、ブロックEPで時間区間j毎に抽出され、ATで時間同
期付けられたパラメータは、これ等のパラメータがバス
7を介して受信されるブロックMPで実施される時間平均
計算において標準重み持つことが出来る。
第1図において、MPは、累算器レジスタと、信号
より同期付けられた加算器と除算器とからなるブロック
であり、これ等の加算器と除算器はバス7を介してブロ
ックATにより供給されるベクトル▲▼の各々の周波
数帯域に関するパラメータの、センテンスの全ての実際
の時間区間Mに関係する算術平均を実施し、以下では平
均パラメータのベクトルと呼ばれるベクトル を獲得し、ここに成分 はベクトル▲▼の対応する指標成分の算術平均によ
り与えられるものである。
次に、内部累算器レジスタに存在するベクトル はバス8に送出される。
SVAは通常の1入力2出力マルチプレクサで、その信号
入力は、バス8を介して、MP出力に存在するデータを受
信する。SVAは、その制御入力に印加されるワイヤ10の
論理レベルに従ってバス9またはバス11にデータを供給
する。
装置がトレイニング相にある場合は、SVAはバス9を介
してブロックDPにデータを送出し、一方装置が検証相に
ある場合SVAはバス11を介してブロックCPにデータを供
給する。
同一のセンテンスの2回の反復は決して等化ではなく、
或いは平均パラメータのベクトル の同一成分を与えず、従ってこの時は、通話者の検証は
決定論的にはなされ得ないがパターン認識法により確率
的には決定し得るであろう。この時、トレイニング相中
は、通話者は同一のセンテンスを或る回数反復しなけれ
ばならず、各々の反復毎に、ブロックMPの出力に通話さ
れたばかりのセンテンスの平均パラメータの所与のベク
トル が与えられることになる。
全てのベクトルの平均パラメータの分布ヒストグラムは
DPで作製され、これは各スペクトル成分に関する確率密
度曲線に近似するものである。
次に3次元空間が検出され、該空間では、 −第1次元は各周波数帯域kに特徴的なN時間区間(記
載した例ではN=16)範囲上に不連続に与えられるエネ
ルギー値範囲からなり、 −第2次元はブロックEPのフィルタ帯域(K個の周波数
帯域が検出される)の中心周波数値からなり、 −第3次元は周波数帯域毎に、またエネルギー区間毎に
記録された事象Pknの数からなる。
確率理論が示すように、事象の数が大きい程、確率密度
曲線の近似は良好となる。
一方、同一の通話者が同一のセンテンスを数100回も反
復することは出来ない。
次に、ヒストグラムにおいてDPは、実際の事象の数は記
録しないが、各々の実際の事象に対して、実際の事象自
身の値を中心とする擬似事象分布を記録する。次に、入
力で受信された平均パラメータの各々のベクトル に対してDPは、各々の成分がどのエネルギーの区間nに
落ちるかを検証し、またヒストグラムにおいて見出され
た時間区間における事象の数1だけ増分させることはし
ないが、各々の成分に対しては、或る分布則(例えば、
区間nでは7つの擬似事象、、区間n±1では5つの擬
似事象、区間n±2では3つの擬似事象、区間n±3で
は1つの擬似事象)に従って、見出された区間nの周り
に分布されたN(本例ではN=25)に等しい擬似事
象の全数だけ増加させる。その結果は、実際の事象の数
に偽りの増加を与え、従って隣接区間の間で大きな差を
与えることのない、平滑化された確率密度曲線の作製の
必要性を一層惹起する。
次に、トレイニング相では、各々の通話者に対するヒス
トグラムが生成され、各通話者は同一センテンスを20回
だけ反復しなければならない。
メモリMEMは各通話者を代表する領域に分割され、該領
域においては、ブロックDPはバス12を介して生成された
ヒストグラムを書込む。トレイニング相の終了時には、
ワイヤ10の信号は論理レベルを変化させ、またスイッチ
SVAは検証相に切替えられる。次に、MPにより生成され
た平均パラメータの新しいベクトル がブロックCPに供給され、該ブロックは丁度通話された
センテンスが或る通話者に属する確率を計算する。
検証相中は、各通話者は、識別センテンスに言及する以
前に、彼の見元(次に装置により検証される)を宣言し
なければならず、例えば彼の名前が識別コードを適切に
セットされたキーボード上に書込むか、装置に接続され
た読取り装置を識別データを記録する磁気カードに導入
しなければならない。第1図には、スイッチSPEによる
上記の予備的な動作が図示してあり、ここに該スイッチ
は結線13を介してメモリMEMに、通話者に与えられた領
域の選択信号を、また装置がトレイニング相にある場合
は書き込み信号を、或いは検証相の場合は読取り信号を
送出する。更に、SPEは、内部スイッチにより生成さ
れ、且つ、例えば外部から手動で操作される制御信号を
ワイヤ10を介してSVAに供給する。ブロックCPは、新し
いベクトル の各々の成分が入るエネルギー区間nを検証し、次にこ
のブロックはバス17を介してSPEにより選択されたMEMメ
モリ領域をアドレスし、データバス14を介してその区間
に関する擬似事象Pknの数を読取り、且つ常にバス14を
介して送られる の成分に属する全ての擬似事象の和として領域Aを計
算する。
次に、 の成分の値が統計的に独立として、SPEは、公式 を用いて、センテンスが或る通話者に属する確率Pを計
算し、ここにπは の全ての成分に関する積を意味する。上記の値Pはコン
パレータCMPの入力にバス15を介して転送される。
ブロックCMPは値Pを、ブロックCSVにより計算され、且
つバス18を介してCMPの第2入力に転送される適切なし
きい値PSSと比較し、もしP>PSSの時は、丁度通話さ
れたセンテンスはその通話者に実際に属するものと解釈
され、また通話者が宣言した身元が真の身元に対応する
と解される。公知のシステムにおいては、しきい値P
は関係式 に従って計算され、ここにPkMAXは結線14を介してMEM
に記憶されたヒストグラムに読取られた、各周波数帯域
に対する事象の最大数であり、Aは上に定めた領域を
表わす。
この式はヒストグラム曲線の分散は考慮してない。また
この式は、検証確率が曲線の分散値に逆比例する時は、
全ての通話者に検証されるべき同一確率を供給しない。
次に、本発明の1つの側面に従って、ブロックCSVは、
関係式: により与えられる可変しきい値PSSを計算し、ここにP
は式(2)により与えられる値であり、またYは: で与えられ、ここにσNORMは参照として取られた任意の
通話者の分散値であり、Zは一定の補正指数因子であ
り、σは関係式: により計算したヒストグラムのk番目の曲線の標準偏差
であり、ここにはk番目の曲線の事象の平均を表わ
す。
が曲線の分散に逆比例すると新しい値PSSは分散に
無関係になる傾向がある。
次に、CMPがP>PSSを検証すると、これはワイヤ16を
介して検証された通話者の信号をブロックERに供給し、
該ブロックは前記の信号を使用可能状態に変換し、該信
号は、例えば、ラウドスピーカAPを介した音響放出から
成り得るものである。
さもなければ、CMPは検証されない通話者の信号を与え
る。
第3図において、MM1は通常の読出し専用メモリであ
る。
MM1はバス53を介してアドレスと制御信号を受け、一方
バス2を介して第1図のブロックADから記憶されるべき
ディジタル標本値を受ける。
読取り相の間に、MM1はこれ等の標本値をバス4を介し
て逐次供給する。
PBT1はバス4を介して受信されたディジタル標本値に関
係するショートタームパワーPBTを計算するブロックで
あり、ここにショートタームは時間区間1の長さであ
る。
PBT1は、受信されたディジタル標本値の二乗を計算し、
また、各々の区間jにおいて、該区間に関して計算され
た値の平均と、次にバス27を介して送出された前記の平
均値の対数を計算する。
PBT1は信号と21により同期付けられる。FPBとFPA
は、各々、低域、高域の2つのディジタルフィルタであ
り、これ等のフィルタはバス4に存在するディジタル信
号を波し、次に該信号をPBT1に等価ブロックPBT2とPB
T3に転送する。
本例では、FPBとFPAのしゃ断周波数は900Hzと2000Hzで
ある。
次に、各区間j毎に、バス28におけるPBT2の出力はディ
ジタル低域波信号に関するショートタームパワーの値
PPBを与え、一方、バス29のPPBTの出力はディジタル高
域波信号に関するショートタームパワーの値PPAを与
える。
S2はディジタル減算器であり、該減算器はバス28の信号
からバス29に存在する信号を減算し、その結果をバス30
を介してディジタル加算器S3の入力に送出し、該加算器
の第2入力はバス27にPBT1の出力信号を与える。
S3の出力で、バス31は対数値: PBTP=PBT+PPB−PPA 即ち、量PPB−PPAに従って重みづけられたショートター
ムパワーの値の対数を与える。
バス31はブロックRG3とT1の入力に接続される。RG3は通
常のレジスタで、該レジスタは、バス31に存在する値PB
TPを受け、それ等を一時記憶し、バス32を介して送出す
る。RG3はワイヤ43の信号をクロック信号として受け
る。
バス32はコンパレータCMP1の入力に接続される。
T1はバス31を介して加算器S3から受信されたディジタル
信号用の遅延回路であり、導入された遅延時間は、セン
テンス発音に有用な時間の開始時刻と通話者が通話を始
める時刻との間で評価された最小遅延時間に等しい或る
個数の時間区間DNをカバーする。本例では、DN=12であ
る。
T1はサンブリング周波数信号により制御される通常
のシフトレジスタである。
次に、遅延されたディジタル標本値はT1によりブロック
PLTに送られ、該ブロックはディジタル信号に関するロ
ングタームパワーを計算し、ここにロングタームは或る
個数NFNの連続する時間区間jの長さを意味するもので
ある。
ブロックPLTはその内部シフトレジスタに経過した最後
のNFN(本例ではNFN=12)区間jに関係する、T1から受
けた値を記憶する。このブロックは各区間j毎に、計算
された二乗の最後のNFN区間jについての平均を計算
し、次にバス20を介して送出された前記の平均の対数を
計算する。
PLTは信号と21により同期づけられ、信号21は時間
区間jに等しい長さを有する。
RG1は通常のレジスタであり、該レジスタはPLTからロン
グタームパワーの値を受け、更にクロック信号としてワ
イヤ22における信号を用いて前記の値を一時記憶し、バ
ス23を介してそれ等を送出する。
クロック信号が停止すると、RG1の出力はクロック信号
の最後の周期に記憶された値に固定されたままになる。
結線23上のデータはメモリSTO1に記憶された、以下でロ
ックしきい値SAGと呼ばれる、定数値により加算器S1内
で加算される。ロックしきい値はセンテンスの開始と終
了の実際の時点の探索相のために異なる値を与え(本例
では、6及び5dB)、これ等の値はアドレスとしてSTO1
に供給される信号39の2つの論理レベルに従って読取ら
れる。
結線25を介してS1から出てくるデータはRG1に類似のレ
ジスタRG2に供給され、該レジスタは、クロック信号が
ワイヤ22に存在する時、結線26を介して前記のデータを
コンパレータCMP1の第2入力に供給する。クロック信号
が停止する時はまた、RG2の出力も固定されたままにな
る。
CMP1はワイヤ33を介してどの入力値がより高いかを表示
する信号を送出し、もしバス26がバス32より高い値を与
えると、ワイヤ33は論理0を与え、逆の場合は、論理1
を与える。
OFRは受信信号の周波数分割器であり、ワイヤ21を
介して時間区間jに等しい長さの信号を送出する。OFR
の出力は、OFRの使用可能入力に印加されたワイヤ52上
の信号がアクティブの時に使用可能にされる。
ワイヤ21はANDゲート34と35の入力に接続され、該ゲー
トの第2入力にはワイヤ33と36上の信号の補数値が与え
られる。ゲート34と35の出力はORゲート37の入力を与え
該ゲートの出力はワイヤ22上の使用可能信号となる。
CT1はプログラマブルアップダウンカウンタであり、該
カウンタは区間の数を、次にワイヤ21上の信号期間の数
を計数する。
CT1はワイヤ38を介して計数開始の、及びワイヤ39を介
してアップダウン計数の指令を受け、更に、センテンス
開始点の探索の間に実施されるアップ計数に対しては、
CT1は値0にプログラムされ、一方センテンス終了点の
探索の間に実施されるダウン計数に対しては、CT1は最
大フレーム数NFMAX、即ちセンテンスの発音に有用な時
間区間内に存在するフレーム数にプログラムされる。
値0とNFMAXはワイヤ39のアップダウン信号を通して読
み取られるメモリSTO2に記憶される。
バス40を介したCT1の出力は通常のプログラマブルコン
パレータCMP2に接続され、該コンパレータはメモリSTO3
に記憶されたしきい値と前記の出力とを比較する。
センテンス開始点tの探相の間は、しきい値は値DNか
らなり、CT1によりバス40を介して供給された計数値がS
TO3により供給されたしきい値より大きくなる時は、CMP
2はANDゲート42に供給されたワイヤ41を介しての使用可
能信号を送出し、前記のゲートがその第2入力に印加さ
れたワイヤ21上の信号を、使用可能信号としてワイヤ43
を介してブロックDRに供給することを許容する。
センテンス終了点tの探索の間は、しきい値は値(NF
MAX−DN)からなり、CT1により供給される計数値がしき
い値以下の時は、CMP2はワイヤ41を介して使用可能信号
を送出する。
次に、ワイヤ39における信号は、しきい値を選択するア
ドレスとしてSTO3に到達し、また実施されるべき比較を
プログラムするためにCMP2に到達する。CMP3はCMP2に類
似のプログラマブルコンパレータであり、該コンパレー
タは、もし第3図の回路が実際のセンテンスの開始また
は終了点を検出しない場合に検証される可能な誤り状態
を検出する。
CMP3は、バス40を介して供給されるCT1の計数値をメモ
リSTO4により供給されるしきい値と比較する。
時点tの探索相の間はSTO4により供給されたしきい値
は値(NFMAX−40)からなり、もしCT1の計数値がしきい
値より大きくなると、CMP3はワイヤ44を介して誤り信号
を送出する。時点tの探索相の間は、STO4により供給
されたしきい値は値(NFMAX−40)からなり、もしCT1の
計数値がしきい値より大きくなると、CMP3はワイヤ44を
介して誤り信号を送出する。
ワイヤ39上の信号は送出されるべきしきい値を選択する
アドレスとしてSTO4に搬送され、また実施されるべき比
較をプログラムするためにCMP3に搬送される。
RG4はレジスタであり、これは、ワイヤ33上の使用可能
信号が1に切替わる時点点でバス40に存在する時間区間
の数を記憶する。実際には、ワイヤ33上の信号はRG4の
クロック入力に到達する。次に、記憶される値がバス45
に供給される。
CT2はカウンタで、そのリセット入力に印加されるワイ
ヤ33上の信号が論理レベルを変える時点から最大値まで
カウントアップする。CT2はANDゲート47の出力であるワ
イヤ46上の信号期間を計数し、該ゲートの入力はワイヤ
21と33に接続される。ワイヤ33上の信号はワイヤ46を介
してCT2にワイヤ21上の信号を供給するためにANDゲート
47を使用可能にする。CT2はバス48を介してコンパレー
タCMP4に計数値を供給し、該コンパレータは前記の計数
値をメモリSTO5に記憶された所与のしきい値と比較す
る。
しきい値が克服されない限りは、CMP4はワイヤ36を介し
て使用可能信号をゲート35に供給し、次に該ゲートは、
ワイヤ33上の信号が論理レベルを変える区間に続く3区
間jに対して使用可能にされる。換言すると、ANDゲー
ト34が使用禁止される区間に続く3区間jに対しては、
ワイヤ21上の信号はなおANDゲート35を介してレジスタR
G1とRG2に供給される。
CT3はCT2に類似のカウンタであり、これはリセット信号
としてワイヤ33を介して信号を受け、また計数入力で受
信されたワイヤ46の信号期間を計数する。
CT3はバス49を介して計数値をコンパレータCMP5の第1
入力に供給し、該コンパレータは前記の計数値をメモリ
STO6に供給され、且つ「最適ロック区間の数」と呼ばれ
るしきい値と比較し、点tの探索相の間に、しきい値
(FRAGB)は15にセットされ、一方点tの探索相の間
はしきい値(FRAGE)は18にセットされる。信号39はし
きい値を選択するためのアドレスとしてSTO6に供給され
る。
バス49における値がSTO6により供給されるしきい値より
大きくなると、CMP5はワイヤ51上に使用可能信号を送出
し、該信号は、RG4に存在する区間jの数が実際のセン
テンスの開始または終了点、即ち、tまたはtと考
えられることを示す。
LCは論理制御回路であり、該回路の実施は、実施される
論理機能がわかれば当業者にとって問題ではなく、以下
に記載される。
全体のブロックRIFとしての回路ICはトレイニングまた
は検証相の間は同様に動作する。
LCは、ADにより送られたサンプリング周波数信号
用いてバス53を介してメモリMM1のためのアドレスを発
生し、供給する(第1図)。次に、LSはプログラマブル
アップダウンカウンタを有し、該カウンタは信号
計数し、計数値はアドレスとしてバス53を介して送ら
れ、バス53はまたMM1用の読み書き制御信号を送出す
る。
センテンスの発音に有用な時間の開始時刻においては
(本例では、これは通話者が押しボタンPUに作用する時
刻である)、LCの内部カウンタは値「0」から始めてア
ップ計数を開始し、更にLCはMM1用の書込み信号を発生
する。
LCの内部クロックにより確立されるセンテンスの発音に
有用な時間の終了時には、アドレスカウンタはゼロにリ
セットされ、また使用可能信号52と38、ワイヤ39上のCT
1に対するアップ計数信号、及びMM1に対する読取り信号
が発生される。
ここで、メモリMM1に記載されたディジタル標本値の読
取りは実際のセンテンス開始点の探索相と共に始まる。
2つのケースが可能であり、誤り信号がワイヤ44を介し
て受信されるか、使用可能信号がワイヤ51を介して受信
される。
第1の場合には、RIF動作が停止される。通話者は丁度
通話したセンテンスを反復しなければならず、LCはワイ
ヤ3を介してブロックERへの対応する信号を送出する
(第1図)。
第2の場合には、LCは内部レジスタにバス45に存在する
値、即ち時間区間tの数を記憶し、次に実際のセンテ
ンス終了点の探索相の開始を確立する。
LCはCT1のダウンカウンティングを決定するワイヤ39上
の論理信号レベルを変化させ、内部アドレスカウンタを
値NFMAXにリセットし、ダウンカウンティングを制御す
る。
この時、2つの場合が可能であり、誤り信号がワイヤ44
を介して受信されるか、使用可能信号がワイヤ51を介し
て受信される。第1の場合には、RIF動作が停止され、
通話者はセンテンスを反復しなければならない。
第2の場合には、LCはその内部レジスタにバス45に存在
する値、即ち、区間tの数を記憶する。ここで、実際
のセンテンスの開始及び終了点の探索が停止する。次
に、LCはワイヤ52及び38上の信号を禁止し、値t−t
=Jを計算し、それを内部レジスタに記憶された値M
と比較し、もし|J−M|Rの場合は、LCは、特徴的なセ
ンテンスパラメータの抽出相を開始させるために、バス
4に接続されたワイヤ4′を介してブロックEP(第1
図)に使用可能信号を供給し、次にLCは内部アドレスカ
ウンタをその内部カウンタに存在する区間tの値にリ
セットし、区間tの値までアップカウンティングを制
御する。
逆に、もし比較が反対の状態を示す場合は、LCはブロッ
クER(第1図)に接続されたワイヤ3上に信号を送出
し、早過ぎるか遅過ぎることをもたらした丁度通話され
たセンテンスの反復を決定する。
ここで、第4図も参照して、第3図のブロックRIFの動
作について説明する。
第4図は実際のセンテンス開始時点tの探索相の間の
第3図のブロックRIFのワイヤ4,26,31,32上に存在する
信号の可能な挙動を示したものである。時間軸は相開始
の時刻t0から始まり、センテンスの発音に適した期間の
始めの区間に対応する区間jへの区分を示す。実際のセ
ンテンス終了点tの探索相は第4図の幾つかの曲線を
用いるが、左から右に向う方向は時間減少方向であり、
この時、時刻t0はセンテンスの発音に有用な時間の終了
の区間TUに対応し、区間tはtになり、区間DNは
(TU−DN)になる。通話者が押しボタンPUを作用させる
と(第3図)、ブロックLCはバス53を介してメモリMM1
のアドレスを開始し、ここに該メモリにはセンテンスの
発音に有用な時間区間TUに関係するディジタル標本値が
書込まれている。
区間終了点では、時点tの探索相が始まり、時刻t0
らはLCは、バス4を介して標本値を供給するMM1を再び
アドレスする。
更に、LCはワイヤ52と38上の信号を活性化し、OFRによ
り供給される信号21の期間の計数を開始するとCT1にア
ップカウンティング用信号39を送出する。
PLTの出力では、バス20はロングタームパワー値を与
え、一方S3出力ではバス31はショートタームパワーで重
みづけられた値を与え、バス20では、ワイヤ31に存在す
るデータに対して、ブロックT1(第3図)により導入さ
れたDNに等しい時間だけデータが遅延される。
信号26はワイヤ20における信号に対してロックしきい値
SAGだけ増加される。
ワイヤ32上の信号は、ワイヤ41を介したCMP2の出力が論
理レベルを変え、ワイヤ43上の信号が活性化される時刻
DNまでゼロであり、その時刻から、信号32が第4図に示
した信号31の挙動を再現する。
時刻tにおいて、CMP1の出力は、ワイヤ32上の信号が
ワイヤ26上の信号より大きな値を取り、ワイヤ33上の信
号が1に進む時、切り替わる。次に、ゲート34が使用禁
止され、ゲート42と47が使用可能にされ、カウンタCT2
とCTT3が計数を開始し、またバス40に存在する区間jの
数(即ち、CT1が到達する計数値)がRG4に記憶される。
ワイヤ33上の信号が、CMP5の出力51が切り替わることを
許容するのに十分な(即ち15個の連続区間j)、t
の、時間の間1のままである時は、LCは記憶された値を
RG4に読み取り、且つ該値を実際のセンテンス開始の時
刻tと考える。第4図は、区間tの後、ワイヤ33上
の信号が2連続区間でのみワイヤ26上のものより高いこ
とを明らかに示している。次に、カウンタCT3は、その
計数値がSTO6のしきい値より大きくなる前に、ワイヤ33
上の同一論理レベルによりゼロにリセットされ、LCは、
時刻tとして考えられないRG4に存在する値を読み取
らない。時点tの探索は何かが生じた時読行し、実際
カウンタCT1は、該カウンタがリセット信号を受けてい
ない限りはそのアップカウティングを続け、ゲート34が
レジスタRG1とRG2と共に使用可能にされ、カウンタCT2
及びCT3がゼロにリセットされる。
これは、CMP1が再び切替わる時間区間tの後も生じ
る。区間tではCMP1の他のスイッチングが実施され、
この場合はCMP1の出力は15連続区間以上1に止まり、次
に、CMP5の出力51が切替わり、またLCがRG4に値t
読取り、且つその値を実際のセンテンス開始の区間t
として考える。
次に、LCはワイヤ39の信号の論理レベルを変え、且つ時
点tの探索相が始まる。
時刻t,t,tの後、ゲート35がCT2が計数する時間
区間数の間のワイヤ36のCMP4のスイッチングまで更に使
用可能にされ、CT2,CMP4,及び35はCMP1スイッチングに
続く若干の時間区間jの間レジスタRG1とRG2の使用可能
期間を延長する作用があり、この期間の終了時に、バス
26のRG2の出力が固定される。かくして、時点tとt
の探索プロセスの妨害に対する不感性が増加する。
第4図の例では略された最後の条件は、時刻t0の後、ま
たはCMP1の非常に短かい期間にわたるスイッチングの
後、後者の出力がそれ以上は切替わらず、次に区間(TU
−40)でワイヤ44上のCMP3出力が誤り条件、即ち、セン
テンスが通話されていないが、その音声レベルが不十分
な条件を信号現示することを切替える場合に関係する。
次に、LCが開始手順に復帰しメモリMM1をセットして新
しい書込み動作に備える。
時点tの探索相の間の回路RIFの動作は時点tに対
して記載したものに酷似している。ここでカウンタCT1
が最大値TUから始めてカウントダウンする。
この相の終了時に、LCはOFR出力をブロックする信号52
と、カウンタCT1を停止させる信号38を使用禁止する。
次に、LCは第1図のブロックEPの使用可能信号4′を付
勢し、続いてバス4で時刻tとt内に含まれる時間
区間のディジタル標本値を受ける。
第5図は第1図のブロックATの回路図を示す。
完全を期すために、第1図のメモリMM2も第5図に示さ
れ、ここにCBCはマトリクス、DJM,GJM及びPJMを計算
する回路ブロックである。
MM2はバス6を介してベクトル▲▼をCBCに供給し、
且つ制御論理LGCによりバスIND6を介してアドレスされ
る。
MM5は乱アクセスメモリであり、該メモリは、次にバス
5を介してCBCに供給されるマトリクスXKJのベクトル
▲▼と、バスIND5を介してLGCにより供給されるア
ドレス指定信号とを第1図のブロックEPからバス5を介
して受ける。LGCはまたワイヤRW5を介してMM5に読み書
き信号を供給する。
メモリMM2とMM5にデータを読取る毎に、LGCはワイヤFL6
とFL5を介して論理「1」を供給し、これ等のワイヤは
バス6と5の付加的なワイヤになり、且つバス上でのデ
ータの有無を示す。
ここで、ブロックCBCの内部構造を第6図と7図を参照
して記載する。
第6図において、C(−R)…CO…CR(但し、Rは第2
図に関して定義された値である)は2R+1個の等価回路
で、以下ではセルと呼ばれ、偶数及び奇数指標の2つの
縦属構成に従って相互接続される。
バス5と6は縦属構成の対向端部のセル入力に接続さ
れ、それ等のバスにより搬送されるデータ(ベクトル▲
と▲▼及びデータの有無を示す付加ビット)
は、ステップ毎にまた定常状態の下で所与のセルが、指
標差がセル指標に等しいベクトル▲▼と▲▼
同時に与える(例えば、セルC0が指標j=mなどを有す
るベクトル与える)限り、2つのセルの縦属構成を介し
て反対方向に流れる。セルC(−RrR)は、例
えば第7図に示したセルの回路構造の説明から明らかに
なるように、マトリクスDJM,GJM及びPJMの要素を計算
するる。
第7図で、REG5及びREG6は2つの等価な並列/並列シフ
トレジスタであり、これ等はバス5及び6に存在するデ
ータに対してブロックLGCにより生成され(第5図)、
且つクロック入力に印加されるクロック信号CK1の期間
に等しい時間の遅延素子を表わす。REG6入力バス6上の
データはセルC2(第2図)の等価レジスタから到来する
がREG6から出て行くデータはセルC(−2)の等価レジ
スタに送られ、反対の状況がセルC(−2)の対応する
レジスタからREG5に到来し、且つセルC2に向かうバス5
上のデータに対して発生する。
CDSは距離D(j,m)を計算するブロックであり、K個の
減算器からなり、各々は減算器の対応する入力にレジス
タREG5とREG6から出て行くバス5と6を介して送られた
ベクトル▲▼,▲▼の各成分対に対して与えら
れる。CDSは、また、符号情報は持たないと考えられる
減算器の計算した全ての値の加算器からなる。加算器の
出力はバスDDを介してブロックCDAに送られた距離値D
(j,m)である。
TFLは、レジスタREG5とREG6の出力のバス5と6にデー
タが同時に存在する場合にブロックCDAとREG7の動作を
可能にする信号をワイヤTTを介して送出するブロックで
あり、このTFLはデータの有無に関する情報を送出する
情報を送出するバス5と6のワイヤ上に論理「1」が同
時に存在するかをチェックするANDゲートからなる。
CDAは累積距離G(j,m)を計算するブロックである。関
連入力は、バスG1とG(−1)を介して送られ、且つ隣
接する指標のセルC1とC(−1)により計算されたばか
りの累積距離値を受け、バスGGを介してCDA出力に入力
が接続されたレジスタREG7に一時記憶され、且つ前回の
ステップで計算した累積距離値を受け、ブロックCDSか
らの距離値を受ける。
CDAは、累積距離の最小値に関する表示をチェックし、
且つ結線P0を介して出力に送出するコンパレータからな
り、前記の表示は次の値: −最小値がG(j−1,m−1)ならば「11」, −最小値がG(j,m−1)ならば「10」, −最小値がG(j−1,m)ならば「01」, −ブロックCDAが活性化されない場合は「00」の値を与
える2ビットからなる。
CDAは、また、バスDDに存在する距離値の、及び累積距
離の3値のチェックしたばかりの最小値の加算器からな
る。計算した和はバスG0を介して送出される値G(j,
m)である。
CK21,CK22,CK23はブロックCDS,CDA,REG7に用いられるク
ロック信号であり、これ等の信号は適切に遅延された信
号CK1から得られ、またブロックLGC(第5図)から到来
する結線CK2を構成する。
第6図に戻ると、セルCから出るバスG(−Rr
R)は他の縦属構成に属する隣接指標の2つのセルに
接続される。エンドセルCRとC(−R)はバスG(R−
1)とG(−R+1)のみを接続し、次に、セルの対応
する回路CDA(第7図)の自由入力は、回路CDAが決して
最小値として解釈しないビット構成を与える。
異なるセルから出る結線Pは、次に2(2R+1)本の
ワイヤからなるであろうバスPPを形成する。
クロック信号CK1は第6図の全てのセルに達するが、結
線CK2の信号は偶数指標のセル(図の右手の)にのみ到
達し、奇数指標のセルは結線CK3に存在するクロック信
号、即ち、結線CK2に存在する適切に遅延されたクロッ
ク信号を受ける。
第6図の回路は次のように動作する。即ち、CK1のパル
ス毎に、バス5と6上のデータは図に示された2つの反
対方向にセルCを介して位置を変える。各々のセルは
その入力の両バス5と6にデータが存在する時にのみ動
作を開始する。CK1の(R/2+1)番目の期間では、セル
C0,C1,C(−1)は両バス5と6にデータを与え、セルC
0はj=m=1のベクトル▲▼,▲▼を与え、
セルC1はj=1,m=2のベクトルを与え、またセルC
(−1)はj=2,m=1のベクトルを与える。
クロック信号CK1のこの期間中に、次の動作が次の順に
実施されよう、即ち、 −セルC0が値D(1,1)を計算し、次にG(1,1)がバス
G0を介して供給され、バスG(1),G(−1)及びGGと
してG(1,1)=D(1,1)がゼロ値を持ち、次にC0がP
(1,1)を計算し、それを結線P0を介して送出し、 −セルC1とC(−1)が値D(1,2)とD(2,1)を計算
し、次に、値G(1,2)とG(2,1)がバスG1とG(−
1)を介して供給され、次に値P(1,2)とP(2,1)が
結線P1とP(−1)を介して供給される。
この動作は、ワイヤCK1における主信号に対する結線CK2
とCK3の各々のクロック信号を代表する時間シフトを自
動的に与える。
CK1の次の(R/2+2)番目の期間では、次のセルは次の
指標を有するベクトル▲▼,▲▼を与えよう。
即ち −C0では→j=m=2 −C1では→j=2;m=3 −C2では→j=1;m=3 −C3では→j=1;m=4 −C(−1)では→j=3;m=2 −C(−2)では→j=3;m=1 −C(−3)では→j=4;m=1 次に、この期間内で、セルは以前に記載した計算を実施
する。次の期間では、活性化されたセルの個数はCK1の
R+1期間の後、活性化された全てのセルに達成するま
で増加する。
ブロックCBCは、全てのセルが使用禁止される時、即
ち、各々の回路TFL(第7図)がバス5と6の1つに、
または両者にデータが無いことをチェックする時にその
動作を終了する。
第5図に戻ると、制御論理LGCの構造は、実施された機
能が一旦知られると自動的に定義され、これは次に記載
される。
ブロックCBCはバスPPを介して乱アクセスメモリMEMPに
記録された傾斜値P(j,m)を供給し、該メモリは、書
込み相に対してはLGCから読み書き指令RWPを直接受け、
またバスADDPを介してアドレスを受ける。
逆に読取り相の場合、MEMPはバスADDPを介して回路CP1
からアドレスを受ける。
MEMPでは、データは、第8図に示したように各列がバス
PPの大きさに等しい大きさを持つテーブルを得るように
逐次書込まれる。
に、回路CBCは、バスPPが奇数または偶数指標セルによ
り計算される値を他方で与える限り値P(j,m)を計算
し、このことは、各々の列が一定の二者択一的に奇数か
偶数の値(第8図)に等しい指標j,mの和を有する値P
(j,m)与える時、MEMP内のデータ位置にも生じる。
制御論理LGC(第5図)は論理「1」の有無をチェック
するためにバスPPのデータを受け、またCBCによりPに
送る第2データに対応して、書こみ相の場合に、MEMPに
アドレスを送り、値P(1,1)は、これが関係しない時
は、記憶されず、等しい指標点に先行する破線atのセグ
メントの傾斜である値P(j,m)を与える。更に、LGC
は、全てのCBCセルが使用禁止され、PPが全ての論理
「0」を与える時、MEMPにおける書込み相を終了し、ME
MPの最後の書込みはj+1=J+M(第8図)の時に実
施される。
MEMPの最後の書込み動作時に(第5図)、バスPPは、他
の全てのCBCセルが既に禁じられている時は、有効デー
タ、即ち値P(J,M)のみを与え、次にLGCは、P(J,
M)の位置Pを制御し、バスBCPを介して位置Pの値
及び最後の書込みアドレスに対応する値J+MをCPIに
供給する。更に、LGCは、Mを一定値として、値J+M
からMを減算した値Jを獲得し、バスBCPを介して値J
とMをCPIに供給する。
CPIは、ダッシュ線で示した構造を持つ回路で、P(J,
M)が存在するMEMP位置から始めて書込み相に対して反
対方向に行われるMEMPの読取り相のためのアドレスを生
成し、更に、CPIは、ワイヤRWPを介して論理LGCから読
み書き信号を受けるメモリMEMCのためのデータとアドレ
スを発生する。
CPIは4個のレジスタj,m,nr,prからなり、これ等は指標
j,mの現在値、MEMPの列nrの数、値P(j,m)が読取られ
なければならないMEMPの列上の位置Pを格納する。こ
れ等のレジスタは、CPI動作の開始時に、初期値J,M,J+
M,Prと共に結線CCPを介してLGCにより送られた指令を介
してロードされ、レジスタnr,prの中身はMEMPのアドレ
ス指定に用いられるが、レジスタj,mの中身は破線at
(第2図)の点の座標j,mのメモリMEMC内に記憶され
る。
CPIはまた、実施される機能が一旦定義されると当業者
にとり実施が何ら問題にならない算術論理LARを与え
る。
LARは反復動作し、各反復時に次の動作を実施する。即
ち、 a)レジスタj,mの内容のバスVINを介したMEMCへの書込
み。これはMEMCに対するアドレスのバスADDCに計数値を
送出するカウンタにより逐次実施され、論理LGCはMEMC
にワイヤRWCを介して書込み信号を供給する。
b)レジスタnr,prの内容のバスADDPを介した送出を通
してのMEMPのアドレス指定、及びバスVPを介した値P
(j,m)の読取り。論理LGCはワイヤRWP介してMEMPに読
取り信号を供給する。
c)以下に示すように、受信したばかりの値P(j,m)
のチェックに従ったレジスタnr,pr,j,mの内容の変更。
即ち、 −P(j,m)=11の場合、レジスタnrの列番号を2単位
だけ減じ、レジスタj,m指標値を1単位だけ減じ、次の
ステップで前回の2列の同じ位置の値P(j,m)をMEMP
に読取る。これは破線at(第2図)上の傾斜セグメント
におけるバックステップに対応する。
−P(j,m)=10の場合、レジスタprにおける列番号を
1単位分減じ、レジスタprの列位置を1単位分増分し、
レジスタjの指標値を1単位分減じ、また次のステップ
で、前回の列の、右に1位置分変位した値P(j,m)をM
EMPに読取る。これは破線at(第2図)の垂直セグメン
トにおけるバックステップに対応する。
−P(j,m)=01の場合、レジスタnrにおける列番号を
1単位分減じ、レジスタprの列位置を1単位分減じ、レ
ジスタmの指標値を1単位分減じ、また次のステップ
で、左に1位置分変位した前回の列の値P(j,m)をMEM
Pに読取る。これは破線at(第2図)の水平セグメント
におけるバックステップに対応する。
LARは結線CCPを介してLGCに反復動作及び両レジスタJ,m
が値1を格納する時点を信号現示する。ここでMEMCは破
線at(第2図)の座標である指標j,mの全ての対のテー
ブルを与える。
次に、LGCはワイヤRWCを介してMEMCの読取り相を開始さ
せ、またクロック信号CCEの送出を通してブロックALTE
の動作を開始させる。
ダッシュ線で示したALTEは乱アクセスメモリMEMMも書込
まれ、同期づけられた(第2図にも示した)パラメータ
のマトリクスXKMを発生する回路である。
ALTEは、バスIND5,ADDM,ADDCを介して供給されたメモリ
MM5,MEMM,及びMEMCのためのアドレスを含むレジスタRS
,RS,RSCと、バス5からメモリMEMMのデータバスDAM
へデータを転送するためめの使用可能回路ABLと、レジ
スタRSの出力に存在するデータと共にバスVPRに存在
するデータのコンパレータCMPAと、カウンタCNTA、加算
器SMA、乗算器MLTA、除算器DVAからなる演算ユニット
と、演算ユニットの演算を制御し、破線at(第2図)の
垂直傾斜セグメントに対応して、バスDAMを介してメモ
リMEMMに供給されるべきベクトル▲▼の値を計算
し、且つメモリMEMCのためのアドレス及びメモリMEMMの
ための読み書き信号RWNを発生する制御論理LGCAとから
なる。
論理LGCAは制御論理LGCが発生するクロック信号CCEによ
り同期づけられる。
制御論理LGCAの実施は一旦実施される機能が知られると
当業者にとって問題にはならず、ブロックALTEの動作に
関連して記載される。
ALTEは反復動作をし、1つの反復は信号CCEの期間の間
に実施される。
CCEの第1パルスにおいては、論理LGCAは、結線CKRS上
の制御信号を通して値1にあるレジスタRS,RS,RSC
を初期化し、また使用可能信号CKABをゲートABLに供給
し、従ってメモリMM5に読取られたベクトル▲▼
が、マトリクスXKMのベクトル▲▼とそのバスVP
Rが第1の指標対j,m(破線atの第2点に属する)を与え
る時、メモリMEMMの第1位置に書込まれる。
CCEの次のパルスで、LGCAは次の動作を実施する。即
ち、 a)バスVPRに存在する指標mとバスADDMのRS出力に
存在する指標との間の比較結果を結線RCPを介してLGCA
に供給するコンパレータCMPAを、ワイヤCKCPの制御信号
を介して使用可能にする。
b)バスVPRに存在する値j,mを持つ内容の更新を決定す
る信号CKRSをレジスタRS,RSに供給する。
C1)CMPAが実施する比較結果が、バスVPR上の値がRS
の出力における値より大きいことを示す場合(これは2
つの指標対を結ぶatセグメントの水平または斜め傾斜を
意味する)、LGCAは信号CKABをABLに供給し、次にバス
5に存在する新しいベクトルがRSによりアドレスされ
る新しい位置のMEMMに書込まれ、次にLGCAは、MEMCの次
の位置をアドレスし、且つ結線CKCNの制御信号を介して
カウンタCNTAを1にセットするRSCの内容を1単位分増
加させる。
C2)CMPAが実施する比較結果が、入力が同じ値を有する
ことを示す場合(2つの指標対を結ぶatセグメントの垂
直傾斜)、LGCAはワイヤRWMを介して読取り信号をMEMM
に送出し、また第2入力がCNTAの内容を与えるMLTAの入
力に供給される丁度書込まれた▲▼値を再び読取
り、MOLTはワイヤCKML上の指令を介して、2つの入力を
乗算し、且つその結果が、読取られたばかりの新しいベ
クトル▲e▼を与えるバス5に第2入力が接続された
SOMの入力に送られ、次にLGCAはCNTAの内容を1単位分
増分し、またワイヤCKSM上の制御信号を介して、SMAは
入力を加算し、その結果が、CNTAの出力に第2入力が接
続されたDVAの入力に供給され、ワイヤCKDVの制御信号
を介してDVAはCNTAの出力に存在する数で加算器出力を
除算し、最後に、LGCAはワイヤRWMを介してMEMMに書込
み信号を送出し、またDVAの出力における値が、RS
よりアドレスされる位置に書き込まれ、変化を受けな
い。
N個の連続するベクトル▲▼からなるatの垂直セグ
メントに対応して、ALTEは事項C2)の動作を連続してN
回実施する前記Nベクトル間の算術平均を実施し、式 を反復毎に計算し、即ちn番目の実施時に(1n
N)、ALTEは前回の反復時に得られたベクトル(▲▼
n−1をメモリMEMMに読取り、これに前回の反復数
(n−1)を乗じ、得られた結果をメモリMM5に読取ら
れた新しい(▲▼に加え、その結果にnを乗
じ、MEMMの同じ位置に書込まれた現在の平均値(▲▼
を見出す。
CCEパルス毎に、LGCは、バスVPRに存在する値j,mが内部
レジスタに存在する最大値J,Mに等しいか否かを制御
し、正の場合は信号CCEを停止する。
ここで、メモリMEMMは通話されたばかりのセンテンスの
時間同期パラメータのマトリクスXKMを与え、LGCは、
ワイヤ7′を介して、バス7のワイヤに接続されたブロ
ックMP(第1図)に対する動作開始の制御信号を送出す
る。
第9図は第1図のブロックCSVのブロック図を示す。
GSIは第9図の回路に供する制御信号を発生し、且つ第
1図のメモリMEMの読取りのためにアドレスする回路で
ある。制御信号は非同期であり、動作終了信号の受信時
にGSIは次の動作に供する制御信号を発生する。
ブロックGSIの実施は、一旦実施される機能が知られる
と当業者にとっては問題にならず、次に記載される。
CDEVは式(5)の標準偏差σを計算する通常の回路で
あり、ここでkの各値毎にそれは、バス19を介してGSI
によりアドレスされる第1図のメモリMEMからバス14を
介して、1回目は平均値を計算するために、また2
回目は差(Pkn)を計算するために、値Pknを受
信し、次に、それは各々の差の二乗を計算し、二乗を加
算し、和の平方根を計算する。所与のkに対して得られ
た値は標準偏差σで、これはバス60を介して対応する
指標R(1kK)のレジスタに書込まれる。
CDEVにより実施例される各々の動作はGSIにより非同期
式に制御され、GSIは、それが結線61を介してCDEVから
前回の動作終了信号を受ける時、同じ結線61を介して所
与の動作のための制御信号を供給する。GSIはまた、書
込み動作、及び値σの次の読取りのためにレジスタR1
…R,…RKに制御信号CL1.…CL,…CLKを供給す
る。
CDEVの動作が一旦終了すると、GSIは双方向結線63を介
してブロックPRDの動作を制御する。PRDは、式(4)の
積、即ちGSIの信号制御に際してレジスタR1,…RKに読取
られ、且つバス62を介して直列に送られた値σの積を
計算するブロックである。
得られた積はバス64を介して除算器DVSIの入力に送出さ
れ、該除算器は結線65を介してGSIにより制御される読
出し専用メモリSTO8に含まれる量▲σK NOEM▼(k番目
におけるσNORM)で前記の積を除算する。得られた値は
バス66を介してブロックELPに送られ、双方向結線67を
介してGSIにより制御される。ELPはZ次の を計算し、次に入力として受信された値のK次の根を計
算し、更にバス68を介して式(4)の値Yを送出する。
CSFは式(2)の一定しきい値Pの値を計算するブロ
ックである。CSFはCSIによりアドレスされるメモリMEM
(第1図)から擬似事象Pknの種々の値を受け、各kに
対して領域Aを計算し、値PkMAXを記憶されたままに
し、量PkMAX/Aを計算し、次に得られた全ての値の積
を計算し、それ等をバス69に送出する。CSFにより実施
される連続する動作は双方向結線70を介して非同期式に
制御される。
DVS2はバス63とバス68に存在するデータ間の除算を実施
し、バス18を介して第1図のコンパレータCMPに向けて
可変しきい値PSSの値を送出する。本発明の範囲から逸
脱することなしに変更並びに改変がここに記載の装置の
具現化に導入可能である。
【図面の簡単な説明】
−第1図は本発明が目的とする装置の一般的なブロック
図を示し、 −第2図は第1図のブロックATの動作に関する時間線図
を示し、 −第3図は第1図のブロックRIFの回路図を示し、 −第4図はブロックRIFの若干の内部信号の時間線図を
示し、 −第5図は第1図のブロックATの回路図を示し、 −第6図は第5図のブロックCBCの回路図を示し、 −第7図は第6図のブロックCOの回路図を示し、 −第8図は第5図のメモリMEMPにおける可能なデータ構
成を示し、 −第9図は第1図のブロックCSVの回路図を示す。 MIC……マイクロホン、 AD,RIF,EP,AT,MP,DP,CP,CMP,PBT1,LGC,CDS,CDA,TF6,ALT
E,PBT2,PBT3,RG3,PLT,DR,RIF,ER,T1,CBC,CSV,GSI,PRD,E
LP,CO……ブロック、 2,4〜9,11,12,14,15,17〜20,23,26〜32,40,45,48,49,5
3,60,62〜64,66,68,69,IND5,IND6,DD,G0,G1,G(−1),
GG,G(−RrR),PP,ADDP,BCP,VIN,ADDC,VP,ND
5,ADDN,DAM,VPR……バス、 MEM,MEMM,MM1,MM2,MM5,STO1〜STO6,STO8,MEMP,MEMC……
メモリ、 1,3,4,4′,7′,10,16,20〜22,26,31〜33,36,38,39,41,4
3,44,46,51,52,RW5,FL5,FL6,TT,CK1′,RWP,PWC,CKCP,RW
N,CKML,CKSM,CKDV……ワイヤ 13,14,23,25,26,P0,P,CK2,CK3,P1,P(−1),CCP,CKR
S,RCP,CKCN,61,63,65,67,70……結線、 CMP1,CMP2,CMP4,CMP5,CMP,CMPA……コンパレータ、 SVA,SPE……スイッチ、PBT1……PBT計算ブロック、FPA,
FPB……フィルタ、S2……減算器、DVA,DVSI,DVS2……除
算器、S1,S3,SMA……加算器、MLTA……乗算器、 RG1〜RG7,j,m,nr,pr,RS,RS,RSC,R1…R…RK……
レジスタ、 OFR……周波数分割器、34,35,37,42,47,ABL……ゲー
ト、CTT1〜CT3,CNTA……カウンタ、LC……論理制御回
路、IC……回路、PU……押しボタン、LGC,LGCA……制御
論理、C(−R)…CO…CR……セル、CDS,CDA……距離
計算ブロック、TFL、CP1,CPI……回路、LAR……算術論
理、ABL……使用可能回路、CDEV,PRD……標準偏差計算
回路、T1……遅延回路、CSF……しきい値計算回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルベルト・チアラメツラ イタリア国ロスタ(トリノ)、ヴイア・ブ チエツト 31 (56)参考文献 特開 昭57−182795(JP,A) 特開 昭56−135898(JP,A) 斎藤収三、中田和男「音声情報処理の基 礎」(昭56.11.30)オーム社P.211− 213

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通話者検証用装置において、通話されてセ
    ンテンスに関する通話信号をディジタル信号へ変換する
    手段(TC,AD)、上センテンスが通話される時間期間中
    であって、複数のの相連続する区間に分割される時間期
    間中上記通話されたセンテンスの実際の開始と終了との
    時刻を識別する回路(RIF)からなり、ここに該識別回
    路は各区間毎に重み付きショートタームパワー値(一つ
    の区間の期間を示すショートターム)を計算し、そして
    予め定めた数の前位の区間におけるパワー値の平均とし
    て通話信号のロングパワー値を計算しそして該識別回路
    は該重み付き信号パワー値が或る与えられたパワーしき
    い値を超える時刻を、もしかゝる条件が或る数の相連続
    する複数の区間に対して維持されるならば、センテンス
    の実際の時刻として考え、上記装置は該センテンスの開
    始の時刻と終了の時刻間に含まれる時間区間中、該通話
    信号の特性パラメータベクトルを抽出する回路(EP)を
    含み、該特性パラメータベクトルは通話帯域の異なる周
    波数帯域内の通話信号と組み合わされたエネルギー値で
    あり、各ベクトルは上記複数の区間の一つに関連してお
    り、上記装置は更にベクトル平均を計算しそして平均パ
    ラメータベクトルを供給する回路(MP)と、多数回反復
    される同一センテンスに対する平均パラメータの分布
    の、各周波数帯域毎に1つ与えられる、ヒストグラムを
    決定する回路(DP)と、各通話者のヒストグラムのメモ
    リ(MEM)と、丁度通話されたセンテンスが所与の通話
    者に属する確率を計算する回路(CP)と、確率しきい値
    を計算する回路(TSV)と、前記の確率が前記の確率し
    きい値以上になった場合に検証された通話者の信号を送
    出する比較回路(CMP)とからなる装置において、該識
    別回路(RIF)は上記重み付きショートターム信号パワ
    ーを低周波数における通話シグナルパワーと高周波にお
    ける通話シグナルパワー間の比による、通話シグナルパ
    ワーの積として重み付きショートターム信号パワーを決
    定しそしてパワーしきい値として、ある定められた量だ
    け増分された該ロングターム値を利用しそして時間後退
    的に該区間を解析するパワー比較を反復することにより
    センテンス終了の時刻を認識し、センテンスの通話にさ
    かのぼって割り当てられた最後の区間から出発し、そし
    て更に上記装置はパラメータ抽出回路(EP)と上記ベク
    トル平均計算回路(MP)間に手段整合(タイムアライン
    メント)回路(AT)を連結してパラメータ抽出回路によ
    り供給されるベクトルパラメータ指標と基準センテンス
    のパラメータベクトルの指標の間の、以下整合径路(ア
    ラインメントパス)(at)と呼称する対応テーブルを決
    定し、また該テーブルに従って、基準センテンスのパラ
    メータベクトルの数に対応する数の整合化されたパラメ
    ータベクトルの新しいシーケンスを生成し、そして該時
    間整合回路(AT)は更に該パラメータ値の正規化を実施
    しそれは該パラメータ抽出回路(EP)により各区間に抽
    出されたパラメータが上記平均計算回路(MP)により実
    施される時間平均計算における標準ウエイトを有するよ
    うにされ、そして更に、確率しきい値(CSV)を計算す
    る回路は、平均パラメータの分布ヒストグラムの標準偏
    差の積を計算する回路からなり、前記の確率しきい値
    を、本質的に標準偏差の積からなる補正因子で除算し、
    可変確率しきい値を得ることを特徴とし、 前記の時間整合回路(AT)は: 基準センテンスのパラメータベクトルを記憶し、各々の
    ベクトルは指標m(1mM)により識別される第1
    メモリ(MM2)と; 抽出パラメータ回路(EP)がセンテンスの計算されたば
    かりのパラメータベクトルを書き込み、各々のベクトル
    は指標j(1jJ)により識別されてなる第2メモ
    リ(MM5)と; 第1及び第2メモリからベクトルを受け、且つベクトル
    の各対の指標(j,m)に対してどの前回の対の連続指標
    (j,m−1;j−1,m;j−1,m−1)からベクトルの対応する
    成分間の差の加算の最小値が到来するかを表示する方向
    P(j,m)を計算する方向計算回路(CBC)と; アドレスが対応する指標対j,mの値により与えられる位
    置に前記の方向値P(j,m)を記憶する第3メモリ(MEM
    P)と; 現在のアドレスから第3メモリ(MEMP)に読取られた方
    向値P(j,m)を減算し、且つ指標対J,Mに対応する位置
    から始めてメモリ読取りのために次のアドレスを獲得
    し、更に前記の同期径路(at)からなる、生成アドレス
    を第4メモリ(MEMC)に逐次書込む第1のアドレス指定
    及び計算論理(LAR,nr,pr,j,m)と; 第4メモリ(MEMC)を逐次増加する順にアドレスし、同
    期径路(at)の指標対j,mを読取り、第2(MM5)のアド
    レス指定を読取るために指標jを、また第5メモリ(ME
    MM)のアドレス指定を書込むために指標mを用い、そし
    て今回と前回の指標値mを比較し、もし今回の値が前回
    の値より大きい時は第2メモリに読取られた値を第5メ
    モリに書込み、もし今回の値が前回の値に等しい時は指
    標jが今回の指標mの値を有する指標対により与えられ
    る第2メモリに読み取られた連続するベクトルの全ての
    平均値を計算し、且つ第5メモリに書込み、第1メモリ
    (MEMM)はこの時同期付けられたパラメータのベクトル
    のシーケンスを記憶するものである第2アドレス指定及
    び計算論理(ALTE)と; 時間同期回路(AT)の動作を制御する論理(LGC) とを含むことを特徴とし、方向を計算する前記回路(CB
    C)は、前記第1(MM2)及び第2(MM5)メモリから到
    来するベクトルの指標間の差で値が与えられる奇数及び
    偶数指標r(−RrR)により識別され、セル(C
    (−R),…CO,…CR)と呼ばれる等価な回路の2つの
    縦属構成からなり、各々のセルは: −第2メモリ(MM5)から到来するパラメータのベクト
    ルを同じ構成の前回のセルから受け、これ等のベクトル
    を同じ構成の次のセルに送出する第5レジスタ(REG5)
    と、 −第1メモリ(MM2)から到来するパラメータのベクト
    ルを同じ構成の次のセルから受け、これ等のベクトルを
    同じ構成の前回のセルに向けて送出する第6レジスタ
    (REG6)と、 −第5(REG5)及び第6(REG6)レジスタの出力に存在
    するベクトルの相応する成分間の差を加算する距離計算
    回路(CDS)と; 累積された距離を計算する回路であって: 前回の計算で得られ、第7レジスタ(REG7)に一時記憶
    された累積距離の値と、もう一方の縦属構成に属する隣
    接指標の2つのセルの累積距離を計算する回路(CDA)
    の出力に存在する累積距離の値を含む3つの値の間の最
    小を検証し、且つ該3つの値からの最小値に関連し、方
    向値P(j,m)である表示を送出するコンパレータと、
    距離計算回路(CDS)が供給する距離値と3つの値の最
    小値を加算し、もう一方の縦属構成の隣接セルの対応す
    る回路の入力に送られた累積距離値を送出する加算器と
    を含む累積距離計算回路(CDA)と; 使用可能回路が第5(REG5)及び第6(REG6)レジスタ
    出力に同時にデータが存在することを検証する時累積距
    離計算回路(CDA)と第7レジスタ(REG7)との動作を
    可能にする使用可能回路(TFL) とを含むことを特徴とする通話者検証用装置。
  2. 【請求項2】センテンスの発音に有用な全ての時間にわ
    たる通話信号のディジタル変換器を含み、ディジタル標
    本値のメモリ(MM1)に書込まれるべき1組のディジタ
    ル標本値を与える装置において、センテンスの開始と終
    了(RIF)の実際の時刻を決定する回路が: −分割に用いられる変換間(AD)のサンプリング周波数
    を、各々が或る個数のディジタル標本値からなる時間区
    間に分割する周波数分割器(OFR)と、 −ディジタル標本値用の或る個数DNの時間区間の遅延回
    路(T)と、 −該遅延回路(T1)が受信した標本値に関するロングタ
    ームパワーと、各時間区間毎に最後のNFN区間に受信さ
    れた値の二乗平均の対数とを計算する回路(PLT)と、 −ロングタームパワー値を受信し、且つ、論理ゲート
    (34,35,37)を通して送出される周波数分割器(OFR)
    の出力信号からなる第1使用可能信号(22)により使用
    可能にされる時前記のロングタームパワー値を送出する
    第1レジスタ(RG1)と、 −第1レジスタ(RG1)の出力及び定数(STO1)との第
    1加算器(S1)であって、その結果を第1使用可能信号
    (22)により使用可能にされる第2レジスタ(RG2)に
    送出する第1加算器(S1)と、 −ショートタイム重みつきパワーを計算する回路であっ
    て、ショートタームパワーを計算する第1(PBT1),第
    2(PBT2),及び第3(PBT3)回路からなり、且つ時間
    区間毎に最後の時間区間に受信した値の二乗平均の対数
    を計算する回路であり、第1回路(PBT1)は標本値を受
    信し、第2回路(PBT2)は低減フィルタ(FPB)で波
    された標本値を受け、第3回路(PBT3)は高域フィルタ
    (FPA)で波された標本値を受け、第3回路の出力は
    第2回路の出力から減算器(S2)で減算され、該減算器
    の出力は第2加算器(S3)の第1回路(PBT1)の出力に
    加算されてなるショートターム重みつきパワー計算回路
    と、 −第2加算器(S3)の出力を受け、且つ論理ゲート(4
    2)を通して送られた周波数分割器(OFR)の出力信号か
    らなる第2の使用可能信号(43)により使用可能にされ
    る第3レジスタ(RG3)と、 −時間区間、即ち、周波数分割器(OFR)の出力信号の
    長さを計数し、センテンスの開始時点の探索中にゼロか
    ら始めてカウントアップし、そしてセンテンスの終了時
    点の探索中に最大区間値から始めてカウントダウンする
    プログラマプルアップダウンカウンタ(CT1)と、 −第3使用可能信号(33)が受信された時点でカウンタ
    (CT1)出力値を記憶する第4レジスタ(RG4)と、 −第3使用可能信号(33)によりリセットされ、該第3
    使用可能信号(33)により使用可能にされる論理ゲート
    (47)を通して転送された周波数分割器(OFR)の出力
    信号の長さを計数する第2カウンタ(CT3)と、 −第2カウンタ(CT3)出力を前記の個数の連続区間(F
    RAGE,FRAGB)からなる定数値と比較し、且つ第2カウン
    タ(CT3)の出力が定数値を越える時肯定応答信号(5
    1)を送出する第1コンパレータ(CMP5)と、 −第3(RG3)及び第2(RG2)レジスタの出力を比較
    し、且つ第3レジスタ出力が第2レジスタ出力より大き
    い時、第1使用可能信号(22)を発生する前記の論理ゲ
    ート(34,37)に抑止信号として送られる前記第3使用
    可能信号(33)を送出する第2コンパレータ(CMP1)
    と、 −アップダウンカウンタ(CT1)の出力が一定値(STO
    6)以上の時、第2使用可能信号(43)を発生する論理
    ゲート(42)用使用可能信号(41)を送出する第3コン
    パレータ(CMP2)と、 −制御信号(PU)の受信時にディジタル標本値メモリ
    (MM1)の増加する逐次読取り動作と前記のアップダウ
    ンカウンタ(CT1)のアップカウントの開始を決定し、
    肯定信号(51)の受信時に第4レジスタ(RG4)の出力
    値をセンテンス開始の実際の時刻として考え、カウンタ
    (CT1)に向けてダウンカウント信号を送出し且つディ
    ジタル標本値メモリ(MM1)の減少する逐次読取り動作
    を決定し、そして肯定応答信号(51)の受信時に第4レ
    ジスタ(RG4)の出力をセンテンス終了の実際の時刻と
    して考える制御論理(LC) とを含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の装置。
  3. 【請求項3】実際の時刻を決定する回路(RIF)は: −第3の使用可能信号(33)によりリセットされ、該第
    3使用可能信号(33)により使用可能になる論理ゲート
    (47)を通して送られる周波数分割器(OFR)の出力信
    号の長さを計数する第3カウンタ(CT3)と、 −第3カウンタ(CT3)の出力を定数値と比較し、且つ
    第2コンパレータ(CMP1)が抑止信号(33)を供給した
    後に、前記の出力が定数値を越えない限り、第1使用可
    能信号(22)を送出する論理ゲート(34,35,37)の使用
    可能性を保持する信号(36)を送出する第4コンパレー
    タ(CMP4)と、 −アップダウンカウンタ出力(CT1)を時間区間しきい
    値と比較し、しきい値の克服が動作を停止させる制御論
    理に向けて誤り信号(44)の送出を決定することよりな
    る第5コンパレータ(CMP3) とを更に含むことを特徴とする特許請求の範囲第2項に
    記載の装置。
  4. 【請求項4】確率しきい値計算回路(CSV)は: −ヒストグラムメモリ(MEM)から受けた各通話者ヒス
    トグラムの標準偏差を計算する回路(CDEV)と、 −標準偏差計算回路の供給する標準偏差の対応する値を
    一時的に記憶する各ヒストグラムに1つ与えられるレジ
    スタ(R1,…,RKと、 −該レジスタ(R1,…,PK)に存在する値の積を計算する
    回路(PRD)と、 −該積計算回路から受けた値を一定の規格化値(▲σK
    NORM▼)で除す第1除算器(DVS1)と、 −Zを固定した指数因子、Kをヒストグラム数として、
    第1除算器(DVS1)から受けた値のZ次の を計算し、次にK次の根を計算する と、 の出力に存在する値で確率しきい値を除して可変確率し
    きい値を得る第2除算器(DVS2)と、 −制御及び同期信号を発生する回路(GSI)とを含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。
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