JPH067870A - ドラム缶の天板加工装置 - Google Patents

ドラム缶の天板加工装置

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JPH067870A
JPH067870A JP18991492A JP18991492A JPH067870A JP H067870 A JPH067870 A JP H067870A JP 18991492 A JP18991492 A JP 18991492A JP 18991492 A JP18991492 A JP 18991492A JP H067870 A JPH067870 A JP H067870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
top plate
carry
conveyor
feed bar
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18991492A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisato Matsushita
久人 松下
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Matsushita Giken KK
Original Assignee
Matsushita Giken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬入コンベアと搬出コンベアとを一本のフィ
ードバーによる搬送経路で接続し、この搬送経路の途中
に加工ステージを集約配置して天板の加工装置を小型・
簡略化する。 【構成】 搬入コンベア1の終端と搬出コンベア2の始
端との間に、ドラム缶の天板9の所定位置に穴を抜き絞
り加工する第1ステージ6及び該第1ステージ6で抜き
絞り加工された穴に口金を挿入してかしめ固定する第2
ステージ7を有するプレス機械3を設ける。搬入コンベ
ア1の終端から第1及び第2ステージ6,7を経て搬出
コンベア2の始端に至る中心線上に複数の受皿構造を設
けたフィードバー8を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドラム缶の天板に口金
を取付け加工する天板加工装置に関するもである。
【0002】
【従来の技術】従来におけるドラム缶の天板加工装置と
しては、特公昭47−14315号公報などに見られる
ように、左右一対のフィードバーを設けて搬送経路を形
成し、この搬送経路の途中に穴開け加工装置、封印リン
グ挿入装置、口金挿入装置及び口金かしめ装置を並設し
てトランスファラインを構成したものがある。
【0003】このような従来装置においては、加工ステ
ージが多いために装置が大掛かりとなるとともに、長大
なフィードバーを設ける必要性があり、しかも、天板
が、その供給及び取出し位置でフィードバーと緩衝する
という問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、搬入コンベアと搬出コンベアとを一本のフ
ィードバーによる簡潔構成の搬送経路で接続し、このフ
ィードバーにより形成された搬送経路の途中に加工ステ
ージを集約配置することにより、天板の加工装置を小型
・簡略化した天板加工装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明において課題を解
決するための手段は、ドラム缶の天板に口金を取付け加
工する天板加工装置であって、搬入コンベアと搬出コン
ベアとで挟まれた位置に設けられ天板の所定位置に穴を
抜き絞り加工する第1ステージ及び該第1ステージで抜
き絞り加工された穴に口金を挿入してかしめ固定する第
2ステージを設けたプレス機械と、前記搬入コンベアの
終端部から前記プレス機械の各ステージを経て当該搬入
コンベアの始端部に至りかつ中心線上に昇降並びに摺動
可能に配設されたフィードバーと、該フィードバーを中
心線に沿って摺動制御するアドバンス・リターン装置
と、前記フィードバーを摺動端部において昇降制御する
リフト・ダウン装置とを備え、天板に下方から当接して
位置決め係合する複数の受皿構造を前記フィードバーに
設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】搬入コンベア1の終端部まで搬送されてきた天
板9は、フィードバー8に設けている受皿構造27に載
置されてプレス機械3の第1ステージ6に運ばれる。第
1ステージ6においては、天板9の所定位置に抜き絞り
加工が行なわれる。なお、この抜き絞り加工により口金
30を取り付ける穴開け及びカーリングが行なわれる。
【0007】第1ステージ6において穴が抜き絞り加工
された天板9は、再びフィードバー8の受皿構造27に
載置されて第2ステージ7に運ばれる。なお、第1ステ
ージ6には搬入コンベア1の終端部から新たな天板が搬
入される。
【0008】第2ステージ7においては口金30の挿入
が行なわれた後に、この口金30のかしめ固定作業が行
なわれる。このようにして口金30が固定された天板9
は再び受皿構造27に載置されて搬出コンベア2の始端
部に運ばれ、第1ステージ6及び第2ステージ7にそれ
ぞれ搬入コンベア1及び第1ステージ6から天板が順送
り供給されるために、搬入コンベア1から搬出コンベア
2に搬送される間に天板の加工が終了する。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係るドラム缶の天板加工装置
を示す全体の平面図、図2は図1の正面図、図3はフィ
ードバーの平面図、図4は図3のA−A断面図、図5は
第1ステージ及び第2ステージの概略正面図、図6は天
板の加工手順を示す断面図、図7はフィードバーのアド
バンス・リターン装置の具体例を示す正面図、図8はフ
ィードバーのリフト・ダウン装置の具体例を示す断面図
である。
【0010】これらの図において、ローラコンベアで構
成された搬入コンベア1の終端部と同じくローラコンベ
アで構成された搬出コンベア2の始端部との間にプレス
機械3を設けている。
【0011】プレス機械3はトランスファプレスで構成
されており、そのボルスタ4には搬入コンベア1側から
搬出コンベア2に向けてアイドルステージ5と、第1ス
テージ6及び第2ステージ7を設けている。又、前記搬
入コンベア1の終端部と搬出コンベア2の始端部とを結
ぶフィードバー8を設け、このフィードバー8による搬
送経路内に前記各ステージ5,6,7を位置させること
により、搬入コンベア1の終端部まで運ばれてきた天板
9をフィードバー8によってアイドルステージ5に搬入
した後に、このアイドルステージ5から第1ステージ6
を経て第2ステージ7に搬送し、さらに、第2ステージ
7から搬出コンベア2の始端部に搬出するようにしてい
る。
【0012】フィードバー8は、図1に示すように搬入
コンベア1の終端部、アイドルステージ5、第1ステー
ジ6、第2ステージ7及び搬出コンベア2の始端部の中
心を結ぶ直線に沿う一本の棒状体で構成されている。そ
して、該フィードバー8を摺動制御するアドバンス・リ
ターン装置11及び昇降制御するリフト・ダウン装置2
2を設けている。
【0013】アドバンス・リターン装置11は、図7に
示すようにモータ12によって回転駆動される円筒カム
13と、このカム13に下端を噛合係合保持させたアー
ム14と、このアーム14の上端に第1リンク15を介
して連結されたレバー16と、フレーム17に取り付け
たガイドレール18に摺動自在に取り付けたスライダ1
9と、このスライダ19を前記リンク16の先端に連結
する第2リンク20とで主要部を構成している。又、前
記スライダ19の上面に突設したピン21に前記フィー
ドバー8を昇降自在に挿入係合させることにより、モー
タ12によって円筒カム13が回転駆動されると、アー
ム14及び第1リンク15を介してレバー16が実線で
示す位置と2点鎖線で示す位置との間で揺動駆動される
ようにしている。
【0014】レバー16が揺動駆動されると、このレバ
ー16に第2リンク20を介して連結されているスライ
ダ19がピン21と一体となって実線で示す位置と2点
鎖線で示す位置との間で往復駆動されてフィードバー8
をアドバンス・リターン運動させるようになっている。
【0015】一方、リフト・ダウン装置22は、図7及
び図8に示すように構成されており、フィードバー8に
摺動自在に係合保持されたフィードバー受け23と、こ
のフィードバー受け23を昇降駆動するエアシリンダ2
4とで構成されており、該エアシリンダ24に供給され
るエアを制御することにより、フィードバー8がアドバ
ンス・リターンの端部に位置している時にフィードバー
受け23を介してフィードバー8をリフト・ダウン作動
させるようにしている。25はピストン、26はピスト
ンロッドである。
【0016】図3,図4において、フィードバー8の上
面に受皿構造27をアドバンス・リターン運動のストロ
ークと同一のピッチで取り付けている。受皿構造27
は、天板9に下方から当接する一対のプレート28の上
面両端に位置決めピン29を立設して構成されており、
天板9に下方から当接係合して次のステージに搬送す
る。
【0017】なお、前記各ステージ5,6,7の間隔及
び搬入コンベア1の終端とアイドルステージ5との間隔
並びに第2ステージ7と搬出コンベア2の始端部との間
隔をフィードバー8のアドバンス・リターン運動のスト
ロークとを一致させることにより、フィードバー8が駆
動されると、搬入コンベア1の終端部、アイドルステー
ジ5、第1及び第2ステージ6,7の天板がそれぞれア
イドルステージ5、第1及び第2ステージ6,7及び搬
出コンベア2の始端部に搬送されるようになっている。
【0018】又、前記プレス機械3の第1ステージ5に
おいては、図6に示すようにフィードバー8で搬送され
てきた天板9に穴開け及びカーリングが行なわれ、第2
ステージ6においては口金30の挿入及びかしめ固定が
行なわれるようになっている。31は口金30を第2ス
テージ7に供給するパーツフィーダ、32は制御盤、3
3は搬入コンベア1に天板9を供給するシュート、34
は搬出コンベア2の終端部から天板9を排出するシュー
トである。
【0019】以上のように構成された実施例において、
搬入コンベア1の終端部まで搬送されてきた天板9は、
フィードバー8に設けている受皿構造27に載置されて
プレス機械3のアイドルステージ5に運ばれる。アイド
ルステージ5に運ばれてきた天板9は、フィードバー8
によって第1ステージ6に運ばれ、この第1ステージ6
に運ばれてきた天板9は、所定の位置に口金装着穴10
が開けられるとともに、この口金装着穴10のカーリン
グが行なわれる。
【0020】第1ステージ5で穴10が抜き絞り加工さ
天板9は、再びフィードバー8の受皿構造27に載置さ
れて第2ステージ7に運ばれる。なお、第1ステージ5
にはアイドルステージ5から新たな天板9が搬入され、
アイドルステージ5には搬入コンベア1の終端部から新
たな天板9が搬入されて第1ステージ6への搬送を待機
する。
【0021】第2ステージ7においては、パーツフィー
ダ31から供給された口金30の挿入と、この口金30
のかしめ固定作業が行なわれる。そして、このようにし
て口金30が固定された天板9は再び受皿構造27に載
置されて搬出コンベア2の始端部に運ばれ、第1ステー
ジ6及び第2ステージ7にそれぞれアイドルステージ5
及び第1ステージ6から天板9が順送り供給される。
【0022】従って、搬入コンベア1から天板9を供給
すれば、この搬入コンベア1から搬出コンベア2に供給
される搬送途中において穴10開け及び口金30の取付
けが完了されるために、搬出コンベア2から加工が完了
した天板9が搬出される。
【0023】このように、搬入コンベア1から搬出コン
ベア2に天板を搬送するフィードバー8は、前記両コン
ベア1,2の中心を結ぶ中心線に沿ってアドバンス・リ
ターン運動しつつ、その移動端部においてリフト・ダウ
ン運動し、このフィードバー8に設けている受皿構造2
7に天板9を載置してこれを間歇搬送するものであり、
フィードバー8の支持装置及び駆動装置が簡略化され
る。さらに、第1及び第2ステージ6,7の間隔を前記
フィードバー8のアドバンス・リターン運動のストロー
クと一致させるとともに、これら2つのステージ6,7
においてすべての加工を終了するようにしているために
天板加工装置が小型化する。
【0024】実施例では、3ステージのトランスフアプ
レスを用いて一つのステージをアイドルステージとして
利用しているが、2ステージのトランスファプレスを用
いてアイドルステージを省略して装置をより小型化する
こともできる。又、実施例では円筒カムによるアドバン
ス・リターン装置11及びエアシリンダによるリフト・
ダウン装置22を用いているが、アドバンス・リターン
装置11及びリフト・ダウン装置22の具体構成は実施
例に限定されない。
【0025】
【発明の効果】本発明は、搬入コンベアと搬出コンベア
とを一本のフィードバーによる簡潔構成の搬送経路で接
続し、このフィードバーにより形成された搬送経路の途
中に加工ステージを集約配置したものであるから、天板
の加工装置を小型・簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドラム缶の天板加工装置の一実施
例を示す全体の平面図。
【図2】図1の正面図。
【図3】フィードバーの平面図。
【図4】図3のA−A断面図。
【図5】第1ステージ及び第2ステージの概略正面図。
【図6】天板の加工手順を示す断面図。
【図7】アドバンス・リターン装置の具体例を示す正面
図。
【図8】リフト・ダウン装置の具体例を示す断面図。
【符号の説明】
1 搬入コンベア 2 搬出コンベア 3 プレス機械 4 ボルスタ 5 アイドルステージ 6 第1ステージ 7 第2ステージ 8 フィードバー 9 天板 10 口金装着穴 11 アドバンス・リターン装置 12 モータ 13 円筒カム 14 アーム 15 第1リンク 16 レバー 17 フレーム 18 ガイドレール 19 スライダ 20 第2リンク 21 ピン 22 リフト・ダウン装置 23 フィードバー受け 24 エアシリンダ 25 ピストン 26 ピストンロッド 27 受皿構造 28 プレート 29 ピン 30 口金 31 パーツフィーダ 32 制御盤 33 シュート 34 シュート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム缶の天板に口金を取付け加工する
    天板加工装置であって、搬入コンベアと搬出コンベアと
    で挟まれた位置に設けられ天板の所定位置に穴を抜き絞
    り加工する第1ステージ及び該第1ステージで抜き絞り
    加工された穴に口金を挿入してかしめ固定する第2ステ
    ージを設けたプレス機械と、前記搬入コンベアの終端部
    から前記プレス機械の各ステージを経て当該搬入コンベ
    アの始端部に至りかつ中心線上に昇降並びに摺動可能に
    配設されたフィードバーと、該フィードバーを中心線に
    沿って摺動制御するアドバンス・リターン装置と、前記
    フィードバーを摺動端部において昇降制御するリフト・
    ダウン装置とを備え、天板に下方から当接して位置決め
    係合する複数の受皿構造を前記フィードバーに設けたこ
    とを特徴とするドラム缶の天板加工装置。
JP18991492A 1992-06-24 1992-06-24 ドラム缶の天板加工装置 Withdrawn JPH067870A (ja)

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JP18991492A JPH067870A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 ドラム缶の天板加工装置

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JPH067870A true JPH067870A (ja) 1994-01-18

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831