JPH0679575A - 支持装置 - Google Patents

支持装置

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Publication number
JPH0679575A
JPH0679575A JP23610792A JP23610792A JPH0679575A JP H0679575 A JPH0679575 A JP H0679575A JP 23610792 A JP23610792 A JP 23610792A JP 23610792 A JP23610792 A JP 23610792A JP H0679575 A JPH0679575 A JP H0679575A
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JP
Japan
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work
main body
support
support members
supported
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Withdrawn
Application number
JP23610792A
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English (en)
Inventor
Katsutoshi Yoshida
克利 吉田
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はNC工作機械やマシニングセンターへ
の物品や工具の受渡しに用いられる保持装置において、
対象物を回転可能な状態で保持することを目的とする。 【構成】環状のワークに押し付けられる複数の支持部材
12の先端にころ16を設けることにより、支持状態に
おけるワークの回転を可能にした。また、これらのころ
16による保持力の調整を可能にした。 【効果】支持部材12に対してころ16が回転すること
ができるので、ワークがチャックに回転自在に支持され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工作機械あるいは物品の
ハンドリング装置になどにおいて被加工物や工具などの
物品を支持するに際して用いられる支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エヌシー工作機械やマシニングセ
ンターのような自動機に付属して、これらへ被加工物
(ワーク)を自動的に供給するローダと呼ばれる搬送装
置が用いられている。このローダにあっては、半径方向
へ移動する複数の爪によってワークを保持する方式が一
般に採用されている。
【0003】また上記自動機を用いたラインにあって
は、一つのワークについての加工が終了する毎に、前記
ローダを所定の経路に沿って移動させて自動機の主軸の
チャックへ受渡しする動作が行われるのが一般的であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般のチャ
ックは、複数の爪の間にワークを挟持する方式となって
いるから、上記ローダ側のチャックから自動機側のチャ
ックへのワークの受け渡しは、自動機の主軸の回転が停
止していなければ不可能である。したがって、自動機に
おける本来の動作が終了しても、自動機の主軸が停止し
なければワークの入れ替えができないという不具合があ
った。また、工作機械の主軸への工具の取り付けにおい
ても、主軸の停止を待って行わなければならないという
不具合があった。
【0005】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、自動機におけるワークや工具の交換の迅速化を図る
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1の発明は、本体と、該本体の前面に半径方
向へ移動可能に支持された少なくとも3つの支持部材
と、該支持部材のそれぞれに取り付けられ、軸を中心と
して回転自在に支持された接触部と、前記本体に設けら
れて前記支持部材を半径方向内方または外方に移動させ
る駆動手段とから構成したものである。請求項2の発明
は、前記駆動手段は、前記本体の軸線方向に動作する往
復動手段と、該往復動手段の軸線方向への動作を前記各
支持部材の半径方向への動作にそれぞれ変換する変換手
段とからなる構成としたものである。請求項3の発明
は、前記往復動手段は空圧ピストンであり、その作動圧
力が切り替え可能に構成された構成としたものである。
【0007】
【作用】上記構成によれば、支持部材の半径方向への移
動によって対象物を支持することができ、この状態で接
触部が回転することができるので、対象物が回転可能に
支持される。また往復動手段の駆動力を調整することに
より、対象物の保持力を調整することができ、さらに、
接触部の回転の摩擦抵抗を越える支持力を与えることに
より、任意に回転自在な支持と回転不可能な支持とに切
り換えることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1および図2は本発明の装置の構造を示すも
のである。本体10の前面には、半径方向に移動可能な
支持部材12が相互に120度ずつ間隔をおいて設けら
れている。これらの先端には、軸14を介して回転自在
に支持された接触部16が設けられている。前記本体1
0の内部には、空圧ピストン18が設けられており、こ
の空圧ピストン18によって往復動部材20が図中左右
方向へ駆動されるようになっている。
【0009】前記往復動部材20の先端には小径部22
と大径部24とが設けられている。一方、前記本体10
内には、軸26を中心に回動自在に支持されたレバー2
8が設けられている。このレバー28の作用点となる端
部30は、前記各支持部材12に形成された凹部32内
に摺動可能に挿入されている(図2では一つの支持部材
12のみを図示する)。また力点となる端部34は、前
記小径部22と大径部24との間に摺動可能に挿入され
ている。すなわち、空圧ピストン18の軸線方向への移
動が、前記レバー28によって各支持部材12の半径方
向外方(図中鎖線で示す)あるいは内方(実線で示す)
への移動に変換されるようになっている。
【0010】以上のように構成されたワーク支持装置に
あっては、3方弁などを用いてピストン18の右側もし
くは左側の空気室を択一的に加圧することにより、各支
持部材12を連動して半径方向外方へ移動させて、その
中心部のワークを保持させ、あるいは、半径方向内方へ
移動させて保持を解除することができる。
【0011】また、支持部材12が半径方向外方へ移動
した状態では、回動自在なころ状の接触部16によって
ワークの内周が3方から支持される。この支持状態で
は、接触部16が軸14に対して回転することにより、
ワークを回転自在にすることができる。
【0012】なお、支持されたワークが回転し得るか否
かは、接触部16と軸14との間の摺動抵抗によって決
定されるから、ピストン18の加圧力を大きくすれば、
ワークを回転不可能に支持することもできる。また、ピ
ストン18の加圧力が調整可能な空気圧制御系を用いれ
ば、加圧力を調整することにより、ワークを回転自在に
支持するか否かを任意に選択することができる。
【0013】さらに、支持されたワークが回転するか否
かは接触部16と軸14との間の摺動抵抗にも影響を受
けるから、例えば、これらの間の抵抗を軽減して回転可
能な支持を確実なものとすべく球軸受けを用いること、
あるいは、これとは逆に、摺動抵抗を増加させて回転不
可能な支持もできるような摩擦部材を介在させるように
してもよい。すなわち、回転不可能な保持状態とするこ
とにより、ワークを所定の回転角度に維持したまま受け
渡すことも可能である。
【0014】なお、支持部材の数は上記実施例に限定さ
れるものではなく、90度の相互間隔をおいて4つ設け
る方式、あるいは、それ以上の個数を設ける方式を選択
してもよいのはもちろんである。
【0015】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、支持部材の半径方向への移動によって搬入チャ
ック機構がワークを支持することができ、また、この状
態で接触部が回転することができるので、ワークが回転
可能に支持される。したがって、本発明の支持装置を用
いることにより、工作機械の主軸などとの間で、対象物
を回転状態のまま受け渡しすることができ、自動ライン
などにおけるワーク、工具の交換に要する時間を削減し
て作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
【図2】図1の支持装置の一部を断面とした側面図であ
る。
【符号の説明】
10 本体 12 支持部材 14 軸 16 接触部 18 ピストン 26 軸 28 レバー 30 端部 32 凹部 34 端部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、該本体の前面に半径方向へ移動
    可能に支持された少なくとも3つの支持部材と、該支持
    部材のそれぞれに取り付けられ、軸を中心として回転自
    在に支持された接触部と、前記本体に設けられて前記支
    持部材を半径方向内方または外方に移動させる駆動手段
    とからなることを特徴とする支持装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、前記本体の軸線方向に
    動作する往復動手段と、該往復動手段の軸線方向への動
    作を前記各支持部材の半径方向への動作にそれぞれ変換
    する変換手段とからなることを特徴とする請求項1の支
    持装置。
  3. 【請求項3】 前記往復動手段は空圧ピストンであり、
    その作動圧力が切り替え可能に構成されたことを特徴と
    する請求項2の支持装置。
JP23610792A 1992-09-03 1992-09-03 支持装置 Withdrawn JPH0679575A (ja)

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JP23610792A JPH0679575A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 支持装置

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JP23610792A JPH0679575A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 支持装置

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Publication Number Publication Date
JPH0679575A true JPH0679575A (ja) 1994-03-22

Family

ID=16995842

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JP23610792A Withdrawn JPH0679575A (ja) 1992-09-03 1992-09-03 支持装置

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JP (1) JPH0679575A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0666938U (ja) * 1993-02-24 1994-09-20 株式会社協豊製作所 ワーク把持装置
WO2016072209A1 (ja) * 2014-11-07 2016-05-12 村田機械株式会社 チャック装置、ワークの保持方法及びローダ装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0666938U (ja) * 1993-02-24 1994-09-20 株式会社協豊製作所 ワーク把持装置
WO2016072209A1 (ja) * 2014-11-07 2016-05-12 村田機械株式会社 チャック装置、ワークの保持方法及びローダ装置
JP2016087758A (ja) * 2014-11-07 2016-05-23 村田機械株式会社 チャック装置、ワークの保持方法及びローダ装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991130