JP2908168B2 - 信号識別回路 - Google Patents

信号識別回路

Info

Publication number
JP2908168B2
JP2908168B2 JP5054378A JP5437893A JP2908168B2 JP 2908168 B2 JP2908168 B2 JP 2908168B2 JP 5054378 A JP5054378 A JP 5054378A JP 5437893 A JP5437893 A JP 5437893A JP 2908168 B2 JP2908168 B2 JP 2908168B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
power value
power
value
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5054378A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06268767A (ja
Inventor
道夫 池内
修一 吉川
泰基 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Original Assignee
Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC filed Critical Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Priority to JP5054378A priority Critical patent/JP2908168B2/ja
Publication of JPH06268767A publication Critical patent/JPH06268767A/ja
Priority to US08/525,038 priority patent/US5757513A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2908168B2 publication Critical patent/JP2908168B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/327Initiating, continuing or ending a single-mode communication; Handshaking therefor
    • H04N1/32704Establishing a communication with one of a facsimile and another telecommunication apparatus sharing a single line
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/327Initiating, continuing or ending a single-mode communication; Handshaking therefor
    • H04N1/32704Establishing a communication with one of a facsimile and another telecommunication apparatus sharing a single line
    • H04N1/32715Detecting
    • H04N1/32726Detecting signals other than facsimile protocol signals, e.g. DTMF signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/327Initiating, continuing or ending a single-mode communication; Handshaking therefor
    • H04N1/32704Establishing a communication with one of a facsimile and another telecommunication apparatus sharing a single line
    • H04N1/32715Detecting
    • H04N1/32732Detecting within a predetermined time
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q1/00Details of selecting apparatus or arrangements
    • H04Q1/18Electrical details
    • H04Q1/30Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents
    • H04Q1/44Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current
    • H04Q1/444Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current with voice-band signalling frequencies
    • H04Q1/46Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using alternate current with voice-band signalling frequencies comprising means for distinguishing between a signalling current of predetermined frequency and a complex current containing that frequency, e.g. speech current

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ電話回線等の
公衆回線、及び専用回線に接続されるファクシミリやデ
ータ通信端末装置等に用いられる信号識別回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリには、電話回線を介して送
られて来た信号がファクシミリ用の制御信号であるか通
話のための音声信号であるかを自動的に判定して、着信
した電話回線をファクシミリ側のモデム又は併設する電
話機に切り換える機能を設けているものがある。そし
て、このようなファクシミリは、入力信号がファクシミ
リ用の制御信号か又は通話のための音声信号かを判定す
るための信号識別回路が必要になる。
【0003】特開平1−212168号公報に記載され
ている従来の信号識別回路は、図7に示すように、電力
検出回路21によって入力信号のパワー値P1を一定時
間毎に求めると共に、電力検出回路22によって入力信
号中のデータ通信用のキャリアのパワー値P2を一定時
間毎に求め、比較検出回路23によってこれらのパワー
値の比率P2/P1を一定時間毎に検出して、比較回路2
4でこのパワー値の比率P2/P1が規定値C1よりも大
きいかどうかを判定していた。ここで、パワー値の比率
P2/P1が規定値C1よりも大きいときはデータ通信用
のデータ(制御信号)と判定され、前記比率がC1より
も小さいときは音声信号であると判定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、音声信号
は、いろいろな周波数成分を含む変化に富んだ信号であ
るため、制御信号の特定周波数成分を含むことがある。
このため、特定周波数成分の音声信号全体に占める割合
が偶然大きくなり、上記従来の信号識別回路におけるパ
ワー値の比率P2/P1が規定値C1以上になる場合があ
り得る。
【0005】また、アナログの電話回線は厳しい条件で
使用されるために比較的ノイズの多い通信路である。そ
して、このノイズも種々の周波数成分を含むため、音声
信号と同様にパワー値の比率P2/P1が規定値C1以上
になる場合が生じ得る。
【0006】このため、従来の信号識別回路では、音声
信号やノイズによってパワー値の比率が偶然規定値C1
以上になった場合には、送信側からの入力信号を制御信
号と誤判定して、電話回線をファクシミリ側のモデムに
接続してしまうおそれがあるという問題があった。
【0007】なお、上記問題は、アナログ電話回線に接
続されたファクシミリに限らず、アナログ電話回線に接
続されるデータ通信端末装置等、及びアナログ電話回線
以外の公衆回線及び専用回線に接続されるファクシミリ
及びデータ通信端末装置等に共通するものである。
【0008】本発明は、上記事情に鑑み、特定周波数成
分のパワー値の比率だけでなく、この特定周波数成分の
パワー値が所定時間規定レベル以上であるかどうかを検
出することにより、及び前記検出を行うと共に特定周波
数成分のパワー値の変動が規定範囲内であるかどうかを
検出することにより、音声信号を誤って制御信号である
と判定するようなことのない信号識別回路を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の信号識別回路
は、特定周波数の信号が所定時間にわたって所定レベル
以上継続される制御信号を入力信号中から検出する信号
識別回路であって、該信号識別回路は、該入力信号全体
のパワー値と該特定周波数成分のパワー値とを検出する
パワー値検出手段と、該パワー値検出手段が検出した該
入力信号全体の該パワー値に対する該特定周波数成分の
該パワー値の比率を計算し、該比率が第1規定値以上で
あるかどうかを検出するパワー比率監視手段と、該パワ
ー値検出手段が検出した該入力信号中の該特定周波数成
分の該パワー値が第2規定値以上であるかどうかを検出
する制御信号パワーレベル監視手段と、該特定周波数成
分の該パワー値が該第2規定値以上であることを該制御
信号パワーレベル監視手段が第2規定時間継続して検出
し、かつ、該検出期間内に、パワー値の該比率が該第1
規定値以上であることを該パワー比率監視手段が第1規
定時間継続して検出した場合に、該入力信号に該制御信
号が含まれると判定する制御信号判定手段とを備え、該
第1規定時間を該第2規定時間よりも短く設定して
り、そのことにより上記目的が達成される。
【0010】また、本発明の他の信号識別回路は、特定
周波数の信号が所定時間にわたって所定レベル以上継続
される制御信号を入力信号中から検出する信号識別回路
であって、該信号識別回路は、該入力信号全体のパワー
値と該特定周波数成分のパワー値とを検出するパワー値
検出手段と、該パワー値検出手段が検出した該入力信号
全体の該パワー値に対する該特定周波数成分の該パワー
値の比率を計算し、該比率が第1規定値以上であるかど
うかを検出するパワー比率監視手段と、該パワー値検出
手段が検出した該入力信号中の該特定周波数成分の該パ
ワー値の変動が規定範囲内であるかどうかを検出する制
御信号パワー変動監視手段と、該パワー値検出手段が検
出した該入力信号中の該特定周波数成分の該パワー値が
第2規定値以上であるかどうかを検出する制御信号パワ
ーレベル監視手段と、該特定周波数成分の該パワー値が
該第2規定値以上であることを該制御信号パワーレベル
監視手段が第2規定時間継続して検出し、かつ、該制御
信号パワーレベル監視手段の該検出期間内に、パワー値
の該比率が該第1規定値以上であることを該パワー比率
監視手段が第1規定時間継続して検出し、しかも、該パ
ワー比率監視手段の該検出期間の間の該特定周波数成分
の該パワー値の該変動が該規定範囲内であった場合に、
該入力信号に該制御信号が含まれると判定する制御信号
判定手段とを備え、該第1規定時間を該第2規定時間よ
りも短く設定しており、そのことにより上記目的が達成
される。
【0011】
【作用】請求項1の発明では、パワー値検出手段が検出
した入力信号全体のパワー値と特定周波数成分のパワー
値とに基づいて、パワー比率監視手段が入力信号全体の
パワー値に対する特定周波数成分のパワー値の比率が第
1規定値以上であるかどうかを検出すると共に、制御信
号パワーレベル監視手段が特定周波数成分のパワー値が
第2規定値以上であるかどうかを検出する。パワー比率
監視手段は、制御信号の「単一正弦波で構成されてい
る」という特徴を抽出する手段である。また、制御信号
パワーレベル監視手段は、制御信号の「発生区間での信
号レベルは規定された最低レベル値(第2規定値)以上
である」という特徴を抽出する手段である。そして、制
御信号判定手段は、特定周波数成分のパワー値が第2規
定時間継続して第2規定値以上であり、かつ、この期間
内に、パワー値の比率が第1規定時間継続して第1規定
値以上である場合、入力信号に制御信号が含まれると判
定する。
【0012】会話音声は、音声区間と無音の休止区間が
混在し、例えば日本語の会話では、0.075〜0.2
秒の音声区間(「ディジタル音声処理」(古井貞照
著)東海大学出版会 第2章 音声の基本的性質 第1
8頁より)の後、この2倍程度の無音状態が続くことに
なる。これに対して、制御信号は、特定周波数の信号が
所定時間にわたって所定レベル以上継続される。例え
ば、ファクシミリの制御信号のひとつである自動発呼信
号(以下CNG信号という)は、1100Hz±38Hzの
正弦波信号を−43dBm以上のレベル(CCITT勧
告T.4)で0.5秒継続した後3秒間休止する。CN
G信号は、発呼装置が自動送信ファクシミリであること
を着信側に知らせるための信号である。
【0013】従って、入力信号に制御信号と音声信号と
が混在している場合であっても、制御信号が継続される
所定時間にわたって特定周波数成分のパワー値が第2規
定値以上であることを検出することができ、しかも、制
御信号が継続される所定時間が音声区間の最長時間より
十分に長ければ、この検出期間内に音声の休止区間が必
ず訪れ、この無音の休止区間でパワー値の比率が第1規
定値以上であることを検出することができる。
【0014】入力信号が音声信号のみの場合には、特定
周波数成分のパワー値の比率が短期間第1規定値以上に
なることはあっても、この特定周波数成分のパワー値自
身が音声区間を超えて長時間第2規定値以上になるよう
なことはほとんどあり得ないため、この音声信号を制御
信号であると誤判定するようなおそれはない。
【0015】また、例えば広帯域のノイズが高いレベル
で入力された場合には、特定周波数成分のパワー値が第
2規定値以上になるようなこともあり得る。ただし、こ
のようなノイズは、他の周波数成分も多く含むために、
特定周波数成分のパワー値の比率が第1規定値以上にな
るような可能性はほとんどない。従って、この場合に
も、ノイズを制御信号であると誤判定するようなおそれ
は生じない。
【0016】この結果、請求項1の発明によれば、制御
信号を他と区別して確実に検出することができるので、
音声やノイズを制御信号と誤判定するおそれをなくすこ
とができる。
【0017】請求項2の発明では、制御信号パワー変動
監視手段が特定周波数成分のパワー値の変動を検出する
ことにより、このパワー値の変動が規定範囲内であるこ
とも制御信号の判定条件に加えている。制御信号パワー
変動監視手段は、制御信号の「発生区間での信号レベル
は一定である」という特徴を抽出する手段である。
【0018】音声信号やノイズは、特定周波数成分のパ
ワー値やその比率が規定値以上になることがあっても、
この特定周波数成分のパワー値は大きく変動するもので
ある。これに対して、制御信号は、通常一定レベルで出
力されるので、そのパワー値はほとんど変動することが
ない。
【0019】従って、請求項2の発明によれば、音声や
ノイズを制御信号であると誤判定する可能性をさらに低
減してより確実な検出を行うことができるようになる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例について説明する。
【0021】図1乃至図3は本発明の第1実施例を示す
ものであって、図1は信号識別回路の構成を示すブロッ
ク図、図2は図1の信号識別回路のさらに具体的な構成
を示すブロック図、図3は信号識別回路の動作を示すフ
ローチャートである。
【0022】本実施例は、ファクシミリの自動着信時に
CNG信号を検出する信号識別回路について説明する。
【0023】この信号識別回路は、図1に示すように、
着信した電話回線から送られて来る入力信号を第1パワ
ー値計算回路1と特定周波数成分抽出回路2とに送るよ
うになっている。なお、ここでは、図2に示すように、
アナログの入力信号をA/D変換器3において、標本化
周波数(例えば7.2KHz)で標本化して一旦ディジタル信
号に変換し、ディジタル信号として処理を行うようにし
ている。第1パワー値計算回路1は、図2に示すよう
に、2乗を計算する乗算器1aと低域通過フィルタであ
る波形整形用のLPF1bからなり、乗算器1aの演算
結果から瞬時的な変動をLPF1bで吸収して平均的な
パワー値を出力するようになっている。従って、第1パ
ワー値計算回路1からは、入力信号全体の平均的なパワ
ー値P1が出力されることになる。
【0024】特定周波数成分抽出回路2は、図2に示す
ように、CNG信号の1100Hz±38Hzの帯域の信号
成分のみを通過させる帯域通過フィルタ(BPF)であ
る。そして、この特定周波数成分抽出回路2の出力は、
第2パワー値計算回路4に接続されている。第2パワー
値計算回路4は、図2に示すように、第1パワー値計算
回路1と同様の乗算器2aと波形整形用のLPF2bと
で構成され、入力信号中のCNG信号と同じ周波数成分
のみの平均的なパワー値P2が出力されることになる。
【0025】上記第1パワー値計算回路1の出力は、パ
ワー比率計算回路5に接続されている。また、第2パワ
ー値計算回路4の出力は、このパワー比率計算回路5と
第2比較回路6とに接続されている。パワー比率計算回
路5は、図2に示すように、第1パワー値計算回路1か
ら送られて来る入力信号全体のパワー値P1に対する第
2パワー値計算回路4から送られて来るCNG信号と同
じ周波数成分のパワー値P2の比率P2/P1を計算する
除算回路である。例えば、入力信号がCNG信号のみで
ある場合、入力信号全体のパワー値P1と、CNG信号
と同じ周波数成分のパワー値P2とが一致するため、パ
ワー値の比率P2/P1は1である。このパワー比率計算
回路5の出力は、第1比較回路7に接続されている。第
1比較回路7は、図2に示すように、パワー比率計算回
路5から送られて来る比率P2/P1を第1規定値C1と
比較する比較器であり、比率P2/P1が第1規定値C1
以上である場合には1を出力し、第1規定値C1に満た
ない場合には0を出力するようになっている。第2比較
回路6は、図2に示すように、第2パワー値計算回路4
から送られて来るCNG信号と同じ周波数成分のパワー
値P2を第2規定値C2と比較する比較器であり、パワー
値P2が第2規定値C2以上である場合には1を出力し、
第2規定値C2に満たない場合には0を出力するように
なっている。第1規定値C1は、CNG信号を音声信号
やノイズ等と区別するのに十分な値に設定される。ま
た、第2規定値C2は、CNG信号の最低レベル値が設
定され、ここではCCITT勧告T.4に従って−43
dBmとしている。
【0026】上記第1比較回路7の出力は、第1時間監
視回路8に接続され、第2比較回路6の出力は、第2時
間監視回路9に接続されている。これらの時間監視回路
8,9は、図2に示すように、第1比較回路7又は第2
比較回路6の出力が1である間計時を行うタイマであ
り、第1時間監視回路8は第1規定時間T1を計時し終
えると1を出力し、第2時間監視回路9は第2規定時間
T2を計時し終えると1を出力するようになっている。
第2規定時間T2は、CNG信号が継続される0.5秒
間よりもわずかに短い時間に設定されている。また、第
1規定時間T1は、CNG信号が継続される0.5秒か
ら音声区間の最長時間である0.2秒を差し引いた結果
の0.3秒よりも短い時間に設定されている。
【0027】また、上記第1比較回路7及び第2比較回
路6の出力は、CNG信号判定回路10にも接続されて
いる。CNG信号判定回路10には、上記第1時間監視
回路8及び第2時間監視回路9の出力も接続され、これ
らの時間監視回路8,9の計時時間をリセットして、そ
れぞれの規定時間T1,T2を再度初めから計時させるこ
とができるようになっている。このCNG信号判定回路
10は、図2に示すように、マイクロコンピュータによ
って構成され、比較回路7,6及び時間監視回路8,9
とはI/Oポートを介して接続されている。そして、こ
のCNG信号判定回路10は、内部のROM等に格納さ
れたプログラムに従って制御動作を行うようになってい
る。
【0028】上記CNG信号判定回路10の制御動作を
図3のフローチャートに基づいて説明する。
【0029】このCNG信号判定回路10は、まずステ
ップ(以下「S」という)1において、内部のRAM等
の領域に設定した判定フラグに0を書き込むと共に、第
1時間監視回路8による第1規定時間T1の計時と第2
時間監視回路9による第2規定時間T2の計時をリセッ
トする(S2)。次に、第2比較回路6の出力からパワ
ー値P2が第2規定値C2以上であるかどうかを判定し
(S3)、第2規定値C2に満たない場合にはS1に戻
ってこのループを繰り返す。
【0030】パワー値P2が第2規定値C2以上であった
場合には、第2時間監視回路9が第2規定時間T2の計
時を終了したかどうかを判定する(S4)。そして、計
時がまだ終了していないときは、第1比較回路7の出力
から比率P2/P1が第1規定値C1以上であるかどうか
を判定し(S5)、第1規定値C1に満たない場合に
は、第1時間監視回路8による第1規定時間T1の計時
をリセットして(S6)、S3に戻りこのループを繰り
返す。
【0031】比率P2/P1が第1規定値C1以上であっ
た場合には、第1時間監視回路8が第1規定時間T1の
計時を終了したかどうかを判定し(S7)、計時がまだ
終了していないときはそのままS2に戻ってこのループ
を繰り返すと共に、計時が終了した場合には、上記判定
フラグに1を書き込んでから(S8)S3に戻りこのル
ープを繰り返す。
【0032】上記S3,S4,S5及びS7又はこれに
S8を加えたループを繰り返す間に、S4において第1
規定時間T1よりも長い第2規定時間T2の計時が終了し
たと判定されると、判定フラグが1であるかどうかを判
定する(S9)。そして、S8の処理を一度も実行して
いなかった場合には、判定フラグが0であるため、S1
の処理に戻り処理を最初からやり直す。また、S8の処
理を一度でも実行していた場合には、判定フラグが1で
あるため、CNG信号であると判定して(S10)処理
を完了する。
【0033】即ち、このCNG信号判定回路10は、
0.5秒弱の第2規定時間T2の間、パワー値P2が第2
規定値C2以上を維持したかどうかを検査すると共に、
この期間内に、0.3秒よりも短い第1規定時間T1の
間、比率P2/P1が第1規定値C1以上を維持したかど
うかを検査する。このパワー値P2の検査は、CNG信
号が−43dBm以上のレベルで0.5秒間継続される
という性質を調べるものである。また、比率P2/P1の
検査は、CNG信号が1100Hz±38Hzの単一の正弦
波信号であるという性質を調べるものである。そして、
これらパワー値P2と比率P2/P1が共に維持されてい
る場合に、入力信号がCNG信号であると判定すること
になる。
【0034】上記構成の信号識別回路の動作を入力信号
に応じて説明する。
【0035】(1)入力信号がCNG信号のみである場
合 入力信号がCNG信号のみである場合には、パワー値P
2が第2規定値C2以上であり、かつ、比率P2/P1も第
1規定値C1以上であるため、S1及びS2の処理を実
行した後、S3,S4,S5及びS7のループを繰り返
す。そして、第1規定時間T1経過後にS8において判
定フラグに1が書き込まれ、さらに第2規定時間T2が
経過した時点で、判定フラグが1である場合にはS9か
らS10に移行するので、CNG信号であると判定でき
る。
【0036】(2)入力信号が音声信号のみである場合 入力信号が音声信号のみである場合には、通常はS1,
S2及びS3のループを繰り返すが、この音声信号がC
NG信号と同じ周波数成分を高いレベルで有するとき
は、S3,S4,S5及びS6のループを繰り返すこと
になる。そして、音声信号におけるこのCNG信号と同
じ周波数成分の比率が偶然高くなると、CNG信号を検
出した場合と同様にS3,S4,S5及びS7のループ
に移行するようになる。
【0037】しかしながら、音声信号は、例えば日本語
の会話の場合、音声区間の最長時間が高々0.2秒まで
であるため、0.5秒弱の第2規定時間T2が経過する
前に無音状態の休止区間に入り、ここでパワー値P2が
第2規定値C2に満たなくなってS1の処理に戻る。
【0038】従って、入力信号が音声信号のみである場
合には、これをCNG信号であると誤判定するおそれは
生じない。
【0039】(3)入力信号にCNG信号と音声信号が
混在している場合 入力信号にCNG信号が含まれている場合には、パワー
値P2が第2規定値C2以上であるため、S1及びS2
の処理を実行した後、S3,S4,S5及びS6のルー
プを繰り返す。また、音声信号には、上記のように音声
区間の後に休止区間があるため、このループが開始され
てから音声区間の最長時間の0.2秒が経過するまでに
必ず無音状態の休止区間に入り、ここで比率P2/P1
が第1規定値C1以上となってS3,S4,S5及びS
7のループに移行する。そして、このループの繰り返し
の間に、第1規定時間T1が経過すると判定フラグに1
が書き込まれるので、その後休止区間が終わって再びS
3,S4,S5及びS6のループに戻っても、第2規定
時間T2が経過すれば、この判定フラグの1によりS9
からS10に移行し、CNG信号であると判定できる。
【0040】この結果、本実施例の信号識別回路によれ
ば、CNG信号を音声信号と確実に区別して検出するこ
とができるので、CNG信号を誤判定するおそれをなく
すことができる。
【0041】図4乃至図6は本発明の第2実施例を示す
ものであって、図4は信号識別回路の構成を示すブロッ
ク図、図5は図4の信号識別回路のさらに具体的な構成
を示すブロック図、図6は信号識別回路の動作を示すフ
ローチャートである。なお、図1及び図2に示した第1
実施例と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付
記して説明を省略する。
【0042】本実施例も、ファクシミリの自動着信時に
CNG信号を検出する信号識別回路について説明する。
【0043】この信号識別回路も、図4に示すように、
着信した電話回線から送られて来る入力信号を第1パワ
ー値計算回路1と特定周波数成分抽出回路2とに振り分
け、特定周波数成分抽出回路2からさらに第2パワー値
計算回路4に送るようになっている。また、ここでも、
図5に示すように、アナログの入力信号をA/D変換器
3において標本化周波数(例えば7.2KHz)で標本化して
一旦ディジタル信号に変換し、ディジタル信号として処
理を行うようにしている。第1パワー値計算回路1,特
定周波数成分抽出回路2及び第2パワー値計算回路4の
構成は、第1実施例と全く同じである。
【0044】第1パワー値計算回路1の出力と第2パワ
ー値計算回路4の出力は、共にパワー比率監視回路11
に入力されるようになっている。パワー比率監視回路1
1は、図5に示すように、第1実施例におけるパワー比
率計算回路5に対応するパワー比率計算回路11aと第
1比較回路7に対応する第1比較回路11bと第1時間
監視回路8に対応する第1時間監視回路11cとを組み
合わせたものである。第比較回路11bは、比率P2/
P1が第1規定値C1以上であれば1を出力し、第1規定
値C1に満たない場合には0を出力する。第1時間監視
回路11cは、第1比較回路11bの出力が1である間
計時を行うタイマであり、第1規定時間T1を計時し終
えると出力Aを1とする。
【0045】また、第2パワー値計算回路4の出力は、
パワー変動監視回路12とパワーレベル監視回路13に
も接続されている。これらパワー変動監視回路12とパ
ワーレベル監視回路13は、図5に示すように、第2パ
ワー値計算回路4から出力されるパワー値P2を順次格
納することができる複数のメモリ14aからなるシフト
レジスタ14を共有している。このシフトレジスタ14
は、クロック信号によってパワー値P2を順次シフトさ
せる回路であり、過去のパワー値P2を第2規定時間T2
にわたって保持できるようになっている。つまり、一方
の端のメモリには一番新しいパワー値P2が格納され、
もう一方の端のメモリには時間的に一番古いパワー値P
2が格納される。パワー変動監視回路12は、第2パワ
ー値計算回路4から出力された現在のパワー値P2と、
シフトレジスタ14の各メモリ14aが保持する過去の
パワー値P2との比率を複数の除算器12aでそれぞれ
計算し、これらの比率がしきい値以内であるかどうかを
複数の比較器12bでそれぞれ比較して、ロジック回路
12cにより、全ての比率がしきい値以内であれば出力
Bを1とし、1つの比率でもしきい値を超えている場合
には出力Bを0とするようにした回路である。ただし、
このパワー変動監視回路12は、シフトレジスタ14の
メモリ14aが保持する過去の全てのパワー値P2では
なく、パワー比率監視回路11における第1規定時間T
1に対応した過去のパワー値P2だけに基づいて判定を行
うようになっている。パワーレベル監視回路13は、第
2パワー値計算回路4から出力された現在のパワー値P
2とシフトレジスタ14の各メモリ14aが保持する過
去のパワー値P2とを比較器13aに入力し、これらが
全て第2規定値C2以上である場合に出力Cを1とし、
1つのパワー値P2でも第2規定値C2に満たないものが
あると出力Cを0とするようにした回路であり、実質的
に第1実施例における第2比較回路6と第2時間監視回
路9とを組み合わせたものと同じ働きをする。
【0046】上記パワー比率監視回路11の出力A,パ
ワー変動監視回路12の出力B及びパワーレベル監視回
路13の出力Cは、CNG信号判定回路10に接続され
ている。また、パワー比率監視回路11は、このCNG
信号判定回路10からの信号によって第1時間監視回路
11cのタイマがリセットされるようになっている。さ
らに、上記シフトレジスタ14のクロック信号は、この
CNG信号判定回路10から供給されるようになってい
る。
【0047】上記CNG信号判定回路10の制御動作を
図6のフローチャートに基づいて説明する。
【0048】このCNG信号判定回路10は、まず内蔵
の判定タイマをリセットし(S11)、パワー比率監視
回路11からの出力Aが1であるかどうか(S12)、
及び、パワー変動監視回路12からの出力Bが1である
かどうかを判定する(S13)。そして、これらのいず
れかの出力A,BがOであった場合には、S11に戻っ
てループを繰り返す。
【0049】出力A,Bが共に1であると判定された場
合には、判定タイマをスタートさせると共に(S1
4)、パワーレベル監視回路13からの出力Cが1であ
るかどうかを判定する(S15)。そして、出力Cが0
であった場合には、判定タイマが計時を終了したかどう
かの判定を行い(S16)、計時が終了していない場合
は、S15に戻ってループを繰り返す。この判定タイマ
の計時時間は、第2規定時間T2(CNG信号の継続時
間である0.5秒よりもわずかに短い時間)からパワー
比率監視回路11が計時する第1規定時間T1を差し引
いた時間以上に設定されている。
【0050】上記S15とS16のループを繰り返す間
に出力Cが1になると、パワー値P2が第2規定時間T2
にわたって第2規定値C2以上を維持したことを示すの
で、これによってCNG信号であると判定して(S1
7)処理を完了する。
【0051】また、出力Cが0のまま判定タイマの計時
が終了すると、パワー値P2が第2規定値C2以上を第2
規定時間T2維持できなかったことを示すので、再びS
11の処理に戻り処理を最初からやり直す。
【0052】即ち、このCNG信号判定回路10は、
0.5秒弱の第2規定時間T2の間、パワー値P2が第2
規定値C2以上を維持したかどうかを検査すると共に、
この期間内に、0.3秒よりも短い第1規定時間T1の
間、比率P2/P1が第1規定値C1以上を維持したかど
うかを検査し、かつ、同じ第1規定時間T1の間のパワ
ー値P2の変動がしきい値の範囲内であるかどうかを検
査する。このパワー値P2の検査と比率P2/P1の検査
は、第1実施例の場合と同じ趣旨によるものである。ま
た、パワー値P2の変動の検査は、CNG信号が一定レ
ベルで出力された信号であるという性質を調べるもので
ある。そして、これらが共に維持されている場合に、入
力信号がCNG信号であると判定することになる。
【0053】上記構成の信号識別回路の動作を入力信号
に応じて説明する。
【0054】(1)入力信号がCNG信号のみである場
合 入力信号がCNG信号のみである場合には、比率P2/
P1が第1規定値C1以上であり、パワー値P2の変動も
あり得ないため、S11,S12及びS13のループを
第1規定時間T1繰り返した後に、S14を介してS1
5とS16のループに移行する。そして、この場合は、
パワー値P2が第2規定時間T2以上の期間第2規定値C
2以上を維持されるため、出力Cが1となることにより
S17に移行してCNG信号であると判定できる。
【0055】(2)入力信号が音声信号のみである場合 入力信号が音声信号のみである場合には、通常はS11
及びS12のループを繰り返すが、この音声信号におけ
るCNG信号と同じ周波数成分の比率が偶然高くなる
と、S11,S12,及びS13のループに移行するよ
うになる。ただし、音声信号は、CNG信号のように人
為的に一定レベルで出力されたものではないため、パワ
ー値P2は大きく変動し、S13からS14に移行する
おそれはほとんどない。
【0056】ところが、さらに偶然が重なって、この音
声信号におけるパワー値P2の変動が小さくなった場合
には、S14を介してS15とS16のループに移行す
る可能性もある。
【0057】しかしながら、音声信号は、上記のように
音声区間の最長時間が第2規定時間T2よりも短いため
に、無音状態の休止区間でパワー値P2が第2規定値C2
に満たなくなり、パワーレベル監視回路13の出力Cが
1になることはない。そして、この間に判定タイマが計
時を終了するので、S16からS11に戻って処理を最
初からやり直すことになる。
【0058】従って、入力信号が音声信号のみである場
合には、これをCNG信号であると誤判定するおそれは
生じない。
【0059】(3)入力信号にCNG信号と音声信号が
混在している場合 入力信号にCNG信号が含まれている場合には、上記音
声信号の休止期間にパワー比率監視回路11とパワー変
動監視回路12の出力A,Bが共に1となり、S11,
S12及びS13のループからS15とS16のループ
に移行する。そして、パワー値P2も第2規定時間T2の
間、第2規定値C2以上を維持できるため、S15から
S17に移行してCNG信号であると判定できる。
【0060】(4)入力信号がノイズのみの場合 入力信号がノイズのみの場合には、通常はS11及びS
12のループを繰り返すが、このノイズは広い帯域で種
々の周波数成分を有するため、CNG信号と同じ周波数
成分の比率が偶然高くなると、S11,S12,及びS
13のループに移行するようになる。ただし、ノイズ
は、音声信号と同様にパワー値P2が大きく変動するの
で、S13からS14に移行するおそれはほとんどな
い。
【0061】ところが、さらに偶然が重なって、このノ
イズにおけるパワー値P2の変動が小さくなった場合に
は、S14を介してS15とS16のループに移行する
可能性もある。
【0062】しかしながら、ノイズが第2規定時間T2
よりも長い期間にわたってパワー値P2を第2規定値C2
以上に維持することはあり得ないため、パワーレベル監
視回路13の出力Cが1になることはない。そして、こ
の間に判定タイマが計時を終了するので、S16からS
11に戻って処理を最初からやり直すことになる。
【0063】従って、入力信号がノイズのみである場合
には、これをCNG信号であると誤判定するおそれは生
じない。
【0064】(5)入力信号にCNG信号とノイズが混
在している場合 ノイズがCNG信号と同じ周波数成分のみ長い時間にわ
たって高い比率となる可能性はほとんどなく、しかも、
通常の通信環境ではノイズに対するCNG信号のパワー
比は十分に高いため、この場合には、(1)の場合と同
様に確実にCNG信号を判定することができる。
【0065】この結果、本実施例の信号識別回路によれ
ば、CNG信号の判定条件を加重することにより音声信
号やノイズを確実に区別して検出することができるの
で、CNG信号を誤判定する可能性をさらに低減してよ
り確実な検出を行うことができるようになる。
【0066】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の信号識別回路によれば、制御信号を音声やノイズと区
別して確実に検出することができるので、この信号識別
回路を利用する装置が誤動作をするおそれをなくすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すものであって、信号
識別回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例を示すものであって、図1
の信号識別回路のさらに具体的な構成を示すブロック図
である。
【図3】本発明の第1実施例を示すものであって、信号
識別回路の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施例を示すものであって、信号
識別回路の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2実施例を示すものであって、図1
の信号識別回路のさらに具体的な構成を示すブロック図
である。
【図6】本発明の第2実施例を示すものであって、信号
識別回路の動作を示すフローチャートである。
【図7】従来例を示すものであって、信号識別回路の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 第1パワー値計算回路 2 特定周波数成分抽出回路 4 第2パワー値計算回路 5 パワー比率計算回路 6 第2比較回路 7 第1比較回路 8 第1時間監視回路 9 第2時間監視回路 10 CNG信号判定回路 11 パワー比率監視回路 12 パワー変動監視回路 13 パワーレベル監視回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−212168(JP,A) 特開 平1−288155(JP,A) 特開 平4−150153(JP,A) 特開 平1−290362(JP,A) 特開 平3−253149(JP,A) 特開 平3−250961(JP,A) 特開 平4−150252(JP,A) 特開 平6−153244(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04Q 1/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定周波数の信号が所定時間にわたって
    所定レベル以上継続される制御信号を入力信号中から検
    出する信号識別回路であって、 該入力信号全体のパワー値と該特定周波数成分のパワー
    値とを検出するパワー値検出手段と、 該パワー値検出手段が検出した該入力信号全体の該パワ
    ー値に対する該特定周波数成分の該パワー値の比率を計
    算し、該比率が第1規定値以上であるかどうかを検出す
    るパワー比率監視手段と、 該パワー値検出手段が検出した該入力信号中の該特定周
    波数成分の該パワー値が第2規定値以上であるかどうか
    を検出する制御信号パワーレベル監視手段と、 該特定周波数成分の該パワー値が該第2規定値以上であ
    ることを該制御信号パワーレベル監視手段が第2規定時
    間継続して検出し、かつ、該検出期間内に、パワー値の
    該比率が該第1規定値以上であることを該パワー比率監
    視手段が第1規定時間継続して検出した場合に、該入力
    信号に該制御信号が含まれると判定する制御信号判定手
    段とを備え、 該第1規定時間を該第2規定時間よりも短く設定した
    号識別回路。
  2. 【請求項2】 特定周波数の信号が所定時間にわたって
    所定レベル以上継続される制御信号を入力信号中から検
    出する信号識別回路であって、 該入力信号全体のパワー値と該特定周波数成分のパワー
    値とを検出するパワー値検出手段と、 該パワー値検出手段が検出した該入力信号全体の該パワ
    ー値に対する該特定周波数成分の該パワー値の比率を計
    算し、該比率が第1規定値以上であるかどうかを検出す
    るパワー比率監視手段と、 該パワー値検出手段が検出した該入力信号中の該特定周
    波数成分の該パワー値の変動が規定範囲内であるかどう
    かを検出する制御信号パワー変動監視手段と、 該パワー値検出手段が検出した該入力信号中の該特定周
    波数成分の該パワー値が第2規定値以上であるかどうか
    を検出する制御信号パワーレベル監視手段と、 該特定周波数成分の該パワー値が該第2規定値以上であ
    ることを該制御信号パワーレベル監視手段が第2規定時
    間継続して検出し、かつ、該制御信号パワーレベル監視
    手段の該検出期間内に、パワー値の該比率が該第1規定
    値以上であることを該パワー比率監視手段が第1規定時
    間継続して検出し、しかも、該パワー比率監視手段の該
    検出期間の間の該特定周波数成分の該パワー値の該変動
    が該規定範囲内であった場合に、該入力信号に該制御信
    号が含まれると判定する制御信号判定手段とを備え、 該第1規定時間を該第2規定時間よりも短く設定した
    号識別回路。
JP5054378A 1993-03-15 1993-03-15 信号識別回路 Expired - Fee Related JP2908168B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5054378A JP2908168B2 (ja) 1993-03-15 1993-03-15 信号識別回路
US08/525,038 US5757513A (en) 1993-03-15 1995-09-08 Signal discrimination circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5054378A JP2908168B2 (ja) 1993-03-15 1993-03-15 信号識別回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06268767A JPH06268767A (ja) 1994-09-22
JP2908168B2 true JP2908168B2 (ja) 1999-06-21

Family

ID=12969020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5054378A Expired - Fee Related JP2908168B2 (ja) 1993-03-15 1993-03-15 信号識別回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5757513A (ja)
JP (1) JP2908168B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2357216B (en) * 1999-12-11 2004-05-12 Mitel Corp Method and apparatus for detecting dual tone alerting signal in telephone systems

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3712959A (en) * 1969-07-14 1973-01-23 Communications Satellite Corp Method and apparatus for detecting speech signals in the presence of noise
JPS5242308A (en) * 1975-10-01 1977-04-01 Iwatsu Electric Co Ltd Multiplex frequency signal receiver
CA1116300A (en) * 1977-12-28 1982-01-12 Hiroaki Sakoe Speech recognition system
US4395595A (en) * 1980-04-23 1983-07-26 Nippon Electric Co., Ltd. Digital pushbutton signalling receiver
US4386239A (en) * 1980-06-17 1983-05-31 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Multifrequency tone detector
IT1160148B (it) * 1983-12-19 1987-03-04 Cselt Centro Studi Lab Telecom Dispositivo per la verifica del parlatore
US4580016A (en) * 1984-09-24 1986-04-01 Vmx, Inc. Method and apparatus for checking the integrity of a communications channel in a voice store and forward system
JPH01212168A (ja) * 1988-02-19 1989-08-25 Nec Corp 音声とデータの識別方式
US5185783A (en) * 1989-08-30 1993-02-09 Canon Kabushiki Kaisha Communication apparatus for detecting a calling signal from a line, for detecting a data communication signal from a calling station, and for generating a quasi-calling tone
US5325425A (en) * 1990-04-24 1994-06-28 The Telephone Connection Method for monitoring telephone call progress
JP2547891B2 (ja) * 1990-06-28 1996-10-23 シャープ株式会社 信号検出装置
US5365592A (en) * 1990-07-19 1994-11-15 Hughes Aircraft Company Digital voice detection apparatus and method using transform domain processing
JP2735367B2 (ja) * 1990-08-13 1998-04-02 キヤノン株式会社 画像通信装置
JP2804184B2 (ja) * 1991-05-14 1998-09-24 シャープ株式会社 ファクシミリ装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5757513A (en) 1998-05-26
JPH06268767A (ja) 1994-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3027047B2 (ja) Dtmf信号検出装置及び方法
US4477698A (en) Apparatus for detecting pick-up at a remote telephone set
EP0222083B1 (en) Method and apparatus for voice detection having adaptive sensitivity
US6295348B1 (en) Method of arbitrating type II/type III CPE's during SCWID
RU99118017A (ru) Устройство и способ для автоматического анализа голоса при скрытом контроле вызовов в системе автоматического распределения вызовов
US5070526A (en) Signal analyzing system
US5479501A (en) Far-end disconnect detector for telephony systems
JP2851974B2 (ja) Dtmf信号判定回路
JPH11504170A (ja) 宅内装置通報信号を検出するための装置及び構造
US6128370A (en) Multiple tone detection using out-of-band background detector
JP2908168B2 (ja) 信号識別回路
US4460808A (en) Adaptive signal receiving method and apparatus
US6415139B1 (en) Detection circuit of tone signal
US4022989A (en) Telephone receiver-off-hook-and-in-use detector
US6813350B2 (en) Method and apparatus for detecting dual tone alerting signal in telephone systems
US6418209B1 (en) Telecommunications device equipped with in-call incoming call notification function and method for detecting in-call incoming signal notification
JP2859024B2 (ja) 誤動作防止回路付きdtmf受信器
US6631190B1 (en) Telephone system
JP3336556B2 (ja) 電話機の話中音検出回路
JP3272158B2 (ja) 音声レベル制御装置
JP2007251994A (ja) 無線周波信号受信機
KR100601717B1 (ko) 스피커폰에서 에코 방지 장치 및 방법
JPH08298537A (ja) 自動音声応答機能付き電話機
JP3451370B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH06284045A (ja) スペクトル的に冗長な送出信号の送信と到来信号の受信との間での自動切換を行うための方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990318

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080402

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees