JPH067930A - フラックス塗布装置 - Google Patents

フラックス塗布装置

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Publication number
JPH067930A
JPH067930A JP11506292A JP11506292A JPH067930A JP H067930 A JPH067930 A JP H067930A JP 11506292 A JP11506292 A JP 11506292A JP 11506292 A JP11506292 A JP 11506292A JP H067930 A JPH067930 A JP H067930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flux
container
sponge member
sponge
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP11506292A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Fukuhara
真 福原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板のパターン等に、自動的にフラ
ックスを均一かつ一定量塗布することができるフラック
ス塗布装置を提供する。 【構成】 フラックス塗布装置1を、液状のフラックス
を入れる容器3と、この容器3内のフラックスを浸透さ
せるスポンジ部材24と、このスポンジ部材24をコン
ベヤ50上の基板30まで搬送するエアシリンダ8,1
4とで構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半田付けする母材に
酸化防止用のフラックスを塗布するフラックス塗布装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、基板のパターン等に電子部品を
半田付けする場合には、パターン等を清浄したり、パタ
ーン等や半田が酸化されるのを化学的に防止したり、半
田のぬれ性を促進したりするために、パターン等にフラ
ックスを塗っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、基板のパターン
等にフラックスを塗布する場合には、作業者が絵筆を使
用して塗っていたために、塗り忘れがあった。また、塗
り量が多過ぎたり、少な過ぎてフラックスのムラやムダ
が生じていた。
【0004】そこで、この発明は、フラックスを自動的
に均一かつ一定量塗布することができるフラックス塗布
装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】半田付けする母材に酸化
防止用のフラックスを塗布する装置であって、液状のフ
ラックスを入れる容器と、この容器内のフラックスを浸
透させる浸透部材と、この浸透部材を上記容器内から上
記母材上に搬送する搬送手段とを備えている。また、上
記容器内にフラックスに浸漬される浸漬部材を配置し、
フラックス塗布前の待機時に上記浸透部材と上記浸漬部
材とを接触させてある。さらに、上記浸透部材及び上記
浸漬部材をスポンジ部材でそれぞれ形成してある。
【0006】
【作用】これにより、フラックス塗布の自動化及びフラ
ックスの塗布量の定量,均一化が可能となる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述
する。
【0008】図1において、1はフラックス塗布装置で
あり、母材としての基板30の図示しないパターン等に
フラックス40を塗布するものである。このフラックス
塗布装置1は基板30を搬送するコンベヤ50に併設さ
れる矩形の受台2を有している。この受台2上の前側
(コンベヤ50側)には液状のフラックス40を入れる
筐型の容器3を一対のブロック4,4を介して着脱自在
に取付けてある。また、この受台2の後側には、4本の
支柱5を介して矩形の水平板6を固定してある。この水
平板6上の中央にはL字型のブラケット7を介してエア
シリンダ(搬送手段)8を取付けてあると共に、その両
側には一対のガイドベアリング10,10を固定してあ
る。この各ガイドベアリング10には各シャフト11を
前後方向に摺動自在に嵌合してある。この一対のシャフ
ト11,11の先端には垂直板12を固定してある。こ
の垂直板12は上記エアシリンダ8のロッド9の先端に
固定されている。このエアシリンダ8のロッド9の進退
動により上記垂直板12が上記コンベヤ50の上方まで
往復移動自在になっている。
【0009】上記垂直板12の中央上部にはL字型のブ
ラケット13を介してエアシリンダ(搬送手段)14を
取付けてあると共に、その両側には一対のガイドベアリ
ング16,16を固定してある。この各ガイドベアリン
グ16には各シャフト17を上下方向に摺動自在に嵌合
してある。この一対のシャフト17,17の下端には水
平板18を固定してある。この水平板18は上記エアシ
リンダ14のロッド15の下端に圧縮コイルバネ19等
を介して取付けてある。このエアシリンダ14のロッド
15の昇降動により上記水平板18が前記コンベヤ50
上の搬送されて来た基板30に対して昇降動自在になっ
ている。この水平板18の前側は略U字状に切欠かれて
おり、この切欠部18aの下面には取付板20を介して
取付ブロック21を固定してある。図3に示すように、
この取付ブロック21にはプレート22と一対の皿ネジ
23,23を介して直方体型のスポンジ部材(浸透部
材)24を取付けてある。
【0010】前記容器3の上面の上記スポンジ部材24
の待機する位置の真下には、矩形の開口部3aを形成し
てある。また、この容器3内の開口部3aの真下には上
記スポンジ部材24より一回り以上大きい直方体のスポ
ンジ部材(浸漬部材)25を配置してある。さらに、こ
の容器3の上面には丸孔部3bを形成してある。この丸
孔部3bにはフラックス40が充填されたジェットオイ
ラ26の注入筒部26aを差し込んである。この注入筒
部26aの先端部26bは斜めにカットしてあり、上記
容器3のフラックス液面が常に一定の高さ(深さ)にな
るようにしてある。尚、上記コンベヤ50の中央には搬
送されて来た基板30を所定位置で停止させるストッパ
51を昇降動自在に配設してある。このストッパ51の
手前には基板30の有無を検出する反射型の光学センサ
52を配設してある。
【0011】以上実施例のフラックス塗布装置1によれ
ば、コンベヤ50上に基板30が搬送されて来ると、基
板30が上昇しているストッパ51に当たって停止する
と共に、光学センサ52がオンされる。これをスタート
信号にして、図4に示すタイミングチャートのように、
光学センサ52のオンの0.5秒後にエアシリンダ14
のロッド15が上昇し(1秒)、エアシリンダ8のロッ
ド9が前進する。その2秒後にエアシリンダ14のロッ
ド15が下降し、1秒間、基板30の図示しないパター
ン上にスポンジ部材24が触れる。このスポンジ部材2
4が上記基板30のパターンに触れて当接することによ
り、該基板30に反りがあっても、この反りに応じて圧
縮コイルバネ19が撓み、上記スポンジ部材24に浸透
されたフラックス40が基板30のパターン上に確実に
塗布される。その後、エアシリンダ14のロッド15が
上昇し、1秒後上記エアシリンダ8のロッド9が後退す
る(2秒間)。このロッド9の後退端にて上記エアシリ
ンダ14のロッド15が下降し、上記スポンジ部材24
が容器3に開口部3aより入る。これと同時にストッパ
51が下がり、フラックス40が塗布された上記基板3
0が次工程に排出される。そして、上記光学センサ52
のオフ後にストッパ51が上昇して次の基板30が搬送
されて来るのを待ち、上記と同様の動作により、基板3
0のパターン上に順次フラックス40を塗布する。
【0012】上記容器3に開口部3aより入ったスポン
ジ部材24は、該容器3内のスポンジ部材25に接触す
る。上記容器3内に充填されるフラックス40の液面は
スポンジ部材25の上面より低くなるように設定してあ
る。上記フラックス40に浸漬されたスポンジ部材25
に接触した上記スポンジ部材24は、上記フラックス塗
布前の待機中において容器3内に入った状態になって取
付ブロック21を介して容器3の開口部3aを略閉塞す
るので、この開口部3aからフラックス40が揮発する
のを防ぐことができる。また、上記容器3内のフラック
ス40の液面が変動しても、スポンジ部材25からスポ
ンジ部材24への浸透量はスポンジ浸透率により常に一
定になる。従って、フラックス40の液面の微調管理が
不要である。
【0013】このようにして、スポンジ部材24を容器
3とコンベヤ50との間を往復移動させることにより、
基板30のパターンにフラックス40を自動的に塗布す
ることができる(フラックス塗布の自動化ができる)。
また、上記容器3内にフラックス40に浸漬されたスポ
ンジ部材25を配置して、フラックス塗布前の待機時に
おいて、上記スポンジ部材25と上記基板30まで往復
移動するスポンジ部材24とを接触させておくようにし
たので、一定量のフラックス40を上記スポンジ部材2
4に常に浸透させることができる。これにより、フラッ
クス塗布量の定量化及び均一化を図ることができ、フラ
ックス40のムラ,ムダをなくすことができる。さら
に、上記スポンジ部材24のフラックス40の浸透性を
利用して基板30のパターンにフラックス40を塗布す
るようにしたので、フラックス塗布時に液ダレがない。
【0014】尚、前記実施例によれば、スポンジ部材2
4を搬送する手段としてエアシリンダを用いたが、油圧
シリンダ等各種の設計変更が可能である。また、浸透部
材24や浸漬部材25をスポンジ部材で形成したが、布
製部材等各種の設計変更が可能である。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、半田
付けする母材に酸化防止用のフラックスを塗布する装置
であって、液状のフラックスを入れる容器と、この容器
内のフラックスを浸透させる浸透部材と、この浸透部材
を上記母材上に搬送する搬送手段とを備えたので、母材
にフラックスを自動的に塗布することができる。また、
上記容器内にフラックスに浸漬される浸漬部材を配置
し、フラックス塗布前の待機時において、上記浸透部材
と上記浸漬部材とを接触させたので、一定量のフラック
スを上記浸透部材に常に浸透させることができる。これ
により、フラックス塗布量の定量化と均一化を図ってフ
ラックスのムラやムダをなくことができる。さらに、上
記浸透部材及び上記浸漬部材をスポンジ部材で形成した
ので、このポンジ部材の浸透力によりフラックス塗布時
にフラックスの液ダレがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のフラックス塗布装置を示
す斜視図。
【図2】上記フラックス塗布装置の要部を一部断面で示
す拡大側面図。
【図3】上記フラックス塗布装置のスポンジ部材の取付
部分の分解斜視図。
【図4】上記フラックス塗布装置の要部の各手段の出力
波形図。
【符号の説明】
1…フラックス塗布装置 2…容器 8…エアシリンダ(搬送手段) 14…エアシリンダ(搬送手段) 24…スポンジ部材(浸透部材) 25…スポンジ部材(浸漬部材) 30…基板(母材) 40…フラックス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半田付けする母材に酸化防止用のフラッ
    クスを塗布する装置であって、液状のフラックスを入れ
    る容器と、この容器内のフラックスを浸透させる浸透部
    材と、この浸透部材を上記容器内から上記母材上に搬送
    する搬送手段とを備えたことを特徴とするフラックス塗
    布装置。
  2. 【請求項2】 上記容器内にフラックスに浸漬される浸
    漬部材を配置し、フラックス塗布前の待機時に上記浸透
    部材と上記浸漬部材とを接触させたことを特徴とする請
    求項1のフラックス塗布装置。
  3. 【請求項3】 上記浸透部材及び上記浸漬部材をスポン
    ジ部材でそれぞれ形成したことを特徴とする請求項2記
    載のフラックス塗布装置。
JP11506292A 1992-05-08 1992-05-08 フラックス塗布装置 Pending JPH067930A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11506292A JPH067930A (ja) 1992-05-08 1992-05-08 フラックス塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11506292A JPH067930A (ja) 1992-05-08 1992-05-08 フラックス塗布装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH067930A true JPH067930A (ja) 1994-01-18

Family

ID=14653235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11506292A Pending JPH067930A (ja) 1992-05-08 1992-05-08 フラックス塗布装置

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JP (1) JPH067930A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1102310C (zh) * 1994-07-14 2003-02-26 林仙坎 一种文件加密处理方法
JP2011253161A (ja) * 2010-06-04 2011-12-15 Kazama Engineering Co Ltd レンズ用塗装装置
JP2013152965A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Shin Etsu Chem Co Ltd 太陽電池モジュール製造におけるフラックス塗布用具及び太陽電池モジュールの製造方法
CN105344547A (zh) * 2015-12-03 2016-02-24 安徽普伦智能装备有限公司 一种钢板抹油机
JP2016209914A (ja) * 2015-05-12 2016-12-15 株式会社村田製作所 フラックス塗布装置及びフラックス塗布方法

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