JPH0679005A - ペースメーカー - Google Patents
ペースメーカーInfo
- Publication number
- JPH0679005A JPH0679005A JP4260782A JP26078292A JPH0679005A JP H0679005 A JPH0679005 A JP H0679005A JP 4260782 A JP4260782 A JP 4260782A JP 26078292 A JP26078292 A JP 26078292A JP H0679005 A JPH0679005 A JP H0679005A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- power supply
- pacemaker
- circuit
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 心臓用ペースメーカーにおいて、電源に再充
電可能な二次電池を用いてペースメーカー交換のための
再手術の必要性を排除するとともに、再充電の必要性に
伴う充電時期や充電状態の不安感を払拭して信頼感を高
める。 【構成】 ペースメーカーの電源を、通常駆動させる主
電源と主電源をバックアップする補助電源の2電源方式
とし、両電源を切り替える適当な切り替えリレーを具備
し、主電源として再充電可能な二次電池を用い、補助電
源として一次電池を用いる。
電可能な二次電池を用いてペースメーカー交換のための
再手術の必要性を排除するとともに、再充電の必要性に
伴う充電時期や充電状態の不安感を払拭して信頼感を高
める。 【構成】 ペースメーカーの電源を、通常駆動させる主
電源と主電源をバックアップする補助電源の2電源方式
とし、両電源を切り替える適当な切り替えリレーを具備
し、主電源として再充電可能な二次電池を用い、補助電
源として一次電池を用いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ペースメーカー、更
に詳しくは長寿命で信頼性の高い心臓用ペースメーカー
に関するものである。
に詳しくは長寿命で信頼性の高い心臓用ペースメーカー
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】心臓に電気的刺激を与えて心筋の収縮を
促す心臓用ペースメーカー(以下、ペースメーカーと略
す)は、ケースに内蔵された電池から成る電源部と、ペ
ーシングパルス発生回路、テレメーター回路、モニター
回路などを含む電気回路部とから成るペースメーカー本
体、およびケース外部に接続される刺激電極部とで構成
されている。
促す心臓用ペースメーカー(以下、ペースメーカーと略
す)は、ケースに内蔵された電池から成る電源部と、ペ
ーシングパルス発生回路、テレメーター回路、モニター
回路などを含む電気回路部とから成るペースメーカー本
体、およびケース外部に接続される刺激電極部とで構成
されている。
【0003】上述のようなペースメーカーにおいては、
電源としてリチウム・ヨウ素電池のごとき一次電池が使
用されているため、電池が寿命に達するとペースメーカ
ー本体を交換するための再手術が必要であった。
電源としてリチウム・ヨウ素電池のごとき一次電池が使
用されているため、電池が寿命に達するとペースメーカ
ー本体を交換するための再手術が必要であった。
【0004】このような欠点を解消する方策として、ペ
ースメーカーの電源として再充電可能な二次電池を使用
し、電池容量が使用下限に達した時に外部から再充電し
て、電池を繰り返し使用することが考えられる。
ースメーカーの電源として再充電可能な二次電池を使用
し、電池容量が使用下限に達した時に外部から再充電し
て、電池を繰り返し使用することが考えられる。
【0005】しかしながら、二次電池を電源として用い
た場合、一般に二次電池は同じ大きさの一次電池に比べ
ると電池容量は小さいので使用下限に達するまでの期間
が短く、頻繁に充電をしなければならない。また、充電
をいつすればよいのか、あるいは電池が本当に充電でき
ているか、どの程度充電できたのかというような不安感
が常に伴うことになる。
た場合、一般に二次電池は同じ大きさの一次電池に比べ
ると電池容量は小さいので使用下限に達するまでの期間
が短く、頻繁に充電をしなければならない。また、充電
をいつすればよいのか、あるいは電池が本当に充電でき
ているか、どの程度充電できたのかというような不安感
が常に伴うことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
上記のような問題点を解決するため、電源として二次電
池を用い、電池寿命による再手術の必要性を排除すると
ともに、充電の不安感を払拭する信頼性の高いペースメ
ーカーを提供することを目的としている。
上記のような問題点を解決するため、電源として二次電
池を用い、電池寿命による再手術の必要性を排除すると
ともに、充電の不安感を払拭する信頼性の高いペースメ
ーカーを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は、ペースメーカーの電源を、通常駆動さ
せる主電源と主電源をバックアップする補助電源の2電
源方式とし、両電源を切り替える適当な切り替えリレー
を具備し、主電源として再充電可能な二次電池を用い、
補助電源として一次電池を用いる構成を採用したもので
ある。
め、この発明は、ペースメーカーの電源を、通常駆動さ
せる主電源と主電源をバックアップする補助電源の2電
源方式とし、両電源を切り替える適当な切り替えリレー
を具備し、主電源として再充電可能な二次電池を用い、
補助電源として一次電池を用いる構成を採用したもので
ある。
【0008】
【作用】主電源である二次電池が規定の使用下限容量ま
で放電された時点で、適当なアラームを出してペースメ
ーカーの使用者に再充電の時期を知らせるとともに、切
り替えリレーで主電源から補助電源に切り替えることに
よって、二次電池の再充電を急ぐ必要もなく、以後もペ
ースメーカーを正常に使用することができ、ペースメー
カーの使用者に何等不安を与えることがないので、ペー
スメーカーの信頼感が高まる。
で放電された時点で、適当なアラームを出してペースメ
ーカーの使用者に再充電の時期を知らせるとともに、切
り替えリレーで主電源から補助電源に切り替えることに
よって、二次電池の再充電を急ぐ必要もなく、以後もペ
ースメーカーを正常に使用することができ、ペースメー
カーの使用者に何等不安を与えることがないので、ペー
スメーカーの信頼感が高まる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1に基づいて説
明する。
明する。
【0010】図1は、この発明のペースメーカーのブロ
ック図である。同図において、主電源として二次電池1
を用い、通常は切り替えリレー4の接点a−cを通して
電圧変換回路5に電力が導かれ、適切な電圧に変換され
て、ペーシングパルス発生回路6、モニター回路7、テ
レメーター回路8に電力が供給される。
ック図である。同図において、主電源として二次電池1
を用い、通常は切り替えリレー4の接点a−cを通して
電圧変換回路5に電力が導かれ、適切な電圧に変換され
て、ペーシングパルス発生回路6、モニター回路7、テ
レメーター回路8に電力が供給される。
【0011】ペーシングパルス発生回路6は心臓刺激パ
ルスを発生して刺激電極9を通して心臓に適切な周期と
適切な電圧で刺激を与える。
ルスを発生して刺激電極9を通して心臓に適切な周期と
適切な電圧で刺激を与える。
【0012】モニター回路7は心臓の状態を検出して、
ペーシングパルス発生回路6に適切な情報を与えるとと
もに、テレメーター回路8にもその情報を伝える。ま
た、テレメーター回路8はペースメーカーの動作状態の
情報を体外に伝達する。
ペーシングパルス発生回路6に適切な情報を与えるとと
もに、テレメーター回路8にもその情報を伝える。ま
た、テレメーター回路8はペースメーカーの動作状態の
情報を体外に伝達する。
【0013】ここで、主電源たる二次電池1がその電気
容量を消耗し電池電圧が規定の使用下限電圧に達した
時、電池電圧検出回路3によって電圧低下を検出し、切
り替えリレー4の接点をaからbに切り替え、補助電源
である一次電池2が切り替えリレー4の接点b−cを通
して電圧変換回路5以下の電気回路部に引き続き電力を
供給し、電源切り替え後も何等変化なくペースメーカー
は正常動作を継続する。
容量を消耗し電池電圧が規定の使用下限電圧に達した
時、電池電圧検出回路3によって電圧低下を検出し、切
り替えリレー4の接点をaからbに切り替え、補助電源
である一次電池2が切り替えリレー4の接点b−cを通
して電圧変換回路5以下の電気回路部に引き続き電力を
供給し、電源切り替え後も何等変化なくペースメーカー
は正常動作を継続する。
【0014】電源が二次電池1から一次電池2に切り替
えられた時には、同時にペースメーカー使用者に適切な
アラームを出して再充電の時期であることを知らせる。
しかし、ペースメーカー使用者は慌てて二次電池1の充
電をする必要がなく、自分の都合のよい場所、時間を選
んで充電をすればよい。
えられた時には、同時にペースメーカー使用者に適切な
アラームを出して再充電の時期であることを知らせる。
しかし、ペースメーカー使用者は慌てて二次電池1の充
電をする必要がなく、自分の都合のよい場所、時間を選
んで充電をすればよい。
【0015】充電の際には、体外から一次コイル10を
用いて、電磁誘導によって体内の二次コイル11に電力
伝送し、整流回路12を経て、定電圧回路13に電力が
供給される。
用いて、電磁誘導によって体内の二次コイル11に電力
伝送し、整流回路12を経て、定電圧回路13に電力が
供給される。
【0016】定電圧回路13に規定の電圧が出力された
ことを、電源電圧検出回路14で検出し切り替えリレー
4の接点をbからaに切り替え、電力が切り替えリレー
4の接点c−aを通して二次電池1に供給される。
ことを、電源電圧検出回路14で検出し切り替えリレー
4の接点をbからaに切り替え、電力が切り替えリレー
4の接点c−aを通して二次電池1に供給される。
【0017】この充電の際も、電力は電圧変換回路5以
下の電気回路部に供給されているので、ペースメーカー
の動作は何等変化することはない。さらに充電が終了す
れば、通常通り主電源である二次電池1より電力供給が
行なわれ、ペースメーカーは動作を継続する。
下の電気回路部に供給されているので、ペースメーカー
の動作は何等変化することはない。さらに充電が終了す
れば、通常通り主電源である二次電池1より電力供給が
行なわれ、ペースメーカーは動作を継続する。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、二次
電池を主電源として用いることによって充電による繰り
返し使用ができるので電池寿命による再手術の必要がな
くなり、さらに一次電池をバックアップの補助電源とし
て用いるので、充電を慌ててする必要もなく、また充電
ができているのか、どの程度充電できたのかというよう
な不安を排除でき、信頼感のあるペースメーカーを実現
することができるので、その実用的価値は極めて大き
い。
電池を主電源として用いることによって充電による繰り
返し使用ができるので電池寿命による再手術の必要がな
くなり、さらに一次電池をバックアップの補助電源とし
て用いるので、充電を慌ててする必要もなく、また充電
ができているのか、どの程度充電できたのかというよう
な不安を排除でき、信頼感のあるペースメーカーを実現
することができるので、その実用的価値は極めて大き
い。
【図1】この発明に係るペースメーカーのブロック図。
1 二次電池 2 一次電池 4 切り替えリレー 9 刺激電極
Claims (1)
- 【請求項1】 電源とペーシング動作制御回路と刺激電
極とから成るペースメーカーにおいて、主電源として二
次電池を、補助電源として一次電池を用いることを特徴
とするペースメーカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4260782A JPH0679005A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | ペースメーカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4260782A JPH0679005A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | ペースメーカー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0679005A true JPH0679005A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=17352658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4260782A Pending JPH0679005A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | ペースメーカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0679005A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007087875A1 (de) | 2006-01-13 | 2007-08-09 | Universität Duisburg-Essen | Stimulationssystem, insbesondere herzschrittmacher |
WO2012013342A2 (en) | 2010-07-27 | 2012-02-02 | Md Start Sa | Stimulation system with synchronized wireless electrode devices |
WO2012013201A1 (en) | 2010-07-27 | 2012-02-02 | Universität Duisburg-Essen | Implantatable, electrode device, in particular for a cardiac pacemaker |
US8838244B2 (en) | 2006-06-02 | 2014-09-16 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Cardiac pacemaker device with circuits for monitoring residual capacity of battery |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP4260782A patent/JPH0679005A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007087875A1 (de) | 2006-01-13 | 2007-08-09 | Universität Duisburg-Essen | Stimulationssystem, insbesondere herzschrittmacher |
US8321021B2 (en) | 2006-01-13 | 2012-11-27 | Universität Duisburg-Essen | Stimulation system, in particular a cardiac pacemaker |
US8838244B2 (en) | 2006-06-02 | 2014-09-16 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Cardiac pacemaker device with circuits for monitoring residual capacity of battery |
WO2012013342A2 (en) | 2010-07-27 | 2012-02-02 | Md Start Sa | Stimulation system with synchronized wireless electrode devices |
WO2012013201A1 (en) | 2010-07-27 | 2012-02-02 | Universität Duisburg-Essen | Implantatable, electrode device, in particular for a cardiac pacemaker |
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