JPH0679748B2 - リ−ド線成形装置 - Google Patents
リ−ド線成形装置Info
- Publication number
- JPH0679748B2 JPH0679748B2 JP60010152A JP1015285A JPH0679748B2 JP H0679748 B2 JPH0679748 B2 JP H0679748B2 JP 60010152 A JP60010152 A JP 60010152A JP 1015285 A JP1015285 A JP 1015285A JP H0679748 B2 JPH0679748 B2 JP H0679748B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- electronic component
- cutter
- shape
- electronic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
- Wire Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子回路を構成するプリント基板(以下電子
回路基板という)に抵抗,コンデンサ,トランジスタ等
の同一方向にリード線を導出した電子部品を挿入する装
置のリード線成形装置に関するものである。
回路基板という)に抵抗,コンデンサ,トランジスタ等
の同一方向にリード線を導出した電子部品を挿入する装
置のリード線成形装置に関するものである。
従来の技術 従来この種のリード線成形装置は、第4図のような構造
になっていた。
になっていた。
すなわち、第3図から第5図に示す如く、電子部品1を
等間隔にテーピングした電子部品連2を1ピッチずつ送
り、所定の位置において挾持爪3にて電子部品1を挾ん
だ後、電子部品連2から電子部品1を切り離すべくカッ
ター4の下面とカッター5の上面とをすり合わせる事に
よりカットするオーバーラップ式、あるいは、カッター
4,5の刃部を突き合わせてカットする突き合わせ式等に
よって、リード線6部にて切断する。その後挾持爪3
は、下降動作にて電子回路基板7の挿入穴8上の適正な
位置にセットされた挿入ガイド9の案内溝10にリード線
6端を案内させながら挿入動作を行う。
等間隔にテーピングした電子部品連2を1ピッチずつ送
り、所定の位置において挾持爪3にて電子部品1を挾ん
だ後、電子部品連2から電子部品1を切り離すべくカッ
ター4の下面とカッター5の上面とをすり合わせる事に
よりカットするオーバーラップ式、あるいは、カッター
4,5の刃部を突き合わせてカットする突き合わせ式等に
よって、リード線6部にて切断する。その後挾持爪3
は、下降動作にて電子回路基板7の挿入穴8上の適正な
位置にセットされた挿入ガイド9の案内溝10にリード線
6端を案内させながら挿入動作を行う。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、電子回路基板7の
挿入穴8に電子部品のリード線6端を正確に挿入しよう
とするためには、装置精度から、挿入穴径を大きく(リ
ード線径プラス0.5mm以上)する必要がある。
挿入穴8に電子部品のリード線6端を正確に挿入しよう
とするためには、装置精度から、挿入穴径を大きく(リ
ード線径プラス0.5mm以上)する必要がある。
更に、電子部品連から電子部品を切り離す際の手段とし
て突き合わせ式ハサミ,オーバーラップ式ハサミ等があ
るが、第6図a,bのように、いずれも切断面においてリ
ード線径を維持する事が困難であり、むしろ、リード先
端の周囲には、リード線径よりも大きくなる(φd+
α)部分が発生している実情である。
て突き合わせ式ハサミ,オーバーラップ式ハサミ等があ
るが、第6図a,bのように、いずれも切断面においてリ
ード線径を維持する事が困難であり、むしろ、リード先
端の周囲には、リード線径よりも大きくなる(φd+
α)部分が発生している実情である。
一方、最近の電子回路に要求されている高密度実装から
来る半田ランド径の縮小化や、実装後の半田付け処理時
における半田の付き具合を満足させるためには、リード
線の挿入穴をできるだけ小さくする事が望まれる。
来る半田ランド径の縮小化や、実装後の半田付け処理時
における半田の付き具合を満足させるためには、リード
線の挿入穴をできるだけ小さくする事が望まれる。
従ってこのような構成では、小さい挿入穴の電子回路基
板に電子部品のリード線を挿入すると、挿入穴の周囲に
リード線端が当りやすく、挿入率の低下となり安定した
挿入が得られない等の問題があった。
板に電子部品のリード線を挿入すると、挿入穴の周囲に
リード線端が当りやすく、挿入率の低下となり安定した
挿入が得られない等の問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、小さい穴をもった電子回
路基板へリード線を安定して挿入する事を可能にするリ
ード線成形装置を提供するものである。
路基板へリード線を安定して挿入する事を可能にするリ
ード線成形装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明リード線成形装置
は、電子部品連から電子部品を、成形部を凹状とし、当
接する切断部を凸1点集束形状の複数個のカッターを取
り付けた相対突き合わせ動作を可能とする往復スライダ
ーにて切断する際に、リード線先端をリード線径φdよ
りも細くした錐状に成形するという構成を備えたもので
ある。
は、電子部品連から電子部品を、成形部を凹状とし、当
接する切断部を凸1点集束形状の複数個のカッターを取
り付けた相対突き合わせ動作を可能とする往復スライダ
ーにて切断する際に、リード線先端をリード線径φdよ
りも細くした錐状に成形するという構成を備えたもので
ある。
作用 本発明は、上記した構成によって、リード線先端をリー
ド線径φdよりも細くした錐状に成形することにより、
挿入時に挿入穴径に対しリード径の余裕度を大きく保つ
ことが可能となり安定した挿入が得られ、しかも小さい
穴に対しても極めて有利なこととなる。
ド線径φdよりも細くした錐状に成形することにより、
挿入時に挿入穴径に対しリード径の余裕度を大きく保つ
ことが可能となり安定した挿入が得られ、しかも小さい
穴に対しても極めて有利なこととなる。
実施例 以下本発明の一実施例のリード線成形装置について、図
面を参照しながら説明する。
面を参照しながら説明する。
第1図(a),(b),(c)は本発明の一実施例にお
けるリード線成形装置を示すものである。第1図(a)
において、(a)1は電子部品、(a)3は挾持爪、
(a)6は電子部品1のリード線、(a)11は1対のス
ライダー、(a)12は1対のカッター、第1図(c)は
第1図(b)12のA部拡大立体図であり(c)fはカッ
ターの成形部、(c)gはカッターの刃部、(c)hは
カッターの成形屑逃げ部である。
けるリード線成形装置を示すものである。第1図(a)
において、(a)1は電子部品、(a)3は挾持爪、
(a)6は電子部品1のリード線、(a)11は1対のス
ライダー、(a)12は1対のカッター、第1図(c)は
第1図(b)12のA部拡大立体図であり(c)fはカッ
ターの成形部、(c)gはカッターの刃部、(c)hは
カッターの成形屑逃げ部である。
以上のように構成されたリード線成形装置について、以
下第1図及び第2図を用いてその動作を説明する。
下第1図及び第2図を用いてその動作を説明する。
第1図から第2図に示す如く、電子部品連2は、部品供
給部(図示せず)より1ピッチずつ送られるが、電子部
品1を挾持爪3にて挾持した後、往復スライダー11に取
り付けられた、一点集束形状で集束点から遠くなる程広
くなる刃部gと、上記一点集束形状の集束点から刃間が
広がるにつれ成形部面も大きくなっていく凹形状の成形
部f,とを備えた刃部を複数個持つ1対の当接するカッタ
ー12(リード線の本数の違う電子部品にも対応)をエア
シリンダー(図示せず)にて一定周期に相対突き合わせ
させ動作させリード線6の先端をリード線径φdよりも
細くした錐状に成形して電子部品連2から切り離され
る。
給部(図示せず)より1ピッチずつ送られるが、電子部
品1を挾持爪3にて挾持した後、往復スライダー11に取
り付けられた、一点集束形状で集束点から遠くなる程広
くなる刃部gと、上記一点集束形状の集束点から刃間が
広がるにつれ成形部面も大きくなっていく凹形状の成形
部f,とを備えた刃部を複数個持つ1対の当接するカッタ
ー12(リード線の本数の違う電子部品にも対応)をエア
シリンダー(図示せず)にて一定周期に相対突き合わせ
させ動作させリード線6の先端をリード線径φdよりも
細くした錐状に成形して電子部品連2から切り離され
る。
その後、挾持爪3は、下降動作にて電子回路基板7の挿
入穴8上の適正な位置にセットされた挿入ガイド9の案
内溝10に成形されたリード線先端13を案内させながら挿
入動作を行う。
入穴8上の適正な位置にセットされた挿入ガイド9の案
内溝10に成形されたリード線先端13を案内させながら挿
入動作を行う。
発明の効果 リード線先端をリード線径φdよりも細くした錐状に成
形するカッターを設けることにより電子回路基板に電子
部品を安定挿入することができる。
形するカッターを設けることにより電子回路基板に電子
部品を安定挿入することができる。
第1図(a)は本発明の一実施例における、リード線成
形装置のリード線カット時の正面図、第1図(b)は同
リード線成形装置のリード線カット時の平面図、第1図
(c)は同リード線成形装置主要カッター部の立体図、
第2図(a)は同リード線成形装置における電子部品挿
入時の側断面図、第2図(b)は同リード線成形装置に
おける電子部品挿入時の正面図、第3図は電子部品連の
側面図、第4図は従来のリード線カット時の正面図、第
5図(a)は従来の電子部品挿入時の側断面図、第5図
(b)は従来の電子部品挿入時の正面図、第6図
(a),第6図(b)は共に従来のリード線カット時に
おけるリード線先端の平面図である。 1……電子部品、2……電子部品連、3……挾持爪、7
……電子回路基板、8……電子部品挿入穴、9……挿入
ガイド、11……スライダー、12……カッター。
形装置のリード線カット時の正面図、第1図(b)は同
リード線成形装置のリード線カット時の平面図、第1図
(c)は同リード線成形装置主要カッター部の立体図、
第2図(a)は同リード線成形装置における電子部品挿
入時の側断面図、第2図(b)は同リード線成形装置に
おける電子部品挿入時の正面図、第3図は電子部品連の
側面図、第4図は従来のリード線カット時の正面図、第
5図(a)は従来の電子部品挿入時の側断面図、第5図
(b)は従来の電子部品挿入時の正面図、第6図
(a),第6図(b)は共に従来のリード線カット時に
おけるリード線先端の平面図である。 1……電子部品、2……電子部品連、3……挾持爪、7
……電子回路基板、8……電子部品挿入穴、9……挿入
ガイド、11……スライダー、12……カッター。
Claims (1)
- 【請求項1】一点集束形状で集束点から遠くなるほど広
くなる複数個の刃部と、前記一点集束形状の集束点から
刃間が広がるにつれ成形部面も大きくなっていく複数個
の凹形状の成形部と、前記刃部に対して前記成形部とは
反対側に凹状に設けられた複数個の成形屑逃げ部とから
なる相対向して設けられたカッターと、成形対象の電子
部品のリード線部が前記カッターの刃部と成形部間の所
定位置に位置するように前記電子部品を把持する挟持手
段と、その先端に前記カッターを着脱可能で、エアシリ
ンダによって一定周期に相対突合わせ動作する往復スラ
イダーとを有し、前記挟持手段により電子部品を把持し
た状態で、前記カッターにより前記電子部品のリード先
端を錘状に成形するリード線成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60010152A JPH0679748B2 (ja) | 1985-01-22 | 1985-01-22 | リ−ド線成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60010152A JPH0679748B2 (ja) | 1985-01-22 | 1985-01-22 | リ−ド線成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61169123A JPS61169123A (ja) | 1986-07-30 |
JPH0679748B2 true JPH0679748B2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=11742301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60010152A Expired - Lifetime JPH0679748B2 (ja) | 1985-01-22 | 1985-01-22 | リ−ド線成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0679748B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0315231Y2 (ja) * | 1985-10-22 | 1991-04-03 | ||
JPH0680950B2 (ja) * | 1986-10-31 | 1994-10-12 | 株式会社日立製作所 | 電子部品のリ−ド成形装置 |
KR100368662B1 (ko) * | 2000-04-27 | 2003-01-24 | 발레오만도전장시스템스코리아 주식회사 | 코일절단용 커터 |
KR100501008B1 (ko) * | 2002-09-25 | 2005-07-18 | 주식회사 포스코 | 선재 절단기 |
CN105251854B (zh) * | 2015-11-26 | 2017-12-19 | 雅化集团绵阳实业有限公司 | 一种新型铅延期体切割装置 |
-
1985
- 1985-01-22 JP JP60010152A patent/JPH0679748B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61169123A (ja) | 1986-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0025244B1 (en) | A method of making electrical connectors | |
JPH0679748B2 (ja) | リ−ド線成形装置 | |
JPH05115937A (ja) | リード線カツター | |
JP2931731B2 (ja) | プリント配線板半割りスルホールの加工方法 | |
CN213847137U (zh) | 一种pcb拼版连接结构 | |
CA1133684A (en) | Component lead wire cutting equipment | |
JPS62293700A (ja) | 電子部品のリ−ド線切断装置 | |
JPS60189299A (ja) | リ−ド線成形装置 | |
EP0408935A2 (de) | Verfahren und Vorrichtung zum Durchtrennen von Kurzschlussbereichen und Leiterbahnstegen | |
JPS59121991A (ja) | 印刷配線板およびその製造方法 | |
TWI635784B (zh) | 電子元件切割裝置及其應用之設備 | |
JP3501164B2 (ja) | 基板フレーム及びその割り溝形成方法 | |
JPS6047015B2 (ja) | 板材の曲げ加工切断方法 | |
JPH0315231Y2 (ja) | ||
JPS6135438Y2 (ja) | ||
JPH0344437B2 (ja) | ||
JPH10209601A (ja) | プリント基板の加工方法 | |
JPS58311Y2 (ja) | パタ−ン切断装置 | |
JPH028586Y2 (ja) | ||
JPH0239636Y2 (ja) | ||
JP2848923B2 (ja) | 半導体装置のリードフレームの加工方法及びその装置 | |
JPH058073Y2 (ja) | ||
JPS6258822B2 (ja) | ||
JPH0656871B2 (ja) | 外部リード段差部の形成方法 | |
JPS6367317B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |