JP2605941Y2 - サイドウィンドウ吸い出され防止用ストッパ - Google Patents

サイドウィンドウ吸い出され防止用ストッパ

Info

Publication number
JP2605941Y2
JP2605941Y2 JP1992053800U JP5380092U JP2605941Y2 JP 2605941 Y2 JP2605941 Y2 JP 2605941Y2 JP 1992053800 U JP1992053800 U JP 1992053800U JP 5380092 U JP5380092 U JP 5380092U JP 2605941 Y2 JP2605941 Y2 JP 2605941Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
side window
stopper
window frame
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992053800U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH068032U (ja
Inventor
吾郎 浅見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP1992053800U priority Critical patent/JP2605941Y2/ja
Publication of JPH068032U publication Critical patent/JPH068032U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2605941Y2 publication Critical patent/JP2605941Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Window Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、サイドウィンドウ吸い
出され防止用ストッパに関し、特に、自動車の開閉可能
なサイドウィンドウの走行時に於ける吸い出されを防止
するべくウィンドウ枠に取り付けらたサイドウィンドウ
吸い出され防止用ストッパに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のドアミラー装着車にあっ
ては、そのドアミラーは、一般に、サイドウィンドウ開
口エリアの下端部に位置している。従って、降雨時に
は、Aピラー部を伝わり落ちてきた水滴が、走行風によ
り飛散して、ドアミラーの視界内に入ってくることがあ
り、そのような時には、ドアミラーの視認性が劣るよう
になる。
【0003】上記したようにして伝わり落ちてくる水滴
のドアミラー視界内への飛散による影響を防止するため
に、例えばサイドバイザーなどをウィンドウ枠に取り付
けているものがある。しかしながら、サイドバイザーを
後付けすると、部品購入費や取り付け工賃も必要にな
り、出費が増大するという問題があった。
【0004】ところで、自動車の高速走行時には、走行
流により生じる室内と室外との間の気圧差により運転席
及び助手席側のサイドウィンドウが外方に吸い出される
ようになるため、その吸い出されを防止するべく、ウィ
ンドウ枠のAピラー側の中間部または比較的上部に、吸
い出され防止用ストッパを取り付けているものがある。
そのようなストッパは、サイドウィンドウの縁を係止す
るための係合部により、サイドウィンドウ側を伝わり落
ちる水滴の流れを変えることもできる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ウィン
ドウ枠を伝わり落ちてくる水滴が、ドアミラーまで達し
て上記したように飛散することが考えられるため、ウィ
ンドウ枠を伝わり落ちる水滴もせき止める必要がある。
【0006】このような従来技術の問題点に鑑み、本考
案の主な目的は、簡単な構造にて、ウィンドウ枠を伝わ
り落ちてきた水滴のドアミラー視界内への飛散を防止し
得るサイドウィンドウ吸い出され防止用ストッパを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本考
案によれば、自動車の開閉可能なサイドウィンドウの走
行時に於ける吸い出されを防止するべく、ウィンドウ枠
に取り付けられたクリップ部と、取り付け状態に於いて
前記クリップ部から全閉状態の前記サイドウィンドウの
外面に向けて延出して該外面と係合し得る係合部とを有
するサイドウィンドウ吸い出され防止用ストッパであっ
て、前記サイドウィンドウの縁及び前記ウィンドウ枠を
伝わり落ちてきた水滴をせき止めるべく、前記係合
は相反する側に延出するように一体的に形成されたせき
止め部を有すると共に、前記ウィンドウ枠に取り付けら
れたドアウェザストリップに車両ボディに弾発的に当接
し得るように形成された弾性舌片部と当該ドアウェザス
トリップの本体部との隙間部分に没入する延出遊端部を
前記せき止め部に一体的に形成したことを特徴とするサ
イドウィンドウ吸い出され防止用ストッパを提供するこ
とにより達成される。
【0008】
【作用】このようにすれば、サイドウィンドウを伝わり
落ちてきた水滴をサイドウィンドウ吸い出され防止用係
にてせき止めることができると共に、サイドウィン
ドウの縁及びウィンドウ枠を伝わり落ちてきた水滴をせ
き止め部にてせき止め、さらに車両ボディに弾発的に当
接させるべくウェザストリップに形成した舌片部とドア
ウェザストリップの本体部との隙間部分に伝わり落ちて
くる水滴をもせき止め部に一体的に形成した延出遊端部
にてせき止めることができ、ドアミラーへ向けてサイド
ウィンドウ及びウィンドウ枠を伝わり落ちる水滴の流れ
を変えることができる。
【0009】
【実施例】
【0010】以下、本考案の好適実施例を添付の図面を
参照して詳しく説明する。
【0011】図1は、本考案が適用された自動車のAピ
ラー部を示す要部拡大側面図であり、ドアパネルに一体
的に形成されたウィンドウ枠1のAピラー2側の中間部
の適所に、本考案に基づくサイドウィンドウ吸い出され
防止用ストッパ3が取り付けられている。この吸い出さ
れ防止用ストッパ3は、図2に併せて示されるように、
ウィンドウ枠1に弾発的に係合するべく金属製薄板材を
曲折してなるクリップ部4と、そのクリップ部4と一体
的に形成された拡頭状の合成樹脂製の係合部5とを有す
る。
【0012】図2に良く示されるように、ウィンドウ枠
1には、Aピラー2側にドアウェザーストリップ6が取
り付けられ、サイドウィンドウ7側にドアランチャンネ
ル8が取り付けられている。ウィンドウ枠1は、サイド
ウィンドウ7の前縁に対向する部分を略J字状に形成さ
れており、そのJ字状部分の内側に、吸い出され防止用
ストッパ3のクリップ部4を受容し得る。即ち、ウィン
ドウ枠1のJ字状部分の内面にクリップ部4が弾発的に
拡開するように係合して、吸い出され防止用ストッパ3
が取り付けられている。
【0013】吸い出され防止用ストッパ3のクリップ部
4は、上記ウィンドウ枠1に弾発係合する係合部分4a
から、サイドウィンドウ7の前縁部を回り込むようにし
てサイドウィンドウ7の外面に沿って延出するように、
前記したように金属製薄板材を曲折して形成されてい
る。そのクリップ部4のサイドウィンドウ7側に延出す
る延出部分4bに、前記した合成樹脂製の係合部5が例
えばモールド成形にて一体化されて形成されている。
【0014】また、延出部分4bには、係合部5とは相
反する側であるドアウェザストリップ6の外面側に延出
された小片9の一部が一体的に重ね合わされている。そ
の小片9の延出部に、本考案に基づくゴム製のせき止め
部11が例えばモールド成形により一体化されて形成さ
れている。従って、せき止め部11は、係合部5からド
アウェザストリップ6側に延出するように形成されてい
るが、その延出遊端部11aを、Aピラー2とウィンド
ウ枠1との隙間に入り込むように略直角に曲折されてい
る。なお、Aピラー2のドアウェザストリップ6側の角
部にはガーニッシュ12が取り付けられているが、ドア
ウェザストリップ6には、ガーニッシュ12に弾発的に
当接し得る舌片部6aが形成されており、ドアウェザス
トリップ6の本体部と舌片部6aとの隙間部分に、上記
延出遊端部11aが没入するようになっている。
【0015】このようにして構成された吸い出され防止
用ストッパ3にあっては、前記したようにしてウィンド
ウ枠1に取り付けられた状態では、高速走行時に於ける
室内外の気圧差によりサイドウィンドウ7が吸い出され
る際に、そのサイドウィンドウ7の縁部を係合部5によ
り係止して、吸い出されを防止することができる。
【0016】そして、降雨時に、サイドウィンドウ7の
縁をその上方から水滴が伝わり落ちてきた際には、その
流れを係合部5によりせき止めることができ、ウィンド
ウ枠1をその上方から水滴が伝わり落ちてきた際には、
その流れをせき止め部11によりせき止めることがで
き、それぞれ水滴の流れを変えて、ドアミラー13の視
界内に向けて水滴が飛散することを防止することができ
る。従って、サイドバイザーなどを後付けすることな
く、水滴のドアミラー視界内への飛散を好適に防止する
ことができる。
【0017】
【考案の効果】このように本考案によれば、別部品を設
けることなく、サイドウィンドウの吸い出され防止用ス
トッパを用いて、ウィンドウ枠及びドアウェザストリッ
を伝わり落ちる水滴のドアミラー視界内への飛散を防
止することができ、コストを極力抑えた簡単な構造によ
り、上記効果を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案が適用された自動車のAピラー部を示す
要部拡大側面図。
【図2】図1のII−II線について見た拡大断面図。
【符号の説明】
1 ウィンドウ枠 2 Aピラー 3 吸い出され防止用ストッパ 4 クリップ部 4a 係合部分 4b 延出部分 5 係合部 6 ドアウェザーストリップ 6a 舌片部 7 サイドウィンドウ 8 ドアランチャンネル 9 小片 11 せき止め部 11a 延出遊端部 12 ガーニッシュ 13 ドアミラー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の開閉可能なサイドウィンドウ
    の走行時に於ける吸い出されを防止するべく、ウィンド
    ウ枠に取り付けられたクリップ部と、取り付け状態に於
    いて前記クリップ部から全閉状態の前記サイドウィンド
    ウの外面に向けて延出して該外面と係合し得る係合部と
    を有するサイドウィンドウ吸い出され防止用ストッパで
    あって、 前記サイドウィンドウの縁及び前記ウィンドウ枠を伝わ
    り落ちてきた水滴をせき止めるべく、前記係合とは相
    反する側に延出するように一体的に形成されたせき止め
    部を有すると共に、前記ウィンドウ枠に取り付けられた
    ドアウェザストリップに車両ボディに弾発的に当接し得
    るように形成された弾性舌片部と当該ドアウェザストリ
    ップの本体部との隙間部分に没入する延出遊端部を前記
    せき止め部に一体的に形成したことを特徴とするサイド
    ウィンドウ吸い出され防止用ストッパ。
JP1992053800U 1992-07-07 1992-07-07 サイドウィンドウ吸い出され防止用ストッパ Expired - Fee Related JP2605941Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992053800U JP2605941Y2 (ja) 1992-07-07 1992-07-07 サイドウィンドウ吸い出され防止用ストッパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992053800U JP2605941Y2 (ja) 1992-07-07 1992-07-07 サイドウィンドウ吸い出され防止用ストッパ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH068032U JPH068032U (ja) 1994-02-01
JP2605941Y2 true JP2605941Y2 (ja) 2000-09-04

Family

ID=12952897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992053800U Expired - Fee Related JP2605941Y2 (ja) 1992-07-07 1992-07-07 サイドウィンドウ吸い出され防止用ストッパ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2605941Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62174926U (ja) * 1986-04-25 1987-11-06
JPH044946Y2 (ja) * 1986-08-29 1992-02-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPH068032U (ja) 1994-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4653801A (en) Sealing structure for an automotive vehicle
EP0102556B1 (en) Sealing structure for an automotive vehicle
US5791088A (en) Weatherstrip apparatus for vehicle door window
US4951418A (en) Glass run molding
US7434870B2 (en) Front structure of vehicle
EP0436298A2 (en) A door glass weather-stripping for motor vehicle
JPS591612B2 (ja) 自動車用雨どい
US4200327A (en) Air-deflecting arrangement
JP2605941Y2 (ja) サイドウィンドウ吸い出され防止用ストッパ
JP3079792B2 (ja) 車両用ベルトモール
CA1322019C (en) Glass run molding
JPS6030084Y2 (ja) 自動車用バツクドアの防塵構造
JP3297646B2 (ja) 車体固定三角窓を備えた車両のドアシール構造
JP4313291B2 (ja) 車両用ウインドガラスの水切り構造
JP3249199B2 (ja) オープンカーのシール構造
JP2571213Y2 (ja) 自動車のシール構造
JPH08104140A (ja) 自動車のテールゲート
JPS62273118A (ja) 自動車用ドアのシ−ル構造
JP2557629Y2 (ja) サッシュレスドア構造
JP2002103967A (ja) 車両の後部構造
JPH11301369A (ja) ドアのサイドモール取付構造
JPS5934927A (ja) スライドドア車の汚れ防止装置
JPS6345406Y2 (ja)
JPS6342656Y2 (ja)
JP2566113Y2 (ja) 車体のサイドウインド構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees