JPH0679311B2 - 罫線処理方式 - Google Patents

罫線処理方式

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JPH0679311B2
JPH0679311B2 JP2262371A JP26237190A JPH0679311B2 JP H0679311 B2 JPH0679311 B2 JP H0679311B2 JP 2262371 A JP2262371 A JP 2262371A JP 26237190 A JP26237190 A JP 26237190A JP H0679311 B2 JPH0679311 B2 JP H0679311B2
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、罫線処理方式に関し、特にたとえばいわゆ
るワードプロセッサのような文章編集装置等において枠
取りすなわち罫線の作成に用いられる罫線処理方式に関
する。
ワードプロセッサのような文章編集装置等においては、
文章を作成するにあたり枠取りすなわち罫罫線の付加を
要求されることが多い。
第1図は文章編集装置等の表示器に表示された罫線を示
す図である。第1図において、実線で示す罫線1をたと
えば点線で示す罫線2のように移動させたい場合があ
る。このような場合、従来の罫線処理装置では、一旦罫
線1のデータを消去し、さらに罫線2のデータを入力し
なければならなかった。この罫線データの入力のための
操作は、罫線データの処理の仕方あるいは記憶の仕方に
よって若干異なるが、一般に非常に繁雑な操作が必要で
あり、長時間を要し面倒であった。
たとえば、表示器の各文字表示装置に対応して罫線デー
タを記憶する場合、罫線データを1文字づつ入力しなけ
ればならない。また、罫線データを表示器の表示面画面
における座標データとして記憶する場合、予め作成した
い罫線の座標を求め、その求めた座標をたとえば数式の
形で入力していかなければならない。なお、前者の方法
はこの発明の出願人が既に出願した特願昭56−40886に
おいて詳細に示されている。
それゆえに、この発明の主たる目的は、従来のような繁
雑な操作を必要とせず、文章と罫線が混在した状態にお
いて、罫線のみを移動させるために文章データと罫線デ
ータを別々に記憶させ、罫線データのみ移動処理する罫
線処理方式とし、更に罫線データの単独処理により生ず
る文章データの書式サイズ(A4、B5等)外への移動を防
止するため、罫線データの移動の際、書式サイズとの比
較判定を行う罫線処理方式を提供することである。
又、所望の罫線を任意に選択し、その選択した罫線を他
の罫線と移動させることなく任意の位置に移動できるよ
うにすることをこの発明の今一つの目的とする。
この発明は、要約すれば、文章データと罫線データを個
別に記憶し、前記文章データを予め設定された用紙サイ
ズに合わせて罫線データと合成した態様で画面表示さ
せ、罫線の移動指示に基づき該画面上にて前記罫線デー
タのみ、行方向と列方向のいずれかの指定方向に移動さ
せる際に移動対象となる罫線データの端部位置と前記用
紙サイズを比較して罫線データが前記用紙サイズを越え
る場合に罫線の移動指示を無効にすることを特徴とする
罫線処理方式である。
この発明の上述の目的およびその他の目的と特徴は、図
面を参照して行なう以下の詳細な説明から一層明らかと
なろう。
第2図はこの発明の一実施例を示す概略ブロック図であ
る。なお、この実施例はいわゆるワードプロセッサに適
用した例を示している。構成において、キーボード10は
文字入力キーや各種ファンクションキーなどを含み、操
作されたキーに対応するキー信号を発生する。なお、キ
ーボード10はこの実施例に特に興味あるキーとして罫線
多動キー10a、領域指定キー10bおよびカーソル移動キー
10cを含む。罫線移動キー10aは指定された領域の罫線の
移動を指令するためのキーである。また、領域指定キー
10bは移動したい罫線の範囲を指定するためのキーであ
る。なお、領域指定キー10bはこの発明には直接関連し
ないが、他のファンクションたとえば指定した領域の文
字群を消去あるいは外部メモリへ転送したりするのにも
用いられる。カーソル移動キー10cは、第1図に斜線で
示すように表示装置14の表示画面上に表示されたカーソ
ルマークを左右上下に移動指示するためのキーであり、
通常は文字入力位置を示すために用いられる。そして、
この実施例では罫線の移動させる領域を指定する際にそ
の位置を指示するためと、罫線の移動方向および移動量
を指示するために用いられる。
キーボード10から出力されるキー信号はキー制御回路11
に与えられる。このキー制御回路11はキーボード10から
与えられたキー信号に対応のコード化信号を発生する。
このコード化信号は編集制御回路12に与えられる。ま
た、コード化信号のうちカーソル移動キー10cに基づく
コード化信号はカーソルカウンタ21に与えられる。この
カーソルカウンタ21は表示装置14の表示画面上において
カーソルの水平方向の移動に応じてカウントアップある
いはカウントダウンされる水平カウンタ(以下Xカウン
タと称す)と、垂直方向の移動に応じてカウントアップ
あるいはカウントダウンされる垂直カウンタ(以下Yカ
ウンタと称す)とを含む。このカーソルカウンタ21のX,
Yカウンタの出力は編集制御回路12に与えられる。
編集制御回路12は、図示しないが、たとえばCPU,ROM,RA
Mなどを含む。そして、このROMにはたとえば第5図ない
し第6D図に示すような動作プログラムが格納される。ま
た、RAMは領域指定キー10bの押圧が罫線の移動領域の先
頭アドレスを指定するものか最終アドレスを指定するも
のかを示すフラグF1を記憶する領域と、カーソル移動キ
ー10cの押圧が単にカーソルマークの移動を指令するた
めかあるいはカーソルマークの移動および罫線の移動を
指令するためかを示すフラグF2を記憶する領域とを含
む。また、編集制御回路12はキー制御回路11から与えら
れる文字データを所定の文章フォーマットにしたがって
文章メモリ13に与え、キー制御回路11から与えられる罫
線データを所定の文章フォーマットにしたがって罫線メ
モリ16に与える。
これら文章メモリ13および罫線メモリ16は、それぞれ、
表示装置14の表示画像の文字表示位置に対応して文字デ
ータおよび罫線データを記憶する。
第3図は第2図の実施例において用いられる罫線データ
を説明するための図解図である。この第3図に示すよう
に、垂直方向にたとえば24ビット、水平方向にたとえば
24ビットで囲まれた領域が1文字のキャラクタパターン
記録領域として定められている。そして、この記録領域
の中心部より第3図において上の垂直線31,下の垂直線3
3,右の水平線34、左の水平線32の組み合わせによって複
数の罫線パターンが決められる。たとえば、第4図のア
ドレス(10,2)における罫線は第3図の水平線34および
垂直線33の組み合わせによって形成される。これら複数
の罫線パターンには、たとえば4ビットのコードが予め
割り当てられる。そして、罫線メモリ16は表示装置14の
表示画像の文字表示位置にしたがって文章メモリ13の文
字データ記憶アドレスに対応して罫線パターンを示すコ
ードを記憶する。
さらに、編集制御回路12には、Xバッファ22,Yバッファ
23,Kカウンタ24が接続される。このXバッファ22は罫線
の移動させる範囲を設定する際、その範囲に含まれるX
軸方向(第1図参照)の文字数すなわち文章の列数を記
憶する。また、Yバッファ23は罫線の移動させる範囲を
設定する際、その範囲に含まれるY軸方向(第1図参
照)の文字数すなわち文章の行数を記憶する。また、K
カウンタ24は罫線データをシフトさせる際、現在シフト
されている罫線データが何行目であるかを示すアドレス
カウンタとして用いられる。
さらに、編集制御回路12には、アドレス回路17およびア
ドレスポインタ(以下単にポインタと称す)P1,P2,P3が
接続される。ポインタP1,P2,P3はそれぞれXカウンタお
よびYカウンタを含み、罫線の移動させる範囲の先頭ア
ドレスおよび最終アドレスの記憶や罫線移動時における
アドレス制御のためのデータ記憶に用いられる。これら
ポインタP1,P2,P3の出力はアドレス回路17に与えられ
る。このアドレス回路17の出力は罫線メモリ16に与えら
れ、罫線移動時における罫線メモリ16からの読出アドレ
スが制御される。
前記文章メモリ13から読出される文章データは表示装置
14、印字装置15に与えられる。同様に、罫線メモリ16か
ら読出される罫線データは表示装置14、印字装置15に与
えられる。表示装置14はたとえばCRT表示器を含み、印
字装置15はたとえばドットプリンタを含む。これらの装
置14,15は文章メモリ13および罫線メモリ16からのデー
タを合成して表示あるいは印字する。
ここで、再び第1図を参照して第2図の実施例のキー操
作について説明する。まず、カーソル移動キー10cによ
って移動させたい罫線の先頭位置(たとえばA1)へカー
ソルマークを移動し、領域指定キー10bを押圧する。さ
らに、カーソル移動キー10cによって移動させたい罫線
の最後尾位置(たとえばB1)へカーソルマークを移動さ
せ、領域指定キー10bを押圧する。これによって、A1か
らB1の範囲の罫線の移動の設定が行なわれる。つづい
て、罫線移動キー10aを押圧する。これによって、罫線
の移動が指令される。したがって、これ以後カーソル移
動キー10cによってカーソルマークを移動すればそれに
伴って罫線メモリ16の罫線データが書換えられ、表示画
像における罫線も移動される。たとえば、罫線移動キー
10aの押圧の後カーソル移動キー10cによってカーソルマ
ークをA10の位置に移動させた場合、実線で示す罫線1
は点線で示す罫線2の位置へ移動される。なお、この実
施例では罫線の一部の領域を指定して任意の位置へ移動
させることもできる。たとえば、実線で示す罫線1のう
ちA2からB1の領域の移動を指定し、カーソルマークをA2
0の位置へ移動させれば、点線で示す罫線が移動され
る。なお、この場合A2とA20との間は空間が生じるが、
この部分の罫線を後で入力すれば、罫線全体がX軸方向
に延長されたことになる。
第4図は第2図の実施例の動作を説明するための図解図
である。第5図、第6A図、第6B図、第6C図および第6D図
は第2図の実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。以下、第4図ないし第6D図を参照して第2図
の実施例の動作について説明する。
まず、カーソル移動キー10cによってカーソルマーク
が、移動させたい罫線の先頭位置に移動される。したが
って、第5図に示すステップ(図示ではSと略す)1,2
の動作の後ステップ3においてカーソル移動キー10cの
押圧が判断され、ステップ4においてカーソルマークの
移動に応じてカーソルカウンタ21のXカウンタおよびY
カウンタがアップ、ダウンされる。次に、ステップ5に
おいて編集制御回路12に含まれるフラグF2がセットされ
ているかどうかが判断される。このとき、フラグF2はセ
ットされていないため、再びステップ1の動作を行う。
次に、領域指定キー10bが押圧され、罫線の移動させる
範囲の先頭位置の設定が行なわれる。したがって、ステ
ップ1で領域指定キー10bの押圧が判断される。そし
て、ステップ6でフラグF1がセットされているかどうか
が判断される。このとき、フラグF1はセットされていな
いため、ステップ7においてカーソルカウンタ21の内容
すなわち移動させたい罫線の先頭位置のアドレスがポイ
ンタP3に転送される。そして、ステップ8においてフラ
グF1がセットされる。なお、領域指定キー10bの押圧に
よってカーソルマークの中には特定の数字や記号(たと
えばA)などが表示され、領域の指定が先頭位置の指定
であることが認識される。
次に、再びカーソル移動キー10cが操作され、移動させ
たい罫線の最後尾位置にカーソルマークが移動される。
したがって、ステップ3でカーソル移動キー10cの押圧
が判断され、ステップ4およびステップ5の動作が行な
われる。次に、再び領域指定キー10bが押圧され、移動
させたい罫線の最後尾位置が設定される。このとき、前
記ステップ8においてフラグF1がセットされているた
め、ステップ6の判断の後ステップ9の動作を行なう。
このステップ9では、カーソルカウンタ21の内容すなわ
ち移動させたい罫線の最後尾位置のアドレスがポインタ
P2に転送される。そして、ステップ10においてフラグF1
がリセットされる。なお、2回目の領域指定キー10bの
押圧によってカーソルマークの中に前記特定の数字や記
号とは異なる数字や記号(たとえばB)が表示される。
これによって、そのときの領域の指定が移動させたい罫
線の最後尾位置の指定であることが認識される。
以上の操作で罫線の移動させたい領域の指定が終了する
が、次には罫線移動のために罫線移動キー10aが押圧さ
れる。このことはステップ2で判断される。そして、ス
テップ11においてポインタP3のXカウンタの計数値から
ポインタP2のXカウンタの計数値が減算され、移動指定
領域のX軸方向のアドレス差すなわち移動しようとする
罫線の範囲に含まれる文字数X(第4図参照)が演算さ
れ、Xバッファ22に書込まれる。さらに、ステップ12に
おいてポインタP3のYカウンタの計数値からポインタP2
のYカウンタの計数値が減算され、Y軸方向のアドレス
差すなわち移動しようとする罫線の範囲に含まれる行数
Y(第4図参照)が演算され、Yバッファ23に書込まれ
る。そして、ステップ13においてフラグF2がセットされ
る。
次に、カーソル移動キー10cの操作によって罫線を移動
すべくカーソルマークの移動が行なわれる。すなわち、
ステップ3においてカーソル移動キー10cの押圧が判断
され、ステップ4の動作の後ステップ5においてフラグ
F2のセットが判断される。そして、ステップ14において
ポインタP3の内容すなわち罫線の移動指定領域の先頭ア
ドレスがポインタP1に転送される。その後、ステップ1
5,16および17においてカーソルマークの移動方向が判定
される。この移動方向の判定に応じて第6A図ないし第6D
図で示す罫線の移動動作が行なわれる。
まず、第6A図を参照して、カーソルマークかつしたがっ
て罫線を第1図あるいは第4図の画面の右方向に移動さ
せる場合について説明する。この場合、ステップ18にお
いてポインタP1のXカウンタの計数値を+1してポイン
タP2へ転送する。すなわち、第4図においてポインタP1
が指定するアドレスを(10,1)としたとき、ポインタP2
はX軸方向に1文字分ずれた位置のアドレス(10,2)を
指定するものとなる。次にステップ19においてYバッフ
ァ23の内容すなわち罫線の移動指定範囲に含まれる行数
がKカウンタ24に転送される。そして、ステップ20にお
いて罫線メモリ16内においてポインタP1によって指示さ
れる位置を先頭とする同一行のX文字分の罫線データが
ポインタP2に指示される位置が先頭となるようにシフト
される。すなわち、移動指定範囲内の最初の行の罫線デ
ータが1文字分右方向にシフトされる。次に、ステップ
21において罫線メモリ16内でポインタP1によって指示さ
れる位置の罫線データがクリアされる。そして、ステッ
プ22においてポインタP1のYカウンタが+1される。す
なわち、ポインタP1は第4図において11行目のアドレス
(11,1)を指定することになる。次に、ステップ23にお
いてポインタP1のXカウンタを+1してポインタP2へ転
送する。すなわち、ポインタP2はアドレス(11,2)を示
すことになる。このように、ステップ22および23で次の
行の罫線データのシフトの準備が行なわれる。つづい
て、ステップ27でKカウンタ24が−1され、ステップ25
においてKカウンタ24の計数値が0かどうかが判断され
る。すなわち、ステップ25では、ステップ20においてシ
フトした行の罫線データが移動指定範囲の最終行の罫線
データであるかどうかが判断される。もし、Kカウンタ
の計数値が0でなければ、ステップ20ないし24の動作が
繰り返される。このようにして、各行の罫線データが右
へ1文字分シフトされ、指定した範囲の罫線が右へ移動
される。そして、最終行までシフトされると、Kカウン
タ24の計数値が0となり、ステップ26でポインタP3のX
カウンタを+1する。すなわち、罫線の先頭位置が(1
0,2)へ移動したことをポインタP3で記憶する。
次に、第6B図を参照してカーソルマークかつしたがって
罫線を左方向へ移動させる場合の動作について説明す
る。この場合の動作は第6A図の動作とほぼ同様であるた
め、異なる部分の動作のみを説明する。すなわち、前記
ステップ18に対応するステップ27においては、ポインタ
P1のXカウンタを−1してポインタP2へ転送する。した
がって、ポインタP2はアドレス(10,0)を記憶する。ま
た、前記ステップ23に対応するステップ32では、ポイン
タP1のXカウンタを−1してポインタP2へ転送する。ま
た、前記ステップ26に対応するステップ35では、ポイン
タP3のXカウンタを−1して移動後の罫線の先頭位置を
記憶する。
次に、第6C図を参照してカーソルマークかつしたがって
罫線を第3図および第4図の下方向へ移動させる場合の
動作について説明する。この場合、ステップ36において
ポインタP1のYカウンタにYバッファ23の内容すなわち
移動指定範囲のY軸方向の行数が加算される。したがっ
て、ポインタP1はアドレス(n,1)を記憶する。そし
て、ステップ37においてポインタP1のYカウンタを+1
してポインタP2へ転送する。したがって、ポインタP2は
このときアドレス(n+1,1)を記憶する。その後、ス
テップ38ではYバッファ23の内容がKカウンタ24に転送
される。次に、ステップ39では前記ステップ20あるいは
29と同様の動作が行なわれる。そして、ステップ40にお
いてポインタP1の内容がポインタP2へ転送される。さら
に、ステップ41においてポインタP1のYカウンタが−1
される。すなわち、このステップ40および41において次
の行のシフトの準備が行なわれる。次に、ステップ42に
おいてKカウンタ24が−1され、ステップ43においてK
カウンタ24の計数値が0かどうかが判断される。このス
テップ43の判断は前記ステップ25と同様であり、移動指
定範囲の最終行の罫線データがシフトされるまでステッ
プ39ないし42の動作が繰り返し行なわれる。移動指定範
囲の最終行のシフトが終了すると、ステップ44において
罫線メモリ16内のポインタP1に対応する位置から同一行
におけるX文字分の罫線データがクリアされる。そし
て、ステップ45においてポインタP3のYカウンタが+1
され、移動後の罫線の先頭位置を記憶する。
次に、第6D図を参照してカーソルマークかつしたがって
罫線を上方向へ移動させる場合の動作について説明す
る。この場合の動作は第6C図の動作とほぼ同様であるの
で、異なる部分だけを説明する。まず、罫線を上方向へ
移動する場合は前記ステップ36に対応する動作が不要で
ある。なぜならば、罫線を下方向へ移動させる場合は移
動指定範囲の最終行の罫線データから順次シフトしてい
かなければならないが、上方向に移動させる場合は移動
指定範囲の最初の行の罫線データから順次シフトしてい
けばよいからである。次に、前記ステップ37に対応する
ステップ46では、ポインタP1のYカウンタを−1してポ
インタP2へ転送する。したがって、このときポインタP2
はアドレス(9,1)を記憶する。また、前記ステップ41
に対応するステップ50ではポインタP1のYカウンタを+
1する。また、前記ステップ45に対応するステップ54で
は、ポインタP3のYカウンタを−1し、移動後の罫線の
先頭位置を記憶する。
上述のように、カーソルマークの移動方向にしたがって
罫線を移動させることができる。なお、第1図に示すよ
うに斜めの方向へ罫線を移動させる場合は、カーソルマ
ークの移動を右あるいは左へ所定量移動させた後に下あ
るいは上へ所定量移動させるというようにすればよい。
なお、罫線の移動終了後第5図のステップ55において他
のファンクションキーの押圧が判定されると、ステップ
56においてフラグF2がリセットされ、その以後のカーソ
ル移動キー10cの操作は単にカーソルマークの移動を指
示するだけとなる。
なお、一般に文章を作成する場合は書式たとえばA4サイ
ズ、B5サイズと決めて文字入力するが、罫線を移動させ
すぎるとこのサイズよりはみ出すこともあり、この場合
はポインタにより上下左右の位置を求めて書式のサイズ
を越えたかどうかを判定し、越える場合は動作を無効に
し、操作者に警報を発生するようにすることも考えられ
る。
また、前述したように罫線データの処理の仕方および記
憶の仕方にはこの実施例で用いた以外にも、たとえば罫
線の座標を数式の形で記憶するものなどがあるが、この
発明はそのような他の罫線データの処理方式あるいは記
憶方式にも適用することができる。
以上のように、この発明によれば、文章と罫線が混在し
た状態において、罫線のみを移動させるために文章デー
タと罫線データを別々に記憶させ、罫線データのみ移動
処理する方式とし、更に罫線データの単独処理により生
ずる文章データの用紙サイズ(A4、B5等)外への移動を
防止するため、罫線データを、行方向と列方向のいずれ
かの所定方向に移動させる過程で、移動対象の罫線デー
タ(移動方向の最端部に当たる罫線データ)が予め設定
された用紙サイズ(A4/B5)を越える場合には、罫線の
移動指示を無効にすることで、罫線データの移動範囲に
既に入力されている用紙サイズ内に限定して頁間に分割
されないようにしたものである。この方式であれば用紙
サイズ外への罫線のはみ出しを何ら意識せずに罫線の移
動が行なえるため、効率的な罫線の移動ができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は表示器に表示された罫線を示す図である。第2
図はこの発明の一実施例を実現する文書処理装置を示す
概略ブロック図である。第3図は第2図の実施例におい
て用いられる罫線データを説明するための図解図であ
る。第4図は第2図の実施例の動作を説明するための図
解図である。第5図、第6A図、第6B図、第6C図および第
6D図は第続図の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。 図において、10aは罫線移動キー、10bは領域指定キー、
10cはカーソル移動キー、12は編集制御回路、14は表示
装置、16は罫線メモリ、21はカーソルカウンタを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文章データと罫線データを個別に記憶し、
    前記文章データを予め設定された用紙サイズに合わせて
    罫線データと合成した態様で画面表示させ、罫線の移動
    指示に基づき該画面上にて前記罫線データのみ、行方向
    と列方向のいずれかの指定方向に移動させる際に移動対
    象となる罫線データの端部位置と前記用紙サイズを比較
    して罫線データが前記用紙サイズを越える場合に罫線の
    移動指示を無効にすることを特徴とする罫線処理方式。
JP2262371A 1990-09-28 1990-09-28 罫線処理方式 Expired - Lifetime JPH0679311B2 (ja)

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JP56143308A Division JPS5844562A (ja) 1981-09-10 1981-09-10 罫線処理装置

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Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
昭和56年度電子通信学会総合全国大会講演論文集(分冊6)論文番号1456,「日本語ワードプロセッサ(JW5)の作表及び新語登録機能」(昭和56年4月)

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JPH03240864A (ja) 1991-10-28

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