JPH068032U - サイドウィンドウ吸い出され防止用ストッパ - Google Patents

サイドウィンドウ吸い出され防止用ストッパ

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JPH068032U
JPH068032U JP5380092U JP5380092U JPH068032U JP H068032 U JPH068032 U JP H068032U JP 5380092 U JP5380092 U JP 5380092U JP 5380092 U JP5380092 U JP 5380092U JP H068032 U JPH068032 U JP H068032U
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prevent
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吾郎 浅見
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Nifco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造にて、ウィンドウ枠を伝わり落ち
てきた水滴のドアミラー視界内への飛散を防止する。 【構成】 自動車のサイドウィンドウ7の吸い出され防
止用ストッパ3を、そのクリップ部をウィンドウ枠に弾
発係合させて取り付ける。吸い出され防止用ストッパ3
の係合部5がサイドウィンドウ7側に延出しており、そ
の係合部5とは相反する側に延出するせき止め部11
を、係合部5と一体的に形成する。そのせき止め部11
を、ウィンドウ枠に取り付けられたドアウェザストリッ
プ6の外面に達するように形成する。 【効果】 サイドウィンドウ7の縁やウィンドウ枠部分
を伝わり落ちてきた水滴を、係合部5及びせき止め部1
1にてせき止めて流れを変えることができ、ドアミラー
13の視界内への水滴の飛散を防止し得る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、サイドウィンドウ吸い出され防止用ストッパに関し、特に、自動車 の開閉可能なサイドウィンドウの走行時に於ける吸い出されを防止するべくウィ ンドウ枠に取り付けらたサイドウィンドウ吸い出され防止用ストッパに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のドアミラー装着車にあっては、そのドアミラーは、一般に、サ イドウィンドウ開口エリアの下端部に位置している。従って、降雨時には、Aピ ラー部を伝わり落ちてきた水滴が、走行風により飛散して、ドアミラーの視界内 に入ってくることがあり、そのような時には、ドアミラーの視認性が劣るように なる。
【0003】 上記したようにして伝わり落ちてくる水滴のドアミラー視界内への飛散による 影響を防止するために、例えばサイドバイザーなどをウィンドウ枠に取り付けて いるものがある。しかしながら、サイドバイザーを後付けすると、部品購入費や 取り付け工賃も必要になり、出費が増大するという問題があった。
【0004】 ところで、自動車の高速走行時には、走行流により生じる室内と室外との間の 気圧差により運転席及び助手席側のサイドウィンドウが外方に吸い出されるよう になるため、その吸い出されを防止するべく、ウィンドウ枠のAピラー側の中間 部または比較的上部に、吸い出され防止用ストッパを取り付けているものがある 。そのようなストッパは、サイドウィンドウの縁を係止するための係合部により 、サイドウィンドウ側を伝わり落ちる水滴の流れを変えることもできる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ウィンドウ枠を伝わり落ちてくる水滴が、ドアミラーまで達し て上記したように飛散することが考えられるため、ウィンドウ枠を伝わり落ちる 水滴もせき止める必要がある。
【0006】 このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の主な目的は、簡単な構造にて、 ウィンドウ枠を伝わり落ちてきた水滴のドアミラー視界内への飛散を防止し得る サイドウィンドウ吸い出され防止用ストッパを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、本考案によれば、自動車の開閉可能なサイドウィンドウの 走行時に於ける吸い出されを防止するべく、ウィンドウ枠に取り付けられたクリ ップ部と、取り付け状態に於いて前記クリップ部から全閉状態の前記サイドウィ ンドウの外面に向けて延出して該外面と係合し得る係合部とを有するサイドウィ ンドウ吸い出され防止用ストッパであって、前記サイドウィンドウの縁及び前記 ウィンドウ枠を伝わり落ちてきた水滴をせき止めるべく、前記係合体とは相反す る側に延出するように一体的に形成されたせき止め部を有することを特徴とする サイドウィンドウ吸い出され防止用ストッパを提供することにより達成される。
【0008】
【作用】
このようにすれば、サイドウィンドウを伝わり落ちてきた水滴をサイドウィン ドウ吸い出され防止用係合体にてせき止めることができると共に、サイドウィン ドウの縁及びウィンドウ枠を伝わり落ちてきた水滴をせき止め部にてせき止める ことができ、ドアミラーへ向けてサイドウィンドウ及びウィンドウ枠を伝わり落 ちる水滴の流れを変えることができる。
【0009】
【実施例】
【0010】 以下、本考案の好適実施例を添付の図面を参照して詳しく説明する。
【0011】 図1は、本考案が適用された自動車のAピラー部を示す要部拡大側面図であり 、ドアパネルに一体的に形成されたウィンドウ枠1のAピラー2側の中間部の適 所に、本考案に基づくサイドウィンドウ吸い出され防止用ストッパ3が取り付け られている。この吸い出され防止用ストッパ3は、図2に併せて示されるように 、ウィンドウ枠1に弾発的に係合するべく金属製薄板材を曲折してなるクリップ 部4と、そのクリップ部4と一体的に形成された拡頭状の合成樹脂製の係合部5 とを有する。
【0012】 図2に良く示されるように、ウィンドウ枠1には、Aピラー2側にドアウェザ ーストリップ6が取り付けられ、サイドウィンドウ7側にドアランチャンネル8 が取り付けられている。ウィンドウ枠1は、サイドウィンドウ7の前縁に対向す る部分を略J字状に形成されており、そのJ字状部分の内側に、吸い出され防止 用ストッパ3のクリップ部4を受容し得る。即ち、ウィンドウ枠1のJ字状部分 の内面にクリップ部4が弾発的に拡開するように係合して、吸い出され防止用ス トッパ3が取り付けられている。
【0013】 吸い出され防止用ストッパ3のクリップ部4は、上記ウィンドウ枠1に弾発係 合する係合部分4aから、サイドウィンドウ7の前縁部を回り込むようにしてサ イドウィンドウ7の外面に沿って延出するように、前記したように金属製薄板材 を曲折して形成されている。そのクリップ部4のサイドウィンドウ7側に延出す る延出部分4bに、前記した合成樹脂製の係合部5が例えばモールド成形にて一 体化されて形成されている。
【0014】 また、延出部分4bには、係合部5とは相反する側であるドアウェザストリッ プ6の外面側に延出された小片9の一部が一体的に重ね合わされている。その小 片9の延出部に、本考案に基づくゴム製のせき止め部11が例えばモールド成形 により一体化されて形成されている。従って、せき止め部11は、係合部5から ドアウェザストリップ6側に延出するように形成されているが、その延出遊端部 11aを、Aピラー2とウィンドウ枠1との隙間に入り込むように略直角に曲折 されている。なお、Aピラー2のドアウェザストリップ6側の角部にはガーニッ シュ12が取り付けられているが、ドアウェザストリップ6には、ガーニッシュ 12に弾発的に当接し得る舌片部6aが形成されており、ドアウェザストリップ 6の本体部と舌片部6aとの隙間部分に、上記延出遊端部11aが没入するよう になっている。
【0015】 このようにして構成された吸い出され防止用ストッパ3にあっては、前記した ようにしてウィンドウ枠1に取り付けられた状態では、高速走行時に於ける室内 外の気圧差によりサイドウィンドウ7が吸い出される際に、そのサイドウィンド ウ7の縁部を係合部5により係止して、吸い出されを防止することができる。
【0016】 そして、降雨時に、サイドウィンドウ7の縁をその上方から水滴が伝わり落ち てきた際には、その流れを係合部5によりせき止めることができ、ウィンドウ枠 1をその上方から水滴が伝わり落ちてきた際には、その流れをせき止め部11に よりせき止めることができ、それぞれ水滴の流れを変えて、ドアミラー13の視 界内に向けて水滴が飛散することを防止することができる。従って、サイドバイ ザーなどを後付けすることなく、水滴のドアミラー視界内への飛散を好適に防止 することができる。
【0017】
【考案の効果】
このように本考案によれば、別部品を設けることなく、サイドウィンドウの吸 い出され防止用ストッパを用いて、ウィンドウ枠を伝わり落ちる水滴のドアミラ ー視界内への飛散を防止することができ、コストを極力抑えた簡単な構造により 、上記効果を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用された自動車のAピラー部を示す
要部拡大側面図。
【図2】図1のII−II線について見た拡大断面図。
【符号の説明】
1 ウィンドウ枠 2 Aピラー 3 吸い出され防止用ストッパ 4 クリップ部 4a 係合部分 4b 延出部分 5 係合部 6 ドアウェザーストリップ 6a 舌片部 7 サイドウィンドウ 8 ドアランチャンネル 9 小片 11 せき止め部 11a 延出遊端部 12 ガーニッシュ 13 ドアミラー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の開閉可能なサイドウィンドウの走
    行時に於ける吸い出されを防止するべく、ウィンドウ枠
    に取り付けられたクリップ部と、取り付け状態に於いて
    前記クリップ部から全閉状態の前記サイドウィンドウの
    外面に向けて延出して該外面と係合し得る係合部とを有
    するサイドウィンドウ吸い出され防止用ストッパであっ
    て、 前記サイドウィンドウの縁及び前記ウィンドウ枠を伝わ
    り落ちてきた水滴をせき止めるべく、前記係合体とは相
    反する側に延出するように一体的に形成されたせき止め
    部を有することを特徴とするサイドウィンドウ吸い出さ
    れ防止用ストッパ。
JP1992053800U 1992-07-07 1992-07-07 サイドウィンドウ吸い出され防止用ストッパ Expired - Fee Related JP2605941Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62174926U (ja) * 1986-04-25 1987-11-06
JPS6337477U (ja) * 1986-08-29 1988-03-10

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62174926U (ja) * 1986-04-25 1987-11-06
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