JPH0679357U - 額 縁 - Google Patents

額 縁

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JPH0679357U
JPH0679357U JP2718693U JP2718693U JPH0679357U JP H0679357 U JPH0679357 U JP H0679357U JP 2718693 U JP2718693 U JP 2718693U JP 2718693 U JP2718693 U JP 2718693U JP H0679357 U JPH0679357 U JP H0679357U
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Application number
JP2718693U
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Inventor
国寿 伊藤
Original Assignee
株式会社横浜テクノ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレーム部材から斜状の切り落しを生じさせ
ないで材料を有効に使用し得ると共に、家紋を付けた額
縁を提供すること。 【構成】 縦及び横フレームとなるフレーム部材10は
アルミ材による成形品であって、両側縁部の裏面に長手
方向に平行に延びる階段状の係合段部12と係合溝部1
3が形成されており、係合段部12内にガラス板及び当
て板が嵌合され、係合溝部13に当該当て板を固定する
押え具が係合されると共に、フレーム部材10の表面部
にあけた透孔34に家紋を表示した家紋表示盤33を嵌
合することを特徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、額縁に関し、さらに詳しくはフレーム部をアルミ材で成形すると共 に正面部に家紋を付けた額縁に関している。
【0002】
【従来の技術】
フレーム部をアルミ材で成形した額縁は知られている。額縁の一般的なフレー ム部は隅部を斜状に切断して組み立てているので、フレーム部の製造に際し斜状 の切り落しが生じ、このため材料の歩溜りが悪いという問題がある。又、フレー ム部の各隅部には補強部品を設けないとフレーム部が歪んだりするが、従来技術 においては隅部の補強が完全でないという問題がある。
【0003】 一方、日本の家には家紋が存在するが、ややもすると家紋を知らなかったり、 あるいは忘れたりすることが多く、家紋はないがしろにされている。但し、家々 では慶弔事があると写真または肖像画を飾る習慣があるので、日常的に見る機会 がある額に家紋を付けておけば忘れたりすることがなく都合がよい。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、フレーム部の製造において、フレーム部材 から斜状の切り落しを生じさせないで材料を有効に使用し得る額縁を提供するこ とである。
【0005】 又、本考案が解決しようとする他の課題は、家紋を付けた額縁を提供すること である。
【0006】 さらに又、本考案が解決しようとする他の課題は、フレーム部の隅部の補強部 材に特徴がある額縁を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案において課題を解決するための手段は、縦フレーム及び横フレームによ って枠体が構成される額縁において、縦及び横フレームとなるフレーム部材はア ルミ材による成形品であって、両側縁部の裏面に長手方向に平行に延びる階段状 の係合段部と係合溝部が形成されており、上記係合段部内にガラス板及び当て板 が嵌合され、上記係合溝部に当該当て板を固定する押え具が係合されることを特 徴とするものである。
【0008】 又、本考案において他の課題を解決するための手段は、円形のカップ状に形成 され、底部表面に家紋が表示される家紋表示盤を有し、フレーム部材の表面部に あけた透孔に当該家紋表示盤を嵌合することを特徴とするものである。
【0009】 さらに又、本考案において他の課題を解決するための手段は、直角に曲げられ たチャンネル型の補強部材を有し、フレーム部材の裏面に形成された中央溝部の 各隅部に当該補強部材を嵌合することを特徴とするものである。
【0010】
【実施例】
図1は全体の斜視図、図2は断面図、図3はフレーム各部の断面図、図4は部 分正面図、図5は部分背面図、図6は補強部材の斜視図、図7は家紋表示盤の斜 視図である。
【0011】 図1,2において、額縁1は2本の縦フレーム2及び2本の横フレーム3によ って構成されており、横フレーム3には何れか一方に家紋4を付けている。又、 額縁1の裏面からガラス板5及び当て板6を重合して嵌合し、これらを固定する ための押え具7を縦フレーム2に係合している。
【0012】 図3は、本考案の額縁を構成するフレーム部材の断面図であって、Aは基本部 分の構造、Bはコーナー部分の構造、Cは家紋取付部分の構造を表わしている。 フレーム部材10は、アルミ材による成形品であり、長手方向に対し断面構造が 左右対称に形成されている。
【0013】 又、フレーム部材10は、主要部分が中空構造に形成され、表面部11を円弧 状に湾曲させ、長手方向の両側縁部の裏面に階段状の係合段部12が形成されて いる。一方、フレーム部材10の裏面には、前記係合段部12に連続し、長手方 向に沿う係合溝部13を形成している。なお、該係合溝部13は、フレーム部材 10の裏面から鍵形に延びる2条の鍵形突条14を設けることによって形成され ており、又、これら各鍵形突条14の間に中央溝部15が形成されている。
【0014】 上記のように形成されたフレーム部材10は、断面形状が左右対称になってい るから、当該部材の端部を45°の斜状に切断し、各切断部を接合すると係合段 部12、係合溝部13、中央溝部15の各部が縦フレーム2及び横フレーム3に おいて一致し、このため長尺材料として成形されたフレーム部材10から縦及び 横フレーム2,3を寸法取りした場合に、端部において斜状の切り落しが生じな い。
【0015】 額縁の基本構造は、フレーム部材10により枠体を構成したものであって、上 記したガラス板5及び当て板6はフレーム部材10の裏面に形成された係合段部 12内に嵌合され、又、押え具7は係合溝部13内に嵌合され、該押え具7によ ってガラス板5及び当て板6を固定している。なお、上記押え具7は細長形状に 形成され、当て板6に止め軸7aによって回動可能に設けられている(図2,図 5参照)。但し、この押え具は、実施例の構造に限定されることなく、一般的に 用いられる他の手段でよいことは勿論である。
【0016】 図6において、補強部材20は直角に曲げられており、かつ枠体の各隅部に取 り付けられるものであり、フレーム部材10の中央溝部15に嵌合する山部21 と、フレーム部材10の鍵形突条14に沿って当接する平坦部22とが一体形成 されている。そして、該補強部材20は、山部21を枠体各隅部の中央溝部15 に嵌合し止ネジ23によって固定されている(図3B,図5参照)。
【0017】 図7は家紋表示盤30を表わしている。家紋は枠体に組み立てられた横フレー ム3のうち、何れか一方の中央部に設けられる。家紋表示盤30は、円形の浅い カップ状に形成され、筒状縁部31に切込み32が設けられている。なお、家紋 は底部表面33に印刷するか、又は家紋を印刷したシールを貼付する。
【0018】 家紋表示盤30をフレーム部材10に取り付けるには、フレーム部材10の表 面部11にあけた透孔34に嵌合する。家紋表示盤30には家紋が表示されてい るのでフレーム部材10に取り付けた後に紋が傾かないようにするため、透孔3 4と家紋表示盤30を同一径にするか、透孔34を当該表示盤よりも若干小径に 形成して圧入するとよい(図3C,図4参照)。
【0019】 実施例は上記の構造であって、フレーム部材10から2本の縦フレーム2と2 本の横フレーム3を何れも端部を45°の斜状に切断して枠体を構成し、各隅部 に補強部材20を取り付けて枠体を連結固定する。次いで、横フレーム3(フレ ーム部材10)の表面部11に透孔34をあけ、該透孔34内に家紋表示盤30 を嵌合する。なお、図示していないが、枠体の裏面には額縁を掛ける紐を取り付 けるための取付金具を設けておく。
【0020】 又、家紋は、額縁の枠体を組み立てた後に家紋表示盤30によって付けるので 、同じ枠体を利用して家紋が付かない額縁を得ることも可能である。
【0021】
【考案の効果】
本考案は、枠体を構成するフレーム部材を断面形状が左右対称となるように形 成したものであるから、枠体の組み立ての際に端部を斜状に切断しても切り落し を生じさせず、従って、材料歩溜りが改善される効果がある。
【0022】 又、本考案は、枠体表面に家紋表示盤によって家紋を付けるようにしたもので あるから、額の価値を高めると共に家紋を忘れたりすることを防止できる。
【0023】 さらに又、本考案は、フレームの各隅部に補強部材を取り付けたものであるか ら、枠体が強固に形成され使用中に歪んだりすることが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の斜視図。
【図2】断面図。
【図3】フレーム部材の断面図で、Aは基本構造、Bは
コーナー部分の構造、Cは家紋取付部の構造を表わす。
【図4】一部の拡大正面図。
【図5】一部の拡大背面図。
【図6】補強部材の斜視図。
【図7】家紋表示盤の斜視図。
【符号の説明】
1 額縁 2 縦フレーム 3 横フレーム 4 家紋 5 ガラス板 6 当て板 7 押え具 10 フレーム部材 11 表面部 12 係合段部 13 係合溝部 14 鍵形突条 15 中央溝部 20 補強部材 21 山部 22 平坦部 23 止ネジ 30 家紋表示盤 31 筒状縁部 32 切込み 33 底部表面 34 透孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦フレーム及び横フレームによって枠体
    が構成されている額縁において、 縦及び横フレームとなるフレーム部材はアルミ材による
    成形品であって、長手方向の両側縁部の裏面に長手方向
    に平行に延びる階段状の係合段部と係合溝部が形成され
    ており、 上記係合段部内にガラス板及び当て板が嵌合され、上記
    係合溝部に当該当て板を固定する押え具が係合されるこ
    とを特徴とする額縁。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の額縁において、円形の
    カップ状に形成され、底部表面に家紋が表示される家紋
    表示盤を有し、フレーム部材の表面部にあけた透孔に当
    該家紋表示盤を嵌合することを特徴とする額縁。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の額縁において、直角に
    曲げられたチャンネル型の補強部材を有し、フレーム部
    材の裏面に形成された中央溝部の各隅部に当該補強部材
    を嵌合することを特徴とする額縁。
JP2718693U 1993-04-26 1993-04-26 額 縁 Pending JPH0679357U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2718693U JPH0679357U (ja) 1993-04-26 1993-04-26 額 縁

Applications Claiming Priority (1)

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JP2718693U JPH0679357U (ja) 1993-04-26 1993-04-26 額 縁

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JPH0679357U true JPH0679357U (ja) 1994-11-08

Family

ID=12214053

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JP2718693U Pending JPH0679357U (ja) 1993-04-26 1993-04-26 額 縁

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0433206A (ja) * 1990-05-28 1992-02-04 Matsushita Electric Works Ltd 片口金蛍光灯照明器具

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0433206A (ja) * 1990-05-28 1992-02-04 Matsushita Electric Works Ltd 片口金蛍光灯照明器具

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19951212