JPH0678922A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
- Publication number
- JPH0678922A JPH0678922A JP4235983A JP23598392A JPH0678922A JP H0678922 A JPH0678922 A JP H0678922A JP 4235983 A JP4235983 A JP 4235983A JP 23598392 A JP23598392 A JP 23598392A JP H0678922 A JPH0678922 A JP H0678922A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic
- image
- focus point
- area
- transmission focus
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- Pending
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、被検体に送信され該被検体内で反
射した超音波を受信して受信信号を得、該受信信号に基
づいて被検体の超音波画像を表示する超音波診断装置に
関し、超音波画像全体の画質をほぼ保ったまま、またフ
レームレートを極端に下げることなく、注目領域の画質
を向上させる。 【構成】 表示された超音波画像上に注目領域を設定
し、その注目領域について送信フォーカス点を移動もし
くは追加する。
射した超音波を受信して受信信号を得、該受信信号に基
づいて被検体の超音波画像を表示する超音波診断装置に
関し、超音波画像全体の画質をほぼ保ったまま、またフ
レームレートを極端に下げることなく、注目領域の画質
を向上させる。 【構成】 表示された超音波画像上に注目領域を設定
し、その注目領域について送信フォーカス点を移動もし
くは追加する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本説明は、被検体に送信され該被
検体内で反射した超音波を受信して受信信号を得、該受
信信号に基づいて被検体の超音波画像を表示する超音波
診断装置に関し、特に表示画像の画質向上に特徴を有す
る超音波診断装置に関する。
検体内で反射した超音波を受信して受信信号を得、該受
信信号に基づいて被検体の超音波画像を表示する超音波
診断装置に関し、特に表示画像の画質向上に特徴を有す
る超音波診断装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】被検体、特に人体内に超音波を送信し、
人体内の組織で反射して戻ってきた超音波を受信して受
信信号を得、この受信信号に基づく人体内の超音波画像
を表示することにより人体の内臓の疾患の診断を容易な
らしめる超音波診断装置が従来より用いられている。
人体内の組織で反射して戻ってきた超音波を受信して受
信信号を得、この受信信号に基づく人体内の超音波画像
を表示することにより人体の内臓の疾患の診断を容易な
らしめる超音波診断装置が従来より用いられている。
【０００３】図６は、走査線を模式的に表わした図であ
る。この超音波診断装置は、通常所定の方向に配列され
た多数の超音波振動子からなるプローブを備えており、
超音波を送信するにあたって各超音波振動子に超音波送
信のために印加する電圧パルスのタイミングを調整する
ことにより、被検体内の所定深さ位置に送信フォーカス
点が形成される。また受信に際しても各超音波振動子で
得られた各受信信号を各所定量だけ遅延させて互いに加
算することにより被検体内の所定の深さ位置に受信フォ
ーカス点を形成することができ、また、被検体内の深い
位置で反射した超音波ほど遅れて受信されることを利用
し、各受信信号の各遅延量を順次変更することにより、
１回の送信について受信フォーカス点を順次変更するい
わゆるダイナミックフォーカスの手段も採用されてい
る。この１回の送信について超音波振動子と送信フォー
カス点、受信フォーカス点が形成される点とを結ぶ方
向、即ち超音波ビームが形成される方向を走査線と呼
ぶ。
る。この超音波診断装置は、通常所定の方向に配列され
た多数の超音波振動子からなるプローブを備えており、
超音波を送信するにあたって各超音波振動子に超音波送
信のために印加する電圧パルスのタイミングを調整する
ことにより、被検体内の所定深さ位置に送信フォーカス
点が形成される。また受信に際しても各超音波振動子で
得られた各受信信号を各所定量だけ遅延させて互いに加
算することにより被検体内の所定の深さ位置に受信フォ
ーカス点を形成することができ、また、被検体内の深い
位置で反射した超音波ほど遅れて受信されることを利用
し、各受信信号の各遅延量を順次変更することにより、
１回の送信について受信フォーカス点を順次変更するい
わゆるダイナミックフォーカスの手段も採用されてい
る。この１回の送信について超音波振動子と送信フォー
カス点、受信フォーカス点が形成される点とを結ぶ方
向、即ち超音波ビームが形成される方向を走査線と呼
ぶ。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の超音波診断装置
においては、走査線方向についての送信フォーカス点を
１点あるいは複数点の固定位置に形成するもの、あるい
は必要に応じて送信フォーカス点を移動させるもの等が
考えられているが、多数の走査線の並び方向については
送信フォーカス点は常に一定であった。
においては、走査線方向についての送信フォーカス点を
１点あるいは複数点の固定位置に形成するもの、あるい
は必要に応じて送信フォーカス点を移動させるもの等が
考えられているが、多数の走査線の並び方向については
送信フォーカス点は常に一定であった。
【０００５】このため、超音波画像全体を表示したまま
所定の注目領域について詳細な診断を行なうために、こ
の注目領域についてさらに高分解能化、高画質化を図ろ
うとする場合、超音波画像の全域について送信フォーカ
ス点を移動させるか、もしくは超音波画像の全域につい
て上記注目領域に対応する深さ位置に送信フォーカス点
を追加する必要があった。ここで、前者の場合、注目領
域については高画質化は図れるものの超音波画像全体と
しては画質が低下し注目領域と他の領域とを比較する場
合等に不都合を生じることとなる。また後者の場合、注
目領域の高画質化が図られるとともに他の領域の画質も
保たれるが、１つの送信フォーカス点について超音波を
１回送信する必要があるため１枚の画像を得るための超
音波の送信回数が多くなりフレームレートがかなり低下
してしまうこととなる。
所定の注目領域について詳細な診断を行なうために、こ
の注目領域についてさらに高分解能化、高画質化を図ろ
うとする場合、超音波画像の全域について送信フォーカ
ス点を移動させるか、もしくは超音波画像の全域につい
て上記注目領域に対応する深さ位置に送信フォーカス点
を追加する必要があった。ここで、前者の場合、注目領
域については高画質化は図れるものの超音波画像全体と
しては画質が低下し注目領域と他の領域とを比較する場
合等に不都合を生じることとなる。また後者の場合、注
目領域の高画質化が図られるとともに他の領域の画質も
保たれるが、１つの送信フォーカス点について超音波を
１回送信する必要があるため１枚の画像を得るための超
音波の送信回数が多くなりフレームレートがかなり低下
してしまうこととなる。
【０００６】本発明は、上記事情に鑑み、超音波画像全
体の画質をほぼ保ったまま、またフレームレートを極端
に下げることなく、注目領域の画質を向上させた超音波
診断装置を提供することを目的とする。
体の画質をほぼ保ったまま、またフレームレートを極端
に下げることなく、注目領域の画質を向上させた超音波
診断装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第１の超音波診断装置は、被検体内の所定の深さ位
置に送信フォーカス点が形成されるように該被検体内に
超音波を送信して該被検体内で反射した超音波を受信
し、該受信により得られた受信信号に基づいて被検体の
超音波画像を表示する超音波診断装置において、 （１）表示された超音波画像上に注目領域を設定する注
目領域設定手段 （２）設定された注目領域と同一もしくは近似する領域
について該領域内に送信フォーカス点を移動する送信フ
ォーカス点移動手段 を備えたことを特徴とするものである。
明の第１の超音波診断装置は、被検体内の所定の深さ位
置に送信フォーカス点が形成されるように該被検体内に
超音波を送信して該被検体内で反射した超音波を受信
し、該受信により得られた受信信号に基づいて被検体の
超音波画像を表示する超音波診断装置において、 （１）表示された超音波画像上に注目領域を設定する注
目領域設定手段 （２）設定された注目領域と同一もしくは近似する領域
について該領域内に送信フォーカス点を移動する送信フ
ォーカス点移動手段 を備えたことを特徴とするものである。
【０００８】また本発明の第２の超音波診断装置は、上
記第１の超音波診断装置における上記（２）の送信フォ
ーカス点移動手段に代え、 （３）設定された注目領域と同一もしくは近似する領域
について該領域内に送信フォーカス点を追加する送信フ
ォーカス点追加手段 を備えたことを特徴とするものである。
記第１の超音波診断装置における上記（２）の送信フォ
ーカス点移動手段に代え、 （３）設定された注目領域と同一もしくは近似する領域
について該領域内に送信フォーカス点を追加する送信フ
ォーカス点追加手段 を備えたことを特徴とするものである。
【０００９】ここで、設定された注目領域内の超音波画
像を拡大して表示する拡大表示手段を備えることが好ま
しく、また超音波画像と、設定された注目領域内の超音
波画像が拡大された拡大画像とを並べて表示する並列表
示手段を備えることも好ましい態様である。ここで、上
記「注目領域と同一もしくは近似した領域」とは、送信
フォーカス点が移動もしくは追加される領域が注目領域
と完全に一致していてもよいが、それに限られず、注目
領域と近似した領域についての送信フォーカス点が移動
もしくは追加されてもよいことを意味している。
像を拡大して表示する拡大表示手段を備えることが好ま
しく、また超音波画像と、設定された注目領域内の超音
波画像が拡大された拡大画像とを並べて表示する並列表
示手段を備えることも好ましい態様である。ここで、上
記「注目領域と同一もしくは近似した領域」とは、送信
フォーカス点が移動もしくは追加される領域が注目領域
と完全に一致していてもよいが、それに限られず、注目
領域と近似した領域についての送信フォーカス点が移動
もしくは追加されてもよいことを意味している。
【００１０】
【作用】本発明の超音波診断装置は、表示された超音波
画像上に注目領域を設定し（上記（１））、その注目領
域について送信フォーカス点を移動（上記（２））もし
くは追加（上記（３））する構成を備えているため、放
射線画像全体の画質をほぼ保ったまま、またフレームレ
ートを極端に下げることなく注目領域の画質が向上す
る。
画像上に注目領域を設定し（上記（１））、その注目領
域について送信フォーカス点を移動（上記（２））もし
くは追加（上記（３））する構成を備えているため、放
射線画像全体の画質をほぼ保ったまま、またフレームレ
ートを極端に下げることなく注目領域の画質が向上す
る。
【００１１】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図１は、本発明の超音波診断装置の一実施
例のブロック図、図２は、ディスプレイ上に表示された
超音波画像の模式図、図３は注目領域と送信フォーカス
点との関係を示す模式図である。
て説明する。図１は、本発明の超音波診断装置の一実施
例のブロック図、図２は、ディスプレイ上に表示された
超音波画像の模式図、図３は注目領域と送信フォーカス
点との関係を示す模式図である。
【００１２】装置制御部１により走査線番号発生部２及
び送信フォーカス制御部３が制御され、走査線番号発生
部２からこれから送受信を行なおうとする走査線の番号
が出力されて送信フォーカス制御部３に入力され、この
送信フォーカス制御部３により入力された走査線番号に
対応する走査線が形成されるように、プローブ７を構成
する多数の超音波振動子７−１、…、７−ｎそれぞれに
対応して備えられた各遅延発生用データ発生部４が制御
される。各遅延発生用データ発生部４からは、これから
送受信を行なおうとする走査線方向に超音波ビームが送
信され、かつ所定の深さ位置に送信フォーカス点が形成
された超音波ビームが送信されるように、各超音波振動
子７−１、…、７−ｎに印加される電圧パルスの遅延量
を定める遅延発生用データが出力され、各フォーカス用
遅延発生部５に入力される。この各フォーカス用遅延発
生部５からは、各遅延発生用データ発生部４から入力さ
れた各遅延発生用データに基づく各タイミングで各パル
ス信号が出力され、その各パルス信号が各超音波ドライ
ブ部６で高電圧パルスに変換されて各超音波振動子７−
１、…、７−ｎに印加される。これにより各超音波振動
子７−１、…、７−ｎから超音波パルスが発生し、全体
として図５に示すような超音波ビームの１本が形成され
る。
び送信フォーカス制御部３が制御され、走査線番号発生
部２からこれから送受信を行なおうとする走査線の番号
が出力されて送信フォーカス制御部３に入力され、この
送信フォーカス制御部３により入力された走査線番号に
対応する走査線が形成されるように、プローブ７を構成
する多数の超音波振動子７−１、…、７−ｎそれぞれに
対応して備えられた各遅延発生用データ発生部４が制御
される。各遅延発生用データ発生部４からは、これから
送受信を行なおうとする走査線方向に超音波ビームが送
信され、かつ所定の深さ位置に送信フォーカス点が形成
された超音波ビームが送信されるように、各超音波振動
子７−１、…、７−ｎに印加される電圧パルスの遅延量
を定める遅延発生用データが出力され、各フォーカス用
遅延発生部５に入力される。この各フォーカス用遅延発
生部５からは、各遅延発生用データ発生部４から入力さ
れた各遅延発生用データに基づく各タイミングで各パル
ス信号が出力され、その各パルス信号が各超音波ドライ
ブ部６で高電圧パルスに変換されて各超音波振動子７−
１、…、７−ｎに印加される。これにより各超音波振動
子７−１、…、７−ｎから超音波パルスが発生し、全体
として図５に示すような超音波ビームの１本が形成され
る。
【００１３】被検体内で反射して各超音波振動子７−
１、…、７−ｎに戻ってきた超音波は、これら各超音波
振動子７−１、…、７−ｎのそれぞれで受信され、受信
部８に入力されて所定の増幅を受け、その後アナログ信
号処理部９に入力され、前述したように所定の受信フォ
ーカス点が形成されるように、あるいはダイナミックフ
ォーカスが実現するにように遅延加算される。その後Ａ
／Ｄ変換部１０においてディジタル信号に変換され、走
査変換部１１において表示用に座標変換され、さらにＤ
／Ａ変換部１２においてアナログ信号に変換されてディ
スプレイ１３に表示される。上記の操作を多くの走査線
について順次繰り返すことにより、ディスプレイ１３に
被検体の超音波画像が表示される。
１、…、７−ｎに戻ってきた超音波は、これら各超音波
振動子７−１、…、７−ｎのそれぞれで受信され、受信
部８に入力されて所定の増幅を受け、その後アナログ信
号処理部９に入力され、前述したように所定の受信フォ
ーカス点が形成されるように、あるいはダイナミックフ
ォーカスが実現するにように遅延加算される。その後Ａ
／Ｄ変換部１０においてディジタル信号に変換され、走
査変換部１１において表示用に座標変換され、さらにＤ
／Ａ変換部１２においてアナログ信号に変換されてディ
スプレイ１３に表示される。上記の操作を多くの走査線
について順次繰り返すことにより、ディスプレイ１３に
被検体の超音波画像が表示される。
【００１４】またこの超音波診断装置には、マウス、キ
ーボード等の操作子２０が備えられており、この操作子
２０がオペレータにより操作され、これにより、図２に
示すように、ディスプレイ１３に表示された超音波画像
上に注目領域が設立される。このようにして注目領域が
設定されると、設定された注目領域の座標情報が操作子
２０から装置制御部１に入力され、装置制御部１から送
信フォーカス制御部３に向けて、この注目領域に対応す
る走査線については送信フォーカス点を注目領域内に移
動するよう指示が発せられ、その結果図３に示すよう
に、注目領域の部分に関しては送信フォーカス点がその
注目領域内に移動される。これにより超音波画像全体と
しての画質をほぼ保ったまま、かつフレームレートを低
下させることなく、注目領域内の画像の画質を向上させ
ることができる。
ーボード等の操作子２０が備えられており、この操作子
２０がオペレータにより操作され、これにより、図２に
示すように、ディスプレイ１３に表示された超音波画像
上に注目領域が設立される。このようにして注目領域が
設定されると、設定された注目領域の座標情報が操作子
２０から装置制御部１に入力され、装置制御部１から送
信フォーカス制御部３に向けて、この注目領域に対応す
る走査線については送信フォーカス点を注目領域内に移
動するよう指示が発せられ、その結果図３に示すよう
に、注目領域の部分に関しては送信フォーカス点がその
注目領域内に移動される。これにより超音波画像全体と
しての画質をほぼ保ったまま、かつフレームレートを低
下させることなく、注目領域内の画像の画質を向上させ
ることができる。
【００１５】図４は、本発明の他の実施例における注目
領域と送信フォーカス点との関係を示す模式図である。
この図４には、注目領域が設定される前の送信フォーカ
ス点はそのまま保持し、かつ注目領域について送信フォ
ーカス点が追加された様子が示されている。このように
注目領域について送信フォーカス点を追加すると超音波
画像全体の画質をもとのままに保ったまま注目領域内の
画像の画質を向上させることができる。この場合、注目
領域の部分については送信フォーカス点の数が増えるた
めフレームレートは多少低下するが、画像全体について
送信フォーカス点を追加する従来型と比べフレームレー
トの低下は少なくて済むこととなる。
領域と送信フォーカス点との関係を示す模式図である。
この図４には、注目領域が設定される前の送信フォーカ
ス点はそのまま保持し、かつ注目領域について送信フォ
ーカス点が追加された様子が示されている。このように
注目領域について送信フォーカス点を追加すると超音波
画像全体の画質をもとのままに保ったまま注目領域内の
画像の画質を向上させることができる。この場合、注目
領域の部分については送信フォーカス点の数が増えるた
めフレームレートは多少低下するが、画像全体について
送信フォーカス点を追加する従来型と比べフレームレー
トの低下は少なくて済むこととなる。
【００１６】図５は、表示態様の一例を示した図であ
る。ディスプレイ１３上にはもとの超音波画像全体（原
画像）と、注目領域内の画像を拡大した拡大画像とが並
べて表示されている。このように画質が保持された原画
像と画質の向上が図られた拡大画像とを並べて表示する
ことにより診断に大きく寄与することになる。尚ここで
は原画像と拡大画像とが並べて表示されているが、原画
像と拡大画像とを切換えて交互に表示してもよい。
る。ディスプレイ１３上にはもとの超音波画像全体（原
画像）と、注目領域内の画像を拡大した拡大画像とが並
べて表示されている。このように画質が保持された原画
像と画質の向上が図られた拡大画像とを並べて表示する
ことにより診断に大きく寄与することになる。尚ここで
は原画像と拡大画像とが並べて表示されているが、原画
像と拡大画像とを切換えて交互に表示してもよい。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波診
断装置は、表示された超音波画像上に注目領域を設定
し、その注目領域について送信フォーカス点を移動もし
くは追加する構成としたため、超音波画像全体の画質を
ほぼ保ったまま、またフレームレートを極端に下げるこ
となく注目領域の画質を向上させることができる。
断装置は、表示された超音波画像上に注目領域を設定
し、その注目領域について送信フォーカス点を移動もし
くは追加する構成としたため、超音波画像全体の画質を
ほぼ保ったまま、またフレームレートを極端に下げるこ
となく注目領域の画質を向上させることができる。
【図１】本発明の超音波診断装置の一実施例のブロック
図である。
図である。
【図２】ディスプレイ上に表示された超音波画像の模式
図である。
図である。
【図３】注目領域と送信フォーカス点との関係を示す模
式図である。
式図である。
【図４】本発明の他の実施例における注目領域と送信フ
ォーカス点との関係を示す模式図である。
ォーカス点との関係を示す模式図である。
【図５】表示態様の一例を示した図である。
【図６】走査線を模式的に表わした図である。
１ 装置制御部 ２ 走査線番号発生部 ３ 送信フォーカス制御部 ４ 遅延発生用データ発生部 ５ フォーカス用遅延発生部 ６ 超音波ドライブ部 ７ 超音波探触子 ７−１，…，７−ｎ 超音波振動子 ８ 受信部 ９ アナログ信号処理部 １０ Ａ／Ｄ変換部 １１ 走査変換部 １２ Ｄ／Ａ変換部 １３ ディスプレイ
Claims (4)
- 【請求項１】 被検体内の所定の深さ位置に送信フォー
カス点が形成されるように該被検体内に超音波を送信し
て該被検体内で反射した超音波を受信し、該受信により
得られた受信信号に基づいて前記被検体の超音波画像を
表示する超音波診断装置において、 表示された前記超音波画像上に注目領域を設定する注目
領域設定手段と、 設定された前記注目領域と同一もしくは近似する領域に
ついて該領域内に送信フォーカス点を移動する送信フォ
ーカス点移動手段とを備えたことを特徴とする超音波診
断装置。 - 【請求項２】 被検体内の所定の深さ位置に送信フォー
カス点が形成されるように該被検体内に超音波を送信し
て該被検体内で反射した超音波を受信し、該受信により
得られた受信信号に基づいて前記被検体内の超音波画像
を表示する超音波診断装置において、 表示された前記超音波画像上に注目領域を設定する注目
領域設定手段と、設定された前記注目領域と同一もしく
は近似する領域について該領域内に送信フォーカス点を
追加する送信フォーカス点追加手段とを備えたことを特
徴とする超音波診断装置。 - 【請求項３】 設定された前記注目領域内の前記超音波
画像を拡大して表示する拡大表示手段を備えたことを特
徴とする請求項１又は２記載の超音波診断装置。 - 【請求項４】 前記超音波画像と、設定された前記注目
領域内の超音波画像が拡大された拡大画像とを並べて表
示する並列表示手段を備えたことを特徴とする請求項１
は２記載の超音波診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4235983A JPH0678922A (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4235983A JPH0678922A (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 超音波診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0678922A true JPH0678922A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=16994081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4235983A Pending JPH0678922A (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0678922A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996020471A1 (de) * | 1994-12-23 | 1996-07-04 | Siemens Aktiengesellschaft | Vorrichtung zur behandlung eines objektes mit fokussierten ultraschallwellen |
| JP2003052636A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-02-25 | Canon Inc | 眼科撮影装置 |
| JP2005052350A (ja) * | 2003-08-04 | 2005-03-03 | Hitachi Medical Corp | 超音波診断装置 |
| WO2010125715A1 (ja) * | 2009-05-01 | 2010-11-04 | キヤノン株式会社 | 画像診断装置、画像診断方法 |
| JP2011005311A (ja) * | 2010-10-12 | 2011-01-13 | Toshiba Corp | 超音波診断装置 |
-
1992
- 1992-09-03 JP JP4235983A patent/JPH0678922A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996020471A1 (de) * | 1994-12-23 | 1996-07-04 | Siemens Aktiengesellschaft | Vorrichtung zur behandlung eines objektes mit fokussierten ultraschallwellen |
| JP2003052636A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-02-25 | Canon Inc | 眼科撮影装置 |
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| JP4565822B2 (ja) * | 2003-08-04 | 2010-10-20 | 株式会社日立メディコ | 超音波診断装置 |
| WO2010125715A1 (ja) * | 2009-05-01 | 2010-11-04 | キヤノン株式会社 | 画像診断装置、画像診断方法 |
| US10828010B2 (en) | 2009-05-01 | 2020-11-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Image diagnosis apparatus and method for dynamically focusing tracked ultrasound probe with multimodal imaging system |
| JP2011005311A (ja) * | 2010-10-12 | 2011-01-13 | Toshiba Corp | 超音波診断装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010904 |