JPH078459A - 眼科撮影装置 - Google Patents

眼科撮影装置

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JPH078459A
JPH078459A JP5176151A JP17615193A JPH078459A JP H078459 A JPH078459 A JP H078459A JP 5176151 A JP5176151 A JP 5176151A JP 17615193 A JP17615193 A JP 17615193A JP H078459 A JPH078459 A JP H078459A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
photographing
light source
observation
eye fundus
Prior art date
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Pending
Application number
JP5176151A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunobu Kobayashi
萬伸 小林
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH078459A publication Critical patent/JPH078459A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一の光源を使用して観察、撮影を行う。 【構成】 照明光源11からの光束を観察し易い明るさ
に調光する場合には、フィルタ13を回転して濃度の異
なるフィルタを選択し、テレビカメラ31で撮像した眼
底像をテレビモニタ33により観察する。撮影の際には
赤外フィルタ12、フィルタ13を照明光路から退避さ
せ、眼底Efを明るい可視光で照明し、シャッタ27を開
口してフィルム28で眼底像を撮影する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼科診療所等において
観察と撮影を行うための眼科撮影装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】このような装置の1つの従来例として、
図4に示す無散瞳眼底カメラの照明系が知られている。
この照明系では、連続点灯する観察光源1とキセノン放
電管等の撮影光源2がリレーレンズ3に関して略共役に
配置されている。なお、4はフィルタ、5はコンデンサ
レンズ、6はミラー、7はリングスリットである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例では、撮影時以前には全く発光していない撮影光源
2を、撮影時にのみ数mS〜十数mS程度の極く短時間
に高輝度で点灯させるために、次のような欠点がある。
【0004】(1) 短時間に電流を供給するための大型で
高価なコンデンサが必要である。
【0005】(2) 撮影光源2の光量を適正露光に制御す
る場合に制御が不確実になり易い。また、確実な制御を
行うためには複雑な或いは高価な回路や手段を必要とす
る。
【0006】(3) 撮影光源2が寿命或いは回路の不調等
で点灯しなくなっていても、撮影操作を行ってみるまで
分からない。
【0007】(4) 観察光源1と撮影光源2との2種類の
光源が必要である。
【0008】本発明の目的は、上述の欠点を解消し、同
じ光源により観察、撮影の両機能を行い得る眼科撮影装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係る眼科撮影装置は、連続点灯された光源
からの照明光を利用して観察及び撮影を行う眼科撮影装
置において、観察のための機能系にのみ作用する調光手
段と、撮影時に該調光手段の作用を無効化する無効化手
段とを有することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に係る眼科撮影装置によれば、連続点灯
の光源からの照明光を観察時には低光量に調光する調光
手段、及び撮影時には調光手段の調光機能を機能させず
に高光量にする無効化手段を作用させて、連続光源から
の照明により観察時は暗く撮影時は明るく照射する。
【0011】
【実施例】本発明を図1〜図3に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1は無散瞳眼底カメラに適用した
第1の実施例を示し、照明光源11から被検眼Eに至る
光路上には、赤外フィルタ12、フィルタ13、コンデ
ンサレンズ14、ミラー15、環状開孔を有するリング
スリット16、リレーレンズ17、中央に開孔を有する
有孔ミラー18、対物レンズ19が順次に配置されてい
る。ここで、照明光源11はコンデンサレンズ14、リ
レーレンズ17、対物レンズ19に関してそれぞれリン
グスリット16、有孔ミラー18、瞳孔部Eiと略共役に
配置されている。なお、フィルタ13は濃度が異なる複
数個のフィルタが光路に選択的に挿入できるように回転
自在にフィルタ枠20によって保持され、フィルタ枠2
0はソレノイド21の作動によりアーム22、可動ブロ
ック23により光路から外れるように移動できるように
なっている。
【0012】有孔ミラー18の孔部の後方には、光軸上
を左右方向に可動なフォーカスレンズ24、結像レンズ
25、可動ミラー26、シャッタ27、フィルム28が
順次に配列されている。また、可動ミラー26の反射方
向には、フィールドレンズ29、テレビレンズ30、赤
外域に感度を有するテレビカメラ31が設けられ、テレ
ビカメラ31の出力はケーブル32を介してテレビモニ
タ33に接続されている。
【0013】このような構成において、先ず観察時に
は、ソレノイド21により駆動されるアーム22は実線
位置にあり、フィルタ12、13も図示位置に、また可
動ミラー26も実線位置にある。
【0014】照明光源11からの照明光はフィルタ1
2、13を通過し、コンデンサレンズ14によりリング
スリット16の近傍、リレーレンズ17により有孔ミラ
ー18の近傍、対物レンズ19に瞳孔部Eiの近傍により
集光されて、眼底Efを赤外域光で照明する。眼底Efから
の反射光は右方へ進み、対物レンズ19により一旦結像
した後に、有孔ミラー18の中央開口部を通過し、フォ
ーカスレンズ24、結像レンズ25を経て可動ミラー2
6により上方へ反射され、フィールドレンズ29、テレ
ビレンズ30を経てテレビカメラ31で撮影され、その
電気信号はケーブル32によりテレビモニタ33に導か
れて、可視化された眼底像が表示される。
【0015】なお、観察し易い明るさに照明光を調光す
る場合には、フィルタ枠20を回転して濃度の異なるフ
ィルタ13を選択する。また、被検眼Eの屈折度に応じ
てテレビカメラ31の撮影面にピント合わせを行う場合
には、フォーカスレンズ24を移動して行われる。
【0016】次に、撮影を行う際には可動ミラー26を
点線位置に移動し、ソレノイド21を回転し、アーム2
2を点線位置方向に動かせば、可動ブロック23も上方
に移動するため、赤外フィルタ12、フィルタ13が照
明光路から退避し、眼底Efは明るい可視光で照明され
る。そして、シャッタ27を開口し、テレビカメラ31
の撮影面と共役に置かれたフィルム28に、その反射光
を導くことにより眼底像を撮影することができる。
【0017】図2は赤外フィルタ12及びフィルタ13
の退避のための移動を不要とした第2の実施例を示し、
図1と同一の符号は同一の部材を示している。照明光源
11の上方にはミラー41が配置され、このミラー41
の反射方向にフィルタ12、13、リレーレンズ42、
ミラー43が設けられ、照明光源11からの光束はこれ
らの光学部材を経て、照明光源11とコンデンサレンズ
14の間に配置された可動ミラー44に入射するように
されている。
【0018】観察時には可動ミラー44は実線位置にあ
り、照明光はミラー41、43、44の反射によりフィ
ルタ12、13を透過して図1と同条件となる。リレー
レンズ42は光束を上方に折曲経由するため光路が伸長
しても、図1の説明で述べた共役関係が得られるように
するためのレンズである。
【0019】撮影時には、フィルタ12、13は固定の
ままで、可動ミラー44を点線位置に移動すれば、照明
光源11からの光束は図1と同様にコンデンサレンズ1
4以降を進行する。
【0020】図3は第3の実施例として散瞳型眼底カメ
ラの例を示している。散瞳型眼底カメラでは、散瞳剤に
より散瞳された被検眼Eは可視光により照明され、検者
が直接観察するので赤外フィルタや赤外テレビカメラ等
は不要となる。可動ミラー26の反射方向にはフィール
ドレンズ29、ミラー51、接眼レンズ52が設けられ
ている。また、照明光源11の電源側には、スイッチ5
3が設けられ、このスイッチ53に並列に可変抵抗54
が接続されている。
【0021】観察時には、可変抵抗54によって調光さ
れた照明光源11からの照明光による眼底像が検者眼e
により観察される。撮影時には、可動ミラー26を点線
位置に移動した後にスイッチ53を閉じると、電源から
照明光源11に至る回路には抵抗54が介入しないた
め、電流が増加して照明光源11は明るく点灯される。
次いで、シャッタ27を開口しフィルム28により撮影
する。
【0022】なお、第1、第2の実施例での可視光照射
時間、第3の実施例でのスイッチ53の閉時間をコント
ロールすれば、シャッタ27は必ずしも必要ではない。
なお、本発明は眼底カメラ以外にフォトスリットランプ
等にも応用可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼科撮
影装置においては、単一の照明光源を連続点灯し光源光
を暗く調光して観察し、撮影時には明るく照明するよう
にしたことにより、次に挙げるような効果が得られる。
(イ) 撮影時の照明光量が簡単な低価格の手段例えば可変
抵抗等で安定して調整でき、小型化される。(ロ) 大型で
高価或いは高圧で危険な放電用コンデンサや放電管が不
要である。(ハ) 撮影以前に撮影光源が点灯していること
が確認できる。(ニ) スペアランプは1種類保有していれ
ばよく、その管理が容易である。(ホ) 光学部品が省略化
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】第2の実施例の構成図である。
【図3】第3の実施例の構成図である。
【図4】従来例の構成図である。
【符号の説明】
11 照明光源 13 フィルタ 18 有孔ミラー 19 対物レンズ 23 可動ブロック 26 可動ミラー 31 テレビカメラ 33 テレビモニタ 53 スイッチ 54 可変抵抗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続点灯された光源からの照明光を利用
    して観察及び撮影を行う眼科撮影装置において、観察の
    ための機能系にのみ作用する調光手段と、撮影時に該調
    光手段の作用を無効化する無効化手段とを有することを
    特徴とする眼科撮影装置。
  2. 【請求項2】 観察及び撮影のための光源を兼用するよ
    うにした請求項1に記載の眼科撮影装置。
JP5176151A 1993-06-22 1993-06-22 眼科撮影装置 Pending JPH078459A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5176151A JPH078459A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 眼科撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5176151A JPH078459A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 眼科撮影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH078459A true JPH078459A (ja) 1995-01-13

Family

ID=16008558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5176151A Pending JPH078459A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 眼科撮影装置

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JP (1) JPH078459A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003070745A (ja) * 2001-09-04 2003-03-11 Nidek Co Ltd 眼底カメラ
JP2005169098A (ja) * 2003-12-05 2005-06-30 Imedos Gmbh 万能形眼科検査装置及び眼科検査方法
EP2422692A1 (en) 2010-08-30 2012-02-29 Canon Kabushiki Kaisha Fundus imaging apparatus
JP2014200511A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 地方独立行政法人山口県産業技術センター 眼底撮影システムと眼底撮影方法

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