JPH0725465Y2 - デイスクブレーキ装置 - Google Patents

デイスクブレーキ装置

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JPH0725465Y2
JPH0725465Y2 JP5705890U JP5705890U JPH0725465Y2 JP H0725465 Y2 JPH0725465 Y2 JP H0725465Y2 JP 5705890 U JP5705890 U JP 5705890U JP 5705890 U JP5705890 U JP 5705890U JP H0725465 Y2 JPH0725465 Y2 JP H0725465Y2
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JP
Japan
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plate
disc
friction pad
brake
disc brake
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JP5705890U
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JPH0414827U (ja
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日出晴 山中
定巳 近藤
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Okuma Corp
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Okuma Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は回転軸のデイスクブレーキ装置に関し摩擦パッ
トの案内部の背隙防止に係る。
従来の技術 工作機械例えば複合加工機能を有する複合機において、
主軸をC軸制御して輪郭加工を行う場合がしばしば発生
する。このような加工を行うときには代3図のように主
軸台1に軸承された主軸(C軸)2に取付けられたデイ
スクプレート3にデイスクブレーキ4を作用させてブレ
ーキをかけて加工が行われる。
デイスクブレーキ4は第4図,第5図に示すようにブレ
ーキ枠体5がコ字形に形成されていてその対向面の間で
デイスクプレート3が回転するように設けられている。
ブレーキ枠体5の対向面には摩擦パット6を固着したパ
ット取付ベース7がデイスクプレート3の回転方向の前
側・後側で調整ねじ9により調整可能に設けた案内プレ
ート8によってデイスクプレート3の回転軸方向に移動
可能に案内されており、この案内プレート8はブレーキ
枠体5に設けた流体圧シリンダ10に嵌装されたピストン
11のピストンロッド12に取付けられている。
考案が解決しようとする課題 案内プレート8はパット取付ベース7がデイスクプレー
ト3に向かって滑らかに移動できるように調整固定され
ている。しかし移動するための隙間は小さいものの無く
するわけにはいかず、また使用により摺動摩耗が生じて
隙間が大きくなり、この隙間による制御のばらつき,不
安定により工作物を加工する加工精度が悪化するという
問題あった。
本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものでその目的とするところは摩擦パット保持部
の背隙による輪郭制御時の不安定を無くするデイスクブ
レーキ装置を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 上述の目的を達成するために、本考案はディスクブレー
キプレートの対向面にディスクプレートの回転軸方向に
移動して前記ディスクプレートに圧接可能に設けた摩擦
パット部材と該摩擦パット部材を前記ディスクプレート
回転方向の両側で案内する案内部材との互いの対接面の
一面に球体若しくはローラを埋設し、他面に該球体若し
くはローラが挿入する前記回転軸方向の案内溝を形成
し、前記球体若しくはローラと案内溝とが予圧状態で嵌
合されているものである。
作用 両側の摩擦パットが押し出されデイスクプレート面に圧
接されてブレーキが掛けられる。回転軸が制御回転され
ると摩擦パットはその摩擦力により回転方向に移動され
る力が作用する。しかし摩擦パットと案内プレートとの
間に鋼球が予圧状態で嵌装されているので摩擦パットは
回転方向に変位しない。
実施例 以下第1図,第2図にもとづき説明する。
第4図と同じ部分については同符号を付して説明を省略
する。パット取付ベース7のデイスクプレート3の回転
方向の前側及び後側の面に、鋼球15がそれぞれデイスク
プレートの半径方向に複数個本例では2個が円錐面7aに
約1/2を没するように装入されている。一方案内プレー
ト8の対向面には鋼球15が臨むようにデイスクプレート
3の旋回軸方向にV溝8aが削設されている。そして案内
プレート8は調整ボルト9によって鋼球15との間に予圧
がかかるように位置決めされ締付ボルトで固定されてい
る。勿論鋼球15の転送面は双方とも焼入れされることが
好ましい。
また鋼球は僅かに径の大きなものを圧入することにより
予圧状態とすることもできる。
このように構成されたものにおいて、主軸2のチャック
に取付けられた工作物Wの外径をカム面とする輪部加工
が指令されたとすると、C軸割出し指令により主軸2が
C軸割出しされる。デイスクブレーキ4の両側の流体圧
シリンダ10の後室へ圧力流体が切換えられると後退位置
にあるピストン11が前進され、パット取付ベース7が押
されて摩擦パット8がデイスクプレート3の両側から圧
接され挟持する。図示しない第2主軸の回転される工具
例えばエンドミルTがX,Z軸制御され加工位置に位置決
めされるとともに主軸2はC軸制御で必要な旋回が行わ
れ工作物外径が切削加工されカム面が削成される。デイ
スクプレート3面と摩擦パット6面とは摺擦されるがパ
ット取付ベース7と案内プレート8とは背隙なく予圧が
かけられた鋼球15が介在されているので、パット取付ベ
ース7はデイスクプレート3の旋回に対して変位せずブ
レーキ位置の変動を生じない。
効果 上述のように構成されているので本考案は以下の効果を
奏する。
パット取付ベースの背隙による位置の変動がなくなりブ
レーキ位置が一定して安定したC軸制御が可能となり輪
郭加工の精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のデイスクプレート側から見たデイスク
ブレーキ面を示す図、第2図は同じくデイスクブレーキ
の摩擦パットの移動軸方向の断面図、第3図はデイスク
ブレーキを取付けた主軸を示す図、第4図は従来のデイ
スクプレート側から見たデイスクブレーキ面を示す図、
第5図は同じくデイスクブレーキの摩擦パットの移動軸
方向の断面図である。 3……デイスクプレート 4……デイスクブレーキ 5……ブレーキ枠体、6……摩擦パット 7……パット取付ベース、8……案内プレート 10……流体圧シリンダ、11……ピストン 15……鋼球

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクブレーキプレートの対向面にディ
    スクプレートの回転軸方向に移動して前記ディスクプレ
    ートに圧接可能に設けた摩擦パット部材と該摩擦パット
    部材を前記ディスクプレート回転方向の両側で案内する
    案内部材との互いの対接面の一面に球体若しくはローラ
    を埋設し、他面に該球体若しくはローラが挿入する前記
    回転軸方向の案内溝を形成し、前記球体若しくはローラ
    と案内溝とが予圧状態で嵌合されていることを特徴とす
    るディスクブレーキ装置。
JP5705890U 1990-05-30 1990-05-30 デイスクブレーキ装置 Expired - Lifetime JPH0725465Y2 (ja)

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JP5705890U JPH0725465Y2 (ja) 1990-05-30 1990-05-30 デイスクブレーキ装置

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JPH0414827U JPH0414827U (ja) 1992-02-06
JPH0725465Y2 true JPH0725465Y2 (ja) 1995-06-07

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ID=31581429

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5918336B1 (ja) * 2014-10-30 2016-05-18 三陽工業株式会社 ワークテーブル用ブレーキ装置

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JPH0414827U (ja) 1992-02-06

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