JPH0679212B2 - 可変ピツチ文字におけるデイスプレイ制御装置 - Google Patents

可変ピツチ文字におけるデイスプレイ制御装置

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JPH0679212B2
JPH0679212B2 JP58086882A JP8688283A JPH0679212B2 JP H0679212 B2 JPH0679212 B2 JP H0679212B2 JP 58086882 A JP58086882 A JP 58086882A JP 8688283 A JP8688283 A JP 8688283A JP H0679212 B2 JPH0679212 B2 JP H0679212B2
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dots
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space
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善久 生田
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
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Mita Industrial Co Ltd
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、各文字ごとに表示ドット数が異なるアルフ
ァベット文字および倍角、半角指定されることによって
表示ドット数が変化する伸縮文字等の可変ピッチ文字を
表示するディスプレイ装置の制御装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、ワードプロセッサおよびパーソナルコンピュータ
においては、作表等を行う場合に、タブコードを入力す
ることによってタブ指定された位置に文字を表示するタ
ブ制御を実行するように構成されたものが知られてい
る。すなわち、タブ指定された文字の前に、ディスプレ
イ装置の標準カラムに相当する標準ブランクキャラクタ
を所定数挿入することにより、タブ指定された文字を指
定位置に表示することが行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記可変ピッチ文字を用いた場合には、
文字の大きさと、標準カラムの大きさとが対応していな
いため、タブ指定位置とタブ指定された文字の表示位置
とがずれることがあり、CRTディスプレイ装置の指定位
置にタブ指定された文字を正確に表示することは困難で
ある。
例えば、第11図に示すように、CRT画面上にアルファベ
ット文字のI、l等の文字幅が狭く、標準カラムに比べ
てドット数が少ない文字C1が4個入力され、かつ行頭か
ら7カラム目にタブマークC2が予め設定されている場合
において、上記文字C1の後に入力する文字群C6をノーマ
ルタブ指定した場合、上記文字C1がそれぞれ1カラムと
して計算され、文字群C6の前に2個の標準ブランクキャ
ラクタC3を挿入することより、タブ指定された上記文字
群C6を7カラム目から表示するように構成されている。
しかしながら、上記文字のC1の幅が狭いために文字位置
と、カラム位置とが正確に対応せず、上記文字群C6の始
端をタブマークC2に対応する位置に正確に一致させて表
示することはできない。これは倍角または半角指定され
た伸縮文字を用いた場合も同様であり、また上記可変ピ
ッチ文字を用いてフラッシュライト(右揃え)タブ制御
およびセンタリング(中央寄せ)タブ制御等を実行する
場合においても、タブ指定された文字を指定位置に正確
に表示することができず、上記各タブ機能を十分に発揮
できないという問題があった。
この発明は、上記問題点を解決するためになされたもの
であり、可変ピッチ文字を用いた場合においてもタブ指
定された文字を指定位置に正確に表示することができる
ディスプレイ制御装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、図1に示すように、文字コードおよびタブ
コードを入力するキー入力手段1と、入力されたデータ
に基づいて表示用テキストを作成するテキスト作成手段
2と、作成されたテキストを記憶するテキストメモリー
3と、テキストメモリー3から出力されたデータに応じ
て文字等を表示するディスプレイ手段4とを有してい
る。
そして、上記テキスト作成手段2には、図2に示すよう
に、入力された各文字のドット数を積算処理する文字ピ
ッチテーブル20および積算器21等からなる積算処理手段
と、この積算処理手段で積算された各文字の総ドット数
を予め設定された標準カラムのドット数で割算すること
によって上記各文字の長さに対応する標準スペースカラ
ム数および残余ドット数を算出する割算器23と、行頭か
らタブ指定位置までの総カラム数を読出すタブセットテ
ーブル24等からなるタブ位置読出手段と、予め設定され
た標準カラムのドット数から上記割算器23で算出された
残余ドット数を引算することによってタブ指定された文
字の前に形成される補正スペースに配設される残余スペ
ースのドット数を読出すタブ制御部25と、上記タブ位置
読出手段で読出された総カラム数から上記割算器26で算
出された標準スペースカラム数を減算することによって
上記補正スペースに配設される標準スペースカラム数を
算出する引算器26と、上記タブ制御部25で読出された残
余スペースのドットが予め設定された最小ドット数より
も大きい場合に、上記残余スペースと等しいドット数を
有する補助ブランクキャラクタを選定し、かつ上記残余
スペースのドット数が最小ドット数よりも小さい場合
に、標準スペースカラムを分割することによって形成し
た補助スペースカラムと上記残余スペースとの和に等し
いドット数を有する補助ブランクキャラクタを選定する
とともに、上記割算器26で算出された標準スペースカラ
ム数に基づいて標準ブランクキャラクタの個数を選定す
る選定手段27とが設けられている。
〔作用〕
上記構成の本発明によれば、例えば図4に示すように、
キー入力手段によって入力された文字C1のドット数が積
算器で積算されることにより、行頭から入力された文字
C1の総ドット数D1が算出されるとともに、キー入力手段
によってタブ指定が行われた場合に、割算器により上記
総ドット数D1が標準ドット数(例えば30ドット)で割算
され、行頭から入力された各文字C1の長さに対応する標
準カラム数N1と残余ドット数D2とが算出される。
そして上記タブ制御部において、タブ指定位置読出手段
で読出された行頭からタブ指定位置までの総カラム数N2
から、上記標準カラム数N1が減算されることにより、上
記文字C1の後端とタブマークC2との間に形成された補正
スペースS7に配置される標準スペースカラム数N3が算出
される。また、上記選定手段において、上記標準カラム
数N3に対応する個数の標準ブランクキャラクタC3が選定
されるとともに、上記残余ドット数D2に応じて適正なド
ット数を有する補助ブランクキャラクタS2,S5,S6が選
定され、これらの補助ブランクキャラクタS2,S5,S
6と、上記標準ブランクキャラクタC3とによって補正ス
ペースS7が形成されることになる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。第1図
は、本発明に係るディスプレイ制御装置の全体構成を示
し、第2図は、本発明をタブ指定された文字を指定位置
に正確に表示するノーマルタブ(以下Nタブという)用
のディスプレイ装置に適用した実施例を示すブロック図
である。上記ディスプレイ制御装置は、文字キーおよび
タブキー等を有するキーボード10からなるキー入力手段
1と、入力制御部11を介して上記キー入力手段1の出力
信号が入力されるテキスト作成手段2とを有している。
上記テキスト作成手段2は、入力された文字コードデー
タに応じてそのドット数を読出す文字ピッチテーブル20
および読出された各文字のドット数を積算する積算器21
からなる積算処理手段と、この積算器21で積算された各
文字の総ドット数を固定ピッチテーブル22から出力され
る標準カラムのドット数で割算することによって上記各
文字の長さに対応する標準スペースカラム数および残余
ドット数を算出する割算器23と、入力されたタブコード
データに応じて行頭からタブ指定位置までの総カラム数
を読出すタブセットテーブル24からなるタブ指定位置読
出手段と、予め設定された標準カラムのドット数から上
記割算器23で算出された残余ドット数を引算することに
よってタブ指定された文字の前に形成される補正スペー
スに配設される残余スペースのドットを読出すタブ制御
部25と、上記タブセットテーブル24で読出された総カラ
ム数から上記割算器23で算出された標準スペースカラム
数を引算することによって上記補正スペースに配設され
る標準スペースカラム数を算出する引算器26と、上記タ
ブ制御部25で読出された残余スペースのドットと予め設
定された最小ドット数とを比較して上記残余スペースの
ドット数が最小ドット数よりも大きい場合に、上記残余
スペースと等しいドット数を有する補助ブランクキャラ
クタを選定し、かつ上記残余スペースのドット数が最小
ドット数よりも小さい場合に、標準スペースカラムを分
割することによって形成した補助スペースカラムと上記
残余スペースとの和に等しいドット数を有する補助ブラ
ンクキャラクタを選定するとともに、上記割算器で算出
された標準スペースカラム数に基づいて標準ブランクキ
ャラクタの個数を選定する選定手段26とを具備してい
る。
また、上記ディスプレイ手段4は、CRTディスプレイ41
またはページプリンタ42からなり、上記テキストメモリ
ー3から出力されたデータが出力制御部40に供給される
とともに、このデータに対応するドット数の文字等が出
力制御部40内のキャラクタージェネレータからなる文字
ピッチ制御部において読出された後、CRTディスプレイ4
1の画面に表示され、あるいはページプリンタ42によっ
て印字されるように構成されている。
上記CRTディスプレイ画面には、入力される文字の表示
位置を示すカーソルマークおよび各種のタブマークが表
示されるようになっている。また、上記ページプリンタ
42はテキストメモリー3に記憶されたデータに基づいて
1ページずつ高速で印字が行われるように構成されてい
る。なお、上記プリンタとして1行ずつの印字を行うラ
インプリンタを用いてもよい。
以上のように構成されたディスプレイ制御装置の動作を
第3図(a),(b)に示すフローチャートおよび第4
図(a)〜(c)に示すCRT画面によって説明する。ま
ず、キーボード10から入力されたデータを入力制御部11
において処理し(ステップ50)、文字コードかどうかを
確かめる(ステップ51)。そして文字コードであること
が確認された場合には、これを文字ピッチテーブル20に
入力してドット数を読出し、行頭から入力された文字C1
のドット数を積算器21で積算することにより、その総ド
ット数D1を算出する(ステップ52)。また、上記文字コ
ードデータをカーソル位置が示すテキストメモリー3の
番地に供給して記憶させ(ステップ53)、CRT画面上の
カーソルマークC5の位置を順次移動させる(ステップ5
4)。
次に文字コード以外のコードが入力された場合には、入
力制御部11でNタブコードであるかどうかを判定し(ス
テップ55)、Nタブコードでない場合には、そのコード
に応じた処理を行い、そしてNタブコードである場合に
は、以下に示すようなNタブ制御を行う。
すなわち、上記Nタブコード信号によって割算器23を作
動させ、上記総ドット数D1を固定ピッチテーブル22から
出力された標準カラムのドット数(例えば30ドット)で
割算し、行頭から入力された各文字C1の長さに対応する
標準カラム数N1および残余ドットD2を算出する(ステッ
プ56)。次いで、上記タブ制御部25において残余ドット
数D2が0かどうかを確かめる(ステップ57)。
上記残余ドット数D2が0の場合には、第4図(a)に示
すように、引算器26において、タブセットテーブル24で
読出された行頭からタブマークC2の指定位置までの総カ
ラム数N2から、上記標準カラム数N1を引算することによ
り、上記文字C1の後端とタブマークC2との間に形成され
る補正スペースS7に配置されるべき標準スペースカラム
数N3を算出する(ステップ58)。そしてこのデータに基
づいて必要な標準ブランクキャラクタC3の個数を選定手
段27で選定し(ステップ59)、この標準ブランクキャラ
クタC3のコードデータを上記文字C1のコードデータの後
に挿入して上記テキストメモリー3に記憶させる(ステ
ップ60)。この結果、所定数の標準ブランクキャラクタ
C3が上記補正スペースS7に配設され、カーソルマークC2
がタブ指定位置に移動することになる(ステップ61)。
また、残余ドット数D2が0でない場合には、上記引算器
26において、総カラム数N2から(N1+1)個の標準カラ
ム数を引算することにより、上記補正スペースS7に配設
される標準ブランクキャラクタC3の個数を算出する(ス
テップ62)。そして、上記タブ制御部25において、予め
設定された標準カラムのドット数から残余ドット数D2
値を減算することにより、上記補正スペースS7と標準ス
ペースカラムC3との間に配設されるべき残余スペースS1
のドット数を読出す(ステップ63)。
次いで、上記タブ制御部25において、上記残余スペース
S1のドット数が予め設定された最小ドット数よりも小さ
いかどうかを判定する(ステップ64)。
この最小ドット数は、上記出力制御部40において迅速な
処理が可能な値、例えば標準カラムのドット数の半分程
度の値(14ドット程度)に設定されている。すなわち、
ディスプレイ制御装置は、高速処理を実行するため、上
記出力制御部40においてCRTディスプレイ41等のディス
プレイ手段に出力されるデータを読出す間に、次ぎのデ
ータを読出すための準備が行われるように構成されてい
る。このような構成においてドット数が極端に小さいキ
ャラクタが存在していると、上記準備作業が不十分とな
って待ち時間が生じ、処理能力が低下することが避けら
れないので、このような事態が生じるのを防止するよう
に上記最小ドット数が設定されている。
上記判定の結果、残余スペースS1のドット数が上記最小
ドットよりも大きいことが確認された場合には、第4図
(b)に示すように、この残余スペースS1と等しいドッ
ト数を有する補助ブランクキャラクタS2を選定手段27に
おいて選定し(ステップ65)、この補助ブランクキャラ
クタS2のコードデータを文字C1のコードデータの後に挿
入する(ステップ66)。次いで上記標準スペースカラム
数N3に基づいて補助ブランクキャラクタS2の後に挿入さ
れる標準ブランクキャラクタC3の個数を選定する(ステ
ップ59)。以下、順次ステップ60,61を経てカーソルマ
ークC5がタブ指定位置に対応することになる。
このように各文字C1の大きさと標準カラムの大きさとが
対応していないために残余スペースS1が存在する場合に
おいても、この残余スペースS1に対応する補助ブランク
キャラクタS2を挿入することにより、タブマークC2によ
って指定された位置と、カーソル位置とがずれるのを防
止してタブ指定された文字を指定位置に正確に表示する
ことができる。
また上記残余スペースS1のドット数が最小ドットよりも
小さい場合には、第4図(c)に示すように、標準スペ
ースカラムC4うちの一個を二個の補助スペースカラム
S3,S4(例えばS3=14ドット、S4=16ドット)に分割し
(ステップ67)、その一方の補助スペースカラムと上記
残余スペースS1との和に等しいドット数を有する補助ス
ブランクャラクタS5を選定手段27で選定するとともに、
他方の補助スペースS4と等しいドット数を有する補助ブ
ランクキャラクタS6を選定する(ステップ68)。
そして、上記補助ブランクキャラクタS5,S6のコードデ
ータを上記文字C1のコードデータの後に挿入する(ステ
ップ69)。次いで割算器26で算出した標準スペースカラ
ム数N3から1カラムを減算し(ステップ70)、この減算
後の値(N3−1)に基づいて補正スペースS7に対応する
標準ブランクキャラクタC3の個数を選定する(ステップ
59)。以下、順次ステップ60,61を経てカーソルマークC
5がタブ指定位置に対応することになる。
このように出力制御部40において、迅速に処理が可能な
値として予め設定された最小ピッチよりも小さい残余ス
ペースS1に、補助スペースS3を付加してなるドット数を
有する補助ブランクキャラクタS5を選定することによ
り、上記最小ピッチよりも小さい補助ブランクキャラク
タのコードデータがテキストメモリー3に記憶されるの
を防ぐことができるため、ディスプレイ手段4における
高速表示(印字)を行うことができる。
また、図5は、タブ指定され文字群の後端部をタブ指定
位置に揃えるフラッシュライトタブ(以下Fタブとい
う)用のディスプレイ制御装置の構成を示している。こ
のFタブ用のディスプレイ装置は、Fタブ指定された文
字群のコードデータをFタブ制御が終了するまで保持す
るラインバッファ30と、タブセットテーブル24において
読出されたタブ指定位置までの総カラム数をFタブ制御
が終了するまで保持するタブバッファ29とを有し、これ
らが付加された点を除いて上記Nタブ用のディスプレイ
制御装置と同様に構成されている。
以下、上記Fタブ用のディスプレイ制御装置に制御動作
を第6図に示すフローチャートおよび第7図に示すCRT
画面によって説明する。なお、行頭から入力された文字
C1のコードデータは、第3図(a)に示すNタブ制御の
フロー(ステップ50〜54)と同様に処理される。
そして、FタブコードがONされた場合には、入力制御部
11において処理を行い(ステップ71)、以後入力される
Fタブのオン後に入力されるFタブ指定された文字群C6
のコードデータをラインバッファ30において保持する
(ステップ72)。また、上記文字群C6ドット数D4を引き
続き積算器21で積算することによって上記各文字C1,C6
の総ドット数D3を算出する(ステップ73)。
次いで再びFタブコード入力されてFタブ指定がオフさ
れた場合には、入力制御部11においてこれを確かめ(ス
テップ74)、このFタブのオフ信号によって割算器23を
作動させ、上記総ドット数D3を標準カラム数のドット数
で割算し、各文字C1,C6の長さに対応する標準カラム数
N1および残余ドット数D2を算出した後(ステップ75)、
タブ制御部25において上記残余ドット数D2が0かどうか
を判定める(ステップ76)。
上記残余ドット数D2が0の場合には、上記タブセットテ
ーブル24において読出されてタブバッファ29に保持され
た行頭からタブ指定位置までの総カラム数N2から上記標
準カラム数N1を引算器26で引算することにより、標準ス
ペースカラム数N3を算出し(ステップ77)、これに対応
する標準ブランクキャラクタC3の個数を選定する(ステ
ップ78)。そして、上記文字C1のコードデータの後に、
標準スペースカラム数N3に対応する個数の標準ブランク
キャラクタC3のコードデータを挿入してテキストメモリ
ー3に記憶させ(ステップ79)、次いでラインバッファ
30から文字群C6のコードデータを出力し、テキストメモ
リー3に記憶させる(ステップ80)。
このようにして行頭から入力された文字C1と、Fタブ指
定された文字群C6との間が上記個数N3の標準ブランクキ
ャラクタC3で埋めつくされて補正スペースS7が形成され
ることにより、上記文字群C6の後端部をタブ指定位置に
揃えることができる。そして、上記データに応じてカー
ソル位置を次の入力位置に移動させる(ステップ81)。
また、残余ドット数D2が0でない場合には、第3図
(b)に示すフローチャートのステップ62〜71と同様の
処理がなされ(ステップ82〜90)、文字C1の後に挿入す
べき補助ブランクキャラクタS2等と、上記個数N3の標準
ブランクキャラクタC3とを選定することにより、Fタブ
指定された文字群C6の後端をタブマークC2に対応する位
置に正確に表示することができる。
さらに第8図は、タブ指定された文字群をセンタリング
するセンタリングタブ(以下Cタブという)用のディス
プレイ制御装置の構成を示すフローチャートである。こ
のセンタリングタブ用のディスプレイ制御装置は、Cタ
ブオンの信号が入力された時点で行頭から入力された文
字のドット数を保持するピッチラッチ31と、Cタブ指定
された文字群の中央位置までのドット数を算出するため
の加算器31および1/2割算器33とを有し、これらが付加
された点を除いて上記Nタブ用のディスプレイ制御装置
と同様に構成されている。
以下、上記Cタブ用のディスプレイ制御装置に制御動作
を第9図に示すフローチャートおよび第10図に示すCRT
画面によって説明する。すなわち、Cタブのオン信号が
入力されることによって行頭から入力された文字C1のド
ット数D1を積算器21からピッチラッチ31に出力し、この
ドット数D1をピッチラッチ31において保持する(ステッ
プ91)。そして、以後に入力されたCタブ指定された文
字群C6のコードデータを入力制御部11で処理し(ステッ
プ92)、これらの文字群C6のデータをラインバッファ30
において保持する(ステップ93)。
そして、積算器21において、上記文字群C6のドット数D4
を引き続き積算し、各文字C1,C6の総ドット数D3を算出
する(ステップ94)。そして再びCタブコード入力され
てFタブ指定がオフされた場合には、入力制御部11にお
いてこれを確かめ(ステップ95)、このCタブのオフ信
号によって加算器32および1/2割算器33を作動させてC
タブ指定された文字群C6の中央位置までのドット数D5
算出する(ステップ96)。すなわち、ピッチラッチ31か
ら出力された文字C1のドット数D1と、積算器21から出力
された各文字C1,C6の総ドット数D3とを加算器32におい
て加算した後、この加算されたドット数(D1+D3)を1/
2割算器33において1/2に割算することによって上記ドッ
ト数D5を算出する(ステップ96)。
何故なら、第10図に示すように、行頭からCタブ指定さ
れた文字群C6群の中央位置までの上記ドット数D5が下式
に基づいて算出されるからである。
D5=D1+D4/2,D4=D3+D1 D5=D1+(D3+D1)/2 ∴D5=(D1+D3)/2 次いで行頭からCタブ指定された文字群C6群の中央位置
までの上記ドット数D5を割算器23において標準カラムの
ドット数で割算し、上記文字群C6群の中央位置までの長
さに対応する標準スペースカラム数N3および残余ドット
数D2を算出する(ステップ97)。
以下、第6図に示すフローチャートのステップ76〜90と
同様の処理がなされ、行頭から入力された文字C1とCタ
ブ指定された文字群C6群との間に挿入される補助ブラン
クキャラクタS2等と、N3個の標準ブランクキャラクタC3
とを選定し、これらのコードデータを文字C1のコードデ
ータの後に挿入することにより、Cタブ指定された文字
群C6をタブマークC2に対応する位置に正確にセンタリン
グすることができる。
なお、この発明の具体的構成は、上記実施例に限定され
ることなく種々の変形が可能であり、例えばタブセット
テーブルにおいて、行頭からタブ指定位置までの総ドッ
ト数を読み出し、この総ドット数から、演算処理手段お
いて算出した総ドット数D1,D3,D5を引算機で引算する
ことによってタブ指定された文字の配設されるべき補正
スペースS7の長さに対応するドット数を算出し、この補
正スペースS7のドット数を標準カラムのドット数を割算
することによって必要な残余スペースおよび標準スペー
スカラム数を算出するように構成してもよい。
さらにこの発明に係るディスプレイ制御装置は、数字の
小数点の位置をタブ指定位置に揃えるデシマルタブ用に
も適用可能である。
〔発明の効果〕
上記のように本発明は、文字の大きさと標準カラムの大
きさとが対応していない可変ピッチ文字を用いた場合に
おいて、タブ指定された文字の前に挿入されるべき補正
スペースを、所定数の標準ブランクキャラクタと、適正
なドット数を有する補正ブランクキャラクタとによって
形成することにより、タブ指定された文字を指定位置に
迅速かつ正確に表示することができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るディスプレイ制御装置の全体構
成を示すブロック図、第2図はNタブ制御用のディスプ
レイ制御装置の実施例を示すブロック図、第3図
(a),(b)は上記Nタブ制御用のディスプレイ制御
装置の制御動作を示すフローチャート、第4図(a)〜
(c)はNタブ制御用のディスプレイのCRT画面図、第
5図はFタブ制御用のディスプレイ制御装置の実施例を
示すブロック図、第6図は上記Fタブ制御用のディスプ
レイ制御装置の制御動作を示すフローチャート、第7図
はFタブ制御用のディスプレイのCRT画面図、第8図は
Cタブ制御用のディスプレイ制御装置の実施例を示すブ
ロック図、第9図は上記Cタブ制御用のディスプレイ制
御装置の制御動作を示すフローチャート、第10図はCタ
ブ制御用のディスプレイのCRT画面図、第11図は従来例
を説明するためのCRT画面図である。 1…キー入力手段、2…テキスト作成手段、3…テキス
トメモリー、4…ディスプレイ装置、21…積算器(積算
処理手段)、23…割算器、24…タブセットテーブル(タ
ブ位置読出手段)、25…タブ制御部、26…引算器、27…
選定手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字コードおよびタブコードを入力するキ
    ー入力手段と、入力されたデータに基づいて表示用テキ
    ストを作成するテキスト作成手段と、作成されたテキス
    トを記憶するテキストメモリーと、テキストメモリーか
    ら出力され文字ピッチ制御部を介して処理されたデータ
    に応じて可変ピッチ文字等を表示するディスプレイ手段
    とを有し、上記テキスト作成手段に、入力された各文字
    のドット数を積算処理する積算処理手段と、この積算処
    理手段で積算された各文字の総ドット数を予め設定され
    た標準カラムのドット数で割算することによって上記各
    文字の長さに対応する標準カラム数および残余ドット数
    を算出する割算器と、行頭からタブ指定位置までの総カ
    ラム数を読出すタブ位置読出手段と、予め設定された標
    準カラムのドット数から上記割算器で算出された残余ド
    ット数を引算することによってタブ指定された文字の前
    に形成される補正スペースに配設される残余スペースの
    ドット数を読出すタブ制御部と、上記タブ位置読出手段
    で読出された総カラム数から上記割算器で算出された標
    準スペースカラム数を減算することによって上記補正ス
    ペースに配設される標準スペースカラム数を算出する引
    算器と、上記タブ制御部で読出された残余スペースのド
    ット数が最小ドット数よりも大きい場合に、上記残余ス
    ペースと等しいドット数を有する補助ブランクキャラク
    タを選定し、かつ上記残余スペースのドット数が最小ド
    ット数よりも小さい場合に、標準スペースカラムを分割
    することによって形成した補助スペースカラムと上記残
    余スペースとの和に等しいドット数を有する補助ブラン
    クキャラクタを選定するとともに、上記割算器で算出さ
    れた標準スペースカラム数に基づいて標準ブランクキャ
    ラクタの個数を選定する選定手段とを設けたことを特徴
    とする可変ピッチ文字におけるディスプレイ制御装置。
JP58086882A 1983-05-17 1983-05-17 可変ピツチ文字におけるデイスプレイ制御装置 Expired - Lifetime JPH0679212B2 (ja)

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