JP4418052B2 - 超音波ビーム走査方法および装置並びに超音波撮像装置 - Google Patents

超音波ビーム走査方法および装置並びに超音波撮像装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、超音波ビーム(beam)走査方法および装置並びに超音波撮像装置に関し、特に、Bモード(mode)撮像とドップラモード(Dopplermode)撮像を時分割で行うための超音波ビーム走査方法および装置、並びに、そのような超音波ビーム走査装置を備えた超音波撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
超音波撮像装置は、撮像対象の内部を超音波ビーム(beam)で走査してエコー(echo)を受信し、エコーの強度に対応した画像データを求め、それによっていわゆるBモード画像を形成する。また、エコーのドップラシフト(Doppler shift)を求め、それに基づいて血流等の流速分布を表すカラー(color)画像、すなわち、いわゆるカラードップラ画像を形成する。あるいは、ドップラ信号のパワーを表すカラー画像、すなわち、いわゆるパワードップラ画像を形成する。
【0003】
Bモード撮像とドップラモード撮像を時分割で交互に行い、両モードの画像を重ね合わせて表示することにより、Bモード画像を背景としたカラードップラ画像あるいはパワードップラ画像をリアルタイムで表示する。
【0004】
Bモードとドップラモードの時分割撮像に当たっては、Bモード撮像用の超音波ビーム走査を1フレーム(frame)行うたびに、カラードップラ撮像用の超音波ビーム走査を1パッケージ(package)ずつ行う。1パッケージの超音波ビーム走査は、予め定めた複数の音線に沿って順次に超音波を送波してそれぞれエコーを受信することを、所定回数繰り返すことにより行う。1パッケージの走査でドップラ撮像領域の一部分を走査し、走査する部分を順次変更しながら所定回数のパッケージ走査によってドップラ撮像領域に関する1フレームの走査を完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような走査方式では、パッケージ間にはBモード走査の1フレー分の時間差が生じるので、パッケージ間のデータの連続性が損なわれる。このため、ドップラ画像ではパッケージの境界に相当する部分で画像が不連続になり、画質が低下するという問題があった。
【0006】
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、Bモードとドップラモードの時分割撮像を行うとき、品質の良いドップラ画像を得る超音波ビーム走査方法および装置、並びに、そのような超音波ビーム走査装置を備えた超音波撮像装置を実現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)上記の課題を解決するための第1の観点での発明は、複数の音線に沿って順次に超音波を送波してそれぞれエコーを受信することを複数回繰り返す超音波ビーム走査を1パッケージとし、予め定めた撮像領域を複数のパッケージに分けて順次に走査するカラードップラ撮像用超音波ビーム走査をBモード撮像用超音波ビーム走査と組み合わせながら遂行するに当たり、前記撮像領域の走査を1回完了するたびに前記カラードップラ撮像用のパッケージにおける複数の音線の組み合わせを変更することを特徴とする超音波ビーム走査方法である。
【0008】
(2)上記の課題を解決するための第2の観点での発明は、複数の音線に沿って順次に超音波を送波してそれぞれエコーを受信することを複数回繰り返す超音波ビーム走査を1パッケージとし、予め定めた撮像領域を複数のパッケージに分けて順次に走査するカラードップラ撮像用超音波ビーム走査をBモード撮像用超音波ビーム走査と組み合わせながら遂行する超音波ビーム走査装置であって、前記撮像領域の走査を1回完了するたびに前記カラードップラ撮像用のパッケージにおける複数の音線の組み合わせを変更する音線変更手段を具備することを特徴とする超音波ビーム走査装置である。
【0009】
(3)上記の課題を解決するための第3の観点での発明は、超音波エコーに基づいて撮像対象につき画像データを獲得する画像データ獲得手段と、前記画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、前記形成した画像を表示する表示手段とを有する超音波撮像装置であって、前記画像データ獲得手段は請求項2に記載の超音波ビーム走査装置を具備することを特徴とする超音波撮像装置である。
【0010】
(4)上記の課題を解決するための第4の観点での発明は、前記音線変更手段は前記撮像領域の走査を1回完了するたびに少なくとも前記カラードップラ撮像用のパッケージの境界に相当する音線を変更することを特徴とする(3)に記載の超音波撮像装置である。
【0011】
(5)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、超音波エコーに基づいて撮像対象につき画像データを獲得し、前記画像データに基づいて画像を形成し、前記形成した画像を表示するに当たり、前記画像データ獲得のための超音波ビーム走査を(1)に記載の方法で行うことを特徴とする超音波撮像方法である。
【0012】
(6)上記の課題を解決するための他の観点での発明は、前記音線の組み合わせの変更は、前記撮像領域の走査を1回完了するたびに少なくとも前記カラードップラ撮像用のパッケージの境界に相当する音線を変更するようにして行うことを特徴とする(5)に記載の超音波撮像装置である。
【0013】
(作用)
本発明では、ドップラ撮像領域の走査を1回完了するたびにパッケージにおける複数の音線の組み合わせを変更することにより、ドップラ画像の1フレームごとに画像上のパッケージ境界に相当する部分の位置を変える。これにより、表示されたドップラ画像ではパッケージ境界が目立たなくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態に限定されるものではない。図1に、超音波撮像装置のブロック(block)図を示す。本装置は本発明の超音波撮像装置の実施の形態の一例である。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示される。本装置の動作によって、本発明の方法に関する実施の形態の一例が示される。
【0015】
本装置の構成を説明する。同図に示すように、本装置は超音波プローブ(probe)2を有する。超音波プローブ2は、撮像対象100に当接されて超音波の送受波に使用される。超音波プローブ2は、図示しない超音波トランスデューサアレイ(transducer array)を有する。超音波トランスデューサアレイは複数の超音波トランスデューサで構成される。個々の超音波トランスデューサは、例えばPZT(チタン(Ti)酸ジルコン(Zr)酸鉛(Pb))セラミックス(ceramics)等の圧電材料で構成される。
【0016】
超音波プローブ2は送受信部6に接続されている。送受信部6は、超音波プローブ2の超音波トランスデューサアレイを駆動して超音波ビームを送信し、また、超音波トランスデューサアレイが受波したエコーを受信する。
【0017】
送受信部6のブロック図を図2に示す。同図に示すように、送受信部6は信号発生ユニット602を有する。信号発生ユニット602は、パルス(pulse)信号を所定の周期で繰り返し発生して送波ビームフォーマ604に入力する。送波ビームフォーマ604は入力信号に基づいて送波ビームフォーミング信号を生成する。送波ビームフォーミング信号は、超音波トランスデューサアレイにおいて送信アパーチャ(aperture)を構成する複数の超音波トランスデューサに与える複数のパルス信号であり、個々のパルス信号には超音波ビームの方位および焦点に対応した遅延時間が付与される。以下、送信アパーチャを送波アパーチャという。
【0018】
送波ビームフォーマ604の出力信号は送受切換ユニット608を通じて送波アパーチャを構成する複数の超音波トランスデューサに駆動信号として与えられる。駆動信号が与えられた複数の超音波トランスデューサはそれぞれ超音波を発生し、それら超音波の波面合成により所定の方位への送波超音波ビームが形成される。送波超音波ビームは所定の距離に設定された焦点に収束する。
【0019】
送波超音波のエコーが、超音波プローブ2の受信アパーチャを構成する複数の超音波トランスデューサでそれぞれ受波される。以下、受信アパーチャを受波アパーチャという。複数の超音波トランスデューサが受波した複数のエコー受波信号は、送受切換ユニット608を通じて受波ビームフォーマ610に入力される。受波ビームフォーマ610は、エコー受信音線の方位およびエコー受信の焦点に対応した遅延を個々のエコー受波信号に付与して加算し、所定の音線および焦点に合致したエコー受信信号を形成する。
【0020】
送波ビームフォーマ604は、送波超音波ビームの方位を順次切り換えることにより音線順次の走査を行う。受波ビームフォーマ610は、受波音線の方位を順次切り換えることにより音線順次の受波の走査を行う。これにより、送受信部6は例えば図3に示すような走査を行う。すなわち、放射点200からz方向に延びる超音波ビーム202が扇状の2次元領域206をθ方向に走査し、いわゆるセクタスキャン(sector scan)を行う。
【0021】
送波および受波のアパーチャを超音波トランスデューサアレイの一部を用いて形成するときは、このアパーチャをアレイに沿って順次移動させることにより、例えば図4に示すような走査を行うことができる。すなわち、放射点200からz方向に発する超音波ビーム202が直線的な軌跡204上を移動することにより、矩形状の2次元領域206がx方向に走査され、いわゆるリニアスキャン(linear scan)が行われる。
【0022】
なお、超音波トランスデューサアレイが、超音波送波方向に張り出した円弧に沿って形成されたいわゆるコンベックスアレイ(convex array)である場合は、リニアスキャンと同様な信号操作により、例えば図5に示すように、超音波ビーム202の放射点200が円弧状の軌跡204上を移動して扇面状の2次元領域206がθ方向に走査され、いわゆるコンベックススキャンが行えるのはいうまでもない。
【0023】
送受信部6はBモード処理部10およびドップラ処理部12に接続されている。送受信部6から出力される音線ごとのエコー受信信号は、Bモード処理部10およびドップラ処理部12に入力される。
【0024】
Bモード処理部10はBモード画像データを形成するものである。Bモード処理部10は、図6に示すように対数増幅ユニット102と包絡線検波ユニット104を備えている。Bモード処理部10は、対数増幅ユニット102でエコー受信信号を対数増幅し、包絡線検波ユニット104で包絡線検波して音線上の個々の反射点でのエコーの強度を表す信号、すなわちAスコープ(scope)信号を得て、このAスコープ信号の各瞬時の振幅をそれぞれ輝度値として、Bモード画像データを形成するようになっている。
【0025】
ドップラ処理部12はドップラ画像データを形成するものである。ドップラ処理部12は、図7に示すように直交検波ユニット120、MTIフィルタ(moving target indication filter)122、自己相関ユニット124、平均流速演算ユニット126、分散演算ユニット128およびパワー(power)演算ユニット130を備えている。
【0026】
ドップラ処理部12は、直交検波ユニット120でエコー受信信号を直交検波し、MTIフィルタ122でMTI処理し、自己相関ユニット124で自己相関演算を行い、平均流速演算ユニット126で自己相関演算結果から平均流速を求め、分散演算ユニット128で自己相関演算結果から流速の分散を求め、パワー演算ユニット130で自己相関演算結果からドプラ信号のパワーを求めるようになっている。
【0027】
これによって、撮像対象100内の血流等の平均流速とその分散およびドプラ信号のパワーを表すデータすなわちドップラ画像データがそれぞれ音線ごとに得られる。なお、流速は音線方向の成分として得られる。流れの方向は近づく方向と遠ざかる方向とが区別される。
【0028】
以上の、超音波プローブ2、送受信部6、アクチュエータ8、Bモード処理部10およびドップラ処理部12は、本発明における画像データ獲得手段の実施の形態の一例である。
【0029】
Bモード処理部10およびドップラ処理部12は画像処理部14に接続されている。画像処理部14は、本発明における画像形成手段の実施の形態の一例である。画像処理部14は、図8に示すように、バス(bus)140によって接続された音線データメモリ(data memory)142、ディジタル・スキャンコンバータ(DSC:digital scan converter)144、画像メモリ146および画像処理プロセッサ(processor)148を備えている。
【0030】
Bモード処理部10およびドップラ処理部12から音線ごとに入力されたBモード画像データおよびドップラ画像データは、音線データメモリ142にそれぞれ記憶される。DSC144は、走査変換により音線データ空間のデータを物理空間のデータに変換するものである。これによって、音線データ空間の画像データが物理空間の画像データに変換される。DSC144によって変換された画像データが画像メモリ146に記憶される。すなわち、画像メモリ146は物理空間の画像データを記憶する。
【0031】
画像処理プロセッサ148は、例えばコンピュータ(computer)等を用いて構成される。画像処理プロセッサ148は、Bモード処理部10およびドップラ処理部12からそれぞれ入力されるデータに基づいて、それぞれBモード画像およびドップラ画像を構成する。
【0032】
ドップラ画像としては、流速に分散を加味してカラー画像化したカラードップラ画像と、ドプラ信号のパワーを画像化したパワードップラ画像の2種類が形成される。以下、カラードップラ画像をCFM(color flow mapping)画像と呼ぶ。また、パワードップラ画像をPDI(power Doppler imaging)画像と呼ぶ。
【0033】
画像処理部14には表示部16が接続されている。表示部16は画像処理部14から画像信号が与えられ、それに基づいて画像を表示するようになっている。表示部16は、本発明における表示手段の実施の形態の一例である。表示部16は例えばグラフィック・ディスプレー(graphic display)等を用いて構成される。
【0034】
以上の送受信部6、Bモード処理部10、ドップラ処理部12、画像処理部14および表示部16は制御部18に接続されている。制御部18は、それら各部に制御信号を与えてその動作を制御するようになっている。制御部18による制御の下で、Bモード動作およびドップラモード動作が遂行される。
【0035】
超音波プローブ2、送受信部6および制御部18からなる部分は、本発明の超音波ビーム走査装置の実施の形態の一例である。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示される。本装置の動作によって、本発明の方法に関する実施の形態の一例が示される。制御部18は、本発明における音線変更手段の実施の形態の一例である。
【0036】
制御部18には操作部20が接続されている。操作部20は操作者によって操作され、制御部18に所望の指令や情報を入力するようになっている。操作部20は、例えばキーボード(keyboard)やその他の操作具を備えた操作パネル(panel)で構成される。
【0037】
本装置の動作を説明する。超音波プローブ2を撮像対象100の所望の個所に位置決めし、操作部20を操作してBモードとドップラモードの併用により、Bモード画像とCFM画像の撮像動作を行わせる。以下、ドップラモードをCFMモードという。CFM画像の撮像範囲はBモード画像の撮像範囲内に例えば図9に示すように設定される。撮像は制御部18による制御の下で遂行される。Bモード動作とCFMモード動作は時分割で交互に行われる。時分割動作の詳細については後にあらためて説明する。
【0038】
Bモードにおいては、送受信部6は超音波プローブ2を通じて音線順次で撮像対象100の内部をθ走査して逐一そのエコーを受信する。受信したエコーに基づいてBモード処理部10によりBモード画像データが求められる。
【0039】
CFMモードにおいては、送受信部6は超音波プローブ2を通じて音線順次でCFMモード撮像範囲をθ走査して逐一そのエコーを受信する。その際、1音線当たり複数回の超音波の送波とエコーの受信が行われる。
【0040】
ドップラ処理部12は、エコー受信信号を直交検波ユニット120で直交検波し、MTIフィルタ122でMTI処理し、自己相関ユニット124で自己相関を求め、自己相関結果から、平均流速演算ユニット126で平均流速を求め、分散演算ユニット128で流速の分散を求める。この算出値は、それぞれ、平均流速および分散を音線ごとに表すドップラ画像データとなる。なお、MTIフィルタ122でのMTI処理は1音線当たりの複数回のエコー受信信号を用いて行われる。
【0041】
画像処理部14は、Bモード処理部およびドップラ処理部12から入力される音線ごとのBモード画像データおよびドップラ画像データを音線データメモリ142にそれぞれ記憶する。
【0042】
音線データメモリ142の各画像データは画像処理プロセッサ148により上記のように処理され、DSC144で物理空間の画像データに変換されて画像メモリ146に記憶される。画像メモリ146には、Bモード画像およびCFM画像がそれぞれ記憶される。Bモード画像は体内組織の断層像を表すものとなる。CFM画像は血流速度分布を表すものとなる。Bモード画像とCFM画像を重ね合わせた画像が、表示部16により可視像として表示される。
【0043】
BモードとCFMモードの時分割動作のシーケンスを図10に示す。同図に示すように、Bモードのm番目のフレームの音線走査を行ったら、次はCFMモードのパッケージAの音線走査を行う。次にBモードのm+1番目のフレームの音線走査を行い、その次にCFMモードのパッケージBの音線走査を行う。以下、音線走査を単に走査という。
【0044】
同様に、Bモードのm+2番目のフレームの走査の後にCFMモードのパッケージCの走査を行い、Bモードのm+3番目のフレームの走査の後にCFMモードのパッケージDの走査を行う。パッケージA〜Dの走査によってCFMモード撮像範囲についての1フレームの走査が完了する。以下同様な動作を繰り返す。
【0045】
CFMモード走査におけるパッケージの概念を図11によって説明する。同図に示すように、1パッケージは例えば4群の送波によって構成される。1つの群内では、例えば4本の音線SL(n),SL(n+1),SL(n+2),SL(n+3)に順次に送波される。4群を1パッケージとしたことにより、4本の音線に4回ずつの送波が行われる。
【0046】
4本の音線の組み合わせはパッケージごと異なる。また、フレームが変わるたびに、各パッケージにおける音線の配分を変更する。CFM撮像範囲を仮に16本の音線で走査するとしたとき、各パッケージにおける音線の配分は例えば図12に示すようにする。
【0047】
すなわち、フレームkの走査では、パッケージAで音線1,2,3,4を、パッケージBで音線5,6,7,8を、パッケージCで音線9,10,11,12を、パッケージDで音線13,14,15,16を、それぞれ図11に示した要領で走査する。
【0048】
次のフレームk+1では、パッケージAで音線15,16,1,2を、パッケージBで音線3,4,5,6を、パッケージCで音線7,8,9,10を、パッケージDで音線11,12,13,14を、それぞれ走査する。
【0049】
次のフレームk+2では、パッケージAで音線16,1,2,3を、パッケージBで音線4,5,6,7を、パッケージCで音線8,9,10,11を、パッケージDで音線12,13,14,15を、それぞれ走査する。
【0050】
次のフレームk+3では、パッケージAで音線14,15,16,1を、パッケージBで音線2,3,4,5を、パッケージCで音線6,7,8,9を、パッケージDで音線10,11,12,13を、それぞれ走査する。
【0051】
次のフレームk+4では、フレームkの走査と同様な走査に戻り、以下同様な動作を繰り返す。フレーム順番とパッケージの音線配分の一覧を図13に示す。このような音線配分を循環的に繰り返す。
【0052】
このような走査によって構成されるCFM画像の概念図を図14に示す。同図に示すように、CFM画像の1フレームは、4つのパッケージに対応する4つの領域A〜Dの繋ぎ合わせで構成される。各領域の境界はパッケージが変わる部分であり、Bモード走査の1フレーム分の時間差がある。
【0053】
パッケージへの音線配分をフレームごとに図13に示したように変化させたことにより、フレーム内での領域A〜Dの位置が図14の(a),(b),(c),(d)のように変化する。したがって、領域A〜Dの境界すなわちパッケージの境界の位置がフレームごとに異なる。
【0054】
このようなフレーム画像が所定のフレームレート(frame rate)で順次に表示部16に表示されるので、観察者の肉眼ではパッケージの境界を事実上認識できない。このため、パッケージ間の時間差により領域の境界部で画像の不連続性が生じたとしてもほとんど目立たない。すなわち、品質の良いCFM画像を得ることができる。また、このような画像についてフレームアベレージング(frame averaging)を行えば、パッケージ境界はさらに目立ちにくくなる。
【0055】
以上は、撮像範囲の音線数を16、1パッケージの音線数を4とした例であるが、撮像範囲の音線数およびパッケージの音線数はそれに限るものではなく、適宜の本数として良い。
【0056】
図15に、撮像範囲の音線数をn、パッケージの音線数を8とした場合について、パッケージへの音線配分のパターン(pattern)の一例を示す。同図の場合、音線配分は4フレームで1巡する。
【0057】
図16に、撮像範囲の音線数をm、パッケージの音線数を8とした場合について、パッケージへの音線配分のパターンの一例を示す。同図の場合、音線配分は8フレームで1巡する。1巡に要するフレーム数を多くすることはパッケージの境界をより目立ちにくくする点で好ましい。また、変更パターンはできるだけ規則性を無くすことが、パッケージの境界を一層目立ちにくくする点で好ましい。
【0058】
以上、Bモード撮像と時分割でCFM画像を撮像する例を説明したが、CFM画像に代えてPDI画像を撮像する場合においても、同様な効果を得ることができるのはいうまでもない。
【0059】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、Bモードとドップラモードの時分割撮像を行うとき、品質の良いドップラ画像を得る超音波ビーム走査方法および装置、並びに、そのような超音波ビーム走査装置を備えた超音波撮像装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図である。
【図2】図1に示した装置の送受信部のブロック図である。
【図3】図2に示した送受信部による走査の概念図である。
【図4】図2に示した送受信部による走査の概念図である。
【図5】図2に示した送受信部による走査の概念図である。
【図6】図1に示した装置のBモード処理部のブロック図である。
【図7】図1に示した装置のドプラ処理部のブロック図である。
【図8】図1に示した装置の画像処理部のブロック図である。
【図9】Bモード撮像領域とCFM撮像領域の関係を示す概念図である。
【図10】Bモード撮像とCFM撮像の時分割動作を示す概念図である。
【図11】CFM撮像のパッケージの概念図である。
【図12】パッケージへの音線配分の概念図である。
【図13】パッケージへの音線配分のパターンを示す図である。
【図14】CFM画像上でのパッケージ対応領域の概念図である。
【図15】パッケージへの音線配分のパターンを示す図である。
【図16】パッケージへの音線配分のパターンを示す図である。
【符号の説明】
2 超音波プローブ
6 送受信部
10 Bモード処理部
12 ドップラ処理部
14 画像処理部
16 表示部
18 制御部
20 操作部
100 撮像対象
140 バス
142 音線データメモリ
144 DSC
146 画像メモリ
148 画像処理プロセッサ

Claims (4)

  1. 複数の音線に沿って順次に超音波を送波してそれぞれエコーを受信することを複数回繰り返す超音波ビーム走査を1パッケージとし、予め定めた撮像領域を複数のパッケージに分けて順次に走査するカラードップラ撮像用超音波ビーム走査をBモード撮像用超音波ビーム走査と組み合わせながら遂行するに当たり、
    前記撮像領域の走査を1回完了するたびに前記カラードップラ撮像用のパッケージにおける複数の音線の組み合わせを変更する、
    ことを特徴とする超音波ビーム走査方法。
  2. 複数の音線に沿って順次に超音波を送波してそれぞれエコーを受信することを複数回繰り返す超音波ビーム走査を1パッケージとし、予め定めた撮像領域を複数のパッケージに分けて順次に走査するカラードップラ撮像用超音波ビーム走査をBモード撮像用超音波ビーム走査と組み合わせながら遂行する超音波ビーム走査装置であって、
    前記撮像領域の走査を1回完了するたびに前記カラードップラ撮像用のパッケージにおける複数の音線の組み合わせを変更する音線変更手段、
    を具備することを特徴とする超音波ビーム走査装置。
  3. 超音波エコーに基づいて撮像対象につき画像データを獲得する画像データ獲得手段と、前記画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、前記形成した画像を表示する表示手段とを有する超音波撮像装置であって、
    前記画像データ獲得手段は請求項2に記載の超音波ビーム走査装置を具備する、
    ことを特徴とする超音波撮像装置。
  4. 前記音線変更手段は前記撮像領域の走査を1回完了するたびに少なくとも前記カラードップラ撮像用のパッケージの境界に相当する音線を変更する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の超音波撮像装置。
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