JPH0678882A - 眼底撮影装置 - Google Patents
眼底撮影装置Info
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- JPH0678882A JPH0678882A JP4260750A JP26075092A JPH0678882A JP H0678882 A JPH0678882 A JP H0678882A JP 4260750 A JP4260750 A JP 4260750A JP 26075092 A JP26075092 A JP 26075092A JP H0678882 A JPH0678882 A JP H0678882A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B3/00—Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
- A61B3/10—Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
- A61B3/14—Arrangements specially adapted for eye photography
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小瞳孔径の被検眼の眼底撮影を容易にする。
【構成】 被検眼Eの視線方向に穴開きミラー2、フォ
ーカスレンズ3、変倍レンズ5、6等を配置し、穴開き
ミラー2の入射方向に角膜バッフル13、14、移動板
16に固定した照明野絞り17、水晶体バッフル18、
19等を配置する。変倍レンズ5、6をカム環28、第
1歯車31、第2歯車32を介して第3歯車33に連結
する。第3歯車33の周面カム板35と照明野絞り17
の間をレリーズケーブル36aで連結し、フォーカスレ
ンズ3と移動板16の間をフォーカス軸39に軸支され
たフォーカスアーム40で結合する。フォーカス軸39
を回転するとフォーカスレンズ3が移動して合焦し、変
倍軸34を回転すると第3歯車33が回転して撮影倍率
が変化し、更に回転すると照明野絞り17が絞り込ま
れ、同時に角膜バッフル13と水晶体バッフル20が小
径遮光板に切換わる。
ーカスレンズ3、変倍レンズ5、6等を配置し、穴開き
ミラー2の入射方向に角膜バッフル13、14、移動板
16に固定した照明野絞り17、水晶体バッフル18、
19等を配置する。変倍レンズ5、6をカム環28、第
1歯車31、第2歯車32を介して第3歯車33に連結
する。第3歯車33の周面カム板35と照明野絞り17
の間をレリーズケーブル36aで連結し、フォーカスレ
ンズ3と移動板16の間をフォーカス軸39に軸支され
たフォーカスアーム40で結合する。フォーカス軸39
を回転するとフォーカスレンズ3が移動して合焦し、変
倍軸34を回転すると第3歯車33が回転して撮影倍率
が変化し、更に回転すると照明野絞り17が絞り込ま
れ、同時に角膜バッフル13と水晶体バッフル20が小
径遮光板に切換わる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検眼の眼底を撮影す
る眼底撮影装置に関するものである。
る眼底撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、小瞳孔径の被検眼の眼底を撮影す
る際には、低倍率の広画角で撮影するよりも高倍率の狭
画角で撮影する方が有利である。しかしながら、狭画角
で撮影する際には、広画角に比較して撮影光量が低下す
るため、特公昭63−36251号公報では、角膜の前
面や水晶体の後面からの有害反射光を防ぐことを目的
に、照明光学系内に円形遮光板から成るバッフルを設置
し、狭画角にするに従ってバッフルの径を小さくして撮
影光量を増加させるようにしている。
る際には、低倍率の広画角で撮影するよりも高倍率の狭
画角で撮影する方が有利である。しかしながら、狭画角
で撮影する際には、広画角に比較して撮影光量が低下す
るため、特公昭63−36251号公報では、角膜の前
面や水晶体の後面からの有害反射光を防ぐことを目的
に、照明光学系内に円形遮光板から成るバッフルを設置
し、狭画角にするに従ってバッフルの径を小さくして撮
影光量を増加させるようにしている。
【0003】また特公昭62−40008号公報では、
照明光学系内に設置した照明野絞りの開口径と位置を撮
影画角と被検眼の視度に対応して変化させ、撮影範囲を
超えて照射される照明光を防いで、撮影範囲の周辺部に
生ずる散乱反射光を除去し、ゴーストやフレアの少ない
画像を得るようにしている。
照明光学系内に設置した照明野絞りの開口径と位置を撮
影画角と被検眼の視度に対応して変化させ、撮影範囲を
超えて照射される照明光を防いで、撮影範囲の周辺部に
生ずる散乱反射光を除去し、ゴーストやフレアの少ない
画像を得るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例には次のような問題点がある。 (1) 小瞳孔径の被検眼を撮影する場合には、通常の場合
よりもバッフルや照明野絞りの小径化が必要とされ、こ
のために特殊な条件を設定したり新たな操作を加えなけ
ればならない。 (2) 小瞳孔径の被検眼を撮影する場合には、より一層の
狭画角化つまり高倍率化が必要とされ、このために撮影
光量を相当増やさなければならず、技術的及びコスト的
に不利な状態にある。 (3) 小瞳孔径の被検眼を撮影する場合には、照明を均一
に保つことが難しく、特に中心に暗部が生じてしまう。 (4) 照明に近赤外光を使用する場合には、例えば血管等
に合焦することが難しい。 (5) 撮影倍率の変更と瞳孔径の切換えを個々に行ってい
るため、それぞれの切換えに誤りが生ずることがある。
た従来例には次のような問題点がある。 (1) 小瞳孔径の被検眼を撮影する場合には、通常の場合
よりもバッフルや照明野絞りの小径化が必要とされ、こ
のために特殊な条件を設定したり新たな操作を加えなけ
ればならない。 (2) 小瞳孔径の被検眼を撮影する場合には、より一層の
狭画角化つまり高倍率化が必要とされ、このために撮影
光量を相当増やさなければならず、技術的及びコスト的
に不利な状態にある。 (3) 小瞳孔径の被検眼を撮影する場合には、照明を均一
に保つことが難しく、特に中心に暗部が生じてしまう。 (4) 照明に近赤外光を使用する場合には、例えば血管等
に合焦することが難しい。 (5) 撮影倍率の変更と瞳孔径の切換えを個々に行ってい
るため、それぞれの切換えに誤りが生ずることがある。
【0005】本発明の目的は、上述した問題点を解消す
る眼底撮影装置を提供することであり、その第1の目的
は小瞳孔径の被検眼を撮影する場合に、画角切換えの手
間を省いて、操作性に優れた安価な眼底撮影装置を提供
することにあり、また第2の目的は照明を均一に保つと
共に合焦を容易にし、撮影倍率の変更や瞳孔径の変更の
誤りのない眼底撮影装置を提供することにある。
る眼底撮影装置を提供することであり、その第1の目的
は小瞳孔径の被検眼を撮影する場合に、画角切換えの手
間を省いて、操作性に優れた安価な眼底撮影装置を提供
することにあり、また第2の目的は照明を均一に保つと
共に合焦を容易にし、撮影倍率の変更や瞳孔径の変更の
誤りのない眼底撮影装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの第1発明に係る眼底撮影装置は、被検眼の眼底を異
なる撮影倍率で撮影する撮影光学系と、眼底倍率を変更
する変倍手段と、眼底を照明する照明光学系と、該照明
光学系の光路内の眼底と共役な位置にあって、照明範囲
を制限する照明野絞りと、前記撮影光学系の撮影倍率の
低倍率から高倍率への変更に引き続いた前記変倍手段に
よる連続した操作を行うことで、倍率の変更を伴わずに
前記照明野絞りの内径を変化させる連動手段を有するこ
とを特徴とする。
めの第1発明に係る眼底撮影装置は、被検眼の眼底を異
なる撮影倍率で撮影する撮影光学系と、眼底倍率を変更
する変倍手段と、眼底を照明する照明光学系と、該照明
光学系の光路内の眼底と共役な位置にあって、照明範囲
を制限する照明野絞りと、前記撮影光学系の撮影倍率の
低倍率から高倍率への変更に引き続いた前記変倍手段に
よる連続した操作を行うことで、倍率の変更を伴わずに
前記照明野絞りの内径を変化させる連動手段を有するこ
とを特徴とする。
【0007】第2発明に係る眼底撮影装置は、被検眼の
瞳孔と共役な位置にリングスリットを有し、該リングス
リットの近傍に遮光部材を有する照明光学系と、前記リ
ングスリットに略共役な位置に撮影絞りを有する撮影光
学系と、前記遮光部材を光路外に離脱する離脱手段とを
設けたことを特徴とする。
瞳孔と共役な位置にリングスリットを有し、該リングス
リットの近傍に遮光部材を有する照明光学系と、前記リ
ングスリットに略共役な位置に撮影絞りを有する撮影光
学系と、前記遮光部材を光路外に離脱する離脱手段とを
設けたことを特徴とする。
【0008】第3発明に係る眼底撮影装置は、被検眼の
眼底を照明する照明光学系と、眼底からの反射光を受光
する受光光学系と、前記受光光学系に少なくとも赤外光
を除去する除去手段とを設けたことを特徴とする。
眼底を照明する照明光学系と、眼底からの反射光を受光
する受光光学系と、前記受光光学系に少なくとも赤外光
を除去する除去手段とを設けたことを特徴とする。
【0009】第4発明に係る眼底撮影装置は、撮影光学
系の撮影倍率を変更する変更手段と、被検眼の瞳孔径を
変更する手段と、前記各手段の変更が適切でない場合に
警報を発する警報手段とを設けたことを特徴とする。
系の撮影倍率を変更する変更手段と、被検眼の瞳孔径を
変更する手段と、前記各手段の変更が適切でない場合に
警報を発する警報手段とを設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】上述の構成を有する第1発明に係る眼底撮影装
置は、撮像倍率の変更後に連続した操作をして照明野絞
りの内径を変化させる連動手段を設ける。
置は、撮像倍率の変更後に連続した操作をして照明野絞
りの内径を変化させる連動手段を設ける。
【0011】また、第2発明に係る眼底撮影装置は、遮
光部材を光路外に離脱する手段を設けたので照明光と撮
影光が分離して眼底が一様に照明される。
光部材を光路外に離脱する手段を設けたので照明光と撮
影光が分離して眼底が一様に照明される。
【0012】第3発明に係る眼底撮影装置は赤外光を除
去したので、血管等の合焦が容易になる。
去したので、血管等の合焦が容易になる。
【0013】更に、第4発明に係る眼底撮影装置は撮影
倍率や瞳孔径を変更する手段に警報手段を設けたので、
不正確に変更された場合には警報が発せられる。
倍率や瞳孔径を変更する手段に警報手段を設けたので、
不正確に変更された場合には警報が発せられる。
【0014】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は第1の実施例の構成図であり、被検眼Eの
視線方向には、対物レンズ1、開口2aを備え撮影光と
照明光を分割する穴開きミラー2、合焦レンズ3、固定
レンズ4、変倍のために移動する変倍レンズ5、6、リ
レーレンズ7、必要に応じて光路外に退避する跳ね上げ
ミラー8、シャッタ9、撮影フィルム10が順次に配置
されている。また、跳ね上げミラー8の反射方向には光
路転換ミラー11、接眼レンズ12が配置され、ファイ
ンダ光束が検眼eに導かれるようになっている。これら
の対物レンズ1から撮影フィルム10に至る部材は撮影
光学系を構成し、その中の合焦レンズ3から変倍レンズ
6に至る部材は変倍結像系を構成している。
する。図1は第1の実施例の構成図であり、被検眼Eの
視線方向には、対物レンズ1、開口2aを備え撮影光と
照明光を分割する穴開きミラー2、合焦レンズ3、固定
レンズ4、変倍のために移動する変倍レンズ5、6、リ
レーレンズ7、必要に応じて光路外に退避する跳ね上げ
ミラー8、シャッタ9、撮影フィルム10が順次に配置
されている。また、跳ね上げミラー8の反射方向には光
路転換ミラー11、接眼レンズ12が配置され、ファイ
ンダ光束が検眼eに導かれるようになっている。これら
の対物レンズ1から撮影フィルム10に至る部材は撮影
光学系を構成し、その中の合焦レンズ3から変倍レンズ
6に至る部材は変倍結像系を構成している。
【0015】また、穴開きミラー2の入射方向には、角
膜Ecの有害反射光を遮蔽するための円形遮光板から成る
角膜バッフル13、14、リレーレンズ15、移動板1
6に固定され開口径を変えることができる照明野絞り1
7、リレーレンズ18、水晶体Epの有害反射光を防止す
るための円形遮光板から成る水晶体バッフル19、2
0、中央に開口を有するリングスリット21、光路転換
ミラー22、第1の集光レンズ23、ストロボ管から成
る撮影用光源24、第2の集光レンズ25、白熱電球か
ら成る観察用光源26、集光ミラー27が配置されてい
る。
膜Ecの有害反射光を遮蔽するための円形遮光板から成る
角膜バッフル13、14、リレーレンズ15、移動板1
6に固定され開口径を変えることができる照明野絞り1
7、リレーレンズ18、水晶体Epの有害反射光を防止す
るための円形遮光板から成る水晶体バッフル19、2
0、中央に開口を有するリングスリット21、光路転換
ミラー22、第1の集光レンズ23、ストロボ管から成
る撮影用光源24、第2の集光レンズ25、白熱電球か
ら成る観察用光源26、集光ミラー27が配置されてい
る。
【0016】ここで、穴開きミラー2は撮影光学系の光
軸とリレーレンズ15、18を結ぶ光軸との交点に配置
され、この穴開きミラー2に関して角膜バッフル13、
14は角膜Ecの前面と共役に、水晶体バッフル19、2
0は水晶体の後面と共役に、リングスリット21は瞳孔
Epと共役にそれぞれ配置されている。また、移動板16
は図示しない案内機構により案内され、矢印で示すよう
に照明光学系の光軸方向に移動できるようになってい
る。
軸とリレーレンズ15、18を結ぶ光軸との交点に配置
され、この穴開きミラー2に関して角膜バッフル13、
14は角膜Ecの前面と共役に、水晶体バッフル19、2
0は水晶体の後面と共役に、リングスリット21は瞳孔
Epと共役にそれぞれ配置されている。また、移動板16
は図示しない案内機構により案内され、矢印で示すよう
に照明光学系の光軸方向に移動できるようになってい
る。
【0017】一方、変倍結像系の変倍レンズ5、6は、
カム環28上に形成されたカム溝29、29にピン3
0、30を介して係合され、このピン30、30は更に
図示しない直線カムに係合されている。カム環28には
第1歯車31が固設され、この第1歯車31は第2歯車
32を介して一部に歯を持たない第3歯車33に連結さ
れている。このように、カム環28は第3歯車33の回
転に従動し、変倍レンズ5、6が光軸方向に移動して画
角が広画角から狭画角に変更される。第3歯車33は図
示しない変倍ノブ又は変倍用動力に接続された変倍軸3
4に取り付けられ、この変倍軸34には周面カム板35
が固定されている。周面カム板35は変倍操作に応じて
回転し、その変位量は撮影光学系の画角つまり眼底Efの
撮影範囲と、照明野絞り17によって照明光を遮断する
範囲とを調和するように作用する。
カム環28上に形成されたカム溝29、29にピン3
0、30を介して係合され、このピン30、30は更に
図示しない直線カムに係合されている。カム環28には
第1歯車31が固設され、この第1歯車31は第2歯車
32を介して一部に歯を持たない第3歯車33に連結さ
れている。このように、カム環28は第3歯車33の回
転に従動し、変倍レンズ5、6が光軸方向に移動して画
角が広画角から狭画角に変更される。第3歯車33は図
示しない変倍ノブ又は変倍用動力に接続された変倍軸3
4に取り付けられ、この変倍軸34には周面カム板35
が固定されている。周面カム板35は変倍操作に応じて
回転し、その変位量は撮影光学系の画角つまり眼底Efの
撮影範囲と、照明野絞り17によって照明光を遮断する
範囲とを調和するように作用する。
【0018】即ち、周面カム板35と照明野絞り17と
の間は、ドライブコード36の内部を摺動するレリーズ
ケーブル36aにより接続されている。このドライブコ
ード36とレリーズケーブル36aはカメラのシャッタ
釦を操作するドライブコードのように可撓性を有し、そ
の両端には接触子37と連結ピン38が介在するように
なっている。なお、ドライブコード36の端部36a、
36bのうち、端部36bは移動板16の端縁に固定さ
れ、ドライブコード36は伸縮のないものとされ、つま
りレリーズケーブル36aの両端は剛性の強いものとさ
れて、端部36aの移動量が端部36bに正確に伝達す
るようになっている。
の間は、ドライブコード36の内部を摺動するレリーズ
ケーブル36aにより接続されている。このドライブコ
ード36とレリーズケーブル36aはカメラのシャッタ
釦を操作するドライブコードのように可撓性を有し、そ
の両端には接触子37と連結ピン38が介在するように
なっている。なお、ドライブコード36の端部36a、
36bのうち、端部36bは移動板16の端縁に固定さ
れ、ドライブコード36は伸縮のないものとされ、つま
りレリーズケーブル36aの両端は剛性の強いものとさ
れて、端部36aの移動量が端部36bに正確に伝達す
るようになっている。
【0019】更に、フォーカス軸39に固定されたフォ
ーカスアーム40の一端には、合焦レンズ3がピンと孔
によって連結され、フォーカスアーム40の他端には、
同様にピンと孔によって移動板16が連結されている。
このフォーカス軸39は図示しないフォーカスノブに結
合され、フォーカスノブを廻すことによって合焦レンズ
3が光軸方向に移動するようになっている。なお、撮影
光学系の合焦はリレーレンズ7と撮影フィルム10の間
の光路長を変えることによって、また変倍結像系の合焦
はズームレンズの他に、焦点距離が異なるレンズをター
レット式に装着することによっても行うことができる。
ーカスアーム40の一端には、合焦レンズ3がピンと孔
によって連結され、フォーカスアーム40の他端には、
同様にピンと孔によって移動板16が連結されている。
このフォーカス軸39は図示しないフォーカスノブに結
合され、フォーカスノブを廻すことによって合焦レンズ
3が光軸方向に移動するようになっている。なお、撮影
光学系の合焦はリレーレンズ7と撮影フィルム10の間
の光路長を変えることによって、また変倍結像系の合焦
はズームレンズの他に、焦点距離が異なるレンズをター
レット式に装着することによっても行うことができる。
【0020】図2は角膜バッフル13、14を光軸方向
から見た正面図であり、小径遮光板から成る角膜バッフ
ル14の上に大径遮光板から成る角膜バッフル13が重
ねられ、角膜バッフル13は軸41を中心に回転するよ
うになっている。通常、角膜バッフル13は引張ばね4
2に引かれて角膜バッフル14の上に位置しているが、
ソレノイド43を作動させることにより光路外に常に離
脱できるようになっている。なお、水晶体バッフル1
9、20は角膜バッフル13、14と同様な構成であ
り、角膜バッフル13、14はこのような構成以外に
も、例えば透明なガラス板の上に大小の黒点を設けてそ
れらを切換える構成や、液晶板の上に種々の大きさや形
状の遮光領域を形成する構成としてもよい。
から見た正面図であり、小径遮光板から成る角膜バッフ
ル14の上に大径遮光板から成る角膜バッフル13が重
ねられ、角膜バッフル13は軸41を中心に回転するよ
うになっている。通常、角膜バッフル13は引張ばね4
2に引かれて角膜バッフル14の上に位置しているが、
ソレノイド43を作動させることにより光路外に常に離
脱できるようになっている。なお、水晶体バッフル1
9、20は角膜バッフル13、14と同様な構成であ
り、角膜バッフル13、14はこのような構成以外に
も、例えば透明なガラス板の上に大小の黒点を設けてそ
れらを切換える構成や、液晶板の上に種々の大きさや形
状の遮光領域を形成する構成としてもよい。
【0021】このように構成において、観察用光源26
を発した光束は第2の集光レンズ25、第1の集光レン
ズ23を通って光路転換ミラー22で反射し、リングス
リット21上に収瞼してこれを照明する。照明されたリ
ングスリット21の開口は、環状の二次光源となって光
束を発し、リレーレンズ18、15により収瞼されて穴
開きミラー2に二次光源像を形成する。穴開きミラー2
で更に反射した光束は、対物レンズ1によって瞳孔Ep上
に二次光源像を形成し、眼底Efを広範囲に渡って一様に
照明する。照明された眼底Efには散乱反射が生じ、穴開
きミラー2の開口2aを通過する一部の反射光は、二次
光源像の中央領域即ちリングスリット21の遮光域の像
の部分を通過して被検眼Eを出射し、対物レンズ1に入
射して一旦そこに中間像を形成する。次に、この反射光
は穴開きミラー2の開口2aを通過して変倍結像系に入
射し、そこで収瞼して跳ね上げミラー8で反射し、方向
転換ミラー11、接眼レンズ21を通って検眼eにより
眼底像の観察ができる。
を発した光束は第2の集光レンズ25、第1の集光レン
ズ23を通って光路転換ミラー22で反射し、リングス
リット21上に収瞼してこれを照明する。照明されたリ
ングスリット21の開口は、環状の二次光源となって光
束を発し、リレーレンズ18、15により収瞼されて穴
開きミラー2に二次光源像を形成する。穴開きミラー2
で更に反射した光束は、対物レンズ1によって瞳孔Ep上
に二次光源像を形成し、眼底Efを広範囲に渡って一様に
照明する。照明された眼底Efには散乱反射が生じ、穴開
きミラー2の開口2aを通過する一部の反射光は、二次
光源像の中央領域即ちリングスリット21の遮光域の像
の部分を通過して被検眼Eを出射し、対物レンズ1に入
射して一旦そこに中間像を形成する。次に、この反射光
は穴開きミラー2の開口2aを通過して変倍結像系に入
射し、そこで収瞼して跳ね上げミラー8で反射し、方向
転換ミラー11、接眼レンズ21を通って検眼eにより
眼底像の観察ができる。
【0022】ここで、虹彩絞りから成り可変開口を有す
る照明野絞り17は、眼底Efの撮影範囲を除いて絞りの
像で照明光が当たる部分を覆い、撮影光の中に有害光が
混入することを防止する。従って、この照明野絞り17
の位置は被検眼Eの視度に拘りなく眼底Efと共役でなけ
ればならず、同時に撮影光学系の画角に対応して絞り羽
根17aが開閉することが要求される。また、合焦レン
ズ3が移動して撮影光学系の焦点が眼底Efに合ったと
き、照明野絞り17はリレーレンズ15、穴開きミラー
2、対物レンズ1に関して眼底Efと共役になるように、
フォーカスアーム40により合焦レンズ3に連動するこ
とが要求される。
る照明野絞り17は、眼底Efの撮影範囲を除いて絞りの
像で照明光が当たる部分を覆い、撮影光の中に有害光が
混入することを防止する。従って、この照明野絞り17
の位置は被検眼Eの視度に拘りなく眼底Efと共役でなけ
ればならず、同時に撮影光学系の画角に対応して絞り羽
根17aが開閉することが要求される。また、合焦レン
ズ3が移動して撮影光学系の焦点が眼底Efに合ったと
き、照明野絞り17はリレーレンズ15、穴開きミラー
2、対物レンズ1に関して眼底Efと共役になるように、
フォーカスアーム40により合焦レンズ3に連動するこ
とが要求される。
【0023】図3はこのような照明野絞り17の平面図
であり、図4は広画角に対応して絞り羽根17aが開い
た状態を示す正面図、図5は最小狭画角に対応して絞り
羽根17aが閉じた状態を示す正面図、図6は小瞳孔径
に対応して絞り羽根17aが閉じた状態を示す正面図で
ある。滑り板51には案内用の長孔51a、51b及び
孔41cが形成され、絞り羽根17aの支持体には案内
ねじ52、53が螺合している。この案内ねじ52、5
3には長孔51a、51bが緩く嵌合し、滑り板51が
光軸に垂直な方向に移動できるようになっている。従っ
て、変倍時に照明野絞り17が光軸方向に変位すること
はなく、合焦状態が損われることがない。
であり、図4は広画角に対応して絞り羽根17aが開い
た状態を示す正面図、図5は最小狭画角に対応して絞り
羽根17aが閉じた状態を示す正面図、図6は小瞳孔径
に対応して絞り羽根17aが閉じた状態を示す正面図で
ある。滑り板51には案内用の長孔51a、51b及び
孔41cが形成され、絞り羽根17aの支持体には案内
ねじ52、53が螺合している。この案内ねじ52、5
3には長孔51a、51bが緩く嵌合し、滑り板51が
光軸に垂直な方向に移動できるようになっている。従っ
て、変倍時に照明野絞り17が光軸方向に変位すること
はなく、合焦状態が損われることがない。
【0024】滑り板51の孔51cには開閉ピン54が
嵌合し、滑り板51が移動すると絞り羽根17aが開閉
するようになっている。また、移動板16の立ち上り部
16aには軸55が植設され、この軸55にはレバー5
6が回転自在に軸支されている。更に、レバー56の一
端には長孔56aが設けられ、滑り板51の折曲部に植
設されたピン57が長孔56aに嵌入されている。レバ
ー56の他端は折り曲げられて連結ピン38に当接して
いる。なお、レバー56が連結ピン38に常に当接する
ように、滑り板51と移動板16の一部の間には引張コ
イルばね58が取り付けられ、レバー56が常に反時計
廻りに付勢されるようになっている。なお、滑り板51
の移動を検知するための検知スイッチ59が設けられて
いる。
嵌合し、滑り板51が移動すると絞り羽根17aが開閉
するようになっている。また、移動板16の立ち上り部
16aには軸55が植設され、この軸55にはレバー5
6が回転自在に軸支されている。更に、レバー56の一
端には長孔56aが設けられ、滑り板51の折曲部に植
設されたピン57が長孔56aに嵌入されている。レバ
ー56の他端は折り曲げられて連結ピン38に当接して
いる。なお、レバー56が連結ピン38に常に当接する
ように、滑り板51と移動板16の一部の間には引張コ
イルばね58が取り付けられ、レバー56が常に反時計
廻りに付勢されるようになっている。なお、滑り板51
の移動を検知するための検知スイッチ59が設けられて
いる。
【0025】ここで、図1に示すように合焦のために接
眼レンズ12を覗いて眼底Efを観察し、図示しないフォ
ーカスノブを廻してフォーカス軸39を回転すると、フ
ォーカスレバー40が回転して合焦レンズ3が移動す
る。焦点が合った時点で合焦操作を止め、合焦レンズ3
をその位置に停止させる。この際には、フォーカスレバ
ー40の回転によって移動板16も連動し、照明野絞り
17が眼底Efと共役な位置になる。一方、変倍のために
図示しない変倍ノブを廻して変倍軸34を回転すると、
変倍レンズ5、6が第3歯車33、第2歯車32、第1
歯車31に従動して画角が変化する。同時に、周面カム
板35も回転して接触子37を上下に移動し、レリーズ
ケーブル36aが矢印のように従動して、連結ピン38
を左右に移動する。
眼レンズ12を覗いて眼底Efを観察し、図示しないフォ
ーカスノブを廻してフォーカス軸39を回転すると、フ
ォーカスレバー40が回転して合焦レンズ3が移動す
る。焦点が合った時点で合焦操作を止め、合焦レンズ3
をその位置に停止させる。この際には、フォーカスレバ
ー40の回転によって移動板16も連動し、照明野絞り
17が眼底Efと共役な位置になる。一方、変倍のために
図示しない変倍ノブを廻して変倍軸34を回転すると、
変倍レンズ5、6が第3歯車33、第2歯車32、第1
歯車31に従動して画角が変化する。同時に、周面カム
板35も回転して接触子37を上下に移動し、レリーズ
ケーブル36aが矢印のように従動して、連結ピン38
を左右に移動する。
【0026】このとき、図4〜図6に示すようにレバー
56が連結ピン38の移動に応じて回動し、滑り板51
もこれに従動して開閉ピン54が移動し、絞り羽根17
aが絞り込まれたり開放されたりする。例えば、撮影光
学系が広画角つまり短焦点距離に設定されると、図4に
示すように絞り羽根17aは開放され、眼底Ef上の撮影
範囲の全部が照明光学系で照明される。また、撮影光学
系が狭画角つまり長焦点距離に設定されると、図5に示
すように絞り羽根17aは絞り込まれ、眼底Ef上の撮影
範囲の周囲が絞りの影で覆われる。狭画角から更に小瞳
孔径の被検眼Eを撮影する場合には、光量不足を補うた
めに角膜バッフル13と水晶体バッフル20をそれぞれ
小径遮光板に切換え、同時にフレア等が発生し易くなる
ために、図6に示すように絞り羽根17aも絞り込むこ
とが好ましい。また、前述したようにターレット式にレ
ンズを装着する場合には、画角の変化も不連続になるの
で、絞りの開閉は不連続になる。
56が連結ピン38の移動に応じて回動し、滑り板51
もこれに従動して開閉ピン54が移動し、絞り羽根17
aが絞り込まれたり開放されたりする。例えば、撮影光
学系が広画角つまり短焦点距離に設定されると、図4に
示すように絞り羽根17aは開放され、眼底Ef上の撮影
範囲の全部が照明光学系で照明される。また、撮影光学
系が狭画角つまり長焦点距離に設定されると、図5に示
すように絞り羽根17aは絞り込まれ、眼底Ef上の撮影
範囲の周囲が絞りの影で覆われる。狭画角から更に小瞳
孔径の被検眼Eを撮影する場合には、光量不足を補うた
めに角膜バッフル13と水晶体バッフル20をそれぞれ
小径遮光板に切換え、同時にフレア等が発生し易くなる
ために、図6に示すように絞り羽根17aも絞り込むこ
とが好ましい。また、前述したようにターレット式にレ
ンズを装着する場合には、画角の変化も不連続になるの
で、絞りの開閉は不連続になる。
【0027】図7は最小狭画角時つまり最高倍率時の変
倍用の歯車の状態を示しているが、図8に示すように第
3歯車33が反時計方向に回転して第2歯車32が回転
すると、第3歯車33は一部に歯を持たない歯車である
ために、最小狭画角時には第3歯車33と第2歯車32
の噛み合いが外れる。この状態から変倍軸34を反時計
廻りに更に回転させると、第3歯車33は第2歯車32
とが噛み合いが外れて変倍に影響しなくなる。
倍用の歯車の状態を示しているが、図8に示すように第
3歯車33が反時計方向に回転して第2歯車32が回転
すると、第3歯車33は一部に歯を持たない歯車である
ために、最小狭画角時には第3歯車33と第2歯車32
の噛み合いが外れる。この状態から変倍軸34を反時計
廻りに更に回転させると、第3歯車33は第2歯車32
とが噛み合いが外れて変倍に影響しなくなる。
【0028】しかしながら、変倍軸34に固定された周
面カム板35が反時計方向に回転して接触子37を押し
下げ、レリーズケーブル36aを介して連結ピン38が
突き出される。このような一連の動作により、図6に示
すように滑り板51が右方向に更に動いて開閉ピン54
を移動させ、絞り羽根17aを更に絞り込み、同時に滑
り板51の一部分が検知スイッチ59を作動させる。検
知スイッチ59からの信号は角膜バッフル13と水晶体
バッフル20を光路外へ離脱させ、小径遮光板に切換え
て小瞳孔径の被検眼Eを撮影する状態にする。
面カム板35が反時計方向に回転して接触子37を押し
下げ、レリーズケーブル36aを介して連結ピン38が
突き出される。このような一連の動作により、図6に示
すように滑り板51が右方向に更に動いて開閉ピン54
を移動させ、絞り羽根17aを更に絞り込み、同時に滑
り板51の一部分が検知スイッチ59を作動させる。検
知スイッチ59からの信号は角膜バッフル13と水晶体
バッフル20を光路外へ離脱させ、小径遮光板に切換え
て小瞳孔径の被検眼Eを撮影する状態にする。
【0029】図9は通常の狭画角で撮影する際に得られ
る画像の模式図、図10は小瞳孔径の被検眼Eを撮影す
る際に得られる画像の模式図である。なお、撮影画角を
通常の撮影状態に戻すためには、変倍軸34を時計廻り
に回転して周面カム板35を回転し、照明野絞り17を
開放すると共に第3歯車33を第2歯車32と噛み合わ
せればよい。
る画像の模式図、図10は小瞳孔径の被検眼Eを撮影す
る際に得られる画像の模式図である。なお、撮影画角を
通常の撮影状態に戻すためには、変倍軸34を時計廻り
に回転して周面カム板35を回転し、照明野絞り17を
開放すると共に第3歯車33を第2歯車32と噛み合わ
せればよい。
【0030】図11は第2の実施例の構成図、図12は
照明野絞り17の部分拡大平面図である。本実施例で
は、第3歯車33と照明野絞り17とがレリーズケーブ
ル36aに代えて電気的に接続されている。即ち、変倍
軸34には周面カム板35の代りにスリット円板61が
取り付けられ、このスリット円板61には互いに位相が
1/2だけずれた外側のスリット61aと内側のスリッ
ト61bが設けられている。また、光センサ62、63
が図示しない部材によって眼底カメラ本体に固定され、
それぞれがスリット61a或いはスリット61bの何れ
か一方を検知するようになっている。また、照明野絞り
17側の滑り板51にはラックギア64が固定され、ラ
ックギア64はピニオンギア65を介してステッピング
モータ66に連結されている。
照明野絞り17の部分拡大平面図である。本実施例で
は、第3歯車33と照明野絞り17とがレリーズケーブ
ル36aに代えて電気的に接続されている。即ち、変倍
軸34には周面カム板35の代りにスリット円板61が
取り付けられ、このスリット円板61には互いに位相が
1/2だけずれた外側のスリット61aと内側のスリッ
ト61bが設けられている。また、光センサ62、63
が図示しない部材によって眼底カメラ本体に固定され、
それぞれがスリット61a或いはスリット61bの何れ
か一方を検知するようになっている。また、照明野絞り
17側の滑り板51にはラックギア64が固定され、ラ
ックギア64はピニオンギア65を介してステッピング
モータ66に連結されている。
【0031】このような構成により、光センサ62、6
3を通過したスリット61a、61bの数から回転角が
算出され、2つの光センサ62、63の間の位相差から
回転方向が算出されて、第3歯車33の回転角つまり撮
影画角が検知される。この検知された信号に基づいてス
テッピングモータ66の回転が制御され、ピニオンギア
65の回転がラックギア64を介して滑り板51に伝え
られる。滑り板51は絞り羽根17aを開閉し、第1の
実施例と同様に小瞳孔径の被検眼Eを撮影する際に対応
できるようになる。
3を通過したスリット61a、61bの数から回転角が
算出され、2つの光センサ62、63の間の位相差から
回転方向が算出されて、第3歯車33の回転角つまり撮
影画角が検知される。この検知された信号に基づいてス
テッピングモータ66の回転が制御され、ピニオンギア
65の回転がラックギア64を介して滑り板51に伝え
られる。滑り板51は絞り羽根17aを開閉し、第1の
実施例と同様に小瞳孔径の被検眼Eを撮影する際に対応
できるようになる。
【0032】なお、スリット円板61の代りに電気抵抗
を利用したポテンショメータ等を用いてもよい。また、
検知信号によって照明野絞り17だけを動かすのでな
く、角膜バッフル13、14や水晶体バッフル19、2
0をも同時に動かすようにしてもよい。
を利用したポテンショメータ等を用いてもよい。また、
検知信号によって照明野絞り17だけを動かすのでな
く、角膜バッフル13、14や水晶体バッフル19、2
0をも同時に動かすようにしてもよい。
【0033】図13は第3の実施例の構成図であり、被
検眼Eの視線方向には対物レンズ71、穴開きミラー7
2、撮影絞り73、クロスシリンダレンズ74、フォー
カスレンズ75、結像レンズ76、小ミラー77、跳ね
上げミラー78、シャッタ幕79、フィルム80が順次
に配置されている。穴開きミラー72の入射方向には、
リレーレンズ81、視野絞り82、リレーレンズ83、
光路転換ミラー84、リングスリット85、集光レンズ
86、光源87が配置されている。また、小ミラー77
の入射方向には、レンズ88、LED等から成る表示手
段89が配置され、フィルム80の前面の斜め方向に
は、測光用にレンズ90、光電センサ91が配置されて
いる。
検眼Eの視線方向には対物レンズ71、穴開きミラー7
2、撮影絞り73、クロスシリンダレンズ74、フォー
カスレンズ75、結像レンズ76、小ミラー77、跳ね
上げミラー78、シャッタ幕79、フィルム80が順次
に配置されている。穴開きミラー72の入射方向には、
リレーレンズ81、視野絞り82、リレーレンズ83、
光路転換ミラー84、リングスリット85、集光レンズ
86、光源87が配置されている。また、小ミラー77
の入射方向には、レンズ88、LED等から成る表示手
段89が配置され、フィルム80の前面の斜め方向に
は、測光用にレンズ90、光電センサ91が配置されて
いる。
【0034】一方、跳ね上げミラー78の反射方向に
は、貼合プリズム92がフィルム80と略共役に配置さ
れている。この貼合プリズム92は図14に示すように
貼合面92aの一部に青緑色を反射するダイクロイック
ミラー95、96が直線状に設けられ、合焦のための光
束を反射するようになっている。貼合プリズム92の透
過方向には光路転換ミラー93、接眼レンズ94が配置
されている。貼合プリズム92の反射方向にはレンズ9
7、2個の一次元CCD98が配置され、これらの一次
元CCD98はフィルム80と共役に配置されると共
に、更に互いに直交するように配置されている。
は、貼合プリズム92がフィルム80と略共役に配置さ
れている。この貼合プリズム92は図14に示すように
貼合面92aの一部に青緑色を反射するダイクロイック
ミラー95、96が直線状に設けられ、合焦のための光
束を反射するようになっている。貼合プリズム92の透
過方向には光路転換ミラー93、接眼レンズ94が配置
されている。貼合プリズム92の反射方向にはレンズ9
7、2個の一次元CCD98が配置され、これらの一次
元CCD98はフィルム80と共役に配置されると共
に、更に互いに直交するように配置されている。
【0035】一次元CCD98の出力は信号処理手段9
9に接続され、この信号処理手段99の出力は駆動手段
100、101を介してクロスシリンダレンズ74、フ
ォーカスレンズ75に接続されている。クロスシリンダ
レンズ74は2個の同じ円柱レンズから成り、これらの
円柱レンズを同じ角度だけ反対方向に回転して、水平及
び垂直方向の乱視を補正するようなっている。また、小
瞳孔径の撮影時にはクロスシリンダレンズ74を調節し
て、角膜Ecで発生した乱視を補正するようになってい
る。なお、結像レンズ76と交換して狭画角用拡大レン
ズ76’が光路内に挿入され、更にリングスリット85
の両側にバッフル103、104が挿入可能とされてい
る。
9に接続され、この信号処理手段99の出力は駆動手段
100、101を介してクロスシリンダレンズ74、フ
ォーカスレンズ75に接続されている。クロスシリンダ
レンズ74は2個の同じ円柱レンズから成り、これらの
円柱レンズを同じ角度だけ反対方向に回転して、水平及
び垂直方向の乱視を補正するようなっている。また、小
瞳孔径の撮影時にはクロスシリンダレンズ74を調節し
て、角膜Ecで発生した乱視を補正するようになってい
る。なお、結像レンズ76と交換して狭画角用拡大レン
ズ76’が光路内に挿入され、更にリングスリット85
の両側にバッフル103、104が挿入可能とされてい
る。
【0036】このような構成により、光源87から出射
した光束は集光レンズ86、リングスリット85を通っ
て光路転換ミラー84で反射し、リレーレンズ83、視
野絞り82、リレーレンズ81を通って穴開きミラー7
2に入射する。穴開きミラー72で反射した光束は、対
物レンズ71を通って被検眼Eの眼底Efを照明する。眼
底Efで反射した光束は、撮影絞り73、クロスシリンダ
レンズ74、フォーカスレンズ75、結像レンズ76、
小ミラー77を通って跳ね上げミラー78で反射し、貼
合プリズム92、光路転換ミラー93、接眼レンズ94
を通って検眼eに導かれる。
した光束は集光レンズ86、リングスリット85を通っ
て光路転換ミラー84で反射し、リレーレンズ83、視
野絞り82、リレーレンズ81を通って穴開きミラー7
2に入射する。穴開きミラー72で反射した光束は、対
物レンズ71を通って被検眼Eの眼底Efを照明する。眼
底Efで反射した光束は、撮影絞り73、クロスシリンダ
レンズ74、フォーカスレンズ75、結像レンズ76、
小ミラー77を通って跳ね上げミラー78で反射し、貼
合プリズム92、光路転換ミラー93、接眼レンズ94
を通って検眼eに導かれる。
【0037】一方、貼合プリズム92に入射した光束は
貼合面92aで反射し、レンズ97を通って2個の一次
元CCD98に入射する。一次元CCD98の出力は信
号処理手段99に入力し、ここで縦横方向の合焦状態が
判断され、これらの判断信号が駆動手段100、101
を介してクロスシリンダレンズ74、フォーカスレンズ
75を動かす。このように、信号処理手段99は2個の
一次元CCD98の微分信号をそれぞれ積分し、それら
の差からクロスシリンダレンズ74を制御し、それらの
和からフォーカスレンズ75を制御して合焦外れを解消
する。
貼合面92aで反射し、レンズ97を通って2個の一次
元CCD98に入射する。一次元CCD98の出力は信
号処理手段99に入力し、ここで縦横方向の合焦状態が
判断され、これらの判断信号が駆動手段100、101
を介してクロスシリンダレンズ74、フォーカスレンズ
75を動かす。このように、信号処理手段99は2個の
一次元CCD98の微分信号をそれぞれ積分し、それら
の差からクロスシリンダレンズ74を制御し、それらの
和からフォーカスレンズ75を制御して合焦外れを解消
する。
【0038】本実施例では、血管のコントラストを向上
させるために青緑色光を使用しているため、検眼eに導
かれたファインダの視野は図14に示すようにダイクロ
イックミラー95、96の部分が赤色に見え、合焦のた
めに使用している部分が分かって好ましい結果を得るこ
とができる。なお、赤色光及び近赤外光を遮蔽すると、
コントラストを更に向上させることができる。また、青
色短波長光はフレアを発生するので遮蔽したほうがよ
く、ダイクロイックミラー95、96の代りにフィルタ
を使用してもよい。
させるために青緑色光を使用しているため、検眼eに導
かれたファインダの視野は図14に示すようにダイクロ
イックミラー95、96の部分が赤色に見え、合焦のた
めに使用している部分が分かって好ましい結果を得るこ
とができる。なお、赤色光及び近赤外光を遮蔽すると、
コントラストを更に向上させることができる。また、青
色短波長光はフレアを発生するので遮蔽したほうがよ
く、ダイクロイックミラー95、96の代りにフィルタ
を使用してもよい。
【0039】このようにして合焦が完了すると、図示し
ないシャッタが押して跳ね上げミラー78が光路外に離
脱し、シャッタ幕79が開いて眼底像がフィルム80に
記録される。また、タイマ等のデータが表示手段89に
表示され、レンズ88を介して写し込まれる。このと
き、フィルム80で撮影光束が反射し、その反射光はレ
ンズ90を通って光電センサ91で検知される。光電セ
ンサ91の信号は露光調整及び警報に使用され、例えば
被検眼Eが瞬きをした場合には反射光量が増加するた
め、図15に示すようにファインダ視野内に警報光源1
05が点滅するようにする。また、跳ね上げミラー78
やシャッタ幕79が作動しない場合にも、フィルム80
面に反射光が発生しないので、ランプ等が点滅するよう
にしてもよい。なお、これらの警報は光源に代えて音声
としてもよい。更に、これらの警報は遮蔽部材としての
バッフルが外されて、広角撮影レンズが取り付けられた
場合にも利用できる。
ないシャッタが押して跳ね上げミラー78が光路外に離
脱し、シャッタ幕79が開いて眼底像がフィルム80に
記録される。また、タイマ等のデータが表示手段89に
表示され、レンズ88を介して写し込まれる。このと
き、フィルム80で撮影光束が反射し、その反射光はレ
ンズ90を通って光電センサ91で検知される。光電セ
ンサ91の信号は露光調整及び警報に使用され、例えば
被検眼Eが瞬きをした場合には反射光量が増加するた
め、図15に示すようにファインダ視野内に警報光源1
05が点滅するようにする。また、跳ね上げミラー78
やシャッタ幕79が作動しない場合にも、フィルム80
面に反射光が発生しないので、ランプ等が点滅するよう
にしてもよい。なお、これらの警報は光源に代えて音声
としてもよい。更に、これらの警報は遮蔽部材としての
バッフルが外されて、広角撮影レンズが取り付けられた
場合にも利用できる。
【0040】図16は撮影絞り73、リングスリット8
5及び、バッフル103、104の関係を示す説明図で
あり、図16(a) に示すようにリングスリット85は瞳
孔Epに共役に配置され、その前後に角膜Ecに共役なバッ
フル103、水晶体に共役なバッフル104が光路内に
挿入されている。また、撮影絞り73はリングスリット
85を挟んだ両側に1個ずつ配置され、撮影絞り73の
左側開口は穴開きミラー72の一面に一致するようにな
っている。
5及び、バッフル103、104の関係を示す説明図で
あり、図16(a) に示すようにリングスリット85は瞳
孔Epに共役に配置され、その前後に角膜Ecに共役なバッ
フル103、水晶体に共役なバッフル104が光路内に
挿入されている。また、撮影絞り73はリングスリット
85を挟んだ両側に1個ずつ配置され、撮影絞り73の
左側開口は穴開きミラー72の一面に一致するようにな
っている。
【0041】なお、結像レンズ76に狭画角拡大レンズ
76’を使用するとき、或いは瞳孔Epを撮影するとき
は、図16(b) に示すようにバッフル103、104を
光路から外して、撮影絞り73とリングスリット85だ
けにする。このとき、視野絞り82の照明野も必要に応
じて狭くするとよい。
76’を使用するとき、或いは瞳孔Epを撮影するとき
は、図16(b) に示すようにバッフル103、104を
光路から外して、撮影絞り73とリングスリット85だ
けにする。このとき、視野絞り82の照明野も必要に応
じて狭くするとよい。
【0042】狭画角で撮影するときは、図17に示すよ
うに前眼部における光束の角度は小さくなるので、バッ
フル103、104を設けなくとも照明光L1と撮影光L2
は分離する。この場合には、バッフル103、104が
外されているため、リングスリット85の一部を使用し
て眼底Efを一様に照明し、光軸と視軸を偏心して瞳孔Ep
の一方から照明光L1を入射して、他方から撮影光L2を取
り出す。撮影絞り73の両側では、撮影光L2の周辺にけ
られが生じ、水晶体と角膜Ecで光路が分離するようにな
っている。このような偏心撮影時には、その非点収差は
一次元CCD98で検知され、クロスシリンダレンズ7
4で補正される。
うに前眼部における光束の角度は小さくなるので、バッ
フル103、104を設けなくとも照明光L1と撮影光L2
は分離する。この場合には、バッフル103、104が
外されているため、リングスリット85の一部を使用し
て眼底Efを一様に照明し、光軸と視軸を偏心して瞳孔Ep
の一方から照明光L1を入射して、他方から撮影光L2を取
り出す。撮影絞り73の両側では、撮影光L2の周辺にけ
られが生じ、水晶体と角膜Ecで光路が分離するようにな
っている。このような偏心撮影時には、その非点収差は
一次元CCD98で検知され、クロスシリンダレンズ7
4で補正される。
【0043】図18は撮影絞りの他の例を示し、図18
(a) は広画角時、図18(b) は狭画角時の照明絞りとの
関係を示している。図18(a) に示すように、広画角時
にはリングスリット108とバッフル109を配置し、
リングスリット108を瞳孔Epより少し前に配置して角
膜バッフルを兼ねるようにする。このとき、撮影絞り1
10は瞳孔Ep面にあって、視軸と光軸が一致している。
(a) は広画角時、図18(b) は狭画角時の照明絞りとの
関係を示している。図18(a) に示すように、広画角時
にはリングスリット108とバッフル109を配置し、
リングスリット108を瞳孔Epより少し前に配置して角
膜バッフルを兼ねるようにする。このとき、撮影絞り1
10は瞳孔Ep面にあって、視軸と光軸が一致している。
【0044】また、図18(b) に示すように、狭画角時
にはバッフル109を取り外して、新しい最適な大きさ
のリングスリット111を最適な位置に配置する。ここ
では、視軸と光軸が一致しないので偏心撮影を行うよう
にする。また、バッフル109を取り外しているので、
リングスリット111の一部の光束で眼底Efを均一に照
明できる。そのときの光量をフィルム80の反射光とし
て光電センサ91で測定し、光源87の光量を調節す
る。
にはバッフル109を取り外して、新しい最適な大きさ
のリングスリット111を最適な位置に配置する。ここ
では、視軸と光軸が一致しないので偏心撮影を行うよう
にする。また、バッフル109を取り外しているので、
リングスリット111の一部の光束で眼底Efを均一に照
明できる。そのときの光量をフィルム80の反射光とし
て光電センサ91で測定し、光源87の光量を調節す
る。
【0045】なお、偏心撮影時の収差が許容されるなら
ば、クロスシリンダレンズ74を設けなくともよいが、
非点収差は偏心撮影時の他にも周辺撮影時にも発生する
ので、従来のような一径線方向のみの合焦では不十分で
あり、例えばクロスシリンダレンズ74を設けなくて
も、垂直及び水平の双方向の平均で合焦することがよ
い。
ば、クロスシリンダレンズ74を設けなくともよいが、
非点収差は偏心撮影時の他にも周辺撮影時にも発生する
ので、従来のような一径線方向のみの合焦では不十分で
あり、例えばクロスシリンダレンズ74を設けなくて
も、垂直及び水平の双方向の平均で合焦することがよ
い。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように第1発明に係る眼底
撮影装置は、遮光部材の大きさや位置を撮影倍率の変更
に連動して変化させるため、通常操作の延長上で小瞳孔
径の被検眼の撮影が可能になる。また、撮影倍率の変更
に連動して照明野絞りの内径を変化させるため、ゴ−ス
トやフレアが無くなり、一連の操作以外に特別な操作を
必要としないで、鮮明な画像を誤操作なく撮影すること
ができる。また、第2発明に係る眼底撮影装置は、遮蔽
部材を光路外に離脱できるため、小瞳孔径で撮影する時
の照明が均一になる。更に、第3発明に係る眼底撮影装
置は受光光学系に赤外光を除去する手段を設けたため、
血管等が鮮明に結像される。また、第4発明に係る眼底
撮影装置は、撮影倍率を変更する手段や瞳孔径を切換え
る手段の組合わせが不正確な場合に警報を発する手段を
設けたため、切換え操作の誤りをなくすことができる。
撮影装置は、遮光部材の大きさや位置を撮影倍率の変更
に連動して変化させるため、通常操作の延長上で小瞳孔
径の被検眼の撮影が可能になる。また、撮影倍率の変更
に連動して照明野絞りの内径を変化させるため、ゴ−ス
トやフレアが無くなり、一連の操作以外に特別な操作を
必要としないで、鮮明な画像を誤操作なく撮影すること
ができる。また、第2発明に係る眼底撮影装置は、遮蔽
部材を光路外に離脱できるため、小瞳孔径で撮影する時
の照明が均一になる。更に、第3発明に係る眼底撮影装
置は受光光学系に赤外光を除去する手段を設けたため、
血管等が鮮明に結像される。また、第4発明に係る眼底
撮影装置は、撮影倍率を変更する手段や瞳孔径を切換え
る手段の組合わせが不正確な場合に警報を発する手段を
設けたため、切換え操作の誤りをなくすことができる。
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】角膜バッフル及び水晶体バッフルの正面図であ
る。
る。
【図3】照明野絞りの平面図である。
【図4】照明野絞りの広画角に対応した状態の正面図で
ある。
ある。
【図5】照明野絞りの狭画角に対応した状態の正側図で
ある。
ある。
【図6】照明野絞りの小瞳孔径に対応した状態の正面図
である。
である。
【図7】変倍用の歯車と周面カム板の形態図である。
【図8】変倍用の歯車と周面カム板の形態図である。
【図9】狭画角に対応した眼底画像の模式図である。
【図10】小瞳孔径に対応した眼底画像の模式図であ
る。
る。
【図11】第2の実施例の構成図である。
【図12】照明野絞りの平面図である。
【図13】第3の実施例の構成図である。
【図14】貼合プリズムの配置図である。
【図15】ファインダの視野図である。
【図16】照明絞りと撮影絞りの関係図である。
【図17】前眼部の光路図である。
【図18】照明絞りと撮影絞りの関係図である。
2、72 穴開きミラー 3、75 フォーカスレンズ 5、6 変倍レンズ 12、40 フォーカスアーム 13、14 角膜バッフル 16 移動板 17 照明野絞り 19、20 水晶体バッフル 21、85、111 リングスリット 34 変倍軸 35 周面カム板 39 フォーカス軸 61 スリット円板 62、63 光センサ 64 ラックギア 65 ピニオンギア 73、110 撮影絞り 74 クロスシリンダレンズ 76’ 狭画角拡大レンズ 82 視野絞り 92 貼合プリズム 98 一次元CCD 99 信号処理手段 103 警報光源 104、105、108、109 バッフル
Claims (6)
- 【請求項1】 被検眼の眼底を異なる撮影倍率で撮影す
る撮影光学系と、眼底倍率を変更する変倍手段と、眼底
を照明する照明光学系と、該照明光学系の光路内の眼底
と共役な位置にあって、照明範囲を制限する照明野絞り
と、前記撮影光学系の撮影倍率の低倍率から高倍率への
変更に引き続いた前記変倍手段による連続した操作を行
うことで、倍率の変更を伴わずに前記照明野絞りの内径
を変化させる連動手段を有することを特徴とする眼底撮
影装置。 - 【請求項2】 前記照明光学系の光路内の前眼部と略共
役な位置にあって、大きさ及び位置が変化する遮光部材
と、前記撮影光学系の撮影倍率の低倍率から高倍率への
変更に引き続いた前記変倍手段による連続した操作を行
い、前記遮光部材の大きさ及び位置が変化する連動手段
とを有する請求項1に記載の眼底撮影装置。 - 【請求項3】 前記撮影光学系の撮影倍率の変更に連動
して、前記照明野絞りの内径を変化させる連動手段を有
する請求項1に記載の眼底撮影装置。 - 【請求項4】 被検眼の瞳孔と共役な位置にリングスリ
ットを有し、該リングスリットの近傍に遮光部材を有す
る照明光学系と、前記リングスリットに略共役な位置に
撮影絞りを有する撮影光学系と、前記遮光部材を光路外
に離脱する離脱手段とを設けたことを特徴とする眼底撮
影装置。 - 【請求項5】 被検眼の眼底を照明する照明光学系と、
眼底からの反射光を受光する受光光学系と、前記受光光
学系に少なくとも赤外光を除去する除去手段とを設けた
ことを特徴とする眼底撮影装置。 - 【請求項6】 撮影光学系の撮影倍率を変更する変更手
段と、被検眼の瞳孔径を変更する手段と、前記各手段の
変更が適切でない場合に警報を発する警報手段とを設け
たことを特徴とする眼底撮影装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26075092A JP3241454B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 眼底撮影装置 |
US08/115,058 US5446509A (en) | 1992-09-03 | 1993-09-02 | Eye fundus photographing apparatus and eye fundus camera for changing magnification with which an object is photographed |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26075092A JP3241454B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 眼底撮影装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0678882A true JPH0678882A (ja) | 1994-03-22 |
JP3241454B2 JP3241454B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=17352224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26075092A Expired - Fee Related JP3241454B2 (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | 眼底撮影装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5446509A (ja) |
JP (1) | JP3241454B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011143166A (ja) * | 2010-01-18 | 2011-07-28 | Kowa Co | 眼科撮影装置 |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4326761A1 (de) * | 1993-08-10 | 1995-02-16 | Zeiss Carl Fa | Stereomikroskop |
JPH1075931A (ja) * | 1996-09-03 | 1998-03-24 | Canon Inc | 眼底検査装置 |
US6637882B1 (en) | 1998-11-24 | 2003-10-28 | Welch Allyn, Inc. | Eye viewing device for retinal viewing through undilated pupil |
JP3814434B2 (ja) | 1998-12-30 | 2006-08-30 | キヤノン株式会社 | 眼底血管検査装置 |
US6379518B1 (en) * | 1999-08-11 | 2002-04-30 | Kurita Water Industries Ltd. | Electrodeionization apparatus and pure water producing apparatus |
AU2001233522A1 (en) * | 2000-02-09 | 2001-08-20 | Michael Quigley | Fundus photographic technique to determine eye refraction for optic disc size calculations |
US7052134B2 (en) * | 2003-05-29 | 2006-05-30 | Nidek Co., Ltd. | Fundus camera |
WO2011156797A2 (en) * | 2010-06-10 | 2011-12-15 | Eye Photo Systems Incorporated | Eye image and video capture system and associated methods |
JP5773598B2 (ja) * | 2010-08-31 | 2015-09-02 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
CN102824157A (zh) * | 2012-09-03 | 2012-12-19 | 苏州捷美医疗器械有限公司 | 检影镜 |
US9718405B1 (en) | 2015-03-23 | 2017-08-01 | Rosco, Inc. | Collision avoidance and/or pedestrian detection system |
US12115916B2 (en) | 2021-02-01 | 2024-10-15 | Rosco, Inc. | Downlighting signal and illumination mirror head for vehicle |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4265518A (en) * | 1977-06-30 | 1981-05-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Variable magnification apparatus having illumination compensating ability |
US4235540A (en) * | 1978-05-10 | 1980-11-25 | Tokyo Kogaku Kikai Kabushiki Kaisha | Eye fundus camera having variable power photographing optical system |
JPS56151929A (en) * | 1980-04-25 | 1981-11-25 | Canon Inc | Fundus camera |
US4799783A (en) * | 1981-03-09 | 1989-01-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Eye fundus camera |
JPS5949737A (ja) * | 1982-09-16 | 1984-03-22 | 株式会社トプコン | 眼底カメラの照明装置 |
JPS59174144A (ja) * | 1983-03-22 | 1984-10-02 | キヤノン株式会社 | 眼科撮影装置 |
JPS6336251A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-16 | Dainippon Printing Co Ltd | スキヤナ用原稿貼付シ−トの作成装置 |
-
1992
- 1992-09-03 JP JP26075092A patent/JP3241454B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-09-02 US US08/115,058 patent/US5446509A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011143166A (ja) * | 2010-01-18 | 2011-07-28 | Kowa Co | 眼科撮影装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3241454B2 (ja) | 2001-12-25 |
US5446509A (en) | 1995-08-29 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |