JPH06205773A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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Publication number
JPH06205773A
JPH06205773A JP4199765A JP19976592A JPH06205773A JP H06205773 A JPH06205773 A JP H06205773A JP 4199765 A JP4199765 A JP 4199765A JP 19976592 A JP19976592 A JP 19976592A JP H06205773 A JPH06205773 A JP H06205773A
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JP
Japan
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focus
ultrasonic
distance
signal
setting means
Prior art date
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Application number
JP4199765A
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English (en)
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Ko Ishikawa
皇 石川
Yoshizou Ishizuka
宜三 石塚
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な回路構成で、接続部分の目立たない良
好な断層像が得られる超音波診断装置を提供する。 【構成】 配列された複数の超音波振動子11aを有
し、この超音波振動子11aによって被検体内に超音波
ビームを送波するとともに、被検体内からの超音波エコ
ーを受波してエコー信号を出力する超音波プローブ11
と、超音波振動子11aに対して、被検体の深度方向に
分割された2つの領域(浅部、深部)各々に対応して異
なるフォーカス設定を行うフォーカス設定手段13、1
4と、これらフォーカス設定手段13、14のいずれか
を選択するフォーカス選択手段15と、超音波プローブ
11から出力された前記2つの領域各々に対応した複数
のエコー信号を接続し、異なる領域の境界領域において
は、各異なる領域に対応するエコー信号が所定の出現比
率によって出現するように合成するエコー信号合成手段
24を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子フォーカスあるいは
開口を電子的に制御することにより断層像を得る超音波
診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の超音波振動子を有する超音波プロ
ーブから超音波信号を被検体内に送波し、被検体内の反
射体で反射されたエコー信号を超音波振動子で再度受波
し、増幅および検波などの処理を行った後に画像として
表示器に表示する超音波診断装置が医療用等に広く用い
られている。
【0003】この超音波診断装置において、たとえば超
音波プローブ内の超音波振動子が直線上に配列され、矩
形の断層像をリアルタイムで表示可能な、Bモードリニ
アアレイ型超音波診断装置の場合、複数の振動子で送信
をする時は中央の振動子ほど送信のタイミングを遅ら
せ、また受信の時は、中央の振動子ほど受信のタイミン
グを早める処理を行う電子フォーカスの技術が知られて
いる。
【0004】特に、断層像深度の浅い領域は、周辺部の
超音波振動子と中央部の超音波振動子の送受信タイミン
グの差を大きくし、断層像深度の深い領域は、周辺部の
超音波振動子と中央部の超音波振動子の送受信タイミン
グの差を小さくして得た異なる領域に対してフォーカス
した2種類のエコー信号を、断層像の深度中央付近の混
合部で合成し、深度の浅い部分でも、深い部分でも良好
なフォーカスが施された断層像を得る多段フォーカス処
理や、受波ダイナミックフォーカス処理を用いた移動焦
点方式の超音波診断装置がある。
【0005】これらの処理における、異なるフォーカス
データの合成手段では、図17に示すように、そのまま
異なるエコー信号を断層像浅部と断層像深部に分け、単
純に表示した場合、データのつなぎ目が目だち、診断し
にくい断層像になってしまう。なお、外枠は超音波断層
像の全領域を示し、右下がりの斜線部分が浅い領域をフ
ォーカスして得られた画像データ81、左下がりの斜線
部分が深い部分をフォーカスして得られた画像データ8
2をそれぞれ示すものである。
【0006】そこで、このような問題を解決するため
に、特開昭60−122552号公報(超音波診断装
置)に開示されている技術では、超音波受信信号のフォ
ーカスを切り替える手段としてアナログスイッチを設け
て、超音波をフェイドイン・フェイドアウトしながら切
り替えて接続部分のつなぎ目を目だたなくし、切り替え
時の雑音を低減させている。
【0007】また、特開平1−256940号公報(超
音波診断装置)に開示されている技術では、2種類のエ
コー信号を深度方向に所定の重み係数で加算平均する演
算手段により、異なるフォーカスのエコー信号の合成を
行っている。所定の重み係数は、浅い領域をフォーカス
したデータは浅い部分では大きく、深い部分では小さい
係数とし、逆に深い部分をフォーカスしたデータは深い
部分では大きく、浅い部分では小さい係数としている。
【0008】図18にこの場合の断層像の構成方法を示
す。ここで、外枠は図17と同様に断層像外枠を示し、
断層像左側に、合成する重み係数を示す、なお、重み係
数は0から1の実数とする。また、右下がりの斜線部分
が浅い領域をフォーカスして得られた画像データ83、
左下がりの斜線部分が深い部分をフォーカスして得られ
た画像データ84を示す。この場合、接続部分のつなぎ
目を目だたなくしている。
【0009】特開昭60−122552号公報および特
開平1−256940号公報それぞれに開示された技術
において、ともに良好な解像度を得る方法としては、こ
の他、深度とともに送波もしくは受波に関わる振動子の
開口を変化させる方法、すなわち、可変開口方式の超音
波診断装置も知られている。
【0010】この可変開口方式は、振動子の近傍では振
動子の開口を狭めることによって超音波ビームのビーム
幅を狭くし、振動子から離れるに従って振動子の開口を
広げ遠方への超音波の到達力を高めていくものである。
可変開口の場合のエコー信号合成法も前述と同様の方法
で行うことができる。また、これら移動焦点方式と可変
開口方式を組み合わせて、さらに高分解能な装置を構成
することも行われている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
特開昭60−122552号公報に開示された技術で
は、アッテネータとして用いられるアナログ素子のばら
つきを補正する等の煩雑な処理が必要であるという問題
がある。
【0012】また、特開平1−256940号公報に開
示された技術では、深度方向に所定の重み付けで加算平
均する演算手段が必要であった。重み付けを行いなが
ら、平均処理を行うためには、高速な演算回路が必要で
あり、そのため装置内回路の複雑化やコストアップなど
の問題が生じていた。
【0013】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、簡易な回路構成で、エコー信号の接
続部分のつなぎ目を目だたなくすることができる安価な
超音波診断装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による超音波診断
装置は、配列された複数の超音波振動子を有し、この超
音波振動子によって被検体内に超音波ビームを送波する
とともに、被検体内からの超音波エコーを受波してエコ
ー信号を出力する超音波プローブと、前記超音波振動子
に対して、被検体の深度方向に分割された複数の領域各
々に対応して異なる駆動条件をそれぞれ設定する複数の
駆動条件設定手段と、前記深度方向に分割された複数の
領域各々に対応して前記複数の駆動条件設定手段のいず
れかを選択する駆動条件選択手段と、前記超音波プロー
ブから出力された前記深度方向に分割された複数の領域
各々に対応した複数のエコー信号を接続し、異なる領域
の境界領域においては、各異なる領域に対応するエコー
信号が所定の出現比率によって出現するように合成する
エコー信号合成手段とを備えている。
【0015】この超音波診断装置では、駆動条件選択手
段により深度方向に分割された複数の領域に対応して複
数の駆動条件設定手段うちのいずれかが選択され、この
駆動条件設定手段の設定条件に応じて超音波プローブの
各超音波振動子が駆動される。そして、被検体からのエ
コー信号が超音波プローブにより受波された後、深度方
向に分割された複数の領域のうち対応する領域のエコー
信号がエコー信号合成手段により合成される。エコー信
号合成手段では、異なる領域が接続される境界領域にお
いては、異なる領域のエコー信号が所定の出現比率によ
って混在するように合成する。
【0016】駆動条件設定手段は、具体的には、被検体
の断層像深度に応じて超音波振動子の駆動タイミングを
変化させてフォーカスを行うフォーカス設定手段、ある
いは超音波振動子の開口を変化させる開口設定手段であ
り、両者を併合したフォーカス・開口設定手段も含むも
のである。
【0017】エコー信号の出現比率は、近距離側のエコ
ー信号と、遠距離側のエコー信号とを交互に出現させる
比率とし、あるいはエコー信号の深度の浅い部分では近
距離側のエコー信号の出現比率が高く、エコー信号の深
度が深くなるにしたがい、遠距離側のエコー信号の出現
比率が高くなる様相を呈するようにしてもよい。
【0018】このようなエコー信号の混合部を設けるこ
とにより、本発明の超音波診断装置では、深度方向の複
数の領域に対応したそれぞれ異なる駆動条件の設定(フ
ォーカス設定、開口設定、フォーカス・開口設定)によ
って得られた超音波エコー信号が滑らかに接続され、浅
部および深部ともに鮮明な超音波断層像を表示すること
ができる。
【0019】本発明では、境界領域において接続された
エコー信号について、深度方向に移動平均処理を行った
後に画像表示することが好ましく、これにより境界領域
における異なる領域のエコー信号の不連続性が緩和さ
れ、より自然な超音波断層像が形成される。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の第1の実施例に係る超音波
診断装置の回路構成を表すものである。この超音波診断
装置は、チャンネルch1〜chnの複数(n)個の超
音波振動子11aが直線上に配列されたBモードリニア
アレイ振動子からなる超音波プローブ11を備えてい
る。超音波振動子11aはマルチプレクサ12を介して
供給される振動子駆動信号により駆動されると超音波ビ
ームを送波し、被検体内の組織の境界で反射された超音
波エコーを受波してエコー信号を出力する電気・音響変
換素子である。
【0022】超音波振動子11aは各々マルチプレクサ
12を介して、近距離フォーカス設定手段13および遠
距離フォーカス設定手段14に接続されている。マルチ
プレクサ12は、振動子駆動信号をチャンネルch1〜
chnのうち、特定の隣り合う6チャンネルの超音波振
動子11aに選択的に加え、これらの超音波振動子11
aを順次シフトさせることによって電子走査を行うもの
である。
【0023】本実施例では、近距離フォーカス設定手段
13と遠距離フォーカス設定手段14とは、フォーカス
選択手段15により1走査毎に交互に選択されるように
なっている。図2は、図1に示した近距離フォーカス設
定手段13、遠距離フォーカス設定手段14およびフォ
ーカス選択手段15を含む具体的な回路構成を表すもの
である。
【0024】近距離フォーカス設定手段13は、送信近
距離フォーカス設定手段13aおよび受信近距離フォー
カス設定手段13bとにより構成されている。遠距離フ
ォーカス設定手段14は、送信遠距離フォーカス設定手
段14aおよび受信遠距離フォーカス設定手段14bと
により構成されている。
【0025】送信近距離フォーカス設定手段13aは、
6チャンネルで遅延時間がτ11、τ 12、τ13に設定され
ている。送信遠距離フォーカス設定手段14aも同じく
6チャンネルで遅延時間がτ21、τ22、τ23となってい
る。送信近距離フォーカス設定手段13aには、その出
力ライン(6チャンネル)に対応して設けられた6個の
パルサからなるパルサ群31が接続されている。同じ
く、送信遠距離フォーカス設定手段14aには、その出
力ライン(6チャンネル)に対応して設けられた6個の
パルサからなるパルサ群32が接続されている。パルサ
群32にはフォーカス選択手段15から出力されるフォ
ーカス選択信号FSが直接入力され、一方パルサ群31
にはフォーカス選択手段15から出力されるフォーカス
選択信号FSがインバータ33を介して入力されるよう
になっている。すなわち、フォーカス選択信号FSの内
容に応じて、パルサ群31、32のいずれかが選択さ
れ、選択されたパルサ群31、32から、送信近距離フ
ォーカス設定手段13aまたは送信遠距離フォーカス設
定手段14aにより設定された条件により振動子駆動信
号がマルチプレクサ12へ送られるようになっている。
【0026】一方、受信近距離フォーカス設定手段13
bは、送信近距離フォーカス設定手段13aと同様に、
6チャンネルで、遅延時間がτ11、τ12、τ13に設定さ
れており、加算器35を備え、この加算器35により入
力した浅い領域からのエコー信号を加算するようになっ
ている。受信遠距離フォーカス設定手段14bも、送信
遠距離フォーカス設定手段14aと同様に、6チャンネ
ルで、遅延時間がτ21、τ22、τ23に設定され、加算器
36を備え、この加算器36により入力した深い領域か
らのエコー信号を加算するようになっている。マルチプ
レクサ12から出力されるエコー信号は、6個のプリア
ンプを備えたプリアンプ群34を介して受信近距離フォ
ーカス設定手段13bまたは受信遠距離フォーカス設定
手段14bに供給されるようになっている。
【0027】すなわち、図2の回路では、フォーカス選
択信号FSがローレベル「L」の場合、送信近距離フォ
ーカス設定手段13aに接続されているパルサ群31の
み選択されて駆動可能な状態となる。そして、近距離フ
ォーカス設定手段13aから、各送信毎に、被検体中の
浅部領域に合焦させるべく出力ライン(本実施例では6
ライン)間に遅延時間τ11、τ12、τ13の相対的遅延を
施された振動子駆動信号が出力され、その出力によって
駆動されたパルサ群31の出力がマルチプレクサ12に
送られる。図3(A)はこのパルサ群31の出力波形を
表すものである。
【0028】マルチプレクサ12は、振動子駆動信号を
チャンネルch1〜chnのうち、特定の隣合う6チャ
ンネルの超音波振動子11aに選択的に加え、これらの
振動子11aを順次シフトさせることによって電子走査
を行う。超音波振動子11aから被検体に送波された超
音波信号は、被検体の反射体で反射し、再び超音波振動
子11aでエコー信号として受信される。
【0029】エコー信号は、マルチプレクサ12を経て
受信近距離フォーカス設定手段13bに入力される。受
信近距離フォーカス設定手段13bでは、この信号に入
力ライン(本実施例では6ライン)間に遅延時間τ11
τ12、τ13の相対的遅延が施された後、加算器35によ
り加算することで近距離に合焦された受信フォーカスが
なされる。その後、この受信近距離フォーカス設定手段
13bの出力信号は、図1に示した対数変換手段16お
よび検波手段18を経て、A/D変換手段20に入力さ
れる。A/D変換手段20に入力されたエコー信号は、
ディジタル信号に変換された後、近距離フォーカス画像
メモリ22に記憶される。
【0030】1回の走査が終わると、フォーカス選択手
段15は、次に、遠距離フォーカスを選択する。すなわ
ち、図2に示したフォーカス選択信号FSがローレベル
「L」からハイレベル「H」へと変化し、送信遠距離フ
ォーカス設定手段14aに接続されているパルサー群3
2のみ選択されて駆動可能な状態となる。そして、遠距
離フォーカス設定手段14aから、各送信毎に、被検体
中の深部領域に合焦させるべく出力ライン間に遅延時間
τ21、τ22、τ23の相対的遅延を施された振動子駆動信
号が出力され、その出力によって駆動されたパルサー群
32の出力がマルチプレクサ12に送られる。その後、
近距離フォーカスの場合と同様に、受信遠距離フォーカ
ス設定手段14bから遠距離にフォーカスを施したエコ
ー信号が出力され、このエコー信号が図1に示した対数
変換手段17、検波手段19およびA/D変換手段21
を介して遠距離フォーカス画像メモリ23に記憶され
る。
【0031】図3(B)は受信近距離フォーカス設定手
段13bおよび受信遠距離フォーカス設定手段14b各
々から出力されるエコー信号の波形を表すものである。
【0032】エコー信号選択手段26は、エコー信号の
浅部領域では近距離フォーカスを施したエコー信号を選
択し、深部領域では遠距離フォーカスを施したエコー信
号を選択し、また浅部領域と深部領域との混合部では、
近距離フォーカスのデータと遠距離フォーカスのデータ
を交互に選択する。
【0033】エコー信号合成手段24では、エコー信号
選択手段26の出力に対応した深度のフォーカスデータ
を、近距離フォーカス画像メモリ22および遠距離フォ
ーカス画像メモリ23からそれぞれ読み出し、連続した
1枚の画像に合成した後、移動平均手段25に送る。移
動平均手段25では、この合成されたエコーデータにつ
いて、深度方向に移動平均処理を施す。
【0034】図4は移動平均手段25の具体的な回路構
成を表すものである。この回路は、エコー信号合成手段
24の出力と、その出力をラッチ41によって1画素分
遅延させたデータとを、加算器42によって足し合わせ
ることによって深度方向の移動平均出力を得るようにな
っている。その結果は合成画像メモリ27に送られ、表
示用画像データとして記憶される。
【0035】合成画像メモリ27に記憶された画像デー
タは、浅部では近距離フォーカスがなされたデータ、深
部では遠距離フォーカスがなされたデータであり、浅部
と深部の混合部では、近距離フォーカスがなされたデー
タと遠距離フォーカスがなされたデータが交互に混在し
ている。このデータは、表示器29の表示速度に同期し
て、D/A変換手段28においてアナログ信号に変換さ
れた後、表示器29に断層像として表示される。
【0036】続いて、第1の実施例の近距離フォーカス
画像メモリ22、および遠距離フォーカス画像メモリ2
3にそれぞれ記憶されているデータの、具体的な合成方
法について、詳しく説明する。
【0037】図5にこの合成回路の構成を示す。この回
路では、近距離および遠距離それぞれのフォーカス画像
メモリ22、23はデュアルポートのRAMであり、そ
れぞれA/D変換手段20、21からエコー信号が順次
書き込まれる。エコー信号選択手段26からは、断層像
の同位置に対応するメモリアドレス信号が発生し、この
アドレス信号が近距離フォーカス画像メモリ22と、遠
距離フォーカス画像メモリ23に送られる。2つのフォ
ーカスメモリ22、23では、エコー信号選択手段26
からの読み出しアドレスに対応したデータを、エコー信
号合成手段24にそれぞれ転送する。
【0038】エコー信号合成手段24では、エコー信号
選択手段26から2つのフォーカス画像メモリ22、2
3に送られるアドレス信号に同期して、入力したエコー
信号選択信号に対応し、近距離フォーカス画像メモリ2
2のデータか、遠距離フォーカス画像メモリ23のデー
タかを選択し、選択したエコー信号を移動平均手段25
を介して合成画像メモリ27に送る。
【0039】図6および図7に、メモリアドレスの内容
とフォーカス画像データおよび合成されたエコー信号の
対応関係を示す。A1 はアドレスの1番目を示し、Am
はm番目のアドレスを示す。本実施例の場合、画像デー
タは、深度方向にm個のデータを持つものとする。Dn
1 はアドレスに対応した近距離フォーカス画像メモリ2
2に記憶されたエコー信号であり、Df1 は同様にアド
レスに対応した遠距離フォーカス画像メモリ23に記憶
されたエコー信号である。図6はアドレスと近距離フォ
ーカス画像メモリ22に記憶されているデータとの対
応、図7はアドレスと遠距離フォーカス画像メモリ23
に記憶されているデータとの対応を示す。フォーカス画
像メモリ22、23の内容は、実際には走査方向と深度
方向の2次元配列であるが、走査方向には繰り返し処理
であるため、ここでは簡単のために深度方向のみの1次
元配列とした。
【0040】図9に、本実施例におけるエコー信号選択
信号の波形図を示す。このエコー信号選択信号は、ハイ
レベル「H」の状態が近距離フォーカス画像メモリ22
のデータを選択し、ローレベル「L」の状態が遠距離フ
ォーカス画像メモリ23のデータを選択する。この選択
信号により、図8に示すように合成画像メモリ27の各
アドレスにデータが記憶される。
【0041】図10に、本実施例により表示器29に表
示される断層像の模式図を示す。なお、ここでは簡単の
ために、移動平均手段25による移動平均処理が行われ
ていないものとする。矩形の外枠が、表示断層像40の
外形を示し、断層像中右下がりの斜線で示された領域が
近距離フォーカスが施された画像データ41、左下がり
の斜線で示された領域が、遠距離フォーカスが施された
画像データ42を示す。
【0042】本実施例では、異なるフォーカスデータの
接続部分(混合部)では、2種類のフォーカスデータを
交互に出力するようなエコー信号選択信号を用いたが、
エコー信号の深度の浅い部分では近距離フォーカスデー
タの選択に対応した信号の出現比率が、遠距離側フォー
カスデータの選択に対応した信号の出現比率より高く、
また、エコー信号の深度が深くなるにつれ、その出現比
率が次第に低くなるようなエコー信号選択信号を用いて
もよい。
【0043】図11に、この場合のエコー信号選択信号
を示す。断層像の浅部に対応する部分では、すべて近距
離フォーカスデータに対応した信号であり、接続部で
は、浅部に近いk個の信号のうち1個が遠距離フォーカ
スデータに対応した信号、続いてk−1個のうち1個が
遠距離に対応した信号というように、遠距離フォーカス
データに対応した信号の出現比率が徐々に高くなり、2
個の信号のうち1個が遠距離フォーカスデータに対応し
た信号、続いて2個の信号のうち1個が近距離フォーカ
スデータに対応した信号で、もう1個が遠距離フォーカ
スデータに対応した信号、次の3個のうち1個が近距離
フォーカスデータ対応した信号、というように近距離フ
ォーカスデータに対応した信号の出現比率が徐々に低く
なり、k個の信号のうち1個が近距離フォーカスデータ
に対応したデータとなり、接続部から深部につながる。
深部ではすべて遠距離フォーカスデータに対応した信号
となる。
【0044】具体的には、kを6とし、近距離に対応し
た信号をN、遠距離に対応した信号をFとした場合、接
続部におけるエコー信号選択信号は、浅部から FNNNNNFNNNNFNNNFNNFNFNFFNFFFNFFFFNFFFFFN のような信号となる。
【0045】第1の実施例では、受信フォーカスの種類
を2としたが、本発明はこれに限ったものでなく、エコ
ー信号選択手段26の出力を、ハイレベル「H」または
ローレベル「L」のみの1ビットの信号ではなく、フォ
ーカスでの種類に対応した数の信号とすることもでき
る。
【0046】たとえば近距離・中距離・遠距離の3種類
のフォーカスデータを接続する場合は、それぞれのフォ
ーカスを施したエコー信号を記憶する3個の画像メモリ
領域を用意し、エコー信号選択手段から出力されるエコ
ー信号選択信号を2ビットの信号とし、N 00,M 0
1,F 10とすれば、 NN…NNNNMNMNMNMNMMMM…MMMMFMFMFMFMFMFFFF…FF という3種類の状態が選択可能な信号とすることで、合
成画像メモリ27には異なる3種類のフォーカスがなさ
れたエコー信号が記憶されることになる。
【0047】また、同様にしてさらに多くの種類のフォ
ーカスデータの合成が可能である。
【0048】第1の実施例では、フォーカスの種類に応
じた数の、対数変換手段16、17、検波手段18、1
9、A/D変換手段20、21および画像メモリ22、
23が必要であったが、これらの手段を各々1つにする
ことで、装置内回路の簡易化や、コストダウンを図るこ
とも可能である。
【0049】次に、第2の実施例として、これらを1つ
にした例について図12を参照して説明する。なお、そ
の他の構成については、第1の実施例と同様であるの
で、その説明は省略する。
【0050】可変フォーカス設定手段51は、フォーカ
ス選択手段52から出力されるフォーカス選択信号FS
に応じて、送受信のフォーカス領域が可変可能なフォー
カス設定手段である。
【0051】図13および図14はこの可変フォーカス
設定手段51の具体的構成を表すものである。この可変
フォーカス設定手段51は、送信側では、図13に示す
ように、各ラインにタップ付遅延線(DL)61が設け
られ、各遅延線61からは近距離および遠距離に対応し
た2系統の出力がセレクタ62に入力されている。セレ
クタ62は、フォーカス選択信号FSによって近距離お
よび遠距離のうちいずれかのフォーカスに対応した遅延
線出力を各ラインのパルサー群60へ出力する。
【0052】一方、受信側では、図14に示すように近
距離フォーカス設定手段13bおよび遠距離フォーカス
設定手段14bの出力のそれぞれに、FETスイッチ6
3、64が接続されている。一方のFETスイッチ64
にはフォーカス選択信号FSが直接入力され、他方のF
ETスイッチ65にはフォーカス選択信号FSがインバ
ータ65を介して入力され、このフォーカス選択信号F
Sによっていずれかの出力が選択されるようになってい
る。選択された近距離フォーカス設定手段13bまたは
遠距離フォーカス設定手段14bの出力は演算増幅器6
6を介して図12に示した対数変換手段54、およびA
/D変換手段55を介して画像メモリ56に記憶され
る。
【0053】本実施例では、フォーカス選択手段52か
ら出力されるフォーカス選択信号FSはローレベル
「L」またはハイレベル「H」とする。フォーカス選択
信号FSとして「L」信号が可変フォーカス設定手段5
1に入力した場合は、近距離フォーカス設定手段13b
により近距離にフォーカスが施され、フォーカス選択信
号FSとして「H」信号が入力した場合は、遠距離フォ
ーカス設定手段14bにより遠距離にフォーカスが施さ
れる。
【0054】フォーカス選択信号FSは、1超音波走査
毎に「L」および「H」を交互に繰り返し出力するもの
とする。フォーカス選択信号FSはエコー信号選択手段
53にも送られるが、エコー信号選択手段53では、フ
ォーカス選択信号FSとして「L」が入力されると、図
11に示したエコー信号選択信号WEを、また、フォー
カス選択信号FSとして「H」が入力すると、エコー信
号選択信号WEのハイレベル「H」状態と、ローレベル
「L」状態を反転した信号を画像メモリ56のライトイ
ネーブル端子に出力する。
【0055】まず、フォーカス選択手段52からフォー
カス選択信号FSとして「L」信号が出力されると、可
変フォーカス設定手段51では、近距離フォーカスのエ
コー信号が得られ、その信号は検波手段57、対数変換
手段54およびA/D変換手段55を経て、エコー信号
選択手段53から出力されるエコー信号選択信号WEが
ハイレベル「H」の状態の時のみ、画像メモリ56に記
憶され、1回の超音波走査が終わる。
【0056】次の走査時には、フォーカス選択手段52
の出力FSがハイレベル「H」になり、可変フォーカス
設定手段51では、遠距離フォーカスのエコー信号が得
られ、近距離フォーカスデータと同様に画像メモリ56
に記憶される。この場合は、画像メモリ56のライトイ
ネーブル端子に入力するエコー信号選択信号が、近距離
フォーカスを行った場合の反転信号であるため、前回走
査を行った時に書き込んだメモリ以外の画像領域にエコ
ー信号を書き込むことになる。
【0057】このようにして得られた画像メモリ56内
のデータは、第1の実施例で示した合成メモリ27内の
データと同様、図10に示したように、近距離にフォー
カスを施した画像41が右下がり斜線の領域に、また、
遠距離にフォーカスを施した画像42が右下がり斜線の
領域に構成され、1枚の連続した断層像となる。すなわ
ち本実施例の場合、画像メモリ56は合成手段としての
機能も有している。
【0058】以上の実施例では、フォーカス選択手段5
2の出力は、断層像が同一深度では等しい信号とした
が、走査ラインごとにフォーカス選択手段52での出力
を、出現確率が等しい範囲内で異なるようにすれば、異
なるフォーカスデータの接続部分のつなぎ目がさらに目
だたなくさせることが可能である。
【0059】この場合、図5に示したエコー信号選択手
段26から出力されるエコー信号選択信号は、混合部で
は、 NFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNF の信号と FNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFNFN の信号を走査ライン単位で交互に出力することで、接続
部のつなぎ目を目だたなくすることができる。
【0060】なお、N は近距離フォーカス画像データを
選択する信号、F は遠距離フォーカス画像データを選択
する信号を示し、どちらの場合も、浅部では近距離フォ
ーカスを選択する信号が、深部では遠距離フォーカスを
選択する信号が出力されるものとする。
【0061】図15に、この場合の表示器29に出力さ
れる断層像の模式図を示す。
【0062】図10と同様に、断層像中右下がりの斜線
で示された領域は近距離フォーカスが施された画像デー
タ71、左下がりの斜線で示された領域は遠距離フォー
カス施された画像データ72を示す。
【0063】以上のようにして、異なるフォーカスを施
したエコー信号を簡易な回路構成で接続部分を目だたな
く合成することが可能となる。
【0064】上記実施例では、送信および受信とも同時
に異なるフォーカス処理を行った複数のエコー信号の合
成方法について説明を行ったが、本発明は送信のみ、ま
たは受信のみ異なったフォーカス処理を行ったエコー信
号の合成にも同様の効果があることは明らかである。特
に、受信のみの場合は、エコー信号は、各超音波の受信
期間内で、近距離フォーカスおよび遠距離フォーカスが
切り換えられるため、1走査で近距離フォーカスと遠距
離フォーカスの画像が画像メモリ27に合成される。そ
のため図1に示した近距離フォーカス画像メモリ22お
よび遠距離フォーカス画像メモリ23は不要になる。ま
た、図12の画像メモリ56への書き込みを制御するエ
コー信号選択信号WEも不要となる。
【0065】以上の実施例では、本発明を移動焦点方式
の超音波診断装置へ適用した例について説明したが、本
発明はフォーカス設定手段を開口設定手段に置き換える
ことにより、可変開口方式の超音波診断装置へ適用する
ことも可能である。たとえば、図1の近距離フォーカス
設定手段13および遠距離フォーカス設定手段14を、
それぞれ近距離開口設定手段および遠距離開口設定手段
に変更することによって、あるいは、図12の可変フォ
ーカス設定手段51を可変開口設定手段に変更すること
によっても実現できる。
【0066】本発明はさらに、フォーカス設定手段と開
口設定手段とを併せ持つ方式、すなわち、移動焦点・可
変開口方式の超音波診断装置にも適用が可能である。
【0067】たとえば、図1の近距離フォーカス設定手
段13および遠距離フォーカス設定手段14を、近距離
フォーカス・開口設定手段および遠距離フォーカス・開
口設定手段に変更することによって、あるいは、図12
の可変フォーカス設定手段51を可変フォーカス・開口
設定手段に変更することによっても実現可能である。
【0068】図16は、この可変フォーカス・開口設定
手段の具体的な構成を表すものである。この例では送信
および受信共に近距離の可変フォーカス・開口設定手段
67、68の開口を4チャンネル、フォーカス遅延時間
をτ11、τ12、遠距離の可変フォーカス・開口設定手段
69、70の開口を6チャンネル、フォーカス遅延時間
をτ21、τ22、τ23に設定している。このようにするこ
とにより、超音波プローブ11直下の解像力を開口の幅
程度まで向上させることが可能となる。
【0069】なお、上記実施例ではBモードリニアアレ
イ型の超音波診断装置としたが、本発明はこれに限定す
るものでなく、コンベックス画像やメカニカルセクタ型
の信号装置、M・Aモードの画像になど、異なるフォー
カスのエコー信号を合成する機能を有する超音波診断装
置にも有効であることは明らかである。
【0070】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の超音
波診断装置によれば、エコー信号合成手段において、深
度方向に分割された複数の領域各々に対応した複数のエ
コー信号を接続し、異なる領域の境界領域においては、
各異なる領域に対応するエコー信号が所定の出現比率に
よって出現するように合成しているので、接続部分の目
立たない良好な断層像が得られるという効果がある。ま
た、接続部分を目立たなくするための重み付け演算が不
要であるため、回路構成が簡単になること、回路素子の
ばらつき補正等の調整が不要であることにより、製品の
安定性が向上するとともにコストが低減されるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る超音波診断装置の
回路構成を表すブロック図である。
【図2】図1のフォーカス設定手段の回路構成図であ
る。
【図3】図2のフォーカス設定手段から出力される振動
子駆動信号および受信エコーの波形図である。
【図4】移動平均手段の回路構成図である。
【図5】遠距離および近距離のフォーカス画像メモリに
記憶されたデータの合成方法を説明するためのブロック
図である。
【図6】アドレスと近距離フォーカス画像メモリに記憶
されたデータとの対応関係を表す図である。
【図7】アドレスと遠距離フォーカス画像メモリに記憶
されたデータとの対応関係を表す図である。
【図8】合成画像メモリのアドレスと記憶されたデータ
との対応関係を表す図である。
【図9】エコー信号選択信号の一例を表す波形図であ
る。
【図10】第1の実施例で得られる断層像の模式図であ
る。
【図11】エコー信号選択信号の他の例を表す波形図で
ある。
【図12】本発明の第2の実施例に係る超音波診断装置
の要部の構成を表すブロック図である。
【図13】第2の実施例における可変フォーカス設定手
段の送信側の構成を表すブロック図である。
【図14】第2の実施例における可変フォーカス設定手
段の受信側の構成を表すブロック図である。
【図15】本発明の他の実施例で得られる断層像の模式
図である。
【図16】可変フォーカス・開口設定手段の回路構成図
である。
【図17】従来の超音波診断装置で得られる断層像の模
式図である。
【図18】従来の超音波診断装置で得られる断層像の他
の模式図である。
【符号の説明】
11 超音波プローブ 12 マルチプレクサ 13 近距離フォーカス設定手段 14 遠距離フォーカス設定手段 15 フォーカス選択手段 16、17 対数変換手段 18、19 検波手段 20、21 A/D変換手段 22 近距離フォーカス画像メモリ 23 遠距離フォーカス画像メモリ 24 合成手段 25 移動平均手段 26 合成画像メモリ 27 D/A変換手段 29 表示器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列された複数の超音波振動子を有し、
    この超音波振動子によって被検体内に超音波ビームを送
    波するとともに、被検体内からの超音波エコーを受波し
    てエコー信号を出力する超音波プローブと、 前記超音波振動子に対して、被検体の深度方向に分割さ
    れた複数の領域各々に対応して異なる駆動条件をそれぞ
    れ設定する複数の駆動条件設定手段と、 前記深度方向に分割された複数の領域各々に対応して前
    記複数の駆動条件設定手段のいずれかを選択する駆動条
    件選択手段と、 前記超音波プローブから出力された前記深度方向に分割
    された複数の領域各々に対応した複数のエコー信号を接
    続し、異なる領域の境界領域においては、各異なる領域
    に対応するエコー信号が所定の出現比率によって出現す
    るように合成するエコー信号合成手段とを備えたことを
    特徴とする超音波診断装置。
JP4199765A 1992-07-27 1992-07-27 超音波診断装置 Pending JPH06205773A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008142413A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Aloka Co Ltd 超音波診断装置
JP2009244232A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Fujifilm Corp 光断層画像形成方法および光断層画像化装置
WO2018052093A1 (ja) 2016-09-14 2018-03-22 富士フイルム株式会社 光音響画像生成装置
JP2018175478A (ja) * 2017-04-14 2018-11-15 フクダ電子株式会社 超音波診断装置

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