JPH0646531A - 充電装置 - Google Patents

充電装置

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JPH0646531A
JPH0646531A JP4197170A JP19717092A JPH0646531A JP H0646531 A JPH0646531 A JP H0646531A JP 4197170 A JP4197170 A JP 4197170A JP 19717092 A JP19717092 A JP 19717092A JP H0646531 A JPH0646531 A JP H0646531A
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JP
Japan
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voltage
power
circuit
coil
battery
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Application number
JP4197170A
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English (en)
Inventor
Toshio Ogasawara
敏雄 小笠原
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C2204/00Features not otherwise provided for
    • A61C2204/002Features not otherwise provided for using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Secondary Cells (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被充電器と充電器との接触部を無くし、充電
制御を高度化し急速充電を確実にするようにした充電装
置を得る。 【構成】 受電用コイル38を含む充電回路を有する二
次電池39を備えた被充電器である電動歯ブラシ1a
と、直流電力を高周波電力に変換する高周波電力発生回
路及び給電用コイル32とコンデンサ56とを並列接続
してなり、高周波電力を共振させたコイル誘起電圧を給
電用コイル32に発生させると共に受電用コイル38に
コイル誘起電圧を一次電圧とした二次電圧を誘起させる
共振回路を有する充電器30とを備えている。また、電
動歯ブラシ1aはさらに、二次電池39の電圧を送信す
る電池電圧送信回路を備え、充電器30はさらに、電池
電圧送信回路から送信かれた電圧を受信する電池電圧受
信回路及びこの電池電圧受信回路の出力信号に基づいて
受電用コイル38の二次電圧の誘起又は停止を制御する
制御回路を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電動歯ブラシやひげそ
り器等の二次電池応用製品の電池の充電装置に関し、特
に無接触給電で充電を行なう充電装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の充電電池応用製品は図4〜図7に
みられるような構成が一般的である。図4において1は
電動歯ブラシ、2は充電プラグ受け、3は歯ブラシスイ
ッチ、4は充電プラグ、5は充電プラグコード、6は充
電器、7は交流100V用プラグである。図5において
8は電圧変換トランス、9は整流ダイオード、10は抵
抗器、11は二次電池、12は発光ダイオード、13は
歯ブラシ用モータである。図6において、14はひげそ
り器、15は充電プラグ受け、16はひげそり器スイッ
チ、17は充電コード、18は充電プラグ、19は交流
100Vプラグである。図7において、20はドロッパ
ー抵抗器、9は整流ダイオード、22は発光ダイオー
ド、23は抵抗器、11は二次電池、25はダイオー
ド、16はひげそり器スイッチ、27はひげそり器用モ
ータである。
【0003】次に、従来の充電装置の動作を説明する。
図4において、電動歯ブラシ1の充電プラグ受け2に充
電プラグ4を差し込み、次に、充電器6の交流100V
用プラグ7を商用電源コンセントに差し込むことで充電
が出来る物である。電気回路は図5に示すとおりであ
り、商用100Vはトランス8で約3Vに電圧降下さ
れ、整流ダイオード9で直流化し、抵抗器10で電流1
0mA程度に制限され、二次電池11を充電する。二次
電池11としては一般的にニッケルカドミゥム電池で容
量500mAhrのものが用いられ、前記10mAの電
流でいわゆるトリクル充電されている。発光ダイオード
12は前記充電電流で点灯し充電中であることを表示す
る。使用の際はスイッチ3をオンさせることでモータ1
3を回転させて所定のブラシの動作をさせるものであ
り、一回の使用で20mAhr程度の消費電力となる。
つまり一回分のエネルギーは2時間の充電量でまかなわ
れる。
【0004】図6においては、ひげそり器14に設けら
れた充電プラグ受け15に商用電源を直ちに供給するこ
とでエネルギーが供給される。図7において、交流10
0Vプラグ19よりの電源は15及び18のプラグ接続
を介して抵抗器20で降圧され、整流ダイオード9にて
直流化され二次電池であるニッケルカドミゥム電池11
を充電する。充電表示は発光ダイオード22が抵抗器2
3にて電流制限されて商用電源エネルギーで点灯する。
ダイオード25はその発光ダイオードに電池のエネルギ
ーが逆流しないようにするためのものである。使用にあ
たってはひげそり器スイッチ16をオンとしモータ27
を回転させるものである。充電電流は前記歯ブラシと同
程度のものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】動作説明で記したよう
に充電器が別のもの、あるいは充電回路内蔵のものいず
れの装置においても接続プラグが露出しているものであ
り、歯ブラシにおいては水と一緒に使用されたり、汚れ
を水洗いしたりして接触部の信頼性を低下させるもので
ある。従って、使用者は注意をはらわなくてはならず使
い勝手の悪いものであった。ひげそり器においては小型
の本体内に充電器を配置するため簡単な回路が使用され
るのが普通である。即ち、充電電流値を押さえたトリク
ル充電方式で過充電による電池の劣化を保護している。
従って、急激な容量低下の際急速充電ができない方式の
ため使用できなくなる。また、どうしてもプラグ接触部
はあるので接触不良等信頼性のあまり良くないものであ
った。また、実開昭59−138172号公報に開示さ
れている充電装置は、電磁誘導充電方式が採用され、歯
ブラシ本体は密封されておりコードレスとなっているも
のである。しかし、コイル巻き数は300ターンで、タ
ーン数も多くトリクル充電対応のものである。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、被充電器と充電器との接触部を
無くし、充電制御を高度化し急速充電を確実にするよう
にした充電装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明の
充電装置は、被充電器が受電用コイルを含む充電回路を
有する二次電池を備え、充電器が、直流電力を高周波電
力に変換する高周波電力発生回路及び給電用コイルとコ
ンデンサとを並列接続してなり、該高周波電力を共振さ
せたコイル誘起電圧を給電用コイルに発生させると共に
受電用コイルに該コイル誘起電圧を一次電圧とした二次
電圧を誘起させる共振回路を備えたものである。
【0008】また、この発明の第2の発明の充電装置
は、被充電器がさらに、二次電池の電圧を送信する電池
電圧送信回路を備え、充電器がさらに、電池電圧送信回
路から送信された電圧を受信する電池電圧受信回路及び
この電池電圧受信回路の出力信号に基づいて受電用コイ
ルの二次電圧の誘起又は停止を制御する制御回路を備え
たものである。
【0009】
【作用】この発明の第1の発明においては、高周波電力
発生回路が、直流電力を高周波電力に変換し、共振回路
が、該高周波電力を共振させたコイル誘起電圧を給電用
コイルに発生させると共に受電用コイルに該コイル誘起
電圧を一次電圧とした二次電圧を誘起させるから、巻数
の少ない空心のコイルで結合度が増し、充電器へ大きな
電力を送ることができる。
【0010】この発明の第2の発明においては、被充電
器の電池電圧送信回路が、二次電池の電圧を送信し、充
電器の電池電圧受信回路が送信された電圧を受信し、制
御回路がその出力信号に基づいて受信用コイルの二次電
圧の誘起又は停止を制御するから、過充電が防止され
る。
【0011】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の一実施例を示
し、電動歯ブラシを充電器に装着した状態の断面図であ
る。図において、30は充電器、31はコードプラグ、
32は給電コイルで、被充電器である電動歯ブラシ(以
下、単に歯ブラシと記す)1aが装着される凹部74に
図示のように巻かれている。即ち、凹部74の側壁75
がボビンの作用を兼ねている。33は高周波基板、34
は電源スイッチ、35はプランジャー、36は受光素子
であるフォトトランジスタである。なお、凹部74の底
には後述の発光ダイオード41から放射される光を通過
させる孔があけてあり、この孔には透明なカバー76が
取付けてある。また、フォトトランジスタ36は、その
孔を通過した光を受光できる位置に取付ける。37は単
三型電池と同じ大きさのプラスチック製電池型ケース、
38は受電コイルで、電池型ケース37の内周面に固定
されている。39は二次電池で、この実施例ではニッケ
ルカドミウム電池である。40は整流基板、41は発光
素子である発光ダイオード、42はモータ、43は偏心
分銅、44は可動ケース、45はブラシユニットであ
る。
【0012】77は歯ブラシ1aの底蓋で、ねじが切っ
てあり回転させることにより着脱ができるようになって
いる。この底蓋77には発光ダイオード41から放射さ
れた光を通過させる孔があけてあり、この孔には透明な
カバー78が取付けてある。また、底蓋77にはコイル
ばね79とこのコイルばね79に電気的に接続された弾
性を有する接触片80が固定されている。81はモータ
42のマイナス(−)側端子に接続された導体である。
そして、底蓋77を締め切った状態でコイルばね79は
電池型ケース37の−極端子と接触し、接触片80は導
体81と接触するようになっている。82は接触ばね
で、スイッチ3の接点3aの一方に接続されており、底
蓋77を締め切った状態で、電池型ケース37のプラス
(+)極端子と接触ばね82とが接触するようになって
いる。なお、このとき接触ばね82とコイルばね79と
は収縮していることは言う迄でもない。また、接触ばね
82は周知の手段により歯ブラシ1aのケース等に固定
されている。
【0013】図2は図1に示す歯ブラシと充電器の回路
図である。図1と同一符号を付した部分は同一部分を示
し、48はドロッパ抵抗、49は整流ダイオード、50
は平滑コンデンサ、51はオンオフトランジスタ、52
は電流制限抵抗器、53は充放電コンデンサ、54はス
イッチング素子、56は共振コンデンサ、57は定電圧
IC(集積回路)である。58はマイクロコンピュータ
で、電源は定電圧ICにより5Vの定電圧が供給され
る。36はフォトトランジスタ、60は負荷抵抗、61
は入力ポート、62は出力ポート、64は電流制限抵
抗、65は整流ダイオード、67は電圧−周波数変換I
C、68は分圧抵抗器、69はアナログ入力ポート、7
0は周波数設定コンデンサである。 なお、給電用コイ
ル32と受電用コイル38とは、図示のように歯ブラシ
1aを充電器30に装着した状態で、トランスが構成さ
れるように配置する。また、高周波基板33は、図に示
す充電器の回路において、コードプラグ31、電源スイ
ッチ34及び給電コイル32を除く部品が実装された印
刷配線基板であり、整流基板40は、受電コイル、二次
電池、モータ42及びスイッチ3を除く部品が実装され
た印刷配線基板である。
【0014】次に動作を説明する。歯ブラシ1aを充電
器30の凹部74に装着すると、プランジャ35がスイ
ッチ34を押し商用電源がプラクグコード31を介して
通電される。通電された商用電源はドロッパ抵抗器48
で電圧が降圧された後、整流ダイオード49で直流化さ
れ、平滑コンデンサ50でリップルが除去され直流電源
となる。この直流電源は、マイクロコンピュータ58の
出力ポート62から出力される商用電源周波数に同期し
たパルス信号によりスイッチングされるオンオフトラン
ジスタ51を介して、コンデンサ53を充電する(図3
(c)のA部)。スイッチング素子54は印加電圧が8
0Vになるとブレークオーバし、急激に導通し、ある電
流以下(保持電流以下)になると再び阻止される特性を
有するので、図3(c)に示すB点でコンデンサ53の
両端電圧が80Vになるとスイッチング素子54が導通
し、電荷が一気に放電され電圧が低下する。そして、通
電保持電圧以下になる(図3(c)のC点)と再び充電
が開始される。その結果、図3(c)に示すのこぎり波
発振が持続される。また、抵抗52やコンデンサ53の
値、スイッチング素子54の特性などを適宜選定するこ
とにより数十キロヘルツの高周波発振が得られる。コン
デンサ53が放電することにより、放電電流が給電用コ
イル32とコンデンサ56とからなる共振回路に通電さ
れると共振し給電用コイル32の両端に減衰性正弦波が
得られる。図3(b)はスイッチング素子54に流れる
三角波電流85を示し、図3(a)は共振の結果得られ
る給電用コイル32の両端の電圧波形86を示してい
る。この図からわかるように、減衰性正弦波86は三角
波電流85に比較して2倍結合が高まる。また、図3
(a)に示す電圧は、コンデンサ53の両端電圧がB点
からC点に急激に変化することによって得られるコイル
誘起電圧になっている。
【0015】給電用コイル32にコイル誘起電圧が発生
すると、この電圧を一次電圧とした二次電圧が受電用コ
イル37に誘起される。この二次電圧は電流制限抵抗6
4で適当に電流値が抑制された後、整流ダイオード65
で直流化され二次電池39を充電する。なお、整流ダイ
オード65と受電用コイル37の端子との接続は、図3
(a)で斜線を入れた電圧の高い方を整流するように接
続する。給電用コイル32と受電用コイル38とはおお
よそ3〜5mm離れて配置され、送信電力1W、受信電
力0.5W程度であり、電池充電電流は200mA程度
に設定した。送信用コイル32は100ターン、受信用
コイル37も100ターン何れも線径0.3mmで設定
し、コンデンサ56の値を適宜選定することにより60
kHz近辺の高周波で動作する。
【0016】歯ブラシ1aの使用時はスイッチ43を閉
じモータ42を回転させると重心が偏心した分銅が高速
回転することで毎分3000回程の振動を得る。この振
動はモータと一緒に可動ケース44に伝わり着脱自在に
装着されたブラシユニット45を駆動する。二次電池3
9の電圧は分圧抵抗器68で適当に分圧した後、電圧−
周波数変換IC67に加えられ、基本周波数を決定する
コンデンサ70の働きでほぼ180Hzの矩形波が出力
される。矩形波の周波数は二次電池39の電圧に比例し
て変化するが、この矩形波出力は発光ダイオード41を
発光させ、充電器30のフォトトランジスタ36に向け
て放射される。つまり、二次電池39の電圧を示す情報
が発光ダイオード41を介して充電器30へ送信され
る。なお、矩形波の周波数は電圧が高くなれば発振の周
期が長くなり周波数は低下する。
【0017】充電器30のフォトトランジスタ36は発
光ダイオード41の発光周波数に応じた周波数でオン/
オフし、送信された電池の電圧を示す情報が負荷抵抗6
0を介して入力ポート61よりマイクロコンピュータ5
8へ取り込まれる。つまり、フォトトランジスタ36と
負荷抵抗60により発光ダイオード41から送信された
電池の電圧が受信され、マイクロコンピュータ58へ入
力される。急速充電対応の電池は、満充電により内部圧
力が高くなると圧力放出弁が作動するように構成されて
おり、この圧力放出弁の作動により、上昇していた電圧
が最大値に達した後ある電圧迄急激に下るという現象が
発生する。マイクロコンピュータ58は上記電圧変化を
検出して出力ポート62からのパルス信号の出力を停止
する。従って、充電も停止し過充電になることがない。
発光ダイオード41による電池電圧の送信は常時行なわ
れており、電池の電圧が下り、予め決めた電圧迄下った
ならば、例えば最大値から10%下ったならば、即ち、
アナログ入力ポート61から入力される信号の周波数が
予め決めた値迄上昇したならば、出力ポート62からの
パルス信号を出力し、給電用コイル32から受電用コイ
ル37へ供給を行なう。
【0018】上記マイクロコンピュータの動作は、予め
メモリに記憶されたプログラムに従って実行される。ま
た、電圧−周波数変換ICの出力周波数とニッケルカド
ミウム電池の電圧との関係も含めメモリに記憶させてお
く。従来例のようなトリクル充電は、即ち電池の内部抵
抗が充電エネルギーを自己放電し徐々に電圧低下してい
くので放電量を補う程度の電流を最大とする充電方法
は、18mA24時間程度で充電するが、この発明では
200mA程度の電流で急速充電し、緊急の使用に備え
るものである。使用時のモータ電流は約200mAであ
り、基本的に使用時間程度充電すれば良いものである。
【0019】上記実施例によれば電力給電に共振電流高
周波を応用しフライバック結合したので、巻き数の少な
い空心コイルでも結合度が増し大きな電力が送られる。
また、コイル間のギャップが大きくても給電可能である
から、構造設計上、意匠設計上の自由度が増す。さら
に、充電端子が露出しない密閉構造で設計出来るので感
電の恐れも無く、水洗いも自由に出来衛生性の良い機器
が提供できる。
【0020】被充電器の電圧情報を光り信号で充電器に
転送して来るので、充電の精度の良い制御が可能となり
急速充電も出来、かつ過充電で電池を損傷することがな
い信頼性の高い使い勝手の良い機器が提供出来る。
【0021】市場で入手性の良い単三サイズの形状にし
たので、旅行先で不慮の電池切れの場合は市販の電池で
機能代用が可能である。また、従来の非充電電池応用品
にこの充電セットを転用すれば充電タイプの機器にする
ことが出来るなど使い勝手の良いものが提供出来る。こ
れらの特長は歯ブラシへの応用のみならず、水洗いの出
来るひげそり器、浴室利用の各種機器、屋外利用の電動
工具等広範囲に利用出来るものである。なお、電池型ケ
ースの大きさは、単三サイズに限るものではなく、電気
機器の負荷の大きさに応じて、単二サイズ、単一サイズ
等を選定すればよい。
【0022】また、上記実施例は、電圧情報の転送に光
を用いたが、超音波や電波を使うこともできる。
【0023】
【発明の効果】この発明の第1の発明は以上説明したと
おり、高周波電力発生回路が、直流電力を高周波電力に
変換し、共振回路が、該高周波電力を共振させたコイル
誘起電圧を給電用コイルに発生させると共に受電用コイ
ルに該コイル誘起電圧を一次電圧とした二次電圧を誘起
させるから、巻数の少ない空心のコイルで結合度が増
し、充電器へ大きな電力を送ることができる。従って、
密閉構造の被充電器であっても急速充電を行なうことが
できる。
【0024】この発明の第2の発明は以上説明したとお
り、被充電器の電池電圧送信回路が、二次電池の電圧を
送信し、充電器の電池電圧受信回路が送信された電圧を
受信し、制御回路がその出力信号に基づいて受電用コイ
ルの二次電圧の誘起又は停止を制御するから、過充電が
防止される。従って、電池を損傷することがない信頼性
の高い使い勝手の良い機器が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示し、電動歯ブラシを充
電器に装着した状態の断面図である。
【図2】図1に示す電動歯ブラシと充電器の回路図であ
る。
【図3】この発明の一実施例の動作を説明する波形図で
ある。
【図4】従来の電動歯ブラシを示す構成図である。
【図5】図4に示す電動歯ブラシの回路図である。
【図6】従来のひげそり器を示す構成図である。
【図7】図6に示すひげそり器の回路図である。
【符号の説明】
1,1a 電動歯ブラシ 30 充電器 32 給電用コイル 36 フォトトランジスタ 38 受電用コイル 39 二次電池 41 発光ダイオード 53 充放電コンデンサ 54 スイッチング素子 56 共振コンデンサ 58 マイクロコンピュータ 67 電圧−周波数変換IC 70 周波数設定コンデンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受電用コイルを含む充電回路を有する二
    次電池を備えた被充電器と、 直流電力を高周波電力に変換する高周波電力発生回路及
    び給電用コイルとコンデンサとを並列接続してなり、前
    記高周波電力を共振させたコイル誘起電圧を前記給電用
    コイルに発生させると共に前記受電用コイルに前記コイ
    ル誘起電圧を一次電圧とした二次電圧を誘起させる共振
    回路を有する充電器とを備えたことを特徴とする充電装
    置。
  2. 【請求項2】 被充電器は、二次電池の電圧を送信する
    電池電圧送信回路を備え、 充電器は、前記電池電圧送信回路から送信された電圧を
    受信する電池電圧受信回路及びこの電池電圧受信回路の
    出力信号に基づいて前記受電用コイルの二次電圧の誘起
    又は停止を制御する制御回路を備えたことを特徴とする
    請求項1記載の充電装置。
JP4197170A 1992-07-23 1992-07-23 充電装置 Pending JPH0646531A (ja)

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